JPH0858561A - 液圧倍力装置 - Google Patents
液圧倍力装置Info
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- JPH0858561A JPH0858561A JP6192994A JP19299494A JPH0858561A JP H0858561 A JPH0858561 A JP H0858561A JP 6192994 A JP6192994 A JP 6192994A JP 19299494 A JP19299494 A JP 19299494A JP H0858561 A JPH0858561 A JP H0858561A
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 title abstract description 14
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 10
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 5
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- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】液圧倍力装置内に形成されている受圧面積を特
定の関係とすることにより、交差点などでブレーキを掛
け、車両が一端停止した後に、運転者のブレーキペダル
の踏み込み力が無意識に僅かに軽減した場合でもブレー
キ力の低下を防止する。 【構成】 液圧倍力装置では、シリンダ内径部断面積A
S 、スリーブの断面積B S 、減圧弁A内のピストンの断
面積CS 、アクションピストンの断面積DS とした場
合、これらの面積は次のような関係を有するように構成
されている。 AS ≧(BS −DS )+CS → CS ≦AS −
(BS −DS ) この結果、車両停止時において運転者のブレーキペダル
の踏み込み力が無意識に僅かに軽減した場合でも、ブレ
ーキ液圧の低減を防止できる。
定の関係とすることにより、交差点などでブレーキを掛
け、車両が一端停止した後に、運転者のブレーキペダル
の踏み込み力が無意識に僅かに軽減した場合でもブレー
キ力の低下を防止する。 【構成】 液圧倍力装置では、シリンダ内径部断面積A
S 、スリーブの断面積B S 、減圧弁A内のピストンの断
面積CS 、アクションピストンの断面積DS とした場
合、これらの面積は次のような関係を有するように構成
されている。 AS ≧(BS −DS )+CS → CS ≦AS −
(BS −DS ) この結果、車両停止時において運転者のブレーキペダル
の踏み込み力が無意識に僅かに軽減した場合でも、ブレ
ーキ液圧の低減を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧源から供給される
液圧を利用して倍力を行う液圧倍力装置に関するもので
あり、特に交差点などでブレーキを掛け、車両が一端停
止した状態で、ブレーキペダルの踏み込み力が僅かに軽
減した状態でも、ブレーキ作用力が低下しないようにし
たヒステリシスを有する液圧倍力装置に関するものであ
る。
液圧を利用して倍力を行う液圧倍力装置に関するもので
あり、特に交差点などでブレーキを掛け、車両が一端停
止した状態で、ブレーキペダルの踏み込み力が僅かに軽
減した状態でも、ブレーキ作用力が低下しないようにし
たヒステリシスを有する液圧倍力装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】液圧倍力装置は例えば自動車の液圧ブレ
ーキ装置において操作力を倍力するために用いられてい
る。この種の液圧倍力装置は、実公平3−31653号
公報に示されているように、一般に、パワー液圧室の液
圧によって作動するパワーピストンと、操作部材の操作
に応じて作動する入力ピストンと、パワーピストンと入
力ピストンとの間に設けられ、両ピストンの相対移動に
より作動させられてパワー液圧室の液圧を制御する制御
弁とを備えるように構成されている。
ーキ装置において操作力を倍力するために用いられてい
る。この種の液圧倍力装置は、実公平3−31653号
公報に示されているように、一般に、パワー液圧室の液
圧によって作動するパワーピストンと、操作部材の操作
に応じて作動する入力ピストンと、パワーピストンと入
力ピストンとの間に設けられ、両ピストンの相対移動に
より作動させられてパワー液圧室の液圧を制御する制御
弁とを備えるように構成されている。
【0003】この装置では、操作部材の操作に応じて入
力ピストンが前進すれば制御弁がパワー液圧室の液圧を
上昇させる状態となり、これによってパワーピストンが
前進し、マスタシリンダのプッシュロッドを押圧して、
操作者のブレーキぺダルの踏力を軽減するようにしてい
る。そしてこの時、パワー液圧室の液圧を入力ピストン
にも比較的小さい受圧面において作用させて、パワーピ
ストンの作動力に比例した反力が入力ピストンに作用
し、操作者が液圧倍力装置の出力の増大を感知し得るよ
うにされている。
力ピストンが前進すれば制御弁がパワー液圧室の液圧を
上昇させる状態となり、これによってパワーピストンが
前進し、マスタシリンダのプッシュロッドを押圧して、
操作者のブレーキぺダルの踏力を軽減するようにしてい
る。そしてこの時、パワー液圧室の液圧を入力ピストン
にも比較的小さい受圧面において作用させて、パワーピ
ストンの作動力に比例した反力が入力ピストンに作用
し、操作者が液圧倍力装置の出力の増大を感知し得るよ
うにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記のよ
うな液圧倍力装置では、作動時の操作反力が所定の受圧
面積に作用する液圧力により決定されるため、操作反力
は押し込み時と戻し時とも同じであり、このため、たと
えば交差点などでブレーキを掛け、車両が一端停止した
後に、運転者のブレーキペダルの踏み込み力が無意識に
僅かに軽減した場合、ブレーキ液圧も敏感に反応して低
減し、ブレーキ力が低下し、特にAT車の場合等はクリ
ープ現象により車両が前進してしまうという不都合があ
った。このため、運転車は、車両停止時においても踏力
低下をしないように注意を払う必要があった。また、上
記液圧倍力装置は、パワーピストンを制御する制御弁が
パワーピストンと入力ピストンとの間に設けられ、両ピ
ストンの相対移動により作動させられる構成であり、且
つ、倍力された操作力をパワーピストンと直列に配置さ
れた従来公知のマスタシリンダのプッシュロッドに伝達
する構成となっているため、装置全体として軸方向の長
さが長くなり小型化が困難であり、そのための取り付け
スペースも必要となり、また、製造コストも高価となる
等の問題点があった。
うな液圧倍力装置では、作動時の操作反力が所定の受圧
