JPH0711149Y2 - 樹脂含浸繊維シート成形材料 - Google Patents

樹脂含浸繊維シート成形材料

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JPH0711149Y2
JPH0711149Y2 JP8470789U JP8470789U JPH0711149Y2 JP H0711149 Y2 JPH0711149 Y2 JP H0711149Y2 JP 8470789 U JP8470789 U JP 8470789U JP 8470789 U JP8470789 U JP 8470789U JP H0711149 Y2 JPH0711149 Y2 JP H0711149Y2
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JP
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smc
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resin
fiber sheet
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哲夫 渡辺
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Mitsubishi Plastics Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は樹脂含浸繊維シート(以下「SMC」という)成
形材料に係り、詳しくはSMCの製造工程における外層部
の熱成を早めて、養生時間を短縮すると共に、保護フィ
ルムの剥離性などハンドリング作業性を改良したSMC成
形材料に関するものである。
(従来技術とその課題) 従来、SMCはその製造工程において、ガラス繊維に樹脂
配合組成物を含浸してのち、SMC面を被覆する保護フィ
ルムが、SMC層面から剥離し易くなって触感によるべと
つきがなくなり、次工程のプレス成形工程に移せるまで
の養生(熟成)に長時間かかり非能率的であった。
上記課題を解決するために、通常用いられている増粘剤
を増量配合したり、或いは外層部のみに増粘剤を配合す
る等の方法により熟成時間を短縮ことが行われていた
が、前者では所定の熟成条件ではSMC全体の硬化が進み
過ぎたり、部分的に硬化し易くなる等の問題があり、ま
た後者では外層部に配合された増粘剤が内層部に移行す
ることによって、SMC表層部の増粘効果が劣る等の問題
があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するものであって、その要旨
は、不飽和ポリエステル樹脂配合組成物をガラス繊維に
含浸してなる三層構造のSMCにおいて、外層部2層のSMC
中の樹脂配合組成物には、内層部のSMCの樹脂配合組成
物中の酸化マグネシウムより活性度の高い酸化マグネシ
ゥムを配合して外層部SMCの増粘速度を早めてなる樹脂
含浸繊維シート成形材料である。
以下、本考案の実施例を具体的に説明する。
第1図は本考案のSMC成形材料を側断面図で示し、第2
図は従来のSMC成形材料を側断面図で示す。
本考案で内層部に配するSMC(以下「内層SMC」という)
の樹脂配合組成物は、通常の不飽和ポリエステル樹脂
に、増粘剤、感触その他添加剤を加えてなるものである
が、該樹脂配合組成物中の増粘剤は、活性度が低い酸化
マグネシウム(以下「低活性MgO」という)であって、
ヨウド吸着量[I(mg)/MgO(g)]が20mg/gのもので
ある。
これに対し、外層部に配するSMC(以下「外層SMC」とい
う)の樹脂配合組成物中の増粘剤は、活性度が高い酸化
マグネシウム(以下「高活性MgO」という)であって、
ヨウド吸着量が25〜30mg/gのものである。
即ち、外層SMC中の高活性MgOの活性度は、内層SMC中の
低活性MgOの1.3〜1.5倍である。
高活性MgOは、鱗片状で一次粒子が比較的大きいが、凝
集塊を形成しないのでヨウド吸着量が多く活性度が高
い。
これに対し低活性MgOは、一次粒子は小さいが凝集し易
く大粒となるので、上記高活性MgOよりもヨウド吸着量
が少なく活性度が低いものである。
本考案で用いる内層SMC及び外層SMCは、下記に示す配合
内容の樹脂組成物70重量%を、裁断したロービングガラ
ス繊維30重量%に含浸してなるものである。
〈配合内容〉 配合量(重量部) 不飽和ポリエステル樹脂 …………………………80 低収縮化樹脂(ポスチレン溶液) ………………20 触媒(t−ブチル・パーオキシベンゾエート) 1 内部離型剤(ステアリン酸亜鉛) ………………5 充填材(炭酸カルシウム) ……………………120 増粘剤(酸化マグネシウム) ……………0.4〜0.6 顔料 …………………………………………………5 上記樹脂配合組成物の増粘剤として、高活性MgOを用い
て作製した外層SMC2層の間に、低活性MgOを用いて作製
した内層SMCを挟んで積層し本考案品を得るが、MgOは上
記の如く樹脂成分100重量部に対し0.4〜0.6重量部配合
する。
増粘剤として高活性MgOを0.4重量部配合してなる外層SM
C1のの2層の間に低活性MgOを0.4重量部配合してなる内
層SMC2を挟んで得られた第1図に示す本考案品と、増粘
剤として低活性MgOのみを0.4重量部配合してなるSMC2を
3層積層してなる第2図に示す従来品とを対比すると、
本考案品は40℃で1〜1.5日の間に熟成が完了し、外層S
MC1から保護膜のフィルム3が容易に剥離することがで
き、しかも剥離後の外層SMC1の表面べとつきがなくなっ
たが、従来品は、フィルム3の剥離性やべとつきの点で
上記と同様な状態となるまで4日間を必要とした。
(考案の効果) 本考案は上記構成よりなるので下記効果を奏する。
即ち、本考案は高活性MgOを配合して増粘速度を早めた
外層SMCの2層の中間に、低活性MgOを配合した内層SMC
を挟み積層したものであるので、従来の如く低活性MgO
のみを配合したSMC積層品、或いはSMC全層に亘り増粘剤
を増量したり、外層部のみに増粘剤を配合したものに比
較し、硬化が進み過ぎたり、増粘不足となることがな
く、しかも保護フィルムから剥離し易くなるまで、即ち
表面がべとつかなくなるまでの熟成時間が1/3〜1/4程度
に大幅に短縮できて、ハンドリング作業性良くSMCを能
率的に製造し得る効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のSMC成形材料を側断面図で示し、第2
図は従来のSMC成形材料を側断面図で示す。 1……外層SMC、2……内層SMC

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】不飽和ポリエステル樹脂配合組成物をガラ
    ス繊維に含浸してなる三層構造のSMCにおいて、外層部
    2層のSMC中の樹脂配合組成物には、内層部のSMCの樹脂
    配合組成物中の酸化マグネシウムより活性度の高い酸化
    マグネシゥムを配合して外層部SMCの増粘速度を早めて
    なる樹脂含浸繊維シート成形材料。
JP8470789U 1989-07-19 1989-07-19 樹脂含浸繊維シート成形材料 Expired - Lifetime JPH0711149Y2 (ja)

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JPH0325530U JPH0325530U (ja) 1991-03-15
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