JPH07112396A - 金属製芯材を有する樹脂被覆製品の切断方法及びその切断装置 - Google Patents

金属製芯材を有する樹脂被覆製品の切断方法及びその切断装置

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JPH07112396A
JPH07112396A JP5285781A JP28578193A JPH07112396A JP H07112396 A JPH07112396 A JP H07112396A JP 5285781 A JP5285781 A JP 5285781A JP 28578193 A JP28578193 A JP 28578193A JP H07112396 A JPH07112396 A JP H07112396A
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JP
Japan
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cutting
resin
cutting blade
holding
molding
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JP5285781A
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English (en)
Inventor
Kiyohide Baba
清秀 馬場
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属製芯材を有する樹脂被覆製品を、プレス
式で切断する際に切断部付近の金属製芯材の変形を防止
できる切断方法を提供する。 【構成】 金属製芯材56を有する樹脂被覆製品の切断
予定部57に近接する部分を保持型11で挟持しなが
ら、前記切断予定部を切断刃41で剪断する方法におい
て、前記近接部分を挟持する保持型の挟持面19に、前
記切断刃41による剪断方向とは反対方向へ突出する断
面略くさび形の突起21を設け、該突起21により前記
近接部分を支持しながら剪断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金属製芯材を有する
樹脂被覆製品(以下単に樹脂被覆製品とも称する)をプ
レス式で切断する方法及び切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すような金属製芯材61
を樹脂63で被覆した樹脂被覆製品65の切断方法とし
て、樹脂被覆製品65の切断予定部67に近接する部分
を上下2分割式の保持型(ダイスあるいはストリッパー
とも称される)69で挟持しながら、切断予定部67を
切断刃71で剪断するプレス式の方法がある。このプレ
ス式の切断方法は、丸鋸による切断方法に比べて切断時
の騒音が少なく、切削屑及び樹脂の成分ガスがほとんど
発生しないという作業環境上の利点と、切断刃が丸鋸刃
に比べて耐磨耗性に優れ、切断刃の交換間隔が長いとい
うメンテナンス上及び経済上の利点とがある。
【0003】しかし、前記プレス式の切断方法にあって
は、金属製芯材61を軟らかめの樹脂で被覆した樹脂被
覆製品、たとえばステンレス等の芯材を、硬度がJIS
A80°程度の軟らかい塩化ビニル樹脂等で被覆した
モールを切断した場合、図4に示すように、樹脂被覆製
品65の切断部67a付近で金属製芯材61が剪断方向
へ変形し、その変形部をその後カットしたり、あるいは
ヤスリにより削り取る作業が必要となる。この金属製芯
材の変形は、切断刃71とは反対側の樹脂(図の下側樹
脂)65aが、切断刃71による金属製芯材61の押圧
に耐えられなくなって圧縮変形する結果生じると推測さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記の点に鑑みてなされたもので、金属製芯材を有する樹
脂被覆製品を、プレス式で切断する際に切断部付近の変
形を防止できる切断方法及び切断装置を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】切断方法の発明は、金属
製芯材を有する樹脂被覆製品の切断予定部に近接する部
分を保持型で挟持しながら、前記切断予定部を切断刃で
剪断する方法において、前記近接部分を挟持する保持型
の挟持面に、前記切断刃による剪断方向とは反対方向へ
突出する断面略くさび形の突起を設け、該突起により前
記近接部分を支持しながら剪断することを特徴とする。
【0006】一方、切断装置の発明は、金属製芯材を有
する樹脂被覆製品の切断予定部に近接する部分を挟持す
る保持型と、前記切断予定部を剪断する切断刃とを有す
る切断装置において、前記近接部分を挟持する保持型の
挟持面に、前記切断刃による剪断方向とは反対方向へ突
出する断面略くさび形の突起を設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】保持型で挟持された樹脂被覆製品は、樹脂が軟
らかめの場合、その樹脂が突起先端に押されて内側へ窪
み、突起先端が金属製芯材に近づく。その結果、金属製
芯材がほとんど樹脂を介することなく突起先端で支持さ
れ、その状態で剪断がなされるため、金属製芯材の変形
