JPH07108045B2 - 延線工具 - Google Patents

延線工具

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JPH07108045B2
JPH07108045B2 JP14624189A JP14624189A JPH07108045B2 JP H07108045 B2 JPH07108045 B2 JP H07108045B2 JP 14624189 A JP14624189 A JP 14624189A JP 14624189 A JP14624189 A JP 14624189A JP H07108045 B2 JPH07108045 B2 JP H07108045B2
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金一 臼井
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株式会社ユタカコンサルタント
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は鉄塔に取りつけた金車を通過して電線を延線
する場合に使用する延線工具に係り、詳しくはメッセン
ジャワイヤと架設電線とを連結すると共に、その電線の
撚り戻しを防止する延線工具に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 従来、この種の延線工具としては、例えば特開昭59−59
006号公報、特開昭59−59007号公報等において既に提案
されたものが知られている。これらの公報の延線工具
は、電線路方向が変化する位置にある角度鉄塔に吊下さ
れた金車を通過させて電線を延線する場合に使用されて
特に効果を発揮するものである。
即ち、角度鉄塔では、メッセンジャワイヤが水平面内で
角度をもって金車に載置されることになるため、吊下さ
れた金車が必然的に傾くことになり、その結果、延線工
具が傾いた金車を通過する際に、自重によって垂下して
いるカウンタウエイトが金車の鍔部に激突して金車を破
損させ、カウンタウエイト自体も損傷を受けるという虞
があった。そこで、このカウンタウエイトが金車に激突
するのを防止するために、延線工具において複数直列に
連節されたコネクタ素子よりなる姿勢制御用コネクタを
設け、金車の溝に充分に適合してカウンタウエイトが金
車の溝に対応するように姿勢制御作用を確実に行い、カ
ウンタウエイトが金車に激突することなく滑らかに通過
して金車及びカウンタウエイトの破損を防止すると共
に、架設される電線の撚り戻しを確実に防止するように
している。
このように、角度鉄塔における金車に対し、カウンタウ
エイトが激突するのを防止するための姿勢制御作用を行
うようにした延線工具は種々提案されている。そして、
現在ではこのような延線工具における姿勢制御作用の効
果を更に発揮させるための工夫が望まれている。
この発明は前述した延線工具の姿勢制御作用をより確実
に行わせる観点から鑑みてなされたものであり、その目
的は、姿勢制御方向を迅速に決定することが可能で、姿
勢制御作用をより確実に行うことが可能な延線工具を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するためにこの発明においては、メッ
センジャワイヤと架設電線とを連結して上下方向へ折曲
可能な連結リンクを備え、電線の撚り戻しを防止するた
めのカウンタウエイトを設けた延線工具において、前記
メッセンジャワイヤの進行方向に対して前記カウンタウ
エイトよりも前側に位置する前記連結リンクのうち前端
部分のリンクを、前記メッセンジャワイヤの進行方向に
対して上下方向への膨出量よりも左右方向への膨出量の
方が大となる形状としている。
[作用] 従って、メッセンジャワイヤが角度鉄塔に吊下された金
車を通過した後に、そのメッセンジャワイヤに続く連結
リンクのうち前端部分のリンクが、金車の溝に対して傾
いた不安定な状態で進入したとき、即ち左右方向の膨出
した部分を支点としてその連結リンクが金車の溝に接し
たとき、その膨出した連結リンクに掛かるメッセンジャ
ワイヤの張力と電線の張力との合力の作用によって、膨
出した連結リンクに左右方向への回動力が付与され、同
連結リンクが金車の溝に対して安定した状態で接するこ
とになる。これによって、延線工具の姿勢制御方向が決
定される。
[実施例] 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基いて詳
