JPH0710008A - 通電装置 - Google Patents

通電装置

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JPH0710008A
JPH0710008A JP6020104A JP2010494A JPH0710008A JP H0710008 A JPH0710008 A JP H0710008A JP 6020104 A JP6020104 A JP 6020104A JP 2010494 A JP2010494 A JP 2010494A JP H0710008 A JPH0710008 A JP H0710008A
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JP
Japan
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gear
flat cable
steering
vehicle body
electric device
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Pending
Application number
JP6020104A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Matsui
秀行 松井
Susumu Hashimoto
進 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0710008A publication Critical patent/JPH0710008A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラットケーブルの円滑な動作を妨げるよう
な摩擦を生ずることがないと共に、摩耗による不具合が
生じることがなく、しかも、全体の大きさをそれほど大
きくすることなくフラットケーブルの全長を短くできる
通電装置を提供する。 【構成】 ステアリングホイールを回転させると、アッ
パーケース12と共に大歯車13aが一方向に回転し、
これに噛合する小歯車15aが逆方向に回転する。これ
により、大歯車部材13の筒部13bと、小歯車部材1
5の筒部15bとに順方向に捲回されているフラットケ
ーブル17は、一方の側から引き出されて他方の側に巻
き取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転するステアリン
グ側と車体側との間の電気的接続を図る通電装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のものとしては、例えば
図10及び図11に示すようなものがある。両図におい
て、符号78は図示省略の車体側に固定されて環状を呈
する固定ケースで、この固定ケース78に環状の可動ケ
ース72が回動自在に配設されている。この可動ケース
72の中央部にステアリングシャフト74が挿通され、
このステアリングシャフト74と可動ケース72とが一
体に回転するようになっている。
【0003】そして、この両ケース72,78で形成さ
れる内部空間106に、帯状のフラットケーブル68が
固定ケース78の内筒に余裕をもって捲回されて収納さ
れ、このフラットケーブル68の外周側端部76が固定
ケース78の内筒に、内周側端部70が可動ケース72
の外筒にそれぞれ固定されている。この外周側端部76
からの導電線は図示省略の車体側の電気機器に接続され
ており、内周側端部70からの導電線96,98等は、
ステアリングホイール14内に配設されているエアバッ
グ装置42に接続されている。
【0004】かかる構造によれば、ステアリングホイー
ル14を回転させると、その回転方向に応じてフラット
ケーブル68が縮径して巻数が増加したり、巻数が減少
して拡径したりすることにより、ステアリングホイール
14の回転が吸収されることとなる。従って、このステ
アリングホイール14に一体に設けられているエアバッ
グ装置42が、ステアリングホイール14の回転に伴っ
て回転されても、フラットケーブル68を介して車体側
の電気機器との通電が維持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、ステアリングホイール14
の回転に応じてフラットケーブル68の巻数を変化させ
るものであったため、その変化の際に摩擦を生じ、円滑
