JPH07108143B2 - 葉たばこ収穫機の動力取り出し構造 - Google Patents

葉たばこ収穫機の動力取り出し構造

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JPH07108143B2
JPH07108143B2 JP2230001A JP23000190A JPH07108143B2 JP H07108143 B2 JPH07108143 B2 JP H07108143B2 JP 2230001 A JP2230001 A JP 2230001A JP 23000190 A JP23000190 A JP 23000190A JP H07108143 B2 JPH07108143 B2 JP H07108143B2
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rotation
sprocket
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宏 宇野
正久 弓岡
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、葉たばこの葉を走行しながら刈り落として収
穫する葉たばこ収穫機の動力取り出し構造に関する。
(従来の技術) 従来の葉たばこ収穫機としては、例えば、門型フレーム
の両側支柱の下端部に取付けられた左右の走行手段と、
該フレームの一側支柱の外側に搭載されたエンジンと、
該フレームの内側に支持され、円形状軌道内を循環する
複数の案内板により葉たばこの幹を後方へ案内しつつ葉
を刈り落とす葉刈取り機構とを備え、走行輪或いはクロ
ーラ等の左右の走行手段の一方にのみエンジンの駆動力
が伝達され、他方の走行にはその駆動力が伝達されず、
該他方の走行手段はフリーとなっているものが知られて
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来技術では、左右の走行手段の一
方にしかエンジンの駆動力が伝達されないので、収穫機
を走行させながら葉たばこの葉を収穫する際に、収穫機
の左右の走行手段は葉たばこが植えられた畦の両側の溝
に沿って進むものの、車体の振れが大きく、このため収
穫機を収穫すべき葉たばこに向けて操作しにくいという
問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目して為された
もので、葉たばこの収穫作業時における車体の振れを小
さくし、これによって収穫機を収穫すべき葉たばこに向
けて操作し易くした葉たばこ収穫機の動力取り出し構造
を提供することを目的としている。
(課題を達成するための手段) 上記課題を達成するために、本発明に係る葉たばこ収穫
機の動力取り出し構造は、門型フレームの両側支柱の下
端部に取り付けられた左右の走行手段と、該フレームの
一側支柱の外側に搭載されたエンジンと、該フレームの
内側に支持され、循環する複数の案内板により葉たばこ
の幹を後方へ案内しつつ葉を刈り落とす葉刈取り機構と
を備え、走行しながら葉たばこの葉を自動的に刈り落と
して収穫する葉たばこ収穫機において、前記エンジンの
後方に取り付けられた操縦席を、前記走行手段の後方か
つ前記葉刈取り機構の側方に配置すると共に、ハンドル
は前記エンジンが取り付けられている葉たばこ収穫機の
前方に設けられ、該操縦席の後方に刈り落とされた葉を
収納する収納箱を設け、前記走行手段側に配置された前
記エンジンからの回転が伝達されるミッションを、該エ
ンジンと同一の支柱の外側に搭載し、該搭載されたミッ
ションの走行用出力軸が、該エンジンと同じ側にある一
方の走行手段に回転伝達機構を介して連結されていると
共に、該エンジンと反対側にある他方の走行手段に前記
門型フレーム内に配置された回転伝達機構を介して連結
されているものである。
好ましくは、前記ミッションの補機用出力軸に回転伝達
機構を介して連結され、前記複数の案内板を駆動するた
めのPTO軸が、前記門型フレームの一部の支柱に沿って
上下動自在である支持板に支持されている。
さらに好ましくは、前記一部の支柱はその内側に上下方
