JPH07105935A - 非水電解液二次電池 - Google Patents
非水電解液二次電池Info
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- JPH07105935A JPH07105935A JP5251604A JP25160493A JPH07105935A JP H07105935 A JPH07105935 A JP H07105935A JP 5251604 A JP5251604 A JP 5251604A JP 25160493 A JP25160493 A JP 25160493A JP H07105935 A JPH07105935 A JP H07105935A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative electrode
- electrode plate
- discharge
- density
- battery
- Prior art date
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高負荷放電および低温放電時でも低負荷放電
時と同等の放電容量を確保し、またくり返し充放電を行
っても容量劣化が小さい非水電解液二次電池を提供す
る。 【構成】 帯状に形成した正極板および負極板を多孔質
材料からなるセパレ−タを介して巻回した渦巻状極板群
と、電解液が電池ケース内に収納されている円筒型電池
において、負極板は真比重1.8g/cc以上の黒鉛粉
末と結着剤からなる合剤層を集電芯材の金属箔上に形成
した帯状の極板であり、負極合剤の密度を1.5g/c
c以下とするものである。
時と同等の放電容量を確保し、またくり返し充放電を行
っても容量劣化が小さい非水電解液二次電池を提供す
る。 【構成】 帯状に形成した正極板および負極板を多孔質
材料からなるセパレ−タを介して巻回した渦巻状極板群
と、電解液が電池ケース内に収納されている円筒型電池
において、負極板は真比重1.8g/cc以上の黒鉛粉
末と結着剤からなる合剤層を集電芯材の金属箔上に形成
した帯状の極板であり、負極合剤の密度を1.5g/c
c以下とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非水電解液二次電池、
特にLiCoO2を正極活物質として用い、負極に炭素
質材料を用いた非水電解液二次電池の特性改良に関する
ものである。
特にLiCoO2を正極活物質として用い、負極に炭素
質材料を用いた非水電解液二次電池の特性改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器のポータブル化、コード
レス化が急速に進んでおり、これらの駆動用電源として
小形・軽量で、高エネルギー密度を有する二次電池への
要望が高まっている。このような点で、非水系二次電
池、特にリチウム二次電池はとりわけ高電圧・高エネル
ギー密度を有する電池として期待が大きい。
レス化が急速に進んでおり、これらの駆動用電源として
小形・軽量で、高エネルギー密度を有する二次電池への
要望が高まっている。このような点で、非水系二次電
池、特にリチウム二次電池はとりわけ高電圧・高エネル
ギー密度を有する電池として期待が大きい。
【0003】特に最近、LiCoO2を正極活物質と
し、負極に炭素質材料を用いた電池系が、高エネルギー
密度を持ったリチウム二次電池として注目を集めてい
る。この電池系の特徴は、電池電圧が高い(LiCoO
2がLiに対して4Vの高電圧を有するため)ことと、
正、負極ともに活物質のインターカレーション、デイン
ターカレーション反応を利用しているところにある。特
に、負極に金属Liを用いていないので、デンドライト
状Liの析出による短絡等を生じることがなく、安全性
が高まり、急速充電も期待できるものである。
し、負極に炭素質材料を用いた電池系が、高エネルギー
密度を持ったリチウム二次電池として注目を集めてい
る。この電池系の特徴は、電池電圧が高い(LiCoO
2がLiに対して4Vの高電圧を有するため)ことと、
