JPH07100358B2 - 黒鉛と銅からなる複合材 - Google Patents
黒鉛と銅からなる複合材Info
- Publication number
- JPH07100358B2 JPH07100358B2 JP61315494A JP31549486A JPH07100358B2 JP H07100358 B2 JPH07100358 B2 JP H07100358B2 JP 61315494 A JP61315494 A JP 61315494A JP 31549486 A JP31549486 A JP 31549486A JP H07100358 B2 JPH07100358 B2 JP H07100358B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- graphite
- copper
- linear expansion
- insert
- composite material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 64
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 title claims description 62
- 239000010439 graphite Substances 0.000 title claims description 62
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 47
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 title claims description 47
- 239000010949 copper Substances 0.000 title claims description 47
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 47
- 238000005219 brazing Methods 0.000 claims description 19
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 6
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 claims description 4
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 9
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 7
- 238000005477 sputtering target Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000011733 molybdenum Substances 0.000 description 3
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 3
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 3
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 2
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 2
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 description 2
- LEONUFNNVUYDNQ-UHFFFAOYSA-N vanadium atom Chemical compound [V] LEONUFNNVUYDNQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229910052738 indium Inorganic materials 0.000 description 1
- APFVFJFRJDLVQX-UHFFFAOYSA-N indium atom Chemical compound [In] APFVFJFRJDLVQX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばスパッタリングターゲットやX線発生
用ターゲット等に使用される黒鉛と銅からなる複合材に
関する。
用ターゲット等に使用される黒鉛と銅からなる複合材に
関する。
黒鉛と銅の熱膨張率は互いに大きく異なっている。例え
ば銅の線膨張係数は約18×10-6であるのに対し、黒鉛の
線膨張係数は約7×10-6である。このため、黒鉛と銅を