が防止される。なお、突起先端により押されて窪んだ樹
脂は、その後に樹脂の弾性により復元するため、変形が
残らない。
【0008】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の切断装置の一実施例を示す正
面図、図2はその2−2切断端面図であって切断直前を
示す図である。
【0009】図1及び図2に示す切断装置10は、図示
のモール50を切断するためのもので、保持型11と、
プレス手段31と切断刃41とよりなる。切断されるモ
ール50は、意匠面51側の樹脂53が軟質塩化ビニル
樹脂等の軟らかめの樹脂、脚部等の非意匠面54側の樹
脂55がそれより硬いABS樹脂等の樹脂から形成さ
れ、それらの樹脂53,55によりステンレス製の金属
製芯材56が被覆されたもので、紙面に対して垂直方向
に伸びている。
【0010】保持型11は、モール50の切断予定部5
7に近接する部分58,59を挟持する下型12と上型
24とで構成されている。下型12は、モール50を下
側から支持するもので、この実施例ではモール50の配
置及び抜き取りが容易なように、下型本体13と、その
下型本体13に対して合体及び分離するスライド型18
とよりなる。この下型本体13とスライド型18には、
上型24との間でモール50を挟持するための挟持面1
4,19が形成されている。なお、15はスライド型1
8をスライドさせるシリンダ装置である。
【0011】前記下型本体13とスライド型18の挟持
面14,19には、切断刃挿通用開口部16,20が所
定深さで形成され、またスライド型18の挟持面19に
は、突起21が形成されている。切断刃挿通用開口部1
6,20は、モール切断時に切断刃41が挿通できるよ
うにするもので、下型本体13とスライド型18の合体
により一つの穴を形成するように設けられている。この
切断刃挿通用開口部16,20には、モール50切断時
に切断予定部57が位置する。
【0012】突起21は、スライド型の挟持面19にお
いて、切断刃挿通用開口部20の一側20aの縁に、剪
断方向とは反対方向の上型24へ向けて突出形成されて
いる。この突起21の形状は、先端が細くなった断面略
くさび形からなるもので、高さについては、突起21と
当接するモール意匠面51側の樹脂53の厚みと略等し
く、あるいはそれより僅かに小とするのが好ましい。こ
の実施例の突起21は、高さ0.6mm、基部の幅(厚
み)1.0mm、先端の幅(厚み)0.3mmからな
る。
【0013】なお、前記突起21は、切断予定部57に
最も近い位置に設けるのが好ましく、切断刃挿通用開口
部20の一側20aに加えて他側20bにも設けてもよ
い。また、この実施例では、意匠面51側の軟らかめの
樹脂53を支持するスライド型の挟持面19のみに突起
21を設けたが、下型本体の挟持面14にも突起を設け
てもよい。
【0014】上型24は、下型12との間でモール50
を挟持するもので、下面がモール50表面に沿った形状
の挟持面25とされ、前記下型の切断刃挿通用開口部1
6,20に対応する切断刃挿通用開口部26が、上面か
ら下面の挟持面25にかけて貫通形成されている。な
お、この実施例の上型24は、後記するプレス手段31
により上下動し、それによりモールの挟持および抜き取
りを可能にする。
【0015】プレス手段31は、上型24の上面に立設
されたガイドシャフト32,32と、そのガイドシャフ
ト32,32外周に嵌められたスプリング34,34に
より上方へ付勢された状態で、貫通孔35、35を介し
て前記ガイドシャフト32,32に上下動可能に取り付
けられた押さえ板36と、その押さえ板36上方に位置
して押さえ板36を上下させるシリンダ装置37とから
構成される。33,33は、ガイドシャフト32,32
の端部に螺合したナットで、押さえ板36がガイドシャ
フト32,32から外れるのを防止する。
【0016】このプレス手段31は、シリンダ装置37
の作動により押さえ板36が下降すると、その押さえ板
36と上型24間でスプリング34,34が圧縮され
て、そのスプリング34,34の反発弾性により上型2
4が下型に向けて押され、モール50を下型12との間
で挟持可能になる。一方、シリンダ装置37の作動によ
り押さえ板36が上昇すると、まず押さえ板36がガイ
ドシャフト32,32上端のナット33,33に当た
り、その後ガイドシャフト32,32とともに上型24
を上方へ持ち上げる。それにより、モール50と上型挟
持面25の間に隙間が形成されて、モール50の配置及
び抜き取りが容易になる。
【0017】切断刃41は、モール50を切断し得る幅
を有するもので、下型12と上型24の切断刃挿通用開
口部16,20,26に位置合わせされ、また切断刃4
1の尖った刃先42が突起21側となるようにして、上
端が押さえ板36の下面に取り付けられている。
【0018】次に、この発明の切断方法を、前記装置を
用いる場合について説明する。まず、前記押さえ板36
を上方に位置させて上型挟持面25と下型挟持面14,
19間の隙間を大にし、またスライド型18を下型本体
13から離れた状態にして、上型挟持面25と下型挟持
面14,19間にモール50を挿入する。そして、シリ
ンダ装置15の作動によりスライド型18を下型本体1
3に合体させ、スライド型の挟持面19及び下型本体の
挟持面14でモール50を支持する。このとき、モール
