JPS5942611B2 - ポリフエニレンスルフイドフイルムの製造方法 - Google Patents

ポリフエニレンスルフイドフイルムの製造方法

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JPS5942611B2
JPS5942611B2 JP54110394A JP11039479A JPS5942611B2 JP S5942611 B2 JPS5942611 B2 JP S5942611B2 JP 54110394 A JP54110394 A JP 54110394A JP 11039479 A JP11039479 A JP 11039479A JP S5942611 B2 JPS5942611 B2 JP S5942611B2
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melt
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幸男 野口
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリフェニレンスルフィド(以下、PPSと
いう)を主成分とするフィルムの製造方法に関するもの
である。
従来、PPSを主成分とするフィルム伏成形物は、その
原料が溶融されてスリット状口金から押 。
出され、冷却固化後熱処理又は延伸熱処理されることに
より製造されていた。しかし、かかる従来のフィルムの
製造方法ではフィルム端部、すなわち製品となる所定の
幅以外の端部を屑として回収し、その屑を原料に混入し
て再使用すると、PPS特有のゲル状異物が発生し、フ
ィルムの特性を悪化させていた。
また、この屑を混入しなくても、得られたフィルムは、
低温条件(寒冷地)での機械的特性が劣るという欠点を
有していた。さらに延伸工程を含む製膜法ではゲル状異
物による延伸時のフィルム破れにも悩まされていた。本
発明の目的は、係る従来法の欠点を解消し、「屑」のリ
サイクルを行ないつつ、耐熱性はもとより低温での靭性
にも優れたPPSフィルムを工業的に極めて効率よく製
造し得る方法を提供せんとするものである。
本発明は上記の目的を達成するため、メルトフロー値M
が10≦M≦130の高重合度ポリフェニレンスルフィ
ドを主体とする熱可塑性樹脂組成物を溶融し、スリット
状のダイから押し出し、冷却固化してフィルム状とし、
次いで275℃以下でかつ下記の式で決定される下限温
度T。
以上の温度で、1秒乃至100秒、定長熱処理するポリ
フェニレンスルフィドフィルムの製造方法を特徴とする
ものである。T0=1.3M+100 本発明に言う「高重合度PPS」とは、ポリマのくり返
し単位の9Omol%以上が一、式+05チで表わされ
る構造を有し、かつ該ポリマのメルトフロー値(AST
MD−1238−70に従つて、荷重5kgを使用し、
315.6℃(600下)で測定し、g/10分単位で
表わした値)が、10乃至130(より好ましくは15
乃至100)の範囲にあるものを意味する。
該ポリマのくり返し単位の残りの10mol%未満につ
いては、下記のような構造式を有するものから構成され
ることができる。係る高重合度PPSは、チオ硫酸塩、
チオ尿素、チオアミド、元素イオウ、二硫化炭素、オキ
シ硫化炭素、チオカルバメート、モノチオカルボナート
、ジチオカルボナート、トリチオカルボナート、メルカ
ブタン、メチカプチド、スルフイド、五硫化リン、及び
アルカリ金属重硫化物から選ばれた少なくとも一種類の
イオウ化合物と、少なくとも一種類のP−ジハロゲンベ
ンゼンと、少なくとも一種類の塩基と、少なくとも一種
類の有機アミドと、少なくとも一種類のアルカリ金属カ
ルボン酸塩とを重合することによつて得ることができる
なお、重合されたポリマのメルトフロー値が130をこ
えるものであつても、ポリマを酸素を含有する高温気体
に接触させてその値を130以下に減少させる(以下、
プレキユアという)ことができるが、この場合にはプレ
キユア前のメルトフロー値が1500以下である必要が
ある。該重合体のメルトフロー値が10未満では、溶融
時の流動性に乏しく、後の溶融押出操作が困難となる。
また、メルトフロー値が130を超えると「屑」のリサ
