JPH0699460B2 - 2―デオキシーアルドースのグリコシド系化合物の製造法 - Google Patents
2―デオキシーアルドースのグリコシド系化合物の製造法Info
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- JPH0699460B2 JPH0699460B2 JP1074409A JP7440989A JPH0699460B2 JP H0699460 B2 JPH0699460 B2 JP H0699460B2 JP 1074409 A JP1074409 A JP 1074409A JP 7440989 A JP7440989 A JP 7440989A JP H0699460 B2 JPH0699460 B2 JP H0699460B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は2−デオキシ−アルドースのアセタール位チオ
ホスフィン酸エステル誘導体とアルコールを反応させ、
グリコシド系化合物を製造する方法に関するものであ
る。
ホスフィン酸エステル誘導体とアルコールを反応させ、
グリコシド系化合物を製造する方法に関するものであ
る。
2−デオキシ−アルドースのグリコシド系化合物は広く
天然に存在し、例えば抗生物質として知られているマク
ロライドやアントラサイクリンから構成される配糖体は
抗ガン作用や抗腫瘍性作用などを有し注目をあびている
が、その合成には不安定な糖中間体を使用し、工業的に
優れた方法は未だ知られていない。
天然に存在し、例えば抗生物質として知られているマク
ロライドやアントラサイクリンから構成される配糖体は
抗ガン作用や抗腫瘍性作用などを有し注目をあびている
が、その合成には不安定な糖中間体を使用し、工業的に
優れた方法は未だ知られていない。
従来知られている方法はハロゲノ2−デオキシ−アルド
ースとアルコールを反応させるが、原料のハロゲノ2−
デオキシ−アルドースの安定性が乏しく高度に脱水した
反応条件が必要なこと、その不安定性から水素基の保護
基がp−ニトロベンゾイル基に制限される場合が多い等
の欠点が多く工業化は困難である。
ースとアルコールを反応させるが、原料のハロゲノ2−
デオキシ−アルドースの安定性が乏しく高度に脱水した
反応条件が必要なこと、その不安定性から水素基の保護
基がp−ニトロベンゾイル基に制限される場合が多い等
の欠点が多く工業化は困難である。
本発明者らは上記の事情に鑑み鋭意研究した結果、2−
デオキシ−アルドースのアセタール位チオホスフィン酸
エステル誘導体を用い、トリチル塩を活性化剤として使
用することで目的を達しうることを知り本発明に到達し
た。
デオキシ−アルドースのアセタール位チオホスフィン酸
エステル誘導体を用い、トリチル塩を活性化剤として使
用することで目的を達しうることを知り本発明に到達し
た。
すなわち本発明の要旨は、2−デオキシ−アルドースの
ヘミアセタール位がアセタール結合している糖の水酸基
の水素が一般式 (式中R1,R2は非置換または置換されたアルキル基ある
いはアリール基を示す。)で表されるホスフィノチオイ
ル基で置換された2−デオキシ−アルドースのアセター
ル位チオホスフィン酸エステル誘導体と、脂肪族アルコ
ール、芳香族アルコール、ステロイドアルコール、グリ
セロール誘導体、糖誘導体、アミノ酸誘導体から選ばれ
るアルコールとをトリチル塩を共存させ反応させること
を特徴とする2−デオキシ−アルドースのグリコシド系
化合物の製造法である。
ヘミアセタール位がアセタール結合している糖の水酸基
の水素が一般式 (式中R1,R2は非置換または置換されたアルキル基ある
いはアリール基を示す。)で表されるホスフィノチオイ
ル基で置換された2−デオキシ−アルドースのアセター
ル位チオホスフィン酸エステル誘導体と、脂肪族アルコ
ール、芳香族アルコール、ステロイドアルコール、グリ
セロール誘導体、糖誘導体、アミノ酸誘導体から選ばれ
るアルコールとをトリチル塩を共存させ反応させること
を特徴とする2−デオキシ−アルドースのグリコシド系
化合物の製造法である。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の原料の1つ、2−デオキシ−アルドースのアセ
タール位チオホスフィン酸エステル誘導体は、アセター
ル位の水酸基が遊離の2−デオキシ−アルドースとハロ
ゲン化ホスフィノチオイルと塩基存在下合成できる。
タール位チオホスフィン酸エステル誘導体は、アセター
ル位の水酸基が遊離の2−デオキシ−アルドースとハロ
ゲン化ホスフィノチオイルと塩基存在下合成できる。
2−デオキシ−アルドースは周知のものを使用できる。
具体的には2−デオキシ−D−グリコース、2−デオキ
シ−D−ガラクトース、2−デオキシ−D−マンノー
ス、オリボース、フォロサミン、N−アセチルノイラミ
ン酸、3−デオキシ−2−オクシロソン酸などを挙げる
ことができる。
具体的には2−デオキシ−D−グリコース、2−デオキ
シ−D−ガラクトース、2−デオキシ−D−マンノー
ス、オリボース、フォロサミン、N−アセチルノイラミ
ン酸、3−デオキシ−2−オクシロソン酸などを挙げる
ことができる。
