JPH0698975A - 遊技機用釘間隔測定装置 - Google Patents

遊技機用釘間隔測定装置

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JPH0698975A
JPH0698975A JP27340892A JP27340892A JPH0698975A JP H0698975 A JPH0698975 A JP H0698975A JP 27340892 A JP27340892 A JP 27340892A JP 27340892 A JP27340892 A JP 27340892A JP H0698975 A JPH0698975 A JP H0698975A
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重道 石崎
Tetsuo Imada
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計測が容易で、計測データがディジタル値で
表示・出力され、データの事後処理も容易な遊技機用釘
間隔測定装置を提供する。 【構成】 パチンコ球と略同一形状の球を分割した分球
部2R,2Lの各々に釘係止突起3R,3Lを設け対向
間隙Gを配して対向させその最厚点P1 、P2 で1対の
障害釘に接触させ、対向間隙Gを伸縮調整するバネ8
と、動作のON/OFF制御を行うスイッチ6と、スイ
ッチ6がONされた時の釘間隔の読取値をディジタル信
号として出力するロータリーエンコーダ17およびカウン
タ35と、障害釘の間隔値をディジタル値で算出するCP
U31とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機等の遊技機
に植設される障害釘の間隔を測定する遊技機用釘間隔測
定装置に係り、特に、釘間隔をディジタルデータとして
測定出力可能な遊技機用釘間隔測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機等の遊技機の遊技盤上
に植設される障害釘の間隔を測定しうる釘間隔測定装置
としては、実開平3−33302号公報に記載されたも
のが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の釘
間隔測定装置においては、釘に接触させるゲージ部が最
適な位置に到達したか否かは測定者の熟練に任されてい
ること、表示されるデータ値は円周目盛板上を回転する
指針を測定者が目視により読み取らねばならず、指針の
振れが落ち着くまで暫時時間がかかること、読取誤差の
発生は避け難いこと、読み取ったデータ値をコンピュー
タ等により整理あるいは処理しようとした場合には改め
てデータ入力しなければならないこと等、解決すべき課
題が残されていた。本発明は、これらの問題点を解決す
るためになされたものであり、計測が容易で、計測デー
タがディジタル値で表示・出力され、かつ、データの事
後処理も容易な遊技機用釘間隔測定装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る遊技機用釘間隔測定装置は、遊技機用
遊技球と略同一形状の球を分割してなる2個の分球部の
各々に1個ずつ釘係止突起を設けるとともに当該2個の
分球部を所定の対向間隙を配して対向させ当該2個の釘
係止突起および当該2個の分球部上の最大厚みの点であ
る最厚点において測定すべき1対の遊技機障害釘の内法
間隔をなす2個の内法点に接触するように構成された釘
接触ゲージ手段と、当該釘接触ゲージ手段の2個の分球
部が測定すべき1対の遊技機障害釘に自在に追随するよ
うに前記対向間隙を伸縮調整するゲージ間隙調整手段
と、動作制御信号を発することにより測定動作の実行ま
たは測定動作の停止を制御する動作制御手段と、測定を
実行すべき当該動作制御信号が発せられた場合には、そ
の時点における前記2個の最厚点間の距離の読取値を読
取ディジタルデータ信号として出力するゲージ間隔読取
手段と、測定すべき1対の遊技機障害釘の内法間隔値を
当該読取ディジタルデータ信号に基づいて演算し出力す
るデータ演算出力手段と、を備えて構成される。
【0005】
