JPH069904B2 - 天然人造複合皮革 - Google Patents

天然人造複合皮革

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JPH069904B2
JPH069904B2 JP3637387A JP3637387A JPH069904B2 JP H069904 B2 JPH069904 B2 JP H069904B2 JP 3637387 A JP3637387 A JP 3637387A JP 3637387 A JP3637387 A JP 3637387A JP H069904 B2 JPH069904 B2 JP H069904B2
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leather
skin
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urethane resin
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JP3637387A
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靖弘 志賀
勝彦 高島
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Toyo Cloth Co Ltd
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Toyo Cloth Co Ltd
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、家具、車両、鞄、靴、衣料、手袋、帽子等
の用途に好適な天然人造複合皮革に関する。
従来の技術と問題点 此の発明における、床皮とは、牛皮、羊皮、馬皮、など
の原皮をスライスして銀面層を分離した後の網様層を指
し、粗い繊維組織からなる皮層であるため、従来から、
商品価値の少ないものである。
従来、此の床皮の上面に着色した柔軟性ビニール系合成
樹脂からなる皮膜層を形成し、該皮膜上面にシボ模様を
付した擬革は知られている。(実公昭26−1239
1)。
しかし、上記の擬革は、床皮の上面に設けたビニール系
樹脂によって、強靭性、耐久性の向上は得られても、基
皮である床皮の保有している透湿性という特長を損なう
ものであった。
そこで、最近、開発された透湿性ウレタン樹脂を採用し
て、これを塗工すれば、問題点は容易に解決し得るよう
に思われるが、人造皮革層の床皮に対する接着力を充分
にし、且つ床皮の特性を活かた商品価値のある複合皮革
を得るには、以下に説明するような、技術を必要とする
ことに到達したのである。
問題点を解決するための手段及び作用 即ち、本発明では、透湿性ウレタン樹脂より成る人造皮
革層を接着層と表皮(表面)層の2層として、床皮に直
接接合する接着層は、通常10乃至40ミクロンの厚さ
として、塗工材である透湿性ウレタン系樹脂100重量
部当たり、0乃至100重量部の皮粉を混合する。尚、
皮粉の添加量が100重量部を越えると、接着力が低下
する。
此の皮粉とは、前記の原皮をスライスした時に出来る粗
いシェービング粉と銀面層をバフィングした時の出来る
細かいペーパー粉とから成るもので、その平均粒径は、
通常10乃至300ミクロンであるが、ミキサー等で砕
いて、100ミクロン以下にしたものが、分散性、塗工
適性の面で望ましい。
また、前記の表皮層は、通常10乃至50ミクロンの厚
さとして、皮粉の添加量は、透湿性ウレタン系樹脂10
0重量部当たり、30乃至300重量部とする。30重
量部未満では透湿性が充分ではなく、300重量部を越
えると、樹脂に対する分散性が低下し、かつ塗工適性が
悪くなる。また、此の表皮層には、必要に応じて、着色
剤、充填剤、他の樹脂等を混合することが出来、更に、
表面に型押し、表面処理を施してもよい。
添付の第1図に示すものは、人造皮革部分が二重構造で
あり、その中に皮粉が分散した、本発明の天然−人造複
合皮革の断面図である。
床皮の上に人造皮革の層を形成する方法としては、通
常、転写法が採用出来る。即ち、離型紙に(必要に応じ
て予め型押しをしておく)先ず表皮層用の塗工材を塗布
し、乾燥して表皮層を形成し、次いで離型紙上の表皮層
の上に接着剤液を塗布し、乾燥または、未乾燥の状態で
床皮と圧着する。それから、1乃至4日間熟成して、離
型紙を表皮層から剥離するものである。
表皮用塗料の付量は、通常、50乃至400g/m
(ウエット)であり、粘度は、2000乃至1000
0cps/20OCが望ましい。一方、接着用塗料の付量
は、通常、50乃至300g/m(ウエット)であ
り、粘度は、2000乃至10000cps/20OC
望ましい。また、乾燥温度は、通常60乃至130OC
適当である。
上記の透湿性ウレタン系樹脂としては、例えば、本発明
者の他の特許出願(特公昭60−2430)で説明した
ようなグルタミン酸、グリシン、アラニン、アスパラギ
ン酸などのアミノ酸のポリマーであるポリアミノ酸と、
ジカルボン酸及びグリコールから生成された低重合エス
テルにジイソシアネートを反応させて得られるアミノ酸
−ウレタン共重合体が挙げられる。
また他の例としては、親水性成分としてポリエチレンオ
キサイドなどを含み、ジイソシアネートとジオールとの
反応生成物であるポリエーテル系ウレタン、或は、ポリ
エステル系ウレタン、更に、これらにポリジアルキルシ
ロキサン成分を含むシロキサン変性のポリエーテル系、
ポリエステル系ウレタン等が挙げられる。