面積に作用する液圧力により決定されるため、操作反力
は押し込み時と戻し時とも同じであり、このため、たと
えば交差点などでブレーキを掛け、車両が一端停止した
後に、運転者のブレーキペダルの踏み込み力が無意識に
僅かに軽減した場合、ブレーキ液圧も敏感に反応して低
減し、ブレーキ力が低下し、特にAT車の場合等はクリ
ープ現象により車両が前進してしまうという不都合があ
った。このため、運転車は、車両停止時においても踏力
低下をしないように注意を払う必要があった。また、上
記液圧倍力装置は、パワーピストンを制御する制御弁が
パワーピストンと入力ピストンとの間に設けられ、両ピ
ストンの相対移動により作動させられる構成であり、且
つ、倍力された操作力をパワーピストンと直列に配置さ
れた従来公知のマスタシリンダのプッシュロッドに伝達
する構成となっているため、装置全体として軸方向の長
さが長くなり小型化が困難であり、そのための取り付け
スペースも必要となり、また、製造コストも高価となる
等の問題点があった。
【0005】そこで本発明は、液圧倍力装置内に形成さ
れている受圧面積を特定の関係とすることにより、運転
者のブレーキペダルの踏み込み力が無意識に僅かに軽減
した場合でも、ブレーキ液圧の低減を防止できるよう、
ペダル踏力と発生液圧との関係にヒステリシスをもたせ
ることにより、上記の問題点を解決せんとするものであ
り、また、パワー液圧室を減圧できる減圧弁の開閉を、
減圧弁を構成するピストンの相対移動により行うように
するとともに、操作部材の移動と略同時にパワー液圧室
内に高い液圧を導入できるように流通弁の開閉をプライ
マリピストンの移動とは切り離した構成とすることによ
り、構成が簡単で且つ液漏れの発生を防止できる液圧倍
力装置を提供せんとするものである。
れている受圧面積を特定の関係とすることにより、運転
者のブレーキペダルの踏み込み力が無意識に僅かに軽減
した場合でも、ブレーキ液圧の低減を防止できるよう、
ペダル踏力と発生液圧との関係にヒステリシスをもたせ
ることにより、上記の問題点を解決せんとするものであ
り、また、パワー液圧室を減圧できる減圧弁の開閉を、
減圧弁を構成するピストンの相対移動により行うように
するとともに、操作部材の移動と略同時にパワー液圧室
内に高い液圧を導入できるように流通弁の開閉をプライ
マリピストンの移動とは切り離した構成とすることによ
り、構成が簡単で且つ液漏れの発生を防止できる液圧倍
力装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、シリ
ンダボディ1と、前記シリンダボディ1に固定したスリ
ーブ内径部に摺動自在に嵌合しているブースタピストン
と、同ブースタピストンに摺動自在に配置され第1出力
液圧室に液圧を発生するプライマリーピストンと、前記
プライマリーピストンの作動に応動して第2出力液圧室
に液圧を発生するセカンダリーピストンと、前記ブース
タピストンに高い液圧を作用させるパワー液圧室40
と、前記プライマリーピストンとアクションピストンと
の間に設けられかつ前記パワー液圧室40とリザーバ2
との連通を開閉する減圧弁Aと、前記出力液圧室に発生
した液圧により作動され液圧源と前記パワー液圧室とを
連通する液圧導入弁Cとを備えている液圧倍力装置にお
いて、同装置は、前記シリンダ内径部断面積をAS 、ス
リーブ内径部の断面積をBS 、減圧弁A内のピストンの
断面積をCS 、アクションピストンの断面積をDS とし
た時に、前記断面積間に AS ≧(BS −DS )
+CSの関係があることを特徴とするものであり、これ
を課題解決の手段とするものである。
ンダボディ1と、前記シリンダボディ1に固定したスリ
ーブ内径部に摺動自在に嵌合しているブースタピストン
と、同ブースタピストンに摺動自在に配置され第1出力
液圧室に液圧を発生するプライマリーピストンと、前記
プライマリーピストンの作動に応動して第2出力液圧室
に液圧を発生するセカンダリーピストンと、前記ブース
タピストンに高い液圧を作用させるパワー液圧室40
と、前記プライマリーピストンとアクションピストンと
の間に設けられかつ前記パワー液圧室40とリザーバ2
との連通を開閉する減圧弁Aと、前記出力液圧室に発生
した液圧により作動され液圧源と前記パワー液圧室とを
連通する液圧導入弁Cとを備えている液圧倍力装置にお
いて、同装置は、前記シリンダ内径部断面積をAS 、ス
リーブ内径部の断面積をBS 、減圧弁A内のピストンの
断面積をCS 、アクションピストンの断面積をDS とし
た時に、前記断面積間に AS ≧(BS −DS )
+CSの関係があることを特徴とするものであり、これ
を課題解決の手段とするものである。
【0007】
【作用】液圧倍力装置では、シリンダ内径部断面積をA
S 、スリーブ内径部の断面積をBS 、減圧弁A内のピス
トンの断面積をCS 、アクションピストンの断面積をD
S とした時に、前述した各断面積が次のような関係を有
するように構成されている。 AS ≧(BS −DS )+CS → CS ≦AS −
(BS −DS ) 上記のような関係とすることにより、車両停止時におい
て運転者のブレーキペダルの踏み込み力が無意識に僅か
に軽減した場合でも、ブレーキ液圧の低減を防止でき
る。即ち、上記の関係から加圧時発生圧力に釣り合う操
作力は、P(AS −BS +DS )となり、減圧時発生液
圧に釣り合う操作力は、P〔AS /(BS −DS +
CS )〕CS となり、以上のことから、AS −(BS −
DS )即ち、倍力比を決定するための面積差と、液圧の
作用力を直接的にアクションピストン16に作用させる
受圧面積CSとの差が図4に示すようなヒステリシスと
なる。
S 、スリーブ内径部の断面積をBS 、減圧弁A内のピス
トンの断面積をCS 、アクションピストンの断面積をD
S とした時に、前述した各断面積が次のような関係を有
するように構成されている。 AS ≧(BS −DS )+CS → CS ≦AS −
(BS −DS ) 上記のような関係とすることにより、車両停止時におい
て運転者のブレーキペダルの踏み込み力が無意識に僅か
に軽減した場合でも、ブレーキ液圧の低減を防止でき
る。即ち、上記の関係から加圧時発生圧力に釣り合う操
作力は、P(AS −BS +DS )となり、減圧時発生液
圧に釣り合う操作力は、P〔AS /(BS −DS +
CS )〕CS となり、以上のことから、AS −(BS −
DS )即ち、倍力比を決定するための面積差と、液圧の
作用力を直接的にアクションピストン16に作用させる
受圧面積CSとの差が図4に示すようなヒステリシスと
なる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の実施例に係る液圧倍力装置の断面
図である。図において、1はシリンダボディであり、こ
のシリンダボディ1にはスリーブ10がプラグ13、ス
クリュウ14にて取付けられており、前記スリーブ10
