JPH07100254B2 - ドラムシャー - Google Patents

ドラムシャー

Info

Publication number
JPH07100254B2
JPH07100254B2 JP14180788A JP14180788A JPH07100254B2 JP H07100254 B2 JPH07100254 B2 JP H07100254B2 JP 14180788 A JP14180788 A JP 14180788A JP 14180788 A JP14180788 A JP 14180788A JP H07100254 B2 JPH07100254 B2 JP H07100254B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knife
drum
shearing
cutting
knives
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14180788A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01310809A (ja
Inventor
久良 荒神
賢三 水野
壽郎 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP14180788A priority Critical patent/JPH07100254B2/ja
Publication of JPH01310809A publication Critical patent/JPH01310809A/ja
Publication of JPH07100254B2 publication Critical patent/JPH07100254B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shearing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ホットストリップミル設備の粗圧延機群と仕
上圧延機群との間に配設されて圧延材の前端部及び後端
部のクロップを切断除去するクロップシャー等の異周速
式ドラムシャーに関する。
<従来の技術> ホットストリップミル設備では、一般に粗圧延機群で圧
延された圧延材(以下、バーという)を仕上圧延機に送
給する直前に、その前後端部のクロップを走間シャーに
よって板幅方向に切断して除去している。
第11図及び第12図にそれぞれこのような走間シャーの一
例の縦断側面図及び縦断正面図を示す。これは例えば特
公昭62−027924号によって開示されているような切断性
能の優れた異周速式ドラムシャーを示すものであり、バ
ー1を矢印の方向に進行させて回転する上ドラム2と下
ドラム3の間を通過させることで、バー1の先端クロッ
プ1a及び後端クロップ1bを切断して除去する。すなわ
ち、上ドラム2には先端上ナイフ4a及び後端下ナイフ4b
が装着されると共に、下ドラム3にはそれに対応して先
端下ナイフ5a及び後端下ナイフ5bが装着されていて、先
端上ナイフ4aと先端下ナイフ5aとの協働によって先端ク
ロップ1aが、後端上ナイフ4bと後端下ナイフ5bとの協働
によって後端クロップ1bが切断される。これらの上下ド
ラム2,3は互いに等しい回転数で回転するが、各々の上
ナイフ4a,4bの刃先の回転半径r1が下ナイフ5a,5bの刃先
の回転半径r2よりも大きく設定されており、それによっ
て上ナイフ4a,4bの刃先の周速が下ナイフ5a,5bの刃先の
周速よりも早い異周速ドラムシャーとなっている。尚、
本例のドラムシャーは第11図に示すように、切断中に上
ナイフ4aが下ナイフ5aよりも先行するいわゆる上刃先行
型である。
ところで、バー1の先端部は仕上圧延機への噛み込み及
び仕上圧延後のダウンコイラによる巻取り開始を容易に
するため、またバー1の後端部は同ダウンコイラによる
巻取り後のコイル中央部のバンド掛けによる固定を容易
にするため、それぞれ円弧状に切断する必要があり、そ
のために各ナイフ4a,4b,5a,5bの刃先は円弧状に湾曲し
て形成されている。第13図はこのナイフ刃先の湾曲状態
を表わす平面図(第14図のXIII−XIII断面図)、第14図
は第13図のXIV−XIV視による先端側及び後端側ナイフの
側面図であるが、第13図及び第14図に示すように、先端
上ナイフ4a、先端下ナイフ5a及び後端上ナイフ4b、後端
下ナイフ5bの刃先はそれぞれ同一半径R1の円弧状にバー
1の板幅方向に湾曲して形成されており、これらナイフ