イクルがゲルの発生のために困難となり、さらには製造
されたフイルムの低温における靭性が著しく損なわれる
。プレキユア前のメルトフロー値が1500を超えた場
合もまた同様である。メルトフローとポリマの溶融粘度
は完全な一義的関係はないがメルトフロー10乃至13
0はおおよそ300℃、剪断速度200(秒)1のもと
で溶融粘度1〜2万ボイズ乃至1〜2千ボイズに対応し
ている。
また重合度に関してはPPSが常温で一般の有機溶媒に
全く溶解しないため測定することが容易ではなく、また
共重合組成、架橋度などによつて大きく異なるため正確
な数値は不明であるがおおよそ50から1000程度で
ある。本発明に用いる熱可塑性樹脂組成物は、上記の高
重合度PPSの他に、全組成物に対して5wt%程度以
下のポリマ組成物(例えば、ポリアリレンスルフイド、
ポリアリレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチ
レン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリスルホン
、ポリエーテルスルホン、含フツ素ポリマ、ポリイミド
など)又は/及び10wt%程度以下の有機もしくは無
機のフイラ一類(例えば、グラスフアイバ、カーボンフ
アイバ、タルク、酸化チタン、酸化ケイ素、力ーボンブ
ラツク、クレイ、マイカ、アスベスト、金属粉末など)
を含むことができる。また、酸化防止剤、熱安定剤、滑
剤、核形成剤、紫外線吸収剤などの添加剤を通常添加さ
れる程度添加することができる。該樹脂組成物が上記の
量を超えて他のポリマ、フイラ一などを含むと、得られ
るフイルムの低温における靭性が損なわれる。
本発明において、高重合度PPSに他の組成物を配合す
る方法は、各組成物の粒体、粉末あるいはペレツトをV
型ブレンダ、スパーミキサ一などの混合装置を用いて混
合し、直接溶融成形プロセスに供給してもよ(・し、ま
たエクストルーダ、コニーダなどで溶融混合し、ペレツ
ト化して、溶融成形プロセスに供給してもよい。
斯して得られたPPS系組成物は、エクストルーダに代
表される周知の溶融押出装置に供給され、該組成物の融
点以上の温度に加熱され溶融される。
溶融状態のPPSは、酸素との接触で酸化架橋しやすく
、これがゲル発生の一因となるもので、エクストルーダ
等のホツパ内を、窒素、二酸化炭素などの不治性ガスで
置換するのが最も好ましい。また、エクストルーダを用
いて溶融押し出しを行なう場合には、原料樹脂組成物に
有機金属塩に代表される滑剤を0.01〜0.5wtc
f6添加しておくことによつて、エクストルーダのバレ
ル内の固体輸送ゾーンにおける剪断発熱が減少する結果
、PPS特有のゲルの発生が抑制されるので極めて好ま
しい。溶融されたPPS系組成物は、スリツト伏のダイ
(例えば、Tダイ、サーキユラダイなど)から連続的に
押し出され、続いて該組成物の主成分たる「高重合度P
PS」のガラス転移点以下の温度にまで強制的に冷却固
化する。
係る強制冷却の手段としては、その表面が上記のガラス
転移点以下の温度に保持されたドラム上はキヤストする
方法、該ガラス転移点以下の温度の気体もしくは液体を
吹きつける方法、あるいは該ガラス転移点以下の温度に
保たれた液体中に浸漬する方法などを用いることができ
る。また上記の方法を組み合わせて用いることも可能で
ある。本発明の目的を有効に達成するためには、上記の
冷却固化プロセスにおいて、樹脂の温度が上記のガラス
転移点以上にある時間を100秒以下(好ましくは60
秒以下)に制限する必要がある。
係る範囲内なら、強制冷却前に押出された樹脂をいわゆ
る「ホツトロール」に接触せしめる等の冷却遅延手段を
とることも支障ない。係る時間が100秒を超えると、
「屑」のリサイクル過程において「ゲル」の発生を促す
と同時に、製造されるフイルムの低温での靭性を損うこ
ととなる。本発明の目的に添つた最も好ましい冷却固化
法の一例として、表面を30℃以下に保つた金属ドラム
上に溶融フイルムをキヤストすると同時に、溶融ポリマ
とドラムの接点付近でポリマに静電荷を印加し、係る静
電荷とドラム表面に誘導された誘導電荷との間のクーロ
ン引力によつて溶融ポリマをドラム表面に密着させ、ポ
