JPH037256Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037256Y2 JPH037256Y2 JP12717783U JP12717783U JPH037256Y2 JP H037256 Y2 JPH037256 Y2 JP H037256Y2 JP 12717783 U JP12717783 U JP 12717783U JP 12717783 U JP12717783 U JP 12717783U JP H037256 Y2 JPH037256 Y2 JP H037256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic pressure
- receiving surface
- input shaft
- pressure receiving
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油圧を利用してブレーキ力を倍力する
装置、特に、倍力比を可変できる油圧可変倍力装
置に関する。
装置、特に、倍力比を可変できる油圧可変倍力装
置に関する。
車両のブレーキ力は各ホイールシリンダに加わ
る油圧に応じ変化する。このホイールシリンダへ
の圧油はブレーキ用のマスタシリンダ内のピスト
ンの作動により発生する。このピストンへの押圧
力としてペダルの踏力を直接加えると共に、加圧
流体の圧力受面を形成されたパワーピストンを用
い、押圧力を倍力する手段が知られている。この
内、油圧を利用した油圧倍力装置は、たとえばパ
ワーステアリングの油圧系に並列的に接続でき、
装着率が上昇している。ところで、従来のブレー
キ用の油圧倍力装置は高油圧を受けるパワーピス
トンの油圧受面の面積が一定であり、油圧を一定
とすると倍力比が一定となる。即ち、第1図に示
すように、ブレーキペダルから油圧倍力装置内の
入力軸に伝わる入力(これは踏力とほぼ一致す
る)に対し、倍力を行なわない場合、破線aに対
応する出力がマスタシリンダ側に伝えられるのみ
であり、倍力を行なうと、入力に対し実線bに対
応する出力がマスタシリンダ側に伝えられ、大き
なブレーキ力を得られる。しかし、このような従
来の油圧倍力装置付のブレーキ装置を操作する場
合、同一路面条件においては、軽積時より積車時
のほうがブレーキ力をより大きく必要とすること
により、入力、即ち、踏力をも同じく大きく必要
とする。このように、車両重量が大きな時、ペダ
ルへの踏力を大きく必要とすることにより積荷重
量が大の状態でブレーキペダルを踏んでいると足
が疲労しやすく、ブレーキ操作性が悪化する不都
合がある。
る油圧に応じ変化する。このホイールシリンダへ
の圧油はブレーキ用のマスタシリンダ内のピスト
ンの作動により発生する。このピストンへの押圧
力としてペダルの踏力を直接加えると共に、加圧
流体の圧力受面を形成されたパワーピストンを用
い、押圧力を倍力する手段が知られている。この
内、油圧を利用した油圧倍力装置は、たとえばパ
ワーステアリングの油圧系に並列的に接続でき、
装着率が上昇している。ところで、従来のブレー
キ用の油圧倍力装置は高油圧を受けるパワーピス
トンの油圧受面の面積が一定であり、油圧を一定
とすると倍力比が一定となる。即ち、第1図に示
すように、ブレーキペダルから油圧倍力装置内の
入力軸に伝わる入力(これは踏力とほぼ一致す
る)に対し、倍力を行なわない場合、破線aに対
応する出力がマスタシリンダ側に伝えられるのみ
であり、倍力を行なうと、入力に対し実線bに対
応する出力がマスタシリンダ側に伝えられ、大き
なブレーキ力を得られる。しかし、このような従
来の油圧倍力装置付のブレーキ装置を操作する場
合、同一路面条件においては、軽積時より積車時
のほうがブレーキ力をより大きく必要とすること
により、入力、即ち、踏力をも同じく大きく必要
とする。このように、車両重量が大きな時、ペダ
ルへの踏力を大きく必要とすることにより積荷重
量が大の状態でブレーキペダルを踏んでいると足
が疲労しやすく、ブレーキ操作性が悪化する不都
合がある。
本考案は入力を規制することにより、軽車時と
積車時の踏力の差を少なくできる油圧可変倍力装
置を提供することを目的とする。
積車時の踏力の差を少なくできる油圧可変倍力装
置を提供することを目的とする。