4a,4b,5a,5bの上下死点におけるバー1の板幅方向中央
部ギャップg1と両端部ギャップg2とは等しくなってい
る。また、同図中、wは各ナイフ4a,4b,5a,5bの刃先の
中央部の両端部に対する凹量または凸量、v1及びv2はそ
れぞれ上ナイフ4a,4b及び下ナイフ5a,5bの周速を表わし
ている。
このようなドラムシャーでは、一例として後端クロップ
1bを切断する際の作用説明図を表わす第15図に示すよう
に、剪断に当たって先ず同図(a)において後端上ナイ
フ4bの刃先の位置は後端下ナイフ5bの刃先の位置よりも
ε1=(r1−r2)sinθ1−g0だけ後方にある。ここか
ら剪断が進行すると、同図(b)に示すように、後端ク
ロップ1bは上方に曲がろうとするのに対し、ε2だけ上
ナイフ4bが遅れているのでこの曲がりに対する反対方向
の力が作用し、後端クロップ1bが大きく曲がることなく
その切断除去が容易に行われる。さらに、バー1の剪断
が進行して同図(c)に示すようにε3=0となると剪
断は終了に近くなり、さらに進んで同図(d)で後端ク
ロップ1bの切断除去が完了する。この状態で上ナイフ4b
及び下ナイフ5bの刃先角度θ4は零となり、上下ナイフ
4b,5bの刃先が互いに接触しないようにナイフギャップg
0が形成されるようになっている。
第16図は先端クロップ1aの切断除去における先端上ナイ
フ4a及び先端下ナイフ5aの剪断時の刃先の軌跡を表わす
ものであり、同図(a)はバー1の板幅方向の中央部に
おける軌跡、同図(b)はその両端部における軌跡をそ
れぞれ表わしている。図中、d1は上下死点にあるときの
中央部の位置、d2は同じくその両端部の位置、d0はそれ
らの中間点を示している。すなわち、上下ナイフ4a,5a
の刃先が円弧状となっているので両端部上下死点d2は刃
先の凹凸量wだけ中央部上下死点d1から遅れることとな
る。また、上下死点において上下ナイフ4a,5aの刃先の
ラップ量は最大となり、且つ中央部ラップl1と両端部ラ
ップl2は等しくなっている。ここで、上下ナイフ4a,5a
の中央部では同図(a)に示すように、中央部剪断完了
角度α1で中央部ラップl1が零となって剪断がほぼ完了
するのに対して、上下ナイフ4a,5aの両端部では同図
(b)に示すように、それより遅れてα1より小さい両
端部剪断完了角度α2で両端部ラップl2が零となって剪
断がほぼ完了することとなる。
<発明が解決しようとする課題> このように、上下ナイフ4a,5aのラップが零となって剪
断をほぼ完了する時期は中央部と両端部とで異なってお
り、従って中央部剪断完了角度α1と両端部剪断完了角
度α2も異なったものとなっている。そのため、例えば
第11図(a)に示すように、中央部の剪断完了時(l1=
0の時)において中央部ギャップg1を最も剪断性の高い
最小限の寸法に設定すると、同図(b)に示すように両
端部の剪断完了時(l2=0の時)においては両端部ギャ
ップg2が過大となってしまう。すなわち、上ナイフ4aの
刃先の回転半径r1が下ナイフ5aの刃先の回転半径r2より
大きいため、前述の中央部剪断完了角度α1から両端部
剪断完了角度α2まで上下ナイフ4a,5aが移動する間
に、上ナイフ4aは下ナイフ5aよりも多く先に進み、両者
のギャップが拡大してしまうのである。その結果、両端
部における剪断性が低下し、板幅方向の剪断性が不均一
となってしまう。
尚、ここでは先端上下ナイフ4a,5aについて述べたが、
後端上下ナイフ4b,5bについても同様の不具合が生じ
る。ただ、後端側は先端側に対してナイフの刃先の湾曲
の凹凸の向きがバー1の進行方向に対して反対向きであ
るので、先端側と比べて中央部と両端部とで事情が逆に
なる。
本発明は、このようなドラムシャーにおける不具合を解
消するものであって、湾曲した刃先の全域に亘って最適
なナイフギャップを得られるようにしたドラムシャーを
提供することを目的とするものである。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するために本発明にかかるドラムシャー
では、被切断板をその板幅方向の中央部を両端部に対し
てその長手方向に突出させて切断する湾曲した刃先を有
する上ナイフと下ナイフをそれぞれ上ドラム及び下ドラ
ムに装着すると共に該上ナイフと下ナイフの各々の刃先
の周速が互いに異なるように該上ドラム及び下ドラムを
回転させるドラムシャーにおいて、前記上ナイフ及び下
ナイフの刃先に被切断板の板幅方向の中央部と両端部に
かけて該上ナイフと下ナイフのラップ量が零となる剪断
完了角度に相当する角度の勾配を設けた。