細に説明する。
第6図に示すように、この実施例においてメッセンジャ
ワイヤ1と架設された電線2とを連結すると共に、その
電線2の撚り戻りを防止するための延線工具3は、メッ
センジャワイヤ1の進行方向Pに対して前側に位置する
第1連結体4とその後側に位置する第2連結体5とより
構成されている。
先ず第1連結体4について説明すると、第1連結体4は
メッセンジャワイヤ1を引き留めるための引留金具6を
備えている。第2,3図に示すように、この引留金具6は
前側の凹部6aと、後側の凸部6bとを備え、凹部6aにはネ
ジピン6cが上下方向へ貫通して螺着され、同ネジピン6c
上にはリング片6dが回転可能に取着されている。そし
て、この引留金具6の後部に対し、姿勢制御用コネクタ
8がネジピン7によって上下方向へ回動可能に連節され
ている。この姿勢制御用コネクタ8は、その前部側に位
置する10個のコネクタ素子9,10,11と、後部側に位置す
る9個のコネクタ素子12とをネジピン13によって直列に
連節してなる一連の連結リンクを構成している。第1,2,
6,7図に示すように、前部側の一連の10個のコネクタ素
子9〜11はそれぞれ単一に成形された素子であり、第6
図に示すように、その前端側に位置する2個のコネクタ
素子9,10が金車14に対して最初に作用する先導コネクタ
15となっている。又、後部側の一連の9個のコネクタ素
子12はそれぞれ下側の第1コネクタ素子片16と上側の第
2コネクタ素子片17とを一対のネジ18によって螺着して
形成されたものである。
第1,2,7図に示すように、一連の10個のコネクタ素子9
〜11及び9個の第1コネクタ素子片16はそれぞれ後半部
が上下方向に平板な凸部9a,10a,11a,16aと、前半部が直
前の引留金具6及びコネクタ素子9〜11の凸部6b,9a,10
a,11a又は第1コネクタ素子片16の凸部16aを挾入する凹
部9b,10b,11b,16bとを有し、各凸部9a,10a,11a,16aと凹
部9b,10b,11b,16bとは係合状態において前記ネジピン13
により同ピン13を中心にして上下方向に回動可能に連節
されている。又、前記第2コネクタ素子片17は第1コネ
クタ素子片16の後半部上面に止着されており、前面には
同素子片16の凹部16bに対応する凹部17aが設けられてい
る。
そして、このように構成された姿勢制御用コネクタ8は
全体として上下方向に折曲可能になっており、前端部か
ら2個目までの先導コネクタ15を構成するコネクタ素子
9,10が、第1,2図に示すように、メッセンジャワイヤ1
の進行方向Pに対して左右方向へ膨出する膨出部9c,9d,
10c,10dを有する形状となっている。即ち、1個目と2
個目のコネクタ素子9,10の隣接部分は3個目以降のコネ
クタ素子11よりも幅広な形状になっており、しかも両コ
ネクタ素子9,10の平面形状は略卵形状をなすように連続
している。つまり、先導コネクタ15の平面形状は、前側
から後側へ向かうにつれて徐々に膨らんで徐々に窄まる
形状をなしている。加えて、前から3個目のコネクタ素
子11は第5図に示すように断面略円形状をなしているの
に対して、前から2個目のコネクタ素子10は第4図に示
すように金車14の溝14aに適合する断面略菱形状をなし
ており、同様に前から1個目のコネクタ素子9も断面略
菱形状をなしている。即ち、1個目と2個目のコネクタ
素子9,10はメッセンジャワイヤ1の進行方向に対して上
下方向への膨出量よりも左右方向への膨出量の方が大と
なる形状をしている。
又、姿勢制御用コネクタ8において、前から3個目から
14個目に至るコネクタ素子11,12の下側面及び上側面が
金車14の溝に徐々に適合するように拡大し、15個目から
最後に至るコネクタ素子12の下側面及び上側面が金車14
の溝14aに丁度適合するように形成されている。
第7図に示すように、姿勢制御用コネクタ8の最後端の
コネクタ素子12の凸部16aには、ピン19を中心にして上
下方向に回動可能に連結金具20が連節され、同連結金具
20の後部に対しネジピン21により同ネジピン21を中心に
して上下方向に回動可能に一連の連結リンク22が連節さ
れている。この連結リンク22は、8個の平板状の第1リ
ンク片22aと、同第1リンク片22aを挾入する凹部を両端
部に有する平板状の7個の第2リンク片22bとをネジピ
ン23により交互に回動可能に連節して構成されている。
第14図に示すように、第1リンク片22aはその下端両縁
部が面取りされている。
第6,7図に示すように、電線2の撚り戻り防止用のカウ
ンタウエイト24は、姿勢制御用コネクタ8と連結金具20
