JPH0653754B2 - ケトースのグリコシド系化合物の製造法 - Google Patents
ケトースのグリコシド系化合物の製造法Info
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- JPH0653754B2 JPH0653754B2 JP6015089A JP6015089A JPH0653754B2 JP H0653754 B2 JPH0653754 B2 JP H0653754B2 JP 6015089 A JP6015089 A JP 6015089A JP 6015089 A JP6015089 A JP 6015089A JP H0653754 B2 JPH0653754 B2 JP H0653754B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明はケトースのアノメリック位チオホスフィン酸エ
ステル誘導体とアルコールを反応させ、グリコシド系化
合物を製造する方法に関するものである。ケトースのグ
リコシド系化合物は制ガン剤、毒素中和剤、神経細胞生
長剤、甘味料等として医薬、農薬などの用途に注目をあ
びているが、その合成には不安定な中間体を使用し、工
業的に優れた方法は未だ知られていない。
ステル誘導体とアルコールを反応させ、グリコシド系化
合物を製造する方法に関するものである。ケトースのグ
リコシド系化合物は制ガン剤、毒素中和剤、神経細胞生
長剤、甘味料等として医薬、農薬などの用途に注目をあ
びているが、その合成には不安定な中間体を使用し、工
業的に優れた方法は未だ知られていない。
従来知られている方法はハロゲンケトースとアルコール
を反応させるが、原料のハロゲノケトースの安定性が乏
しいこと、高度に脱水した反応条件が必要なこと等欠点
が多く工業化は困難である。
を反応させるが、原料のハロゲノケトースの安定性が乏
しいこと、高度に脱水した反応条件が必要なこと等欠点
が多く工業化は困難である。
本発明者は上記の事情に鑑み鋭意研究した結果、ケトー
スのアノメリック位チオホスフィン酸エステル誘導体を
用い、トリチル塩を活性化剤として使用することで目的
を達成しうることを知り本発明に到達した。
スのアノメリック位チオホスフィン酸エステル誘導体を
用い、トリチル塩を活性化剤として使用することで目的
を達成しうることを知り本発明に到達した。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の原料の1つ、ケトースのアノメリック位チオホ
スフィン酸エステル誘導体は、アノメリック位の水酸基
が遊離のケトースとハロゲン化ホスフィノチオイルと塩
基存在下合成できる。
スフィン酸エステル誘導体は、アノメリック位の水酸基
が遊離のケトースとハロゲン化ホスフィノチオイルと塩
基存在下合成できる。
ケトースは周知のものを使用できる。具体的にはN-アセ
チルノイラミン酸、3−デオキシ−2−オクツロソン
酸、フルクトース等天然型のもの、あるいは、合成によ
りC-1位の水素をアルキル基、アリール基、カルボキシ
ル基、ニトリル基等で置換された非天然型ケトースなど
を挙げることができる。
チルノイラミン酸、3−デオキシ−2−オクツロソン
酸、フルクトース等天然型のもの、あるいは、合成によ
りC-1位の水素をアルキル基、アリール基、カルボキシ
ル基、ニトリル基等で置換された非天然型ケトースなど
を挙げることができる。
ハロゲン化ホスフィノチオイルとしては周知のものを使
用できる。例えば塩化ジメチルホスフィノチオイル、臭
化ジメチルホスフィノチオイル、塩化ジフェニルホスフ
ィノチオイル等が挙げられる。
用できる。例えば塩化ジメチルホスフィノチオイル、臭
化ジメチルホスフィノチオイル、塩化ジフェニルホスフ
ィノチオイル等が挙げられる。
塩基としては周知のものを使用できる。例えば水酸化ナ
トリウム、トリエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデカ−7−エン、n−ブチルリチウム等
を挙げることができる。本発明の他の原料の1つとして
使用されるアルコールは周知のものを使用できる。例え
ば脂肪族アルコール、芳香族アルコール、ステロイドア
ルコール、グリセロール誘導体、糖誘導体、アミノ酸誘
導体が挙げられる。具体的にはメタノール、エタノー
ル、オクチルアルコール、フェノール、ベンジルアルコ
ール、1、2、3、4−ジイソプロピリデンガラクトー