高温(約600〜1000℃)で硬ろう付けや拡散接合等の方
法で接合すると、冷却過程において黒鉛と銅の熱膨張差
によって相対的な寸法差を生じ、残留応力が発生する。
このため黒鉛と銅からなる複合材は、その寸法が小さけ
れば残留応力の影響は小さく接合は可能であるが、実用
的な大きさになると残留応力の影響によって黒鉛に大き
な引張り応力を生じる。黒鉛は引張り応力に弱いため、
接合後にクラックが入り、破壊してしまう。例えば、直
径200mmの円盤形テストピースを900℃で接合し、室温ま
で冷却すると、銅板の直径は約4mm収縮するが、黒鉛の
直径は約1mmしか収縮しない。その結果、黒鉛と銅は厚
み方向に撓み、黒鉛に放射状のクラックが発生してつい
には破壊に至る。
ば銅の線膨張係数は約18×10-6であるのに対し、黒鉛の
線膨張係数は約7×10-6である。このため、黒鉛と銅を
高温(約600〜1000℃)で硬ろう付けや拡散接合等の方
法で接合すると、冷却過程において黒鉛と銅の熱膨張差
によって相対的な寸法差を生じ、残留応力が発生する。
このため黒鉛と銅からなる複合材は、その寸法が小さけ
れば残留応力の影響は小さく接合は可能であるが、実用
的な大きさになると残留応力の影響によって黒鉛に大き
な引張り応力を生じる。黒鉛は引張り応力に弱いため、
接合後にクラックが入り、破壊してしまう。例えば、直
径200mmの円盤形テストピースを900℃で接合し、室温ま
で冷却すると、銅板の直径は約4mm収縮するが、黒鉛の
直径は約1mmしか収縮しない。その結果、黒鉛と銅は厚
み方向に撓み、黒鉛に放射状のクラックが発生してつい
には破壊に至る。
このため現状では、黒鉛と銅を結合するための手段とし
て、ボルト締め等による機械的締結や、樹脂系接着剤に
よる接合、あるいはインジウムや半田等を使用した軟ろ
う付けに頼っている。
て、ボルト締め等による機械的締結や、樹脂系接着剤に
よる接合、あるいはインジウムや半田等を使用した軟ろ
う付けに頼っている。
しかしながら上述した従来技術では、次のような問題点
がある。
がある。
例えば機械的な締結方法では、高温に熱せられた時の膨
張あるいは冷却に伴う収縮等の熱的衝撃によって締結力
が低下しやすい。また、エポキシ系やナイロン系接着剤
などの樹脂系接着剤では接着強度に難があり、しかも耐
熱性がない。また真空中での使用において不純物ガスを
発生する等の問題がある。一方、軟ろう付けでは接合強
度が低いとともに、耐熱性に劣るといった問題があっ
た。
張あるいは冷却に伴う収縮等の熱的衝撃によって締結力
が低下しやすい。また、エポキシ系やナイロン系接着剤
などの樹脂系接着剤では接着強度に難があり、しかも耐
熱性がない。また真空中での使用において不純物ガスを
発生する等の問題がある。一方、軟ろう付けでは接合強
度が低いとともに、耐熱性に劣るといった問題があっ
た。
上記問題点を解決するために本発明の複合材は、黒鉛と
銅(銅合金も含む)との間に互いに熱膨張率の異なる金
属からなる2枚のインサート材を厚み方向に重ねて介在
させる。そして黒鉛側に位置する第1のインサート材
は、その線膨張係数α1が銅の線膨張係数αcuよりも小
さく、かつ黒鉛の線膨張係数αcよりも大きい金属から
なる。また銅側に位置する第2のインサート材は、その
線膨張係数α2が黒鉛の線膨張係数αcと同等もしくは
黒鉛の線膨張係数αcよりも小さく、かつ上記第1のイ
ンサート材の線膨張係数α1よりも小さい金属からな
る。これら2種類のインサート材を介し、適当な荷重を
負荷した状態で600℃ないし1000℃まで加熱することに
より、上記黒鉛と銅を硬ろう付けまたは拡散接合によっ
て互いに結合させるようにしたものである。
銅(銅合金も含む)との間に互いに熱膨張率の異なる金
属からなる2枚のインサート材を厚み方向に重ねて介在
させる。そして黒鉛側に位置する第1のインサート材
は、その線膨張係数α1が銅の線膨張係数αcuよりも小
さく、かつ黒鉛の線膨張係数αcよりも大きい金属から
なる。また銅側に位置する第2のインサート材は、その
線膨張係数α2が黒鉛の線膨張係数αcと同等もしくは
黒鉛の線膨張係数αcよりも小さく、かつ上記第1のイ
ンサート材の線膨張係数α1よりも小さい金属からな
る。これら2種類のインサート材を介し、適当な荷重を
負荷した状態で600℃ないし1000℃まで加熱することに
より、上記黒鉛と銅を硬ろう付けまたは拡散接合によっ
て互いに結合させるようにしたものである。
銅と黒鉛を硬ろう付けや拡散接合等のような高温で接合
すると、銅の熱膨張率が黒鉛よりも大きいため、冷却中
に銅が黒鉛よりも大きく収縮する。このため何の対策も
講じていない場合には黒鉛中に過大な引張り応力が生
じ、ついには破壊に至る。しかるに本発明の複合材は、
上述した線膨張係数α1,α2をもつ金属製インサート
材を2段階に分けて黒鉛と銅との間に挿入しておくこと
によって、冷却過程で黒鉛に作用する熱応力を効果的に
