JPH071073B2 - ホース接続継手及びその製造方法 - Google Patents

ホース接続継手及びその製造方法

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JPH071073B2
JPH071073B2 JP63197382A JP19738288A JPH071073B2 JP H071073 B2 JPH071073 B2 JP H071073B2 JP 63197382 A JP63197382 A JP 63197382A JP 19738288 A JP19738288 A JP 19738288A JP H071073 B2 JPH071073 B2 JP H071073B2
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sleeve
socket
slit
nipple
rolling
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亮 芦川
武弘 石浦
雄二 志貴
洋 日比谷
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Mitsubishi Motors Corp
Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
Usui Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
Usui Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はホースの接続継手及びその製造方法に係り、
特に各種気体・液体の供給管として一般に車両、機械、
設備装置等に多く配設使用されるゴム又は樹脂等の可撓
性ホースの端部に固着する接続継手及びその製造方法に
関するものである。
(従来の技術) 従来のホース接続継手としては一般に、第11図及び第12
図に示すようなニップル部と接続部とを一体に連設した
ソケット2と、ニップル部外側に空隙を保持して外装す
るスリーブ3からなり、前記空隙にホース4を挿入し、
スリーブ3を加締ることによって固着している。
第11図に示す接続継手は、切削加工により成形したソケ
ット2とスリーブ3とからなり、ソケット2はニップル
2aと接続部2bとを連設せしめ、接続部2bの後端部に段部
2cを形成し、この段部2cをスリーブ3の底部3aに穿設し
た組付孔3bに嵌合することによって組み立てられてい
る。
また、第12図に示す接続継手は、前記接続継手とほぼ同
様の構成であるが、前記接続部2bの後端部の段部2cに代
えて環状溝2dが形成されており、この環状溝2dにスリー
ブ3の底部3aの内周面を圧入することによって組み立て
られている。
そして、両接続継手ともニップル2aとスリーブ3との空
隙にホース4を挿入し、スリーブ3を締付機により加圧
変形せしめて一体に固着したものである。
尚、前記ソケット2の接続部2bの形状は、当然接続され
る部品の形状に合わせて適宜変更される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第11図及び第12図に示すような従来の組
立方法は安価な製品を提供できるものの、次のような問
題があった。
即ち、前記従来例の構成のうち、第11図に示す構成にお
いてはソケット2とスリーブ3とは機械的に固定されて
おらず、スリーブ3を締め付けたときのホース4の弾性
力により保持されているにすぎない。従って、ソケット
2とスリーブ3の結合が不確実なものとなり、高圧使用
に対しては十分な性能が得られないとともに、ホース4
の弾性力の減少に伴い固着力は一層低下する。
また、第12図に示す構成においては、機械的に固定され
ているから前記従来例よりも耐抜力性は向上するもの
の、ホース4の弾性力が減少するとスリーブ3が回動し
易くなり、それだけ固着力も低下する。
尚、一般に、ソケット2とスリーブ3の両者にネジを刻
設して螺着せしめる方法と、ロー付により固着する方法
が使用されているが、これらの方法はソケット2とスリ
ーブ3とを一体化できるものの、前者の場合にはネジ切
り作業に多くの時間を要し、また、後者の場合にはロー
付作業のための多くの時間と、ロー材及び燃料を要す
る。このため、全体として製品のコストアップになると
いう問題がある。
この発明は上記の点に鑑みてなされたもので、簡単な回
動防止の構成によりソケットとスリーブを固着した接続