の内径部にはブースタピストン9が摺動自在に取付けら
れている。前記スリーブ10の内径断面積は受圧面積B
S として形成されている。更に、このブースタピストン
9の内径部にはプライマリーピストン6が摺動自在に取
付けれており、このプライマリーピストン6と直列にセ
カンダリーピストン3がシリンダボディ1内に設けられ
ている。そして、シリンダボディ1内の内径断面積を受
圧面積AS として形成している。前記スリーブ10とブ
ースタピストン9との間にはリザーバ2に連通したスプ
リング収容室7aが形成されており、このスプリング収
容室7aにはブースタスプリング7が配置され、このス
プリング7の付勢力によりブースタピストン9はストッ
パ11に向けて付勢されている。ストッパ11は前記プ
ラグ13にてスリーブ10に固定されている。また、前
記ブースタピストン9とプラグ13との間にパワー液圧
室40(詳細構造は後述する)が形成されている。
する。図1は本発明の実施例に係る液圧倍力装置の断面
図である。図において、1はシリンダボディであり、こ
のシリンダボディ1にはスリーブ10がプラグ13、ス
クリュウ14にて取付けられており、前記スリーブ10
の内径部にはブースタピストン9が摺動自在に取付けら
れている。前記スリーブ10の内径断面積は受圧面積B
S として形成されている。更に、このブースタピストン
9の内径部にはプライマリーピストン6が摺動自在に取
付けれており、このプライマリーピストン6と直列にセ
カンダリーピストン3がシリンダボディ1内に設けられ
ている。そして、シリンダボディ1内の内径断面積を受
圧面積AS として形成している。前記スリーブ10とブ
ースタピストン9との間にはリザーバ2に連通したスプ
リング収容室7aが形成されており、このスプリング収
容室7aにはブースタスプリング7が配置され、このス
プリング7の付勢力によりブースタピストン9はストッ
パ11に向けて付勢されている。ストッパ11は前記プ
ラグ13にてスリーブ10に固定されている。また、前
記ブースタピストン9とプラグ13との間にパワー液圧
室40(詳細構造は後述する)が形成されている。
【0009】プライマリーピストン6の内径部には断面
積DS からなるアクションピストン16が摺動自在に嵌
合し、アクションピストン16との間には前記パワー液
圧室40とリザーバ2とを連通し、パワー液圧室40内
の液圧を減圧する後述する構成からなる減圧弁Aが配置
されている。減圧弁A内には断面積CS を有するピスト
ン22が配置されている。また、プライマリーピストン
6とセカンダリーピストン3との間には第1出力液圧室
5aが形成されており、さらにセカンダリーピストン3
とシリンダボディ1との間には第2出力液圧室4aが形
成されている。前記第1、第2出力液圧室5aおよび4
aは、同じ構成を有する開閉弁Bを介してリザーバ2に
連通されている。さらに、本液圧倍力装置と液圧源とし
てのアキュムレータ37との間には、液圧倍力装置に発
生した液圧で間接的に開閉される液圧導入弁Cが配置さ
れ、この液圧導入弁Cの開閉でアキュムレータ37に蓄
圧された液圧を前記パワー液圧室40に導入することが
できるようになっている。そして、後述するように本液
圧倍力装置では、シリンダボディ1内の内径断面積(受
圧面積)AS 、スリーブ10の内径断面積(受圧面積)
BS 、減圧弁A内に備えられたピストン22の断面積
(受圧面積)CS 、アクションピストン16の断面積
(受圧面積)DS との関係が特定の関係となっており、
これにより、車両停止時において運転者のブレーキペダ
ルの踏み込み力が無意識に僅かに軽減した場合でも、ブ
レーキ液圧の低減を防止できるように構成されている。
尚図中37はアキュムレータ37、36はプレッシャー
スイッチ、35は液圧ポンプであり、これらによってア
キュムレータ37内には常時所定の液圧が蓄圧されてい
る。
積DS からなるアクションピストン16が摺動自在に嵌
合し、アクションピストン16との間には前記パワー液
圧室40とリザーバ2とを連通し、パワー液圧室40内
の液圧を減圧する後述する構成からなる減圧弁Aが配置
されている。減圧弁A内には断面積CS を有するピスト
ン22が配置されている。また、プライマリーピストン
6とセカンダリーピストン3との間には第1出力液圧室
5aが形成されており、さらにセカンダリーピストン3
とシリンダボディ1との間には第2出力液圧室4aが形
成されている。前記第1、第2出力液圧室5aおよび4
aは、同じ構成を有する開閉弁Bを介してリザーバ2に
連通されている。さらに、本液圧倍力装置と液圧源とし
てのアキュムレータ37との間には、液圧倍力装置に発
生した液圧で間接的に開閉される液圧導入弁Cが配置さ
れ、この液圧導入弁Cの開閉でアキュムレータ37に蓄
圧された液圧を前記パワー液圧室40に導入することが
できるようになっている。そして、後述するように本液
圧倍力装置では、シリンダボディ1内の内径断面積(受
圧面積)AS 、スリーブ10の内径断面積(受圧面積)
BS 、減圧弁A内に備えられたピストン22の断面積
(受圧面積)CS 、アクションピストン16の断面積
(受圧面積)DS との関係が特定の関係となっており、
これにより、車両停止時において運転者のブレーキペダ
ルの踏み込み力が無意識に僅かに軽減した場合でも、ブ
レーキ液圧の低減を防止できるように構成されている。
尚図中37はアキュムレータ37、36はプレッシャー
スイッチ、35は液圧ポンプであり、これらによってア
キュムレータ37内には常時所定の液圧が蓄圧されてい
る。
【0010】以下、上記液圧倍力装置を構成する減圧弁
Aおよびパワー液圧室40、開閉弁B、液圧導入弁Cの
各要素の構成を説明する。 〔減圧弁A〕図2において、プライマリーピストン6の
図中右端には、断面積DS からなるアクションピストン
16がプライマリーピストン6の内径部に摺動自在に設
けられており、前記アクションピストン16はスプリン
グ24によって図中右方に付勢されている。アクション
ピストン16は同一円形断面にて形成されており、さら
に同ピストン内には第一流路41a、41bが形成され
ている。前記第一流路41aは後述するパワー液圧室4
0に常時連通されており、前記第2流路41bは、断面
積CS からなる後述するピストン22の内径部に形成し
た流路22cとバルブ21を介して連通している。減圧
弁Aは、プライマリーピストン6とアクションピストン
16との間に配置されている。
Aおよびパワー液圧室40、開閉弁B、液圧導入弁Cの
各要素の構成を説明する。 〔減圧弁A〕図2において、プライマリーピストン6の
図中右端には、断面積DS からなるアクションピストン
16がプライマリーピストン6の内径部に摺動自在に設
けられており、前記アクションピストン16はスプリン
グ24によって図中右方に付勢されている。アクション
ピストン16は同一円形断面にて形成されており、さら
に同ピストン内には第一流路41a、41bが形成され
ている。前記第一流路41aは後述するパワー液圧室4