な動作がなされないと共に、摩耗によるフラットケーブ
ル68の寿命低下等の不具合が生じるおそれがある。
【0006】また、フラットケーブル68は一つの軸に
対して捲回され、ステアリングホイール14の回転に応
じて、縮径又は拡径するようにしているため、フラット
ケーブル68の長さを極力短くしようとすると(固定ケ
ース78の内筒の円周にステアリングホイール14の回
転数nを掛けた長さにしようとすると)、可動ケース7
2の外筒の大きさが極めて大きくなってしまうことか
ら、従来ではフラットケーブル68を長くすることによ
り、可動ケース72外筒、すなわち、全体の大きさがそ
れほど大きくならないようにしていた。
【0007】そこで、この発明は、フラットケーブルの
円滑な動作を妨げるような摩擦を生ずることがないと共
に、摩耗による不具合が生じることがなく、しかも、全
体の大きさをそれほど大きくすることなくフラットケー
ブルの全長を短くできる通電装置を提供することを課題
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
を解決するため、ステアリングに設けられるステアリン
グ側電気機器と、車体側に設けられた車体側電気機器と
の電気的接続を図る通電装置において、ステアリングシ
ャフトを軸として、該ステアリングシャフトと同期回転
する第1歯車と、該第1歯車の回転が伝達される第2歯
車とを設け、該両歯車に筒部を設け、該第1歯車側の筒
部にフラットケーブルの一端部を、他端部を前記第2歯
車側の筒部に取付けると共に、該フラットケーブルを両
筒部に捲回し、該フラットケーブルの一端部を、前記ス
テアリング側電気機器に電気的に接続し、他端部を車体
側電気機器に電気的に接続した通電装置としたことを特
徴としている。
【0009】また、前記フラットケーブルを前記第1、
第2歯車の両筒部に順方向に捲回してもよいし、前記第
1歯車の回転を中間歯車を介して前記第2歯車に伝達
し、前記フラットケーブルを前記第1、第2歯車の両筒
部に逆方向に捲回してもよい。
【0010】さらに、前記フラットケーブルの一端部を
前記車体側電気機器にカールコードを介して電気的に接
続してもよいし、該カールコードの巻径を、前記フラッ
トケーブル側の接続端から前記車体側電気機器側の接続
端に向かって、順次大きくしてもよい。
【0011】
【作用】かかる構成によれば、ステアリングを回転させ
ると、第1歯車が回転し、この第1歯車の回転が第2歯
車に伝達されて第2歯車も回転するため、それぞれの歯
車の筒部に捲回されているフラットケーブルが、一方か
ら引き出されて他方に巻き取られる。このような動作に
より、ステアリングの回転が吸収されて、ステアリング
側電気機器と車体側電気機器との電気的接続が確保され
ることとなる。
【0012】また、第1歯車の回転を中間歯車を介して
第2歯車に伝達し、フラットケーブルを第1、第2歯車
の両筒部に逆方向に捲回することにより、第2歯車は第
1歯車の回転と順方向に回転し、フラットケーブルの曲
がり方向が両筒部間で逆転することがないため、フラッ
トケーブルへの繰り返し引張、圧縮応力の発生をなく
し、フラットケーブルの断線を防止することができる。
【0013】さらに、フラットケーブルの一端部を車体
側電気機器にカールコードを介して電気的に接続するこ
とにより、フラットケーブルの回転をカールコードの巻
数や巻径の変化により吸収することができる。また、カ
ールコードの巻径を、フラットケーブル側の接続端から
車体側電気機器側の接続端に向かって順次大きくするこ
とにより、カールコードの巻が緩む方向にフラットケー
ブルが回転し、巻径が増大した場合でも、フラットケー
ブル側のカールコードの最大巻径を比較的小さく抑え、
カールコードと他の部材との干渉によるカールコードの
断線や寿命低下を防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。
【0015】図1乃至図6は、この発明の第1実施例を
示すものである。
【0016】まず構成を説明すると、図中符号11は、
図示省略の車体側に固定されるロアケース、図中符号1
2は図示省略のステアリングに取り付けられるアッパー
ケースで、このアッパーケース12に大歯車部材13が
取り付けられ、このアッパーケース12がロアケース1
1に取り付けられた状態で、大歯車部材13が、アッパ
ーケース12とロアケース11とで形成される空間部1
4内に回転自在に収納されるようになっている。また、