とを連節しているピン19により同連結金具20の前端部を
挾持するようにして前後方向に回動可能に連節吊下さ
れ、連結リンク22と略同じ長さを有している。このカウ
ンタウエイト24は、8個のカウンタウエイト素子25が連
結片26により同連結片26を中心にして互いに折曲可能
に、かつ連結金具20及び7個の第2リンク片22bに対応
するように連節して構成されている。第14図に示すよう
に、カウンタウエイト素子25は、前側が金車14の溝14a
の横断面形状に適合するように形成され、後側には連結
リンク22を嵌載可能な凹部25aを有している。又、ピン1
9によって姿勢制御用コネクタ8と連結金具20とに連節
されている最上部のカウンタウエイト素子25は、その上
端部前側に最後端のコネクタ素子12の後半部が結合する
切欠き部25bを有しており、この切欠き部25bにより吊下
状態から前側への回動が規制されるようになっている。
又、カウンタウエイト素子25は、第14図に示すように、
その後端内側縁が面取りされており、更にカウンタウエ
イト24の外側面及びカウンタウエイト素子25の凹部25a
の底面が第12,14図に示すように、ゴム等の弾性体27に
よって被覆されている。
更に、第1連結体4を構成している姿勢制御用コネクタ
8から、その前端部の3個のコネクタ素子9〜11を取り
除いて構成した前記第1連結体4と略同様の構成をなす
第2連結体5が、その前端のコネクタ素子28に第1連結
体4の最後端に位置する第1リンク片22aの後半部を挾
持するようにネジピン29により上下方向に回動可能に連
節されている。又、第2連結体5の連結リンクの後端に
おいて、架設されるべき電線2を引留めるための引留金
具30が設けられている。
以上のように構成された第1連結体4と第2連結体5と
により、メッセンジャワイヤ1と架設された電線2とを
連結すると共に、電線2の撚り戻りを防止する延線工具
3が構成されている。
次に、上記のように構成した延線工具3が角度鉄塔から
吊下された金車14を通過するときの作用について説明す
る。
さて、第6図に示すように、延線工具3が進行方向Pへ
移動して角度鉄塔に吊下された金車14に差しかかった状
態においては、前述したように、メッセンジャワイヤ1
が水平面内で所定の角度をもって金車14に乗った状態と
なるため、吊下された金車14が第8図に示すように、カ
ウンタウエイト24に対して傾いた状態となっている。
この状態から、延線工具3が前方へ移動すると、引留金
具6は第3図に示すように金車14の溝14aに対して傾い
た状態で進入し、同引留金具6に続いて先導コネクタ15
を構成する1個目及び2個目のコネクタ素子9,10が金車
14の溝14aに対して傾いた状態で進入することになる。
そして、それら両コネクタ素子9,10がメッセンジャワイ
ヤ1の進行方向Pに対して左右方向へ膨出する形状とな
っているので、その膨出した両コネクタ素子9,10が回動
して先導コネクタ15の姿勢制御が行われる。
即ち、第4図に2点鎖線で示すようにコネクタ素子10が
金車14の溝14aに対応することなく傾いて不安定な状態
になっていると、つまりコネクタ素子10がその一方の膨
出部10cを支点として金車14の溝14aに接していると、同
コネクタ素子10に掛かるメッセンジャワイヤ1の張力F1
と電線2の張力F2との合力F0の作用によって、コネクタ
素子10に矢印Xで示すような回動力が付与される。この
結果、第4図に実線で示すように、コネクタ素子10が金
車14の溝14aに対して適合して安定した状態で接するこ
とになる。この回動作用は、コネクタ素子10よりも手前
に位置するコネクタ素子9においても同様に行われる。
しかも、両コネクタ素子9,10よりなる先導コネクタ15の
平面形状が略卵形状をなしているので、コネクタ素子9,
10は金車14の溝14aを通過する間に徐々に円滑に回動さ
れることになる。
これによって、先導コネクタ15が姿勢制御されると共
に、同先導コネクタ15に続く3個目のコネクタ素子11
が、第5図に示すように姿勢制御された状態で金車14の
溝14aに進入することになる。
そして、この状態から延線工具3が前方へ移動し、姿勢
制御用コネクタ8の他のコネクタ素子11,12が金車14の
溝14aに入ると、上下方向へのみ折曲可能な姿勢制御用
コネクタ8が金車14に巻きつきながら、同コネクタ8の
下側面が金車14の溝14aに徐々に適合することになる。
この結果、姿勢制御用コネクタ8が第9図に示す位置ま
で移動する間に、同コネクタ8の金車14に対する巻きつ
き作用と、下側面の金車14の溝14aに対する適合作用と
により、姿勢制御用コネクタ8が第10図の矢印方向に徐
々に回動されると共に、第1連結体4のカウンタウエイ
ト24も一体的に回動され、同カウンタウエイト24が金車
14の溝14aと対応するようになる。そして、後端側の5
個の第1コネクタ素子片16が金車14上にさしかかったと
き、金車14の溝14aとカウンタウエイト24とが丁度対応
する。この姿勢制御用コネクタ8による姿勢制御作用
は、先に述べたようにその前端部の先導コネクタ15によ
って姿勢制御方向が既に決定されているために、より確
実なものとなる。
そして、延線工具3が更に前方へ移動すると、第11,12
図に示すように、カウンタウエイト24が19を中心にして
後方へ回動しながら金車14の溝14aに乗り上げる。この
時、湾曲可能に形成されたカウンタウエイト24の前側面
はゴム等の弾性体27によって被覆されているので、金車
14との衝突が緩和されると共に、左右方向へのガタつき
が少なくなって金車14の溝14aに滑らかに乗り上げる。
従って、前方へ移動するカウンタウエイト24により、金
車14が前方へ引っ張られることはほとんどなく、そのた
め同金車14が元の吊下状態に戻るときに、第2連結体5
のカウンタウエイトと衝突することもない。
又、カウンタウエイト24の前側が金車14の溝14aに適合
するように形成されているので、姿勢制御コネクタ8か
らカウンタウエイト24への金車14の相対移行が滑らかに
行われる。更に、連結金具20及び第2リンク片22bと、
カウンタウエイト素子25とが丁度嵌合するようになって
いるため、連結リンク22とカウンタウエイト24とが全体
として金車14に巻きつくようにして湾曲し易くなってお
り、姿勢制御作用が一層確実に行われる。
そして、延線工具3が更に前方へ移動すると、カウンタ
ウエイト24は第13,14図に示すように、連結リンク22に
嵌合されて金車14上を移動する。この状態において、電
線2の撚り戻り防止は、第2連結体5のカウンタウエイ
トにより行われることになる。
尚、連結リンク22の下端両縁部及びカウンタウエイト24
の内側縁部が面取りされているので、連結リンク22とカ
ウンタウエイト24との嵌合が滑らかに行われる。
又、延線工具3が更に前方へ移動すると、カウンタウエ
イト24は金車14を通過し、ピン19を中心にして下方へ回
動降下し、湾曲したカウンタウエイト24は弾性体27の復
元力で真っ直ぐになって、再び吊下される。
そして、延線工具3が更に前方へ移動すると、第2連結
体5が金車14上を通過するが、この作用は前記第1連結
体4が金車14を通過する場合と同様であり、第2連結体
5のカウンタウエイトが金車14上を通過中における電線
2の撚り戻り防止は、第1連結体4のカウンタウエイト
24によって行われる。
尚、以上の説明では、電線2が角度鉄塔から両方向へや
や下り勾配の状態で延線される場合について説明した
が、電線2が角度鉄塔から両方向へ昇り勾配の状態で延
線される場合においても、この延線工具3は前記と同様
な姿勢制御作用を行うと共に、電線2の撚り戻りの防止
を行う。
上記のようにこの実施例の延線工具3では、複数直列に
連節されたコネクタ素子9〜12よりなる姿勢制御用コネ
クタ8が設けられ、その姿勢制御用コネクタ8が金車14
の溝14aに充分に適合してカウンタウエイト24が金車14
の溝14aに対応するように姿勢制御作用を確実に行うこ
とができ、カウンタウエイト24が金車14に激突すること
なく滑らかに通過して金車14及びカウンタウエイト24の
破損を未然に防止することができると共に、架設される
電線2の撚り戻しを確実に防止することができる。しか
も、姿勢制御用コネクタ8の前端部に設けた先導コネク
タ15が早期に姿勢制御を行い、姿勢制御用コネクタ8の
姿勢制御方向を迅速に決定することができ、延線工具3
としての姿勢制御作用を迅速に、円滑に、かつより確実
に行うことができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記実施例では、前端部の2個のコネクタ素子9,
10のそれぞれに膨出部9c,9d,10c,10dを設けて平面略卵
形状に形成したが、第15図に示すように前記コネクタ素
子11と同様の形状の複数のコネクタ素子31を前端部から
連節して設け、その前端部のコネクタ素子31の左右両側
に半球状の膨出部31aを設けてもよい。
(2)前記実施例では、メッセンジャワイヤ1の進行方
向Pと反対側へ向かって徐々に拡大するように形成した
姿勢制御用コネクタ8を有する延線工具3に具体化した
が、第16図に示すように、メッセンジャワイヤ1の進行
方向Pと反対側へ向かって徐々に拡大することのない一
連の連結リンク32及びカウンタウエイト24を備えた延線
工具の前端部に位置するリンク片33を左右方向へ膨出す
る形状としたり、第17図に示すように、カウンタウエイ
ト24よりも前側位置に姿勢制御用の「く」状の方向修正
リンク34を連接して設け、その前端部にて、左右方向へ
膨出する形状をなすリンク片35をメッセンジャワイヤ1
に接続された引留金具6に連節して設けたり、第18図に
示すように、カウンタウエイト24よりも前側に位置する
連結リンク36に対し、メッセンジャワイヤ1の進行方向
Pと反対側へ向かって徐々に拡大するように形成した硬
質ゴム等よりなるアダプタ37を取着し、そのアダプタ37
よりも前側に左右方向へ膨出する形状をなすリンク片38
を設けたりしてもよい。
(3)前記実施例では、引留金具6に続く1個目及び2
個目のコネクタ素子9,10を膨出部9c,9d,10c,10dを有す
る形状としたが、3個目から10個目までの一部のコネク
タ素子11を膨出部を有する形状としてもよい。
(4)前記実施例では、両コネクタ素子9,10を断面略菱
形状としたが、断面楕円形状としてもよい。
(5)前記実施例では、第1連結体4の姿勢制御用コネ
クタ8を19個のコネクタ素子9〜12で構成したが、それ
以外の数のコネクタ素子で姿勢制御用コネクタを構成し
てもよい。
(6)前記実施例では、2つの連結体4,5により延線工
具3を構成したが、1つ又は3つ以上の連結体によって
延線工具を構成してもよい。
(7)前記実施例では、複数のカウンタウエイト素子25
等によりカウンタウエイト24を形成したが、カウンタウ
エイトを一体に形成してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば延線工具が傾いた
状態にある金車を通過する際には、連結リンクのうち前
端部分のリンクが通過する時点で左右方向への回動力が
付与され、その回動力によって金車通過に際しての姿勢
制御方向を迅速に決定することができ、姿勢制御作用を
迅速かつより確実に行うことができるという優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第14図はこの発明を具体化した一実施例を示す
図面であって、第1図は延線工具の前端部に設けられた
先導コネクタ等を示す平面図、第2図はその先導コネク
タ等を示す斜視図、第3図は第1図のA−A線断面図、
第4図は第1図のB−B線断面図、第5図は第1図のC
−C線断面図、第6図は延線工具全体を示す側面図、第
7図は同じく延線工具の部分拡大平面図、第8図は第6
図のD−D線断面図、第9図は姿勢制御用コネクタが金
車を通過する状態を示す部分側面図、第10図は第9図の
E−E線拡大断面図、第11図はカウンタウエイトが金車
に乗り上げ始めた状態を示す部分側面図、第12図は第11
図のF−F線拡大断面図、第13図はカウンタウエイトが
金車を通過する状態を示す部分側面図、第14図は第13図
のG−G線拡大断面図である。第15図はこの発明を具体
化した別の実施例における延線工具の前端部を示す平面
図、第16図〜第18図は同じく別の実施例における延線工
具を示す部分破断側面図である。 図中、1はメッセンジャワイヤ、2は電線、8は連結リ
ンクを構成する姿勢制御用コネクタ、9,10,31はコネク
タ素子、9c,9d,10c,10d,31aは膨出部、22は連結リン
ク、24はカウンタウエイト、33,35,38は左右方向へ膨出
する形状をなすリンク片、Pは進行方向である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メッセンジャワイヤと架設電線とを連結し
    て上下方向へ折曲可能な連結リンクを備え、前記電線の
    撚り戻しを防止するためのカウンタウエイトを設けた延
    線工具において、 前記メッセンジャワイヤの進行方向に対して前記カウン
    タウエイトよりも前側に位置する前記連結リンクのうち
    前端部分のリンクを、前記メッセンジャワイヤの進行方
    向に対して上下方向への膨出量よりも左右方向への膨出
    量の方が大となる形状としたことを特徴とする延線工
    具。
JP14624189A 1989-06-08 1989-06-08 延線工具 Expired - Fee Related JPH07108045B2 (ja)

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