ハロゲン化ホスフィノチオイルとしては周知のものを使
用できる。例えば塩化ジメチルチオホスフィノチオイ
ル、臭化ジメチルホスフィノチオイル、塩化ジフェニル
ホスフィノチオイル等が挙げられる。
用できる。例えば塩化ジメチルチオホスフィノチオイ
ル、臭化ジメチルホスフィノチオイル、塩化ジフェニル
ホスフィノチオイル等が挙げられる。
塩基としては周知のものを使用できる。例えば水酸化ナ
トリウム、トリエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデカ−7−エン、n−ブチルリチウム等
を挙げることができる。
トリウム、トリエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデカ−7−エン、n−ブチルリチウム等
を挙げることができる。
本発明の他の原料の1つとして使用されるアルコールは
周知のものを使用できる。例えば脂肪族アルコール、芳
香族アルコール、ステロイドアルコール、グリセロール
誘導体、糖誘導体、アミノ酸誘導体が挙げられる。具体
的にはメタノール、エタノール、オクチルアルコール、
フェノール、ベンジルアルコール、1、2、3、4−ジ
イソプロピリデンガラクトース、3β−コレスタノー
ル、イソプロピリデングリセロール、N−ベンジルオキ
シカルボニル−L−セリンメチルエステルなどの一例が
挙げられる。
周知のものを使用できる。例えば脂肪族アルコール、芳
香族アルコール、ステロイドアルコール、グリセロール
誘導体、糖誘導体、アミノ酸誘導体が挙げられる。具体
的にはメタノール、エタノール、オクチルアルコール、
フェノール、ベンジルアルコール、1、2、3、4−ジ
イソプロピリデンガラクトース、3β−コレスタノー
ル、イソプロピリデングリセロール、N−ベンジルオキ
シカルボニル−L−セリンメチルエステルなどの一例が
挙げられる。
続いて2−デオキシ−アルドースのアセタール位チオホ
スフィン酸エステルと前述したアルコールとの反応につ
いて説明する。この方法ではこれらのモル比は特に制限
はなくアルコールを大過剰に用いてもよいが、通常は1
〜数倍モル等量である。
スフィン酸エステルと前述したアルコールとの反応につ
いて説明する。この方法ではこれらのモル比は特に制限
はなくアルコールを大過剰に用いてもよいが、通常は1
〜数倍モル等量である。
溶媒はアルコールを除く周知の有機溶媒を使用できる。
例えばエーテル、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタ
ン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、テトラヒ
ドロフラン等を挙げることができる。
例えばエーテル、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタ
ン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、テトラヒ
ドロフラン等を挙げることができる。
反応温度は得に制限はないが、−40℃〜60℃好ましくは
−20℃〜40℃である。反応時間は反応温度、原料の種類
等によってことなるが、数分〜数十時間の範囲である。
−20℃〜40℃である。反応時間は反応温度、原料の種類
等によってことなるが、数分〜数十時間の範囲である。
反応を行うにあたっては2−デオキシ−アルドースのア
セタール位チオホスフィン酸エステル誘導体に対し、周
知のトリチル塩の共存下で行う。トリチル塩は2〜200
モル%で行うこともできるが、好ましくは3〜120モル
%で使用する。周知のトリチル塩としては過塩素酸トリ
チル、過塩素酸p−メトシキフェニルジフェニルメチ
ル、ベンタクロルスズ酸トリチル、ヘキサクロロアンチ
モン酸トリチル、テトラフルオロホウ酸トリチル等を挙
げることができる。本製造法は、すでに開示されている
ように(特開昭60-136591)トリチル塩の代わりに過塩
素酸銀を共存させ実施することも可能であるが、反応性
や生成物の単離精製工程を考慮すると、トリチル塩の使
用が格段に優れている。とりわけ、触媒量で実施できる
点は過塩素酸銀の場合とは大きな相違点である。これら
の活性剤となる塩は特に無水状態にすることもなく反応
系にモレキュラーシーブス等の脱水剤を共存させるだけ
で十分である。
セタール位チオホスフィン酸エステル誘導体に対し、周
知のトリチル塩の共存下で行う。トリチル塩は2〜200
モル%で行うこともできるが、好ましくは3〜120モル
%で使用する。周知のトリチル塩としては過塩素酸トリ
チル、過塩素酸p−メトシキフェニルジフェニルメチ
ル、ベンタクロルスズ酸トリチル、ヘキサクロロアンチ
モン酸トリチル、テトラフルオロホウ酸トリチル等を挙
げることができる。本製造法は、すでに開示されている
ように(特開昭60-136591)トリチル塩の代わりに過塩
素酸銀を共存させ実施することも可能であるが、反応性
や生成物の単離精製工程を考慮すると、トリチル塩の使
用が格段に優れている。とりわけ、触媒量で実施できる
点は過塩素酸銀の場合とは大きな相違点である。これら
の活性剤となる塩は特に無水状態にすることもなく反応