【作用】上記構成を有する本発明に係る遊技機用釘間隔
測定装置によれば、測定すべき1対の遊技機障害釘に釘
係止突起を係止させれば、自動的に釘接触ゲージ手段の
2個の分球部の2個の最厚点が障害釘の2個の内法点に
接触するように上記分球部および釘係止突起が形成され
ている。したがって、釘に接触させるゲージ部が最適な
位置に到達したか否かの判断は不要であり熟練測定者で
なくても容易に釘間隔の正確な測定ができる。また、測
定者が、測定すべき1対の遊技機障害釘に釘係止突起を
係止させた後、動作制御手段を操作し、測定動作を実行
すべき動作信号を出力させれば、ゲージ間隔読取手段が
その時点の2個の最厚点間の距離の読取り、その読取値
を読取ディジタルデータ信号としてデータ演算出力手段
に出力する。データ演算出力手段は、測定すべき1対の
遊技機障害釘の内法間隔Dをディジタル値で算出する。
そして、データ出力手段が当該値Dを有するディジタル
データ信号を釘内法間隔データ信号または釘中心間隔デ
ータ信号として出力する。したがって、従来のアナログ
式の釘間隔測定装置と比べ、指針等が落ち着くまでの時
間等も含め、測定データをディジタル値で自動的に表示
可能であり、読取誤差も生じない。さらに、読み取った
データを直接コンピュータ等にデータ転送等すれば、即
座にデータの整理あるいは処理が可能で、改めてデータ
入力を行う必要はない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。本発明の一実施例であるネイルゲージ機1の構
成を図1ないし図6に示す。ネイルゲージ機1は、図に
示すように、釘係止突起3R,3Lを設けた接触ゲージ
部2R,2Lと、この接触ゲージ部2R,2Lに接続す
る杆体4R,4Lと、この杆体4R,4Lの動きにより
遊技機障害釘の釘間隔を計測しデータ表示・データ出力
等を行う計測制御部5と、を備えて構成される。計測制
御部5には、測定動作のON(動作実行)、OFF(動
作停止)を行うスイッチ6、測定した釘間隔データをデ
ィジタル値で数値表示するデータ表示窓9、操作キー2
8、電源スイッチ23、全データ消去キー30が設けら
れている(図1、2)。この場合、接触ゲージ部2R,
2Lは釘接触ゲージ手段に相当している。
【0007】ここで、このネイルゲージ機1における接
触ゲージ部2R,2Lおよび釘係止突起3R,3Lのさ
らに詳細な構成と遊技機の障害釘との関係を図3に基づ
いて説明する。図3は、図2における接触ゲージ部2
R,2Lおよび釘係止突起3R,3Lをその後方側、す
なわち、計測制御部5の側から眺めた図である。図に示
すように、この接触ゲージ部2R,2Lは、パチンコ機
等の遊技機に用いられる遊技球と略同一の形状を持つ鋼
球(例えば、直径10.99 〜11.04 mmの鋼球)を2個の
分球部に分割した形状を有しており、その後方から見る
と、等しい最大厚みB(例えば、長さ5.495 〜5.52m
m)を持つ。そして、2個の分球部2R,2Lは所定の
対向間隙Gを配して互いに対向するように配置される。
また、この2個の分球部2R,2Lの厚みが最大(すな
わち厚みB)となる点である最厚点P1 およびP2 にお
いてこの2個の分球部2R,2Lが遊技機障害釘40,
40の内法間隔の点である内法点P3 およびP4 に各々
接触するとき、釘係止突起3R,3Lが丁度遊技機障害
釘40,40の頭部の点P5 およびP6 に接触するよう
に釘係止突起3R,3Lが設けられている。遊技機障害
釘40の直径をA(例えば、1.85mm)とすると、遊技
機障害釘40,40の内法間隔Dおよび釘中心間隔L
は、それぞれ下記の式、 D=2×B+G ……………(1) L=2×B+G+A ……………(2) により求められる。
【0008】この場合、上記の図3の例では、遊技機障
害釘40,40の点P3 とP5 のなす中心角、および点
P4 とP6 のなす中心角は、両者とも90度の例につい
て説明したが、これは、必ずしも90度である必要はな
く、例えば、75度、120度等であってもかまわな
い。要は、このネイルゲージ機1を使用する測定者が、
測定すべき1対の遊技機障害釘40,40にこの釘係止
突起3R,3Lを係止(載置)させたとき、自動的に接
触ゲージ部の2個の分球部2R,2Lの2個の最厚点が