また、上記目的を達成するために本発明にかかる別のド
ラムシャーでは、被切断板をその板幅方向の中央部を両
端部に対してその長手方向に突出させて切断する湾曲し
た刃先を有する上ナイフと下ナイフをそれぞれ上ドラム
及び下ドラムに装着すると共に該上ナイフと下ナイフの
各々の刃先の周速が互いに異なるように該上ドラム及び
下ドラムを回転させるドラムシャーにおいて、前記上ナ
イフと下ナイフの刃先を互いに異なる曲率で湾曲させて
該上ナイフ及び下ナイフの上下死点において被切断板の
板幅方向の中央部と両端部とで後に剪断を開始する方の
ナイフギャップを小さくした。
<作用> 上ナイフと下ナイフの刃先に被切断板の板幅方向の中央
部と両端部にかけて剪断完了角度に相当する角度の勾配
を設けることで、上下ナイフがその剪断完了角度位置に
あるときに上下ナイフの刃先は板幅方向の全幅に亘って
被切断板の板面に対して同位置に位置し、その全幅に亘
って剪断完了時期が一致する。従って、その時期に剪断
に最適なナイフギャップとなるようにナイフギャップを
設定することで、剪断性が向上する。
一方、上ナイフと下ナイフの刃先の曲率を相違させて上
ナイフと下ナイフの上下死点において中央部と両端部と
で後に剪断を開始する方のナイフギャップを小さくする
ことにより、後から剪断を開始する箇所のナイフギャッ
プの過大化が防止される。すなわち、上下ナイフの周速
の違いによって先に剪断を開始する箇所に対して後に剪
断を開始する箇所はナイフギャップが拡がる傾向にある
が、本発明はこれを補償し、最重要剪断時期のナイフギ
ャップを均一にしてその剪断性を向上させる。
<実 施 例> 先ず、第一の発明にかかる一実施例について第1図〜第
5図によって説明する。
第1図はこの第一の発明の一実施例の先端クロップを切
断除去する上下のナイフの刃先の線のみを表わす正面概
念図、第2図は第1図のII−II視による上ナイフと下ナ
イフの各々のプロフィルを表わす側面図である。尚、第
2図では各々のプロフィルを明確にするために両ナイフ
を引離して示してある。
第1図及び第2図に示すように、先端上ナイフ11a及び
先端下ナイフ12aはそれぞれ従来と同様に上ドラム2及
び下ドラム3に装着されている。これらの上下ナイフ11
a,12aの刃先a1,a2は、先端クロップ1aを切除したバー1
の前端部をその板幅方向中央部を両端部に対してその搬
送方向前方に突出するように円弧状に湾曲させて切断す
るため従来と同様にその平面視が円弧状に湾曲して形成
されている。
さらに、先端上ナイフ11aの刃先a1にはその中央部から
両端部に向って上ドラム2から遠ざかる方向に前記中央
部の剪断完了角度α1に相当する角度αの勾配を設ける
一方、先端下ナイフ12aの刃先a2にはその中央部から両
端部に向って下ドラム3から遠ざかる方向に同じく剪断
完了角度α1に相当する角度αの勾配を設けている。従
って、上下ナイフ11a,12aはそのラップ量が零となる剪
断完了角度α1の位置にあるとき、上下ナイフ11a,12a
の刃先a1,a2はその全幅に亘って水平面内、つまり、バ
ー1の板面に対して同位置に位置することとなる。一
方、上下死点においては、上下ナイフ11a,12aの中央部
ラップl1は両端部ラップl2よりも小さくなる。
同様に、第3図は後端クロップを切断除去する上下のナ
イフの刃先の線のみを表わす正面概念図、第4図は第3
図のIV−IV視による上ナイフと下ナイフの各々のプロフ
ィルを引離して表わす側面図である。後端上ナイフ11b
及び後端下ナイフ12bは、先端上ナイフ11a及び先端下ナ
イフ12aと同じくそれぞれ上ドラム2及び下ドラム3に
装着されると共に、その刃先b1,b2は後端クロップ1bを
切除したバー1の後端部をその板幅方向中央部を両端部
に対してその搬送方向後方に突出するように円弧状に湾
曲させて切断するためその平面視が先端上下ナイフ11a,
12aの刃先a1,a2とほ凹凸が逆向きとなった円弧状に湾曲
して形成される。
また、第3図及び第4図に示すように、後端上ナイフ11
bの刃先b1にはその両端部から中央部に向って上ドラム
2から遠ざかる方向に前記両端部の剪断完了角度α2相
当する角度αの勾配を設ける一方、後端下ナイフ12bの
刃先b2にはその両端部から中央部に向って下ドラム3か
ら遠ざかる方向に同じく剪断完了角度α2に相当する角
度αの勾配を設けている。従って、先端上下ナイフ11a,
12aと同様に、剪断完了時に後端上下ナイフ11b,12bの刃
先b1,b2はその全域に亘ってバー1の板面に対して同位
置に位置する一方、上下死点においては後端上下ナイフ
11b,12bの中央部ラップl1は両端部ラップl2よりも大き
