JPH071038A - 微細管およびその製造方法 - Google Patents
微細管およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH071038A JPH071038A JP5149228A JP14922893A JPH071038A JP H071038 A JPH071038 A JP H071038A JP 5149228 A JP5149228 A JP 5149228A JP 14922893 A JP14922893 A JP 14922893A JP H071038 A JPH071038 A JP H071038A
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- Japan
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- rod
- shaped body
- acid
- fine tube
- oxydized
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流体の輸送に使用される微細管の耐薬品性を
良くすることを目的とする。 【構成】 陽極酸化法により酸化物の形成が可能な材料
製の棒状体1の表面に陽極酸化被膜2を形成した後、陽
極酸化されていない棒状体1aを除去する方法により、
陽極酸化被膜2からなる耐薬品性の良好な微細管4を製
造できる。
良くすることを目的とする。 【構成】 陽極酸化法により酸化物の形成が可能な材料
製の棒状体1の表面に陽極酸化被膜2を形成した後、陽
極酸化されていない棒状体1aを除去する方法により、
陽極酸化被膜2からなる耐薬品性の良好な微細管4を製
造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の輸送に使用され
る微細管およびその製造方法に関する。
る微細管およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、微細管は金属や硝子等の無機材料
またはナイロンやテフロン等の有機材料を溶融して、流
動性・粘性を有する物質とし、棒状体や管状体に塗布、
あるいは、所定形状の型に流し込む等の処理をし、その
流動性・粘性を有する物質を固化した後、棒状体や管状
体、あるいは、型を除去することにより製造されてい
た。
またはナイロンやテフロン等の有機材料を溶融して、流
動性・粘性を有する物質とし、棒状体や管状体に塗布、
あるいは、所定形状の型に流し込む等の処理をし、その
流動性・粘性を有する物質を固化した後、棒状体や管状
体、あるいは、型を除去することにより製造されてい
た。
【0003】例えば、硝子を構成材料とした微細管の製
造方法では、まず、硝子を加熱により溶融し、流動性・
粘性を有する液状の硝子材料とし、ついで、傾斜角度と
中空軸を備え、管内に高所から低所の方向へ流れる空気
流を有し、中空軸を中心として一定の速度で回転する管
状体の外周に液状の硝子材料を巻き付けると、液状の硝
子材料は、傾斜角度を有する管状体の高所から低所へと
移動し、低所側の端部での空気流の吹き出しにより、粘
性を有する硝子の管状体が形成される。ついで、この管
状体を冷却し、固化させることにより、硝子を構成材料
とした微細管が製造できる。
造方法では、まず、硝子を加熱により溶融し、流動性・
粘性を有する液状の硝子材料とし、ついで、傾斜角度と
中空軸を備え、管内に高所から低所の方向へ流れる空気
流を有し、中空軸を中心として一定の速度で回転する管
状体の外周に液状の硝子材料を巻き付けると、液状の硝
子材料は、傾斜角度を有する管状体の高所から低所へと
移動し、低所側の端部での空気流の吹き出しにより、粘
性を有する硝子の管状体が形成される。ついで、この管
状体を冷却し、固化させることにより、硝子を構成材料
とした微細管が製造できる。
【0004】近年の技術ニーズの多様化により、内部を
通過する流体と微細管の構成材料との化学的、物理的な
相互作用、あるいは、微細管を配置する周囲の環境雰囲
気との化学的、物理的な相互作用による耐食性を考慮し
たうえで、構成材料が選択され、使用されている。金属
材料の防食性を良化させるのに、陽極酸化被膜を形成し
た発明がなされている(例えば特開昭62−33783
号公報参照)。
通過する流体と微細管の構成材料との化学的、物理的な
相互作用、あるいは、微細管を配置する周囲の環境雰囲
気との化学的、物理的な相互作用による耐食性を考慮し
たうえで、構成材料が選択され、使用されている。金属
材料の防食性を良化させるのに、陽極酸化被膜を形成し
た発明がなされている(例えば特開昭62−33783
号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような近年の技
術ニーズの多様化に対応して、本発明は、内径が100
μm以下の耐薬品性の良好な微細管およびその製造方法
を提供することを目的とする。
術ニーズの多様化に対応して、本発明は、内径が100
μm以下の耐薬品性の良好な微細管およびその製造方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の微細管およびその製造方法は、陽極酸化法に
より形成した酸化物からなる構成、および、陽極酸化法
により酸化物の形成が可能な材料製の棒状体の表面に陽
極酸化被膜を形成し、ついで、棒状体の陽極酸化されて
いない部分を取り除く方法としたものである。
に本発明の微細管およびその製造方法は、陽極酸化法に
より形成した酸化物からなる構成、および、陽極酸化法
により酸化物の形成が可能な材料製の棒状体の表面に陽
極酸化被膜を形成し、ついで、棒状体の陽極酸化されて
いない部分を取り除く方法としたものである。
【0007】
【作用】この構成および方法において、耐薬品性の良好
な内径が100μm以下の微細管を形成することとな
る。
な内径が100μm以下の微細管を形成することとな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0009】図1(a)に示すように、陽極酸化法によ
り酸化物の形成が可能な材料のアルミニウム製で直径が
50μm、長さが5cmの円柱状の棒状体1を形成し
た。
り酸化物の形成が可能な材料のアルミニウム製で直径が
50μm、長さが5cmの円柱状の棒状体1を形成し
た。
【0010】酒石酸アンモニウムとエチレングリコール
とを1対9の割合で混合した混合液を30℃として陽極
酸化の電解液に用い、内径10cmの白金筒を陰極に棒
状体1を陽極にして、直流印加電圧350V、電流密度
1mA/cm2の条件のもとで陽極酸化を行い、図1
(b)に示すように、棒状体1aの表面に約0.5μm
の膜厚の酸化アルミニウムの陽極酸化被膜2を有する棒
状加工体3を形成した。
とを1対9の割合で混合した混合液を30℃として陽極
酸化の電解液に用い、内径10cmの白金筒を陰極に棒
状体1を陽極にして、直流印加電圧350V、電流密度
1mA/cm2の条件のもとで陽極酸化を行い、図1
(b)に示すように、棒状体1aの表面に約0.5μm
の膜厚の酸化アルミニウムの陽極酸化被膜2を有する棒
状加工体3を形成した。
【0011】ついで、棒状加工体3を所定の長さに切断
した後、塩酸に浸して陽極酸化されていない棒状体1a
を取り除き、流水中に浸して付着した塩酸を除去し、図
1(c)に示すように、内径が約50μm、肉厚が約
0.5μmの陽極酸化被膜2の微細管4を形成した。
した後、塩酸に浸して陽極酸化されていない棒状体1a
を取り除き、流水中に浸して付着した塩酸を除去し、図
1(c)に示すように、内径が約50μm、肉厚が約
0.5μmの陽極酸化被膜2の微細管4を形成した。
【0012】以上のように構成された微細管4につい
て、耐薬品性を調べた。すなわち、微細管4を塩酸、硫
酸、硝酸、弗酸、酢酸の中に1時間以上放置して耐酸性
を、また、水酸化ナトリウム水溶液、アンモニウム水溶
液の中に1時間以上放置して耐アルカリ性を、また、雰
囲気温度50℃の塩素ガス、硫化水素ガスの雰囲気中に
1時間以上放置して耐腐食ガス性を調べたが、いずれの
場合も、微細管4の変化は観察されず、耐薬品性は良好
であった。
て、耐薬品性を調べた。すなわち、微細管4を塩酸、硫
酸、硝酸、弗酸、酢酸の中に1時間以上放置して耐酸性
を、また、水酸化ナトリウム水溶液、アンモニウム水溶
液の中に1時間以上放置して耐アルカリ性を、また、雰
囲気温度50℃の塩素ガス、硫化水素ガスの雰囲気中に
1時間以上放置して耐腐食ガス性を調べたが、いずれの
場合も、微細管4の変化は観察されず、耐薬品性は良好
であった。
【0013】以上のように本実施例によれば、陽極酸化
法により酸化物の形成が可能な材料製の棒状体1の表面
に陽極酸化被膜2を形成し、ついで、陽極酸化されてい
ない棒状体1aを取り除くことにより、内径が100μ
m以下の耐薬品性の良好な微細管4が形成でき、実用的
価値は大きい。
法により酸化物の形成が可能な材料製の棒状体1の表面
に陽極酸化被膜2を形成し、ついで、陽極酸化されてい
ない棒状体1aを取り除くことにより、内径が100μ
m以下の耐薬品性の良好な微細管4が形成でき、実用的
価値は大きい。
【0014】なお、本実施例で説明した断面形状がドー
ナツ状以外の微細管であってもよく、微細管4の断面の
大きさ、長さ、肉厚についても制限されるものではな
い。また、陽極酸化法により酸化物の形成が可能な材料
製の棒状体1は、アルミニウム以外の材料であってもよ
い。
ナツ状以外の微細管であってもよく、微細管4の断面の
大きさ、長さ、肉厚についても制限されるものではな
い。また、陽極酸化法により酸化物の形成が可能な材料
製の棒状体1は、アルミニウム以外の材料であってもよ
い。
【0015】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、陽極酸化法により形成した酸化物からなる構成、お
よび、陽極酸化法により酸化物の形成が可能な材料製の
棒状体の表面に陽極酸化被膜を形成し、ついで、棒状体
の陽極酸化されていない部分を取り除く方法により、内
径が100μm以下の耐薬品性の良好な優れた微細管お
よびその製造方法を実現できるものである。
は、陽極酸化法により形成した酸化物からなる構成、お
よび、陽極酸化法により酸化物の形成が可能な材料製の
棒状体の表面に陽極酸化被膜を形成し、ついで、棒状体
の陽極酸化されていない部分を取り除く方法により、内
径が100μm以下の耐薬品性の良好な優れた微細管お
よびその製造方法を実現できるものである。
【図1】本発明の一実施例の微細管の製造方法を工程順
に示した斜視図
に示した斜視図
1 棒状体 2 陽極酸化被膜 3 棒状加工体 4 微細管
Claims (2)
- 【請求項1】 陽極酸化法により形成した酸化物で構成
した微細管。 - 【請求項2】 陽極酸化法により酸化物の形成が可能な
材料製の棒状体の表面に陽極酸化被膜を形成する工程
と、前記陽極酸化被膜を形成した棒状加工体の陽極酸化
されていない部分を取り除く工程とからなることを特徴
とした微細管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5149228A JPH071038A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 微細管およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5149228A JPH071038A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 微細管およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071038A true JPH071038A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15470673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5149228A Pending JPH071038A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 微細管およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071038A (ja) |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP5149228A patent/JPH071038A/ja active Pending
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