リマの冷却を促進する方法(いわゆる、静電印加キヤス
ト法)を挙げることができる。われわれは係る静電印加
キヤスト法が本発明の達成に著しく効果があること、す
なわち本法を用いることにより、キヤストされた樹脂組
成物がより急速に冷却され、かつ得られるフイルムの平
面注が著しく向上する結果、最終的に得られるフイルム
の低温における靭性向上に好ましい結果が得られること
を見出した。斯して、中間製品たるフイルム状の成形体
を得る。
本発明に言う「フイルム」とは、厚さ5以下の薄葉状成
形体を意味する。次に、耐熱性を強化する目的で定長熱
処理を行なう。
本発明に言う「定長熱処理」とは、熱処理前後のフイル
ムの寸法変化が±5%以下となるような条件下で熱処理
することを意味する。本発明における熱処理は、加熱さ
れた液体又は気体の流れ、あるいは固体の表面に、被処
理フイルムを接触せしめることにより行なわれる。本発
明における熱処理の「温度」及び「時間」とは、係る加
熱媒体の温度及び接触時間に他ならない。係る熱処理方
法の具体例としては、加熱されたロールに接触せしめる
方法(以下、ロール熱処理法という)、テンタ一を用い
る方法、ロール上で熱風を吹きつける方法などを挙げる
ことができる。本発明における加熱処理温度の上限は、
275℃であり、一方下限は、該樹脂組成物のメルトフ
ロー値Mを変数とする等式T。
=1.3M+100(但し、10≦M≦130)で決定
されるT。5である。
係る下限は、得られるフイルムの耐熱性の点から少なく
とも150℃以上に設定するのがより好ましい。係る熱
処理の温度が上記の下限温度未満の場合、製造されたフ
イルムの低温における靭性が損われまた該温度が275
℃を越えると、[屑」のリサイクル時にゲルの発生を伴
うのみならず、被処理フイルムが軟化し形態保持性を失
うために上記の方法によつて熱処理を行なうことが困難
となる。
本発明における熱処理の時間は、1秒以上100秒以下
であることが必須であるが、熱処理の最適時間範囲は、
処理法によつて異なる。
例えば、ロール熱処理では1秒乃至20秒、デンタ一法
では5秒乃至60秒が好ましい。係る熱処理の時間が1
秒未満では、製造されたフイルムの耐熱性強化が充分に
行なわれず、また該時間が100秒を超えると、「屑」
のリサイクル時にゲルの発生を伴い、製造されたフイル
ムの低温における靭性も損なわれる。
本発明は、溶融押出しされた樹脂組成物を冷却固化して
フイルム状とした後に、熱処理を行なうことが必須の要
件であるが、上に述べた条件の範囲内なら、熱処理の前
又は/及び後において、他の物品とのラミネート又は熱
融着、金属表面への熱圧着、表面処理などの加工を施す
ことができる。
また溶融された「高重合度PPSを主体とする組成物」
を他の物品の上に直接押出しラミネートすることも可能
である。本発明の方法によれば、「屑」のリサイクル時
のゲルの発生が著しく少なくなり、従来事実上不可能で
あつた「屑」のリサイクルが可能になり、工業的に極め
て高収率で「PPS系組成物」からなるフイルムを製造
することができるという効果が得られる。
また本発明によつて製造されたフイルムは、PPS特有
の優れた耐熱性を有することはもちろん、さらに低温で
の靭性に優れ、室温以下の低温条件下においても、振動
やくり返し伸縮・曲げ応力に対する耐久性に優れている
ので、従来のPPS系フイルムでは使用できなかつた寒
冷地の屋外でも使用できるなど、極めて広範囲に使用す
ることができる。
本発明によつて製造されたフイルムは、寒冷地p屋外で
使用される電気・電子機器(例えば、自動車用の電子機
器や発電機など)のための絶縁材料(例えば回路基板、
スロツトライナなど)に最適である。次に、本発明の方
法を実施例によつて具体的に説明する。
下記の実施例において使用した、ポリマ及びフイルムの
、特性値の測定法及び評価法は次の通りである。
(1)ガラス転移点(Tg)及び融亨(Tm)示差熱分
析法によつた。
(2)メルトフロー値 ASTMD−1238− 70に規定された方法に従い
、荷重5kgを使用し、315.6℃(600下)で測
定した。
数値はg/10分単位で表わす。
(3)引つ張り強度及び伸度 JISZl7O2VC規定された方法に従つて、インス
トロンタイプの引張試験機を用いて測定した。
