JPH0710742A - 浴用剤 - Google Patents

浴用剤

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JPH0710742A
JPH0710742A JP26289693A JP26289693A JPH0710742A JP H0710742 A JPH0710742 A JP H0710742A JP 26289693 A JP26289693 A JP 26289693A JP 26289693 A JP26289693 A JP 26289693A JP H0710742 A JPH0710742 A JP H0710742A
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JP
Japan
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formula
thiamine
compound
thiamine disulfide
bath
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Application number
JP26289693A
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English (en)
Inventor
Takao Iwasaki
孝男 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 皮膚に対する安全性が高く、かつ抗菌作用に
すぐれ、皮膚病治療効果を有する浴用剤を提供する。 【構成】 一般式 【化2】 (式中、R1は低級アルキル基を示し、R2は含酸素複素環
基を示す)で表わされる非対称型チアミンジスルフィド
誘導体を有効成分として含有することを特徴とする浴用
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴用剤、さらに詳しく
はアセモ、湿疹、ニキビ、その他の皮膚病に対して治療
効果を有する浴用剤に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来、入浴に際して、湯浴
中に投入使用される浴用剤は知られている。このような
浴用剤は、通常、硫酸ナトリウムや食塩等の無機塩に種
々の薬効成分や香料を配合したものから構成されてい
る。この場合、薬効成分を選ぶことにより、その薬効成
分に応じた効能を備えた浴用剤を得ることができる。こ
れまで、抗菌ないし殺菌効果を有する浴用剤成分として
は、硫化ナトリウムや、硫酸鉄、亜硫化鉄等の無機硫化
物が用いられている。しかし、これらのものは、その抗
菌効果において未だ不十分である上、皮膚に対して害を
与える等の問題もある。また、他の抗菌効果を有する浴
用成分として、薬用植物が知られているが、このもの
は、その抗菌効果において不満足であるとともに、一般
的に高価である。一方、本発明者は、先に、下記に示す
一般式で表わされる非対称型チアミンジスルフィド誘導
体が、すぐれた抗菌作用を有し、皮膚病治療薬(特開昭
62−190124号)及び白癬菌症治療剤(特開昭6
2−175423号)として有用であることを見出し、
それぞれ特許出願している。
【化1】 (式中、R1はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基等を表わし、R2は、メチル基、エチル基、プロピル
基、アリル基、フリフリル基等を表わす)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、皮膚に対す
る安全性が高く、かつ抗菌作用にすぐれ、皮膚病治療効
果を有する浴用剤を提供することをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明者が先に皮膚
病治療薬等として提案した前記非対称型チアミンジスル
フィド誘導体を浴用剤成分として用いることにより、あ
せもや、ニキビ等の皮膚病の治療効果にすぐれた浴用剤
が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、一般式
【化2】 (式中、R1は低級アルキル基を示し、R2は含酸素複素環
基を示す)で表わされる非対称型チアミンジスルフィド
誘導体を有効成分として含有することを特徴とする浴用
剤が提供される。
【0005】本発明で浴用剤成分として用いる前記一般
式(I)で示される非対称型チアミンジスルフィド誘導体
は、従来公知の化合物であり、ビタミンB1又はその類
似体からなる下記一般式(II)で表わされるチアミン化合
物を原料として、次の反応により合成される。
【0006】
【化3】
【0007】前記一般式(II)のチアミン化合物に反応
させる一般式(III)の反応剤は、含酸素複素環基を有す
る有機ハライドとチオ硫酸ソーダとを反応させることに
よって得ることができる。この場合、含酸素複素環基を
有する有機ハライドの種類は特に制約されないが、一般
的には、フリフリルハライド又はその環水素化物である
テトラヒドロフリフリルハライド等が用いられる。前記
のようにして得られる非対称型チアミンジスルフィド誘
導体の具体的化合物例(例えば、R2=テトラヒドロフル
フリル等)については、例えば、「ハンドブック−化粧
品、製剤原料」、改訂版(昭和52年)、P446(日光 ケミ
カルズ株式会社発行)に示されている。
【0008】本発明で用いる非対称型チアミンジスルフ
ィド誘導体は、前記したように既に本発明者の研究によ
り、すぐれた抗菌作用を有することの見出されたもので
あり、湿疹、ニキビ、あせも等の皮膚病治療効果を示す
とともに、皮膚に対して安全性が高く、実質上無害であ
ることが確認されているものである。このチアミンジス
ルフィド誘導体は、すぐれた皮膚吸収性を示し、入浴中
において皮膚組織内に容易に浸透する。そしてこのチア
ミンジスルフィド誘導体は、組織内において分解し、再
びビタミンB1に戻るが、その分解に際し、スルホキシド
(R2SO)を生成するものと考えられる。チアミンジスルフ
ィド誘導体の使用より得られるすぐれた抗菌効果は、組
織内でのチアミンジスルフィドのビタミンB1への分解
に際して副生するこのスルホキシドに起因するものと考
えられる。また、このスルホキシド(R2SO)における抗菌
作用は、その硫黄原子に起因するものである。従って、
本発明では、含酸素複素環基R2の種類には格剤の制約は
なく、非対称型チアミンジスルフィド誘導体を与えるも
のであればどのようなものでも良い。本発明の浴用剤
は、前記したチアミンジスルフィド誘導体を必須成分と
して含有するもので、その他、慣用の無機塩類や、香
料、生薬等を含有することができる。チアミンジスルフ
ィド誘導体の湯浴に対する溶解度が低すぎる場合、その
チアミンジスルフィド誘導体は、これを無機酸塩や、有
機酸塩とし、水溶性のものとして使用することができ
る。このものを湯浴中に投入する場合、湯浴中における
チアミンジスルフィド誘導体の濃度が、浴湯1l中、0.0
01g以上、通常、0.01〜0.05gになるような量を投入す
ればよい。
【0009】
【発明の効果】本発明の浴用剤は、その成分として、前
記した非対称型チアミンジスルフィド誘導体を含むこと
から、あせもや、ニキビ等の細菌性皮膚病に対してすぐ
れた治療効果を示すものである。また、このチアミンジ
スルフィド誘導体は、皮膚に対する安全性が高く、実質
上無害であることから、安心して使用し得るものであ
る。さらに、そのチアミンジスルフィド自体で保温効果
等の浴用剤効果を示すものである。
【0010】
【実施例】次に本発明を実施例及び参考例によりさらに
詳細に説明する。
【0011】参考例1 フルフリルブロマイド16.2gをエタノール50cc に溶かし
た液に、チオ硫酸ソーダー25.0gを水50ccに溶かした液
を加え、2時間還流加熱し後常温になるまで冷却する。
別にチアミン33.4gを70gに溶かし、カセイソーダ12gを3
0gの水に溶かした液で中和した液を用意する。このチア
ミン液に前記の反応液を速やかに加える。生成した沈殿
物をろ別乾燥して目的物27gを得た。
【0012】参考例2 参考例1において、フリフリルブロマイドの代りにテト
ラヒドロフリフリルブロマイドを用いた以外は同様にし
て目的物を得た。
【0013】実施例1 200lのお湯を入れた浴槽に、フリフリルチアミンジス
ルフィドの塩酸塩2gを入れて入浴したところ、身体がよ
く温まり、肩のコリがほぐれ、本発明で用いるチアミン
ジスルフィドは、保温効果等の一般の浴用剤効果を示す
ことが確認された。また、前記と同様にして作った浴湯
に、あせものできた乳幼児を一日に二回入浴させたとこ
ろ、二日目には、そのあせもはすっかりよくなり、本発
明の浴用剤は、皮膚病治療効果を有することが確認され
た。
【0014】実施例2 実施例1において、フリフリルチアミンの代りにテトラ
ヒドロフリフリルチアミンを用いた以外は同様にして実
験を行った。この場合にも、実施例1と同様の結果が得
られた。また、比較のために、塩酸チアミンを用いて同
様のテスト行ったところ、この場合には、殆んど効果が
なかった。以上の入浴テストの結果から、チアミン(ビ
タミンB1)自体には格別の抗菌作用はないものの、チア
ミンジスルフィドとすることによって、すぐれた抗菌作
用が発現することが確認された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、R1は低級アルキル基を示し、R2は含酸素複素環
    基を示す)で表わされる非対称型チアミンジスルフィド
    誘導体を有効成分として含有することを特徴とする浴用
    剤。
JP26289693A 1993-09-27 1993-09-27 浴用剤 Pending JPH0710742A (ja)

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JP26289693A JPH0710742A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 浴用剤

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JP61084352A Division JPH0618771B2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14 浴用剤

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JPH0710742A true JPH0710742A (ja) 1995-01-13

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008193323A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Toshiba Corp 歪み補償装置
JP2018177782A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 株式会社プロテクティア カテキン脂肪酸誘導体の化粧料

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059110A (ja) * 1990-07-20 1993-01-19 Takeda Chem Ind Ltd 浴用剤

Patent Citations (1)

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