継手とその製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明に係る接続継手
は、ニップルと接続部を有するソケットと、底部に前記
ニップルを挿入する組付孔を穿設したスリーブとからな
るホース接続継手において、 前記ソケットのニップルと接続部の間にスリーブ底部の
肉厚寸法よりも大きな幅寸法とした段部を設け、一方、
前記スリーブの底部内周面にスリットを刻設してなり、
前記段部をスリーブの組付孔に嵌合し、前記スリット内
に前記段部を圧延変形して形成した突出部を嵌入するこ
とによりソケットとスリーブとを固着することを特徴と
する。
突出部とともに底部の周縁内面に係合する圧延部を形成
することが好ましい。
そして、上記接続継手の製造方法としては、ニップルと
接続部との間に段部を有するソケットと、底部に前記ニ
ップルを挿入する組付孔を穿設し、前記組付孔の内周面
にスリットを設けたスリーブとを形成し、 前記ニップルを前記組付孔からスリーブに挿入すること
によって前記組付孔に前記ソケットの段部を嵌合させ、
次いで、前記スリットと同位相位置に凸部を突設したパ
ンチ部材の押圧部を前記ニップルとスリーブとの間の空
隙に挿入し、 ソケットを割型チャックで挾持しながらパンチ部材を押
圧することにより前記段部を圧延変形して、スリット内
に突出部を形成し、ソケットとスリーブとを一体に固着
することを特徴とする製造方法である。
また、前記凸部の突出寸法が段部とスリーブの底部の肉
厚との寸法差よりも小さいか、または、先端面が平滑な
押圧部を備えたパンチ部材を押圧することにより、スリ
ット内に突出部を形成するとともに、底部の周縁内面に
係合する圧延部を形成するようにしてもよい。
(作用) 上記のように構成されたスリット内の突出部はスリット
内に食い込んでいるのでスリーブの回動を防止し、ま
た、突出部がスリット内周面に密着している場合には回
動とともに軸方向への抜けを防止するように働く。
また、スリーブの底部周縁内面に係合する圧延部を形成
すると、軸方向への抜けが一層防止される。
また、パンチ部材先端押圧部に突設した凸部の突出寸法
が段部とスリーブ底部の肉厚との寸法差よりも大きい場
合には、スリット内の突出部のみが形成され、凸部の突
出寸法が前記寸法差よりも小さいか、平滑面である場合
には、スリット内の突出部とともに、底部周縁内面に係
合する圧延部が形成される。
(実施例) 以下、この発明に係るホース接続継手の実施例について
説明する。
第1図は接続継手の断面図、第2図はソケットの断面
図、第3図はスリーブの側面図、第4図は同じくスリー
ブの縦断面図である。
この発明に係る接続継手10はソケット20とスリーブ30か
らなる。
ソケット20はホース4を挾持するニップル21と相手の部
品に接続する接続部22とからなり、ニップル21の外周面
には断面鋸歯状の山形突起23が形成され、接続部22の後
端部にはスリーブ30の組付孔に嵌合する段部24が形成さ
れている。前記山形突起23は他の形状に変更し、または
省略してもよい。
一方、スリーブ30はホース4を締め付けることによって
挾持する筒体31と、この筒体の一端に連設した底部32か
らなり、前記底部32にはソケット20の段部24と嵌合する
組付孔33が設けられており、さらに、組付孔33の内周面
34にはスリット35が形成されている。前記スリット35は
実施例では上下左右の四方に設けられているが、スリッ
ト35の数は1つ以上であればよく、またその大きさ、形
状等は接続継手の大きさ、材質等により適宜決定すれば
よい。
さらに、筒体31の端部にはスリット35と同位相位置に切
欠36が設けられている。この切欠36を組み立ての際に、
パンチ先端に突設した凸部と前記スリット35との位相を
合せるための目印として有効である。
上記構成において、ソケット20の段部24の幅寸法をXと
し、スリーブ30の底部32の肉厚寸法をYとするとX>Y
とされ、この寸法差により段部24が圧延変形によりスリ
ット35内に食い込むことができるように形成されてい
る。
第5図はソケット20とスリーブ30とを組み立てた状態に
おけるイ図はスリット35部、ロ図は非スリット部の要部
拡大断面図である。ソケット20の段部24がスリーブ30の
組付孔33に嵌合させた後、段部24を軸方向に押圧して圧
延変形することによってスリット35内に食い込ませた突
出部24a(イ図)と、底部32周縁内面に係合する圧延部2
4b(ロ図)によって一体に固着されている。
このように段部24を押圧して圧延変形した突出部24aに
よってソケット20との回動が防止され、軸方向への抜け
は圧延部24bによって防止されるから、両者は完全に一
