JPH07100192B2 - 櫛形状の製造方法 - Google Patents

櫛形状の製造方法

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JPH07100192B2
JPH07100192B2 JP7000288A JP7000288A JPH07100192B2 JP H07100192 B2 JPH07100192 B2 JP H07100192B2 JP 7000288 A JP7000288 A JP 7000288A JP 7000288 A JP7000288 A JP 7000288A JP H07100192 B2 JPH07100192 B2 JP H07100192B2
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JP7000288A
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雅也 丹新
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプレス加工による板金の櫛形状の製造方法に関
するものである。
従来の技術 特開昭59−7434で示されている様に櫛形状を製造するた
め、2つの製品を向い合って互い違いに共取りする方法
がある。
第12図は上記従来例を示している。まず素材フープ60に
下穴61,62,63が千鳥状に順送型で送り量Sの2倍ごとに
間欠抜きされる。次に送り量Sごとに櫛歯64が切断され
る。櫛歯64の一端は下穴63の箇所で切り離されるが、他
端は1ピッチずれた下穴61,62に継がるが、継ぎさん65
に継がって保持されている。しかしながら上記の様な構
成では櫛歯64を1本抜くために送り量Sを1ピッチずつ
送らねばならず、生産,速度が上げられない。
そこで考えられるのが第13図に示す多ピッチ送りの順送
型である。68は素材、69,70,71は下穴、72は櫛歯、73,7
4は継ぎさん、75は櫛形状のフープである。下穴69,70,7
1の送り量tを下穴ピッチuのx(整数)倍とし、x回
抜くことにより、下穴69,70,71が所定のピッチtに形成
される。次に櫛歯72を同じくx回抜き所定の櫛歯形状の
フープ75を得、一定の長さで定尺にカットし、分離する
ことにより2枚の製品ができあがる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、櫛歯の幅が狭く
(板厚とほぼ同寸法)で、長さが長い場合、抜かれた櫛
歯がふらつき、工具および製品を破損する。以下第14図
をもって説明する。第14図は第13図に示した従来例の加
工工程を側面より見たものである。尚、79はパンチ、80
はダイである。素材68より抜かれた櫛歯72は、素材68の
板厚や櫛歯72の幅に比べ櫛歯長が長いため(第13図参
照)、図の左右にふらつく。次に順送りして、新たな櫛
歯72を抜く際、前工程で抜かれた櫛歯72が、素材68の下
にふらつき、櫛歯72と素材68を2重打ちするため、ダイ
80や櫛歯72や素材68を破損してしまうという、課題を有
していた。
本発明は上記課題に鑑み、抜かれた櫛歯同士の2重打ち
を防止し、工具および製品の破損をなくす櫛形状の製造
方法および製造装置を提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の櫛歯形状の製造方法
は、素材フープの送り方向両側に、送り方向に一定のピ
ッチで相互に千鳥状に前記送り方向の寸法が前記ピッチ
に等しいかもしくは大きい下穴を抜く工程と、両側の前
記下穴のうちの一方の下穴と、向い合う他方の下穴と下
穴の間の継ぎ部とを結ぶ部位を送り方向前後に互いに切
断し、前記切断が前記両側の下穴付近において、切断深
さが素材フープの板厚の半分以上で板厚以下の半抜き状
態にし、他の切断部位が完全に抜かれた状態にする部分
抜き工程と、前記半抜き状態の部位を分断する工程とを
有するものである。
作用 本発明は上記した構成によって、櫛歯が部分的に半抜き