くなる。
第5図は先端クロップ1aの切断除去における先端上下ナ
イフ11a,12aの剪断時の刃先の軌跡を表わすものであ
り、同図(a)はその中央部における軌跡、同図(b)
はその両端部における軌跡をそれぞれ表わしている。上
述のように、先端上下ナイフ11a,12aの刃先a1,a2にそれ
ぞれ剪断完了角度α1に相当する角度αの勾配を設ける
ことによって、α=α1,α2となり、上下の刃先a1,a2
の中央部の剪断完了時(l1=0)及び両端部の剪断完了
時(l2=0)の各剪断完了角度α1,α2は同一となる。
従って、中央部ギャップg1と両端部ギャップg2及びそれ
らの中間のすべての箇所におけるギャップがほぼ同一と
なるので、それらを刃先a1,a2の全幅に亘って最も剪断
性の高い最小限のギャップ寸法に設定してその剪断性を
向上させることができる。
また、後端クロップ1bの切断除去においては、剪断時の
後端上下ナイフ11b,12bの各刃先b1,b2の軌跡は、その中
央部で第5図(b)に示すようになり、その両端部で第
5図(a)に示すようになり、同様な作用効果が得られ
る。
次に、第二の発明にかかる一実施例について第6図〜第
10図によって説明する。
第6図はこの第二の発明の一実施例の平面図である。第
6図に示すように、先端上ナイフ13a及び先端下ナイフ1
4aはその刃先がそれぞれバー1の板幅方向の中央部がバ
ー1の搬送方向の前方に突出するように円弧状に湾曲し
て形成される。そして、高速側である上ナイフ13aの刃
先の半径R1は低速側である下ナイフ14aの刃先の半径R2
よりも小さく設定され、先に剪断を開始する中央部の上
下死点におけるナイフギャップg1よりも後に剪断を開始
する両端部の上下死点におけるナイフギャップg2が小さ
くなるようにしている。
一方、後端上ナイフ13bと後端下ナイフ14bは中央部がバ
ー1の搬送方向の後方に突出するように湾曲すると共
に、高速側である上ナイフ13bの刃先の半径R1は低速側
である下ナイフ14bの刃先の半径R2よりも小さく設定さ
れ、先に剪断を開始する両端部のナイフギャップg2より
も後に剪断を開始する中央部のナイフギャップg1が小さ
くなるようにしている。
ここで、実際にドラムシャーに適用した例では、ナイフ
幅W=1800mm、R1=13843mm、R2=14500mmであり、先端
上下ナイフ13a,14aの上下死点におけるg1=3.06mm、g2
=1.8mm、後端上下ナイフ13b,14bの上下死点におけるg1
=1.8mm、g2=3.06mm、上ナイフ13a,13bの刃先の回転半
径r1=513.5mm、下ナイフ14a,14bの刃先の回転半径r2=
489.5mmとしている。
次に、第7図〜第9図によって作用を説明する。第7図
〜第9図は上下ナイフの側面図であって、(a)は先端
側、(b)は後端側を表わしている。尚、図において、
各ナイフ13a,13b,14a,14bの中央部刃先は実線で、両端
部刃先は破線で表わしている。
ここでは便宜上、各(b)図によって後端クロップ1bの
切断除去について説明する。先ず、第7図(b)ではバ
ー1の両面に後端上ナイフ13b及び後端下ナイフ14bの両
端部刃先が先に接触して剪断を開始する。このとき、後
端上ナイフ13bは後端下ナイフ14bよりも遅れているの
で、各々のナイフギャップg2,g1はマイナス寸法になっ
ていて、g2<g1となっている。次に、第8図(b)では
剪断が進行して後端上ナイフ13bが後端下ナイフ14bにか
なり追い付く。ここで、両端部ナイフギャップg2が零寸
法になっても、中央部ナイフギャップg1は依然マイナス
寸法(約−1.26mm)であり、上下刃先の両端部ラップl2
及び中央部ラップl1はマイナス寸法である。さらに剪断
が進行して中央部ナイフギャップg1が零寸法になると両
端部ナイフギャップg2はプラス寸法(1.26mm)になり、
中央部ラップl1は第8図(b)に図示するl2も同じ寸法
になる。そして第9図(b)では、後端上ナイフ13b及
び後端下ナイフ14bが上下死点に到達し、双方のラップl
1,l2はそれぞれプラス寸法(3mm)となって等しくな
り、剪断が完了する。
このように、バー1の剪断の最重要時期において、中央
部ナイフギャップg1及び両端部ナイフギャップg2がそれ
ぞれ最小寸法となり、後端上ナイフ13bの周速v1と後端
下ナイフ14bの周速v2の差による同一剪断時期での中央
部ナイフギャップg1と両端部ナイフギャップg2との差が
補償され切れ味(剪断能力)が均一になって向上し、後
端クロップ1bを完全に切断除去することができる。
第10図は上述した作用の実寸グラフであり、後端下ナイ