0に常時連通されており、前記第2流路41bは、断面
積CS からなる後述するピストン22の内径部に形成し
た流路22cとバルブ21を介して連通している。減圧
弁Aは、プライマリーピストン6とアクションピストン
16との間に配置されている。
【0011】前記減圧弁Aは、図中右端に弁座22aを
有するとともに左端に溝22bを有しさらに内径部に流
路22cを有するピストン22と、前記ピストン22の
溝22b内に係合するように配置されるセットピン25
と、前記セットピン25を支持するクリップ26と、ピ
ストン22の内径部流路22cに収納されるバルブロッ
ド23と、前記弁座22aに当接することにより前記流
路22cを断つことができるバルブ21と、前記バルブ
21を閉じ方向に付勢するバルブスプリング20とによ
って構成されており、非作動時には、図示の如く、ピス
トン22がプライマリーピストン6に当接し、バルブロ
ッド23によってバルブ21がピストン22の弁座22
aから離されている。そしてこの状態の時には、パワー
液圧室40は前記第1流路41a→第2流路41b→開
いているバルブ21、ピストン22の内径部流路22c
→アクションピストン16とプライマリーピストン6と
の間に形成された液室50→アクションピストン16の
周囲の隙間16a→プライマリーピストン6に形成した
孔6a→ブースタピストン9に形成した孔9a→スプリ
ング収容室7aを介してリザーバに連通している。ま
た、アクションピストン16の作動により前記バルブ2
1がピストン22の内径部流路22cを閉じると、パワ
ー液圧室40のリザーバ2との連通は断たれることにな
る(なお、前記バルブの作動については後で詳述す
る)。
有するとともに左端に溝22bを有しさらに内径部に流
路22cを有するピストン22と、前記ピストン22の
溝22b内に係合するように配置されるセットピン25
と、前記セットピン25を支持するクリップ26と、ピ
ストン22の内径部流路22cに収納されるバルブロッ
ド23と、前記弁座22aに当接することにより前記流
路22cを断つことができるバルブ21と、前記バルブ
21を閉じ方向に付勢するバルブスプリング20とによ
って構成されており、非作動時には、図示の如く、ピス
トン22がプライマリーピストン6に当接し、バルブロ
ッド23によってバルブ21がピストン22の弁座22
aから離されている。そしてこの状態の時には、パワー
液圧室40は前記第1流路41a→第2流路41b→開
いているバルブ21、ピストン22の内径部流路22c
→アクションピストン16とプライマリーピストン6と
の間に形成された液室50→アクションピストン16の
周囲の隙間16a→プライマリーピストン6に形成した
孔6a→ブースタピストン9に形成した孔9a→スプリ
ング収容室7aを介してリザーバに連通している。ま
た、アクションピストン16の作動により前記バルブ2
1がピストン22の内径部流路22cを閉じると、パワ
ー液圧室40のリザーバ2との連通は断たれることにな
る(なお、前記バルブの作動については後で詳述す
る)。
【0012】ところで、前記アクションピストン16に
は環状溝16bが形成されており、この環状溝16b内
にはプライマリーピストン6に設けられたセットピン8
が嵌合している。セットピン8と前記環状溝16bとの
間にはアクションピストン16とプライマリーピストン
6の相対移動を許容する隙間が形成されており、この隙
間によって両者の相対移動量が規制されるようになって
いる。さらに、前記アクションピストン16はプラグ1
3に摺動自在に嵌合されており、前記プラグ13はスク
リュウ14によりシリンダボディ1に固定されている。
は環状溝16bが形成されており、この環状溝16b内
にはプライマリーピストン6に設けられたセットピン8
が嵌合している。セットピン8と前記環状溝16bとの
間にはアクションピストン16とプライマリーピストン
6の相対移動を許容する隙間が形成されており、この隙
間によって両者の相対移動量が規制されるようになって
いる。さらに、前記アクションピストン16はプラグ1
3に摺動自在に嵌合されており、前記プラグ13はスク
リュウ14によりシリンダボディ1に固定されている。
【0013】〔パワー液圧室40〕パワー液圧室40は
図2にその詳細を示すようにブースタピストン9とプラ
グ13との間に形成されている。前記プラグ13にはバ
ワー液圧室40に連通する流路40aが形成されてお
り、この流路40aはスリーブ10の外周とシリンダボ
ディ1との間に形成した通路42を介して後述する液圧
導入弁Cに連通されている。前記流路40aのポートに
は流路40aを開閉するボール弁12が配置されてい
る。前記ボール弁12はボールが脱落しない様にプレー
ト43によって保持されており、プレート43は、ホル
ダースプリング18によって図中右方に付勢されている
ホルダー19によって押さえられている。この結果、非
作動時にはこのボール弁12は図2に示すように前記ス
プリング18の付勢力によって流路40aのポートを閉
じている。また、非作動時には、アクションピストン1
6に設けたセットピン15とホルダー19との間には、
隙間L1が形成されており(拡大図参照)、この隙間L
1は前記減圧弁A内のバルブ21とピストン22の弁座
22aとが離れている距離L2よりも少し大きく形成さ
れている。これは、アクションピストン16が作動した
時に先ず、減圧弁A内のバルブ21が閉じ、その後に、
ホルダー19とセットピン15とが係合し、スプリング
18を撓めながら、ボール弁12が流路40aのポート
を開くようにするためである。
図2にその詳細を示すようにブースタピストン9とプラ
グ13との間に形成されている。前記プラグ13にはバ
ワー液圧室40に連通する流路40aが形成されてお
り、この流路40aはスリーブ10の外周とシリンダボ
ディ1との間に形成した通路42を介して後述する液圧
導入弁Cに連通されている。前記流路40aのポートに
は流路40aを開閉するボール弁12が配置されてい
る。前記ボール弁12はボールが脱落しない様にプレー
ト43によって保持されており、プレート43は、ホル
ダースプリング18によって図中右方に付勢されている
ホルダー19によって押さえられている。この結果、非
作動時にはこのボール弁12は図2に示すように前記ス
プリング18の付勢力によって流路40aのポートを閉
じている。また、非作動時には、アクションピストン1
6に設けたセットピン15とホルダー19との間には、
隙間L1が形成されており(拡大図参照)、この隙間L
1は前記減圧弁A内のバルブ21とピストン22の弁座
22aとが離れている距離L2よりも少し大きく形成さ
れている。これは、アクションピストン16が作動した
時に先ず、減圧弁A内のバルブ21が閉じ、その後に、
ホルダー19とセットピン15とが係合し、スプリング
18を撓めながら、ボール弁12が流路40aのポート
を開くようにするためである。