正、負極ともに活物質のインターカレーション、デイン
ターカレーション反応を利用しているところにある。特
に、負極に金属Liを用いていないので、デンドライト
状Liの析出による短絡等を生じることがなく、安全性
が高まり、急速充電も期待できるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、この種の二次
電池には基本的に高出力で高容量、かつ長寿命であるこ
とが要望されている。特に、カムコーダー等の消費電力
の大きい機器の場合、低負荷で使用する場合のみなら
ず、高負荷での使用時および低温での使用時の容量確保
が非常に重要となる。
電池には基本的に高出力で高容量、かつ長寿命であるこ
とが要望されている。特に、カムコーダー等の消費電力
の大きい機器の場合、低負荷で使用する場合のみなら
ず、高負荷での使用時および低温での使用時の容量確保
が非常に重要となる。
【0005】しかし、電池を構成するにあたり、一定容
積の電池ケース内に極板群を収納するには、容量を確保
するため負極の炭素質材料を多く充填すると、合剤の密
度が大きくなる。しかし、合剤の密度が大きくなると、
高負荷放電および低温放電時の容量が低負荷放電時の容
量に対して低下してしまう。このため、この負極合剤の
密度を最適化することが高負荷放電および低温放電時に
おける容量確保に必要となる。
積の電池ケース内に極板群を収納するには、容量を確保
するため負極の炭素質材料を多く充填すると、合剤の密
度が大きくなる。しかし、合剤の密度が大きくなると、
高負荷放電および低温放電時の容量が低負荷放電時の容
量に対して低下してしまう。このため、この負極合剤の
密度を最適化することが高負荷放電および低温放電時に
おける容量確保に必要となる。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、高負荷放電および低温放電時でも低負荷放電時と
同等の放電容量が確保ができ、さらにサイクル寿命特性
にも優れた非水電解液二次電池を提供することを目的と
する。
ので、高負荷放電および低温放電時でも低負荷放電時と
同等の放電容量が確保ができ、さらにサイクル寿命特性
にも優れた非水電解液二次電池を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために本発明の非水電解液二次電池は、LixCoO2、
LixNiO2等のLi含有複合酸化物からなる正極活物
質を備えた帯状の正極板および炭素質材料を備え帯状に
形成した負極板を多孔質材料からなるセパレータを介し
て巻回した渦巻状極板群と、電解液と電池ケース内に収
納され、この負極板は炭素質材料である真比重1.8g
/cc以上の黒鉛粉末と、スチレンブタジエンラバー
(SBR)等の結着剤からなる負極合剤層を集電芯材の
金属箔上に形成した帯状の極板であって、負極合剤の密
度を1.5g/cc以下としたものである。
ために本発明の非水電解液二次電池は、LixCoO2、
LixNiO2等のLi含有複合酸化物からなる正極活物
質を備えた帯状の正極板および炭素質材料を備え帯状に
形成した負極板を多孔質材料からなるセパレータを介し
て巻回した渦巻状極板群と、電解液と電池ケース内に収
納され、この負極板は炭素質材料である真比重1.8g
/cc以上の黒鉛粉末と、スチレンブタジエンラバー
(SBR)等の結着剤からなる負極合剤層を集電芯材の
金属箔上に形成した帯状の極板であって、負極合剤の密
度を1.5g/cc以下としたものである。
【0008】
【作用】LixCoO2、LixNiO2等のLi含有複合
酸化物からなる正極と、真比重1.8g/cc以上の黒
鉛粉末からなる負極と、有機電解質からなるリチウム二
次電池を充放電するとき、負極合剤の密度が大きい場
合、合剤の多孔度は低下し、電解液との濡れ性が不充分
となり、活物質と電解液の接触面積が小さくなる。この
ため、高負荷放電および低温放電時には負極の分極が大
きくなり、低負荷放電時に対する容量維持率が低下す
る。また、サイクル寿命特性においても、炭素質材料が
リチウムを吸蔵すると膨張し、放出すると収縮する性質