フ14bの刃先を基準点にした、剪断の進行による後端上
ナイフ13bの中央部刃先及び両端部刃先の位置関係を示
している。
また、先端クロップ1aの切断除去も各(a)図に示すよ
うに、上述と同様の作用をなすものであり、先端上ナイ
フ13a及び先端下ナイフ14aの各々中央部刃先と両端部刃
先の関係が上述と逆となる。
尚、上述の説明では上下ドラム2,3を同一回転数としてr
1>r2としているが、上下ドラム2,3の回転数に差を設け
ることによって上下ナイフの刃先の周速を相違させるよ
うにしたものであってもよい。また、上述の説明では上
刃先行型について述べているが、下刃先行型のものにつ
いても適用することが可能である。
<発明の効果> 以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本発明によ
れば、上ナイフと下ナイフの刃先に被切断板の板幅方向
の中央部と両端部にかけて剪断完了角度に相当する角度
の勾配を設けることで、上下ナイフの全幅に亘って剪断
完了時期が一致することになり、その時期におけるナイ
フギャップを全幅に亘って均一且つ最小限とすることで
剪断性を大幅に向上させることができる。
また、本発明によれば、上ナイフと下ナイフの刃先の曲
率を相違させて上下ナイフの上下死点において中央部と
両端部とで後に剪断を開始する方のナイフギャップを小
さくすることにより、後から剪断を開始する箇所のナイ
フギャップの過大化が補償され、剪断の最重要時期にお
けるナイフギャップを均一且つ最小限とすることがで
き、その剪断性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は第一の発明にかかり、第1図は第一の
発明の一実施例の先端クロップを切断除去する上ナイフ
と下ナイフの刃先の線のみを表わす正面概念図、第2図
は第1図のII−II視による上ナイフと下ナイフの各々の
プロフィルを表わす側面図、第3図はその後端クロップ
を切断除去する上ナイフと下ナイフの刃先の線のみを表
わす正面概念図、第4図は第3図のIV−IV視による上ナ
イフと下ナイフの各々のプロフィルを表わす側面図、第
5図は先端クロップの切断除去における上ナイフと下ナ
イフの剪断時の刃先の軌跡を表わす説明図である。第6
図〜第10図は第二の発明にかかり、第6図は第二の発明
の一実施例の平面図、第7図〜第9図はそれぞれその上
ナイフと下ナイフを表わす作用説明図、第10図はその後
端クロップ切断における下ナイフの刃先を基準点とした
上ナイフの中央部と両端部の刃先の位置関係を表わすグ
ラフである。また、第11図〜第16図は従来例にかかり、
第11図はドラムシャーの一例の縦断側面図、第12図はそ
の縦断正面図、第13図はナイフ刃先の湾曲状態を表わす
平面図(第14図のXIII−XIII断面図)、第14図は第13図
のXIV−XIV視による上ナイフ及び下ナイフの側面図、第
15図は後端クロップを切断除去する際の作用説明図、第
16図は先端クロップの切断除去における上ナイフと下ナ
イフの剪断時の刃先の軌跡を表わす説明図である。 図面中、 1はバー、 1aは先端クロップ、 1bは後端クロップ、 2は上ドラム、 3は下ドラム、 11a,13aは先端上ナイフ、 11b,13bは後端上ナイフ、 12a,14aは先端下ナイフ、 12b,14bは後端下ナイフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被切断板をその板幅方向の中央部を両端部
    に対してその長手方向に突出させて切断する湾曲した刃
    先を有する上ナイフと下ナイフをそれぞれ上ドラム及び
    下ドラムに装着すると共に該上ナイフと下ナイフの各々
    の刃先の周速が互いに異なるように該上ドラム及び下ド
    ラムを回転させるドラムシャーにおいて、前記上ナイフ
    及び下ナイフの刃先に被切断板の板幅方向の中央部と両
    端部にかけて該上ナイフと下ナイフのラップ量が零とな
    る剪断完了角度に相当する角度の勾配を設けたことを特
    徴とするドラムシャー。
  2. 【請求項2】被切断板をその板幅方向の中央部を両端部
    に対してその長手方向に突出させて切断する湾曲した刃
    先を有する上ナイフと下ナイフをそれぞれ上ドラム及び
    下ドラムに装着すると共に該上ナイフと下ナイフの各々
    の刃先の周速が互いに異なるように該上ドラム及び下ド
    ラムを回転させるドラムシャーにおいて、前記上ナイフ
    と下ナイフの刃先を互いに異なる曲率で湾曲させて該上
    ナイフ及び下ナイフの上下死点において被切断板の板幅