ス、3β−コレスタノール、イソプロピリデングリセロ
ール、N−ベンジルオキシカルボニル−L−セリンメチ
ルエステルなどの一例が挙げられる。
トリウム、トリエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデカ−7−エン、n−ブチルリチウム等
を挙げることができる。本発明の他の原料の1つとして
使用されるアルコールは周知のものを使用できる。例え
ば脂肪族アルコール、芳香族アルコール、ステロイドア
ルコール、グリセロール誘導体、糖誘導体、アミノ酸誘
導体が挙げられる。具体的にはメタノール、エタノー
ル、オクチルアルコール、フェノール、ベンジルアルコ
ール、1、2、3、4−ジイソプロピリデンガラクトー
ス、3β−コレスタノール、イソプロピリデングリセロ
ール、N−ベンジルオキシカルボニル−L−セリンメチ
ルエステルなどの一例が挙げられる。
続いてケトースのアノメリック位チオホスフィン酸エス
テルと前述したアルコールとの反応について説明する。
この方法ではこれらのモル比は特に制限はなくアルコー
ルを大過剰に用いてもよいが、通常は1〜数倍モル等量
である。
テルと前述したアルコールとの反応について説明する。
この方法ではこれらのモル比は特に制限はなくアルコー
ルを大過剰に用いてもよいが、通常は1〜数倍モル等量
である。
溶媒はアルコールを除く周知の有機溶媒を使用できる。
例えばエーテル、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタン
等を挙げることができる。
例えばエーテル、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタン
等を挙げることができる。
反応温度は特に制限はないが、−40℃〜60℃好まし
くは−20℃〜40℃である。反応時間は反応温度、原
料の種類等によってことなるが、数分〜数十時間の範囲
である。
くは−20℃〜40℃である。反応時間は反応温度、原
料の種類等によってことなるが、数分〜数十時間の範囲
である。
反応を行うにあたってはケトースのアノメリック位チオ
ホスフィン酸エステル誘導体に対し、周知のトリチル塩
の共存下で行う。トリチル塩は3〜200モル%で行う
こともできるが、好ましくは5〜50モル%で使用す
る。周知のトリチル塩としては過塩素酸トリチル、過塩
素酸p−メトシキフェニルジフェニルメチル、ペンタク
ロルスズ酸トリチル、ヘキサクロロアンチモン酸トリチ
ル、テトラフルオロホウ酸トリチル等を挙げることがで
きる。これらの活性剤となる塩は特に無水状態にするこ
ともなく反応系にモレキュラーシーブス等の脱水剤を共
存させるだけで十分である。
ホスフィン酸エステル誘導体に対し、周知のトリチル塩
の共存下で行う。トリチル塩は3〜200モル%で行う
こともできるが、好ましくは5〜50モル%で使用す
る。周知のトリチル塩としては過塩素酸トリチル、過塩
素酸p−メトシキフェニルジフェニルメチル、ペンタク
ロルスズ酸トリチル、ヘキサクロロアンチモン酸トリチ
ル、テトラフルオロホウ酸トリチル等を挙げることがで
きる。これらの活性剤となる塩は特に無水状態にするこ
ともなく反応系にモレキュラーシーブス等の脱水剤を共
存させるだけで十分である。
本発明はこのように有用な化合物を収率良く、緩和な条
件下で製造でき、副生成物も少なく、その工業的価値は
大である。
件下で製造でき、副生成物も少なく、その工業的価値は
大である。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが本発
明はその要旨を越えない限り、以下の実施例により何等
の制限もうけるものではない。
明はその要旨を越えない限り、以下の実施例により何等
の制限もうけるものではない。
参考例1 1,3,4,5−テトラ−O−ベンジル−D−アラビノ
−2−ヘキツロピラノース220mmg(0.41mmol)
をTHF2mlに溶解し、氷冷下1.5Mのヘキサン溶液
としたブチルリチウム0.3ml(0.45mmol)を加
え、15分攪はんし塩化ジメチルホスフィノチオイル6
3mg(0.49mmol)をTHF1mlに溶解して加える。
2時間0℃で攪はんし、水を加えてジクロロメタンで抽
出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒
を減圧留去し調製用シリカゲル薄層クロマト(展開剤;
ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製して1,3,
4,5−テトラ−O−ベンジル−D−アラビノ−2−ヘ
キツロピラノシルジメチルホスフィノチオエート204
mg(79%)が得られた。1 H−NMR; 1.6〜2.0(d,6H), 3.2〜5.1(m,15H), 7.0〜7.4
(s,20H) 参考例2 参考例1の1,3,4,5−テトラ−O−ベンジル−D
−アラビノ−2−ヘキツロピラノースの代わりにグルコ
ースのC−1位の水素がメチル基で置換された3,4,
5,7−テトラ−O−ベンジル−1−デオキシ−D−グ
ルコ−2−ヘプツロピラノース412mg(0.74mmo
l)を用い同様の反応を行い3,4,5,7−テトラ−
O−ベンジル−1−デオキシ−D−グルコ−2−ヘプツ
ロピラノシルジメチルホスフィノチオエート200mg
(42%)を得る。1 H−NMR; 1.7〜2.1(t,9H), 3.5〜5.1(m,14H), 7.0〜7.5
(m,20H) 参考例3 参考例1の1,3,4,5−テトラ−O−ベンジル−D
−アラビノ−2−ヘキツロピラノースの代わりにグルコ
ースのC−1位の水素がエチル基で置換された4,5,
6,8−テトラ−O−ベンジル−1,2−ジデオキシ−
D−エリスロ−D−グルコ−3−オクツロピラノース2
95mg(0.52mmol)を用い同様の反応を行い4,
5,6,8−テトラ−O−ベンジル−1,2−ジデオキ
シ−D−エリスロ−D−グルコ−3−オクツロピラノシ
ルジメチルホスフィノチオエート93mg(27%)を得
る。1 H−NMR; 0.7〜1.1(t,3H), 1.6〜2.1(m,6H), 2.2〜2.7(m,
2H), 3.3〜5.2(m,14H), 7.1〜
7.5(m,20H) 実施例1 参考例1で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物204mg(0.32mmol)、3β−コレスタノール1
26mg(0.32mmol)、過塩素酸トリチル11mg
(0.032mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベン
ゼン1mlに懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素
水素ナトリウム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応
混合物をろ過後ジクロロメタンで油出し、有機層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シ
リカゲル薄層クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル
=4:1)で精製したところ目的のグリコシル化合物が
167mg(57%)得られた。1 H−NMR; 0.2〜2.2(m,46H),3.
3〜5.1(m,16H), 7.0〜7.6(m,2
0H) 実施例2 参考例2で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物97mg(0.15mmol)、3β−コレスタノール58
mg(0.15mmol)、過塩素酸トリチル5mg(0.01
5mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1mlに
懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナトリ
ウム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ
過後ジクロロメタンで油出し、有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄
層クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)
で精製したところ目的のグリコシル化合物が111mg
(80%)得られた。1 H−NMR; 0.2〜2.2(m,49H),3.
1〜5.2(m,15H), 7.0〜7.5(m,2
0H) 実施例3 参考例2で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物78mg(0.12mmol)、3β−コレスタノール47
mg(0.12mmol)、過塩素酸トリチル2.3mg(0.
006mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1
mlに懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナ
トリウム水溶液5mlを加え反応を停止する。以後実施例
1と同様の処理を行いグリコシル化合物が79mg(71
%)得られた。1 H−NMRは実施例2に同じ。
−2−ヘキツロピラノース220mmg(0.41mmol)
をTHF2mlに溶解し、氷冷下1.5Mのヘキサン溶液
としたブチルリチウム0.3ml(0.45mmol)を加
え、15分攪はんし塩化ジメチルホスフィノチオイル6
3mg(0.49mmol)をTHF1mlに溶解して加える。
2時間0℃で攪はんし、水を加えてジクロロメタンで抽
出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒
を減圧留去し調製用シリカゲル薄層クロマト(展開剤;
ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製して1,3,
4,5−テトラ−O−ベンジル−D−アラビノ−2−ヘ
キツロピラノシルジメチルホスフィノチオエート204
mg(79%)が得られた。1 H−NMR; 1.6〜2.0(d,6H), 3.2〜5.1(m,15H), 7.0〜7.4
(s,20H) 参考例2 参考例1の1,3,4,5−テトラ−O−ベンジル−D
−アラビノ−2−ヘキツロピラノースの代わりにグルコ
ースのC−1位の水素がメチル基で置換された3,4,
5,7−テトラ−O−ベンジル−1−デオキシ−D−グ
ルコ−2−ヘプツロピラノース412mg(0.74mmo
l)を用い同様の反応を行い3,4,5,7−テトラ−
O−ベンジル−1−デオキシ−D−グルコ−2−ヘプツ
ロピラノシルジメチルホスフィノチオエート200mg
(42%)を得る。1 H−NMR; 1.7〜2.1(t,9H), 3.5〜5.1(m,14H), 7.0〜7.5
(m,20H) 参考例3 参考例1の1,3,4,5−テトラ−O−ベンジル−D
−アラビノ−2−ヘキツロピラノースの代わりにグルコ
ースのC−1位の水素がエチル基で置換された4,5,
6,8−テトラ−O−ベンジル−1,2−ジデオキシ−
D−エリスロ−D−グルコ−3−オクツロピラノース2
95mg(0.52mmol)を用い同様の反応を行い4,
5,6,8−テトラ−O−ベンジル−1,2−ジデオキ
シ−D−エリスロ−D−グルコ−3−オクツロピラノシ
ルジメチルホスフィノチオエート93mg(27%)を得
る。1 H−NMR; 0.7〜1.1(t,3H), 1.6〜2.1(m,6H), 2.2〜2.7(m,
2H), 3.3〜5.2(m,14H), 7.1〜
7.5(m,20H) 実施例1 参考例1で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物204mg(0.32mmol)、3β−コレスタノール1
26mg(0.32mmol)、過塩素酸トリチル11mg
(0.032mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベン
ゼン1mlに懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素
水素ナトリウム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応
混合物をろ過後ジクロロメタンで油出し、有機層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シ
リカゲル薄層クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル
=4:1)で精製したところ目的のグリコシル化合物が
167mg(57%)得られた。1 H−NMR; 0.2〜2.2(m,46H),3.
3〜5.1(m,16H), 7.0〜7.6(m,2
0H) 実施例2 参考例2で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物97mg(0.15mmol)、3β−コレスタノール58
mg(0.15mmol)、過塩素酸トリチル5mg(0.01
5mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1mlに
懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナトリ
ウム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ
過後ジクロロメタンで油出し、有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄
層クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)
で精製したところ目的のグリコシル化合物が111mg
(80%)得られた。1 H−NMR; 0.2〜2.2(m,49H),3.
1〜5.2(m,15H), 7.0〜7.5(m,2
0H) 実施例3 参考例2で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物78mg(0.12mmol)、3β−コレスタノール47
mg(0.12mmol)、過塩素酸トリチル2.3mg(0.
006mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1
mlに懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナ
トリウム水溶液5mlを加え反応を停止する。以後実施例
1と同様の処理を行いグリコシル化合物が79mg(71
%)得られた。1 H−NMRは実施例2に同じ。
実施例4 参考例2で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物76mg(0.12mmol)、3β−コレスタノール38
mg(0.1mmol)、ヘキサクロロアンチモン酸トリチル
5mg(0.01mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベ
ンゼン1mlに懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭
素水素ナトリウム水溶液5mlを加え反応を停止する。反
応混合物をろ過後ジクロロメタンで油出し、有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用
シリカゲル薄層クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチ
ル=4:1)で精製したところ目的のグリコシル化合物
が46mg(43%)得られた。1 H−NMRは実施例2に同じ。
物76mg(0.12mmol)、3β−コレスタノール38
mg(0.1mmol)、ヘキサクロロアンチモン酸トリチル
5mg(0.01mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベ
ンゼン1mlに懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭
素水素ナトリウム水溶液5mlを加え反応を停止する。反
応混合物をろ過後ジクロロメタンで油出し、有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用
シリカゲル薄層クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチ
ル=4:1)で精製したところ目的のグリコシル化合物
が46mg(43%)得られた。1 H−NMRは実施例2に同じ。
実施例5 参考例1で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物67mg(0.1mmol)、3β−コレスタノール38mg
(0.1mmol),テトラフルオロホウ酸トリチル3mg
(0.01mmol),モレキュラーシーブス粉末をベンゼ
ン1mlに懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水
素ナトリウム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混
合物をろ過後塩化メチレンで油出し、有機層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカ
ゲル薄層クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=
4:1)で精製したところ目的のグリコシド化合物が3
3mg(34%)得られた。1 H−NMRは実施例2に同じ。
物67mg(0.1mmol)、3β−コレスタノール38mg
(0.1mmol),テトラフルオロホウ酸トリチル3mg
(0.01mmol),モレキュラーシーブス粉末をベンゼ
ン1mlに懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水
素ナトリウム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混
合物をろ過後塩化メチレンで油出し、有機層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカ
ゲル薄層クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=
4:1)で精製したところ目的のグリコシド化合物が3
3mg(34%)得られた。1 H−NMRは実施例2に同じ。
実施例6 参考例1で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物67mg(0.1mmol)、3β−コレスタノール38mg
(0.1mmol)、5塩化スズトリチル5mg(0.01mm
ol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1mlに懸濁
させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナトリウム
水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ過後
ジクロロメタンで油出し、有機層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層ク
ロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精
製したところ目的のグリコシル化合物が41mg(43
%)得られた。1 H−NMRは実施例2に同じ。
物67mg(0.1mmol)、3β−コレスタノール38mg
(0.1mmol)、5塩化スズトリチル5mg(0.01mm
ol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1mlに懸濁
させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナトリウム
水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ過後
ジクロロメタンで油出し、有機層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層ク
ロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精
製したところ目的のグリコシル化合物が41mg(43
%)得られた。1 H−NMRは実施例2に同じ。
実施例7 参考例3で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物88mg(0.13mmol)、3β−コレスタノール51
mg(0.13mmol)、過塩素酸トリチル4mg(0.01
mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1mlに懸
濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナトリウ
ム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ過
後ジクロロメタンで油出し、有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層
クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で
精製したところ目的のグリコシル化合物が49mg(39
%)得られた。1 H−NMR; 0.2〜2.2(m,51H),3.
3〜5.1(m,15H), 7.0〜7.5(m,2
0H) 実施例8 参考例2で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物84mg(0.13mmol)、1)−メントール20mg
(0.13mmol)、過塩素酸トリチル4.5mg(0.0
13mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1ml
に懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナト
リウム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混合物を
ろ過後ジクロロメタンで油出し、有機層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル
薄層クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:
1)で精製したところ目的のグリコシル化合物が48mg
(53%)得られた。1 H−NMR; 0.6〜1.8(m,18H),2.
0〜2.6(m,3H),3.1〜5.1(m,15
H), 6.9〜7.4(m,20H) 実施例9 参考例2で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物84mg(0.13mmol)、1,2−3,4−ジ−O−
イソプロピリデン−D−ガラクトース34mg(0.13
mmol)、過塩素酸トリチル4mg(0.013mmol)、モ
レキュラーシーブス粉末をベンゼン1mlに懸濁させ、3
0分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナトリウム水溶液5
mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ過後ジクロロ
メタンで油出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し
て、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層クロマト
(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製した
ところ目的のグリコシル化合物が84mg(81%)得ら
れた。1 H−NMR; 1.2〜1.6(m,15H),3.
1〜5.1(m,20H), 5.4〜5.6(d,1
H),7.0〜7.5(m,20H) 実施例10 参考例2で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物78mg(0.12mmol)、n−オクタノール16mg
(0.12mmol)、過塩素酸トリチル4mg(0.013
mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1mlに懸
濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナトリウ
ム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ過
後ジクロロメタンで油出し、有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層
クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で
精製したところ目的のグリコシル化合物が66mg(82
%)得られた。1 H−NMR; 0.6〜1.9(m,18H),3.
