JPH0711237U - 車両用ドア取付け・取外し補助装置 - Google Patents

車両用ドア取付け・取外し補助装置

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JPH0711237U
JPH0711237U JP4233693U JP4233693U JPH0711237U JP H0711237 U JPH0711237 U JP H0711237U JP 4233693 U JP4233693 U JP 4233693U JP 4233693 U JP4233693 U JP 4233693U JP H0711237 U JPH0711237 U JP H0711237U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台のボデー位置決め補助台車にフロントド
アとリヤドア共用の取付凹部にドア受け台車を着脱して
ドアの位置決めと取付け、取外しを行う。 【構成】 ボデー位置決め補助台車には位置決めアーム
を有する基位置決め部と、この基位置決め部に連繋して
車両ボデーの下縁側に回動され、かつ上下動可能に位置
決めアームを備えたフロントドア高さ位置決め部とリヤ
ドア高さ位置決め部と、その側方にドア受け台車をセッ
トする取付凹部を設け、このドア受け台車に昇降可能に
設けた昇降体にドアに指向するドア受け部を設け、かつ
同昇降体には高さ位置決め部の位置決めアームを上下動
可能に係合するドア位置決め用ステーを設けて、前記高
さ位置決め部の位置決めアームにはスペーサを取付け
て、ボデー下縁に当接することでドア受け部をドアの下
縁に整合する位置に保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両の組立ラインにおいて車両ボデーに取付けたドアを取付け・ 取外しするための補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の組立ラインにおいては室内作業性を向上するため、フロントドア およびリヤドアを取外して室内作業を完了した後、再度フロントドアおよびリヤ ドアを取付ける作業を行っていた。このドアの取付け・取外しを実施するにはフ ロントドアとリヤドアとは同一車両でその車両ボデーWに対する取付け位置が異 なることからフロントドア用およびリヤドア用の取付け、取外し補助装置がそれ ぞれ設けられ、例えば図8および図9に示すように台車1の所定の位置に昇降支 柱2が立設され、同支柱2には例えばフロントドアDを垂直状に保持するドア受 け部3が昇降動可能に設けられるとともに、同ドア受け部3の前部には車両ボデ ーWに対するドアDの高さH方向を調整する調整部材4が取付けられ、また、台 車1には車両ボデーWに対する台車1の前後のL方向の位置合せをするボデー位 置決め部5が設けられ、リヤドアにおいても同様に構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の組立ライン作業ではフロントドアとリヤドアとの2 基の取付け・取外し補助装置を設置する必要があることからコストアップとなり 、また、1工程上に2基配設するためラインサイドスペースが必要となるととも に、補助装置間および作業者相互に干渉を生ずる問題があった。このため、フロ ントドアとリヤドアの取付け・取外し補助装置を1基で共通化しようとした場合 、前後L方向の位置決めおよび高さH方向の位置決めが異なるため、補助装置上 にフロント、リヤの2位置決め手段を設ける必要があることから、操作ミスによ る位置決めミスが発生する恐れがあって、作業性を悪化する問題があり、さらに 、高さH方向の位置決めは基準となるボデー下端縁と両ドア下端縁間との寸法が それぞれ異なることから共通実施の調整ができないという問題があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点を解決すべくなされたもので、ドア取付け・取外 し補助装置をボデー位置決め補助台車とこのボデー位置決め補助台車に着脱可能 に取付けるフロントドアおよびリヤドア共用のドア受け台車とより構成し、ボデ ー位置決め補助台車にはボデーに対する同台車の前後方向の基位置決め部とフロ ントドア用高さ方向位置決め部とリヤドア用高さ方向位置決め部とを設け、また 