JPH07102725B2 - 用紙厚による改行量制御方法 - Google Patents

用紙厚による改行量制御方法

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JPH07102725B2
JPH07102725B2 JP1337590A JP1337590A JPH07102725B2 JP H07102725 B2 JPH07102725 B2 JP H07102725B2 JP 1337590 A JP1337590 A JP 1337590A JP 1337590 A JP1337590 A JP 1337590A JP H07102725 B2 JPH07102725 B2 JP H07102725B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 用紙厚による改行量制御方法に関し、 どのよう媒体でも正規の位置に印字することを可能とす
ることを目的とし、 自動紙厚調整機能を有するプリンタ装置における用紙厚
による改行量制御方法であって、規定厚の用紙を印字ヘ
ッドとプラテンの間に給紙して自動紙厚調整を行い、こ
のときのカム回転量Asをメモリに記憶しておき、用紙上
に印字を行う場合、当該用紙を印字ヘッドとプラテンの
間に給紙して自動紙厚調整を行い、このときのカム回転
量Acを求め、カム回転量Asとカム回転量Acを比較して、
印字用紙が厚紙か,薄紙か,そうでないかを判定し、厚
紙でも薄紙でもない場合には改行に際して改行用モータ
にNの回転量を指示し、厚紙の場合には改行に際して改
行用モータに実質的にN+α(αは正の実数)の回転量
を指示し、薄紙の場合には改行に際して改行用モータに
実質的にN−β(βは正の実数)の回転量を指示するも
のである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、用紙の厚さに応じて改行用モータに対する回
転量指令値を変更するようにした用紙厚による改行量制
御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
改行は改行用パルス・モータを駆動することにより行わ
れる。改行量が例えば1/6インチの場合には、改行用パ
ルス・モータに対する回転量指令値は60パルスとされて
いる。従来は、1/6改行を行う場合、用紙が厚紙である
か,薄紙であるかに関係なく、回転量指令値は60パルス
とされていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、基準厚の用紙の場合には改行用パルス・モー
タが60パルス分回転すると1/6インチ改行が行われる
が、厚紙の場合には改行用パルス・モータが60パルス回
転しても1/6インチ改行が行われず、薄紙の場合には改
行用パルス・モータが60パルス回転すると1/6インチ以
上の改行が行われる。このような現象が起こる理由は、
厚紙の場合には用紙送りローラと用紙間のスリップ量が
基準厚の用紙の場合よりも大きくなり、薄紙の場合には
用紙送りローラと用紙間のスリップ量が基準厚の用紙の
場合よりも小さくなるからである。
上述のように、従来はどのような厚さの用紙でも一様に
改行を行うため、厚紙では改行量が小さくなり、薄紙で
は大きくなる。そのため、枠組や項目名等がプレ印刷さ
れている用紙上に印字を行う場合、用紙の下の方でプレ
印刷と一致しなくなる。
本発明は、この点に鑑みて創作されたものであって、用
紙の厚みの違いにより改行量に補正をかけるこたでどの
ような媒体でも正規の位置に印字することが可能となる
用紙厚による改行量制御方法を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための方法〕
第1図は本願発明の原理説明図である。本願発明の対象
となるプリンタ装置は、カムによって印字ヘッドとプラ
テン間の距離を調整してプラテン上の用紙と印字ヘッド
間の距離を一定にする自動紙厚調整機能を有している。
あらかじめ規定厚の用紙を印字ヘッドとプラテンの間に
給紙して自動紙厚調整を行い、このときのカムの回転量
Asをメモリに記憶しておく。
用紙上に印字を行う場合、当該用紙を印字ヘッドとプラ
テンの間に給紙して自動紙厚調整を行い、このときのカ
ム回転量Acを求め、カム回転量Asとカム回転量Acを比較
して、印字用紙が厚紙か,薄紙か、そうでないかを判定
する。厚紙でも薄紙でもない場合には、改行量をNに設
定し、この設定値に基づいて改行モータを回転し、厚紙
の場合には、改行量をN+α(αは正の実数)に設定
し、この設定値に基づいて改行モータを回転し、薄紙の
場合には、改行量をN−β(βは正の実数)に設定し、
この設定値に基づいて改行モータを回転する。
〔実施例〕
第2図はヘッド・ギャップを調整できるプリンタ装置の
1例の斜視図、第3図はキャリア上方のガイド部の詳細
を示す断面図である。ガイド・ロッド2はプラテン1と
並行に取り付けられており、またL型ガイド・レール3
はガイド・ロッド2に並行に取り付けられている。キャ
リア4は、ガイド2,3に沿って往復走行する。プラテン
1は、装置のフレームに軸着された紙送りローラ10の軸
11にアーム12により揺動自在に支持されて、印字ヘッド