本考案による油圧可変倍力装置はペダルの踏力
により軸方向に移動する入力軸と、ブレーキ用マ
スタシリンダに押圧力を加える出力軸と、油圧を
受けることにより同出力軸を上記ブレーキ用マス
タシリンダ方向へ押圧する押圧力を発生する主油
圧受面を有するとともに同出力軸と一体的に設け
られ上記入力軸の移動に応じて移動するピストン
部と、油圧源から同主油圧受面に油を送る油路に
設けられ上記入力軸の移動に応じて同主油圧受面
に供給される油圧を調整するスプール弁とから成
るもので、特に、上記入力軸に形成されるととも
に油圧を受けることにより同入力軸を上記ピスト
ン部の出力軸押圧方向と反対方向に押圧する副油
圧受面と、上記油路から分岐されて上記副油圧受
面に連通する副油路と、同副油路に設けられ同副
油路を開閉する切換弁と、車体に設けられた積荷
重量を検出するセンサからの信号により積荷重量
が所定値よりも少ないときに同切換弁に開信号を
送るコントローラとから構成されたことを特徴と
する。
により軸方向に移動する入力軸と、ブレーキ用マ
スタシリンダに押圧力を加える出力軸と、油圧を
受けることにより同出力軸を上記ブレーキ用マス
タシリンダ方向へ押圧する押圧力を発生する主油
圧受面を有するとともに同出力軸と一体的に設け
られ上記入力軸の移動に応じて移動するピストン
部と、油圧源から同主油圧受面に油を送る油路に
設けられ上記入力軸の移動に応じて同主油圧受面
に供給される油圧を調整するスプール弁とから成
るもので、特に、上記入力軸に形成されるととも
に油圧を受けることにより同入力軸を上記ピスト
ン部の出力軸押圧方向と反対方向に押圧する副油
圧受面と、上記油路から分岐されて上記副油圧受
面に連通する副油路と、同副油路に設けられ同副
油路を開閉する切換弁と、車体に設けられた積荷
重量を検出するセンサからの信号により積荷重量
が所定値よりも少ないときに同切換弁に開信号を
送るコントローラとから構成されたことを特徴と
する。
このような油圧可変倍力装置は、車体の積荷重
量が所定値以下の時に、スプール弁を介して油路
側につづく主油圧室に圧油を導びき、その油圧を
ピストン部の主油圧受面で受けると同時に入力軸
を出力軸押圧方向と反対の方向に押圧する副油圧
受面でも受け、入力軸に加わる踏力の一部を油圧
により押さえてピストン部より出力軸に向う押圧
力の一部を規制し、他方、車体の積荷重量が所定
値を上回る時、副油圧受面に向う油圧を断つて入
力軸の踏力をそのままピストン部に伝え、このピ
ストン部がより倍力された押圧力を出力軸に伝え
るように作用する。
量が所定値以下の時に、スプール弁を介して油路
側につづく主油圧室に圧油を導びき、その油圧を
ピストン部の主油圧受面で受けると同時に入力軸
を出力軸押圧方向と反対の方向に押圧する副油圧
受面でも受け、入力軸に加わる踏力の一部を油圧
により押さえてピストン部より出力軸に向う押圧
力の一部を規制し、他方、車体の積荷重量が所定
値を上回る時、副油圧受面に向う油圧を断つて入
力軸の踏力をそのままピストン部に伝え、このピ
ストン部がより倍力された押圧力を出力軸に伝え
るように作用する。
以下、本考案を添付図面と共に説明する。第2
図にはブレーキ用のマスタシリンダ1とブレーキ
ペダル2との間に配設される油圧可変倍力装置3
を示した。この油圧可変倍力装置3はパワーステ
アリング4に用いられるオイルポンプ5やアキユ
ムレータ(図示しないポンプ要素との間に分流弁
を付加してもよい)6に対し、このパワーステア
リングと共に、並列的に接続される。マスタシリ
ンダ1は油圧パイプを介し、各ホイールシリンダ
7に接続されており、マスタシリンダの加圧作動
に連動し、各ホイールシリンダが各車輪8にブレ
ーキ力を加えるよう形成される。
図にはブレーキ用のマスタシリンダ1とブレーキ
ペダル2との間に配設される油圧可変倍力装置3
を示した。この油圧可変倍力装置3はパワーステ
アリング4に用いられるオイルポンプ5やアキユ
ムレータ(図示しないポンプ要素との間に分流弁
を付加してもよい)6に対し、このパワーステア
リングと共に、並列的に接続される。マスタシリ
ンダ1は油圧パイプを介し、各ホイールシリンダ
7に接続されており、マスタシリンダの加圧作動
に連動し、各ホイールシリンダが各車輪8にブレ
ーキ力を加えるよう形成される。
油圧可変倍力装置3は第3図に示すように、枠