体化される。
第6図(イ)〜(ニ)はソケット20とスリーブ30の固着
態様を示すものである。
まず、第6図(イ)は段部24を押圧により圧延変形する
ことによってスリット35内に食い込ませた突出部24a
は、スリット35内周面に密着せず、わずかな隙間が形成
されている。これによって、ソケット20との回動は防止
される。
第6図(ロ)は突出部24aがスリット35内周面に完全に
密着している。この固着態様の場合には回動の防止とと
もに耐抜力性が向上する。
また、第6図(ハ)及び(ニ)は前記第6図(イ)及び
(ロ)のように、スリット35内に食い込んだ突出部24a
とともにスリーブ底部32周縁内面に係合する圧延部24b
を端部24の圧延変形によって形成した場合である。この
ように圧延部24bの形成によって耐抜力性は更に一層向
上する。
尚、ソケット20とスリーブ30の固着態様は上記例に限定
されるものではなく、圧延部24bをスリット35の周縁に
のみ形成する等、他に変形、変更することは可能であ
る。
尚、ニップル21とスリーブ30との空隙内に可撓性ホース
を挿入し、スリーブ30を加圧変形して加締めることによ
り一体に接続保持することは第11図及び第12図に示す従
来のホース接続継手と同じである。
次に、上記構造のホース接続継手の製造方法について説
明する。
まず、ソケット20を切削加工により所定形状に形成する
とともに、スリーブ30を塑性加工により成形する。
次いで、第7図に示すように、ソケット20の接続部22を
固定し、スリーブ30の組付孔33にニップル21を挿入させ
て段部24を組付孔33に嵌合させ、底部32を接続部22の後
端壁に当接させる。
次に、第8図に示すように、後端部がホルダー42に固定
され、先端押圧部47aがニップル21とスリーブ30との空
隙45に挿入され、第9図(イ)及び(ロ)に示すパンチ
部材43を段部24に当接させソケットを挟持する割型チャ
ック40方向に押圧する。この押圧により段部24は圧延変
形し、スリット35内には食い込んだ突出部24aが形成さ
れる。
パンチ部材43の先端押圧部47aにはスリット35内に食い
込む突出部24aの形成を容易にするために、第9図
(イ)及び(ロ)に示すように、スリット35の位置に合
わせて同位相位置に凸部46が設けられている。凸部46の
突出寸法をZとしたとき、Z>X−Yの場合には前記第
6図(イ)及び(ロ)におけるように、凸部46はスリッ
ト35の位置で段部24に当接し、スリット35内に食い込ま
せる突出部24aを形成する。また、Z<X−Yの場合は
前記第6図(ハ)及び(ニ)におけるように、凸部46と
ともに、押圧部47a前面により段部24を押圧することに
なるからスリット35内の突出部24aとともに、スリーブ3
0の底部32周縁内面に係合する圧延部24bを形成する。さ
らに、凸部46の幅Wをスリット35の幅よりも大きく形成
した場合には、スリット35の周縁のみが集中して圧延変
形されて、スリット35内への突出部24aと圧延部24bが形
成される。
このように、圧延部24bを形成した場合には軸方向への
耐抜力性が更に向上する。
また、第10図に示すようにパンチ部材43の先端面に凸部
46を設けることなく平滑面とした押圧部47bにより段部2
4を押圧して圧延変形せしめ、スリット35内の突出部24a
と底部32周縁内面に係合する圧延部24bを形成してもよ
い。
尚、パンチ部材43を押圧する際、凸部46の位置をスリー
ブ30の端面に形成した切欠36に合わせることによりスリ
ット35の位置に確実に合せることができる。
(発明の効果) この発明は以上説明したように構成されているので、次
のような効果を奏する。
ソケット段部を圧延変形することによってスリーブの底
部内周面に形成したスリット内への突出部を設けたので
ソケットとスリーブは強固に固着され、スリーブの回動
と軸方向への抜けが確実に防止される。従って、ロー付
が不要であるとともに、メッキ加工後の組立が可能とな
り、メッキ仕上げによる後加工が不要である。また、ス
リーブ底部の周縁内面に係合する圧延部を設けることに
よって軸方向への耐抜止力をさらに向上させることがで
きる。従って、高い使用圧力が得られ、また、ホースの
弾性力が温度上昇や劣化などにより多少減少しても固着
力の低下は見られず、長寿命で信頼性の高いホース接続
継手を得ることができる。
さらに、スリット内に突出部を設けたホース接続継手の
製造方法としては、前記製造方法を採用することによっ
て、極めて容易に組立作業を行うことができ、生産性の