系にモレキュラーシーブス等の脱水剤を共存させるだけ
で十分である。
本発明はこのように有用な化合物を収率良く、緩和な条
件下で製造でき、副生成物も少なく、その工業的価値は
大である。
件下で製造でき、副生成物も少なく、その工業的価値は
大である。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが本発
明はその要旨を越えない限り、以下の実施例により何等
の制限もうけるものではない。
明はその要旨を越えない限り、以下の実施例により何等
の制限もうけるものではない。
参考例1 2−デオキシ−3,4,6−トリ−O−ベンジル−D−グリ
コピラノース252.5mg(0.58mmol)をTHF2mlに溶解し、
氷冷下1.5Mのヘキサン溶液としたブチルリチウム0.46ml
(0.69mmol)を加え、15分攪はんし塩化ジメチルホスフ
ィノチオイル95.6mg(0.74mmol)をTHF1mlに溶解して加
える。2時間0℃で攪はんし、水を加えてジクロロメタ
ンで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層クロマト(展開
剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製して2−デオ
キシ−3,4,6−トリ−O−ベンジル−D−グルコピラノ
ースのジメチルチオホスフィン酸エステル226.2mg(74
%)が得られた。1 H-NMR;1.51〜2.06(m,7H),2.2〜2.54(dd,1H),3.37
〜4.03(m,5H),4.4〜5.06(m,6H),5.31〜5.66(m,1
H),7.17〜7.57(m,15H) 実施例1 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物108.6mg(0.21mmol)、3β−コレスタノール79.
6mg(0.21mmol)、過塩素酸トリチル69.4mg(0.2mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁さ
せ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液5mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ過後酢酸
エチルで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し
て、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層クロマト
(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製したと
ころ目的のグリコシル化合物が103.1mg(62%)得られ
た。1 H-NMR(δ);0.37〜2.09(m,47H),2.11〜2.46(dd,1
H),3.31〜4.23(m,6H),4.4〜5.25(m,7H),7.14〜7.6
6(m,15H)13 C-NMR(ppm);95.1,97.6(C−1) 実施例2 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物107.2mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール79.9
mg(0.21mmol)、過塩素酸トリチル21.1mg(0.62mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁さ
せ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1と同様の処
理を行い目的のグリコシル化合物が112.2mg(68%)得
られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
コピラノース252.5mg(0.58mmol)をTHF2mlに溶解し、
氷冷下1.5Mのヘキサン溶液としたブチルリチウム0.46ml
(0.69mmol)を加え、15分攪はんし塩化ジメチルホスフ
ィノチオイル95.6mg(0.74mmol)をTHF1mlに溶解して加
える。2時間0℃で攪はんし、水を加えてジクロロメタ
ンで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層クロマト(展開
剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製して2−デオ
キシ−3,4,6−トリ−O−ベンジル−D−グルコピラノ
ースのジメチルチオホスフィン酸エステル226.2mg(74
%)が得られた。1 H-NMR;1.51〜2.06(m,7H),2.2〜2.54(dd,1H),3.37
〜4.03(m,5H),4.4〜5.06(m,6H),5.31〜5.66(m,1
H),7.17〜7.57(m,15H) 実施例1 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物108.6mg(0.21mmol)、3β−コレスタノール79.