に対して近接離隔自在に装着されている。プラテン1の
両端にはローラ13が軸着されており、自重またはバネに
より下方に付勢されたプラテン1は、ローラ13がカム6
に当接することにより支持されている。カム6は、カム
軸14に固着され、該カム軸14は、図示しないフレームの
定位置に軸架され、歯車15,16を介してパルス・モータ1
7に連結されている。従って、パルス・モータ17により
カム6を回転させると、プラテン1はカム6に押され昇
降する。カム6の輪郭曲線は、プラテン1の昇降量カム
6の回転角が比例する曲線としておく。キャリア4は、
フレームの定位置に取り付けられたガイド・ロッド2に
摺動且つ回転自在に支持され、その上部でローラ20と摺
動体21によりガイド・レール3を挟持している。このキ
ャリア上部のガイド構造は第3図に示されており、キャ
リア4に軸着されたローラ20とバネ22によりローラ20に
向けて付勢された摺動体21によりガイド・レール3を挟
持して、ガイド・ロッド2に沿うキャリア4の移動を許
すと共に、ガイド・ロッド2回りのキャリア4の回動を
規制している。第3図の23は摺動体21を出没自在に保持
しているスリープ、24はバネ押さえである。
印字ヘッド5は、キャリア4の下方で水平に伸びる腕4a
の先端部に装着されており、従って、キャリア4がガイ
ド・ロッド2回りに回動すれば、印字ヘッド5はプラテ
ン1に近接離隔する方向に進退する。そして、ガイド・
ロッド2回りのキャリア4の回動は、ローラ20とバネ22
に付勢された摺動体21とで規制さている。即ち、印字ヘ
ッド5はバネ22によりプラテン1に向けて付勢されてお
り、その進出端位置は、ローラ20により規制されること
になる。
キャリア4の上部には、検出片30が固着されており、定
常状態における検出片30の先端の位置より僅かに離れた
位置に、対向する1対の発光器31と受光器32を有するセ
ンサ7が配置されている。なお、オート・ヘッド・ギャ
ップ調整機能を持つプリンタ装置は、例えば特開昭61−
199969号公報,特開昭63−137870号公報に詳細に開示さ
れている。
第4図はプリンタの用紙搬送系の例を示す図である。改
行用パルス・モータが回転すると、プラテン1,給紙ロー
ラ69,用紙送りローラ70ないし71,排出ローラ73が回転す
る。なお、トラクタ74は連帳用紙の際に使用されるもの
である。
単票用紙40の自動給紙は下記のようにして行われる。
ホッパ(図示せず)が上昇する。
給紙ローラ69が回転し、用紙40がホッパから取り出
される。
用紙送りローラ70,71の回転により用紙40の先端を
所定位置まで送り,更にこれから所定距離だけ(用紙の
第1行が印字ヘッド5の下に来るまで)用紙40を送る。
用紙の排出は下記のようにして行われる。
プラテン1,用紙送りローラ72,排出ローラ73の回転
により用紙40を搬送する。
用紙40の後端が所定位置を通過した後、更に所定距
離だけ用紙を送り、スタッカ(図示せず)に排出する。
第5図はプリンタの電気回路の例を示す図である。マイ
クロプロセッサ50は、制御記憶52に格納されているプロ
グラムを実行する。RAM51は、データを一時的に保持す
るバッファや作業領域などを有している。E2PROM53に
は、保存しておきたいデータが格納される。インタフェ
ース制御回路54は、本体系の計算機との間のデータ転送
を制御するものである。マイクロプロセッサ51は、出力
ポート57を介してコンソール・パネル55やドライバ&機
能部56に対してデータを送り、また入出力ポート58を介
してコンソール・パネル55やドライバ&機能部56のデー
タを読み取ることが出来る。双方向ドライバ/レシーバ
60はアドレス信号をドライブするものであり、双方向ド
ライバ/レシーバ61,62はデータ信号をドライブするも
のである。アドレス・デコーダ59はアイドレス信号をデ
コードするものである。このデコード結果で定められる
レジスタ等に対して、データの書込み/読出しが行われ
る。ドライバ&機構部56の中には、オート・ヘッド・ギ
ャップ調整用のパルス・モータやキャリア移動用モー
タ,改行用パルス・モータ等が存在する。
第6図は本発明の改行処理を説明する図である。プリン
タ装置を工場から出荷する際に、調整用テスト・プログ
ラムTPを起動し、基準媒体(基準厚の用紙)を給紙し、
オート・ヘッド・ギャップ処理を行う。オート・ヘッド
・ギャップ処理とは、用紙を挿入した状態で、印字ヘッ
ドの先端と紙面間の距離を一定値にする処理を意味して
いる。オート・ヘッド・ギャップ処理を行った後、その
ときのカム6の動作量As(プラテンの最下位置を基準と
する回転各)E2PROM53に格納する。この状態でプリンタ
装置は出荷される。
ユーザ先のプリンタ装置は下記のような改行処理を行
う。印字コマンドを受信すると、プリンダ装置は用紙給
紙を行う。用紙を所定位置まで給紙した後、オート・ヘ
ッド・ギャップ動作が行われ、その後でカム動作量Acが
カウントされる。この値はRAM51に格納される。用紙の
第1行を印字する際、E2PROM53に格納されているカム動
作量Asと現在のカム動作量Acとを比較する。カム動作量
Acがカム動作量Asよりも20パルス以上大である場合には
