JPH07104205A - 回転体 - Google Patents

回転体

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Publication number
JPH07104205A
JPH07104205A JP27125093A JP27125093A JPH07104205A JP H07104205 A JPH07104205 A JP H07104205A JP 27125093 A JP27125093 A JP 27125093A JP 27125093 A JP27125093 A JP 27125093A JP H07104205 A JPH07104205 A JP H07104205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
rotating body
yoke
cylindrical
temperature
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27125093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Kurosawa
博徳 黒沢
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP27125093A priority Critical patent/JPH07104205A/ja
Publication of JPH07104205A publication Critical patent/JPH07104205A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は上記欠点に鑑み、線膨張係数の
異なる2以上の部品を結合した回転体において、回転体
自身の発熱、あるいは環境温度により回転体の温度が変
化してもアンバランス変化を発生せず、高速で回転して
も振動を発生する事の無い回転体を提供する事を目的と
する。 【構成】本発明の構成は、材料の異なる有底円筒状のロ
ータ2とヨーク19を固定するのに2つの円筒部を空間
をおいて対向させてあり、円筒部の内外周面が接触して
いないので、回転体の温度が変化し、線膨張係数の違い
によりロータ2とヨーク19の膨張収縮の差が発生して
も、円筒部に作用する力はネジ18で接合している両底
部のみで発生し、偏った変形が発生せず、高速回転して
も振動を発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線膨張係数の異なる部
材から構成された回転体、特にポリゴンミラーモータ等
の高速の回転体において、温度変化による構成部材間の
相対移動を抑制し、それによる振動の発生を抑制した回
転体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】線膨張係数の異なる部材から構成された
回転体は、例えば図4に示すポリゴンミラーモータが挙
げられる。ポリゴンミラーモータは従来よりデジタルコ
ピー、レーザプリンタ等のレーザスキャナーとして用い
られ、その回転数は10000から30000RPM程
度と極めて高速で回転する。そのため、軸受には非接触
で回転支持が可能な動圧空気軸受等が用いられる。ポリ
ゴンミラー1はロータ2端部の凸部13に嵌合され、バ
ランスプレート16との間に挟んだ波形バネ17でロー
タ2に押圧固定されており、ロータ2の外周面14に形
成したスパイラル溝15と軸受5内周との動圧軸受4に
より支持されて高速回転する。ロータ2の材質は、切削
加工が容易で、一般的なポリゴンミラー1の材質と同じ
アルミニウム合金が使用されている。ロータ2内部には
駆動用の磁気回路をつくる環状マグネット10と鉄製の
ヨーク19が配置されている。ヨーク19は有底円筒形
状をしており、底部に設けたねじ孔20にネジ18を螺
合してバランスプレート16と共にロータ2に固定して
ある。尚、ヨーク19のロータ2への固定は接着でもよ
い。22はネジ18の頭部を突出させない凹部である。
ロータ2内周部のヨーク19との締結部付近の円筒部に
はヨーク19との接触を防止する逃げ部21が形成され
ている。
【0003】ポリゴンミラー1等が組み付けられたロー
タ2は数μmから10数μmの動圧発生用隙間を隔てて
軸受5に挿入されており、軸受5に固定されたベース8
の中央柱状部にロータ駆動用コイル9が嵌合固定されて
いる。このコイル10と環状マグネット9でモータ部を
構成している。また、ベース8の中央柱状部の上部外周
とバランスプレート16内周には一対の環状マグネット
11、12が対向配置され、磁気スラスト軸受を形成し
ている。ロータ2は周囲環境温度の変化、駆動用コイル
9の発熱、動圧軸受の空気摩擦損失による発熱、ポリゴ
ンミラー1の空気との摩擦による発熱等により温度変化
が生じる。この温度変化によりロータ2を構成している
線膨張係数の異なる2つの部材(ロータ2とヨーク1
9)は相対的に移動しアンバランスが生じる。このアン
バランスの生じたモータは回転に伴う振動が発生し、そ
れは回転数が大きくなるに従い顕著となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アルミ製ロータ2と鉄
製ヨーク19のように線膨張係数の異なる部材を固定さ
せる場合、図4のように固定部近傍に隙間(逃げ部2
1)が設けられていて、その下側においてはヨーク19
外周部は、ロータ2内周部とどこかの点で接触してい
る。このような構造の場合、ロータ2とヨーク19は、