この大歯車部材13の大歯車13aと噛合する小歯車1
5aを有する小歯車部材15が、ロアケース11内に回
転自在に収納され、この小歯車部材15上がギアケース
16で閉成されている。
【0017】より詳しくは、大歯車部材13は、「第1
歯車」としての大歯車13aと、この大歯車13aから
上方に突設された筒部13bとを有している。そして、
この筒部13bの上端部には、アッパーケース12の一
対の嵌合孔12aに嵌合される嵌合部13cが形成され
ている。
【0018】また、アッパーケース12は、上方に突出
してステアリングに取り付けられる一対のクリップ部1
2bが形成されると共に、下方に突出してステアリング
シャフトが挿通される筒部12cが形成されている。こ
の筒部12cは、前記大歯車部材13の筒部13b内及
び前記ロアケース11の底面部に形成された円形の開口
11aに挿入される径に形成されている。そして、この
アッパーケース12の筒部12cには、下端部側に、前
記ロアケース11の開口11a周縁部の裏面側に係止す
る係止部12dが4箇所形成されると共に、前記大歯車
部材13及びロアケース開口11a周縁部に形成された
切欠部13d,11bを介して挿入されてロアケース1
1底面部の裏面側に突出する突部12eが2箇所形成さ
れている。これら突部12eは、コンビスイッチのウイ
ンカーレバーをキャンセルさせるためのものである。そ
して、それら係止部12dがロアケース開口11a周縁
部に係止されると共に、突部12eがロアケース11底
面部の裏面側に突出することにより、アッパーケース1
2はロアケース11に対してワンタッチで離脱不能状態
で回転可能に装着されるようになっている。そして、ア
ッパーケース12の筒部12c内には、図示省略のステ
アリングシャフトが挿通されるようになっている。
【0019】さらに、小歯車部材15は、「第2歯車」
としての小歯車15aと、筒部15bとから構成され、
この筒部15bに、ロアケース11から上方に突設され
た筒部11cが挿入されて、小歯車部材15は、ロアケ
ース11の筒部11cを中心に回転するようになってい
る。
【0020】そして、大歯車部材13の筒部13bと小
歯車部材15の筒部15bとに、フラットケーブル17
が順方向に捲回されている。このフラットケーブル17
の一端部17aは、大歯車部材13の筒部13bに取り
付けられ、他端部17bは、小歯車部材15の筒部15
bに取り付けられている。これら筒部13b,15bの
径の比は、大歯車13aと小歯車15aの歯数比と同じ
に設定されている。
【0021】そのフラットケーブル17の一端部17a
側は、ステアリング側コネクタ18に連結されている。
詳しくは、この一端部17a側は、大歯車部材13の筒
部13bに形成されたスリット13eを介して、この筒
部13bの内側に回され、アッパーケース12の筒部1
2cとの間から上方に向けて延長され、アッパーケース
12の挿通スリット12fを介して上方に図2及び図5
に示すように導出される。また、フラットケーブル17
の他端部17b側には、ロアケース11の筒部11c内
に挿入されたカールコード19の一端部19aが接続さ
れている。このカールコード19の他端部19bは、車
体に固定された車体側コネクタ20に連結されている。
【0022】そして、そのステアリング側コネクタ18
は、ステアリングホイール側の「ステアリング側電気機
器」としてのエアバッグ装置等に接続され、車体側コネ
クタ20は、車体側の車体側電気機器に接続されるよう
になっている。
【0023】次に作用について説明する。
【0024】ステアリングホイールを回転させると、ア
ッパーケース12と共に大歯車13aが一方向に回転
し、これに噛合する小歯車15aが逆方向に回転する。
これにより、大歯車部材13の筒部13bと、小歯車部
材15の筒部15bとに順方向に捲回されているフラッ
トケーブル17は、一方の側から引き出されて他方の側
に巻き取られる。また、小歯車部材15の回転に伴っ
て、カールコード19の巻数や巻径が変化する。図4に
は、カールコード19の巻径が小さくなり巻数が増加し
た状態を示す。これらの動作により、ステアリングの回
転が吸収されて、ステアリング側コネクタ18と車体側
コネクタ20との間で、安定した通電を行うことができ
る。この場合、ステアリングホイールを最大限まで回転
させた状態では、フラットケーブル17が筒部13b又
は筒部15bの一方にすべて捲回されるように設定す
る。
【0025】このように、2軸、つまり2つの筒部13