(4)耐熱性 ゜フイルムの150℃における強伸度を前記の方法で測
定した。
またフイルムを熱風オーブン中で250℃、48時間エ
ージングした後、前記の方法で強伸度を測定し、エージ
ング前の強伸度と比較した。(5)ポリマ中のゲル状異
物の量 光学顕微鏡を用いて観察した。
数値はフイルム厚さ100μ、面積100−当りの個数
で表わす。(6) 「屑」のリサイクルに伴うゲルの増
加「屑」のリサイクルを10回くり返し(ただし、各回
とも原料樹脂の50wtq6が前回の屑となるようにし
た)、その後、前記(5)Vcよつて異物量の測定を行
ない、リサイクルを行なわない場合と比較した。
(7) 「屑」のリサイクルに伴う物性の変化前記(6
)の方法でリサイクルを行ない、その後(3)の方法で
強度・伸度を測定し、リサイクルを行なわない場合と比
較した。
(8)低温における靭性 JISP8ll5に規定された方法(いわゆるMIT法
)に従つて、0℃におけるフイルムの耐屈曲回数を測定
した。
実施例 1 (1) PPSの重合 A.本発明に用いる高重合度PPS(PPS一Aとする
)の重合オートクレーブに、硫化ナトリウム32.6k
g(250モル、結晶水40wt%を含む)、水酸化ナ
トリウム100g、安息香酸ナトリウム36.1kg(
250モル)、及びN−メチル−2−ピロリドン(以下
NMPと略称する)79.2kgを仕込み、かく伴しな
がら徐々に205℃まで昇温し、水6.9kgを含む留
出液7.0tを除去した。
残留混合物に、1,4−ジクロルベンゼン(以下DCB
と略称する)37.5kg(255モル)、及びNMP
2O.Okgを加え、265℃で5時間加熱した。反応
生成物を熱湯で8回洗浄し、真空乾燥器を用いて80℃
で24時間乾燥して、メルトフロー 80,Tg89℃
、Tm28O℃を有する高重合度PPS2l.lkg(
収率78%)を得た。
B.比較のためのPPS(PPS−Bとする)の重合上
記Aと同様の操作によつて2時間重合を行ない、メルト
フロー205、Tg87℃、Tm28l℃を有する乾燥
したPPS約20kgを得た。
(2)溶融成形 上記(l)で得られた組成物A及びBを、各々40nT
mφのエクストルーダに供給し、310℃で溶融し、長
さ320m)間隙0.3mmの直線状リツプを有するT
ダイから押出し、表面温度を30℃に保つた金属ドラム
上に静電印加キヤストして冷却固化し、幅280m、厚
さ50μmのフイルムA及びBを得た。
(3)加熱処理 フイルムA及びBを各々表面温度250℃の加熱ロール
に5秒間接触させて加熱処理を行なつた(得られたフイ
ルムをA−1及びB−1とする)。
一方比較のために、フイルムA及びBを表面温度190
℃のロールで5秒間加熱処理した(得られたフイルムを
A−2及びB−2とす仏表−1に得られたフイルムの評
価結果及びリサイクルテストの結果を示す。
本発明法によつて製造されたフイルムは、他に比較して
、ゲルの発生が少なく、低温での靭性にも優れているこ
とが明らかである。
実施例 2 (1) PPSの重合 実施例1の(1)Aと同様にして、メルトフロの異なる
5種類のPPS(PPS−C,−D,−E,*イK試料
記号 使用 PPS 加熱処 理温度 (0 強 −司 度(Kg b /Rnrri: 1−・ A=1 A−2 B−1 B−2 A A B B 7.2 7.4 6.9 7.0 8.9 8.7 8,5 8.3 2.4 2.5 2.6 2.4 強度、伸度の測定条件 A.製造直後常温で測定 B.25O℃,48hrエージング後、 C.製造直後、150℃で測定 D.リサイクルテスト後、常温で測定 表 試料 記号 メルト フロー 値 熱処理下限 温度の計算 値(℃) 熱処理 温度(6) 強度 a (Kg b C−1 C−2 C−3 D−1 D−2 E−1 E−2 F−1 F−2 G−1 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 −1) −I.O− 8.1 8.3 7,5 7.6 7.3 7.4 7.4 7.5 7.1 −轟 8.8 8,9 8.4 8.3 8.4 8.5 8.1 8.3 7.9 強度・伸度の測定条件A ,b dは、 表 *゛−F,及び−G)を重合した。
(2)溶融成形 実施例1の(2)と同様にして、幅2801TIn1.