低減させることができるようになり、実用的な大きさの
黒鉛と銅からなる複合材の高温接合が可能となった。
すると、銅の熱膨張率が黒鉛よりも大きいため、冷却中
に銅が黒鉛よりも大きく収縮する。このため何の対策も
講じていない場合には黒鉛中に過大な引張り応力が生
じ、ついには破壊に至る。しかるに本発明の複合材は、
上述した線膨張係数α1,α2をもつ金属製インサート
材を2段階に分けて黒鉛と銅との間に挿入しておくこと
によって、冷却過程で黒鉛に作用する熱応力を効果的に
低減させることができるようになり、実用的な大きさの
黒鉛と銅からなる複合材の高温接合が可能となった。
第1図に示された本発明の第1実施例の複合材1は、口
径30mmの円盤状のテストピースであり、一面側に黒鉛2
が、また他面側に銅3が設けられている。そして黒鉛2
と銅3との間には、黒鉛2側に第1のインサート材4
が、また銅3側に第2のインサート材5が介在させられ
ている。更には、黒鉛2と第1のインサート材4との間
に硬ろう材6が設けられている。また、各インサート材
4,5間、および銅3と第2のインサート材5との間にも
それぞれ硬ろう材7,8が設けられている。これらの硬ろ
う材6,7,8は、いずれもニッケル製であり、その厚さは
例えば5ないし500μm位が適当である。硬ろう材6,7,8
は、必要とされる耐熱性に応じてニッケルの代りに銀あ
るいは銅系の金属を採用してもよい。この実施例の場
合、黒鉛2の厚さは一例として7mm、銅3の厚さは4mm、
インサート材4,5の厚さはいずれも0.5mmとした。
径30mmの円盤状のテストピースであり、一面側に黒鉛2
が、また他面側に銅3が設けられている。そして黒鉛2
と銅3との間には、黒鉛2側に第1のインサート材4
が、また銅3側に第2のインサート材5が介在させられ
ている。更には、黒鉛2と第1のインサート材4との間
に硬ろう材6が設けられている。また、各インサート材
4,5間、および銅3と第2のインサート材5との間にも
それぞれ硬ろう材7,8が設けられている。これらの硬ろ
う材6,7,8は、いずれもニッケル製であり、その厚さは
例えば5ないし500μm位が適当である。硬ろう材6,7,8
は、必要とされる耐熱性に応じてニッケルの代りに銀あ
るいは銅系の金属を採用してもよい。この実施例の場
合、黒鉛2の厚さは一例として7mm、銅3の厚さは4mm、
インサート材4,5の厚さはいずれも0.5mmとした。
黒鉛2側に位置する第1のインサート材4はチタン製で
あり、その線膨張係数α1はおおむね8×10-6である。
ただし、チタンの代りにバナジウム等のように線膨張係
数が10×10-6以下の金属を使用してもよい。銅3側に位
置する第2のインサート材5はモリブデン製であり、そ
の線膨張係数α2はおおむね6×10-6である。ただし、
モリブデンの代りにタングステン等のような線膨張係数
が6×10-6以下の金属を使用してもよい。いずれにして
も、インサート材4,5には硬ろう材6,7,8よりも耐熱性の
高い金属が使用される。
あり、その線膨張係数α1はおおむね8×10-6である。
ただし、チタンの代りにバナジウム等のように線膨張係
数が10×10-6以下の金属を使用してもよい。銅3側に位
置する第2のインサート材5はモリブデン製であり、そ
の線膨張係数α2はおおむね6×10-6である。ただし、
モリブデンの代りにタングステン等のような線膨張係数
が6×10-6以下の金属を使用してもよい。いずれにして
も、インサート材4,5には硬ろう材6,7,8よりも耐熱性の
高い金属が使用される。
上記インサート材4,5と硬ろう材6,7,8を、黒鉛2と銅3
との間に上記の配列で重ねたのち、適当な荷重を付加し
ながら、硬ろう材6,7,8が溶融する温度まで加熱・保持
することにより、黒鉛2と銅3,およびインサート材4,5
の硬ろう付けを同時に行なう。
との間に上記の配列で重ねたのち、適当な荷重を付加し
ながら、硬ろう材6,7,8が溶融する温度まで加熱・保持
することにより、黒鉛2と銅3,およびインサート材4,5
の硬ろう付けを同時に行なう。
上記複合材1に使われている第1のインサート材4の線
膨張係数α1は、黒鉛2の線膨張係数αcよりも多少大
きい。このため、高温に加熱された状態で接合すると、
常温まで冷却された時に黒鉛2に多少の圧縮応力が生じ
る。黒鉛2は引張り方向の力には弱いが圧縮に対しては
ある程度の強度を発揮するため、このように適度な圧縮
応力の付与は黒鉛2を割れにくくする上で有効である。
また、銅3側に設けられた第2のインサート材5の線膨
張係数α2は黒鉛2の線膨張係数αc以下としており、
この第2のインサート材5を銅3に接合させているか
ら、高温で接合された銅3が常温に戻る際に収縮しよう
としても、その熱応力が黒鉛2側に影響することを緩和
できる。このように2段階のインサート材4,5を介在さ
せることで、黒鉛2に生じる引張り応力の低減化が図れ