b,15bの間に、順方向にフラットケーブル17を捲
回することにより、ステアリングホイールの回転時に
は、一方の側の筒部13b,15bから引き出されたフ
ラットケーブル17が他方の側の筒部15b,13bに
巻き取られることとなるため、従来のもののように1軸
の回りで、フラットケーブル17の巻径が変化するよう
なものと異なり、フラットケーブル17間で大きな摩擦
が生じないことから、円滑な動作ができると共に、摩耗
によるフラットケーブル17の寿命低下等の不具合も発
生しない。しかも、たるみが生じないため、震動等によ
る異音の発生を防止できる。
【0026】また、フラットケーブル17は、2軸、つ
まり2つの筒部13b,15bに捲回されているため、
従来の一つの軸(内筒1a)に対して捲回されているも
のと異なり、ステアリング回転数と大歯車筒部13bの
円周長さとを掛けた長さよりフラットケーブル17の厚
さを考慮した分、僅かに長いフラットケーブル17を用
意するだけでよい。しかも、この場合には、小歯車部材
15側が配設されている部分が突出するような形状とな
るが、従来のようなものでは、この実施例とフラットケ
ーブル17が同じ長さで、ステアリングが同じ回転数の
ものを得ようとすると、可動ケース外筒3aの径が、そ
の突出した部分を含めたものより大きくなってしまう。
従って、この実施例では、装置全体をそれほど大きくす
ることなくフラットケーブル17を短くできる。
【0027】図7は、この発明の第2実施例を示すもの
である。
【0028】この実施例では、以下の点で、第1実施例
とその構成を異にしている。すなわち、前記大歯車13
aと小歯車15aとに噛合する中間歯車21がロアケー
ス11内に収納され、この中間歯車21を介して、大歯
車13aの回転が小歯車15aに伝達されるようになっ
ている。この中間歯車21の中心孔21aには、ロアケ
ース11に取り付けられた回転軸11dが挿入されて、
この回転軸11dを中心に中間歯車21が回転するよう
になっている。大歯車13aと小歯車15aとの中心間
距離は、両歯車のピッチ円半径の和よりも大きく取ら
れ、互いに直接噛合しないようになっている。また、フ
ラットケーブル17は、大歯車部材13の筒部13bと
小歯車部材15の筒部15bとに、逆方向に捲回されて
いる。
【0029】そして、ステアリングホイールを回転させ
ると、アッパーケース12と共に大歯車13aが一方向
に回転し、この大歯車13aに噛合する中間歯車21が
逆方向に回転する。さらに、この中間歯車21に噛合す
る小歯車15aが中間歯車21の回転とは逆方向、すな
わち、大歯車13aの回転と順方向に回転する。これに
より、大歯車部材13の筒部13bと、小歯車部材15
の筒部15bとに逆方向に捲回されているフラットケー
ブル17は、曲がり方向が一定のまま、一方の側から引
き出されて他方の側に巻き取られる。
【0030】このように、大歯車13aの回転を中間歯
車21を介して小歯車15aに伝達し、フラットケーブ
ル17を筒部13b,15bに逆方向に捲回することに
より、小歯車15aが大歯車13aの回転と順方向に回
転し、フラットケーブル17の曲がり方向が筒部13
b,15b間で逆転することなく、フラットケーブル1
7の巻き取りが行われる。このため、第1実施例の場合
と異なり、フラットケーブル17の曲がり方向が逆転
し、巻き取りの度毎にフラットケーブル17表面に引
張、圧縮応力が繰り返しかかることがないため、フラッ
トケーブル17の断線や寿命低下を防止することができ
る。
【0031】その他の構成、及び効果は、第1実施例と
同様であるので、説明を省略する。
【0032】図9は、この発明の第3実施例を示すもの
である。
【0033】この実施例では、カールコード19’の各
巻径が、その初期状態(ステアリングホイールが直進状
態)において、図9(b)に示すように、小歯車15a
側の一端部19’aから車体側コネクタ20側の他端部
19’bに向かって順次大きくなるように、カールコー
ド19’全体が成形されている点で、第1、第2実施例
とは異なる。
【0034】すなわち、第1、第2実施例では、カール
コード19の巻径が、その初期状態において、図8
(b)に示すように、小歯車15a側の一端部19aか
ら車体側コネクタ20側の他端部19bまで均一に成形
されている。また、カールコード19が、図8(c)に
示すように最大に絞られても、各カールが接触し、絡ま
ないように各カールの間隔が決定されている。このよう
な構成においては、カールコード19の巻が緩む方向に