体9内にブレーキペダル2と連結される入力軸1
0とこれと同一線上に配備され、かつ、マスタシ
リンダ1内の図示しないピストンに押圧力を加え
る出力軸11とを各々摺動自在に支持する。出力
軸の一端にはピストン部12が一体的に形成さ
れ、これは戻しばね20により停止位置P0に押
圧支持される。ピストン部12はその端面を主油
圧受面14として形成され、これを主油圧室15
に突入させている。この主油圧受面には、一端が
後述するスプール弁16に連結するレバー13の
他端が、紙面垂直方向に向うピン17を介し連結
される。レバー13はそのピン17側近傍に入力
軸10側の中空の連結部材18をピン19により
同じく連結する。この連結部材は枠体9に回動不
可、摺動自在に嵌合され、戻しばね21を介し入
力軸10の本体側を戻し方向Aに押圧し、停止位
置(第3図に実線で示す位置)P1に支持する。
体9内にブレーキペダル2と連結される入力軸1
0とこれと同一線上に配備され、かつ、マスタシ
リンダ1内の図示しないピストンに押圧力を加え
る出力軸11とを各々摺動自在に支持する。出力
軸の一端にはピストン部12が一体的に形成さ
れ、これは戻しばね20により停止位置P0に押
圧支持される。ピストン部12はその端面を主油
圧受面14として形成され、これを主油圧室15
に突入させている。この主油圧受面には、一端が
後述するスプール弁16に連結するレバー13の
他端が、紙面垂直方向に向うピン17を介し連結
される。レバー13はそのピン17側近傍に入力
軸10側の中空の連結部材18をピン19により
同じく連結する。この連結部材は枠体9に回動不
可、摺動自在に嵌合され、戻しばね21を介し入
力軸10の本体側を戻し方向Aに押圧し、停止位
置(第3図に実線で示す位置)P1に支持する。
入力軸10は一端がペダル連結端101、他端
が主押圧端102として形成され、これは連結部
材18内より突出し、レバー13の両ピン17,
19の間に当接可能に配備される。更に、入力軸
の中央部にはその外径を段状に増大させる副油圧
受面としての環状油圧受面103が形成される。
この面はテーパ状を呈し、戻し方向Aへの油圧を
受けるよう形成される。なお、入力軸10は、こ
れが停止位置P1にある時、その小径部側の内の
主押圧端102側の一部を枠体9側の小径内壁に
当接している。そして、この入力軸の大径部側を
枠体側の大径内壁の一部に当接している。このた
め入力軸10の小径部側の残りの一部と枠体9側
の大径内壁の残りの一部とが対向する部分は環状
油圧室30として形成される。この環状油圧室3
0の軸方向長さLは、枠体9側のテーパ面状のス
トツパ壁901に停止位置P1にある入力軸上の
環状油圧受面103が当接するまでに要する摺動
ストロークとなる。環状油圧室30はオイルポン
プ5側につづく油路上にある主油圧室15に対し
て副油路22を介し連通可能である。この副油路
はその途中に三方弁として働く切換弁23を備
え、この切換弁がオフ状態で副油路22が連通
し、オン状態だと副油路22は断たれ、環状油圧
室30がリザーバ24側に連通する。第2図に示
すようにこの切換弁はコントローラ25に接続さ
れる。コントローラ25は車両の積荷重量を検出
する荷重センサ26の出力に基づき、これが設定
値を上回ると切換弁23にオン信号を出力する。
第3図に示すように、枠体9内には出力軸11と
平行な方向に長いガイド穴31が形成され、これ
に摺動自在にスプール弁16が嵌合する、スプー
ル弁16はその中央に連結穴161をほぼ全長に
わたり形成され、これによりほぼ両端部間の圧力
差を除去している。このスプール弁はその一端を
主油圧室15に突入させ、レバー13の上端のu
字溝にピン27を介し係合する。この場合、スプ
ール弁16は主油圧室15内の圧力を両端部で受
けるため、レバー13による押圧力と、戻しばね
26による押圧力のみにより作動する。このスプ
ール弁の胴部には環状凹部162が形成され、こ
こには連結穴161に連通する横穴163が開口
している。入力軸10が停止位置P1にある時、
レバー13はスプール弁16を第3図に実線で示
す停止位置P2に支持する。この場合ガイド穴3
1に続く2つの開口の内、流出口28は環状凹部
162に対向し、流入口29は環状凹部と遮断さ
れている。なお、流入口29はポンプ5側に、流
出口28はリザーバ24側にそれぞれ連通してい
る。
が主押圧端102として形成され、これは連結部
材18内より突出し、レバー13の両ピン17,
19の間に当接可能に配備される。更に、入力軸
の中央部にはその外径を段状に増大させる副油圧
受面としての環状油圧受面103が形成される。
この面はテーパ状を呈し、戻し方向Aへの油圧を
受けるよう形成される。なお、入力軸10は、こ
れが停止位置P1にある時、その小径部側の内の
主押圧端102側の一部を枠体9側の小径内壁に
当接している。そして、この入力軸の大径部側を
枠体側の大径内壁の一部に当接している。このた
め入力軸10の小径部側の残りの一部と枠体9側
の大径内壁の残りの一部とが対向する部分は環状
油圧室30として形成される。この環状油圧室3
0の軸方向長さLは、枠体9側のテーパ面状のス
トツパ壁901に停止位置P1にある入力軸上の
環状油圧受面103が当接するまでに要する摺動
ストロークとなる。環状油圧室30はオイルポン
プ5側につづく油路上にある主油圧室15に対し
て副油路22を介し連通可能である。この副油路
はその途中に三方弁として働く切換弁23を備
え、この切換弁がオフ状態で副油路22が連通
し、オン状態だと副油路22は断たれ、環状油圧
室30がリザーバ24側に連通する。第2図に示
すようにこの切換弁はコントローラ25に接続さ
れる。コントローラ25は車両の積荷重量を検出
する荷重センサ26の出力に基づき、これが設定
値を上回ると切換弁23にオン信号を出力する。
第3図に示すように、枠体9内には出力軸11と
平行な方向に長いガイド穴31が形成され、これ
に摺動自在にスプール弁16が嵌合する、スプー
ル弁16はその中央に連結穴161をほぼ全長に
わたり形成され、これによりほぼ両端部間の圧力
差を除去している。このスプール弁はその一端を
主油圧室15に突入させ、レバー13の上端のu
字溝にピン27を介し係合する。この場合、スプ
ール弁16は主油圧室15内の圧力を両端部で受
けるため、レバー13による押圧力と、戻しばね
26による押圧力のみにより作動する。このスプ
ール弁の胴部には環状凹部162が形成され、こ
こには連結穴161に連通する横穴163が開口
している。入力軸10が停止位置P1にある時、
レバー13はスプール弁16を第3図に実線で示
す停止位置P2に支持する。この場合ガイド穴3
1に続く2つの開口の内、流出口28は環状凹部
162に対向し、流入口29は環状凹部と遮断さ
れている。なお、流入口29はポンプ5側に、流
出口28はリザーバ24側にそれぞれ連通してい
る。
このような油圧可変倍力装置3の作動を説明す
る。図示しないエンジンの駆動により油圧ポンプ
5が作動し、アキユムレータ6を介しパワーアテ
アリング装置4と共に油圧可変倍力装置3が圧油
を受ける。まず、積荷重量が少ないとコントロー
ラ25はオン信号を発しない。この状態でブレー
キペダル2を踏むと、入力軸10は入力としての
踏力F1を受け、初期作動する。この作動は戻し
ばね21を介し連結部材18に伝わり、この作動
はピン17を支点として反時計方向にレバー13
を回動させ、スプール弁16を停止位置P2より
第4図に示す作動位置P3に向け踏力F1の値に応
じ摺動させる。すると、流出口28は閉じ、流入
口29が環状凹部162に所定量対向し、この流
入口の開口量に応じた値の圧油が主油圧室15に
流入する。この時主油圧室15と環状油圧室30
は副油路22を介し連通しているため、油圧を環
状油圧受面103が受けており、入力軸10には
踏力F1と逆向きの踏力を低減させる規制力F11が
働く(第5図参照)。このため、ピストン部12
は入力軸の主押圧端101よりレバー13を介し
規制済踏力F2(=F1−F11)を受けると共に、主
油圧受面14に油圧力F3を受け、これらの合力
である軽車時出力F4をマスタシリンダ1に作用
させる。このマスタシリンダ1からの圧油によ
り、各ホイールシリンダ7がブレーキ力を発生さ
せる。一方、積荷重量が設定値を超えていると、
コントローラ25はオン信号を切換弁23に出力
するため、環状油圧室30はリザーバ24に連通
する。この状態でブレーキペダル2を踏むと、踏
力F1により、まずスプール弁16が踏力F1の値
に応じた量だけ切換作動して主油圧室15に所定
レベルの圧油が供給される。この時主油圧室15
と環状油圧室30とは遮断され、入力軸10は規
制力を受けず踏力F1をほぼそのままピストン部
12に伝える。このため、ピストン部は踏力F1
と、油圧力F3を受け、それらの合力である積車
時出力F5をマスタシリンダ1に作用させる。な
お、ピストン部12はこれが受ける油圧力F3と
入力としての踏力に基づき、マスタシリンダ7に
油圧を発生させており、軽積時にある車両に油圧
力によりほぼ十分のブレーキ力を加えることがで
きるよう、主油圧受面14の面積を十分な大きさ
に形成してある。
る。図示しないエンジンの駆動により油圧ポンプ
5が作動し、アキユムレータ6を介しパワーアテ
アリング装置4と共に油圧可変倍力装置3が圧油
を受ける。まず、積荷重量が少ないとコントロー
ラ25はオン信号を発しない。この状態でブレー
キペダル2を踏むと、入力軸10は入力としての
踏力F1を受け、初期作動する。この作動は戻し
ばね21を介し連結部材18に伝わり、この作動
はピン17を支点として反時計方向にレバー13
を回動させ、スプール弁16を停止位置P2より
第4図に示す作動位置P3に向け踏力F1の値に応
じ摺動させる。すると、流出口28は閉じ、流入
口29が環状凹部162に所定量対向し、この流
入口の開口量に応じた値の圧油が主油圧室15に
流入する。この時主油圧室15と環状油圧室30
は副油路22を介し連通しているため、油圧を環
状油圧受面103が受けており、入力軸10には
踏力F1と逆向きの踏力を低減させる規制力F11が
働く(第5図参照)。このため、ピストン部12
は入力軸の主押圧端101よりレバー13を介し
規制済踏力F2(=F1−F11)を受けると共に、主
油圧受面14に油圧力F3を受け、これらの合力
である軽車時出力F4をマスタシリンダ1に作用
させる。このマスタシリンダ1からの圧油によ
り、各ホイールシリンダ7がブレーキ力を発生さ
せる。一方、積荷重量が設定値を超えていると、
コントローラ25はオン信号を切換弁23に出力
するため、環状油圧室30はリザーバ24に連通
する。この状態でブレーキペダル2を踏むと、踏
力F1により、まずスプール弁16が踏力F1の値
に応じた量だけ切換作動して主油圧室15に所定
レベルの圧油が供給される。この時主油圧室15
と環状油圧室30とは遮断され、入力軸10は規
制力を受けず踏力F1をほぼそのままピストン部
12に伝える。このため、ピストン部は踏力F1
と、油圧力F3を受け、それらの合力である積車
時出力F5をマスタシリンダ1に作用させる。な
お、ピストン部12はこれが受ける油圧力F3と
入力としての踏力に基づき、マスタシリンダ7に
油圧を発生させており、軽積時にある車両に油圧
力によりほぼ十分のブレーキ力を加えることがで
きるよう、主油圧受面14の面積を十分な大きさ
に形成してある。
上述の油圧可変倍力装置3によれば、第6図に
示すように、踏力F1を一定としても、これが軽
積時には破線で示すように、常に規制力F11によ
り低減し、ピストン部12に加わる入力としては
規制済踏力F2(=F1−F11)のみが加わり、これ
と油圧力F3からなる倍力された軽車時出力F4が
出力される。これに対し、同じ踏力F1でも、積
車時には踏力F1と油圧力F3からなる倍力された
積車時出力F5が出力される。このため踏力F1を
運転者にとつて比較的疲労を生じさせない値に前
以つて設定すれば、踏力F1が一定でも規制力F11
分だけ積車時出力F5は大きく、この分ブレーキ
力も大きくなる。しかも、軽積時と積車時のブレ
ーキペダル操作力は同じであり、これによる疲労
度は低く押えられる利点がある。
示すように、踏力F1を一定としても、これが軽
積時には破線で示すように、常に規制力F11によ
り低減し、ピストン部12に加わる入力としては
規制済踏力F2(=F1−F11)のみが加わり、これ
と油圧力F3からなる倍力された軽車時出力F4が
出力される。これに対し、同じ踏力F1でも、積
車時には踏力F1と油圧力F3からなる倍力された
積車時出力F5が出力される。このため踏力F1を
運転者にとつて比較的疲労を生じさせない値に前
以つて設定すれば、踏力F1が一定でも規制力F11
分だけ積車時出力F5は大きく、この分ブレーキ
力も大きくなる。しかも、軽積時と積車時のブレ
ーキペダル操作力は同じであり、これによる疲労
度は低く押えられる利点がある。
第1図は従来の油圧倍力装置による入力−出力
特性線図、第2図は本考案の一実施例としての油