向上、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は接続継手の断面図、第2図はソケットの断面
図、第3図はスリーブの側面図、第4図は同じくスリー
ブの断面図、第5図は第1図における要部拡大断面図、
第6図(イ)〜(ニ)はソケットとスリーブの固着態様
を示す上半分の拡大断面図、第7図及び第8図はホース
接続継手の製造過程を示す各断面図、第9図(イ)はパ
ンチ部材先端部の斜視図、第9図(ロ)は同じく側面
図、第10図は先端面平滑な他の実施例におけるパンチ部
材の側面図、第11図及び第12図はホースを接続した従来
の接続継手を示す断面図である。 20はソケット、21はニップル、22は接続部、24は段部、
24aは突出部、24bは圧延部、30はスリーブ、31は筒体、
32は底部、33は組付孔、34は内周面、35はスリット、36
は切欠、40は割型チャック、41は圧入パンチ、43はパン
チ部材、46は凸部、47a、47bは押圧部
フロントページの続き (72)発明者 石浦 武弘 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 志貴 雄二 神奈川県足柄上郡開成町延沢1番地 株式 会社明治ゴム化成神奈川工場内 (72)発明者 日比谷 洋 静岡県三島市大宮町2丁目10番27号 (56)参考文献 特開 昭60−260794(JP,A) 特開 昭62−113994(JP,A) 実開 昭63−53992(JP,U) 実開 昭57−30486(JP,U)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニップル(21)と接続部(22)を有するソ
    ケット(20)と、底部(32)に前記ニップル(21)を挿
    入する組付孔(33)を穿設したスリーブ(30)とからな
    るホース接続継手において、 前記ソケット(20)のニップル(21)と接続部(22)の
    間にスリーブ底部(32)の肉厚寸法よりも大きな幅寸法
    とした段部(24)を設け、一方、前記スリーブ(30)の
    底部内周面(34)にスリット(35)を刻設してなり、前
    記段部(24)をスリーブ(30)の組付孔(33)に嵌合
    し、前記スリット(35)内に前記段部(24)を圧延変形
    して形成した突出部(24a)を嵌入することによりソケ
    ット(20)とスリーブ(30)とを固着することを特徴と
    するホース接続継手。
  2. 【請求項2】突出部(24a)とともに底部(32)の周縁
    内面に係合する圧延部(24b)を形成することを特徴と
    する請求項1記載のホース接続継手。
  3. 【請求項3】ニップル(21)と接続部(22)との間に段
    部(24)を有するソケット(20)と、底部(32)に前記
    ニップル(21)を挿入する組付孔(33)を穿設し、前記
    組付孔(33)の内周面にスリット(35)を設けたスリー
    ブ(30)とを形成し、前記ニップル(21)を前記組付孔
    (33)からスリーブ(30)内に挿入することによって前
    記組付孔(33)に前記ソケット(20)の段部(24)を嵌
    合させ、次いで、前記スリット(35)と同位相位置に凸
    部(46)を突設したパンチ部材(43)の押圧部(47a)
    を前記ニップル(21)とスリーブ(30)との間の空隙に
    挿入し、ソケット(20)を割型チャックで挾持しながら
    パンチ部材(43)を押圧することにより前記段部(24)
    を圧延変形して、スリット(35)内に突出部(24a)を
    形成し、ソケット(20)とスリーブ(30)とを一体に固
    着することを特徴とするホース接続継手の製造方法。
  4. 【請求項4】前記凸部(46)の突出寸法が段部(24)と
    スリーブ(30)の底部(32)の肉厚との寸法差よりも小
    さいか、または、先端面が平滑な押圧部(47b)を備え
    たパンチ部材を押圧することにより、スリット(35)内
    に突出部(24a)を形成するとともに、底部(32)の周
    縁内面に係合する圧延部(24b)を形成することを特徴
    とする請求項3記載のホース接続継手の製造方法。
JP63197382A 1988-08-08 1988-08-08 ホース接続継手及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH071073B2 (ja)

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