るようになり、黒鉛2のクラックの発生と破壊を防止で
きるものである。なお、黒鉛2の線膨張係数をαc、第
1のインサート材4の線膨張係数をα1、第2のインサ
ート材5の線膨張係数をα2、銅3の線膨張係数をαcu
とした場合、黒鉛2のクラック発生の防止に効果のある
各材料の線膨張係数の概略値の関係は次の通りである。
膨張係数α1は、黒鉛2の線膨張係数αcよりも多少大
きい。このため、高温に加熱された状態で接合すると、
常温まで冷却された時に黒鉛2に多少の圧縮応力が生じ
る。黒鉛2は引張り方向の力には弱いが圧縮に対しては
ある程度の強度を発揮するため、このように適度な圧縮
応力の付与は黒鉛2を割れにくくする上で有効である。
また、銅3側に設けられた第2のインサート材5の線膨
張係数α2は黒鉛2の線膨張係数αc以下としており、
この第2のインサート材5を銅3に接合させているか
ら、高温で接合された銅3が常温に戻る際に収縮しよう
としても、その熱応力が黒鉛2側に影響することを緩和
できる。このように2段階のインサート材4,5を介在さ
せることで、黒鉛2に生じる引張り応力の低減化が図れ
るようになり、黒鉛2のクラックの発生と破壊を防止で
きるものである。なお、黒鉛2の線膨張係数をαc、第
1のインサート材4の線膨張係数をα1、第2のインサ
ート材5の線膨張係数をα2、銅3の線膨張係数をαcu
とした場合、黒鉛2のクラック発生の防止に効果のある
各材料の線膨張係数の概略値の関係は次の通りである。
α2≦αc<α1<(αc+3×10-6)<<αcu また、黒鉛2の厚みをtc、第1のインサート材4の厚み
をt1、第2のインサート材5の厚みをt2、銅3の厚みを
tcuとした場合、各々の厚さは以下の範囲が適してい
る。
をt1、第2のインサート材5の厚みをt2、銅3の厚みを
tcuとした場合、各々の厚さは以下の範囲が適してい
る。
tc≧2mm 0.1mm≦t1≦3mm 0.1mm≦t2≦3mm tcu≧1mm 上記複合材1は、硬ろう付けによって黒鉛2と銅3およ
びインサート材4,5が高い強度で接合されており、しか
も耐熱性に優れている。従って上記複合材1は、例えば
炭素のスパッタリングターゲットやX線発生用ターゲッ
トとしての要求を充分満足する。
びインサート材4,5が高い強度で接合されており、しか
も耐熱性に優れている。従って上記複合材1は、例えば
炭素のスパッタリングターゲットやX線発生用ターゲッ
トとしての要求を充分満足する。
例えばスパッタリングターゲットはスパッタリング中に
表面が高温に加熱されるために黒鉛が使用され、その反
対側に冷却効率の良い銅が使用されている。また、スパ
ッタリング・スピードを速くするためには優れた耐熱性
が要求される。上記複合材1は、こうしたスパッタリン
グターゲットとして充分使用に耐える耐熱性を有してい
る。
表面が高温に加熱されるために黒鉛が使用され、その反
対側に冷却効率の良い銅が使用されている。また、スパ
ッタリング・スピードを速くするためには優れた耐熱性
が要求される。上記複合材1は、こうしたスパッタリン
グターゲットとして充分使用に耐える耐熱性を有してい
る。
また上記複合材1は、長波長の炭素の特性X線を得るた
めのターゲットとしても好適である。X線ターゲットは
黒鉛側に電子線が照射される時に温度が数百℃まで上昇
するために、その反対側は水冷等によって冷却する必要
がある。しかもターゲットは高速回転させられているた
め、高い接合強度が必要となる。これらの要求を上記複
合材1は満足することができる。
めのターゲットとしても好適である。X線ターゲットは
黒鉛側に電子線が照射される時に温度が数百℃まで上昇
するために、その反対側は水冷等によって冷却する必要
がある。しかもターゲットは高速回転させられているた
め、高い接合強度が必要となる。これらの要求を上記複
合材1は満足することができる。
第2図は本発明の第2実施例を示し、この複合材1は外
径が200mmのリング状に形成されている。その積層構造
は第1実施例と同様であるが、黒鉛2の厚さは7mm、銅
3の厚さは4mm、インサート材4,5の厚さはそれぞれ1mm
である。第1実施例で述べたと同様に、第1のインサー
ト材4は、チタン(またはバナジウム等)からなり、第
2のインサート材5はモリブデン(またはタングステン
等)からなる。また、図示していないが黒鉛2と銅3お
よびインサート材4,5の間には、第1実施例と同様の硬
ろう材6,7,8が介在されている。
径が200mmのリング状に形成されている。その積層構造
は第1実施例と同様であるが、黒鉛2の厚さは7mm、銅
3の厚さは4mm、インサート材4,5の厚さはそれぞれ1mm
である。第1実施例で述べたと同様に、第1のインサー
ト材4は、チタン(またはバナジウム等)からなり、第
2のインサート材5はモリブデン(またはタングステン
等)からなる。また、図示していないが黒鉛2と銅3お
よびインサート材4,5の間には、第1実施例と同様の硬
