JPH07102412A - 紡糸巻取機の吸振方法 - Google Patents
紡糸巻取機の吸振方法Info
- Publication number
- JPH07102412A JPH07102412A JP26964993A JP26964993A JPH07102412A JP H07102412 A JPH07102412 A JP H07102412A JP 26964993 A JP26964993 A JP 26964993A JP 26964993 A JP26964993 A JP 26964993A JP H07102412 A JPH07102412 A JP H07102412A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- frequency
- winder
- bobbin
- resonance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 紡糸巻取機の振動数が共振振動数を通過する
場合であっても、振動を殆ど無くすことができる紡糸巻
取機の吸振方法を提供する 【構成】 パッケージが巻き形成されるボビンを挿着し
回転するボビンホルダを有する紡糸巻取機に、反共振点
a,b,cを形成する動吸振器を取り付け、加振振動数
が前記反共振点a,b,c近傍となるように前記動吸振
器を制御する方法であり、符号35の点線の如く広範囲
の加振振動数において振動を殆ど無くした状態で運転す
ることができる。
場合であっても、振動を殆ど無くすことができる紡糸巻
取機の吸振方法を提供する 【構成】 パッケージが巻き形成されるボビンを挿着し
回転するボビンホルダを有する紡糸巻取機に、反共振点
a,b,cを形成する動吸振器を取り付け、加振振動数
が前記反共振点a,b,c近傍となるように前記動吸振
器を制御する方法であり、符号35の点線の如く広範囲
の加振振動数において振動を殆ど無くした状態で運転す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紡糸機から紡出された
糸条などを高速で巻取る紡糸巻取機の吸振方法に関し、
特に広範囲の加振振動数にわたり振動を抑えることがで
きる吸振方法に関する。
糸条などを高速で巻取る紡糸巻取機の吸振方法に関し、
特に広範囲の加振振動数にわたり振動を抑えることがで
きる吸振方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図5及び図6により紡糸巻取機を
説明する。図5は正面図、図5は側面図である。
説明する。図5は正面図、図5は側面図である。
【0003】図5及び図6において、紡糸巻取機1は、
本体フレーム2に対して水平軸3の回りで回転するタレ
ット円板4と、該タレット円板4から突設する2本のボ
ビンホルダー5,6と、タレット円板4の背面に固定さ
れ上記ボビンホルダー5,6を回転駆動する誘導モータ
7,8と、本体フレーム2内の支柱9に案内されて垂直
に上昇又は下降する昇降枠10と、この昇降枠10の第
1枠体10aに支持されたタッチローラ11と、昇降枠
10の第2枠体10bに支持されたトラバース装置12
とから主に構成されている。すなわち、ボビンホルダー
5,6はタレット円板4を介して間接的に本体フレーム
2に突設されている。そして、タッチローラ11やトラ
バース装置12を支持する昇降枠10全体の重量は昇降
枠10側に設けられた接圧シリンダ13によって支えら
れ、この重量と接圧シリンダ13による持ち上げ力との
差がタッチローラ11のパッケージPに対する接圧力と
なるようになっている。なお、Bはボビン、Pは該ボビ
ンに巻形成されたパッケージ、Yは紡糸機からの糸、2
aは本体フレーム2から突設しその先端に操作盤が設け
られている固定アーム部である。
本体フレーム2に対して水平軸3の回りで回転するタレ
ット円板4と、該タレット円板4から突設する2本のボ
ビンホルダー5,6と、タレット円板4の背面に固定さ
れ上記ボビンホルダー5,6を回転駆動する誘導モータ
7,8と、本体フレーム2内の支柱9に案内されて垂直
に上昇又は下降する昇降枠10と、この昇降枠10の第
1枠体10aに支持されたタッチローラ11と、昇降枠
10の第2枠体10bに支持されたトラバース装置12
とから主に構成されている。すなわち、ボビンホルダー
5,6はタレット円板4を介して間接的に本体フレーム
2に突設されている。そして、タッチローラ11やトラ
