JPH07100070A - 接触加熱器具 - Google Patents

接触加熱器具

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JPH07100070A
JPH07100070A JP25297493A JP25297493A JPH07100070A JP H07100070 A JPH07100070 A JP H07100070A JP 25297493 A JP25297493 A JP 25297493A JP 25297493 A JP25297493 A JP 25297493A JP H07100070 A JPH07100070 A JP H07100070A
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JP
Japan
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heating
film
present
heating surface
coating film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25297493A
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English (en)
Inventor
Hirosaku Nagasawa
啓作 長沢
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 加熱面と被加熱物の間に強度が20kg/m
m2以上、弾性率が600kg/mm2以上、200℃に
おける熱収縮率が1%以下であり、厚みが16μm以下
である合成樹脂フィルムを、該加熱面に接着させること
なく設置した加熱器具。 【効果】 簡単に加熱面を清浄な状態に復旧でき、被加
熱物が汚染されたり、汚れにより加熱面の伝熱効率を下
げたりすることがなく加熱処理ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱器具に関するもの
であり、さらに詳しくは、被加熱物に接触して加熱する
器具における加熱面を簡単に清浄に保つことのできる改
良された加熱器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品加工、樹脂加工、繊維製品の加工、
金属加工、加熱接合など、被加熱物に加熱器具を接触ま
たは圧接させて加熱加工することは広く行われている。
しかし、これらの加工においては、加熱器具の表面に被
加熱物または随伴する物質、またはそれらが熱分解した
物質に起因する汚れが付着し、加熱効率を下げたり、被
加熱物質を汚染したりすることが常態である。
【0003】かかる汚れの防止法として、調理などでみ
られるように加熱面に油脂を塗布したり、加熱面にフッ
素樹脂膜を焼き付け塗工したりすることが行われる。し
かし、前者は応用が限られ、また油脂の分解も問題であ
り、後者は使用を重ねるに従って徐々に効果を失うとい
う問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、加熱
器具の表面を簡単に清浄に保つことができる加熱器具を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、フッ素樹脂
塗膜のごとくある程度の耐久性を持ち、且つ、油脂のご
とく容易に加熱面の被覆を更新できる構造の加熱器具が
課題達成の手段として最適との着眼点に立ち、本発明を
完成したものである。即ち、本発明は、強度が20kg
/mm2 以上、弾性率が600kg/mm2以上、20
0℃における熱収縮率が1%以下であり、かつ厚みが1
6μm以下である合成樹脂フィルム(以下被覆フィルム
と称する)を、加熱面に接着させることなく設置するこ
とを特徴とする接触加熱器具である。
【0006】本発明における接触加熱器具とは、被加熱
物に直接接触して加熱する加熱器具をいう。本発明で用
いられる被覆フィルムは、強度が20kg/mm2 以上
であり、好ましくは25kg/mm2 以上である。加熱
器具においては、被加熱物との接触以外に、例えばホッ
トプレート等においては箸やこてなどの調理用具との接
触があり、また樹脂加工等の工業用途では固体状の樹脂
や銅箔などに圧接されることもあるため、被覆フィルム
は強いものであることを要するからである。
【0007】本発明で用いられる被覆フィルムは、弾性
率が600kg/mm2 以上であり、好ましくは800
kg/mm2 以上である。加熱器具を使用する際に固形
物との接触で小副フィルムが変形しにくいようにするた
めである。本発明で用いられる被覆フィルムは、本発明
の目的を達成するために、200℃における熱収縮率が
1%以下であることが肝要である。
【0008】本発明で用いられる被覆フィルムは、加熱
面からの伝熱の点からできるかぎり薄いフィルムである
必要があり、厚みが16μm以下であり、好ましくは1
2μm以下である。本発明で用いられる被覆フィルム
は、合成樹脂からなるが上記条件を満足する合成樹脂と
しては芳香族ポリアミド(以下、アラミドという)樹脂
やポリイミド樹脂等がある。
【0009】アラミド樹脂としては、次の構成単位から
なる群より選択された単位より実質的に構成されるもの
が用いられる。 −NH−Ar1 −NH− (1) −CO−Ar2 −CO− (2) −NH−Ar3 −CO− (3) ここでAr1 、Ar2 、Ar3 は少なくとも1個の芳香