2〜5.1(m,16H), 7.1〜7.4(m,2
0H)
物88mg(0.13mmol)、3β−コレスタノール51
mg(0.13mmol)、過塩素酸トリチル4mg(0.01
mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1mlに懸
濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナトリウ
ム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ過
後ジクロロメタンで油出し、有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層
クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で
精製したところ目的のグリコシル化合物が49mg(39
%)得られた。1 H−NMR; 0.2〜2.2(m,51H),3.
3〜5.1(m,15H), 7.0〜7.5(m,2
0H) 実施例8 参考例2で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物84mg(0.13mmol)、1)−メントール20mg
(0.13mmol)、過塩素酸トリチル4.5mg(0.0
13mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1ml
に懸濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナト
リウム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混合物を
ろ過後ジクロロメタンで油出し、有機層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル
薄層クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:
1)で精製したところ目的のグリコシル化合物が48mg
(53%)得られた。1 H−NMR; 0.6〜1.8(m,18H),2.
0〜2.6(m,3H),3.1〜5.1(m,15
H), 6.9〜7.4(m,20H) 実施例9 参考例2で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物84mg(0.13mmol)、1,2−3,4−ジ−O−
イソプロピリデン−D−ガラクトース34mg(0.13
mmol)、過塩素酸トリチル4mg(0.013mmol)、モ
レキュラーシーブス粉末をベンゼン1mlに懸濁させ、3
0分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナトリウム水溶液5
mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ過後ジクロロ
メタンで油出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し
て、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層クロマト
(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製した
ところ目的のグリコシル化合物が84mg(81%)得ら
れた。1 H−NMR; 1.2〜1.6(m,15H),3.
1〜5.1(m,20H), 5.4〜5.6(d,1
H),7.0〜7.5(m,20H) 実施例10 参考例2で合成したジメチルホスフィノチオエート化合
物78mg(0.12mmol)、n−オクタノール16mg
(0.12mmol)、過塩素酸トリチル4mg(0.013
mmol)、モレキュラーシーブス粉末をベンゼン1mlに懸
濁させ、30分間室温で攪はんし飽和炭素水素ナトリウ
ム水溶液5mlを加え反応を停止する。反応混合物をろ過
後ジクロロメタンで油出し、有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥して、溶媒を減圧留去し調製用シリカゲル薄層
クロマト(展開剤;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で
精製したところ目的のグリコシル化合物が66mg(82
%)得られた。1 H−NMR; 0.6〜1.9(m,18H),3.
2〜5.1(m,16H), 7.1〜7.4(m,2
0H)
Claims (3)
- 【請求項1】ケトースのアノメリック位がケタール結合
している糖の水酸基の水素が一般式 (式中R1,R2は非置換または置換されたアルキル基
あるいはアリール基を示す。)で表されるホスフィノチ
オイル基で置換されたケトースのアノメリック位チオホ
スフィン酸エステル誘導体と、脂肪族アルコール、芳香
族アルコール、ステロイドアルコール、グリセロール誘
導体、糖誘導体、アミノ酸誘導体から選ばれるアルコー
ルとをトリチル塩を共存させ反応させることを特徴とす
るケトースのグリコシド系化合物の製造法。 - 【請求項2】ケトースのアノメリック位チオホスフィン
酸エステルとしてジメチルチオホスフィン酸エステル誘
導体を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の製造法。 - 【請求項3】トリチル塩として触媒量の過塩素酸トリチ
ルを用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6015089A JPH0653754B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | ケトースのグリコシド系化合物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6015089A JPH0653754B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | ケトースのグリコシド系化合物の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02240093A JPH02240093A (ja) | 1990-09-25 |
| JPH0653754B2 true JPH0653754B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=13133838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6015089A Expired - Lifetime JPH0653754B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | ケトースのグリコシド系化合物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653754B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP6015089A patent/JPH0653754B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02240093A (ja) | 1990-09-25 |
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