小歯車15aが回転すると、図8(a)に示すように、
カールコード19の巻数が少なくなると共に、巻径が大
きくなるが、特に回転側である上端部19a側は、固定
側である端部19b側に比べ、小歯車15aの回転によ
る巻径変化が大きい。そのため、ロアケース11の筒部
11cの内径が小さいと、カールコード19が筒部11
cの内壁に接触し、カールコード19の断線や、寿命低
下を招き易くなる。これを防止するため、筒部11cの
内径を大きくすることが考えられるが、それでは装置全
体の大型化を招くこととなる。
【0035】これに対し、第3実施例では、カールコー
ド19’の巻が絞られる方向に小歯車15aが回転する
と、図9(c)に示すように、カールコード19’の巻
数が多くなると共に、19’a側の巻径がさらに小さく
なる。逆に、カールコード19’の巻が緩む方向に小歯
車15aが回転すると、図9(a)に示すように、カー
ルコード19’の巻数が少なくなると共に、19’a側
の巻径が大きくなる。しかし、19’a側の巻径は、初
期状態において、もともと小さく設定されているため、
前記第1、第2実施例の場合と比べ、小さく抑えられ
る。
【0036】このように、小歯車15aの回転による巻
径変化が大きい一端部19’aの巻径を、巻径変化の小
さい他端部19’bの巻径よりも小さくすることによ
り、カールコード19’の巻が緩む方向に小歯車15a
が回転し、巻径が増大した場合でも、端部19’a側の
巻径を比較的小さく抑えられる。このため、ロアケース
11の筒部11cの内径を大きくすることなく、カール
コード19’と筒部11cの内壁との接触によるカール
コード19’の断線や寿命低下を防止することができ
る。従って、ロアケース11の筒部11cを小さくし、
装置全体を小型化することができる。
【0037】その他の構成、及び効果は、第1、第2実
施例と同様であるので、説明を省略する。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、2軸、つまり2つの筒部にフラットケーブルを捲
回することにより、ステアリングホイールの回転時に
は、一方の側の筒部から引き出されたフラットケーブル
が他方の側の筒部に巻き取られることとなるため、従来
のもののように1軸の回りで、フラットケーブルの巻径
が変化するようなものと異なり、フラットケーブル間で
大きな摩擦が生じないことから、円滑な動作ができると
共に、摩耗によるフラットケーブルの寿命低下等の不具
合も発生することがない。しかも、たるみが生じないた
め、震動等による異音の発生を防止できる。さらに、装
置全体をそれほど大きくすることなくフラットケーブル
を短くできる、という実用上有益な効果を発揮する。
【0039】また、第1歯車の回転を中間歯車を介して
第2歯車に伝達し、フラットケーブルを第1、第2歯車
の両筒部に逆方向に捲回することにより、第2歯車は第
1歯車の回転と順方向に回転し、フラットケーブルの曲
がり方向が両筒部間で逆転することがないため、フラッ
トケーブルへの繰り返し引張、圧縮応力の発生をなく
し、フラットケーブルの断線を防止することができる。
【0040】さらに、フラットケーブルの一端部を車体
側電気機器にカールコードを介して電気的に接続するこ
とにより、フラットケーブルの回転をカールコードの巻
数や巻径の変化により吸収することができる。また、カ
ールコードの巻径を、フラットケーブル側の接続端から
車体側電気機器側の接続端に向かって順次大きくするこ
とにより、カールコードの巻が緩む方向にフラットケー
ブルが回転し、巻径が増大した場合でも、フラットケー
ブル側のカールコードの巻径を比較的小さく抑え、カー
ルコードと他の部材との干渉によるカールコードの断線
や寿命低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す通電装置の分解斜
視図である。
【図2】同一実施例の通電装置の組立状態の斜視図であ
る。
【図3】同一実施例の通電装置の正面図である。
【図4】同一実施例を示す図2のA−A線に沿う断面図
である。
【図5】同一実施例を示す図2のB−B線に沿う断面図
である。
【図6】同一実施例を示す図3のC−C線に沿う断面図
である。
【図7】この発明の第2実施例を示す通電装置の分解斜
視図である。
【図8】第1実施例における、カールコード19の作用
を示す拡大断面図である。
【図9】この発明の第3実施例を示し、カールコード1
9’の作用を示す拡大断面図である。