6mg(0.21mmol)、過塩素酸トリチル69.4mg(0.2mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁さ
せ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液5mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ過後酢酸
エチルで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し
て、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層クロマト
(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製したと
ころ目的のグリコシル化合物が103.1mg(62%)得られ
た。1 H-NMR(δ);0.37〜2.09(m,47H),2.11〜2.46(dd,1
H),3.31〜4.23(m,6H),4.4〜5.25(m,7H),7.14〜7.6
6(m,15H)13 C-NMR(ppm);95.1,97.6(C−1) 実施例2 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物107.2mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール79.9
mg(0.21mmol)、過塩素酸トリチル21.1mg(0.62mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁さ
せ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1と同様の処
理を行い目的のグリコシル化合物が112.2mg(68%)得
られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
実施例3 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物108.5mg(0.21mmol)、3β−コレスタノール80.
4mg(0.21mmol)、過塩素酸トリチル13.9mg(0.041mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁さ
せ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1と同様の処
理を行い目的のグリコシル化合物が114.4mg(69%)得
られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
化合物108.5mg(0.21mmol)、3β−コレスタノール80.
4mg(0.21mmol)、過塩素酸トリチル13.9mg(0.041mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁さ
せ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1と同様の処
理を行い目的のグリコシル化合物が114.4mg(69%)得
られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
実施例4 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物109.8mg(0.21mmol)、3β−コレスタノール80.
7mg(0.21mmol)、過塩素酸トリチル6.6mg(0.019mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁さ
せ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1と同様の処
理を行い目的のグリコシル化合物が114.7mg(68%)得
られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
化合物109.8mg(0.21mmol)、3β−コレスタノール80.
7mg(0.21mmol)、過塩素酸トリチル6.6mg(0.019mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁さ
せ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1と同様の処
理を行い目的のグリコシル化合物が114.7mg(68%)得
られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
実施例5 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物107.2mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール79.5
mg(0.21mmol)、過塩素酸トリチル3.8mg(0.01mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁さ
せ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1と同様の処
理を行い目的のグリコシル化合物が81.1mg(49%)得ら
れた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
化合物107.2mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール79.5
mg(0.21mmol)、過塩素酸トリチル3.8mg(0.01mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁さ
せ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1と同様の処
理を行い目的のグリコシル化合物が81.1mg(49%)得ら
れた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
実施例6 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物105.5mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール77.8
mg(0.21mmol)、ヘキサクロロアンチモン酸トリチル3
4.5mg(0.06mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベン
ゼン2mlに懸濁させ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液5mlを加え反応を停止する。以後実
施例1と同様の処理を行い目的のグリコシル化合物が10
2.7mg(64%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
化合物105.5mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール77.8
mg(0.21mmol)、ヘキサクロロアンチモン酸トリチル3
4.5mg(0.06mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベン
ゼン2mlに懸濁させ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液5mlを加え反応を停止する。以後実
施例1と同様の処理を行い目的のグリコシル化合物が10
2.7mg(64%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
実施例7 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物106.5mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール78.7
mg(0.2mmol)、テトラフルオロホウ酸トリチル20.6mg
(0.06mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2m
lに懸濁させ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1
と同様の処理を行い目的のグリコシル化合物が102.7mg
(63%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
化合物106.5mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール78.7
mg(0.2mmol)、テトラフルオロホウ酸トリチル20.6mg
(0.06mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2m
lに懸濁させ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1
と同様の処理を行い目的のグリコシル化合物が102.7mg
(63%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
実施例8 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物106.2mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール78.5
mg(0.2mmol)、ペンタクロルスズ酸トリチル32.4mg
(0.06mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2m
lに懸濁させ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1
と同様の処理を行い目的のグリコシル化合物が73.7mg
(45%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
化合物106.2mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール78.5
mg(0.2mmol)、ペンタクロルスズ酸トリチル32.4mg
(0.06mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン2m
lに懸濁させ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1
と同様の処理を行い目的のグリコシル化合物が73.7mg
(45%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
実施例9 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物115.4mg(0.22mmol)、3β−コレスタノール85.