を持つことから、充放電サイクルをくり返すことにより
極板が膨張収縮するが、合剤密度が大きい場合、多孔度
が小さく、電解液との濡れ性が不十分なため、極板内か
ら電解液が失われていき、電解液と活物質の接触面積、
つまり有効反応面積が減少していくためサイクル特性が
劣化する。
酸化物からなる正極と、真比重1.8g/cc以上の黒
鉛粉末からなる負極と、有機電解質からなるリチウム二
次電池を充放電するとき、負極合剤の密度が大きい場
合、合剤の多孔度は低下し、電解液との濡れ性が不充分
となり、活物質と電解液の接触面積が小さくなる。この
ため、高負荷放電および低温放電時には負極の分極が大
きくなり、低負荷放電時に対する容量維持率が低下す
る。また、サイクル寿命特性においても、炭素質材料が
リチウムを吸蔵すると膨張し、放出すると収縮する性質
を持つことから、充放電サイクルをくり返すことにより
極板が膨張収縮するが、合剤密度が大きい場合、多孔度
が小さく、電解液との濡れ性が不十分なため、極板内か
ら電解液が失われていき、電解液と活物質の接触面積、
つまり有効反応面積が減少していくためサイクル特性が
劣化する。
【0009】このことから、負極合剤の密度を最適化
し、1.5g/cc以下とすることにより、合剤の多孔
度を確保して活物質と電解液との接触面積を大きくする
ことができ、高負荷放電および低温放電時の負極の分極
を小さくし、低負荷放電時に対する容量維持率を確保す
ることができる。また、サイクル寿命特性も向上するこ
とができる。
し、1.5g/cc以下とすることにより、合剤の多孔
度を確保して活物質と電解液との接触面積を大きくする
ことができ、高負荷放電および低温放電時の負極の分極
を小さくし、低負荷放電時に対する容量維持率を確保す
ることができる。また、サイクル寿命特性も向上するこ
とができる。
【0010】ただし、負極合剤の密度を低くしていく場
合は、高負荷放電特性およびサイクル寿命特性に劣化は
みられないが、電池ケース内における炭素質材料の充填
量が減少するために体積エネルギー密度の面で不利とな
るので、負極合剤の密度を低下させる場合は、炭素質材
料の充填量と電池の体積エネルギー密度とのバランスを
考慮して負極合剤の密度を決定する必要がある。
合は、高負荷放電特性およびサイクル寿命特性に劣化は
みられないが、電池ケース内における炭素質材料の充填
量が減少するために体積エネルギー密度の面で不利とな
るので、負極合剤の密度を低下させる場合は、炭素質材
料の充填量と電池の体積エネルギー密度とのバランスを
考慮して負極合剤の密度を決定する必要がある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0012】(実施例1)図1に本発明の実施例に用い
た円筒型電池の縦断面図を示す。図1において、正極板
1は活物質であるLiCoO2に導電材として炭素粉末
を、結着剤としてポリ四フッ化エチレン樹脂ディスパー
ジョンを混合し、さらに増粘剤としてカルボキシメチル
セルロース(以下CMCという)水溶液を混合したもの
を集電芯材である金属箔上に塗着して正極合剤層を形成
し、乾燥後圧延して所定の厚みに調整し、所定寸法に切
断したものである。これには正極リード2がスポット溶
接されている。負極板3は真比重1.8g/cc以上の
ピッチ系黒鉛(本実施例では球状黒鉛を用いた)に結着
剤としてスチレンブタジエンラバー(以下SBRとい
う)の水溶性ディスパージョンを混合し、さらに増粘剤
としてCMC水溶液を混合し、以下は前記正極板と同様
の方法で作成した。これには負極リード4がスポット溶
接されている。なお、金属箔の形態としては開口部を有
しているもの、あるいは開口部のないものいずれでもよ
い。また、結着剤としては合剤層の強度、化学的安定性
の面で最も本電池系に適していることを確認しているS
BRの水溶性ディスパージョンを用いた。次に、これら
正、負極板の間にポリプロピレン製セパレータ5を配
し、全体を渦巻状に巻回して極板群を構成した。この極
板群の上下にそれぞれ上部絶縁板6、下部絶縁板7を配
して電池ケース8に挿入後、所定量の電解液を注入し、