、ドア受け台車には高さ方向位置決め部と連繋してドアを昇降作動するドア昇降 部を設けて、1台のボデー位置決め補助台車にフロントドアとリヤドア共用の取 付凹部にドア受け台車を着脱してドアの位置決めと取付け、取外しを容易になし 得るドア取付け・取外し補助装置をを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記技術課題を解決するため、組立ラインに沿って移動可能なボデ ー位置決め補助台車とドア用受け台車とからなり、このボデー位置決め補助台車 には前部側より組立ライン上の車両ボデーのタイヤを基準として逆転機構に取付 けられてタイヤの前後を挾持する位置決めアームを有する基位置決め部と、この 基位置決め部に連繋して車両ボデーのフロント、リヤドアの取付け部のボデー下 縁側に回動され、かつ上下動可能に位置決めアームを備えたフロントドア高さ位 置決め部とリヤドア高さ位置決め部とを配設し、この両高さ位置決め部の側方に 前記ドア受け台車をセットする取付凹部を設けるとともに、このドア受け台車に 昇降可能に設けた昇降体にドアに指向するドア受け部を設け、かつ同昇降体には 前記高さ位置決め部の位置決めアームを上下動可能に係合するドア位置決め用ス テーを設けて、前記高さ位置決め部の位置決めアームには所定の厚さのスペーサ を取付けて、ボデー下縁に当接することで前記ドア受け部をドアの下縁に整合す る位置に保持可能に構成したものである。
【0006】
【作用】
上記構成としたことにより車両ボデーに対するフロント、リヤドアに対する高 さ調整位置を一連に設定することができ、さらに、フロント、リヤドアの取付け ・取外し位置にドア用受け台を設定することができる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明すると、図1は組立ラインサ イドに敷設された軌道10上を移動されるドア取付け・取外し補助装置11の平 面図、図2はドア取付け・取外し補助装置11のボデー位置決め補助台車12の 図1のY−Y線で破断した左拡大平面図、図3は同じく右拡大平面図、図4は図 2の側面図、図5は図3の側面図、図6はドア受け台車45の平面図を示すもの で、このドア取付け・取外し補助装置11はボデー位置決め補助台車12とこの 補助台車12に着脱可能に取付けられるドア用受け台車45とより構成されてい る。
【0008】 このボデー位置決め補助台車(以下、単に補助台車という)12は図1、図2 および図3に示すようにライン側に設けられる所定の長さを有する基台枠13と この基台枠13のライン外側には前部側より前部支台14と中支台15および後 部支台16が張出し状に形成されて前部支台14と中支台15間および中支台1 5と後部支台16との間にはドア受け台車45を着脱可能に取付ける取付凹部1 7a,17bが形成されている。また、この各支台14,15,16の下面側に は軌道10を転動する車輪18が取付けられている。
【0009】 この前部支台14には駆動輪19aを有する台車走行用モータ19が取付けら れ、同走行用モータ19の駆動輪19aは同支台14上に設けられた制動用シリ ンダ20により補助台車12を車両ボデーWの位置決め位置に制動停止するよう に設けられている。また、この前部支台14の基台枠13側には補助台車12の 前後L方向の基位置決め部L1が設けられている。この基位置決め部L1は所定 の間隔で回動軸21a,21bを垂直状に回転可能に保持した軸受台22,23 が配設され、この回動軸21a,21bには例えばダブルスプロケット等からな る駆動スプロケット部材24と従動スプロケット部材25がそれぞれキー着され るとともに、この駆動スプロケット部材24の下面側には図示のように所定の角 度で作動レバー26が一体状に設けられている。
