JPH07112702B2 - ポリフエニレンスルフイドの押出成形方法 - Google Patents
ポリフエニレンスルフイドの押出成形方法Info
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- JPH07112702B2 JPH07112702B2 JP61285619A JP28561986A JPH07112702B2 JP H07112702 B2 JPH07112702 B2 JP H07112702B2 JP 61285619 A JP61285619 A JP 61285619A JP 28561986 A JP28561986 A JP 28561986A JP H07112702 B2 JPH07112702 B2 JP H07112702B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/022—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the choice of material
-
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- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリフェニレンスルフィドを二軸延伸してフ
ィルムを成形する製造工程の前段階などにおいて実施さ
れるポリフェニレンスルフィドの押出成形方法に係り、
特にペレットの結晶化を促進させた後にTダイなどによ
って押出成形する方法に関する。
ィルムを成形する製造工程の前段階などにおいて実施さ
れるポリフェニレンスルフィドの押出成形方法に係り、
特にペレットの結晶化を促進させた後にTダイなどによ
って押出成形する方法に関する。
ポリフェニレンスルフィド(以下PPSと呼ぶ)は、ベン
ゼン環とイオウとが交互結合されたものであり、例え
ば、パラフェニレンスルフィドポリマーとメタフェニレ
ンスルフィドポリマーとのブロックコーポリマー、ある
いはパラフェニレンスルフィドのホモポリマーの状態で
加工される。PPS樹脂は添加剤が加えられない状態で使
用され、またはその用途に応じて無機あるいは有機添加
剤や安定剤が添加された状態にて加工される。
ゼン環とイオウとが交互結合されたものであり、例え
ば、パラフェニレンスルフィドポリマーとメタフェニレ
ンスルフィドポリマーとのブロックコーポリマー、ある
いはパラフェニレンスルフィドのホモポリマーの状態で
加工される。PPS樹脂は添加剤が加えられない状態で使
用され、またはその用途に応じて無機あるいは有機添加
剤や安定剤が添加された状態にて加工される。
この種のPPSの用途としては、フィルムに加工して磁気
ディスクや磁気テープあるいは他の電子部品材料として
使用することが考えられている。PPSをフィルムに加工
するには、まずペレットをホッパから第2図に示す押出
し機に供給し、この押出し機のフィードゾーン(l1)に
よってペレットを加熱して送り出し、コンプレッション
ゾーン(l2)でペレットを加圧して溶融し、メータリン
グゾーン(l3)によってメータリングし、その後にTダ
イによってシート状に押し出す。そして冷却した後に二
軸延伸してフィルムに成形する。
ディスクや磁気テープあるいは他の電子部品材料として
使用することが考えられている。PPSをフィルムに加工
するには、まずペレットをホッパから第2図に示す押出
し機に供給し、この押出し機のフィードゾーン(l1)に
よってペレットを加熱して送り出し、コンプレッション
ゾーン(l2)でペレットを加圧して溶融し、メータリン
グゾーン(l3)によってメータリングし、その後にTダ
イによってシート状に押し出す。そして冷却した後に二
軸延伸してフィルムに成形する。
上記のフィルムなどへの成形工程において、PPSは例え
ば長さが3mm程度のペレットとして供給される。このペ
レットを製造するに際しては、原料を断面が円形状とな
るように押出し且つ水冷して切断する。この製造方法に
よるペレットでは、全体がアモルファスな状態、あるい
は結晶化度が低く、例えばJIS K7112−1980においてD
法として規格されている密度勾配管法によって測定した
結晶化度が2%以下のものとなる。このアモルファスな
あるいは結晶化度が低いペレットは、加熱すると粘着性
を有するようになる。例えば、パラフェニレンスルフィ
ドポリマーとメタフェニレンスルフィドポリマーのモル
比が85:15程度であるブロックコーポリマーでは、約80
℃以上に加熱されるとペレットが粘着性を有するように
なり、ペレットどうしが互いに粘着して凝集しやすい状
態となる。したがって、第2図に示す押出し機によって
押出しを行なう場合、加熱されたペレットがフィードゾ
ーン(l1)において互いに凝集し、あるいは押出し機の
スクリューやバレル内面に粘着するなどして、ペレット