ポリプロピレン製のガスケット9を介して組み立て封口
板10でケース8を密封して完成電池とした。なお、電
解液には、1.5モルの6フッ化リン酸リチウムを炭酸
エチレンと炭酸ジエチルとプロピル酸メチルとの混合溶
媒中に溶かしたものを用いた。この電池は試作直後は放
電状態にあり、充電から開始する。
た円筒型電池の縦断面図を示す。図1において、正極板
1は活物質であるLiCoO2に導電材として炭素粉末
を、結着剤としてポリ四フッ化エチレン樹脂ディスパー
ジョンを混合し、さらに増粘剤としてカルボキシメチル
セルロース(以下CMCという)水溶液を混合したもの
を集電芯材である金属箔上に塗着して正極合剤層を形成
し、乾燥後圧延して所定の厚みに調整し、所定寸法に切
断したものである。これには正極リード2がスポット溶
接されている。負極板3は真比重1.8g/cc以上の
ピッチ系黒鉛(本実施例では球状黒鉛を用いた)に結着
剤としてスチレンブタジエンラバー(以下SBRとい
う)の水溶性ディスパージョンを混合し、さらに増粘剤
としてCMC水溶液を混合し、以下は前記正極板と同様
の方法で作成した。これには負極リード4がスポット溶
接されている。なお、金属箔の形態としては開口部を有
しているもの、あるいは開口部のないものいずれでもよ
い。また、結着剤としては合剤層の強度、化学的安定性
の面で最も本電池系に適していることを確認しているS
BRの水溶性ディスパージョンを用いた。次に、これら
正、負極板の間にポリプロピレン製セパレータ5を配
し、全体を渦巻状に巻回して極板群を構成した。この極
板群の上下にそれぞれ上部絶縁板6、下部絶縁板7を配
して電池ケース8に挿入後、所定量の電解液を注入し、
ポリプロピレン製のガスケット9を介して組み立て封口
板10でケース8を密封して完成電池とした。なお、電
解液には、1.5モルの6フッ化リン酸リチウムを炭酸
エチレンと炭酸ジエチルとプロピル酸メチルとの混合溶
媒中に溶かしたものを用いた。この電池は試作直後は放
電状態にあり、充電から開始する。
【0013】負極合剤の密度は、金属箔上に塗着して負
極合剤層を形成し、乾燥後、そのままあるいは圧延して
所定の厚みに調整し、この極板を所定寸法に切断後重量
を測定し、芯材分の重量を差し引いた後、合剤層部分の
体積で割ったものである。すなわち、負極合剤の密度は
塗着後の圧延度合いで調整することができる。
極合剤層を形成し、乾燥後、そのままあるいは圧延して
所定の厚みに調整し、この極板を所定寸法に切断後重量
を測定し、芯材分の重量を差し引いた後、合剤層部分の
体積で割ったものである。すなわち、負極合剤の密度は
塗着後の圧延度合いで調整することができる。
【0014】上記の方法により、正極を共通とし、負極
合剤の密度を表1に示す1.0g/cc〜1.8g/c
cとして電池A〜Dを作製し、電池特性の評価を行っ
た。評価試験の条件は、充電電流0.2C、終止電圧
4.1Vの定電流充電、放電終止電圧3.0Vの定電流
放電とし、各電池の20℃での放電レート特性および放
電レート1.0Cでの低温度特性の評価を行った。
合剤の密度を表1に示す1.0g/cc〜1.8g/c
cとして電池A〜Dを作製し、電池特性の評価を行っ
た。評価試験の条件は、充電電流0.2C、終止電圧
4.1Vの定電流充電、放電終止電圧3.0Vの定電流
放電とし、各電池の20℃での放電レート特性および放
電レート1.0Cでの低温度特性の評価を行った。
【0015】
【表1】
【0016】図2に20℃、0.2C放電容量を100
%とした場合の20℃、1.0Cでの放電挙動を、図3
に図2と同様の条件の2.0Cでの放電挙動をそれぞれ
示す。この結果から、20℃においては1.0Cまでの
放電レートでは負極合剤の密度による放電容量の変化は
見られないが、2.0Cの放電レートでは負極合剤の密
度が1.5g/cc以上になると容量劣化が大きいこと
がわかった。
%とした場合の20℃、1.0Cでの放電挙動を、図3
に図2と同様の条件の2.0Cでの放電挙動をそれぞれ
示す。この結果から、20℃においては1.0Cまでの
放電レートでは負極合剤の密度による放電容量の変化は
見られないが、2.0Cの放電レートでは負極合剤の密