【0014】前記ボール弁12は、ブレーキ非作動時に
はプラグ13のポートを閉じており、この状態の時に
は、流路40a内には、後述する液圧導入弁Cの作用に
よって所定の液圧に高められた液圧が保持されている。
また、ブレーキペダルの踏み下げによって前記ボール弁
12は上述の保持液圧によって流路40aを開き、アキ
ュムレータ37からの液圧をパワー液圧室12に導入す
る。
はプラグ13のポートを閉じており、この状態の時に
は、流路40a内には、後述する液圧導入弁Cの作用に
よって所定の液圧に高められた液圧が保持されている。
また、ブレーキペダルの踏み下げによって前記ボール弁
12は上述の保持液圧によって流路40aを開き、アキ
ュムレータ37からの液圧をパワー液圧室12に導入す
る。
【0015】上記のようにボール弁12の作用により、
流路40a中の液圧は常時ある程度まで高くなっている
ため、アキュムレータからの液圧が作用してブースタピ
ストンが作動するまでには従来装置のようなタイムラグ
がなくなり応答性のよいブースタ機能を発揮することが
でき、ブレーキフィーリングを良くすることができる。
なお、この時、パワー液圧室12の液圧はアクションピ
ストン16にも作用し、これによってブースタピストン
9の作動力に比例した反力がプッシュロッドに作用し、
操作者が液圧倍力装置の出力の増大を感知し得るように
されている。
流路40a中の液圧は常時ある程度まで高くなっている
ため、アキュムレータからの液圧が作用してブースタピ
ストンが作動するまでには従来装置のようなタイムラグ
がなくなり応答性のよいブースタ機能を発揮することが
でき、ブレーキフィーリングを良くすることができる。
なお、この時、パワー液圧室12の液圧はアクションピ
ストン16にも作用し、これによってブースタピストン
9の作動力に比例した反力がプッシュロッドに作用し、
操作者が液圧倍力装置の出力の増大を感知し得るように
されている。
【0016】〔開閉弁B〕開閉弁は第1、第2出力液圧
室4a、5aとリザーバ2との連通を制御するための弁
であり、図1を参照して前記開閉弁の構成を説明する。
開閉弁はシール部材45と兼用に構成されており、この
シール部材45によって前記出力液圧室5aとリザーバ
とを連通する流路を閉じることができるように成ってい
る。このため、この開閉弁ではアクションピストン16
が操作され、ブースタピストン9とともにプライマリー
ピストン6が図1中左方に移動する時は閉じており、第
1出力液圧室5aに液圧が発生し、この液圧はホイール
シリンダに供給されると共にセカンダリーピストン3を
左方に移動する。セカンダリーピストン3の移動によっ
て第2出力液圧室4a中の開閉弁も上記と同様にリザー
バ2との連通を絶ち、第2出力液圧室4aでも液圧を発
生し、この液圧がホイールシリンダに供給される。
室4a、5aとリザーバ2との連通を制御するための弁
であり、図1を参照して前記開閉弁の構成を説明する。
開閉弁はシール部材45と兼用に構成されており、この
シール部材45によって前記出力液圧室5aとリザーバ
とを連通する流路を閉じることができるように成ってい
る。このため、この開閉弁ではアクションピストン16
が操作され、ブースタピストン9とともにプライマリー
ピストン6が図1中左方に移動する時は閉じており、第
1出力液圧室5aに液圧が発生し、この液圧はホイール
シリンダに供給されると共にセカンダリーピストン3を
左方に移動する。セカンダリーピストン3の移動によっ
て第2出力液圧室4a中の開閉弁も上記と同様にリザー
バ2との連通を絶ち、第2出力液圧室4aでも液圧を発
生し、この液圧がホイールシリンダに供給される。
【0017】〔液圧導入弁C〕液圧導入弁はアキュムレ
ータ37に蓄圧された液圧を前記パワー液圧室40に導
入するためのバルブ手段を構成している。この液圧導入
弁Cは液圧倍力装置とアキュムレータとの間に配置され
ている。図3において、前記シリンダボディ1にはバル
ブボディ1aが取り付けられており、このバルブボディ
1a内には前記第1、第2出力液圧室5a、4aおよび
ホイールシリンダに連通する長孔50が形成されてお
り、前記長孔50はバルブボディ1aに形成されたポー
ト51を介してアキュムレータ37と連通する流路52
に、また、通路1bを介して前記パワー液圧室40に連
通する通路42に接続されている。
ータ37に蓄圧された液圧を前記パワー液圧室40に導
入するためのバルブ手段を構成している。この液圧導入
弁Cは液圧倍力装置とアキュムレータとの間に配置され
ている。図3において、前記シリンダボディ1にはバル
ブボディ1aが取り付けられており、このバルブボディ
1a内には前記第1、第2出力液圧室5a、4aおよび
ホイールシリンダに連通する長孔50が形成されてお
り、前記長孔50はバルブボディ1aに形成されたポー
ト51を介してアキュムレータ37と連通する流路52
に、また、通路1bを介して前記パワー液圧室40に連
通する通路42に接続されている。
【0018】長孔50内には第2コントロールピストン
34と第1コントロールピストン33とが設けられ、第
2コントロールピストン34は長孔50内で前記第1、
第2の出力液圧室5a、4aの連通を断っており、長孔
50内に形成した段部50aによって図中左方への移動
が規制されている。さらに前記第1出力液圧室5aは第
2コントロールピストン34と第1コントロールピスト
ン33との間に形成した流路を介してホイールシリンダ
と連通されている。そして、前記第2コントロールピス
トン34および第1コントロールピストン33は第1、
第2出力液圧室5a、4aに発生した液圧によって図中
右方へ移動できるようになっている。
34と第1コントロールピストン33とが設けられ、第
2コントロールピストン34は長孔50内で前記第1、
第2の出力液圧室5a、4aの連通を断っており、長孔
50内に形成した段部50aによって図中左方への移動
が規制されている。さらに前記第1出力液圧室5aは第
2コントロールピストン34と第1コントロールピスト
ン33との間に形成した流路を介してホイールシリンダ
と連通されている。そして、前記第2コントロールピス
トン34および第1コントロールピストン33は第1、
第2出力液圧室5a、4aに発生した液圧によって図中
右方へ移動できるようになっている。
【0019】バルブボディ1aにはスクリュウ27によ
ってバルブスリーブ30が取り付けられている。バルブ
スリーブ30内には小径の孔と大径の孔とが連続して形
成されており、バルブスリーブ30の大径の孔内にはプ
レプレッシャーピストン31が摺動可能に配置されてい
る。プレプレッシャーピストン31と第1コントロール
ピストン33との間にはジャンプアップスプリング32
が設けられている。また小径の孔内にはコントロールバ
ルブ29が配置されており、コントロールバルブ29と
バルブスリーブ30との間にはコントロールスプリング
28が設けられている。前記コントロールスプリング2
8およびジャンプアップスプリング32の付勢力により