環を含み、同一でも異なっていてもよく、これらの代表
例としては下記の化1が挙げられる。
【0010】
【化1】
【0011】なお、これらは必要に応じて、芳香環の環
上の水素の一部が、ハロゲン基、ニトロ基、アルキル
基、アルコシ基などで置換されていれもよい。また化1
中のXは−O−、−CH2 −、−SO2 −、−S−、−
CO−等である。上記アラミド樹脂のうち、全ての芳香
環の80%以上がパラ位にて結合されているアラミド樹
脂が特に好ましい。
【0012】本発明に用いられるポリイミド樹脂とは、
ポリマーの繰り返し単位の中に芳香環とイミド基をそれ
ぞれ1個以上含むものであり、下記の化2または化3の
一般式で表されるものである。
【0013】
【化2】
【0014】
【化3】
【0015】ここで、Ar4 、Ar6 は少なくとも1個
の芳香環を含み、イミド環を形成する2個のカルボニル
基は芳香環上の隣接する炭素原子に結合している。この
Ar 4 は芳香族テトラカルボン酸またはその無水物に由
来する。代表例としては下記の化4がある。ここでY
は、−O−、−CH2 −、−SO2 −、−S−、−CO
−などである。
【0016】
【化4】
【0017】また、化3中のAr6 は無水トリカルボン
酸あるいはそのハライドに由来する。Ar5 、Ar7 は
少なくとも1個の芳香環を含み、芳香族ジアミン、芳香
族イソシアネートに由来する。Ar5 またはAr7 の代
表例としては下記の化5がある。
【0018】
【化5】
【0019】ここで、これらの芳香環の環上の水素の一
部が、ハロゲン基、ニトロ基、アルキル基、アルコシ基
などで置換されているものも含む。Zは−O−、−CH
2 −、−SO2 −、−S−、−CO−などである。上記
ポリイミド樹脂のうち、全ての芳香環の80%以上がパ
ラ位にて結合されているポリイミド樹脂が特に好まし
い。
【0020】また、本発明のアラミド樹脂またはポリイ
ミド樹脂には、フィルムの物性を損ねたり、本発明の目
的に反しないかぎり、滑剤、酸化防止剤、その他の添加
剤などや他のポリマーが含まれていてもよい。本発明の
被覆フィルムの製造法は、特に限定されるものではな
く、それぞれの樹脂に適した製造法がとられてよい。
【0021】さらに本発明における被覆フィルムには、
フィルム表面に微細な突起を設けて、フィルム同志のブ
ロッキングを防止したり、滑り性を改良するため、シリ
カ等の微粒子を含有することも許される。また、染料や
顔料などの着色剤や、難燃剤、帯電防止剤、酸化防止
剤、その他の改質剤についても、それが本発明の目的に
反しないかぎり、フィルムに含まれていてもよい。
【0022】本発明の加熱器は加熱面の表面を容易に更
新できるようにするため、上記被覆フィルムが加熱面に
接着することなく設置されていることが肝要である。ま
た、被覆フィルムは加熱面に、少なくとも被加熱部に加
熱面が接触して加熱処理している際に、密接に接してい
るよう設置されるべきである。被覆フィルムの形状は特
に制限されるものではなく、器具の加熱面に合わせて切
り抜いて用いられても、長尺のフィルムロールとして用
いられてもよい。特別な例としては、特開平3−328
17号の方法でフィルムを絞り成形して、加熱ツールに
装着して用いることも好ましい実施態様である。
【0023】本発明の加熱器具において、ヒータの構造
や加熱方式、加熱板の構造や材質などについては、特に
制限されるものではない。以下、本発明の加熱器の実施
態様について図面を用いて説明するが、本発明は以下の
説明に用いたホットプレートや家庭用調理器具にとどま
るものではなく、その他、樹脂成形における金型や熱プ
レス板、繊維製品の加工におけるのアイロンやドライヤ
ー他の加熱ロール、プリント回路基板への部品実装にお
ける電気、電子部品のハンダ付け他の接合用加熱ツー
ル、等々が挙げられる。
【0024】図1は、家庭で用いられる調理用のホット
プレートである。1は調理のための加熱面である鉄板で
あり、ヒータ2により加熱されている。3はホットプレ
ートの外装材である。鉄板1の表面には、本発明の被覆
フィルム4が抑えリング5により、鉄板の表面に接して
取り付けられている。本発明の特徴とするところは、本
発明の被覆フィルム4が、フッ素樹脂の焼付け塗膜など
とは異なり、鉄板の表面には接着されず、単に接して設
置されていることであり、被覆フィルムの汚れが進んだ
り、破損が生じたときは、押えリング5を外すことによ
り、容易に新しいフィルムに更新できることである。
【0025】本発明の被覆フィルムの固定方法は特に制
限されるものではなく、上記の如く押さえリングのよう
な固定金具による方法や、次に示す例の如く、被覆フィ
ルムを連続した帯状とし、送り出しと巻き取りの比率を
加減して行うこと等がある。上記の例の押さえリングの
固定方法についても、リングをバネ式にして、リングの
広がり力でホットプレートの鉄板の外周を押さえつけて
固定してもよいし、リングおよび鉄板の外周にそれぞれ
ネジを切り、ねじ込み式にしてもよく、またネジの代わ
りに爪を設けて噛み合わせる方法であってもよい。
【0026】被覆フィルムの更新の方法は、本例のごと
く交換の必要性が発生する度に全体を更新する方法が、
家庭用器具などにおいては器具の構造が簡単となり、好
ましいが、工業用の器具においては、被覆フィルムを連
続した帯状とし、加熱面上を連続して、または寸動的に
移動させて更新することが便利である。図2は、熱プレ