向に延びたレール部を有しており、前記支持板に、前記
レール部上を転動する複数のプーリが回転自在に支持さ
れている。
(作用) そして、上記葉ばたこ収穫機の動力取り出し構造では、
左右の走行手段が1つのエンジンによって駆動される。
(実施例) 以下、図面に基いて本発明の一実施例を説明する。
第2図は、本発明の一実施例に係る葉たばこ収穫機を示
す斜視図であり、同図中符号1は葉たばこ収穫機の門型
フレームで、該門型フレーム1は4本の支柱1a〜1dと、
これらの支柱の上端部を結合する梁1eとから構成されて
いる。該各支柱1a〜1dは、第8図に示す後部左側の支柱
1cと同様の断面形状のもので、内部に空間70を有してい
る。
葉たばこ収穫機は、第2図及び第3図に示すように、門
型フレーム1の左右の支柱1a,1c及び1b,1dの下端部に夫
々取付けられた左右のクローラ(走行手段)21,22と、
門型フレーム1の一側支柱1a,1cの外側に搭載されたエ
ンジン3と、門型フレーム1の支柱1a〜1dの内側に支持
され、収穫機の走行に伴い葉たばこの幹を後方へ案内し
つつ葉を刈り落とす葉刈取り機構4と、両側支柱1a,1c
及び1b,1dの内側下部に夫々支持され、葉刈取り機構4
により刈り落とされた葉たばこの葉を後方へ搬送する左
右の第1搬送手段5と、支柱1c,1dの後部に夫々配置さ
れ、第1搬送手段5により搬送された葉を上方へ搬送す
る左右の第2搬送手段6と、該第2搬送手段6の外側に
夫々配置され、該第2搬送手段6により上方に搬送され
た葉を受けて収納する左右の収納箱7とを備えている。
前記エンジン3の出力軸3a1の駆動力は、第1図に示す
ように、プーリP1、VベルトB、及びプーリP2を介し
てミッションMの多段変速機構M1の入力軸3a2に伝達さ
れるようになっている。該VベルトBは、不図示の主ク
ラッチレバーと連動しているテンションローラ(図示省
略)の揺動によって引っ張られ又は弛られ、これによっ
てプーリP1からプーリP2への動力伝達を断続させるも
のである。前記多段変速機構M1の出力軸3a3は、所定の
減速比を有する回転伝達機構8及び左右のサイドクラッ
チ91,92を介して左右の走行用出力軸3b1,3b2に夫々連
結されている。走行方向(第1図及び第2図の矢印A方
向)に対し左側(以下、単に左側という)の走行用出力
軸3b1は、回転伝達機構10を介して左側のクローラ21の
駆動輪2a1に連結されている。前記走行方向に対し右側
(以下、単に右側という)の走行用出力軸3b2は、回転
伝達機構11と、前部左側支柱1a,梁1e及び前部右側支柱1
b内に配置された回転伝達機構12(第2図及び第3図を
参照)を介して右側のクローラ22の駆動輪2a2に連結さ
れている。前記各サイドクラッチ91,92は、回転伝達機
構8の従動側スプロケット8aの側面に噛合してクラッチ
が接続状態となり、該スプロケット8aの回転を走行出力
軸3b1,3b2に伝達するクラッチ接続位置(第1図で示す
位置)と、従動側スプロケット8aとの噛合が解除されて
クラッチが切断状態となるクラッチ切断位置との間で同
図の矢印で示す方向に変位可能である。また、PTO軸3c
は、前記多段変速機構M1の補機用動力取出軸である。
第1図及び第3図に示すように、前記回転伝達機構10
は、左側の走行用出力軸3b1に固定された駆動側スプロ
ケット10aと、左側クローラ21の駆動輪2a1に固定され
た従動側スプロケット10bと、両スプロケット10a,10bに
巻掛けられたチェーン10cとから成っている。前記回転
伝達機構11は、右側の走行用出力軸3b2に固定された駆
動側スプロケット11aと、前部左側支柱1aの下端部に回
転自在に支持された従動側スプロケット11bと、両スプ
ロケット11a,11bに巻掛けられたチェーン11cとから成っ
ている。そして、前記回転伝達機構12は、前記支柱1aの
下端部付近の前記空間70内に配置され、前記従動側スプ
ロケット11bと一体に回転する駆動側スプロケット12a
と、支柱1aの上端部と梁1eの前側支持部材1e′(第2図
を参照)の左端部との結合部の空間内に配置され、回転
自在に支持されたスプロケット12bと、前部右側支柱1b
の上端部と前記支持部材1e′の右端部との結合部の空間