又、ウレタン樹脂としては塗工の時には、プレポリマー
であって、塗工後に、分子延長又は分子交叉反応を生起
させる反応型のものであってもよいし、非反応型のもの
であってもよい。
実施例及び比較例 (注)以下、部とあるのは重量部を示し、表面層は上記
における表皮層と同意である。
表面層用塗料として、透湿性ポリエーテル系ウレタン
(粘度4万cps/20OC,濃度25%)、黒の着色
剤、ジメチルフォルムアミド(DMF)及び平均粒径が
10乃至100ミクロンの皮粉から成る塗料を作り(そ
の配合は、第1表に示す)粘度を5000cps/20
OCものとして、型押した離型紙上に付量130g/m
で塗布し、100OCで乾燥して厚さ20ミクロンの表面
層を得た。
次いで、接着剤層用塗料として、透湿性ポリエエーテル
型ウレタンプレポリマー(粘度4万cps/20OC,濃
度50%)、架橋剤、促進剤、メチルエチルケトン(M
EK)及び上記皮粉からなる塗料を作り(その配合は、
第1表に示す)、粘度を5000cps/20OCものと
して、上記表面層上に付量85g/mで塗布し、90
OCで乾燥して、厚さ15ミクロンの接着剤層を重ねたも
のを作り、その上に床皮を圧着した。
以後室温で3日間熟成して離型紙を剥離した。以上のよ
うな手順により、実施例1乃至3及び比較例1乃至3の
複合皮革を得た。
これらの具体例において、採用した試験方法は、下記の
通りである。
(1)透湿性:JIS−Z−0208 単位:g/m/24Hr (2)接着力:JIS−K−6772剥離強さ 単位:Kg/1cm幅 (3)皮粉の分散性:表面層用塗料作成後3時間経過し
て皮粉が分離するか否かを観察する。
O:分離なし、x:分離する。
尚、表中の”皮粉のPHR”は、皮粉の含有量を塗料中
のウレタン樹脂固形分100部当りに換算した時の値を
示す。
実施例 4 此の例は、透湿性ウレタン樹脂として、ウレタン−アミ
ノ酸共重合体を用いる例である。
アミノ酸成分が30重量%のウレタン−アミノ酸共重合
体(粘度4万cps/20OC,濃度25%)100部、
DMF30部及び平均粒径が5乃至50ミクロンの皮粉
15部(60PHR)から成る表面層用塗料で、粘度が
4500CPS/20OCのものを、型押しのない離型紙
上にウエット付量80g/mで塗布し、90OCで乾燥
して厚さ14ミクロンの表面層を得た。
次いで、アミノ酸成分が15重量%のウレタン−アミノ
酸共重合体プレポリマー(粘度5万cps/20OC,濃
度40%)100部、架橋剤10部、促進剤4部、ME
K40部及び上記した皮粉5部(12.5PHR)から
なる粘度5000cps/20OCの接着剤液を、上記表
面層上にウエット付量100g/mで塗布し、未乾燥
の状態で、その上に床皮を圧着した後、100OCで乾燥
した。その後60OCで2日間熟成して離型紙を表面層よ
り剥離して、複合皮革を得た。
次ぎの第2表にその品質データを示す。
第 2 表(単位は前記) 透湿性: 2,946 接着力: 0。59 皮粉の分散性: 0 発明の効果 本発明の効果、以上の詳述から理解し得るものと思われ
るが、付言すると、従来から、商業的に価値の少なかっ
た床皮を利用するに当たり、床皮を有する透湿性を活用
し且つ床皮の有するバックスキン調の風合を演出し、合
わせて、皮粉を耐久性良く人造層内に保有することを可
能にしたこと等優れた工業的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、此の発明で得られた皮革の1例の断面を示
す。図中、1;は床皮、2は接着層、3は表皮層、3a
は皮粉、を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然皮革である床皮とウレタン系人造皮革
    の複合皮革であって、該ウレタン系人造皮革は、前記床
    皮に直接接合する接着層と表皮層から成り、該接着層は
    透湿性ウレタン系樹脂100重量部に対して皮粉を0乃
    至100重量部配合したものであり、該表皮層は透湿性
    ウレタン系樹脂100重量部に対して皮粉を30乃至3
    00重量部配合したものであることを特徴とする皮革。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、接着層と
    表皮層を構成する透湿性ウレタン系樹脂が、アミノ酸−
    ウレタン共重合体、或は、ポリエーテル系ウレタン樹脂
    であることを特徴とする皮革。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項において、ポリエー
    テル系ウレタン樹脂が、シロキサン変性であることを特
    徴とする皮革。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第2項において、接着層に
    塗工する透湿性ウレタン系樹脂は、プレポリマーであっ
    て、分子の延長又は、交叉反応が可能であり、表皮層に
    塗工する透湿性ウレタン系樹脂は、非反応型であること
    を特徴とする皮革。
JP3637387A 1987-02-18 1987-02-18 天然人造複合皮革 Expired - Lifetime JPH069904B2 (ja)

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JPS63202442A JPS63202442A (ja) 1988-08-22
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