6mg(0.22mmol)、過塩素酸銀46.7mg(0.06mmol)、モ
レキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁させ、1
時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶液5ml
を加え反応を停止する。以後実施例1と同様の処理を行
い目的のグリコシル化合物が92.8mg(53%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
化合物115.4mg(0.22mmol)、3β−コレスタノール85.
6mg(0.22mmol)、過塩素酸銀46.7mg(0.06mmol)、モ
レキュラーシーブス粉末をベンゼン2mlに懸濁させ、1
時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウム水溶液5ml
を加え反応を停止する。以後実施例1と同様の処理を行
い目的のグリコシル化合物が92.8mg(53%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
実施例10 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物110.6mg(0.21mmol)、3β−コレスタニル ト
リメチルシリルエーテル97.5mg(0.21mmol)、過塩素酸
トリチル7.9mg(0.0023mmol)、モレキュラーシーブス
粉末をベンゼン2mlに懸濁させ、1時間室温で攪はんし
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液5mlを加え反応を停止す
る。以後実施例1と同様の処理を行い目的のグリコシル
化合物が121mg(72%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
化合物110.6mg(0.21mmol)、3β−コレスタニル ト
リメチルシリルエーテル97.5mg(0.21mmol)、過塩素酸
トリチル7.9mg(0.0023mmol)、モレキュラーシーブス
粉末をベンゼン2mlに懸濁させ、1時間室温で攪はんし
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液5mlを加え反応を停止す
る。以後実施例1と同様の処理を行い目的のグリコシル
化合物が121mg(72%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
実施例11 参考例1で合成したジメチルチオホスフィン酸エステル
化合物103.2mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール77.6
mg(0.2mmol)、過塩素酸トリチル20.2mg(0.059mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をジクロルメタン2mlに
懸濁させ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1と同
様の処理を行い目的のグリコシル化合物が97.4mg(62
%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
化合物103.2mg(0.2mmol)、3β−コレスタノール77.6
mg(0.2mmol)、過塩素酸トリチル20.2mg(0.059mmo
l)、モレキュラーシーブス粉末をジクロルメタン2mlに
懸濁させ、1時間室温で攪はんし飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液5mlを加え反応を停止する。以後実施例1と同
様の処理を行い目的のグリコシル化合物が97.4mg(62
%)得られた。1 H-NMR及び13C-NMRは実施例1と同じ。
Claims (3)
- 【請求項1】2−デオキシ−アルドースのヘミアセター
ル位がアセタール結合している糖の水酸基の水素が一般
式 (式中R1,R2は非置換または置換されたアルキル基また
はアリール基を示す。)で表されるホスフィノチオイル
基で置換された2−デオキシ−アルドースのアセタール
位チオホスフィン酸エステル誘導体と、脂肪族アルコー
ル、芳香族アルコール、ステロイドアルコール、グリセ
ロール誘導体、糖誘導体、アミノ酸誘導体から選ばれる
アルコールとをトリチル塩を共存させ反応させることを
特徴とする2−デオキシ−アルドースのグリコシド系化
合物の製造法。 - 【請求項2】2−デオキシ−アルドースのアセタール位
チオホスフィン酸エステルとしてジメチルチオホスフィ
ン酸エステル誘導体を用いることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の製造法。 - 【請求項3】トリチル塩として触媒量の過塩素酸トリチ
ルを用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1074409A JPH0699460B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 2―デオキシーアルドースのグリコシド系化合物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1074409A JPH0699460B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 2―デオキシーアルドースのグリコシド系化合物の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02255693A JPH02255693A (ja) | 1990-10-16 |
| JPH0699460B2 true JPH0699460B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=13546365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1074409A Expired - Lifetime JPH0699460B2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 2―デオキシーアルドースのグリコシド系化合物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0699460B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60136591A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-07-20 | Noguchi Kenkyusho | グリコシド系化合物の製造法 |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP1074409A patent/JPH0699460B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02255693A (ja) | 1990-10-16 |
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