内に配置され、スプロケット12bと一体に回転するスプ
ロケット12cと、前部右側支柱1bの下端部付近の前記空
間70内に配置され、右側クローラ22の駆動輪2a2に固定
された従動側スプロケット12dと、支柱1a,1bの空間70内
に夫々配置され、両スプロケット12a,12b及び12c,12dに
夫々巻掛けられたチェーン12e,12fとから成っている。
前記葉刈取り機構4は、第2図、第4図及び第5図に示
すように、円形状軌道内を第4図の矢印方向に循環する
複数の案内板40を有し、該案内板40により葉たばこ13の
幹13aを後方へ案内しつつ該幹13aの前後及び一側部にあ
る葉13bを刈り落とす前後葉刈取り部4Aと、前記案内板4
0の先端部付近の上部を通るように前後方向に延びたガ
イド棒41を有し、該ガイド溝41により幹13aの他側部に
ある葉13bを刈り落とす側部葉刈取り部4Bとから構成さ
れている。
前後葉刈取り部4Aは、第3図〜第5図に示すように、前
部左側支柱1a及び後部左側支柱1cに沿って上下動自在で
ある支持板14,15に前側及び後側端部が夫々固定された
フレーム42と、該フレーム42に固定されたケース43とを
有している。該ケース43内には、前記複数の案内板40の
基端部に固定されたチェーン44と、該チェーン44が巻掛
けられる駆動側及び従動側スプロケット(図示略)が配
置されている。該駆動側スプロケットは、第10図に示す
案内板用駆動軸45と一体に回転するようになっている。
また、ケース43の上面には、前後葉刈取り機構部4Aの前
後の傾き角度を表示する角度器46が載置されている。
側部葉刈取り部4Bは、第2図及び第4図に示すように、
前部右側支柱1b及び後部右側支柱1dに沿って上下動自在
である支持板16,17に前側及び後側端部が夫々固定され
たフレーム47を有している。該フレーム47の一部に前記
ガイド棒41が固定されている。
第3図及び第5図に示すように、前記複数の案内板40を
駆動するための案内板駆動用PTO軸20が、前記支持板15
に支持されている。該PTO軸20は、前記多段変速機構M1
の補機用動力取出軸である前記PTO軸3cに回転伝達機構3
0〜33を介して連結されている。回転伝達機構30は、前
記PTO軸3cに固定された駆動側プーリ301と、従動側プー
リ302と、該両プーリ301,302に巻掛けられたベルト303
とから成る。回転伝達機構31は、前記従動側プーリ302
に固定された駆動側スプロケット311と、従動側スプロ
ケット312と、該両スプロケット311,312に巻掛けられた
チェーン313とから成る。回転伝達機構32は、前記従動
側スプロケット312に固定された駆動側スプロケット321
と、従動側スプロケット322と、該両スプロケット321,3
22に巻掛けられたチェーン323とから成る。前記回転伝
達機構33は、前記支柱1cの下端部付近の前記空間70内に
配置され、前記従動側スプロケット322に固定された駆
動側スプロケット331と、支柱1cの上端部と梁1eの後側
支持部材1e″(第2図を参照)の左端部との結合部の空
間内に配置され、回転自在に支持された従動側スプロケ
ット332と、該両スプロケット331,332の間に配置された
ドライブスプロケット333と、該3つのスプロケットに
巻掛けられたチェーン334と、該ドライブスプロケット3
33の上下に配置され、前記支持板15に夫々回転可能に支
持されてチェーン334を案内するアイドラープーリ335,3
36等から成る(第6図及び第8図を参照)。
第6図、第8図及び第9図に示すように、前記支持板15
にはギヤケース21が固定されており、該ギヤケース21の
一部は第9図に示すように支持板15を貫通している。該
ギヤケース21内には、一端側に前記ドライブスプロケッ
ト333が、他端側にベベルギヤ22が夫々固定され、軸受2
3により回転可能に支持さた入力軸24と、一端側に前記
ベベルギヤ22と噛合したベベルギヤ25が固定され、軸受
26により回転可能に支持された案内板駆動用PTO軸20と
が配置されている。該PTO軸20の他端側は、ギヤケース2
1から突出している。一方、前記前後葉刈取り部4Aのケ
ース43の上面には、第5図及び第10図に示すように、ギ
ヤケース100が固定されている。該ギヤケース100内に
は、前記チェーン44が巻掛けられる不図示の駆動側スプ
ロケットが一端側に、他端側にベベルギヤ101が夫々固
定され、軸受102により回転可能に支持された案内板用
駆動軸45と、一端側に前記ベベルギヤ101と噛合したベ
ベルギヤ103が固定され、軸受104により回転可能に支持
された入力軸105とが配置されている。該入力軸105の他
端側は、ギヤボックス100から突出している。該入力軸1
05の他端側は、チューブ27内のトルク伝達用フレキシブ
ルワイヤ(図示省略)によって前記PTO軸20の他端側に
連結されている(第3図及び第5図を参照)。
第3図に示すように、前記左右の第1搬送手段5のうち
の、左側の第1搬送手段5は、大径ローラ5aと、4つの
小径ローラ5b〜5eと、これら5つのローラに巻掛けられ
たコンベアベルト5fとから成っている。大径ローラ5aに
は、前記回転伝達機構33の駆動側スプロケット331の回
転が回転伝達機構34を介して伝達されるように成ってい
る。該回転伝達機構34は、前記駆動側スプロケット331
に固定された駆動側スプロケット341と、大径ローラ5a
に固定された従動側スプロケット342と、2つのスプロ
ケット343,344と、これら4つのスプロケットに巻掛け
られたチェーン345とから成る。一方、前記左右の第1
搬送手段5のうちの、右側の第1搬送手段5は、前記左
側の第1搬送手段5と同様に構成されている。また、後
部右側支柱1dの下端部付近の前記空間70内には、前記駆
動側スプロケット331に対向する位置にスプロケットが
配置されている。該スプロケットには、前記スプロケッ
ト332の回転が前記後側支持部材1e″及び後部右側支柱1
d内に前記回転伝達機構12と同様に配置された不図示の
スプロケット及びチェーンを介して伝達されると共に、
該不図示のスプロケットの回転が前記回転伝達機構34と
同様の回転伝達機構を介して右側第1搬送手段5の大径
ローラに伝達されるように構成されている。
また、前記左右の第2搬送手段6のうちの、左側の第2
搬送手段6は、第3図に示すように、前記第1搬送手段
5により搬送された葉を協同して上方へ搬送するべく、
互いに逆方向に駆動されるコンベアベルト61と、複数の
案内板62とから構成されている。コンベアベルト61は、
駆動側ローラ61aと従動側ローラ61bとに巻掛けられてい
る。複数の案内板62は、チェーン63で連結されており、
該チェーン63は入力軸64に固定された不図示の駆動側ス
プロケットと不図示の従動側スプロケットとに巻掛けら
れている。前記駆動側ローラ61aは、回転伝達機構35を
介して前記回転伝達機構34のスプロケット344に連結さ
れている。前記入力軸64は、回転伝達機構36、逆転ギヤ
部37、回転伝達機構38及び35を介して前記スプロケット
344に連結されている。一方、前記左右の第2搬送手段
6のうちの、右側の第2搬送手段6は、前記左側の第2
搬送手段6と同様に構成されている。該右側第2搬送手
段6にも、前記駆動側スプロケット331に対向する位置
に配置された前記不図示のスプロケットからの回転が前
記左側の第2搬送手段6と同様に伝達されるように構成
されている。
前記後部左側支柱1cは、第5図、第6図及び第8図に示
すように、その内側に上下方向に延びた左右のレール部
80を有している。前記支持板15には、左右のレール部80
上を転動する4つのスライダプーリ81が回動自在に支持
されている。該支持板15の下端部には、前記前後葉刈取
り部4Aのフレーム42の後側端部が取付けられる取付穴15
a′を有する取付板15′が固定されている。また、該支
持板15の上端部はワイヤ82で吊り下げられており、該ワ
イヤ82を第2図に示す操作レバー90の操作によって上下
させることにより、該各スライダプーリ81が左右のレー
ル部80上を転動して支持板15が支柱1c沿って上下動し、
該支持板15の上下位置即ち前記葉刈取り部4Aの後側端部
の上下位置が調節されるようになっている。又、支持板
15には、該支持板15を支柱1cに固定するロック位置と、
その固定を解除するロック解除位置との間で回動自在で
あるロック用ノブ84が取付けられている。
前記前部左側支柱1aは、第5図及び第7図に示すよう
に、前記支柱1cと同様のレール部80を有している。前記
支持板14には、前記支持板15と同様に4つのスライダプ
ーリ81′が支持されている。該支持板14の上端部には、
前後葉刈取り部4Aのフレーム42の前側端部が取付けられ
る取付穴14a′を有する取付板14′が固定されている。
また、該支持板14の上端部はワイヤ83で吊り下げられて
おり、該ワイヤ83を前記操作レバー83の操作によって上
下させることにより、各スライダプーリ81′が左右のレ
ール部80上を転動して支持板14が支柱1aに沿って上下動
し、該支持板14の上下位置即ち前後葉刈取り部4Aの前側
端部の上下位置が調節されるようになっている。さら
に、支持板14には、前記ロック用ノブ84と同様のロック
用ノブ84′が設けられている。
前記前部右側及び後部右側支柱1b及び1dは、前記支柱1a
と同様のレール部を有している共に、前記支持板16及び
17にも前記支持板14と同様に4つのスライダプーリが支
持されている。また、支持板16及び17の上端部はワイヤ
82′及び83′によって夫々吊り下げられており、該各ワ
イヤ82′及び83′の上下によって、前記側部葉刈取り部
4Bの前側及び後側端部の上下位置が夫々調節されるよう
になっている。
次に、上記一実施例の作動を説明する。
エンジン3を始動し、不図示の主クラッチレバーをクラ
ッチ接続方向に操作すると、該主クラッチレバーに連動
して不図示のテンションローラが揺動し、VベルトBが
引っ張られる。これによって、エンジン3の出力軸3a1
の駆動力が、第1図に示すように、プーリP1、Vベル
トB、及びプーリP2を介してミッションMの多段変速
機構M1の入力軸3a2に伝達され、さらに該多段変速機構
M1の出力軸3a3の回転が、回転伝達機構8及び左右のサ
イドクラッチ91,92を介して左右の走行用出力軸3b1,3b
2に夫々伝達されると共に、補機用動力取出軸であるPTO
軸3cに伝達される。
左側の走行用出力軸3b1の回転は、第1図及び第3図に
示すように、回転伝達機構10を介して左側クローラ21
の駆動輪2a1に伝達され、これによって左側クローラ21
が駆動される。一方、右側の走行用出力軸3b2の回転
は、第1図及び第3図に示すように、回転伝達機構11及
び12を介してエンジン3と反対側にある右側クローラ2
2の駆動輪2a3に伝達され、これによって右側クローラ2
2が駆動される。左右のクローラ21,22が駆動されるこ
とにより、葉たばこ収穫機が走行する。
このようにして、1つのエンジン3によって左右のクロ
ーラ21,22が駆動されるので、葉たばこの収穫作業時に
おける車体の振れが小さく、これによって葉たばこ収穫
機を収穫すべき葉たばこに向けて操作し易い。
また、前記多段変速機構M1のPTO軸3cの回転は、第3図
に示すように、回転伝達機構30、31、32及び33を介して
該回転伝達機構33のドライブスプロケット333に伝達さ
れ、該ドライブスプロケット333が回転する。該ドライ
ブスプロケット333の回転は、第8図及び第9図に示す
ように、これと一体の入力軸24、及びベベルギヤ22,25
を介して案内板駆動用PTO軸20に伝達され、該PTO軸20が
回転する。この回転はチューブ27内のトルク伝達用フレ
キシブルワイヤを介して前後葉刈取り部4Aの入力軸105
に伝達され、該入力軸105の回転は、第10図に示すよう
に、ベベルギヤ103,101を介して案内板用駆動軸45に伝
達され、該駆動軸45が回転する。この回転により、前記
チェーン44が巻掛けられた不図示の駆動側スプロケット
が回転し、該チェーン44に基端部が固定された複数の案
内板40が円形状軌道内を第4図の矢印方向に循環し、該
案内板40により葉たばこ13の幹13aを後方へ案内しつつ
該幹13aの前後及び一側部にある葉13bが刈り落とされ
る。
このようにして、エンジン3によって前後葉刈取り部4A
の複数の案内板40が駆動される。なお、前後案内板駆動
用PTO軸20は、後部左側支柱1cに沿って上下動自在であ
る支持板15に支持されている構成により、上述したよう
に支持板15の上下位置を調節して前後葉刈取り部4Aの後
側端部の上下位置を調節した際に、PTO軸20も支持板15
と一緒に上下するので、チューブ27内のトルク伝達用フ
レキシブルワイヤを介して接続された前後葉刈取り部4A
の入力軸105とPTO軸20との接続状態が保持され、実用上
極めて優れている。
また、前記支持板15には、左右のレール部80上を転動す
る4つのスライダプーリ81が回動自在に支持されている
構成により、該各スライダプーリ81が左右のレール部80
上を転動することにより支持板15が支柱1cに沿って上下
動するので、支持板15が円滑に上下動する。
さらに、前記多段変速機構M1のPTO軸3cの回転は、第3
図に示すように、回転伝達機構30、31、32及び34を介し
て該回転伝達機構34の従動側スプロケット342に伝達さ
れ、該スプロケット342が回転する。この回転により、
左側第1搬送手段5の大径ローラ5aが回転してコンベヤ
ベルト5fが駆動される。一方、右側第1搬送手段5の大
径ローラには、PTO軸3cの回転が、回転伝達機構30、3
1、及び33、後側支持部材1e″及び後部右側支柱1d内に
配置された不図示のスプロケット及びチェーン、前記駆
動側スプロケット331に対向する位置に配置された不図
示のスプロケット、及び前記回転伝達機構34と同様の回
転伝達機構を介して伝達され、右側第1搬送手段5のコ
ンベヤベルトが駆動される。
また、前記PTO軸3cの回転は、第3図に示すように、回
転伝達機構30、31、32、34及び35を介して左側第2搬送
手段6のコンベヤベルト61の駆動側ローラ61aに伝達さ
れると共に、回転伝達機構35に伝達された回転は回転伝
達機構38、逆転ギヤ部37、及び回転伝達機構36を介して
入力軸64に伝達される。これによって、左側第2搬送手
段6のコンベヤベルト61が駆動されると共に、チェーン
63が駆動されて複数の案内板62がコンベヤベルト61と逆
方向に駆動される。一方、右側第2搬送手段6のコンベ
ヤベルトの駆動側ローラには、前記駆動側スプロケット
331に対向する位置に配置された不図示のスプロケッ
ト、回転伝達機構34及び35と同様の回転伝達機構を介し
て伝達され、右側第2搬送手段6のコンベヤベルトが駆
動される。また、右側第2搬送手段6の入力軸64には、
回転伝達機構35と同様の回転伝達機構を介して伝達され
た回転が回転伝達機構38、逆転ギヤ部37、及び回転伝達
機構36と同様の機構を介して伝達され、これによって、
右側第2搬送手段6のチェーンが駆動されて複数の案内
板がコンベヤベルトと逆方向に駆動される。
このようにして、左右のクローラ21,22の駆動に用いら
れる1つのエンジン3の出力軸3a1の駆動力が、多段変
速機構M1のPTO軸3cから前後葉刈取り部4A、左右の第1
搬送手段5、及び左右の第2搬送手段6に伝達されるの
で、前後葉刈取り部4A、左右の第1搬送手段5、及び左
右の第2搬送手段6等の補機を駆動するために、エンジ
ン3とは別に駆動手段を用いる必要がない。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明(請求項1)に係る葉たばこ
収穫機の動力取り出し構造によれば、門型フレームの両
側支柱の下端部に取り付けられた左右の走行手段と、該
フレームの一側支柱の外側に搭載されたエンジンと、該
フレームの内側に支持され、循環する複数の案内板によ
り葉たばこの幹を後方へ案内しつつ葉を刈り落とす葉刈
取り機構とを備え、走行しながら葉たばこの葉を自動的
に刈り落として収穫する葉たばこ収穫機において、前記
エンジンの後方に取り付けられた操縦席を、前記走行手
段の後方かつ前記葉刈取り機構の側方に配置すると共
に、ハンドルは前記エンジンが取り付けられている葉た
ばこ収穫機の前方に設けられ、該操縦席の後方に刈り落
とされた葉を収納する収納箱を設け、前記走行手段側に
配置された前記エンジンからの回転が伝達されるミッシ
ョンを、該エンジンと同一の支柱の外側に搭載し、該搭
載されたミッションの走行用出力軸が、該エンジンと同
じ側にある一方の走行手段に回転伝達機構を介して連結
されていると共に、該エンジンと反対側にある他方の走
行手段に前記門型フレーム内に配置された回転伝達機構
を介して連結されている構成により、左右の走行手段が
1つのエンジンによって駆動されるので、葉たばこの収
穫作業時における車体の振れが小さくなり、これによっ
て収穫機を収穫すべき葉たばこに向けて操作し易くな
る。
また、エンジンとミッションを同じ支柱の外側に配置し
ているので、別々の支柱の外側に配置する場合に較べて
油圧ポンプ、油圧モータ、油圧ホースなどの油圧を伝達
する装置を省くことができる。さらに、操縦席が葉刈取
り機構の側方に設けられているので、葉刈取り作業状態
を良く見ることができ、葉を痛めずに作業が可能で、か
つ車体の進行状態も同時に分かりやすい。
また、本発明(請求項2)に係る動力取り出し構造によ
れば、葉刈取り機構の案内板を駆動するためのPTO軸を
支柱に沿って上下調整できるので、該案内板の駆動系を
簡素化でき且つ葉刈取り機構の上下調整を容易にでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る葉たばこ収穫機の動力
取り出し構造の主要部を示す線図、第2図は葉たばこ収
穫機を示す斜視図、第3図は葉たばこ収穫機を左側から
見た側面図、第4図は葉刈取り機構の一部を示す平面
図、第5図は葉刈取り機構の前後葉刈取り部を右側から
見た図、第6図は後部左側支柱の一部を示す拡大図、第
7図は前部左側支柱の一部を示す拡大図、第8図は後部
左側支柱の一部を破断して示した拡大斜視図、第9図は
案内板駆動用PTO軸のギヤケースを示す断面図、第10図
は前後葉刈取り部の案内板用駆動軸のギヤケースを示す
断面図である。 1……門型フレーム、1a,1b,1c,1d……支柱、21,22…
…クローラ(走行手段)、3……エンジン、3b1,3b2…
…走行用出力軸、3c……補機用出力軸、4……葉刈取り
機構、10,11,12,30,31,32,33……回転伝達機構、15……
支持板、20……PTO軸、80……レール部、81……スライ
ダプーリ(プーリ)、M……ミッション。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】門型フレームの両側支柱の下端部に取り付
    けられた左右の走行手段と、 該フレームの一側支柱の外側に搭載されたエンジンと、 該フレームの内側に支持され、循環する複数の案内板に
    より葉たばこの幹を後方へ案内しつつ葉を刈り落とす葉
    刈取り機構とを備え、 走行しながら葉たばこの葉を自動的に刈り落として収穫
    する葉たばこ収穫機において、 前記エンジンの後方に取り付けられた操縦席を、前記走
    行手段の後方かつ前記葉刈取り機構の側方に配置すると
    共に、 ハンドルは前記エンジンが取り付けられている葉たばこ
    収穫機の前方に設けられ、該操縦席の後方に刈り落とさ
    れた葉を収納する収納箱を設け、 前記走行手段側に配置された前記エンジンからの回転が
    伝達されるミッションを、該エンジンと同一の支柱の外
    側に搭載し、 該搭載されたミッションの走行用出力軸が、該エンジン
    と同じ側にある一方の走行手段に回転伝達機構を介して
    連結されていると共に、 該エンジンと反対側にある他方の走行手段に前記門型フ
    レーム内に配置された回転伝達機構を介して連結されて
    いることを特徴とする葉たばこ収穫機の動力取り出し構
    造。
  2. 【請求項2】前記ミッションの補機用出力軸に回転伝達
    機構を介して連結され、前記複数の案内板を駆動するた
    めのPTO軸が、前記門型フレームの一部の支柱に沿って
    上下動自在である支持板に支持されていることを特徴と
    する請求項1記載の動力取り出し構造。
  3. 【請求項3】前記一部の支柱はその内側に上下方向に延
    びたレール部を有しており、前記支持板に、前記レール
    部上を転動する複数のプーリが回転自在に支持されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の動力取り出し構造。
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