状態であるので、櫛歯を完全に抜くよりも、櫛歯のふら
つきを防止する事ができ、二重打ちによる工具や製品の
破損をなくせる。また半抜きにした部分を後の工程で完
全に分断しなければならないが、その際には分断荷重は
小さいので、全本数の櫛歯を同時に分断する事ができ、
順送型のように櫛歯のふらつきを心配する必要がない。
また分断する工程においてのパンチとダイのクリアラン
スは広くする事ができ、ピッチずれによる工具や製品の
破損もない。
実施例 第1図〜第8図は本発明の第1実施例を示すものであ
る。第1図においては、aは送り方向、10は順送型の素
材フープ、11は定尺に切断されたブランク、12は分離さ
れた製品、13a,13bは下穴、14a,14bは櫛歯であり、15は
下穴13a,13bを形成する下穴抜き工程、16は櫛歯14a,14b
部分抜き工程、17は定尺に切断する工程、18は櫛歯14a,
14bの分断工程、19は分離工程を示す。
まず第2図を用いて下穴抜き工程を説明する。aの方向
に送られた素材フープ10はまず下穴13a,13bが抜かれ
る。この下穴13a,13bは後工程で抜き離される櫛歯14a,1
4bの切り継ぎの下穴である。手前側下穴13aと奥側下穴1
3bはそれぞれ交互に配置され、送り方向aに送り量のピ
ッチbで片方が配置されると、他方は送り方向aに送り
量の半ピッチcずらして配置される。また下穴13a,13b
の幅dは櫛歯14a,14bの幅eに対して片側fの継ぎ代を
設ける。
次に前工程で抜かれた手前側下穴13aと奥側下穴13bとの
間に櫛歯14a,14bが部分抜きされる。抜かれる櫛歯14aは
送り量のピッチbごとで、残される櫛歯14bと半ピッチ
cごとに交互に配置される。抜かれた櫛歯14aの幅gと
残された櫛歯14bの幅hは同寸法である。第3,4図を用い
て部分抜きの様子を示す。23aは手前側継ぎさん、24は
手前側半抜き部、25は全抜き部、26は奥側半抜き部、23
bは奥側継ぎさん、27はパンチ、28はダイである。抜か
れる櫛歯14aは長さiの半抜き部24,26を除いて残される
櫛歯14bより完全に抜かれる。抜かれた部分が全抜き部2
5である。半抜き部24,26は板厚kに対し深さjで抜かれ
る。深さjは後工程で完全に抜かれるため、できるだけ
深い方が良いが、深すぎると破断が起こり半抜き状態に
ならず、完全に抜けてしまう。そこで深さjは板厚kの
1/2〜3/4抜くのが適切である。また半抜き部24,26の長
さiは同じく短い方が後工程で完全に抜くのに有利であ
るが、短かすぎるとシャー角lが大きくなり、全抜き部
25に対し変形が大きくなり製品として外観上良くない。
そこで半抜き部長さiは板厚kの約5〜15倍程度が適当
である。
このように部分抜きされたフープ10は、定尺のブランク
11に切断される。以下第5図にて説明する。フープ10は
下穴13a,13bの中心(m=n/2)で切断される。31,32は
切断面である。また前工程の半抜き部分も分離され、そ
の分断面が33,34である。そして定尺に切断されたブラ
ンク11は次ステージへ間欠移送される。
次は間欠移送されたブランク11の半抜き状態を分断する
工程である。詳細を第6,7図を用いて説明する。部分抜
き工程で半抜き状態になった櫛歯14a,14bは半抜き部24
によって継がっている。しかし、板厚の半分以上半抜き
する事により、半抜き部24に破断が発生する。そこで、
比較的小さな力でかつパンチ44とダイ45のクリアランス
Oは大きくしても分断する事ができる。パンチ44とダイ
45のピッチPは抜かれた櫛歯14aと残された櫛歯14bのピ
ッチQに合わされ、パンチ44とダイ45の間に通常よりも
大きい抜きクリアランスOを設ける。またパンチ44およ
びダイ45の刃部46,47にRを付ける事も可能である。そ
してパンチ44をダイ上面48まで突込めば分断できる。そ
こでクリアランスOを前記部分抜き工程の抜きクリアラ
ンスよりも拡げ、また刃部46,47にRをつける事によ
り、部分抜き工程より送られてきた櫛歯もピッチずれ等
による刃への乗り上げを吸収することができる。またこ