ろう材6,7,8が介在されている。
この実施例では直径200mmと大形のスパッタリングター
ゲットであるにもかかわらず、高い耐熱性を示し、従来
品の2.5倍のエネルギーをスパッタリング時に負荷して
も全く問題を生じることなく使用でき、被スパッタリン
グ物への高性能の成膜が可能であった。
ゲットであるにもかかわらず、高い耐熱性を示し、従来
品の2.5倍のエネルギーをスパッタリング時に負荷して
も全く問題を生じることなく使用でき、被スパッタリン
グ物への高性能の成膜が可能であった。
なお上記各実施例では硬ろう付けによって各部材を接合
するようにしているが、本発明は高温度下で行なわれる
拡散接合によって黒鉛2と銅3およびインサート材4,5
を接合する場合にも同様に適用できる。
するようにしているが、本発明は高温度下で行なわれる
拡散接合によって黒鉛2と銅3およびインサート材4,5
を接合する場合にも同様に適用できる。
本発明によれば、黒鉛と銅を硬ろう付けや拡散接合で接
合した場合に冷却過程で黒鉛にクラックが生じることを
防止でき、実用的な大きさの黒鉛と銅からなる複合材が
得られる。この複合材は耐熱性に優れかつ接合強度が高
く、しかも真空雰囲気中で使用されても不純物ガスを発
生しないため、スパッタリングターゲットやX線発生用
ターゲットとして優れた性能を発揮する。
合した場合に冷却過程で黒鉛にクラックが生じることを
防止でき、実用的な大きさの黒鉛と銅からなる複合材が
得られる。この複合材は耐熱性に優れかつ接合強度が高
く、しかも真空雰囲気中で使用されても不純物ガスを発
生しないため、スパッタリングターゲットやX線発生用
ターゲットとして優れた性能を発揮する。
第1図は本発明の第1実施例を示す複合材の断面図、第
2図は本発明の第2実施例を示す複合材の断面図であ
る。 1…複合材、2…黒鉛、3…銅、4…第1のインサート
材、5…第2のインサート材、6,7,8…硬ろう材。
2図は本発明の第2実施例を示す複合材の断面図であ
る。 1…複合材、2…黒鉛、3…銅、4…第1のインサート
材、5…第2のインサート材、6,7,8…硬ろう材。
Claims (1)
- 【請求項1】黒鉛と銅との間に互いに熱膨張率の異なる
金属からなる2枚のインサート材を厚み方向に重ねて介
在させ、黒鉛側に位置する第1のインサート材はその線
膨張係数が銅の線膨張係数よりも小さくかつ黒鉛の線膨
張係数よりも大きい金属からなり、また銅側に位置する
第2のインサート材はその線膨張係数が黒鉛の線膨張係
数と同等もしくは黒鉛の線膨張係数よりも小さくかつ上
記第1のインサート材の線膨張係数よりも小さい金属か
らなり、これら2種類のインサート材を介して上記黒鉛
と銅を硬ろう付けまたは拡散接合によって互いに結合さ
せたことを特徴とする黒鉛と銅からなる複合材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61315494A JPH07100358B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 黒鉛と銅からなる複合材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61315494A JPH07100358B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 黒鉛と銅からなる複合材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63165132A JPS63165132A (ja) | 1988-07-08 |
| JPH07100358B2 true JPH07100358B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=18066045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61315494A Expired - Lifetime JPH07100358B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 黒鉛と銅からなる複合材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100358B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009039037A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