P1 とP2 が障害釘40,40の2個の内法点P3 とP
4 に接触するように上記分球部2R,2Lおよび釘係止
突起3R,3Lとが形成されていればよいのである。
【0009】そして、図5に示すように、上記ネイルゲ
ージ機1の機械的部分である計測機構7においては、上
記杆体4R,4Lは、各々杆体回動軸12R,12Lに
より回動自在に支持され、杆体4R,4Lの間にはバネ
8が設けられ、杆体4R,4Lは、その外側へ開く方向
に付勢されている。したがって、2個の分球部2R,2
Lは、測定すべき1対の遊技機障害釘の間隔に応じて自
在に追随する。また、杆体4R,4Lの尾部には、歯車
の歯列の一部が形成され、それらの歯列は平歯車等の歯
車13の歯と噛み合っている。
【0010】また、図4に示すように、この歯車13
は、歯車回動軸14に取り付けられており、歯車13は
回動自在に設けられている。歯車回動軸14には、ディ
スク16が設けられており、その表面と裏面を挟み込む
ようにしてロータリーエンコーダ17が配置されてい
る。ロータリーエンコーダ17は、ディスク16の回転
変位を2相のパルス信号(ディジタル信号)として出力
する。
【0011】また、スイッチ6からのONまたはOFF
の動作は、レリーズ21を介して計測機構7に伝えられ
る。そして、ONの場合は、上記のようにして釘間隔を
示すディジタル信号がCPU基板24に送られ、CPU
基板24から演算出力されたディジタル計測データは、
図示しないリード線を介して液晶表示器15に送られ、
データ表示窓9を通して測定者に表示される。さらに、
CPU基板24から演算出力されたディジタル計測デー
タは、RS232Cドライバ26で処理された後、RS
232C形式の通信用コネクタ29により外部に転送出
力される(図4)。
【0012】上記において、スイッチ6からのONまた
はOFFの動作を伝達する機構は、レリーズに限定され
ず、他の機構、例えば機械的伝達機構、電気的スイッチ
とアクチュエータ等であってもかまわない。また、図
1、図4に示すように、レンジ切換機構10を設け、釘
間隔が通常の場合(例えば、釘間隔が12mm程度)と、
釘間隔が広い場合(例えば、釘間隔が14mm程度)とで
バネ8の付勢力や上記の対向間隙Gを変化させてもよ
い。
【0013】この場合、バネ8はゲージ間隙調整手段に
相当し、スイッチ6は動作制御手段に相当し、ディスク
16とロータリーエンコーダ17とはゲージ間隔読取手
段を構成している。
【0014】次に、上記の各基板の電気的な構成をブロ
ック図で図6に示す。図6に示すように、このネイルゲ
ージ機1には、データ信号やコントロール信号の授受の
ためのバスと、このバスに接続され外部の操作キー28
等からの指令により、あるいは予め設定された動作プロ
グラムにより情報処理・制御全体を司るCPU31(Ce
ntral Processing Unit:中央処理装置)と、バスに接
続されCPU31の動作プログラムデータ等を格納する
ROM(Read Only Memory:読出専用メモリ)34と、
バスに接続されCPU31の処理途中のデータ等を一時
的に格納するRAM(Random Access Memory:随時読出
し書込み可能メモリ)33と、ロータリーエンコーダ1
7から送出されてくる読取ディジタルデータ信号である
A相、B相の2相パルス信号内のクロックパルス数をカ
ウントするカウンタ35と、を備えている。CPU31
はカウンタ35からのカウント信号から測定すべき遊技
機障害釘の内法間隔Dおよび釘中心間隔Lをディジタル
値で算出する。算出された釘間隔データは、8桁2行の
液晶表示器15に送られ数値表示される。
【0015】また、RS232Cドライバ26は、上記
の内法間隔Dおよび釘中心間隔Lのディジタル値を表現
したディジタルデータ信号をそれぞれ釘内法間隔データ
信号および釘中心間隔データ信号としてシリアルデータ
化し、このシリアルデータを通信用コネクタ29を介し
て外部に出力する。
【0016】また、上記の各基板等には、電源39から
電源用コネクタ18(図4)を介して動作電源が供給さ
れる。この動作電源は、外部電源だけに限られず、電
池、バッテリー等の内蔵電源であってもかまわない。