【0010】 また、この駆動スプロケット部材24と従動スプロケット部材25との所定の 対角の位置には図示のように所定の長さを有する位置決めアーム27a,27b が取付けられている。このように設けられた駆動スプロケット部材24と従動ス プロケット部材25には図示のように無端状の操作用チェーン28がたすき状に 掛装されて逆転機構が形成されるとともに、作動レバー26の端部には位置決め 用作動シリンダ29のピストンロッド30が連結されている。このように設けら れた基位置決め部L1は位置決め用作動シリンダ29が伸長作動すると位置決め アーム27a,27bは図示ライン側の位置A,A´に回動されて車両ボデーW 側のフロントタイヤTの直径方向の前後に平行状に当接して補助台車12を位置 決めし、作動シリンダ29が短縮作動されると位置決めアーム27a,27bは 基台枠13側へ回動退避するように設けられている。なお、この位置決め状態で 制動用作動シリンダ20により駆動輪19aが制動されてドアの取付け、取外し に支障のないように補助台車12は同位置にロック状に停止される。
【0011】 また、基台枠13の前部支台14と中支台15間および中支台15と後部支台 16との間の所定の位置にはフロントドア用高さ方向位置決め部H1とリヤドア 用高さ方向位置決め部H2とが設けられている。この高さ方向位置決め部H1, H2はほぼ同様に構成されるもので、所定の長さのガイド支柱32a,32bが 支持ブロック31a,31bを介して立設され、このガイド支柱32a,32b には位置決め用の昇降ブロック33a,33bが昇降可能に、かつ回動可能に嵌 装されている。この昇降ブロック33a,33bはともに円筒形状に形成され、 同昇降ブロック33a,33bの半径方向には所定の長さの位置決めアーム34 a,34bがそれぞれ取付けられ、同アーム34a,34bの先端は所定の厚さ を有する複数のスペーサ35が着脱可能に設けられている。また、昇降ブロック 33a,33bの下面には位置決めアーム34a,34bと反対側に所定の張出 し幅で張出すベース板36a,36bが取付けられている。また、昇降ブロック 33a側にはベース板36aの反対側に同形状で張出すベース板36cが取付け られている。なお、この位置決めアーム34a,34bに対するスペーサ35の 着脱はスライド形式で一体的に行う構成とされている。
【0012】 このように設けられたフロントドア用高さ方向位置決め部H1とリヤドア用高 さ方向位置決め部H2とは図2、図3および図4、図5に示すようにリンク部材 38,40を介して基位置決め部L1側に連繋されている。このリンク部材38 は所定の長さを有し、その両端には長さ調節可能にボールジョイントユニット3 9a,39bが取付けられ、その一端のジョイント39aは基位置決め部L1の 従動スプロケット部材25に取付けた位置決めアーム27bの取付け位置と対角 状の位置aに枢着連繋され、他端のジョイント39bは高さ位置決め部H1の昇 降ブロック33aに取付けられたベース板36aの位置bに枢着連繋されている 。また、リンク部材40は所定の長さに形成されてその両端にボールジョイント ユニット39c,39dが取付けられ、その一端のジョイント39cは高さ位置 決め部H1の昇降ブロック33aに取付けられたベース板36cの位置cに枢着 連繋され,他端のジョイント39dは高さ位置決め部H2の昇降ブロック33b に取付けられたベース板36bの位置dに枢着連繋されている。
【0013】 このように連繋された基位置決め部L1とフロントドア用高さ方向位置決め部 H1およびリヤドア用高さ方向位置決め部H2とは位置決め用作動シリンダ29 が伸長作動されると基位置決め部L1の位置決めアーム27a,27bは上述し たように図示位置A,A´に回動されて車両ボデーW側のフロントタイヤTの直 径方向の前後に平行状に当接して補助台車12を位置決めし、また、高さ方向位 置決め部H1,H2の位置決めアーム34a,34bは回動されて図示のように 位置B,Cに位置されて車両ボデーWの下縁の下方にそれぞれ望まれるとともに 、ベース板36a,36bは取付け凹部17a,17bの所定の位置に張出され ている。また、作動シリンダ29が短縮作動されると各位置決めアーム27a, 27b,34a,34bは基台枠13側へ退避される。
【0014】 また、ドア用受け台車45の取付凹部17aを形成する前部支台14の後縁部 側には支持縁14aが、また、中支台15の前縁部側には支持縁15aがそれぞ れ段差して対向状に設けられ、また、リヤドア側の取付凹部17bを形成する中 支台15の後縁部と後部支台16の前縁部にはそれぞれ段差して対向状に支持縁 15b,16aが対向状に設けられてドア用受け台車45を着脱可能に設けられ ている。また、この取付凹部17a,17bの基台枠13の前部寄りの所定の位 置には取付凹部17a,17bに張出し状に同形状のブラケット41a,41b が設けられて、同ブラケット41a,41bの先端側の所定の位置には受け台車 45を位置決め固定する固定用シリンダ42,43が固定ロッド42a,43a を下方向きにして取付けられている。なお、この取付凹部17a,17bはドア 用受け台車45をセットする場合、基台枠13および同受け台車45の傾斜状の 側縁46cがセット基準となるもので、支持縁14a,15aおよび支持縁15 b,16aとはドア用受け台車45をL方向へ所定の寸法、移動を許容するよう に設けられている。
【0015】 次に、ドア用受け台車45について説明すると、このドア用受け台車45は取 付凹部17a,17bに着脱可能に取付けられるもので、図6に示すように、そ の基板46は取付凹部17a,17bに嵌込まれて前縁46aと後縁46bとが 支持縁14a,15aおよび支持縁15b,16aに支持可能に設けられてその ライン側の側縁46cは所定の角度で斜状に形成されて基台枠13と突合わせ可 能に形成されて変形四辺形状に設けられ、この傾斜状の側縁46cはドア用受け 台車45の取付基準縁となるもので、この前縁46aと側縁46cとの隅角部寄 りの所定の位置には固定用シリンダ42,43の固定ロッド42a,43aと嵌 合する固定孔47aを有する固定用ブロック47が形成されている。このように 形成された基板46上にはドア昇降部50とこのドア昇降部50に沿って昇降さ れるドア受け部60が形成されている。
【0016】 このドア昇降部50は昇降支柱51と昇降体53と昇降用シリンダ57とから なり、基板46の後縁46b側の所定の位置には所定の高さで断面略コ字形状の 昇降支柱51が立設され、その前面51aには所定の間隔で上下方向に昇降レー ル52が取付けられ、この昇降レール52を介して昇降体53が上下動可能に取 付けられている。この昇降体53は所定の幅を有する板状に形成され、その一方 の面には取付片54aと支持片54bとからなる略L形状の対をなす摺動用ブラ ケット54がその支持片54bを昇降レール52の間隔で取付けられ、この支持 片54bの先端側には昇降レール52にスライド可能に嵌合する摺動部材55が 取付けられている。また、この昇降体53の上縁側の図示左寄りの所定の位置に は後方へ突出状にシリンダ用連結片56が形成され、同連結片56には昇降支柱 51に近接した位置に立設した昇降用シリンダ57のピストンロッドが連結され てこの昇降用シリンダ57の伸縮作動により昇降体53は昇降支柱51に沿って 昇降動される。また、この昇降体53の図示右端部の下部の所定の位置には図6 および図7に示すように、ドア位置決め用ステー58が着脱可能に取付けられて いる。このドア位置決め用ステー58は取付片58aと受け片58bとが図示平 面略くの字形状に折曲形成され、取付片58aを図示のように取付けた状態で同 受け片58bは基板46の斜状の側縁46cおよび基台枠13に対し直角状とな るように形成されるとともに、この受け片58bはその取付片58a側が斜状に 形成されて段差する水平状の上縁(受け面ともいう)58cが形成されている。
【0017】 また、この昇降体53の他方の面には所定の間隔で上下方向に複数本の調整用 レール59a,59b,59cが取付けられ、この調整用レール59a,59b ,59cにはドア受け部60が上下方向へ位置調整可能に設けられている。この ドア受け部60は複数の調整用プレート61a,61bとこの調整用プレート6 1a,61bに枢着される複数個のドア受けローラ63と調整用プレート61a ,61bと昇降体53との間に介装されるローラ高さ調整手段62a,62bと より構成されている。この調整用プレート61aは長尺の短冊板状に形成され、 また、調整用プレート61bは短尺に形成されて、ローラ高さ調整手段62a, 62bを介してそれぞれに調整可能に連結されている。なお、このローラ高さ調 整手段は例えばねじ調節杆等による。
【0018】 また、ドア受けローラ63は図示のように所定の径で所定の長さを有するロー ラ本体のほぼ中央部には両側に所定の角度のテーパー面を有するテーパー凹部6 4が形成されて同テーパー凹部の中央には所定の幅で小径部65が形成されてい る。このように形成されたドア受けローラ63はそれぞれ調整用プレート61a ,61bに取付けられたローラピン66に回転可能に枢着されるとともに、各ド ア受けローラ63の軸心はローラ高さ調整手段62a,62bにより同一軸線に 調整され、かつその小径部65の外周がドア位置決め用ステー58の受け面58 cより所定の高さh1となる位置に設定されている。なお、このドア受けローラ 63の受け面58cからの高さh1はフロントドア用受け台車44およびリヤド ア用受け台車45とも同様に設定されている。
【0019】 次に、上記のように構成されたドア取付け、取外し補助装置11により例えば 車両ボデーW側に取付けられたフロントドアの取外しの場合について説明する。 先ず、補助台車12が軌道10に沿って待機位置より移動されてきて同補助台 車12に設置された検知手段(図示せず)により車両ボデーWの特定の位置を検 知すると制動用シリンダ20が作動されて停止される。この補助台車12の停止 信号に基いて制動用シリンダ20の制動が解除されると同時に位置決め用作動シ リンダ29が伸長作動されて基位置決め部L1の左右の位置決めアーム27a, 27bはライン側の位置A,A´に回動されて車両ボデーW側のフロントタイヤ Tの直径方向の前後に平行状に当接して補助台車12を位置決めし、また、この 基位置決め部L1にリンク部材38,40により連繋された高さ方向位置決め部 H1,H2の位置決めアーム34a,34bは回動されて図示のように位置B, Cに位置されて車両ボデーWの下縁Waの下方にそれぞれ望まれるとともに、ベ ース板36a,36bは取付け凹部17a,17bの所定の位置に張出されてい る。このようにして補助台車12の各位置決めアーム27a,27bおよび位置 決めアーム34a,34bが位置決めされると再び制動用シリンダ20が作動さ れて同補助台車12はその場に制動固定される。
【0020】 しかる後、前部支台14と中支台15との間の取付凹部17aの支持縁14a ,15a間にドア用受け台車45をセットし、固定用シリンダ42を作動してそ の固定ロッド42aを受け台車45の基板46に形成した固定用ブロック47の 固定孔47aに嵌合して同受け台車45を固定する。この固定に際し、基板46 の傾斜状の側縁46cを取付基準として基台枠13に当接状にしてセットされる 。この固定された状態で受け台車45の昇降体53に取付けたドア位置決め用ス テー58の受け片58bはフロントドア高さ位置決め部H1の昇降ブロック33 aに取付けられて位置決めアーム34aがライン側へ回動された状態で取付凹部 17a側に張出されたベース板36aの下方に望まれるとともに、ドア受け部6 0はドアの取付部に指向されている。また、位置決めアーム34aの先端側に取 付けられるスペーサ35は図7に示すように車両ボデーWの下縁Wa の端部より のフロントドア取付け下縁までの高さh2とリヤドア取付け下縁までの高さh3 とが車種によりそれぞれ異なり、したがって、ドア位置決め用ステー58の受け 面58cよりドア受け部60のドア受けローラ63の小径部65までの寸法をフ ロント、リヤともに一定の寸法h1としたので、このスペーサ35のフロント側 の調整厚さt1=h1−h2に、また、リヤ側の調整厚さt2=h1−h3にそ れぞれ予め設定されている。なお、このスペーサ35はスライド形式としたので 車種のことなる場合、車種に対応する調整厚さに予め準備しておくことで容易に 対処することができる。
【0021】 そして、受け台車45の昇降用シリンダ57を伸長作動すると昇降体53は昇 降支柱51に沿って上動され、これによりこの昇降体53の端部に取付けられた ドア位置決め用ステー58の受け面58cがフロントドア高さ位置決め部H1の 昇降ブロック33aに取付けたベース板36aの下面に当接され、さらに上昇す る上昇することで昇降ブロック33aと位置決めアーム34aは一体に上昇され る。この上昇に際し、図4、図5に示すように基位置決め部L1およびリヤドア 高さ位置決め部H2と連繋したリンク部材38,40はボールジョイントユニッ ト39により枢着連繋したので所定の上昇範囲が許容される。そしてスペーサ3 5が車両ボデーWの下縁Waに当接されると昇降用シリンダ57は停止され、こ の状態でフロントドアの下縁とドア受け部60のドア受けローラ63とがほぼ整 合されている。なお、この昇降用シリンダ57の上動動作により車両ボデーWを 持ち上げないように、例えばスペーサ35に感応センサーを設けて停止するか、 あるいはシリンダ57にピストンの位置センサーを取付けて停止するように設け られている。
【0022】 このフロントドアの下縁とドア受け部60のドア受けローラ63とが整合され た状態でフロントドアの取外し作業が行われ、同フロントドアはドア受け部60 で支持され、人手によりラインサイドの保管場所に保管される。
【0023】 フロントドアの取外しを完了すると、昇降用シリンダ57を短縮作動すること で昇降体53が降下されるとともに、昇降ブロック33aおよび位置決めアーム 34aも一体に降下されて支持ブロック31aに載置され、さらに、昇降体53 は元の位置に復帰されて昇降用シリンダ57は停止される。
【0024】 この昇降用シリンダ57が降下停止されると固定用シリンダ42が短縮作動さ れてその固定ロッド42aと受け台車45の固定用ブロック47との嵌合固定が アンロックされてドア用受け台車45はフリーな状態となる。
【0025】 次いで、このドア用受け台車45をフロントドア側の取付凹部17aより取外 してリヤドア側の取付凹部17bの支持縁15b,16aにセットして固定用シ リンダ43により嵌合固定した後、上記してフロントドアの取外しと同様にして リヤドアは取外される。
【0026】 そしてリヤドアの取外しが完了すると、位置決め用作動シリンダ29が短縮作 動されてライン側の位置A,A´,B,Cに位置された基位置決め部L1,フロ ントドア高さ位置決め部H1,リヤドア高さ位置決め部H2の各位置決めアーム 27a,27b,34a,34bは補助台車12の基台枠13側へ退避される。 次いで、制動用シリンダ20が短縮されて車輪18の制動が解除され、これによ り台車走行用モータ19が起動されて補助台車12は元の位置に待機される。 なお、フロントドアおよびリヤドアの取付けは上記と同様の操作により実施さ れるものである。
【0027】 このように本例ドア取付け・取外し補助装置11は組立ラインに沿って移動可 能なボデー位置決め補助台車12とドア用受け台車45とからなり、このボデー 位置決め補助台車12には前部側より組立ライン上の車両ボデーWのタイヤTを 基準として逆転機構に取付けられてタイヤTの前後を挾持する位置決めアーム2 7a,27bを有する基位置決め部L1と、この基位置決め部L1に連繋して車 両ボデーWのフロント、リヤドアの取付け部のボデー下縁Wa側に回動され、か つ上下動可能に位置決めアーム34a,34bを備えたフロントドア高さ位置決 め部H1とリヤドア高さ位置決め部H2とを配設し、この両高さ位置決め部H1 ,H2の側方にドア用受け台車45をセットする取付凹部17a,17bを設け るとともに、このドア用受け台車45に昇降可能に設けた昇降体53にドアに指 向するドア受け部60を設け、かつ同昇降体53には高さ位置決め部H1,H2 の位置決めアーム34a,34bを上下動可能に係合するドア位置決め用ステー 58を設けて、高さ位置決め部H1,H2の位置決めアーム34a,34bには 所定の厚さのスペーサ35を取付けて、ボデー下縁Waに当接することでドア受 け部60をドアの下縁に整合する位置に保持可能に構成したものである。
【0028】 したがって、ボデー位置決め補助台車12に形成した基位置決め部L1および ドア高さ位置決め部H1,H2を一連に連繋したものであるから、基位置決め部 L1を位置決めすることで、フロントドアおよびリヤドアに対するドア高さ位置 決め部H1,H2を関連的に設定することができ、また、このドア高さ位置決め 部H1,H2の側方にドア用受け台車45をセットする取付凹部17a,17b を設けて同ドア用受け台車45の昇降体53の上動動作によりドア高さ位置決め 部H1,H2の位置決めアーム34a,34bを一体状に連繋作動してフロント ドアおよびリヤドアの下縁に対するドア受け部60を位置設定するので、フロン トドアおよびリヤドアの取付け・取外しの位置にドア受け部60を容易に設定す ることができて取付け・取外し作業を能率的に実施することができる。また、基 位置決め部L1およびドア高さ位置決め部H1,H2とドア用受け台車45とを 別体に構成したものであるから、ドア用受け台車45は小型、軽量化されて取扱 いが容易となる。また、他車種が追加された場合でも、ドア用受け台車45の固 定用シリンダ42,43を追加することでドア用受け台車45を何等改造を施す ことなく対処することができる。
【0029】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成したことにより、ボデー位置決め補助台車に形成 した基位置決め部およびフロント、リヤドア高さ位置決め部を一連に連繋したも のであるから、基位置決め部を位置決めすることで、フロントドアおよびリヤド アに対するドア高さ位置決め部を関連的に設定することができ、また、このドア 高さ位置決め部の側方にドア用受け台車をセットする取付凹部を設けて同ドア用 受け台車の昇降体の上動動作によりドア高さ位置決め部の位置決めアームを一体 状に連繋作動してフロントドアおよびリヤドアの下縁に対するドア受け部を位置 設定するので、フロントドアおよびリヤドアの取付け・取外しの位置にドア受け 部60を容易に設定することができて取付け・取外し作業を能率的に実施するこ とができる。また、基位置決め部およびドア高さ位置決め部とドア用受け台車と を別体に構成したものであるから、ドア用受け台車は小型、軽量化されて取扱い が容易となる。また、他車種が追加された場合でも、ドア用受け台車の固定用シ リンダを追加することでドア用受け台車を何等改造を施すことなく対処すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドア取付け・取外し補助装置11の平面図であ
る。
【図2】ドア取付け・取外し補助装置のボデー位置決め
補助台車の図1のY−Y線で破断した左拡大平面図であ
る。
【図3】同じく右拡大平面図である。
【図4】図2の側面図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】ドア用受け台車の平面図である。
【図7】ドア用受け台車とドア高さ位置決め部との関連
説明図である。
【図8】従来の取付け・取外し補助装置の平面図であ
る。
【図9】同じく正面図である。
【符号の説明】
11 ドア取付け・取外し補助装置 12 ボデー位置決め補助装置 17a,17b 取付凹部 27a,27b,34a,34b 位置決めアーム 35 スペーサ 45 ドア用受け台車 53 昇降体 58 ドア位置決め用ステー 60 ドア受け部 L1 基位置決め部 H1 フロントドア高さ位置決め部 H2 リヤドア高さ位置決め部 T フロントタイヤ W 車両ボデー Wa 車両ボデーの下縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立ラインに沿って移動可能なボデー位
    置決め補助台車とドア用受け台車とからなり、このボデ
    ー位置決め補助台車には前部側より組立ライン上の車両
    ボデーのタイヤを基準として逆転機構に取付けられてタ
    イヤの前後を挾持する位置決めアームを有する基位置決
    め部と、この基位置決め部に連繋して車両ボデーのフロ
    ント、リヤドアの取付け部のボデー下縁側に回動され、
    かつ上下動可能に位置決めアームを備えたフロントドア
    高さ位置決め部とリヤドア高さ位置決め部とを配設し、
    この両高さ位置決め部の側方に前記ドア受け台車をセッ
    トする取付凹部を設けるとともに、このドア受け台車に
    昇降可能に設けた昇降体にドアに指向するドア受け部を
    設け、かつ同昇降体には前記高さ位置決め部の位置決め
    アームを上下動可能に係合するドア位置決め用ステーを
    設けて、前記高さ位置決め部の位置決めアームには所定
    の厚さのスペーサを取付けて、ボデー下縁に当接するこ
    とで前記ドア受け部をドアの下縁に整合する位置に保持
    可能に構成した車両用ドア取付け・取外し補助装置。
JP1993042336U 1993-08-02 1993-08-02 車両用ドア取付け・取外し補助装置 Expired - Lifetime JP2591975Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51159553U (ja) * 1975-06-10 1976-12-18

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