JPH0699653B2 - 水性インキ、イレーサー及びマーカー - Google Patents

水性インキ、イレーサー及びマーカー

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JPH0699653B2
JPH0699653B2 JP17936391A JP17936391A JPH0699653B2 JP H0699653 B2 JPH0699653 B2 JP H0699653B2 JP 17936391 A JP17936391 A JP 17936391A JP 17936391 A JP17936391 A JP 17936391A JP H0699653 B2 JPH0699653 B2 JP H0699653B2
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昌繁 高田
信一 松本
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内外カーボンインキ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性インキ、イレーサ
ー及びマーカーに関する。より詳しくは本発明は、記載
された文字や画線の印字濃度が高く、又この印字文字や
画線は水若しくは適当なイレーサーで容易に消去出来且
つ乾燥後でも再呈色しないソーイング用水性マーカーイ
ンキ、そのイレーサー及びマーカーに関する。
【0002】
【従来の技術】刺繍やソーイングをする際は、縫製ライ
ンを示す画線や文字が布上にあると便利である。従来、
この目的にチャコが使われる。そして縫製後は縫製物を
洗濯することで、このような画線や文字は消去される。
【0003】しかしながら、上記の画線や文字のみを消
去するために縫製物全体をいちいち洗濯することは煩雑
であり、不経済であり、又洗濯の際に布地を傷める可能
性もある。
【0004】そこで、記載した文字や画線を、例えば水
を含浸させた布や紙、繊維などで拭く等により容易に消
去し得るインキ組成物が望まれる。そのようなインキ組
成物としては、チオシアン酸コバルトを呈色主剤として
含む水性インキ組成物が提案される[特公昭49−27
527号公報(特許第765826号)、特公昭51−2
9052号公報(特許第856042号)、特公昭54−
22338号公報(特許第988715号)、特公昭54
−22346号公報(特許第988716号)]。これら
のインキ組成物においては、呈色主剤であるチオシアン
酸コバルトは濃度20%程度で使用される。
【0005】しかしながらこのような濃度で使用した場
合、記載された画線の印字濃度は薄く、一般的な使用に
は十分でない。これらのインキ組成物は、チオシアン酸
コバルトの濃度が30%以上であれば十分な印字濃度が
得られる。しかしチオシアン酸コバルトを濃度30%以
上で使用した場合、流動性が悪くなりインキをペン芯に
挿入する際にその挿入が困難になるという問題を生ず
る。又、インキの流出が悪くなり、筆記の際に文字がか
すれるなどの問題も伴う。又、経済的にもコストがかか
る。更に上記の水性インキ組成物に於いては、印字画線
を水で消色した後、インキに含まれる水が布上で完全に
蒸発すると、再び筆記跡が青色を呈し、消色が不完全で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、チオシアン
酸コバルトの濃度が低くても記載された文字や画線の印
字濃度が高く、又この印字文字や画線は水若しくは適当
なイレーサーで容易に消去出来且つ水分蒸発後でも再呈
色しないソーイング用水性マーカーインキを製造するこ
とを主目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、チオシアン酸コバルト水溶液に発色助剤としてポリ
アルキレングリコールモノ(メタ)アクリレートを添加す
るとチオシアン酸コバルト水溶液本来の赤色の呈色が濃
い青色の呈色に変わることを見出し、本発明を完成させ
るに至った。
【0008】即ち本発明は、チオシアン酸コバルトを呈
色主剤として含有する水性インキにおいて、ポリアルキ
レングリコールモノ(メタ)アクリレートを発色助剤とし
て配合したことを特徴とする消色性水性インキ塩化亜鉛
含有イレーサー、及び上記水性インキを使用するマーカ
ー、を提供する。
【0009】本発明のソーイング用水性マーカーインキ
は、呈色主剤としてチオシアン酸コバルトを含有する。
チオシアン酸コバルト水溶液自体は赤色を呈している
が、これに後述のポリアルキレングリコールモノ(メタ)
アクリレートを添加すると鮮やかな濃青色に変色する。
【0010】本発明に於いては、ソーイング用水性マー
カーインキに呈色助剤としてポリアルキレングリコール
モノ(メタ)アクリレートを含有することを特徴とする。
ポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレートの平
均分子量としては、例えば300〜2,000であって
よい。このようなポリアルキレングリコールモノ(メタ)
アクリレートは、通常ノニオン系界面活性剤として入手
し得る。ポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ートの好適な具体例としては、例えばポリエチレングリ
コールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート等が挙げられ、これらの1
種以上を使用してよい。
【0011】本発明のソーイング用水性マーカーインキ
にはその他添加剤として、ポリオキシエチレンノニルフ
ェノールエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
オレエート、ポリオキシソルビタンモノラウレート等を
添加してよい。
【0012】本発明のソーイング用マーカーインキは、
水性インキとして調製される。即ち、使用される媒体と
しては脱イオン水等の水性媒体が挙げられる。水性媒体
には、その他適当な有機媒体を含有してよい。適当な有
機媒体としては、例えばメタノール、エタノール、エー
テル、アセトン、クロロホルム、酢酸メチル、等が挙げ
られる。
【0013】本発明のソーイング用水性マーカーインキ
の組成に於いて、インキ全重量に対し、チオシアン酸コ
バルトは25重量%以下(特に1.5〜10重量%)、及
びポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレートは
1〜40重量%(特に10〜35重量%)が好ましい。ポ
リアルキレングリコールが40重量%を超過すると高粘
度となる。更に、ポリアルキレングリコールモノ(メタ)
アクリレートとチオシアン酸コバルトとの重量比(ポリ
アルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート/チオシ
アン酸コバルト)は、10/1〜20/1(特に15/1
〜18/1)が好ましい。
【0014】本発明のソーイング用水性マーカーインキ
の調製法は特に限定されないが、例えばチオシアン酸コ
バルトを前記水性媒体に溶解後、ポリアルキレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレートを添加し、ディスパー等で
撹拌混合して調製してよい。
【0015】上記のようにして得られる本発明のソーイ
ング用水性マーカーインキは、水を更に加えてその配合
組成を変化さすと無色に消色するという特性を有してい
る。従って、このようなインキで記載された文字や画線
は、水を噴霧するか又は湿った布等で拭く等により、簡
単に消去することができる。しかしながら本発明者等
は、乾燥後に於ける消色画線の再発色を確実に防ぐに
は、塩化亜鉛含有水が好ましいことを見出した。即ち、
印字画線や文字を消色する際は本発明の塩化亜鉛含有イ
レーサーを使用するのが好ましい。本発明のイレーサー
に於いて、塩化亜鉛はイレーサー全重量に対し0.5〜
3重量%、好ましくは0.5〜1重量%含有される。含
有量が3重量%を超過すると液性を酸性とする必要があ
り布地等に使用できない。本発明のイレーサーは、水性
であるのが好ましい。水性媒体としては、前記本発明の
マーカーインキで例示したものが挙げられ、又この水性
媒体には前記有機媒体を添加してよい。その他本発明の
イレーサーには添加剤としてポリオキシノニルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンノニルフェノルエーテル
等の活性剤等を配合してよい。
【0016】本発明のソーイング用水性マーカーインキ
は、通常のペン状容器にこれを充填さすことでソーイン
グ用マーカーを製造することが出来る。又、1本のペン
内に於いて互いに分離された充填室に本発明の水性マー
カーインキとイレーサーとがそれぞれ分離して充填した
2重機能の、即ちソーイング用マーカーとしての機能と
イレーサーペンとしての機能とを兼備した1本のマーカ
ーを製造することも出来る。これらのマーカーの製造
は、当業者に周知の方法で行ってよい。
【0017】本発明のマーカーが好適に使用される被記
録材としては、合成若しくは天然繊維製不織布、ポリエ
ステル繊維、ナイロン繊維、ポリアクリル繊維等が挙げ
られる。その他、紙やフィルム、合成紙等にも使用して
よい。
【0018】本発明の前記水性インキは、上述のように
ソーイング用マーカーインキとして好適であるが、その
他、適当な補助添加剤を適宜加えることにより、印刷イ
ンキとしても応用される。適当な補助添加剤としては、
例えばシェラック樹脂、アクリル樹脂、マレイン樹脂等
が挙げられる。
【0019】
【発明の効果】本発明により、チオシアン酸コバルトの
濃度が低くても記載された文字や画線の印字濃度が高
く、又この印字文字や画線は水若しくは適当なイレーサ
ーで容易に消去出来且つ水分蒸発後でも再呈色しないソ
ーイング用水性マーカーインキを製造出来る。そのよう
な水性インキは、ソーイング用マーカーに好適に使用し
得る。更に本発明のイレーサーにより、消色画像が再呈
色するのを確実に防止する。
【0020】
【実施例】次に本発明を実施例により、具体的に説明す
る。 ソーイング用水性マーカーインキの調製 実施例1 1)平均分子量1,000。 上記組成比率の混合液をディスパーにて10分間撹拌し
均一なるソーイング用水性マーカーインキを得た。
【0021】実施例2 2)平均分子量350。 上記組成比率の混合液を実施例1と同様に処理して均一
なるソーイング用水性マーカーインキを得た。
【0022】比較例1 3)平均分子量200。 上記組成でチオシアン酸コバルトを水に溶解後ポリエチ
レングリコールを混合撹拌してソーイング用水性マーカ
ーインキを得た。以上の実施例1〜2、及び比較例1の
各ソーイング用水性マーカーについてマーキング適性お
よび消去性について次の試験を行った。結果を表−1に
示す。
【0023】
【表1】
【0024】イレーサーの調製 実施例3 上記組成比率の混合液を実施例1と同様に処理して均一
なるソーイング用マーカー用イレーサーを得た。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チオシアン酸コバルトを呈色主剤として
    含有する水性インキにおいて、ポリアルキレングリコー
    ルモノ(メタ)アクリレートを発色助剤として配合したこ
    とを特徴とする消色性水性インキ。
  2. 【請求項2】 チオシアン酸コバルトが25重量%以下
    含有される請求項1記載の水性インキ。
  3. 【請求項3】 ポリアルキレングリコールモノ(メタ)ア
    クリレートとチオシアン酸コバルトとの重量比(ポリア
    ルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート/チオシア
    ン酸コバルト)が10/1〜20/1である請求項1又
    は2記載の水性インキ。
  4. 【請求項4】 塩化亜鉛および水を含有する請求項1〜
    3いづれかに記載の水性インキ用イレーサー。
  5. 【請求項5】 塩化亜鉛が0.5〜3重量%含有される
    請求項4記載のイレーサー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3いづれかに記載の水性イン
    キを使用するマーカー。
  7. 【請求項7】 水性インキをペン状容器に充填してなる
    請求項6記載のマーカー。
  8. 【請求項8】1本のペン内に於いて互いに分離された充
    填室に、請求項1〜3いづれかに記載の水性インキと、
    請求項4又は5に記載のイレーサーとがそれぞれ分離し
    て充填された請求項6又は7記載のマーカー。
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