| US9536851B2 (en) * | 2014-09-05 | 2017-01-03 | Infineon Technologies Ag | Preform structure for soldering a semiconductor chip arrangement, a method for forming a preform structure for a semiconductor chip arrangement, and a method for soldering a semiconductor chip arrangement |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60187546A (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-25 | 株式会社東芝 | 黒鉛−銅接合部材及びその製造方法 |
| JPS61183180A (ja) * | 1985-02-06 | 1986-08-15 | 株式会社東芝 | 耐高熱負荷複合構造体 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP61315494A patent/JPH07100358B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63165132A (ja) | 1988-07-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4482912A (en) | Stacked structure having matrix-fibered composite layers and a metal layer | |
| JP4511733B2 (ja) | スパッターターゲット低温接合法とそれによって製造されるターゲットアセンブリ | |
| WO2022070878A1 (ja) | スパッタリングターゲット‐バッキングプレート接合体、その製造方法及びスパッタリングターゲットの回収方法 | |
| JP3525348B2 (ja) | 拡散接合されたスパッタリングターゲット組立体の製造方法 | |
| JP2022117405A (ja) | スパッタリングターゲット‐バッキングプレート接合体、その製造方法及びスパッタリングターゲットの回収方法 | |
| JPH07100358B2 (ja) | 黒鉛と銅からなる複合材 | |
| JPH0959770A (ja) | スパッタリング用ターゲットおよびその製造方法 | |
| JPH0680873B2 (ja) | 回路基板 | |
| JPH08188872A (ja) | スパッタリングターゲットとバッキングプレートの接合方法 | |
| JPH0246742A (ja) | 圧接平型半導体装置 | |
| US4706872A (en) | Method of bonding columbium to nickel and nickel based alloys using low bonding pressures and temperatures | |
| JPH069907B2 (ja) | 黒鉛と金属からなる複合材の製造方法 | |
| JPS58128281A (ja) | 超硬合金と鋼との拡散接合方法 | |
| JPH069905B2 (ja) | 黒鉛と金属からなる複合材 | |
| US5855313A (en) | Two-step brazing process for joining materials with different coefficients of thermal expansion | |
| JPH06172993A (ja) | 拡散接合されたスパッタリングターゲット組立体及びその製造方法 | |
| TW202214893A (zh) | 濺鍍靶材-背板接合體、其製造方法及濺鍍靶材之回收方法 | |
| WO1998003297A1 (en) | Two-step brazing process for joining materials with different coefficients of thermal expansion | |
| JPH069906B2 (ja) | 黒鉛と銅または銅合金からなる複合材 | |
| JPS63130281A (ja) | チタンクラツド鋼及びその製造方法 | |
| JPH0142914B2 (ja) | ||
| JPS60187546A (ja) | 黒鉛−銅接合部材及びその製造方法 | |
| JP7024128B1 (ja) | スパッタリングターゲット‐バッキングプレート接合体、その製造方法及びスパッタリングターゲットの回収方法 | |
| JPS60231471A (ja) | 金属セラミツクス複合体 | |
| JPS60261682A (ja) | チタンクラツド鋼材およびその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |