JPH07105165B2 - 導電性積層シート - Google Patents

導電性積層シート

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JPH07105165B2
JPH07105165B2 JP2081143A JP8114390A JPH07105165B2 JP H07105165 B2 JPH07105165 B2 JP H07105165B2 JP 2081143 A JP2081143 A JP 2081143A JP 8114390 A JP8114390 A JP 8114390A JP H07105165 B2 JPH07105165 B2 JP H07105165B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、導電性床材および導電性壁材などに使用する
導電性積層シートに関する。
〔従来の技術〕
一般に、エレクトロニクス関連工場、クリーンルーム、
手術室、臨床試験室、コンピュータルーム、電気通信
室、船舶無線室、火薬工場、可燃物倉庫および科学実験
室など、静電気や塵などによる障害を受け易い場所の床
面などに使用される導電性積層シートは、その電気抵抗
値が107Ω〜103Ωの範囲になることが必要とされてい
る。
しかして、既存のこの種の導電性積層シートとしては、
例えば導電性基材層に、合成樹脂に高導電性のカーボン
ブラック粉末あるいは炭素繊維などを混入した表面層を
積層して形成される導電性積層シートなどがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の導電性積層シートにおいては、所
望の導電性を付与する関係上、表面層を形成する合成樹
脂中に高導電性のカーボンブラック粉末あるいは炭素繊
維を全面に混合あるいは分散、混在させる必要があるた
め、合成樹脂中に多量の高導電性のカーボンブラック粉
末あるいは炭素繊維の添加を必要とし、そのため導電性
積層シートの表面意匠は全面が黒色となり、床材あるい
は壁材としての装飾的価値が全くなく、従って任意に着
色した表面層を有し、かつ所望の導電性を有する導電性
積層シートは得られないのが実情であった。
本発明は、このような従来技術を背景になされたもの
で、シート表面に黒色でなく任意に着色した表面層を形
成することができ、かつ所望の導電性(107Ω以下の電
気抵抗値)を得ることができる導電性積層シートを提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、表面側に、合成樹脂に、繊維径が1〜100μ
mおよび繊維長が0.1〜10mmであって、かつアスペクト
比が5〜1,000である炭素繊維を0.3〜30重量%添加して
なる合成樹脂層を有する一方、裏面側に、合成樹脂の発
泡もしくは未発泡体からなるシート、またはガラス繊
維、有機繊維、パルプから選ばれた1種もしくは2種以
上からなる布帛に、カーボンブラック粉末もしくは金属
粉末を含有する合成樹脂組成物を塗布および/または含
浸した導電性基材、該シートまたは布帛に、カーボンブ
ラック粉末もしくは金属粉末を含有する合成樹脂シート
をラミネートした導電性基材、または炭素繊維、金属繊
維などの導電性繊維を少なくとも一部に使用した布帛な
どの導電性基材のうち、いずれかの導電性基材からなる
導電性基材層を有することを特徴とする導電性積層シー
トを提供するものである。
本発明の合成樹脂層を構成する主成分の合成樹脂として
は、例えば塩化ビニル系樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニ
ル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂、ウレタン樹脂などが挙げられる
が、耐摩耗性やコスト面から考慮して塩化ビニル系樹脂
が好ましい。
本発明における塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニル
および塩化ビニルと他のモノマー、例えばエチレン、酢
酸ビニル、ビニルエーテル、マレイン酸エステル、(メ
タ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、アクリ
ロニトリル、ウレタンなどとの共重合体や、そのほかポ
リ塩化ビニルと、他のポリマーとの混合物も含むもので