度が1.5g/cc以上になると容量劣化が大きいこと
がわかった。
【0017】図4に20℃、1.0C放電容量を100
%とした場合の−10℃、1.0Cでの放電挙動を示
す。この結果から、放電レート1.0Cにおいては−1
0℃では負極合剤の密度が1.5g/cc以上になると
容量劣化が大きいことがわかった。容量劣化の大きい負
極合剤の密度が1.5g/cc以上の電池を分解し、観
察すると、負極板に電解液が十分含浸されていないこと
がわかった。
%とした場合の−10℃、1.0Cでの放電挙動を示
す。この結果から、放電レート1.0Cにおいては−1
0℃では負極合剤の密度が1.5g/cc以上になると
容量劣化が大きいことがわかった。容量劣化の大きい負
極合剤の密度が1.5g/cc以上の電池を分解し、観
察すると、負極板に電解液が十分含浸されていないこと
がわかった。
【0018】これより、負極合剤の密度が1.5g/c
c以上になると、合剤の多孔度が下がり、電解液との濡
れ性が低下するために、特に高負荷放電および低温放電
時の分極が大きくなって高負荷放電特性および低温放電
特性が悪化することがわかった。
c以上になると、合剤の多孔度が下がり、電解液との濡
れ性が低下するために、特に高負荷放電および低温放電
時の分極が大きくなって高負荷放電特性および低温放電
特性が悪化することがわかった。
【0019】なお、負極の炭素質材料の黒鉛に、真比重
1.8g/cc以下のものを用いた場合は、合剤層がか
さ高くなるため、炭素質材料の充填量の面から本電池系
には不適当である。
1.8g/cc以下のものを用いた場合は、合剤層がか
さ高くなるため、炭素質材料の充填量の面から本電池系
には不適当である。
【0020】また、集電芯材について数種検討を行った
が、電気抵抗、電気化学的安定性、および加工性の面で
銅箔が最も本電池系に適していた。
が、電気抵抗、電気化学的安定性、および加工性の面で
銅箔が最も本電池系に適していた。
【0021】以上のように本実施例によれば真比重1.
8g/cc以上の黒鉛粉末を負極活物質として用い、負
極合剤の密度を1.5g/cc以下とすると高負荷放電
特性および低温放電特性を向上させることができる。
8g/cc以上の黒鉛粉末を負極活物質として用い、負
極合剤の密度を1.5g/cc以下とすると高負荷放電
特性および低温放電特性を向上させることができる。
【0022】(実施例2)実施例1と同様に負極合剤の
密度を表1に示す1.0g/cc〜1.8g/ccとし
て電池A〜Dを作製し、電池のサイクル寿命特性を測定
した。サイクル寿命特性の試験条件は、充電電流0.2
C、終止電圧4.1Vの定電流充電、放電電流1.0
C、終止電圧3.0Vの定電圧放電とし、20℃で充放
電を繰り返した。
密度を表1に示す1.0g/cc〜1.8g/ccとし
て電池A〜Dを作製し、電池のサイクル寿命特性を測定
した。サイクル寿命特性の試験条件は、充電電流0.2
C、終止電圧4.1Vの定電流充電、放電電流1.0
C、終止電圧3.0Vの定電圧放電とし、20℃で充放
電を繰り返した。
【0023】図5に10サイクル目容量を100%とし
た場合の、サイクル数に対する容量変化を示す。この結
果から、負極合剤の密度が1.5g/cc以上の電池の
サイクル寿命特性が悪くなることがわかった。これら負
極合剤の密度が1.5g/cc以上の電池を分解して、
観察すると、負極板中の電解液の枯れが見られた。これ
より、負極合剤の密度が1.5g/cc以上になると、
充放電サイクルをくり返すうちに極板の膨張、収縮によ
って極板中の電解液が追い出されてしまい、電解液との
濡れ性の悪さから追い出された電解液が極板中に戻りに
くいため、充放電サイクルをくり返すうちに極板中の電
解液が失われ、有効反応面積が減少していき、容量劣化
を起こすことがわかった。逆に負極合剤の密度がこれよ
り低い場合にも、極板の膨張、収縮が起こり、電解液が
極板中から追い出されるが、電解液との濡れ性が良いこ
とで電解液が容易に極板中に戻ることができるので、極
板中に安定して電解液が存在することができるため充放
電サイクルによる容量劣化が抑えられる。