温度変化により膨張差を生じて相対移動を起こす。例え
ば動作時にモータ自身の発熱により温度上昇を起こせ
ば、それに伴いアンバランス変化を起こし、始動初期の
振動と暖気後の振動に変化が生じることとなる。その振
動は周囲の機械系、光学系を振動させ、レーザビームプ
リンタであれば印字の乱れ、騒音等が発生することとな
る。本発明の目的は上記欠点に鑑み、線膨張係数の異な
る2以上の部品を結合した回転体において、回転体自身
の発熱、あるいは環境温度により回転体の温度が変化し
てもアンバランス変化を発生せず、高速で回転しても振
動を発生する事の無い回転体を提供する事を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、回転体を構成する大小2つ以上の有底円
筒体の結合において、有底円筒体の底部を結合させ、円
筒部が接触しないように重ねた。また、回転体を構成す
る大小2つ以上の円筒体の結合において、円筒体の円筒
部の円周方向の一部のみを接触させるようにした。
【0006】
【作用】このように有底円筒体の底部のみを結合させ、
円筒部の内外周面が接触しなければ、回転体の温度が変
化し、線膨張係数の違いにより内円筒と外円筒の膨張収
縮の差が発生しても、円筒に作用する力はネジ等で接合
している底部のみで発生し、それにより変形が生じても
重心は変化しない。よってアンバランスの変化は発生せ
ず、高速回転しても振動を発生しない。また、円筒体の
円筒部の内外周面が円周方向の一部で接触している場
合、内外円筒体の芯出しが確実となり、この接触部分を
接着等で固定すると、温度が変化し線膨張係数の違いに
より内円筒と外円筒の膨張収縮の差が発生しても、円筒
に作用する力は接触点に集中する。しかし、接触点は固
定されており移動はできず、接触点と接触点の間の部材
形状が変化し力を吸収する。よって、変形した部材の重
心は変化しないからアンバランスも変化せず、高速回転
しても振動を発生しない。
【0007】
【実施例】以下、図示の一実施例で本発明を説明する。
図1に本考案を適用した第1の実施例を示す。本モータ
はポリゴンミラー1、ロータ2を含む回転部分と軸受、
ベースを含む固定部分から構成されており、図4と同一
符号は同一部品を指す。モータの回転部分はバランスプ
レート16、波形バネ17、ポリゴンミラー1、ロータ
マグネット12、ロータ2、ヨーク19、駆動マグネッ
ト10、ネジ18から構成される。
【0008】有底筒状のロータ2の円筒部分外周には動
圧発生用のヘリングボーンタイプの溝15が形成され、
その表面には腐食防止、摩耗防止のためメッキ等の表面
処理が施されている。ロータ端部13にはポリゴンミラ
ー1が嵌合され、ミラー面精度が組付けにより悪化する
ことが無いように波形バネ17を介してロータ2に押圧
固定されている。バランスプレート16はロータ2の底
部に固定され、ミラー固定用のバネ17を押さえる役割
と、組立後のアンバランスを修正する部位を提供する役
割と、持ち運び用の取っ手の役割をもつ。ロータ2内部
には回転トルク発生用の磁気回路を構成する鉄製ヨーク
19とスラスト磁気軸受を構成する駆動マグネット12
が重ねて配置されている。有底筒状のヨーク19の円筒
部分はロータ2との接触を防止する隙間21が全周にわ
たって設けられ、底部でネジ18によりロータ2に固定
されている。このネジ18は等配で2箇所に設けてあ
る。
【0009】モータの固定部分はベースマグネット1
1、柱状部を有するベース8、コイル9、コア23、軸
受5より構成される。ベースマグネット11はロータマ
グネット12に対向する位置の前記柱状部に設置され、
スラスト磁気軸受を構成する。またコイル9は内側にコ
ア23を配置し駆動マグネット10と対向する位置の前
記柱状部に固定されている。ベース8は軸受5にビスに
より固定されている。軸受5内面にはロータ2外面と同
様に腐食防止、摩耗防止のためアルマイト等の表面処理
が施されている。バランスプレート16、ポリゴンミラ
ー1、ロータ2、軸受5、ベース8は共にアルミ合金と
し、温度変化にともなう機械的な歪、部品間のズレが起
こりにくく構成され、また、鉄等に比較し質量の小さい
利点により起動時間の短縮等を図っている。
【0010】ロータ2を主とする回転部分は、軸受5を
主とする固定部分に円周方向に数μmから10数μmの
隙間を設けて挿入されて動圧空気軸受を構成し、回転す
ることにより圧力を発生して回転部分を円周方向に保持
する。スラスト方向は一対のマグネット11、12の吸
引力を利用した磁気スラスト軸受により浮上支持されて
いる。回転部分は構成部品の機械的な嵌合構成のため
に、組立時には通常使用可能なアンバランスよりもかな
り大きなアンバランスを伴っている。このため多くのロ
ータ2はアンバランスを修正する必要がある。バランス
プレート16とロータ2端部にはドリルによる切削によ
り孔24、24’が必要に応じて開けられアンバランス
の修正がされる。
【0011】このように有底円筒体の底部のみを結合さ
せ、円筒部の内外周面が接触していないので、回転体の
温度が変化し、線膨張係数の違いによりロータ2とヨー
ク19の膨張収縮の差が発生しても、円筒部に作用する
力はネジ18で接合している両底部のみで発生し、それ
により変形が生じても重心は変化しない。よってアンバ
ランスの変化は発生せず、高速回転しても振動を発生し
ない。
【0012】次に、図2、3により本考案を適用した第
2の実施例を説明する。本モータはポリゴンミラー1、
ロータ2を含む回転部分と軸受、ベースを含む固定部分
から構成されており、図1と同一符号は同一部品を指
す。この実施例は、上記第1の実施例においてロータ2
の開口端の内周に等間隔で3個の凸部2が形成してあっ
て、この凸部2aがヨーク19の外周と当たっている。
従って、ロータ2とヨーク19の芯出しができて位置精
度が向上する。
【0013】このように有底円筒体の底部のみを結合さ
せ、円筒部の内外周面が接触していないので、回転体の
温度が変化し、線膨張係数の違いによりロータ2とヨー
ク19の膨張収縮の差が発生しても、円筒部に作用する
力はネジ18で接合している両底部のみで発生し、それ
により変形が生じても重心は変化しない。よってアンバ
ランスの変化は発生せず、高速回転しても振動を発生し
ない上、凸部2aがヨーク19の外周と当たっているの
で、ロータ2とヨーク19の芯出しができて位置精度が
向上する。
【0014】
【変更例】上述の実施例は本発明を使用した一例であ
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実
施可能で、例えばビスによる固定は接着剤、溶接による
固定に置き換え可能であるし、円筒体の数、固定位置や
凸部の数も適宜にでき、固定位置や凸部での接触位置は
等配が好ましいが、等配でなくても本発明の効果は得ら
れる。また、材質もアルミ合金、鉄系材料に限らず、銅
合金、樹脂材料においても実施可能である。
【0015】そして、第2の実施例の場合、ロータ2に
凸部2aを形成するのは加工性があまり良くないので、
外径がロータ外径よりも小さいアルミ合金の環状体に凸
部2aを形成しておいて、この凸部2aをヨーク19に
接着し、ロータ2の内周側に環状の段部を形成して、こ
こに環状体を嵌合するようにしてもよい。勿論、環状体
はロータ2に固定してもよい。このようにすると、孔2
4は環状体に開ければよいのでロータ2の円筒部の厚さ
を薄くできる。
【0016】また、第2の実施例において、ヨーク19
を円筒状にし、凸部2aを軸方向に延ばし、凸部でヨー
クを接着固定するようにしてもよく、このようにすると
ヨークの形状が簡単化され、パイプを切断したヨークが
使用できる。そして、凸部2aをヨーク19に固定する
と、温度が変化し線膨張係数の違いにより環状体とヨー
ク19膨張収縮の差が発生しても、円筒に作用する力は
接触点に集中する。しかし、接触点は固定されており移
動はできず、接触点と接触点の間の部材形状が変化し力
を吸収する。よって、変形した部材の重心は変化しない
からアンバランスも変化せず、高速回転しても振動を発
生しない。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、高速回転体にお
いて、線膨張係数の異なる部材の結合において、回転体
を構成する大小2つ以上の円筒体の結合において、円筒
体が接触しないか、円筒体の一部しかが接触しないよう
にしたので、簡単な構成により、回転体温度の変化があ
ってもアンバランスの変化が無く、温度の変化にかかわ
らず回転振動の発生の小さい回転体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるモータの断面図を
示す。
【図2】本発明の第2の実施例であるモータの断面図を
示す。
【図3】図2のA−A断面図を示す。
【図4】従来の結合例であるモータの断面図を示す。
【符号の説明】
1 ポリゴンミラー 2 アルミ製ロータ 5 軸受 19 鉄製ヨーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体を構成する大小2つ以上の有底円
    筒体を線膨張係数の異なる部材で構成し、有底円筒体の
    底部で2つの有底円筒体を固定し、円筒部が接触しない
    ように空間をおいて対向させた回転体。
  2. 【請求項2】 回転体を構成する大小2つ以上の円筒体
    を線膨張係数の異なる部材で構成し、空間をおいて2つ
    以上の円筒体を重ね、対向部の円周の一部に凸部を設け
    て円周方向の一部で両者を接触させた回転体。
JP27125093A 1993-10-04 1993-10-04 回転体 Withdrawn JPH07104205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27125093A JPH07104205A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 回転体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27125093A JPH07104205A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 回転体

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JPH07104205A true JPH07104205A (ja) 1995-04-21

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ID=17497459

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27125093A Withdrawn JPH07104205A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 回転体

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001226