現在の用紙を薄紙と判定し、カム動作量Acがカム動作量
Asよりも20パルス以上小である場合には現在の用紙を厚
紙と判定する。
厚紙の場合には1/6インチ(60パルス)改行で+0.04mm
の補正を必要とし、薄紙の場合には1/6インチ(60パル
ス)改行で−0.04mmの補生を必要とする。改行の分解能
は1パルスで0.07mm(1/360インチ)であるので、105パ
ルスあたり1パルスの補正を実施する。例えば薄紙の場
合には、改行用パルス・モータに対する第1回目の回転
量指令値を60パルス,第2回目の回転量指令値を59パル
ス,第3回目の回転量指令値を60パルス,第4回目の回
転量指令値を59パルス,第5回目の回転量指令値を60パ
ルス,第6回目の回転量指令値を59パルス,第7回目の
回転量指令値を59パルスとすれば良い。また、厚紙の場
合には、改行用パルス・モータに対する第1回目の回転
量指令値を60パルス,第2回目の回転量指令値を61パル
ス,第3回目の回転量指令量を60パルス,第4回目の回
転量指令値を61パルス,第5回目の回転量指令値を60パ
ルス,第6回目の回転量指令値を61パルス,第7回目の
回転量指令値を61パルスとすれば良い。薄紙でもなく厚
紙でもない場合には、改行用パルス・モータに対する回
転量指令値は常に60パルスとされる。
用紙の第1行目が印字ヘッド位置に位置決めされた後に
第1行を印字が行われ、次に改行が行われるが、第2回
目の改行は上記のようにして行われる。即ち、薄紙の場
合には回転量指令値は59パルスとされ、厚紙の場合には
回転量指令値は61パルスとされ、薄紙でも厚紙でもない
場合には回転量指令値は60パルスとされる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、用紙
の厚さに関係なく、印字を正規の行位置に行うことが出
来る。なお、上述の説明ではプラテンがカムにより上下
するプリンタ装置を例にしているが、印字ヘッドがカム
により上下する形式のプリンタ装置に対しても本発明を
適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図はヘッド・ギャッ
プを調整できるプリンタ装置の例を示す図、第3図はキ
ャリア上方のガイド部の詳細を示す図、第4図はプリン
タの用紙搬送系の例を示す図、第5図はプリンタの電気
回路の例を示す図、第6図は本発明の改行処理を説明す
る図である。 1……プラテン、2……ガイド・ロッド、3……L型ガ
イド・レール、4……キャリア、5……印字ヘッド、6
……カム、…7……フォトセンサ、40……用紙、50……
マイクロプロセッサ、51……RAM、52……制御記憶、53
……E2PROM、54……インタフェース制御回路、52……コ
ンソール・パネル、56……ドライバ&機構部、57……出
力ポート、58……入力ポート、69……給紙ローラ、70な
しい72……用紙送りローラ、73……排出ローラ、74……
トラクタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カムによって印字ヘッドとプラテン間の距
    離を調整してプラテン上の用紙と印字ヘッド間の距離を
    一定にする自動紙厚調整機能を有するプリンタ装置にお
    ける用紙厚による改行量制御方法であって、 規定厚の用紙を印字ヘッドとプラテンの間に給紙して自
    動紙厚調整を行い、このときのカムの回転量Asをメモリ
    に記憶し、 用紙上に印字を行う場合、当該用紙を印字ヘッドとプラ
    テンの間に給紙して自動紙厚調整を行い、このときのカ
    ム回転量Acを求め、 カム回転量Asとカム回転量Acを比較して、印字用紙が厚
    紙か,薄紙か、そうでないかを判定し、 厚紙でも薄紙でもない場合には、改行量をNに設定し、
    この設定値に基づいて改行モータを回転し、 厚紙の場合には、改行量をN+α(αは正の実数)に設
    定し、この設定値に基づいて改行モータを回転し、 薄紙の場合には、改行量をN−β(βは正の実数)に設
    定し、この設定値に基づいて改行モータを回転する ことを特徴とする用紙厚による改行量制御方法。
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JP3019883B2 (ja) * 1990-11-30 2000-03-13 セイコーエプソン株式会社 プリンタにおける紙送り制御装置
JP2695713B2 (ja) * 1991-08-22 1998-01-14 株式会社新興製作所 通帳プリンタのプラテン位置制御方法及びその装置
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KR100444594B1 (ko) * 2002-07-04 2004-08-16 삼성전자주식회사 잉크젯 프린터의 헤드갭 조절장치 및 그 방법
JP2007125856A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Oki Electric Ind Co Ltd 印字装置

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