ある。
本発明の導電性積層シートの表面側の合成樹脂層は、合
成樹脂に、繊維径が1〜100μm、好ましくは10〜80μ
mおよび繊維長0.1〜10mm、かつアスペクト比が5〜1,0
00、好ましくは5〜500である炭素繊維を0.3〜30重量
%、好ましくは3〜20重量%添加して形成されるもので
ある。
ここで、炭素繊維の繊維径が1μm未満では炭素繊維の
扱いが面倒となって作業性の面で不都合が生じ、一方10
0μmを超えるとシート表面の外観に影響を与える場合
がある。
また、炭素繊維の繊維長が0.1mm未満では炭素繊維どう
しの接触が不充分となり、所望の導電性(107Ω以下の
電気抵抗値)を得られない場合があり、一方10mmを超え
ると繊維の絡みが強くなり、加工時に流動性に悪影響を
及ぼし、シート状に加工できないという問題がある。
さらに、炭素繊維の含有量は、0.3重量%未満では所望
の導電性(107Ω以下の電気抵抗値)が得られ難く、一
方30重量%を超えると黒色度合いが強くなって有彩色に
着色できなくなり、しかも加工性が悪くなるという問題
がある。
なお、合成樹脂層は、前記炭素繊維のほかに帯電防止性
可塑剤および/または帯電防止剤を混入して形成させる
こともできる。
合成樹脂層内に混入される帯電防止性可塑剤としては、
トリブトキシエチルホスフェート(大八化学(株)製、
TBXP)、ブチルジグリコールアジペート(大八化学
(株)製、BXA)、サンソサイザーC−1100(新日本理
化学(株)製)、HA−100、AM−801、AM−801A(いずれ
も積水化学(株)製)などが好ましく、目的に応じてジ
オクチルフタレート、ジブチルフタレート、ブチルベン
ジルフタレート、ジオクチルアジペート、ジヘキシルフ
タレート、ジイソノニルフタレート、トリクレジルフォ
スフェートなどの汎用の可塑剤の一部あるいは全部を置
換して使用される。
このほかにDAP、アクリル系モノマー、アクリル系オリ
ゴマーなどの反応性可塑剤やドデシルベンゼン誘導体な
どの二次可塑剤なども使用できる。
また、この配合量は、合成樹脂100重量部に対して通
常、10〜100畳量部とすることができる。
また、合成樹脂層内に混入される帯電防止剤としては、
カチオン系、アニオン系、ノニオン系などの通常使用さ
れる帯電防止剤が挙げられ、その配合量は、通常、合成
樹脂100重量部に対して、0.2〜10重量部が好ましい。
以上の配合剤は、単独で使用しても2種類以上を混合し
て使用してもよい。
さらに、合成樹脂層は、一部に導電性チップを使用した
着色合成樹脂製チップにより、意匠性を向上させたシー
トとすることもでき、また合成樹脂層にセラミック粒子
を混入してシート表面に凹凸を形成させることにより、
滑り止めおよび耐磨耗性を向上させることもできる。
そのほか、合成樹脂層には、必要に応じて、安定剤、充
填剤、発泡剤、防黴剤、着色剤などの配合剤を添加する
ことが可能である。
なお、この合成樹脂層は、単層でも複層でもよく、複層
にする場合は、例えば合成樹脂層を、最上層の本願規定
の炭素繊維を含有する上引層と、その下部に配置する例
えばカーボンブラック粉末を含有する非発泡層または発
泡層の中間層とで構成させてもよい。
なお、この場合、上引層に含有される炭素繊維の性状
(繊維径、繊維長およびアスペクト比)と含有量は、本
願規定の範囲内である。
また、中間層は、前記したような発泡層であっても非発
泡層であってもよいが、得られるシートにクッション性
が要求される場合には、前記発泡層にするのが好まし
い。この中間層に含有されるカーボンブラック粉末の量
は、合成樹脂に対して、通常、2重量%以上である。
次に、導電性積層シートの裏面側の導電性基材層として
は、合成樹脂の発泡または未発泡シート、ガラス繊維、
有機繊維、パルスなどの1種または2種以上からなる織
布、不織布または編布などの布帛に、カーボンブラック
粉末または金属粉末を含有する合成樹脂組成物を塗布ま
たは含浸させたり、カーボンブラック粉末または金属粉
末を含有する合成樹脂シートをラミネートした導電性基
材や、炭素繊維、金属繊維などの導電性繊維を少なくと
も一部に使用した布帛などの導電性基材を使用する。
なかでも、カーボン繊維やカーボンブラック粉末をこの
不織布、紙(ガラス混抄紙、無機紙、ガラス繊維紙な
ど)の抄紙時に混抄したものが、寸法精度および価格的
な面でシート基材として特に適している。
本発明の積層シートを床材として使用した場合には、そ
の上で作業をする人や種々の機器などに帯電した静電気
を有効に除去するとともに、機器などから漏電による感
電などの危険を排除し、安全性の高い床材が得られる。
また、表面側の合成樹脂層は、カーボンブラック粉末を
使用しないため、また前記に示すように一定条件をみた
す炭素繊維を使用することにより、シート表面が黒色で
ない任意に着色した表面層を形成することができ、かつ
所望の導電性を得ることができる床材が得られる。
さらに、本発明の積層シートは、基材に柔軟な素材を採
用した場合には、表面層の合成樹脂層とあいまって長尺
巻が可能で、柔軟性に富み、折り曲げても折れないた
め、施工性にも優れるものである。
本発明の導電性積層シートの施工に際しては、シート裏
面の導電性基材層と導電性基材層の継目に部分的に金属
箔を接着し、さらに導電性基材層の端部にアース線を接
続した金属箔を接着し、アースをとることにより、通常
の施工接着剤を使用して施工することも、また施工下地
がコンクリートなどの導電性の場合は、導電性接着剤に
て施工することも、さらに両者を併用して施工すること
も可能である。
さらに、本発明の積層シートの敷設にあたっては、例え
ば長尺シート状態での使用のほか、所定幅に裁断された
タイル状態のものを一般の施工接着剤(合成ゴムラテッ
クス系、酢酸ビニル樹脂溶剤系、エポキシ樹脂系、アク
リルエマルジョン系、EVAエマルジョン系など)、また
は導電性接着剤を使用してフリーアクセスフロアの床面
に接着することで、フリーアクセスフロア用床表面材と
しても使用可能である。
〔作用〕
本発明は、従来、カーボンブラック粉末を合成樹脂層に
混入して床材としての所望の導電性を得ようとすると、
必ずシート表面が黒色になっていたものを、発明者の鋭
意努力により、表面層となる合成樹脂層中に一定条件の
炭素繊維を混入した場合にはシート表面が黒色になら
ず、任意に着色した導電性積層シートが得られ、しかも
合成樹脂層の表面には炭素繊維が現出されているため、
導電性が極めて良好になるという知見に基づくものであ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
実施例1 実施例1の導電性積層シートは、導電性基材(基材層)
として、ガラス繊維混抄不織布(厚み0.4mm)に第2表
に記載する導電性塩化ビニル樹脂ペースト(II)を塗布
含浸させ、これを180℃で30秒〜1分間加熱ゲル化させ
たものの表面に、同じ導電性塩化ビニル樹脂ペースト
(II)を0.3mmに塗布して180℃で30秒〜1分間加熱ゲル
化し、裏面に同じ導電性塩化ビニル樹脂ペースト(II)
を0.8mmに塗布して220℃で2〜3分間加熱ゲル化したも
のを使用し、この導電性基材の表面に第1表に記載する
導電性塩化ビニル樹脂ペースト(I)(合成樹脂層)を
0.5mmに塗布し、この表面にセラミック粉末を30g/m2
散布し、次いで220℃で1〜2分間加熱ゲル化させて総
厚2mmのシートを作製した。
この導電性積層シートは、労働省産業安全基準所の静電
気安全指針に基づく抵抗値が5×105Ωと優れたものと
なり、シート表面には全く黒色が現出しておらず、任意
の有彩色に着色されたものであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面側に、合成樹脂に、繊維径が1〜100
    μmおよび繊維長が0.1〜10mmであって、かつアスペク
    ト比が5〜1,000である炭素繊維を0.3〜30重量%添加し
    てなる合成樹脂層を有する一方、裏面側に、合成樹脂の
    発泡もしくは未発泡シート、またはガラス繊維、有機繊
    維およびパルプから選ばれた1種もしくは2種以上から
    なる布帛に、カーボンブラック粉末もしくは金属粉末を
    含有する合成樹脂組成物を塗布および/または含浸した
    導電性基材、該シートまたは布帛に、カーボンブラック
    粉末もしくは金属粉末を含有する合成樹脂シートをラミ
    ネートした導電性基材、または炭素繊維、金属繊維など
    の導電性繊維を少なくとも一部に使用した布帛である導
    電性基材のうち、いずれかの導電性基材からなる導電性
    基材層を有することを特徴とする導電性積層シート。
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