厚さ50μmのフイルムC,D,E,F及びGを得た。
(3)フイルムC−Gを各々、テンタ式熱処理機を用い
て、種々の温度で30秒間定張熱処理し、C−1〜C−
2,D−1,D−2,E−1,E一2,F−1,F−2
およびG−1を得た。
表−2に得られたフイルムの評価結果及びリサイクルテ
ストの結果を示す。表−2は、本発明法における定長熱
処理の下限温度の重要性を明らかにしている。
すなわち、該下限温度以下で熱処理されたフイルムは、
低温における靭性が低く実用に耐えない。伸 ―1 度 (5) C 低温 靭性 (5) リサイクル によるゲル の増加率(5) 備考 81] 7,2 5.0 4.8 1:.:1 7.8 6.7 2.4 2.2 本発明 比較例 温で測定 測定条件に同じ。
実施例 3 (1) PPSの重合、プレキユア 実施例1の(1)Aと同様にして、メルトフロー300
,T886℃,Tm284℃のPPSを重合した。
得られたポリマを、熱風オーブン中で250℃に加熱し
プレキユアを行ない、プレキユア後のメルトフロー5〜
250のPPS4種類(PPS−H,−1,−J及び−
K)を得た。
(2)溶融成形実施例1の(2)と同様にして、厚さ5
0μmのフイルム(H,I,J,K)を得た。
(3)加熱処理 上記(3)で得られたフイルムを各々テンタ一式熱処理
機を用いて270℃で40秒間定長熱処理し、H−1,
I−1,J−1,K−1を得た。
得られたフイルムの評価結果及びリサイクルテストの結
果を表−3に示す。表−3は、重合後プレキユアによつ
て高重合度化する方法で作られた[高重合度PPS」を
原料として本発明の方法により製造されたフイルムもま
た、ゲルの発生が少なく、低温での靭性にも優れている
ことを示している。
実施例 4 (1) PPSの重合、プレキユア 実施例1の(1)と同様にして、メルトフロー1300
と2000のPPSを得た。
上記(1)で得たPPSと実施例3の(1)で重合した
PPSを、熱風オーブン中で250℃に加熱し、いずれ
もメルトフローが90になるまでプレキユアしPPS−
L,−M,及び−Nを得た。
(2)溶融成形ブレキユアしたポリマを実施例1の(2
)と同様にして溶融成形し、厚さ50μmのフイルム(
L,M及びN)とした。
(3)加熱処理 得られたフイルムを実施例3の(3)と同様にして定長
熱処理し、フイルムL−1,M−1,N1を得た。
このフイルムL−1,M−1,N−1の評価結果及びリ
サイクルテストの結果を表−4に示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メルトフロー値Mが10≦M≦130の高重合度ポ
    リフェニレンスルフィドを主体とする熱可塑性樹脂組成
    物を溶隔し、スリット状のダイから押し出し、冷却固化
    してフィルム状とし、次いで、275℃以下でかつ下記
    の式で決定される下限温度T_0以上の温度で、1秒乃
    至100秒、定長熱処理することを特徴とする、ポリフ
    ェニレンスルフィドフィルムの製造方法。 T_0=1.3M+100
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