JPH07112615B2 - かじり防止金型 - Google Patents

かじり防止金型

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JPH07112615B2
JPH07112615B2 JP27835586A JP27835586A JPH07112615B2 JP H07112615 B2 JPH07112615 B2 JP H07112615B2 JP 27835586 A JP27835586 A JP 27835586A JP 27835586 A JP27835586 A JP 27835586A JP H07112615 B2 JPH07112615 B2 JP H07112615B2
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剛 佐々木
義雄 山内
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,横抜きスライドを有し,孔等のある製品を成
形する金型に関するものである。
〔従来の技術〕
従来,例えば第3図に示すように,製品9フランジ部17
に孔10を形成し,その孔10の下方に突出部18を有するよ
うな製品9を成形する場合は,横抜きスライド4を有す
る金属で成形している。
この場合,孔10は形成する突当てピン3の下端面を傾斜
させ,当接片11との接触面積を小さくすることによっ
て,当接片11のかじりを少なくしようとしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし,この従来技術においては,かなり防止を満足に
行えるものではない。
すなわち,型締め時においては,第3図に示す型開きの
状態からキャビティー側2が下降し,それと共にアンギ
ュラピン5と突当てピン3も下降する。そして,アンギ
ュラピン5がスライド孔12の内方面22に当接するとその
押圧力によって横抜きスライド4が製品9側にスライド
し,それと同時に突当てピン3も下降を続け,この両者
が横方向と縦方向の移動をしながら当接することにな
る。従って,突当てピン3の先端が横抜きスライド4を
かじってしまい,突当てピン3および横抜きスライド4
の寿命を短くすると共に,ひいては製品9の精度にも悪
影響を与えるものとなっている。
又,この従来の金型においては,かじりを少なくすると
いう目的で,突当てピン3の下端面を傾斜させているた
め,当接片11との密着が不可能である。その結果,製品
9の孔10部分の成形精度が悪くなるといった弊害を生ん
でいた。
本発明は,これらの問題を解決するために考えられたも
ので,かじりが発生しないと共に,精度の高い製品を成
形する金型を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
そのため本発明は,製品9の底面を設定するコア側1
と,製品9の上面を設定するキャビティー側2と,キャ
ビティー側2から突出し,製品9の孔10等となる部分に
位置する突当てピン3と,コア側1に位置し,製品9側
に突当てピン3が当接する当接片11を有すると共に,逆
側にキャビティー側2からコア側1に向けて拡がるスラ
イド孔12を有する横抜きスライド4と,キャビティー側
2に組付けられ,スライド孔12よりやや小径で,スライ
ド孔12内を昇降動して横抜きスライド4を横方向にスラ
イドさせるアンギュラピン5とから成る金型に,以下の
特徴を持たせた。
まず,横抜きスライド4に縦にテーパー孔6を形成し,
キャビティー側2に,テーパー孔6に嵌入するテーパー
ピン7と,そのテーパーピン7に前記横抜きスライド4
を横方向にスライドさせる以上の押圧力を与える作動体
8とを設けた。そして,前記テーパーピン7の組付け位
置を,型締め時において,前記テーパー孔6に嵌入し,
そのテーパー孔6によってやや上方に持ち上げられた状
態になるよう設定した。
〔作用〕
上記構成とした本発明の作用を,第1図と第2図を参照
しながら説明する。
キャビティー側2が下降すると,テーパーピン7がテー
パー孔6に嵌入し,テーパーピン7がテーパー孔6のテ
ーパー面を押圧することによって横抜きスライド4が横
方向に所定の位置までスライドする。この状態を第1図
に示す。
次に,さらにキャビティー側2が下降することによって
突当てピン3も共に下降し,横抜きスライド4の当接片
11上面に当接する。この時,横抜きスライド4の横方向
へのスライドはすでに終了しているので,突当てピン3
が横抜きスライド4をかじることがない。又,この時,
すでにテーパー孔6に嵌入してそれ以上下降しないテー
パーピン7は,作動体8の押圧力に反してやや持ち上げ
られる。そして,これとほぼ同時にアンギュラピン5が
スライド孔12の内方面22を製品9側へ押圧し,強固な型
締めを達成する。この状態を第2図に示す。
逆に,型締めの状態から型開きの状態は,まずキャビテ
ィー側2が上昇すると,それと共にアンギュラピン5お
よび突当てピン3が上昇する。この時,やや持ち上げら
れた状態にあるテーパーピン7は,作動体8の押圧力に
よって横抜きスライド4を押圧して固定した状態にある
のでスライドしない。従って,突当てピン3によるかじ
りが発生しない。
キャビティー側2がさらに上昇すると,アンギュラピン
5がスライド孔12の外方面21に当接し,横抜きスライド
4を外方にスライドさせる。この時は,すでにテーパー
ピン7も上昇しており,テーパー孔6への押圧も解かれ
た状態にある。
〔実施例〕
一実施例を,第1図および第2図を参照しながら説明す
る。
この金型は合成樹脂製品9を成形するもので,キャビテ
ィー側2は,主としてキャビティー14と,それが一体的
に組付いたキャビティープレート16とから構成し,コア
側1はコアプレート15上に一体的に組付けられたコア13
と,横方向にスライド自在に組付けられた横抜きスライ
ド4,およびテーパー孔6を形成するガイド19とから構成
している。
作動体8は,渦巻きばねに限定されるものではなく,例
えば,板ばねあるいはシリンダー等,設計上の便宜に応
じて適宜設定するものである。
この実施例においては,フランジ部17に孔10を形成する
ものとしているが,特に孔10のみに限定されるものでは
なく,切欠部等といった孔10形成と同じような方法によ
って形成されるものをも含む。又,この孔10を形成する
部分はフランジ部17に限定されるものではなく,例えば
底壁に形成する場合等にも適用できるものである。
コア13と横抜きスライド4との間には,スライドスプリ
ング20を設け,アンギュラピン5あるいはテーパーピン
7によるコア13への押圧力を緩和し,横抜きスライド4
の外方へのスライドを容易にしている。このスライドス
プリング20は,渦巻きばねに限定されるものではない。
スライド孔12は,外方面21と内方面22との距離のみをア
ンギュラピン5の径よりやや大きく設定した長円形とし
ている。
テーパー孔6は,横抜きスライド4に直接形成しても,
あるいは図示実施例のようにガイド19に形成し,それを
横抜きスライド4に組付けても良い。
突当てピン3の下端面を,当接片11上面と平行に設定す
ると,その当接片11上面に密着出来,よって製品9の孔
10部分の精度を高くすることが出来る。
〔発明の効果〕
このように,横抜きスライド4にテーパー孔106を形成
すると共に,そのテーパー孔6に嵌入するテーパーピン
7を設けたことによって,かじりの発生を防止すること
が出来,そのためテーパーピン7および横抜きスライド
4の寿命を延ばすことが出来ると共に,精度の高い製品
9を提供出来る。
又,突当てピン3の下端面を当接片11上面と平行にした
ので製品9の精度も高くなる等,優れた効果を発揮する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示すもので,キャビティー側が下降
して,テーパーピンが横抜きスライドを製品側にスライ
ドさせた状態を示す断面図。 第2図は上記の状態からキャビティー側がさらに下降
し,型締めした状態を示す断面図。 第3図は,従来技術を示す断面図である。 符号の説明 1:コア側,2:キャビティー側,3:突当てピン,4:横抜きス
ライド,5:アンギュラピン,6:テーパー孔,7:テーパーピ
ン,8:作動体,9:製品,10:孔,11:当接片,12:スライド孔,1
3:コア,14:キャビティー,15:コアプレート,16:キャビテ
ィープレート,17:フランジ部,18:突出部,19:ガイド,20:
スライドスプリング,21:外方面,22:内方面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品(9)の底面を設定するコア側(1)
    と, 該製品(9)の上面を設定するキャビティー側(2)
    と, 該キャビティー側(2)から突出し,前記製品(9)の
    孔(10)等となる部分に位置する突当てピン(3)と, 前記コア側(1)に位置し,前記製品(9)側に前記突
    当てピン(3)が当接する当接片(11)を有すると共
    に,逆側にキャビティー側(2)からコア側(1)に向
    けて拡がるスライド孔(12)を有する横抜きスライド
    (4)と, 前記キャビティー側(2)に組付けられ,前記スライド
    孔(12)よりやや小径で,該スライド孔(12)内を昇降
    動して前記横抜きスライド(4)を横方向にスライドさ
    せるアンギュラピン(5)とから成る金型において, 前記横抜きスライド(4)に縦にテーパー孔(6)を形
    成すると共に,前記キャビティー側(2)に,該テーパ
    ー孔(6)に嵌入するテーパーピン(7)と,該テーパ
    ーピン(7)に前記横抜きスライド(4)を横方向にス
    ライドさせる以上の押圧力を与える作動体(8)とを設
    け,さらに前記テーパーピン(7)の組付け位置を,型
    締め時において,前記テーパー孔(6)に嵌入し,該テ
    ーパー孔(6)によってやや上方に持ち上げられた状態
    になるよう設定して成るかじり防止金型。
  2. 【請求項2】前記突当てピン(3)の下端面を,前記当
    接片(11)上面に対して平行に設定して成る特許請求の
    範囲第1項に記載のかじり防止金型。
JP27835586A 1986-11-21 1986-11-21 かじり防止金型 Expired - Fee Related JPH07112615B2 (ja)

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