の送りが円滑に行なわれなくなる。またペレットをホッ
パにて加熱して押出し機に供給する場合においても、粘
着したペレットがホッパの出口付近に凝集するおそれが
ある。
ば長さが3mm程度のペレットとして供給される。このペ
レットを製造するに際しては、原料を断面が円形状とな
るように押出し且つ水冷して切断する。この製造方法に
よるペレットでは、全体がアモルファスな状態、あるい
は結晶化度が低く、例えばJIS K7112−1980においてD
法として規格されている密度勾配管法によって測定した
結晶化度が2%以下のものとなる。このアモルファスな
あるいは結晶化度が低いペレットは、加熱すると粘着性
を有するようになる。例えば、パラフェニレンスルフィ
ドポリマーとメタフェニレンスルフィドポリマーのモル
比が85:15程度であるブロックコーポリマーでは、約80
℃以上に加熱されるとペレットが粘着性を有するように
なり、ペレットどうしが互いに粘着して凝集しやすい状
態となる。したがって、第2図に示す押出し機によって
押出しを行なう場合、加熱されたペレットがフィードゾ
ーン(l1)において互いに凝集し、あるいは押出し機の
スクリューやバレル内面に粘着するなどして、ペレット
の送りが円滑に行なわれなくなる。またペレットをホッ
パにて加熱して押出し機に供給する場合においても、粘
着したペレットがホッパの出口付近に凝集するおそれが
ある。
本発明は上記の問題点を解決するものであり、全体がア
モルファスなあるいは結晶化度が低いペレットを使用す
る場合であっても、ホッパや押出し機のフィードゾーン
などの材料供給部にてPPSペレットが粘着しても凝集し
たりスクリューなどに粘着しないようにした押出成形方
法を提供するものである。
モルファスなあるいは結晶化度が低いペレットを使用す
る場合であっても、ホッパや押出し機のフィードゾーン
などの材料供給部にてPPSペレットが粘着しても凝集し
たりスクリューなどに粘着しないようにした押出成形方
法を提供するものである。
本発明による押出成形方法は、全体がアモルファスなポ
リフェニレンスルフィドのペレットあるいは結晶化度が
低く例えば密度勾配管法によって測定した結晶化度が2
%以下のポリフェニレンスルフィドのペレットを、一定
時間加熱して結晶化を促進させ結晶化度を20%以上、好
ましくは20〜30%程度となるようにし且つ、撹拌などに
よってペレットを単体となるようにほぐし、その後に押
出工程へ移行させるものである。
リフェニレンスルフィドのペレットあるいは結晶化度が
低く例えば密度勾配管法によって測定した結晶化度が2
%以下のポリフェニレンスルフィドのペレットを、一定
時間加熱して結晶化を促進させ結晶化度を20%以上、好
ましくは20〜30%程度となるようにし且つ、撹拌などに
よってペレットを単体となるようにほぐし、その後に押
出工程へ移行させるものである。
以下、問題点を解決するための具体的な手段を詳述す
る。
る。
第1図は本発明によるPPSの押出成形方法を示す工程図
である。
である。
ペレットはPPSを押出して水冷し3mm程度の長さに切断し
たものを使用する。この工程によって製造されたペレッ
トは全体がアモルファスであり、あるいは結晶化度がき
わめて低くなっている。このペレットを第3図に示すよ
うな結晶化装置によって加熱することによって結晶化を
促進できる。また結晶化装置内にて攪拌することによっ
て、加熱され一旦凝集したペレットを単体の状態にほぐ
すことができる。単体の状態となったペレットは粘着性
が著しく低下しており、その後に加熱してペレットどう
しが粘着して凝集しないようになる。例えば、パラフェ
ニレンスルフィドポリマーとメタフェニレンスルフィド
ポリマーのモル比が85:15程度のブロックコーポリマー
であって、樹脂温度310℃/剪断速度200(秒)-1で測定
した溶融粘度が4,000ポイズ、またメトラー社製の差動
走査型熱量計(DSC)を用い、窒素下でサンプル10mg、
昇温速度10℃/minで測定した場合の吸熱開始を示す温度
で表されるガラス転移点の温度が約73℃の素材では、結
晶化装置に供給される前の結晶化度が、密度勾配管法に
よって測定すると1〜2%程度である。このペレットが
結晶化装置によって加熱され撹拌されると、結晶化度が
20〜30%程度まで促進され、この状態ではその後に加熱
しても粘着しなくなる。
たものを使用する。この工程によって製造されたペレッ
トは全体がアモルファスであり、あるいは結晶化度がき
わめて低くなっている。このペレットを第3図に示すよ
うな結晶化装置によって加熱することによって結晶化を
促進できる。また結晶化装置内にて攪拌することによっ
て、加熱され一旦凝集したペレットを単体の状態にほぐ
すことができる。単体の状態となったペレットは粘着性
が著しく低下しており、その後に加熱してペレットどう
しが粘着して凝集しないようになる。例えば、パラフェ
ニレンスルフィドポリマーとメタフェニレンスルフィド
ポリマーのモル比が85:15程度のブロックコーポリマー
であって、樹脂温度310℃/剪断速度200(秒)-1で測定
した溶融粘度が4,000ポイズ、またメトラー社製の差動
走査型熱量計(DSC)を用い、窒素下でサンプル10mg、
昇温速度10℃/minで測定した場合の吸熱開始を示す温度
で表されるガラス転移点の温度が約73℃の素材では、結
晶化装置に供給される前の結晶化度が、密度勾配管法に
よって測定すると1〜2%程度である。このペレットが
結晶化装置によって加熱され撹拌されると、結晶化度が
20〜30%程度まで促進され、この状態ではその後に加熱
しても粘着しなくなる。
結晶化が促進され粘着性が低下したPPSペレットは、結
晶化装置からホッパを介して第2図に示すような押出し
機に供給される。押出し機内では、ペレットがフィード
ゾーン(l1)にて加熱されて送り出される。PPSペレッ
トの結晶化が促進されて粘着性が低下していると、この
フィードゾーン(l1)においてペレットどうしが凝集し
たりあるいはスクリューに粘着しにくくなり、円滑なペ
レット送りが行なわれるようになる。その後ペレットは
コンプレッションゾーン(l2)にて加圧されて溶融さ
れ、さらにメータリングゾーン(l3)によってメータリ
ングされる。そしてTダイなどに送り出される。フィル
ム成形の場合には、PPSがシート状に押出され、このシ
ートが冷却されて二軸延伸される。
晶化装置からホッパを介して第2図に示すような押出し
機に供給される。押出し機内では、ペレットがフィード
ゾーン(l1)にて加熱されて送り出される。PPSペレッ
トの結晶化が促進されて粘着性が低下していると、この
フィードゾーン(l1)においてペレットどうしが凝集し
たりあるいはスクリューに粘着しにくくなり、円滑なペ
レット送りが行なわれるようになる。その後ペレットは
コンプレッションゾーン(l2)にて加圧されて溶融さ
れ、さらにメータリングゾーン(l3)によってメータリ
ングされる。そしてTダイなどに送り出される。フィル
ム成形の場合には、PPSがシート状に押出され、このシ
ートが冷却されて二軸延伸される。
第3図は前記結晶化装置の具体的な構造の一例を示して
いるものである。
いるものである。
この結晶化装置は、チャンバ1の内底部に穿孔板2がテ
ーパ状に設置されており、その下端の排出部にバルブ3
が設けられている。上記チャンバ1の送風口1aからは、
ヒータ4によって加熱された熱風が供給され、この熱風
は排気口1bから排出されヒータ4を経てそのほとんどが
また送風口1aに循環される。チャンバ1内にはモータM
によって回転駆動されるシャフト5が挿入されており、
このシャフト5に複数の撹拌翼6a,6bが固定されてい
る。またチャンバ1内には垂直方向へ延びる撹拌棒7aと
7bが固定されている。PPSのペレットはチャンバ1内の
穿孔板2上に一定量供給される。そしてヒータ4から送
られる熱風によって穿孔板2上のペレットが加熱され且
つ、モータMの動力にて駆動される撹拌翼6a,6bならび
に固定されている撹拌棒7a,7bによってペレットが撹拌
される。
ーパ状に設置されており、その下端の排出部にバルブ3
が設けられている。上記チャンバ1の送風口1aからは、
ヒータ4によって加熱された熱風が供給され、この熱風
は排気口1bから排出されヒータ4を経てそのほとんどが
また送風口1aに循環される。チャンバ1内にはモータM
によって回転駆動されるシャフト5が挿入されており、
このシャフト5に複数の撹拌翼6a,6bが固定されてい
る。またチャンバ1内には垂直方向へ延びる撹拌棒7aと
7bが固定されている。PPSのペレットはチャンバ1内の
穿孔板2上に一定量供給される。そしてヒータ4から送
られる熱風によって穿孔板2上のペレットが加熱され且
つ、モータMの動力にて駆動される撹拌翼6a,6bならび
に固定されている撹拌棒7a,7bによってペレットが撹拌
される。
なお、本発明はPPSによるフィルムの成形工程だけでな
く、繊維やパイプの成形などのような他の押出成形にも
適用できる。
く、繊維やパイプの成形などのような他の押出成形にも
適用できる。
PPSは、例えば特開昭61−14228号公報に開示されている
ような、パラフェニレンスルフィドポリマーとメタフェ
ニレンスルフィドポリマーのモル比が85:15程度である
ブロックコーポリマーを使用した。また使用したPPS素
材は、樹脂温度310℃/剪断速度200(秒)-1で測定した
溶融粘度が4,000ポイズ、ガラス転移点の温度が約73℃
である。ガラス転移点の温度は、特開昭61−14228号公
報に開示されているのと同じ測定方法によって測定され
た値、すなわちメトラー社製の差動走査型熱量計(DS
C)を用い、窒素下でサンプル10mg、昇温速度10℃/min
で測定した場合の吸熱開始を示す温度で表される値であ
る。このブロックコーポリマーを押出し水冷して3mm程
度に切断したペレットを、第3図に示す結晶化装置に約
50Kg供給した。ヒータによって約150℃の熱風をチャン
バ1内に供給し、モータMによって撹拌翼を24rpmの回
転数にて回転させた。
ような、パラフェニレンスルフィドポリマーとメタフェ
ニレンスルフィドポリマーのモル比が85:15程度である
ブロックコーポリマーを使用した。また使用したPPS素
材は、樹脂温度310℃/剪断速度200(秒)-1で測定した
溶融粘度が4,000ポイズ、ガラス転移点の温度が約73℃
である。ガラス転移点の温度は、特開昭61−14228号公
報に開示されているのと同じ測定方法によって測定され
た値、すなわちメトラー社製の差動走査型熱量計(DS
C)を用い、窒素下でサンプル10mg、昇温速度10℃/min
で測定した場合の吸熱開始を示す温度で表される値であ
る。このブロックコーポリマーを押出し水冷して3mm程
度に切断したペレットを、第3図に示す結晶化装置に約
50Kg供給した。ヒータによって約150℃の熱風をチャン
バ1内に供給し、モータMによって撹拌翼を24rpmの回
転数にて回転させた。
第4図は、チャンバ1の送風口1aに供給される熱風の温
度α、排出口1bから排出される排気温度β、ならびにモ
ータMの電流値γの変化を時間経過に従って示した線図
である。運転を開始して約14〜15分後にチャンバ1内の
温度(排気温度β)は約90〜100℃になり、そのときペ
レットは粘着性を帯びるようになり、撹拌翼の負荷が大
きくなって、モータMの電流値が急に高くなる。撹拌翼
6a,6bによる撹拌を続けていると、PPSペレットどうしが
付着して空隙の多い凝集体となり、その見かけ上の体積
が膨張して、チャンバ1内にて盛り上がる。運転を開始
して約17〜18分程度経過し、チャンバ1内の温度(排気
温度β)が約110〜115℃まで上昇すると、PPSは結晶化
が促進されて急に白くなる。そして撹拌によってペレッ
ト凝集体がほぐれてばらばらになり始め、見かけ上の体
積が減少して盛り上がりが収縮する。このとき第4図に
てγで示すように、モータMの負荷が急激に小さくな
り、回転開始時よりもさらに電流値が低下する。運転を
開始して約25分後には、PPSの結晶化は20〜30%まで進
行する。この結晶化度は、例えばJIS K7112−1980にお
いてD法として規格されている密度勾配管法によって測
定したものである。運転停止後、バルブ3を開放してPP
Sを排出する。そして、第2図に示す押出し機によってP
PSを押出成形したが、このときには既にPPSの粘着性が
低下しており、フィードゾーン(l1)にてペレットが凝
集したり、ペレットがスクリューに粘着したりせず、円
滑な押出しが行なわれた。
度α、排出口1bから排出される排気温度β、ならびにモ
ータMの電流値γの変化を時間経過に従って示した線図
である。運転を開始して約14〜15分後にチャンバ1内の
温度(排気温度β)は約90〜100℃になり、そのときペ
レットは粘着性を帯びるようになり、撹拌翼の負荷が大
きくなって、モータMの電流値が急に高くなる。撹拌翼
6a,6bによる撹拌を続けていると、PPSペレットどうしが
付着して空隙の多い凝集体となり、その見かけ上の体積
が膨張して、チャンバ1内にて盛り上がる。運転を開始
して約17〜18分程度経過し、チャンバ1内の温度(排気
温度β)が約110〜115℃まで上昇すると、PPSは結晶化
が促進されて急に白くなる。そして撹拌によってペレッ
ト凝集体がほぐれてばらばらになり始め、見かけ上の体
積が減少して盛り上がりが収縮する。このとき第4図に
てγで示すように、モータMの負荷が急激に小さくな
り、回転開始時よりもさらに電流値が低下する。運転を
開始して約25分後には、PPSの結晶化は20〜30%まで進
行する。この結晶化度は、例えばJIS K7112−1980にお
いてD法として規格されている密度勾配管法によって測
定したものである。運転停止後、バルブ3を開放してPP
Sを排出する。そして、第2図に示す押出し機によってP
PSを押出成形したが、このときには既にPPSの粘着性が
低下しており、フィードゾーン(l1)にてペレットが凝
集したり、ペレットがスクリューに粘着したりせず、円
滑な押出しが行なわれた。
なお、材質として例えば特開昭61−7332号公報に開示さ
れているようなパラフェニレンスルフィドのホモポリマ
ーを使用して実施することも可能である。パラフェニレ
ンスルフィドのホモポリマーでは、ガラス転移点の温度
が約88℃であり前記実施例による素材よりも高いため、
結晶化装置内にてペレットが変化する際の温度も前記実
施例よりも高くなる。
れているようなパラフェニレンスルフィドのホモポリマ
ーを使用して実施することも可能である。パラフェニレ
ンスルフィドのホモポリマーでは、ガラス転移点の温度
が約88℃であり前記実施例による素材よりも高いため、
結晶化装置内にてペレットが変化する際の温度も前記実
施例よりも高くなる。
以上のように本発明によれば、全体がアモルファスなあ
るいは結晶化度が低いPPSのペレットを加熱して撹拌し
結晶化度を20%以上好ましくは20〜30%径度に促進する
ことにより、粘着性を低下させるようにしたので、その
後の押出し工程において材料供給部内でPPSが凝集した
りあるいはスクリュに付着することはなく、安定した押
出しが行なわれるようになる。
るいは結晶化度が低いPPSのペレットを加熱して撹拌し
結晶化度を20%以上好ましくは20〜30%径度に促進する
ことにより、粘着性を低下させるようにしたので、その
後の押出し工程において材料供給部内でPPSが凝集した
りあるいはスクリュに付着することはなく、安定した押
出しが行なわれるようになる。
第1図は本発明によるポリフェニレンスルフィドの押出
成形方法の工程図、第2図は押出し機の構造の概略を示
す断面図、第3図は結晶化装置の構造の概略を示す断面
図、第4図は実施例における結晶化装置内の温度変化な
らびにモータの電流値の変化を示す線図である。 1……チャンバ、2……穿孔板、5……シャフト、6a,6
b……撹拌翼。
成形方法の工程図、第2図は押出し機の構造の概略を示
す断面図、第3図は結晶化装置の構造の概略を示す断面
図、第4図は実施例における結晶化装置内の温度変化な
らびにモータの電流値の変化を示す線図である。 1……チャンバ、2……穿孔板、5……シャフト、6a,6
b……撹拌翼。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−45106(JP,A) 特開 昭55−154113(JP,A) 特開 昭61−112009(JP,A) 特開 昭59−12805(JP,A) 特開 昭58−45229(JP,A) 特開 昭58−47024(JP,A) 特開 昭59−22926(JP,A) 特公 昭47−37498(JP,B1)
Claims (2)
- 【請求項1】アモルファスあるいは結晶化度が低いポリ
フェニレンスルフィドのベレットを、一定時間加熱して
密度勾配法によって測定された結晶化度が20%以上とな
るようにし且つ、ペレット単体となるようにほぐした後
に押出工程へ移行させることを特徴とするポリフェニレ
ンスルフィドの押出成形方法。 - 【請求項2】ペレットを攪拌によって単体となるように
ほぐす特許請求の範囲第1項記載のポリフェニレンスル
フィドの押出成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61285619A JPH07112702B2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | ポリフエニレンスルフイドの押出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61285619A JPH07112702B2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | ポリフエニレンスルフイドの押出成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63137822A JPS63137822A (ja) | 1988-06-09 |
| JPH07112702B2 true JPH07112702B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=17693871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61285619A Expired - Lifetime JPH07112702B2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | ポリフエニレンスルフイドの押出成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07112702B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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| JPS5847024A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-18 | Toray Ind Inc | ポリエステルの製造法 |
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-
1986
- 1986-11-29 JP JP61285619A patent/JPH07112702B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63137822A (ja) | 1988-06-09 |
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