圧可変倍力装置の概略構成図、第3図は同上装置
の主要部断面図、第4図は同上装置のスプール弁
の拡大作動説明図、第5図は同上装置の入力軸の
作動説明図、第6図は同上装置の入力−出力特性
線図をそれぞれ示している。 1……マスタシリンダ、2……ブレーキペダ
ル、3……油圧可変倍力装置、10……入力軸、
11……出力軸、103……環状油圧受面、12
……ピストン部、13……レバー、14……主油
圧受面、15……主油圧室、16……スプール
弁、22……副油路、23……切換弁。
特性線図、第2図は本考案の一実施例としての油
圧可変倍力装置の概略構成図、第3図は同上装置
の主要部断面図、第4図は同上装置のスプール弁
の拡大作動説明図、第5図は同上装置の入力軸の
作動説明図、第6図は同上装置の入力−出力特性
線図をそれぞれ示している。 1……マスタシリンダ、2……ブレーキペダ
ル、3……油圧可変倍力装置、10……入力軸、
11……出力軸、103……環状油圧受面、12
……ピストン部、13……レバー、14……主油
圧受面、15……主油圧室、16……スプール
弁、22……副油路、23……切換弁。
Claims (1)
- ペダルの踏力により軸方向に移動する入力軸
と、ブレーキ用マスタシリンダに押圧力を加える
出力軸と、油圧を受けることにより同出力軸を上
記ブレーキ用マスタシリンダ方向へ押圧する押圧
力を発生する主油圧受面を有するとともに同出力
軸と一体的に設けられ上記入力軸の移動に応じて
移動するピストン部と、油圧源から同主油圧受面
に油を送る油路に設けられ上記入力軸の移動に応
じて同主油圧受面に供給される油圧を調整するス
プール弁とから成るものにおいて、上記入力軸に
形成されるとともに油圧を受けることにより同入
力軸を上記ピストン部の出力軸押圧方向と反対方
向に押圧する副油圧受面と、上記油路から分岐さ
れて上記副油圧受面に連通する副油路と、同副油
路に設けられ同副油路を開閉する切換弁と、車体
に設けられた積荷重量を検出するセンサからの信
号により積荷重量が所定値よりも少ないときに同
切換弁に開信号を送るコントローラとから構成さ
れたことを特徴とする油圧可変倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12717783U JPS6034062U (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 油圧可変倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12717783U JPS6034062U (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 油圧可変倍力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6034062U JPS6034062U (ja) | 1985-03-08 |
| JPH037256Y2 true JPH037256Y2 (ja) | 1991-02-22 |
Family
ID=30288940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12717783U Granted JPS6034062U (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 油圧可変倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034062U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5150740B2 (ja) | 2011-01-21 | 2013-02-27 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
-
1983
- 1983-08-17 JP JP12717783U patent/JPS6034062U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6034062U (ja) | 1985-03-08 |
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