コントロールバルブ29とプレプレッシャーピストン3
1は当接されている。前記ジャンプアップスプリング3
2とコントロールスプリング28との付勢力のバランス
により、プレプレッシャーピストン31は常時は図に示
すような位置をとり、プレプレッシャーピストン31、
バルブスリーブ30、コントロールバルブ29とによっ
て絞り42aを形成している。前記絞り42aは通路4
2に連通している。
ってバルブスリーブ30が取り付けられている。バルブ
スリーブ30内には小径の孔と大径の孔とが連続して形
成されており、バルブスリーブ30の大径の孔内にはプ
レプレッシャーピストン31が摺動可能に配置されてい
る。プレプレッシャーピストン31と第1コントロール
ピストン33との間にはジャンプアップスプリング32
が設けられている。また小径の孔内にはコントロールバ
ルブ29が配置されており、コントロールバルブ29と
バルブスリーブ30との間にはコントロールスプリング
28が設けられている。前記コントロールスプリング2
8およびジャンプアップスプリング32の付勢力により
コントロールバルブ29とプレプレッシャーピストン3
1は当接されている。前記ジャンプアップスプリング3
2とコントロールスプリング28との付勢力のバランス
により、プレプレッシャーピストン31は常時は図に示
すような位置をとり、プレプレッシャーピストン31、
バルブスリーブ30、コントロールバルブ29とによっ
て絞り42aを形成している。前記絞り42aは通路4
2に連通している。
【0020】バルブスリーブ30にはポート51に連通
する流路30aが形成されており、前記流路30aに連
通してバルブスリーブ30の内周面には環状溝30bが
形成されている。一方コントロールバルブ29には流路
29aが形成されており、この流路29aは、通路を介
してコントロールバルブ29の外周に形成した環状溝2
9bに、また、前記絞り42aに連通している。前記環
状溝30bと環状溝29bとによって液圧導入弁機構を
構成しており、常時は、図に示すように環状溝30bと
環状溝29bとは図に示すように連通されている。
する流路30aが形成されており、前記流路30aに連
通してバルブスリーブ30の内周面には環状溝30bが
形成されている。一方コントロールバルブ29には流路
29aが形成されており、この流路29aは、通路を介
してコントロールバルブ29の外周に形成した環状溝2
9bに、また、前記絞り42aに連通している。前記環
状溝30bと環状溝29bとによって液圧導入弁機構を
構成しており、常時は、図に示すように環状溝30bと
環状溝29bとは図に示すように連通されている。
【0021】液圧導入弁Cが図3に示す状態の時(初期
設定圧時)にはアキュムレータ37からの液圧が流路5
2→ポート51→流路30a→環状溝30b→環状溝2
9b→流路29aを介して前記プレプレッシャーピスト
ン31に作用し、この時の液圧でプレプレッシャーピス
トン31はジャンプアップスプリング32の付勢力に抗
して図中左方に移動し、この結果、コントロールバルブ
29もコントロールスプリング28の付勢力で図中左方
に追従し、初期設定圧が確保される。そして、この時の
初期設定圧が絞り42aを介してパワー液圧室40のボ
ール弁12に作用し、この結果、流路40aには常に所
定の液圧が保持されることになる。この結果流路40a
は常に所定のブレーキ液圧が作用しており、これによっ
てブレーキ作動時の作動遅れ(倍力比の低下)を防止し
ている。
設定圧時)にはアキュムレータ37からの液圧が流路5
2→ポート51→流路30a→環状溝30b→環状溝2
9b→流路29aを介して前記プレプレッシャーピスト
ン31に作用し、この時の液圧でプレプレッシャーピス
トン31はジャンプアップスプリング32の付勢力に抗
して図中左方に移動し、この結果、コントロールバルブ
29もコントロールスプリング28の付勢力で図中左方
に追従し、初期設定圧が確保される。そして、この時の
初期設定圧が絞り42aを介してパワー液圧室40のボ
ール弁12に作用し、この結果、流路40aには常に所
定の液圧が保持されることになる。この結果流路40a
は常に所定のブレーキ液圧が作用しており、これによっ
てブレーキ作動時の作動遅れ(倍力比の低下)を防止し
ている。
【0022】本実施例は以上のように構成されており、
以下のように作動する。 〔通常ブレーキ時〕初期設定圧が設定されている状態で
ブレーキぺダルが踏まれ、プッシュロッドを介してアク
ションピストン16が移動すると、バルブ21がピスト
ン22に形成された弁座22cと当接し、前記第2流路
41bとピストン22の内部流路22cとの連通を断つ
(即ち、リザーバとパワー液圧室40との連通を断
つ)。その後さらにアクションピストン16が移動する
と、セットピン15とホルダー19とが係合し、ホルダ
ースプリング18の付勢力に抗してホルダーを図中左方
に移動する。ホルダー19の移動によりプレート43へ
の押圧力がなくなるためボール弁12が開き、流路40
a内の保持液圧がパワー液圧室40内に流入し、ブース
タピストン9を図中左方に押す。ブースタピストン9の
左方への移動によりプライマリーピストン6も左方に移
動し、第1出力液圧室5aに液圧が発生し、この液圧は
ホイールシリンダに供給されると共にセカンダリピスト
ン3を図1中左方に移動する。これによって第2出力液
圧室4aにも液圧が発生し、この液圧がホイールシリン
ダに供給されることになる。
以下のように作動する。 〔通常ブレーキ時〕初期設定圧が設定されている状態で
ブレーキぺダルが踏まれ、プッシュロッドを介してアク
ションピストン16が移動すると、バルブ21がピスト
ン22に形成された弁座22cと当接し、前記第2流路
41bとピストン22の内部流路22cとの連通を断つ
(即ち、リザーバとパワー液圧室40との連通を断
つ)。その後さらにアクションピストン16が移動する
と、セットピン15とホルダー19とが係合し、ホルダ
ースプリング18の付勢力に抗してホルダーを図中左方
に移動する。ホルダー19の移動によりプレート43へ
の押圧力がなくなるためボール弁12が開き、流路40
a内の保持液圧がパワー液圧室40内に流入し、ブース
タピストン9を図中左方に押す。ブースタピストン9の
左方への移動によりプライマリーピストン6も左方に移
動し、第1出力液圧室5aに液圧が発生し、この液圧は
ホイールシリンダに供給されると共にセカンダリピスト
ン3を図1中左方に移動する。これによって第2出力液
圧室4aにも液圧が発生し、この液圧がホイールシリン
ダに供給されることになる。
【0023】さらに、ブレーキぺダルが踏み込まれ、こ
の結果第1、第2出力液圧室5a、4aの液圧が設定液
圧以上になると液圧導入弁C中の第1コントロールピス
トン33が図中右方に移動し、プレプレッシャーピスト
ン31に当接する。このように本液圧倍力装置ではマス
タシリンダで発生した液圧とほぼ等しい液圧を倍力装置
の作動液圧として利用している。そしてさらなる液圧上