    方向の中央部と両端部とで後に剪断を開始する方のナイ
    フギャップを小さくしたことを特徴とするドラムシャ
    ー。
JP14180788A 1988-06-10 1988-06-10 ドラムシャー Expired - Lifetime JPH07100254B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14180788A JPH07100254B2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 ドラムシャー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14180788A JPH07100254B2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 ドラムシャー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01310809A JPH01310809A (ja) 1989-12-14
JPH07100254B2 true JPH07100254B2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=15300585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14180788A Expired - Lifetime JPH07100254B2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 ドラムシャー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07100254B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2585751Y2 (ja) * 1992-10-09 1998-11-25 ブラザー工業株式会社 切断装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6227924B2 (ja) 2013-08-02 2017-11-08 株式会社ニューギン 遊技機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6227924B2 (ja) 2013-08-02 2017-11-08 株式会社ニューギン 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01310809A (ja) 1989-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0272023B1 (en) Cutting carton blanks and cutters therefor
JPS5912408B2 (ja) 回転切断カツタ−
JPH01310809A (ja) ドラムシャー
JPH02106204A (ja) 切削用チップ
US4092891A (en) Apparatus for cutting steel sections
JPS6150731B2 (ja)
JPH10225818A (ja) スリッターカッター部の材料押さえ方法及び材料押さえ装置
JPS5811511Y2 (ja) 刃物装置
JPH06126512A (ja) ダイヤモンド工具
JPH0455834B2 (ja)
JPH0316202B2 (ja)
JP2002001610A (ja) 条鋼切断用の切断刃及び該切断刃を持つロータリーシャ装置並びに該ロータリーシャ装置を備える条鋼圧延設備
JP2625183B2 (ja) 回転成形用ロール
JPH07195105A (ja) 金属帯の先端加工方法
JPH03262447A (ja) 飯均し装置とその方法
JPS6225301Y2 (ja)
JPS5932551Y2 (ja) 肉裁断機
JPH07285011A (ja) ストリップのサイドトリミング方法
JPS6043801B2 (ja) 厚板圧延方法
JPH0735752Y2 (ja) 高速食肉スライサー
JPH081435A (ja) バリ取り方法
JPS5836252Y2 (ja) 刈取結束機等における株元搬送装置
JP2000288832A (ja) ドラム型フライングシャー
JPS6057938B2 (ja) 鋼片の熱間縦切断法
JP2530438B2 (ja) ベニヤ単板の切断方法