【0017】また、上記においては、上記基板内に遅延
回路等を設け、接触ゲージ部2R,2Lが釘の間に挿入
された場合に一旦縮み、次いでバネ8の弾性復元力によ
り接触ゲージ部2R,2Lが釘の内面に追随するまでの
期間(例えば、ゲージの接触から0.5秒間など)、デ
ータの取り込みを一時行わず、接触ゲージ部2R,2L
が釘の内面に十分追随した後にデータを取り込むような
構成としてもかまわない。
【0018】ここで、上記データ処理基板24における
演算処理について説明しておく。遊技機障害釘40,4
0の内法間隔Dおよび釘中心間隔Lは、上記の式(1)
および(2)によって与えられる。値A、Bは既知の値
であるが、対向間隙Gは釘の間隔によって変化する。し
たがって、この値Gを検出することにより遊技機障害釘
40,40の内法間隔Dおよび釘中心間隔Lを算出する
ことが可能である。
【0019】あるいは、図7に示すように、ある基準の
場合の接触ゲージ部2R,2Lの最厚点P1 およびP2
の間の距離Do を示すカウンタ35からの読取ディジタ
ルデータ信号の値をSo としたとき、図7(A)のよう
にカウンタ出力のディジタル読み値Sと距離Dとの間に
直線比例関係がある場合には、読取ディジタルデータ信
号の値がSの場合の遊技釘の内法間隔Dは、例えば、下
式、 D=Do ×S/So ……………(3) あるいは、この直線の傾きをθとしたときには、下式、 D=Do +(S−So )×tan θ ……………(4) 等により算出できる。上記の式(3)、(4)における
So やtan θの値は、予めこのネイルゲージ機1を製造
するときに測定しておき、上記ROM34等に書込んで
おいてもよいし、実際の計測前に、分球部2R,2Lを
密着させたとき(すなわちG=0のとき)のカウンタの
読み値を2Bとするなどのキャリブレーションを行い、
上記RAM33等に格納しておいて用いてもよい。
【0020】また、カウンタの出力のディジタル読み値
Sと距離Dとの間の関係が図7(B)に示すような、 D=f(S) ……………(5) の場合にも、キャリブレーションによりDの値を算出す
ることができる。上記のようにして遊技機障害釘の内法
間隔Dが算出されれば、遊技機障害釘の釘中心間隔L
は、下式、 L=D+A ……………(6) により求めることができる。
【0021】図8は、上記のネイルゲージ機1の実際の
使用時における接続例を示したものである。図に示すよ
うに、このネイルゲージ機1は、バッテリー等の電源3
9から動作電源を得て、釘間隔をディジタル値で計測
し、計測したディジタルデータをコネクタを介してホス
トコンピュータ50に転送するように接続される。
【0022】上記のネイルゲージ機1には、図2に示す
ように、上記CPU31に外部から制御指令を与えるた
めの操作キー28が設けられている。操作キー28の操
作は、図4に示すキースイッチ基板22によって電気信
号に変換されCPU31に送られる。
【0023】次に、上記の操作キー28の操作および液
晶表示器15におけるデータ表示の例について説明す
る。この液晶表示器15は、図9ないし図11に示すよ
うに、8桁2行の表示が可能な液晶表示器である。
【0024】まず、図2に示す操作キー28の機能を説
明する。「次の台」キーを押すと台番号がキー入力毎に
1だけ繰り上がる。「測定入力」キーは、釘間隔を入力
するキーであるが、このキーは釘が調整されていない場
合の釘間隔データ入力に用いる。ある釘のデータ入力後
はその次の釘番号が表示される。「↓前」,「↑次」等
の矢印キーを用いれば、任意の釘番号の釘間隔データを
入力することができる。「調整入力」キーは、釘間隔調
整後のデータを入力するキーである。この場合も、ある
釘のデータ入力後はその次の釘番号が表示される。ま
た、「↓前」,「↑次」等の矢印キーを用いれば、任意
の釘番号の釘間隔データを入力することができる。「実
行」キーは、設定の実行キーであり、例えば、基準ゲー
ジ設定、新データ消去設定等の場合に使用する。
「←」,「→」,「↓前」,「↑次」の矢印キーは、桁
や番号を選択するため等に使用する。
【0025】次に、図9(A)に、液晶表示器15の標
準表示内容を示す。図9(A)において、「台番」は、
パチンコ台番号を示し、「釘番」は、測定する釘番号を
示している。また、調整欄に表示された星型印は、釘調
整がされていることを示している。「前データ」とは前
回に測定した時のデータであり、この前データは上記の
測定入力キーあるいは調整入力キーで入力した場合に今
回測定した新たな新データの値に更新される。データの
数字は、12.00mmを基準とした場合の値を1/10
0mm単位で表示するものとし、釘間隔12.00mmの場
合に「000」と表示する。データは3桁で表示され、
右端から4桁目(図上空欄となっている)には、釘間隔
が12.00mmより広い場合は「+」を、狭い場合は
「−」を表示する。「新データ」とは、今回測定したデ
ータであり、この新データは、次回の測定データが測定
入力キーあるいは調整入力キーで入力された場合、また
は当該新データが消去されるまで本体内に記憶される。
したがって、図9(A)は、パチンコ台番号1番の台の
釘番号Aの釘のデータであって、前回の釘間隔データは
12.55mmであり、その後釘間隔が調整され、今回の
釘間隔データは12.77mmであることを示している。
【0026】次に、操作の手順を説明する。図9(B)
は、電源立上げ時の基準ゲージによる初期設定モード
(設定1)を示している。本実施例では、この初期設定
を行わないと、次の動作に移行できないようになってい
る。この場合には、まず基準ゲージ(12.00mmのゲ
ージ等)を上記の接触ゲージ部にセットするなどし、実
行キーで初期設定を行う。
【0027】次に、実行キーを操作すると、設定2に移
行する。設定2の表示例を図10(A)に示す。ここ
で、カーソルを矢印キーで「YES」の星印か「NO」
の星印かのいずれかの上に移動させることにより、「Y
ES」か「NO」を選択した後、実行キーを押す。「Y
ES」を押すと、前回の「新データ」の欄は消去され、
空欄となる。この「YES」か「NO」の選択が実行さ
れると、上述した標準表示に移行する。
【0028】新データ消去後にこの標準表示に移行した
場合は、カーソルが、図10(B)に示すように、台番
号の1桁目の位置に表示される。図に示すように、前デ
ータには前回入力されたA釘データ(図9(A)におけ
る「077」)が表示され、今回の新データは、現在測
定中のデータ「099」が表示される。台番号の変更
は、「←」,「→」,「↓前」,「↑次」の矢印キーに
より行うことができる。すなわち、「←」,「→」のキ
ーによりカーソルを台番号の各桁の位置まで移動させ、
「↓前」,「↑次」のキーにより数字を変更するのであ
る。
【0029】次に、台番号の設定が終了した後、釘番号
を同様に矢印キーにより行う。釘番号が設定されると、
前データの欄には、その釘番号の前回入力されたデータ
(図10(B)では「077」)が表示される。
【0030】釘番号設定後、データ入力は、その釘が前
回から今回の間に釘間隔調整されたか否かにより、釘調
整後であれば調整入力キーを使用し、測定のみであれば
測定入力キーを使用してデータ入力を行う。釘番は、デ
ータ入力を行う毎に1だけ繰り上がるが、矢印キーによ
り任意の釘番に変更してデータ入力を行ってもよい。
【0031】1つの台での測定が終了した場合、「次の
台」キーを押すと台番号が1だけ繰り上がる。それ以外
の場合で台番号を変更するときは、矢印キーを使用す
る。台番号変更設定後は、上記と同様にして、釘番号の
設定、データ入力の順にデータ測定を繰り返し行う。
【0032】標準表示中に初期設定が必要な場合は、
「実行」キーを押すことにより、表示は「設定1」に変
更され初期設定を行うことができる。そして、初期設定
後、「設定2」になり、「新データ消去YES?」と表
示されるので、矢印キーにより「NO」を選択し「実
行」キーを押せば再び標準表示状態となる。
【0033】遊技店内の管理装置等との通信は、RS2
32Cケーブルを使用し、管理装置からの通信要求によ
り通信を行う。また、全データ消去は、図2に示す「R
ST」キー30を押すことにより行うことができる。
【0034】また、図11(A)の表示がされた場合
は、バッテリー電圧が不足していることを表しており、
新しいバッテリーとの交換時期を示している。また、図
11(B)の表示は、メモリバッテリーの電圧不足を表
している。この場合には、前データおよび新データが消
去されるおそれがあるので、ただちに管理装置等へデー
タ転送を行い、一旦使用を中止する必要がある。
【0035】上記のようにして計測された釘間隔データ
は逐次データ転送するようにしてもよいし、1台の遊技
機のデータ、あるいは遊技店における1つの遊技機の島
ごとの全データを一旦上記RAM33等に格納し、全デ
ータ収集後にまとめてデータ転送してもかまわない。
【0036】次に、図12に、本発明の他の実施例であ
るネイルゲージ機1Aの構成を示す。このネイルゲージ
機1Aは、図に示すように、釘係止突起3Aを設けた接
触ゲージ部2Aと、この接触ゲージ部2Aに接続する杆
体4Aと、この杆体4Aの動きにより遊技機障害釘の釘
間隔を計測しデータ表示・データ出力等を行う計測制御
部5Aと、を備えて構成される。計測制御部5Aには、
測定動作のON(動作実行)、OFF(動作停止)を行
うスイッチ6A、測定した釘間隔データをディジタル値
で数値表示するデータ表示窓9A、操作キー28A、電
源スイッチ23A、全データ消去キー30A、テンキー
36が設けられている。上記の釘係止突起3A、接触ゲ
ージ部2A、杆体4Aは、左右2つの部分に分かれてい
ることは、図1のネイルゲージ機1と同様である。ま
た、内部の構成等は、図1に示すネイルゲージ機1と同
様である。本発明に係る釘間隔測定装置は、図12に示
すように、卓上電子計算機のような形態を有していても
よい。
【0037】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特
許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な
構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる
ものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0038】例えば、上記実施例においては、ゲージ間
隔読取手段として、ロータリーエンコーダとパルスカウ
ンタを用いる例について説明したが、これは、距離を検
出できる手段であれば、いかなる形式のものであっても
よく、電気的、磁気的、光学的、機械的等、種類を問わ
ない。また、データ出力手段についても、シリアルデー
タ転送方式のみならず、パラレルにデータ転送を行う方
式であってもかまわない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、上記構成を有する
本発明に係る遊技機用釘間隔測定装置によれば、測定す
べき1対の遊技機障害釘に釘係止突起を係止させれば、
自動的に釘接触ゲージ手段の2個の分球部の2個の最厚
点が障害釘の2個の内法点に接触するように上記分球部
および釘係止突起が形成されている。したがって、釘に
接触させるゲージ部が最適な位置に到達したか否かの判
断は不要であり熟練測定者でなくても容易に釘間隔の正
確な測定ができる。また、測定者が、測定すべき1対の
遊技機障害釘に釘係止突起を係止させた後、動作制御手
段を操作し、測定動作を実行すべき動作信号を出力させ
れば、ゲージ間隔読取手段がその時点の2個の最厚点間
の距離の読取り、その読取値を読取ディジタルデータ信
号としてデータ演算出力手段に出力する。データ演算出
力手段は、測定すべき1対の遊技機障害釘の内法間隔D
をディジタル値で算出する。そして、データ出力手段が
当該値Dを有するディジタルデータ信号を釘内法間隔デ
ータ信号として出力する。したがって、従来のアナログ
式の釘間隔測定装置と比べ、指針等が落ち着くまでの時
間等も含め、測定データをディジタル値で自動的に表示
可能であり、読取誤差も生じない、という利点を有して
いる。さらに、読み取ったデータを直接コンピュータ等
にデータ転送等すれば、即座にデータの整理あるいは処
理が可能で、改めてデータ入力を行う必要はない、とい
う利点をも有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるネイルゲージ機の全体
構成を示す側面図である。
【図2】図1に示すネイルゲージ機の背面の構成を示す
背面図である。
【図3】図1に示すネイルゲージ機における接触ゲージ