【図10】従来例を示す一部を破断した正面図である。
【図11】従来例を示す図10のD−D線に沿う断面図
である。
【符号の説明】
12 アッパーケース 13a 大歯車(第1歯車) 13b 筒部 15a 小歯車(第2歯車) 15b 筒部 17 フラットケーブル 17a 一端部 17b 他端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングに設けられるステアリング
    側電気機器と、車体側に設けられた車体側電気機器との
    電気的接続を図る通電装置において、 ステアリングシャフトを軸として、該ステアリングシャ
    フトと同期回転する第1歯車と、該第1歯車の回転が伝
    達される第2歯車とを設け、該両歯車に筒部を設け、該
    第1歯車側の筒部にフラットケーブルの一端部を、他端
    部を前記第2歯車側の筒部に取付けると共に、該フラッ
    トケーブルを両筒部に捲回し、該フラットケーブルの一
    端部を、前記ステアリング側電気機器に電気的に接続
    し、他端部を前記車体側電気機器に電気的に接続したこ
    とを特徴とする通電装置。
  2. 【請求項2】 ステアリングに設けられるステアリング
    側電気機器と、車体側に設けられた車体側電気機器との
    電気的接続を図る通電装置において、 ステアリングシャフトを軸として、該ステアリングシャ
    フトと同期回転する第1歯車と、該第1歯車に噛合する
    第2歯車とを設け、該両歯車に筒部を設け、該第1歯車
    側の筒部にフラットケーブルの一端部を、他端部を前記
    第2歯車側の筒部に取付けると共に、該フラットケーブ
    ルを両筒部に順方向に捲回し、該フラットケーブルの一
    端部を、前記ステアリング側電気機器に電気的に接続
    し、他端部を前記車体側電気機器に電気的に接続したこ
    とを特徴とする通電装置。
  3. 【請求項3】 ステアリングに設けられるステアリング
    側電気機器と、車体側に設けられた車体側電気機器との
    電気的接続を図る通電装置において、 ステアリングシャフトを軸として、該ステアリングシャ
    フトと同期回転する第1歯車と、該第1歯車の回転が中
    間歯車を介して伝達されて、前記第1歯車と同方向に回
    転する第2歯車とを設け、該第1、第2歯車に筒部を設
    け、該第1歯車側の筒部にフラットケーブルの一端部
    を、他端部を前記第2歯車側の筒部に取付けると共に、
    該フラットケーブルを両筒部に逆方向に捲回し、該フラ
    ットケーブルの一端部を、前記ステアリング側電気機器
    に電気的に接続し、他端部を前記車体側電気機器に電気
    的に接続したことを特徴とする通電装置。
  4. 【請求項4】 ステアリングに設けられるステアリング
    側電気機器と、車体側に設けられた車体側電気機器との
    電気的接続を図る通電装置において、 ステアリングシャフトを軸として、該ステアリングシャ
    フトと同期回転する第1歯車と、該第1歯車の回転が伝
    達される第2歯車とを設け、該両歯車に筒部を設け、該
    第1歯車側の筒部にフラットケーブルの一端部を、他端
    部を前記第2歯車側の筒部に取付けると共に、該フラッ
    トケーブルを両筒部に捲回し、該フラットケーブルの一
    端部を、前記ステアリング側電気機器に電気的に接続
    し、他端部を前記車体側電気機器にカールコードを介し
    て電気的に接続したことを特徴とする通電装置。
  5. 【請求項5】 前記カールコードの巻径を、前記フラッ
    トケーブル側の接続端から前記車体側電気機器側の接続
    端に向かって、順次大きくしたことを特徴とする請求項
    4記載の通電装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104538810A (zh) * 2014-12-19 2015-04-22 上海电机学院 汽车旋转连接器
WO2018051755A1 (ja) * 2016-09-14 2018-03-22 株式会社東海理化電機製作所 回転コネクタ
JP2021163624A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 古河電気工業株式会社 回転コネクタ装置

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