昇に対しては第1コントロールピストン33とプレプレ
ッシャーピストン31とが一体となって作動し、マスタ
シリンダの液圧に比例した液圧がパワー液圧室に供給さ
れ、倍力機能を発揮するようになっている。
の結果第1、第2出力液圧室5a、4aの液圧が設定液
圧以上になると液圧導入弁C中の第1コントロールピス
トン33が図中右方に移動し、プレプレッシャーピスト
ン31に当接する。このように本液圧倍力装置ではマス
タシリンダで発生した液圧とほぼ等しい液圧を倍力装置
の作動液圧として利用している。そしてさらなる液圧上
昇に対しては第1コントロールピストン33とプレプレ
ッシャーピストン31とが一体となって作動し、マスタ
シリンダの液圧に比例した液圧がパワー液圧室に供給さ
れ、倍力機能を発揮するようになっている。
【0024】ところで、上記構成からなる液圧倍力装置
では、前述した受圧面積AS (シリンダ内径部断面
積)、受圧面積BS (スリーブの断面積)、受圧面積C
S (減圧弁A内のピストンの断面積)、受圧面積D
S (アクションピストンの断面積)は車両停止時におい
て運転者のブレーキペダルの踏み込み力が無意識に僅か
に軽減した場合でも、ブレーキ液圧の低減を防止できる
ようするために、次のような関係を有するように構成さ
れている。 AS ≧(BS −DS )+CS → CS ≦AS −
(BS −DS ) 上記のような関係とすることにより、次のような理由に
より、ペダル踏力と発生液圧との間に図 に示すような
ヒステリシスをもたせることができ、これによって車両
停止時において運転者のブレーキペダルの踏み込み力が
無意識に僅かに軽減した場合でも、ブレーキ液圧の低減
を防止できる。
では、前述した受圧面積AS (シリンダ内径部断面
積)、受圧面積BS (スリーブの断面積)、受圧面積C
S (減圧弁A内のピストンの断面積)、受圧面積D
S (アクションピストンの断面積)は車両停止時におい
て運転者のブレーキペダルの踏み込み力が無意識に僅か
に軽減した場合でも、ブレーキ液圧の低減を防止できる
ようするために、次のような関係を有するように構成さ
れている。 AS ≧(BS −DS )+CS → CS ≦AS −
(BS −DS ) 上記のような関係とすることにより、次のような理由に
より、ペダル踏力と発生液圧との間に図 に示すような
ヒステリシスをもたせることができ、これによって車両
停止時において運転者のブレーキペダルの踏み込み力が
無意識に僅かに軽減した場合でも、ブレーキ液圧の低減
を防止できる。
【0025】即ち、図1において左方向からの液圧Pに
よる受圧面積に対する作用力はP(AS +CS )とな
る。また図1において右方向からの液圧Pによる受圧面
積に対する作用力はP(BS −DS +CS )となる。こ
のため、ブースト時の力の釣合いを考えると、ブレーキ
時の操作力(入力軸力)をF1 としたときに P(AS +CS )= P(BS −DS +CS )+F1 となり、この式を変形すると F1 = P(AS −BS +DS ) となる。また、非ブースト時(ノンパワー時)の釣合い
を考えると、入力軸力をF2 としたときに PAS =F2 となる。以上の式からノンパワー時とブースト時との受
圧面積による倍力比Fを求めると、F2 /F1 =AS /
(AS −BS +DS )となる。この結果、加圧時発生圧
力に釣り合う操作力は、P(AS −BS +DS )とな
り、減圧時発生液圧に釣り合う操作力は、P〔AS /
(BS −DS +CS )〕CS となる。以上のことから、
AS −(BS −DS )即ち、倍力比を決定するための面
積差と、液圧の作用力を直接的にアクションピストン1
6に作用させる受圧面積CSとの差が図4に示すような
ヒステリシスとなる。このように、本液圧倍力装置では
受圧面積AS 、BS 、CS 、DS とを上記のような関係
とすることにより、車両停止時において運転者のブレー
キペダルの踏み込み力が仮に僅かに低下したとしても、
ヒステリシスを持たせてあるため発生液圧は低下せず、
ブレーキ液圧の低減を防止できる。さらに、前記構成の
パワー液圧室40には、流路40a内に高い液圧が保持
されているため、アクションピストン16の僅かな移動
により直ちに保持液圧が流入し、ブースタピストンを作
動させることができるため、従来装置のようなタイムラ
グがなくなり応答性のよいブースタ機能を発揮すること
ができ、ブレーキフィーリングを良くすることができ
る。
よる受圧面積に対する作用力はP(AS +CS )とな
る。また図1において右方向からの液圧Pによる受圧面
積に対する作用力はP(BS −DS +CS )となる。こ
のため、ブースト時の力の釣合いを考えると、ブレーキ
時の操作力(入力軸力)をF1 としたときに P(AS +CS )= P(BS −DS +CS )+F1 となり、この式を変形すると F1 = P(AS −BS +DS ) となる。また、非ブースト時(ノンパワー時)の釣合い
を考えると、入力軸力をF2 としたときに PAS =F2 となる。以上の式からノンパワー時とブースト時との受
圧面積による倍力比Fを求めると、F2 /F1 =AS /
(AS −BS +DS )となる。この結果、加圧時発生圧
力に釣り合う操作力は、P(AS −BS +DS )とな
り、減圧時発生液圧に釣り合う操作力は、P〔AS /
(BS −DS +CS )〕CS となる。以上のことから、
AS −(BS −DS )即ち、倍力比を決定するための面
積差と、液圧の作用力を直接的にアクションピストン1
6に作用させる受圧面積CSとの差が図4に示すような
ヒステリシスとなる。このように、本液圧倍力装置では
受圧面積AS 、BS 、CS 、DS とを上記のような関係
とすることにより、車両停止時において運転者のブレー
キペダルの踏み込み力が仮に僅かに低下したとしても、
ヒステリシスを持たせてあるため発生液圧は低下せず、
ブレーキ液圧の低減を防止できる。さらに、前記構成の
パワー液圧室40には、流路40a内に高い液圧が保持
されているため、アクションピストン16の僅かな移動
により直ちに保持液圧が流入し、ブースタピストンを作
動させることができるため、従来装置のようなタイムラ
グがなくなり応答性のよいブースタ機能を発揮すること
ができ、ブレーキフィーリングを良くすることができ
る。
【0026】〔倍力液圧源失陥時〕ブレーキ作動中に、
なんらかの原因により液圧源が失陥した場合には、アキ
ュムレータ37からの液圧がパワー液圧室40に作用し
なくなりブレーキぺダルの踏み込みのみによってブレー
キ液圧を発生させる必要がある。液圧源失陥時にブレー
キぺダルが踏まれると、アクションピストン16がプラ
イマリーピストンに当接し、プライマリーピストン6の
みを左方へ移動する。プライマリーピストン6の左方へ
の移動により、スプリング5が圧縮され、第1出力液圧
室5aに液圧が発生する。この液圧はホイールシリンダ
に供給されると共にセカンダリーピストン3を図1中左