バース装置12を支持する昇降枠10全体の重量は昇降
枠10側に設けられた接圧シリンダ13によって支えら
れ、この重量と接圧シリンダ13による持ち上げ力との
差がタッチローラ11のパッケージPに対する接圧力と
なるようになっている。なお、Bはボビン、Pは該ボビ
ンに巻形成されたパッケージ、Yは紡糸機からの糸、2
aは本体フレーム2から突設しその先端に操作盤が設け
られている固定アーム部である。
【0004】つぎに、紡糸巻取機1の巻取動作の概略を
説明する。図5において、ボビンホルダー5,6の誘導
モータ7,8には回転数制御用のインバータ21が接続
されており、タッチローラ11には回転数(即ち糸速
度)を検出するパルスジェネレータ22が設けられてい
る。そして、巻取速度信号発生器23の設定信号f2と
パルスジェネレータ22の信号f1を比較し、比較器2
4からインバータ21に指示を与えて所定の巻取速度を
維持する。すなわち、パッケージPが巻き太っていくと
共に、ボビンホルダー5,6の回転数が低下するように
なっている。そして、パッケージPが満巻になると、タ
レット円板4が180°回転し、満巻のパッケージPの
ボビンホルダー6が図示の待機位置となり、空ボビンB
のボビンホルダー6が図示の巻取位置となり、満巻のパ
ッケージPから空ボビンBへと糸渡しが行われて連続的
に巻取りが行われる。そして、満巻のパッケージPのボ
ビンホルダー6は徐々に減速して停止し、満巻のパッケ
ージPと空のボビンBとが差し替えられる。
説明する。図5において、ボビンホルダー5,6の誘導
モータ7,8には回転数制御用のインバータ21が接続
されており、タッチローラ11には回転数(即ち糸速
度)を検出するパルスジェネレータ22が設けられてい
る。そして、巻取速度信号発生器23の設定信号f2と
パルスジェネレータ22の信号f1を比較し、比較器2
4からインバータ21に指示を与えて所定の巻取速度を
維持する。すなわち、パッケージPが巻き太っていくと
共に、ボビンホルダー5,6の回転数が低下するように
なっている。そして、パッケージPが満巻になると、タ
レット円板4が180°回転し、満巻のパッケージPの
ボビンホルダー6が図示の待機位置となり、空ボビンB
のボビンホルダー6が図示の巻取位置となり、満巻のパ
ッケージPから空ボビンBへと糸渡しが行われて連続的
に巻取りが行われる。そして、満巻のパッケージPのボ
ビンホルダー6は徐々に減速して停止し、満巻のパッケ
ージPと空のボビンBとが差し替えられる。
【0005】上述した従来の紡糸巻取機においては、巻
取中のボビンホルダー5,6は巻き始めから巻き終わり
まで広い範囲で回転数が変化する。このボビンホルダー
5,6に装着されたボビンBに巻形成されるパッケージ
Pに適切な接圧を付与するタッチローラ11はこの回転
数の影響を受ける。すなわち、ボビンホルダー5,6が
加振源となって、タッチローラ11を保持する昇降枠1
0が共振現象を起こす。そこで、従来、昇降枠10の固
有振動数がボビンホルダー5,6の回転振動数以下とな
るように、昇降枠10を設計していた。
取中のボビンホルダー5,6は巻き始めから巻き終わり
まで広い範囲で回転数が変化する。このボビンホルダー
5,6に装着されたボビンBに巻形成されるパッケージ
Pに適切な接圧を付与するタッチローラ11はこの回転
数の影響を受ける。すなわち、ボビンホルダー5,6が
加振源となって、タッチローラ11を保持する昇降枠1
0が共振現象を起こす。そこで、従来、昇降枠10の固
有振動数がボビンホルダー5,6の回転振動数以下とな
るように、昇降枠10を設計していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、紡糸
巻取機に低速から高速にわたる広範囲での使用が求めら
れており、ボビンホルダー5,6の回転振動数の範囲も
広がる傾向にある。例えば低速2000m/minから
高速6000m/minの広範囲巻取では、ボビンホル
ダー5,6の回転振動数は最低24Hzから最高290
Hzにも達する。このように広範囲の回転振動数の中に
固有振動数を有しない昇降枠10を設計することは実際
上困難であり、それがために紡糸巻取機の運転速度範囲
に制限を受ける。
巻取機に低速から高速にわたる広範囲での使用が求めら
れており、ボビンホルダー5,6の回転振動数の範囲も
広がる傾向にある。例えば低速2000m/minから
高速6000m/minの広範囲巻取では、ボビンホル
ダー5,6の回転振動数は最低24Hzから最高290
Hzにも達する。このように広範囲の回転振動数の中に
固有振動数を有しない昇降枠10を設計することは実際
上困難であり、それがために紡糸巻取機の運転速度範囲
に制限を受ける。
【0007】このため、出願人は先の出願(特願平4─
128327、未公開)において、昇降枠に動吸振器を
設けることを提案した。この動吸振器の特性は一定であ
って、図7に示されるような動吸振が行われる。点線は
振幅波形であって、振動数ωnでピーク状に突き出た山
型波形となっている。これに対して適切なバネ定数と減
衰係数を有する動吸振器を取り付けると、振幅波形は実
線のように丘状になだらかに起伏する山型波形に変わ
る。しかし、振動体の振動数がこの共振振動数ωnを通
過するように徐々に変化する場合、振幅の絶対値は点線
に比較すると小さくなっているものの、実線の山型波形
を横切ることになり、ある程度の共振は避けられないと
いう問題点を有していた。
128327、未公開)において、昇降枠に動吸振器を
設けることを提案した。この動吸振器の特性は一定であ
って、図7に示されるような動吸振が行われる。点線は
振幅波形であって、振動数ωnでピーク状に突き出た山
型波形となっている。これに対して適切なバネ定数と減
衰係数を有する動吸振器を取り付けると、振幅波形は実
線のように丘状になだらかに起伏する山型波形に変わ
る。しかし、振動体の振動数がこの共振振動数ωnを通
過するように徐々に変化する場合、振幅の絶対値は点線
に比較すると小さくなっているものの、実線の山型波形
を横切ることになり、ある程度の共振は避けられないと
いう問題点を有していた。
【0008】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、紡糸巻取機の加振振動数が共振振動数を通過す
る場合であっても、振動を殆ど無くすことができる紡糸
巻取機の吸振方法を提供することにある。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、紡糸巻取機の加振振動数が共振振動数を通過す
る場合であっても、振動を殆ど無くすことができる紡糸
巻取機の吸振方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する紡糸
巻取機の吸振方法は、パッケージが巻き形成されるボビ
ンを挿着し回転するボビンホルダを有する紡糸巻取機
に、反共振点を形成する動吸振器を取り付け、加振振動
数が前記反共振点近傍となるように前記動吸振器を制御
する方法である。
巻取機の吸振方法は、パッケージが巻き形成されるボビ
ンを挿着し回転するボビンホルダを有する紡糸巻取機
に、反共振点を形成する動吸振器を取り付け、加振振動
数が前記反共振点近傍となるように前記動吸振器を制御
する方法である。
【0010】
【作用】反共振点を形成する動吸振器の取り付けによっ
て、高いピーク値を持つ振動特性が比較的低いピーク値
を持つ振動特性に変わり、もとの共振点が非常に低い振
動の反共振点となり、加振振動数が前記反共振点近傍と
なるように前記動吸振器を制御すると、広い振動数の範
囲で非常に低い振動のまま運転される。
て、高いピーク値を持つ振動特性が比較的低いピーク値
を持つ振動特性に変わり、もとの共振点が非常に低い振
動の反共振点となり、加振振動数が前記反共振点近傍と
なるように前記動吸振器を制御すると、広い振動数の範
囲で非常に低い振動のまま運転される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は、本発明方法の振動周波数応答
図、図2は紡糸巻取機の振動系モデル図である。
つつ説明する。図1は、本発明方法の振動周波数応答
図、図2は紡糸巻取機の振動系モデル図である。
【0012】図2において、符号15は動吸振器であっ
て、質量mの錘18と、バネ定数Kが可変となったバネ
16と、減衰定数cを有する動吸振器特有の自然なダン
パー17からなる。また、符号1は紡糸巻取機の主とし
てボビンホルダ及びタッチローラを保持する昇降枠から
なる振動体であって、質量Mの重りとその支持構造から
決まるバネ定数Kのバネとからなる。この振動体1に加
わる加振力はFexp(iΩB t)であるとする。この
モデルにおいて、理論上、c=0ならば、ω=ΩB のと
き振動体1の振動は0になる反共振点が形成される。従
って、動吸振器15の吸振振動数ω=ω(Lx)を加振
振動数ΩB と一致するように制御すれば振動体1の振動
は最小限に抑えられる。よって、動吸振器15の最適制
御条件は下記の式、式を満足するものとなる。 吸振振動数ω=ΩB ・・・・・・・・式 バネ定数k =mω2 ・・・・・・・式 ここで、ΩB :加振振動数 動吸振器15のバネ16は可変であって、上式のバネ定
数kとなるように調整される。
て、質量mの錘18と、バネ定数Kが可変となったバネ
16と、減衰定数cを有する動吸振器特有の自然なダン
パー17からなる。また、符号1は紡糸巻取機の主とし
てボビンホルダ及びタッチローラを保持する昇降枠から
なる振動体であって、質量Mの重りとその支持構造から
決まるバネ定数Kのバネとからなる。この振動体1に加
わる加振力はFexp(iΩB t)であるとする。この
モデルにおいて、理論上、c=0ならば、ω=ΩB のと
き振動体1の振動は0になる反共振点が形成される。従
って、動吸振器15の吸振振動数ω=ω(Lx)を加振
振動数ΩB と一致するように制御すれば振動体1の振動
は最小限に抑えられる。よって、動吸振器15の最適制
御条件は下記の式、式を満足するものとなる。 吸振振動数ω=ΩB ・・・・・・・・式 バネ定数k =mω2 ・・・・・・・式 ここで、ΩB :加振振動数 動吸振器15のバネ16は可変であって、上式のバネ定
数kとなるように調整される。
【0013】つぎに、上述の動吸振方法を図1により説
明する。図1は振動体の共振周波数付近における周波数
応答を示す図であり、縦軸は振幅、横軸は振動数比(Ω
n は振動体の固有振動数)である。点線34は動吸振器
を取り付けない場合の振動体の周波数応答パターンを示
しており、共振周波数(振動数比=1)において振幅が
高いピーク値をもつ山型波形となっている。この共振周
波数において動吸振器が上述のバネ定数k=mω2 =m
ΩB 2 に制御されると、実線32に示すように両側に比
較的低いピーク値をもつ2つの山型波形が形成された周
波数応答パターンとなり、共振周波数の両側にピーク値
が現れるが共振周波数においては谷間となった反共振点
(b点)となり振動が大きく抑制される。一点鎖線31
は共振周波数より高い周波数で、二点鎖線33は共振周
波数より低い周波数でそれぞれバネ定数kを最適に制御
した場合の周波数応答パターンを示し、各点a、cがそ
れぞれ反共振点となっている。
明する。図1は振動体の共振周波数付近における周波数
応答を示す図であり、縦軸は振幅、横軸は振動数比(Ω
n は振動体の固有振動数)である。点線34は動吸振器
を取り付けない場合の振動体の周波数応答パターンを示
しており、共振周波数(振動数比=1)において振幅が
高いピーク値をもつ山型波形となっている。この共振周
波数において動吸振器が上述のバネ定数k=mω2 =m
ΩB 2 に制御されると、実線32に示すように両側に比
較的低いピーク値をもつ2つの山型波形が形成された周
波数応答パターンとなり、共振周波数の両側にピーク値
が現れるが共振周波数においては谷間となった反共振点
(b点)となり振動が大きく抑制される。一点鎖線31
は共振周波数より高い周波数で、二点鎖線33は共振周
波数より低い周波数でそれぞれバネ定数kを最適に制御
した場合の周波数応答パターンを示し、各点a、cがそ
れぞれ反共振点となっている。
【0014】図1及び図2において、振動体1が運転に
より加振振動数ΩB が変化すると(より大きなパッケー
ジが巻き形成される状態)、その加振振動数ΩB が矢印
Aで示すように徐々に低下する。すると、低下した加振
振動数ΩB を基準にして最適制御条件k=mω2 となる
ようにバネ定数kを変化させ、加振振動数が反共振点付
近に位置するように動吸振器15を制御する。その結
果、振動体1の振幅は点線35に示すように反共振点に
沿って推移し、常に振動が大きく抑制された状態で運転
される。
より加振振動数ΩB が変化すると(より大きなパッケー
ジが巻き形成される状態)、その加振振動数ΩB が矢印
Aで示すように徐々に低下する。すると、低下した加振
振動数ΩB を基準にして最適制御条件k=mω2 となる
ようにバネ定数kを変化させ、加振振動数が反共振点付
近に位置するように動吸振器15を制御する。その結
果、振動体1の振幅は点線35に示すように反共振点に
沿って推移し、常に振動が大きく抑制された状態で運転
される。
【0015】つぎに、本発明方法が適用される紡糸巻取
機の構造を図3及び図4により詳しく説明する。図3は
紡糸巻取機の正面図、図4はその側面図である。なお、
図5及び図6と同様な作動をする部分には同一の符号を
付し、その説明を省略する。特に図5及び図6と異なる
点は、昇降枠10の第1枠体10aの先端部に動吸振器
15が取り付けられた点である。
機の構造を図3及び図4により詳しく説明する。図3は
紡糸巻取機の正面図、図4はその側面図である。なお、
図5及び図6と同様な作動をする部分には同一の符号を
付し、その説明を省略する。特に図5及び図6と異なる
点は、昇降枠10の第1枠体10aの先端部に動吸振器
15が取り付けられた点である。
【0016】動吸振器15は、第1枠体10aに立設さ
れた固定枠19に軸16が該固定枠19の基部方向に片
持ち状に突設され、該軸16には錘18が嵌合されてい
る。該軸16はバネ要素であり、バネ定数は錘18の位
置Lxによって変化する。錘18は、モータを内蔵して
おり、制御回路40からの指令に応じて矢印53方向に
移動して位置Lxを変更できるようになっている。錘1
8の位置決めは、例えば、ラックとピニオンで構成され
る。また、軸16、錘18双方にネジを切り、軸方向に
回転止めの溝と突起をそれぞれに設ける構成とすること
もできる。また、位置Lxの制御は、例えばサーボモー
タを用いることにより行われる。また、通常のモータと
位置センサ等で構成することもできる。更に、ステッピ
ングモータを利用することもできる。
れた固定枠19に軸16が該固定枠19の基部方向に片
持ち状に突設され、該軸16には錘18が嵌合されてい
る。該軸16はバネ要素であり、バネ定数は錘18の位
置Lxによって変化する。錘18は、モータを内蔵して
おり、制御回路40からの指令に応じて矢印53方向に
移動して位置Lxを変更できるようになっている。錘1
8の位置決めは、例えば、ラックとピニオンで構成され
る。また、軸16、錘18双方にネジを切り、軸方向に
回転止めの溝と突起をそれぞれに設ける構成とすること
もできる。また、位置Lxの制御は、例えばサーボモー
タを用いることにより行われる。また、通常のモータと
位置センサ等で構成することもできる。更に、ステッピ
ングモータを利用することもできる。
【0017】ボビンホルダ6を駆動する誘導モータ8に
はパルスジェネレータ41が設置されており、制御回路
40は、この回転数入力を受けて、予め設定された最適
制御条件プログラムにより錘18の位置を決定し、錘1
8内蔵のモータに信号を出力して錘18を当該位置に移
動させるようになっている。この最適制御条件について
は前述した通りである。なお、この動吸振器15の取付
位置としては、タッチローラ11を直接的に保持する第
1枠体10aがよく、先端に位置するほど効果的であ
る。その理由は、本来ボビンホルダに取り付けると最も
効率的であるが、実際問題として取り付けが難しく、こ
のボビンホルダにパッケージを介して接するタッチロー
ラを保持する昇降枠を利用して振動を抑制するのが簡便
であり、昇降枠は片持ち状であるため、先端が最も効果
的である。
はパルスジェネレータ41が設置されており、制御回路
40は、この回転数入力を受けて、予め設定された最適
制御条件プログラムにより錘18の位置を決定し、錘1
8内蔵のモータに信号を出力して錘18を当該位置に移
動させるようになっている。この最適制御条件について
は前述した通りである。なお、この動吸振器15の取付
位置としては、タッチローラ11を直接的に保持する第
1枠体10aがよく、先端に位置するほど効果的であ
る。その理由は、本来ボビンホルダに取り付けると最も
効率的であるが、実際問題として取り付けが難しく、こ
のボビンホルダにパッケージを介して接するタッチロー
ラを保持する昇降枠を利用して振動を抑制するのが簡便
であり、昇降枠は片持ち状であるため、先端が最も効果
的である。
【0018】なお、上記した実施例では、本発明方法が
適用される紡糸巻取機として、ボビンを装着するボビン
ホルダーを誘導モータによって直接駆動する、いわゆる
スピンドルドライブ型のもので説明したが、本発明方法
は、ボビンホルダーに装着したボビンに、積極駆動され
るタッチローラを転接してボビンを間接的に駆動するい
わゆるフリクションドライブ型のものにも適用できる。
また、タレット円板を回転させて満巻のパッケージから
空のボビンへと自動的に切り換えるオートチェンジャタ
イプのものに限らず、ボビンホルダーが一本であって、
紡糸巻取機を停止させてボビンチェンジを行うタイプの
紡糸巻取機にも本発明が適用できる。
適用される紡糸巻取機として、ボビンを装着するボビン
ホルダーを誘導モータによって直接駆動する、いわゆる
スピンドルドライブ型のもので説明したが、本発明方法
は、ボビンホルダーに装着したボビンに、積極駆動され
るタッチローラを転接してボビンを間接的に駆動するい
わゆるフリクションドライブ型のものにも適用できる。
また、タレット円板を回転させて満巻のパッケージから
空のボビンへと自動的に切り換えるオートチェンジャタ
イプのものに限らず、ボビンホルダーが一本であって、
紡糸巻取機を停止させてボビンチェンジを行うタイプの
紡糸巻取機にも本発明が適用できる。
【0019】
【発明の効果】本発明の紡糸巻取機の吸振方法は上述の
ように、共振振動数を通過する加振振動数で運転する場
合に、加振振動数を反共振点付近にするように動吸振器
の吸振振動数を変えるので、振動体の振動数がこの共振
振動数を通過する場合であっても、振動を殆ど無くすこ
とができる。
ように、共振振動数を通過する加振振動数で運転する場
合に、加振振動数を反共振点付近にするように動吸振器
の吸振振動数を変えるので、振動体の振動数がこの共振
振動数を通過する場合であっても、振動を殆ど無くすこ
とができる。
【図1】本発明の紡糸巻取機の吸振方法を示す振動周波
数応答図である。
数応答図である。
【図2】紡糸巻取機の振動系モデル図である。
【図3】本発明方法が適用される紡糸巻取機の正面図で
ある。
ある。
【図4】本発明が適用される紡糸巻取機の側面図であ
る。
る。
【図5】紡糸巻取機の正面図である。
【図6】紡糸巻取機の側面図である。
【図7】従来の吸振方法を示す振動周波数応答図であ
る。
る。
B ボビン P パッケージ a,b,c 反共振点 k バネ定数 2 本体フレーム 5 ボビンホルダ 6 ボビンホルダ 10 昇降枠(枠体) 11 タッチローラ 15 動吸振器 16 軸(バネ手段) 18 錘
Claims (1)
- 【請求項1】 パッケージが巻き形成されるボビンを挿
着し回転するボビンホルダを有する紡糸巻取機に、反共
振点を形成する動吸振器を取り付け、加振振動数が前記
反共振点近傍となるように前記動吸振器を制御すること
を特徴とする紡糸巻取機の吸振方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26964993A JPH07102412A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 紡糸巻取機の吸振方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26964993A JPH07102412A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 紡糸巻取機の吸振方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07102412A true JPH07102412A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17475294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26964993A Pending JPH07102412A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 紡糸巻取機の吸振方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102412A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111039077A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-21 | 四川恒创特种纤维有限公司 | 一种用于络筒机的震动衰减装置及减震方法 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP26964993A patent/JPH07102412A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111039077A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-21 | 四川恒创特种纤维有限公司 | 一种用于络筒机的震动衰减装置及减震方法 |
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