の切断予定部57を、切断刃挿通用開口部16,20,
26に位置させる。
【0019】次いで、プレス手段のシリンダ装置37の
作動により、押さえ板36を切断刃41とともに下降さ
せる。それにより、上型24がスプリング34,34で
押されて下降し、上型の挟持面25と下型の挟持面1
4,19間で、モールの切断予定部57に近接する部分
58,59が挟持される。その際、下型の突起21先端
はモールの切断予定部57に最も近接する部分に当接す
る。
【0020】そして、押さえ板36が切断刃41ととも
にさらに下降すると、上型と下型の挟持面25,14,
19間でモール50をさらに強く挟むようになり、その
状態で切断刃41がモールの切断予定部57を切断し始
める。その際、モールの非意匠面54側の樹脂55が硬
めの樹脂からなるため、非意匠面54側では金属製芯材
56の変形の恐れが少ない。また意匠面51側では、図
2に示されるように、軟らかめの樹脂53が突起21先
端で押されて窪み、金属製芯材56がほとんど樹脂53
を介することなく突起21先端で支持されるため変形の
恐れがない。
【0021】その後、プレス手段のシリンダ装置37の
作動により上型24及び切断刃41を上昇させ、また、
シリンダ装置15の作動によりスライド型18を下型本
体13から離して、切断後のモールを保持型11から抜
き取れば、切断部付近で金属製芯材56の変形のない所
望寸法のモールが得られる。
【0022】なお、切断予定部57に近接する部分の挟
持は、常にこの実施例のように切断予定部57の両側5
8,59で行なう必要はなく、一側58のみで挟持して
もよい。プレス手段31についても、前記図示のものに
限られず、公知のものが用いられる。
【0023】また、前記実施例においては断面が複雑形
状からなるモールの切断について示したが、この発明の
方法及び装置は前記形状をしたモールの切断に限られる
ものではなく、断面が略台形あるいは長方形のような単
純形状のモールの切断、またはモール以外の樹脂被覆製
品の切断にも適用される。さらに、金属製芯材の全周を
軟らかめの樹脂で、または硬めの樹脂で被覆した樹脂被
覆製品の切断にも適用される。それらの場合に、保持型
の下型はスライド型を有しない一つのもので形成される
こともある。
【0024】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
方法及び装置によれば、金属製芯材の変形を防止して樹
脂被覆製品を切断でき、美麗な切断面を有する切断製品
が得られる。また、丸鋸による切断と比べて騒音の低
さ、粉塵等の発生量の少なさ、切断刃の耐磨耗性の高さ
等において優れる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における切断装置の正面図
である。
【図2】その2−2切断端面図であって切断直前を示す
図である。
【図3】従来装置の一部を示す切断端面図である。
【図4】従来技術により切断された樹脂被覆製品の断面
図である。
【符号の説明】
11 保持型 12 下型 13 下型本体 14 下型本体の挟持面 18 スライド型 19 スライド型の挟持面 21 突起 24 上型 25 上型の挟持面 41 切断刃 50 樹脂被覆製品 57 切断予定部 53 軟らかめの樹脂 56 金属製芯材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製芯材を有する樹脂被覆製品の切断
    予定部に近接する部分を保持型で挟持しながら、前記切
    断予定部を切断刃で剪断する方法において、前記近接部
    分を挟持する保持型の挟持面に、前記切断刃による剪断
    方向とは反対方向へ突出する断面略くさび形の突起を設
    け、該突起により前記近接部分を支持しながら剪断する
    ことを特徴とする金属製芯材を有する樹脂被覆製品の切
    断方法。
  2. 【請求項2】 金属製芯材を有する樹脂被覆製品の切断
    予定部に近接する部分を挟持する保持型と、前記切断予
    定部を剪断する切断刃とを有する切断装置において、前
    記近接部分を挟持する保持型の挟持面に、前記切断刃に
    よる剪断方向とは反対方向へ突出する断面略くさび形の
    突起を設けたことを特徴とする切断装置。
JP5285781A 1993-10-20 1993-10-20 金属製芯材を有する樹脂被覆製品の切断方法及びその切断装置 Pending JPH07112396A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6401510B1 (en) 1999-04-07 2002-06-11 3M Innovative Properties Company Method for stamping a part from a multi-layered strip
JP2018176371A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 三菱電機株式会社 切断装置および切断方法
CN110900671A (zh) * 2019-12-06 2020-03-24 娄底高安环保科技有限公司 一种覆膜切断机用纸板防褶皱机构

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