ス装置における実施例を示したものであり、油圧シリン
ダー6に取り付けられた移動加熱板7aおよび固定加熱
板7bは、9aおよび9bのフィルムフィーダーに収め
られた被覆フィルムのロール10aおよび10bから、
被覆フィルム8aおよび8bが、それぞれ両加熱板の表
面に沿って配置され、11aおよび11bのウエストフ
ィルムホルダー中にウエストフィルムロール12aおよ
び12bとして巻き取られている。
【0027】この例において、被覆フィルムは連続的に
または寸動的に移動させられるが、フィルムの加熱面へ
の固定法としては、例えばフィルムフィーダーの送り出
しおよびウエストフィルムホルダーの巻き取り量を加減
して、加熱面を被覆しているフィルムに張力を与える方
法や、図3は熱プレス装置の固定加熱板のみを示したも
のであるが、この例のように加熱板7cに固定溝13a
および13bを設け、固定板14aおよび14bを固定
板押しつけ装置15aおよび15bにより被覆フィルム
8cを加熱板側面に押さえつけて固定する方法などが考
えられる。図3の例においては、被覆フィルムを移動す
る際には、固定板押し付け装置は開放され、フィルムは
自由に移動できることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明の改良された加熱器具によれば、
加熱器具の加熱面が汚れたり、傷ついたりした時に、被
覆フィルムを更新することにより、簡単に加熱面を清浄
な状態に復旧でき、被加熱物が汚染されたり、汚れによ
り加熱面の伝熱効率を下げたりすることがなく加熱処理
ができる。
【0029】本発明の改良された加熱器具は、家庭用他
の調理用加熱器具、繊維製品のアイロン処理などの熱プ
レスや乾燥他の各種加熱ロール類、樹脂加工における成
形金型や熱プレス、金属加工におけるハンダ付け等の加
熱器具、等に用いられて、その好ましい効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一つである家庭用調理器のホ
ットプレートの断面図を示したものである。
【図2】本発明の実施例の一つである熱プレス装置の断
面図を示したものである。
【図3】本発明の実施例の一つである熱プレス装置にお
ける他の実施態様を示したものである。
【符号の説明】
1 加熱板 2 ヒータ 3 外装材 4 被覆フィルム 5 押えリング 6 油圧シリンダー 7a 移動加熱板 7b 固定加熱板 7c 加熱板 8a、8b、8c 被覆フィルム 9a、9b、9c フィルムフィーダー 10a、10b、10c 被覆フィルムのロール 11a、11b、11c ウエストフィルムホルダー 12a、12b、12c ウエストフィルムロール 13a、13b 固定溝 14a、14b 固定板 15a、15b 固定板押し付け装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強度が20kg/mm2 以上、弾性率が6
    00kg/mm2 以上、200℃における熱収縮率が1
    %以下であり、かつ厚みが16μm以下である合成樹脂
    フィルムを、加熱面に接着させることなく設置すること
    を特徴とする接触加熱器具。
JP25297493A 1993-10-08 1993-10-08 接触加熱器具 Withdrawn JPH07100070A (ja)

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JP25297493A JPH07100070A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 接触加熱器具

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JP25297493A JPH07100070A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 接触加熱器具

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JPH07100070A true JPH07100070A (ja) 1995-04-18

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JP25297493A Withdrawn JPH07100070A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 接触加熱器具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000008989A1 (en) * 1998-08-11 2000-02-24 Chiaphua Industries Limited Cooking utensils

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000008989A1 (en) * 1998-08-11 2000-02-24 Chiaphua Industries Limited Cooking utensils
US6247392B1 (en) 1998-08-11 2001-06-19 Chiaphua Industries Limited Cooking utensils

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