部および釘係止突起の構成と障害釘との関係を示す図で
ある。
【図4】図1に示すネイルゲージ機における計測制御部
の内部構成を示す側面断面図である。
【図5】図4に示すネイルゲージ機における計測機構の
詳細構成を示す平面図である。
【図6】図5に示すネイルゲージ機における各基板内の
さらに詳細な構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示すデータ処理基板における数値演算処
理を説明する概念図である。
【図8】本実施例のネイルゲージ機の使用時における接
続構成を示す図である。
【図9】本実施例のネイルゲージ機の使用時におけるデ
ータ表示の例を示す図(1)である。
【図10】本実施例のネイルゲージ機の使用時における
データ表示の例を示す図(2)である。
【図11】本実施例のネイルゲージ機の使用時における
データ表示の例を示す図(3)である。
【図12】本発明の他の実施例であるネイルゲージ機の
全体構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1A ネイルゲージ機 2R,2L,2A 接触ゲージ部 3R,3L,3A 釘係止突起 4R,4L,4A 杆体 5,5A 計測制御部 6,6A スイッチ 7 計測機構 8 バネ 9,9A データ表示窓 10 レンジ切換機構 12R,12L 杆体回動軸 13 歯車 14 歯車回動軸 15 液晶表示器 16 ディスク 17 ロータリーエンコーダ 18 電源用コネクタ 20 2次コイル 21 レリーズ 22 キースイッチ基板 23,23A 電源スイッチ 24 CPU基板 25 I/O基板 26 RS232Cドライバ 27 リセットボタン 28,28A 操作キー 29 通信用コネクタ 30,30A 全データ消去キー 31 CPU 33 RAM 34 ROM 35 カウンタ 36 テンキー 39 電源 40 障害釘 50 ホストコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機用遊技球と略同一形状の球を分割
    してなる2個の分球部の各々に1個ずつ釘係止突起を設
    けるとともに当該2個の分球部を所定の対向間隙を配し
    て対向させ当該2個の釘係止突起および当該2個の分球
    部上の最大厚みの点である最厚点において測定すべき1
    対の遊技機障害釘の内法間隔をなす2個の内法点に接触
    するように構成された釘接触ゲージ手段と、 当該釘接触ゲージ手段の2個の分球部が測定すべき1対
    の遊技機障害釘に自在に追随するように前記対向間隙を
    伸縮調整するゲージ間隙調整手段と、 動作制御信号を発することにより測定動作の実行または
    測定動作の停止を制御する動作制御手段と、 測定を実行すべき当該動作制御信号が発せられた場合に
    は、その時点における前記2個の最厚点間の距離の読取
    値を読取ディジタルデータ信号として出力するゲージ間
    隔読取手段と、 測定すべき1対の遊技機障害釘の内法間隔値を当該読取
    ディジタルデータ信号に基づいて演算し出力するデータ
    演算出力手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機用釘間隔測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0824412A (ja) * 1994-07-20 1996-01-30 Mitsutoyo Corp パチンコ機械用釘間隔測定器
JPH08238358A (ja) * 1996-03-18 1996-09-17 Shigemichi Ishizaki 遊技機用釘間隔測定装置
CN102393172A (zh) * 2011-12-07 2012-03-28 江苏万工科技集团有限公司 一种针距座测量工具
JP2013539020A (ja) * 2010-08-20 2013-10-17 ヴァルレック・マンネスマン・オイル・アンド・ガス・フランス 石油工業に用いられる管状接合のねじ切りを検査する方法および装置

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