の分断に要する力は通常の抜き力に対し1/10程度の力で
よい。そこで定尺のブランクに存在する全部の半抜き部
24,26を一度に分断する事が可能になる。一度に分断す
る事により、プレス1ストロークで分断できるし、何本
かずつ分離した櫛歯42のふらつきによる工具破損等もな
くなる。また分断した後の櫛歯14a,14bはダイ45および
パンチ44にくらい付くので、適度なエジェクト力を持つ
ストリッパ49、パッド50を必要とする。
次に分断された櫛歯形状の製品を手前と奥に分離する工
程である。ブランク11は櫛歯14a,14bが上下に分断さ
れ、手前と奥に分離されて完成した同形状の製品12,12
が2枚できる。ただしバリ方向が抜かれた側の製品12が
下、残された側の製品12が上になるので、もしもバリ方
向を揃える場合は、一方の製品12を上下逆に転回する必
要がある。
本発明の第2実施例を第9図に示す。51は下穴抜き工
程、52は櫛歯の部分抜き工程、53は櫛歯の分断工程、54
は定尺に切断する工程、55は分離工程を示す。本実施例
では櫛歯を分断する工程53と定尺に切断する工程54の順
序を第1実施例と逆にしている。つまり第1実施例で
は、櫛歯14a,14bを部分抜きしたフープ10を定尺のブラ
ンク11に切断し、順送型から別の金型44,45に間欠移送
されて一度に分断されたのに対し、本実施例では櫛歯を
部分抜きしたフープ10をすぐには定尺のブランク11にせ
ず、順送型の内で分断している。これにより、分断をす
るための金型を必要としない。
次に本発明の第3,4実施例について述べる。第1の実施
例においては櫛歯14a,14bは送り方向aに対し垂直な直
線であったが、第3実施例は第10図に示す様に櫛歯14a,
14bを斜めに配置しており、また第4実施例は第11図に
示す様に櫛歯14a,14bを曲線にしている。ただしいずれ
も櫛歯14a,14bのピッチは同ピッチであり、手前、奥共
に同形状の製品12,12ができ上る。
なお上記実施例においては下穴は角穴としたが、丸穴等
形状は違ってもさしつかえない。
発明の効果 本発明によれば、櫛歯の二重打ちを防止し、工具や製品
の破損をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における櫛形状の製造方法
の工程を示す斜視図、第2〜7図は各工程を示す要部の
拡大図、第8図は櫛形状の製品の斜視図、第9図は本発
明の第2実施例を示す斜視図、第10図は本発明の第3実
施例を示す平面図、第11図は本発明の第4実施例を示す
平面図、第12,13図はそれぞれ第1,2従来例を示す平面
図、第14図は第2従来例の詳細を示す斜視図である。 10……素材フープ、13a,13b……下穴、14a,14b……櫛
歯、15……下穴を抜く工程、16……櫛歯の部分抜き工
程、17……定尺に切断する工程、18……半抜き状態を分
断する工程、19……櫛形状の製品を分離する工程、24,2
6……半抜き部、25……全抜き部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】素材フープの送り方向両側に、送り方向に
    一定のピッチで相互に千鳥状に前記送り方向の寸法が前
    記ピッチに等しいかもしくは大きい下穴を抜く工程と、
    両側の前記下穴のうちの一方の下穴と、向い合う他方の
    下穴と下穴の間の継ぎ部とを結ぶ部位を送り方向前後に
    互いに切断し、前記切断が前記両側の下穴付近におい
    て、切断深さが素材フープの板厚の半分以上で板厚以下
    の半抜き状態にし、他の切断部位が完全に抜かれた状態
    にする部分抜き工程と、前記半抜き状態の部位を分断す
    る工程とを有する櫛形状の製造方法。
JP7000288A 1988-03-24 1988-03-24 櫛形状の製造方法 Expired - Lifetime JPH07100192B2 (ja)

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