た場合の、サイクル数に対する容量変化を示す。この結
果から、負極合剤の密度が1.5g/cc以上の電池の
サイクル寿命特性が悪くなることがわかった。これら負
極合剤の密度が1.5g/cc以上の電池を分解して、
観察すると、負極板中の電解液の枯れが見られた。これ
より、負極合剤の密度が1.5g/cc以上になると、
充放電サイクルをくり返すうちに極板の膨張、収縮によ
って極板中の電解液が追い出されてしまい、電解液との
濡れ性の悪さから追い出された電解液が極板中に戻りに
くいため、充放電サイクルをくり返すうちに極板中の電
解液が失われ、有効反応面積が減少していき、容量劣化
を起こすことがわかった。逆に負極合剤の密度がこれよ
り低い場合にも、極板の膨張、収縮が起こり、電解液が
極板中から追い出されるが、電解液との濡れ性が良いこ
とで電解液が容易に極板中に戻ることができるので、極
板中に安定して電解液が存在することができるため充放
電サイクルによる容量劣化が抑えられる。
【0024】以上のように本実施例によれば真比重1.
8g/cc以上の黒鉛粉末を負極に用い、負極合剤の密
度を1.5g/cc以下とすればサイクル寿命特性を向
上させることができる。
8g/cc以上の黒鉛粉末を負極に用い、負極合剤の密
度を1.5g/cc以下とすればサイクル寿命特性を向
上させることができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、真比重1.8g
/cc以上の黒鉛粉末を負極活物質として用い、負極合
剤の密度を1.5g/cc以下とすることによって、高
負荷放電特性、低温放電特性、およびサイクル寿命特性
の優れた非水電解液二次電池を実現することができる。
/cc以上の黒鉛粉末を負極活物質として用い、負極合
剤の密度を1.5g/cc以下とすることによって、高
負荷放電特性、低温放電特性、およびサイクル寿命特性
の優れた非水電解液二次電池を実現することができる。
【図1】本発明の実施例における円筒形電池の縦断面図
【図2】実施例1における20℃、1.0C放電での電
圧挙動を示した図
圧挙動を示した図
【図3】実施例1における20℃、2.0C放電での電
圧挙動を示した図
圧挙動を示した図
【図4】実施例1における−10℃、1.0C放電での
電圧挙動を示した図
電圧挙動を示した図
【図5】実施例2におけるサイクル寿命特性を示した図
1 正極板 2 正極リード 3 負極板 4 負極リード 5 セパレータ 6 上部絶縁板 7 下部絶縁板 8 電池ケース 9 ガスケット 10 組み立て封口板
Claims (1)
- 【請求項1】LixCoO2、LixNiO2等のLi含有
複合酸化物からなる活物質を備えた帯状の正極板および
炭素質材料を備えた帯状の負極板を多孔質材料からなる
セパレータを介して巻回した渦巻状極板群と、電解液と
が電池ケース内に収納された非水電解液二次電池におい
て、負極板は炭素質材料である真比重1.8g/cc以
上の黒鉛粉末と結着剤とからなる負極合剤層を集電芯材
の金属箔上に形成した帯状の極板であり、上記負極合剤
の密度が1.5g/cc以下であることを特徴とする非
水電解液二次電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5251604A JPH07105935A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 非水電解液二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5251604A JPH07105935A (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 非水電解液二次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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1993
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