方に移動する。これによって第2出力液圧室4aにも液
圧が発生し、この液圧がホイールシリンダに供給される
ことになる。
なんらかの原因により液圧源が失陥した場合には、アキ
ュムレータ37からの液圧がパワー液圧室40に作用し
なくなりブレーキぺダルの踏み込みのみによってブレー
キ液圧を発生させる必要がある。液圧源失陥時にブレー
キぺダルが踏まれると、アクションピストン16がプラ
イマリーピストンに当接し、プライマリーピストン6の
みを左方へ移動する。プライマリーピストン6の左方へ
の移動により、スプリング5が圧縮され、第1出力液圧
室5aに液圧が発生する。この液圧はホイールシリンダ
に供給されると共にセカンダリーピストン3を図1中左
方に移動する。これによって第2出力液圧室4aにも液
圧が発生し、この液圧がホイールシリンダに供給される
ことになる。
【0027】以上の作用中、プライマリーピストン6の
移動により、第1出力液圧室5a内に液圧を発生させる
ことができ、液圧源失陥時にブレーキぺダルが踏まれた
際の受圧面積が小さくできるため、これにより、液圧失
陥時に発生するブレーキぺダルの踏み込み力の急激な増
加を押さえることができる。なお、液圧源には失陥がな
く、第1、第2いづれかの出力液圧室5a、4a系に失
陥が生じた場合には、第2コントロールピストン34、
第1コントロールピストン33のいづれかを介してコン
トロールバルブ29を作動することができる。
移動により、第1出力液圧室5a内に液圧を発生させる
ことができ、液圧源失陥時にブレーキぺダルが踏まれた
際の受圧面積が小さくできるため、これにより、液圧失
陥時に発生するブレーキぺダルの踏み込み力の急激な増
加を押さえることができる。なお、液圧源には失陥がな
く、第1、第2いづれかの出力液圧室5a、4a系に失
陥が生じた場合には、第2コントロールピストン34、
第1コントロールピストン33のいづれかを介してコン
トロールバルブ29を作動することができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、
液圧倍力装置内に形成されている受圧面積を特定の関係
とすることにより、運転者のブレーキペダルの踏み込み
力が無意識に僅かに軽減した場合でも、ブレーキ液圧の
低減を防止でき、さらに、パワー液圧室を減圧できる減
圧弁の開閉を、減圧弁を構成するピストンの相対移動に
より行うようにするとともに、操作部材の移動と略同時
にパワー液圧室内に高い液圧を導入できるように流通弁
の開閉をプライマリピストンの移動とは切り離した構成
としたため、パワー液圧室内に直ちに高い液圧を供給で
き、ペダル踏み込みロスを無くし応答性を良くすること
ができる。等々の優れた効果を奏することができる。
液圧倍力装置内に形成されている受圧面積を特定の関係
とすることにより、運転者のブレーキペダルの踏み込み
力が無意識に僅かに軽減した場合でも、ブレーキ液圧の
低減を防止でき、さらに、パワー液圧室を減圧できる減
圧弁の開閉を、減圧弁を構成するピストンの相対移動に
より行うようにするとともに、操作部材の移動と略同時
にパワー液圧室内に高い液圧を導入できるように流通弁
の開閉をプライマリピストンの移動とは切り離した構成
としたため、パワー液圧室内に直ちに高い液圧を供給で
き、ペダル踏み込みロスを無くし応答性を良くすること
ができる。等々の優れた効果を奏することができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る液圧倍力装置の側断
面図である。
面図である。
【図2】図1中の流通弁Aおよびパワー液圧室の拡大図
である。
である。
【図3】図1中の液圧導入弁Cの拡大図である。
【図4】本発明においてぺダル踏力と発生液圧との関係
図である。
図である。
1 シリンダボディ 6 プライマリーピストン 11 ストッパ 12 ボール弁 42 プレート 16 アクションピストン 18 ホルダースプリング 19 ホルダー 21 バルブ 22 ピストン 23 バルブロッド AS シリンダ内径部断面積 BS スリーブの断面積 CS 減圧弁A内のピストンの断面積 DS アクションピストンの断面積 A 減圧弁 B 開閉弁 C 液圧導入弁
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダボディ1と、前記シリンダボデ
ィ1に固定したスリーブ内径部に摺動自在に嵌合してい
るブースタピストンと、同ブースタピストンに摺動自在
に配置され第1出力液圧室に液圧を発生するプライマリ
ーピストンと、前記プライマリーピストンの作動に応動
して第2出力液圧室に液圧を発生するセカンダリーピス
トンと、前記ブースタピストンに高い液圧を作用させる
パワー液圧室40と、前記プライマリーピストンとアク
ションピストンとの間に設けられかつ前記パワー液圧室
40とリザーバ2との連通を開閉する減圧弁Aと、前記
出力液圧室に発生した液圧により作動され液圧源と前記
パワー液圧室とを連通する液圧導入弁Cとを備えている
液圧倍力装置において、同装置は、前記シリンダ内径部
断面積をAS 、スリーブ内径部の断面積をBS 、減圧弁
A内のピストンの断面積をCS 、アクションピストンの
断面積をDS とした時に、前記断面積間に AS ≧(BS −DS )+CS の関係があることを特徴とする液圧倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6192994A JPH0858561A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 液圧倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6192994A JPH0858561A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 液圧倍力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0858561A true JPH0858561A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16300460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6192994A Withdrawn JPH0858561A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 液圧倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0858561A (ja) |
-
1994
- 1994-08-17 JP JP6192994A patent/JPH0858561A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |