JPH07114584B2 - 田植機におけるローリング姿勢制御装置 - Google Patents

田植機におけるローリング姿勢制御装置

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JPH07114584B2
JPH07114584B2 JP4107696A JP10769692A JPH07114584B2 JP H07114584 B2 JPH07114584 B2 JP H07114584B2 JP 4107696 A JP4107696 A JP 4107696A JP 10769692 A JP10769692 A JP 10769692A JP H07114584 B2 JPH07114584 B2 JP H07114584B2
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shaft
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広志 北川原
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用型田植機の苗植装
置におけるローリング姿勢の自動制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用型田植機の苗植装置には、
走行機体の進行方向左右に適宜間隔で圃場面に多条に沿
って苗植付けするように複数の苗植機構を並設すること
が多い。この場合、苗植装置の左右位置の圃場面に対す
る苗植付け深さが一定となるようにしなければならな
い。
【0003】しかし、苗植装置におけるフロートが接地
する圃場面及び走行機体の車輪が接地する耕盤には、各
々凹凸があると共に、圃場面と耕盤とは常に平行でない
ので、苗植装置は圃場面に対してローリング動すること
になる。このように苗植装置が圃場面に対してローリン
グ動すると、当該苗植装置の左右位置において圃場面と
の上下高さが相違し、従って、左右位置における苗の植
付け深さは、一方が深く、他方が浅くなるというよう
に、苗植え深さが一定にならず、植付け深さが深い個所
では苗の活着が悪く、植付け深さが浅い個所では浮苗を
生じる不都合があった。
【0004】そこで、先行技術としての実開昭58−9
4313号公報は、苗植装置を、走行機体から後方に延
びるトップリンク及びロワーリンクの後端部に、前後方
向に延びるローリング軸を中心にしてローリング動自在
に装着して、この苗植装置をモータにてローリング動す
るように構成する一方、苗植装置における左右両側部フ
ロートと、前記モータとを、一方の側部フロートが上昇
動するとモータが苗植装置を一方の側フロートを持ち上
げる方向にローリング動し、他方の側部フロートが上昇
動するとモータが苗植装置を他方の側フロートを持ち上
げる方向にローリング動する如く作動するように関連す
ることによって、圃場面に対する苗植装置の姿勢を略一
定に保つことを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この先行技術
のものは、両側部フロートのうちいずれか一方の側部フ
ロートが上昇動したときのみ、苗植装置を走行機体に対
してローリング動するように構成したものであって、一
方の側部フロートの下降動に応じて苗植装置をローリン
グ動するものではなく、制御の幅が狭いから、苗植装置
を、圃場面における凹凸に応じて的確にローリング制御
できないと言う問題があった。
【0006】しかも、前記先行技術のものは、苗植装置
におけるローリング動の中心であるローリング軸を、走
行機体に対して苗植装置を連結するためのトップリンク
及びロワーリンクのうちロワーリンクと略同じ高さの部
位に配設すると言う構成にしていることにより、前記ロ
ーリング軸から両側部フロートまでの距離が短くて、両
側部フロートが或る高さまで上昇動したとき、これに追
従して苗植装置を圃場面に対して略平行な状態にまでロ
ーリング動するときの回動角度が大きくなるから、ロー
リング制御の感度が低いと言う問題もあった。
【0007】本発明は、これらの問題を、重量の増大及
び大型化を招来することなく、解消することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、「走行機体から後方に延びるトップリンク及
びロワーリンクの後端部に、少なくとも左右一対の側部
フロートを有する苗植装置を、走行機体の前後方向に延
びるローリング軸を中心としてローリング自在に装着し
て成る田植機において、前記左右一対の側部フロートを
前記苗植装置に対して各々独立して自在に上下動するよ
うに構成する一方、前記走行機体側に、これに取付けた
モータの正逆回転によって前記ローリング軸の軸線と略
直角の方向に往復動するようにしたローリング制御軸を
設けて、このローリング制御軸に前記苗植装置を、当該
ローリング制御軸の往復動により苗植装置が走行機体に
対してローリング動するように関連する一方、前記ロー
リング制御軸を往復動するモータを、前記両側部フロー
トの相互間における高低差に応じて当該高低差を無くす
る方向に正逆回転するようにした手段を設け、更に、前
記ローリング軸を、前記トップリンクとロワーリンクと
の間における高さの部位に配設し、且つ、前記両側部フ
ロートを、苗植装置の左右外側に位置する。」と言う構
成にした。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図において符号1は走行機体を示し、該走行機体1
は、車体フレーム2とその前部下面に取付く前2輪3
と、後部下面にチエンケース4を介して取付く後2輪5
とからなり、前記車体フレーム2の上面には操縦座席6
と操向ハンドル7とを備え、車体フレーム2の前部上面
に搭載したエンジン8の駆動により走行するように構成
されている。
【0010】符号9は前記走行機体1の後部に位置する
苗植装置を示し、該苗植装置9は、伝動ケース10と、
この伝動ケース10から横方向に適宜間隔で取付く3個
の植付けケース11と、各植付けケース11の下面に各
々装着した左右一対の側部フロート12a,12bと、
中央フロート13と、更には、上端が走行機体1に近づ
くように傾斜した苗載台14とからなり、前記各植付け
ケース11の後端には上下揺動式の苗植機構15が設け
られている。
【0011】前記走行機体1の後面下部には左右一対の
ロワーリンク16の基端を、後面上部には一本のトップ
リンク17の基端を各々回動自在に枢着し、走行機体1
と前記トップリンク17との間には、苗植装置9を大き
く上下昇降するための油圧シリンダ37を設ける。前記
両ロワーリンク16及びトップリンク17の先端部の左
右両側に配設した継手板18間を、上下一対のピン軸1
9,20にて連結して、その上部ピン軸19に前記トッ
プリンク17の先端を、下部ピン軸20に両ロワーリン
ク16の先端を各々回動自在に枢着し、且つ両継手板1
8間には上下一対のヒッチピン21,22を装架する一
方、苗植装置9における伝動ケース10の走行機体1の
後面に対向する側面には、走行機体1の平面中心線上の
位置にローリング軸24を備えたブラケット板23を、
当該ブラケット板23におけるローリング軸24が、前
記ロワーリンク16とトップリンク17との略中間の高
さの部位に位置するように取り付け、該ブラケット板2
3におけるローリング額24に、前記両継手板18の間
に挿入し得るように平面コ字状に形成したヒッチ体25
を回動自在に被嵌し、該ヒッチ体25における左右側板
26の前面には、上部に前記上部ヒッチピン21に引っ
掛る下向きフック部27を、下部に下部ヒッチピン22
が嵌まり得る凹所28を各々設ける一方、ヒッチ体25
の左右側板26間にはヒッチ軸29を両ヒッチピン2
1,22と平行に回転自在に軸支し、該ヒッチ軸29の
一端にはレバーハンドル30を固着してこのレバーハン
ドル30にてヒッチ軸29を回動するように構成すると
共に、両側板26間のヒッチ軸29には、偏芯カム31
を設けて、この両偏芯カム31に、前記下部ヒッチピン
22に引っ掛けるようにしたフックレバー32を回動自
在に被嵌し、両フックレバー32を同時に回動し得るよ
うにパイプ33を介して連結し、一方のフックレバー3
2の一端から外向きに突設したピン34と、前記レバー
ハンドル30から外向きに突設したピン35との間に
は、レバーハンドル30を苗植装置9側に回動した時両
フックレバー32を下部ヒッチピン22に対して引っ掛
る方向に付勢するようにしたばね36を装架する。
【0012】また、前記両側部フロート12a,12b
は、各植付けケース11の下面に進行方向と直角方向に
装架した横棒38に、リンク機構39a,39bを介し
て前部が自在に上下動するように取り付けられ、この両
リンク機構39a,39bには、その各々に対するワイ
ヤー40a,40bの一端を、各側部フロート12a,
12b前部の上昇動によって当該両ワイヤー40a,4
0bが引っ張られるように各々係着する。
【0013】前記走行機体1側におけるヒッチ体25に
取付くギヤケース41には、進行方向に対して直角方向
に延びるローリング制御軸42を、その横方向に摺動自
在に軸支し、該ローリング制御軸42には、2つの突起
43a,43bを固着して、この両突起43a,43b
の間に、前記、苗植装置9側におけるブラケット板23
から一体的に突出した突片44を挿入し、この突片44
の両側と前記両突起43a,43bとの間にローリング
制御用ばね45a,45bを各々介挿して、ローリング
制御軸42の摺動により、苗植装置9が走行機体1に対
してローリング動するように構成する。
【0014】また、前記ギヤケース41内におけるロー
リング制御軸42には、右螺子の雄螺子部46を設け
て、これに螺子歯車47を螺合し、該螺子歯車47を、
前記ギヤケース41の側面に取付く正逆回転式ローリン
グ制御モータ48にて、右方向に回転することにより前
記ローリング制御軸42が矢印Aで示す左方向に摺動
し、左方向に回転することにより前記ローリング制御軸
42が矢印Bで示す右方向に摺動するように構成する。
【0015】一方、前記走行機体1又は苗植装置9に
は、ローリングセンサーアーム49の基端を回転自在に
ピン50枢着し、該ローリングセンサーアーム49に穿
設の長溝孔51に摺動自在に嵌合する係合子52に、前
記両側部フロート12a,12bに連なるワイヤー40
a,40bの他端におけるばね57a,57bを、右側
部フロート12bのワイヤー40bが引っ張られると当
該ローリングセンサーアーム49が右方向に回動し、左
側部フロート12aのワイヤー40aが引っ張られると
当該ローリングセンサーアーム49が左方向に回動する
ようにして係着する。
【0016】そして、前記ローリングセンサーアーム4
9の両側には、当該ローリングセンサーアーム49の接
触によってONになるリミットスイチ53a,53bを
配設して、該両リミットスイチ53a,53bを、前記
ローリング制御モータ48への電気回路54中に、左リ
ミットスイチ53aのONにてローリング制御モータ4
8が螺子歯車47を左回転する方向に駆動回転し、右リ
ミットスイチ53bのONにてローリング制御モータ4
8が螺子歯車47を右回転する方向に駆動回転するよう
に介挿して成るものである。
【0017】つまり、前記ローリング制御モータ48
を、前記両側部フロート12a,12bの相互間におけ
る高低差に応じて当該高低差を無くする方向に正逆回転
するように構成する。なお、符号56a,56bはロー
リングに対する復元用のばねを示し、該両ローリング復
元用ばね56a,56bのばね力は、前記ローリング制
御用のばね45a,45bよりも小さい。
【0018】この機構において、苗植装置9が圃場面5
5に対してローリング動しないとき、つまり、苗植装置
9の左右両側が圃場面55に対して所定の高さ位置にあ
るとき、両側部フロート12a,12bはいずれも上昇
動しないから、これに各々のワイヤー40a,40bを
介して連動するローリングセンサーアーム49は、左右
いずれの方向にも回転しない中立位置にあって、両リミ
ットスイチ53a,53bはいずれもONせず、従っ
て、ローリング制御モータ48は停止したままで、当該
ローリング制御モータ48によるローリング制御は行わ
れない。
【0019】次に、苗植装置9の圃場面55に対するロ
ーリングによって、苗植装置9が、圃場面55に対して
その左側が下がるように傾斜することによって、両側部
フロート12a,12bの間に高低差ができると、左側
部フロート12aの上昇動にて、前記ローリングセンサ
ーアーム49をワイヤー40aにて左方向に引っ張る一
方、右側部フロート12bの下降動により、前記ローリ
ングセンサーアーム49に対するワイヤー40bの右方
向への引っ張りが緩むことになるから、前記ローリング
センサーアーム49が、両側部フロート12a,12b
の高低差によって、左方向に回転して左のリミットスイ
チ53aをONする。すると、ローリング制御モータ4
8はローリング制御軸42を図8に矢印Bで示す如く右
方向に摺動するように回転駆動するから、これによって
苗植装置9の左方向への傾きが修正されるのである。
【0020】また、苗植装置9が、圃場面55に対して
その右側が下がるように傾斜することによって、両側部
フロート12a,12bの間に高低差ができると、右側
部フロート12bの上昇動にて、前記ローリングセンサ
ーアーム49をワイヤー40bにて右方向に引っ張る一
方、左側部フロート12aの下降動により、前記ローリ
ングセンサーアーム49に対するワイヤー40aの左方
向への引っ張りが緩むことになるから、前記ローリング
センサーアーム49が、両側部フロート12a,12b
の高低差によって、右方向に回転して右のリミットスイ
チ53bをONする。すると、ローリング制御モータ4
8はローリング制御軸42を図8に矢印Aで示す如く左
方向摺動するように回転駆動するから、これによって苗
植装置9の右方向への傾きが修正されるのである。
【0021】その結果、苗植装置9の圃場面55に対す
るローリングは、当該苗植装置9の左右位置における圃
場面55との高さが常に略一定になるように自動制御さ
れ、苗の植付け深さが、一方で深く、他方で浅くなった
りすることなく、略一定の深さの状態で苗植できるので
ある。なお、ローリングセンサーアーム49における枢
着ピン50を支持するブラケット58を、走行機体1又
は苗植装置9に対して、当該ローリングセンサーアーム
49の長手方向に移動自在に取り付けておけば、この移
動によって、前記自動制御の感度を調節することができ
る。
【0022】
【発明の作用・効果】本発明は、 .前記のように走行機体に対して苗植装置をローリン
グ動するローリング制御モータを、両側部フロートの相
互間における高低差に応じて当該高低差を無くする方向
に正逆回転するように構成にしたもので、この構成によ
り、苗植装置における圃場面に対するローリング制御
を、両側部フロートの相互間における高低差によって行
うことができて、制御の幅を、前記先行技術のように、
両側部フロートの上昇動のみに関連したものより大幅に
増大できるから、苗植装置を、圃場面におるけ凹凸に応
じて的確にローリング制御できる。 .ローリング軸を、ロワーリンクと略同じ高さに位置
することなく、トップリンクとロワーリンクとの間にお
ける高さの部位に配設する一方、両側部フロートを、苗
植装置の左右外側に位置したことにより、前記ローリン
グ軸から両側部フロートまでの距離が長くなり、両側部
フロートが或る高さだけ上下動したとき、これに追従し
て苗植装置を圃場面に対して略平行な状態にまでローリ
ング動するときの回動角度が、前記先行技術の場合より
も小さくなるから、前記した両側部フロートの相互間に
おける高低差に応じてその高低差を無くするようにロー
リング制御する場合における感度を大幅に向上できる。 .走行機体側に、これに取付けたモータの正逆回転に
よって前記ローリング軸の軸線と略直角の方向に往復動
するようにしたローリング制御軸を設けて、このローリ
ング制御軸に前記苗植装置を、当該ローリング制御軸の
往復動により苗植装置が走行機体に対してローリング動
するように関連すると言う構成にしたことにより、モー
タにて苗植装置をローリング制御することの構成が簡単
になり、重量の増大及び大型化を回避できる。と言う作
用・効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のIII − III視拡大断面図である。
【図4】図2のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】走行機体と苗植装置との連結部の縦断正面図で
ある。
【図6】図5のVI−VI視断面図である。
【図7】図5のVII − VII視断面図である。
【図8】図5のVIII−VIII視断面図である。
【図9】ローリングセンサーアームとリミットスイチと
の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 走行機体 9 苗植装置 12a,12b 側部フロート 42 ローリング制御軸 48 ローリング制御モータ 49 ローリングセンサーアーム 53a,53b リミットスイチ 40a,40b ワイヤー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行機体から後方に延びるトップリンク及
    びロワーリンクの後端部に、少なくとも左右一対の側部
    フロートを有する苗植装置を、走行機体の前後方向に延
    びるローリング軸を中心としてローリング自在に装着し
    て成る田植機において、前記左右一対の側部フロートを
    前記苗植装置に対して各々独立して自在に上下動するよ
    うに構成する一方、前記走行機体側に、これに取付けた
    モータの正逆回転によって前記ローリング軸の軸線と略
    直角の方向に往復動するようにしたローリング制御軸を
    設けて、このローリング制御軸に前記苗植装置を、当該
    ローリング制御軸の往復動により苗植装置が走行機体に
    対してローリング動するように関連する一方、前記ロー
    リング制御軸を往復動するモータを、前記両側部フロー
    トの相互間における高低差に応じて当該高低差を無くす
    る方向に正逆回転するようにした手段を設け、更に、前
    記ローリング軸を、前記トップリンクとロワーリンクと
    の間における高さの部位に配設し、且つ、前記両側部フ
    ロートを、苗植装置の左右外側に位置したことを特徴と
    する田植機におけるローリング姿勢制御装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5561711A (en) * 1978-10-31 1980-05-09 Iseki Agricult Mach Planting depth automatic regulator of riding type rice transplanter
JPS5621131A (en) * 1979-07-27 1981-02-27 Asahi Glass Co Ltd Sensitizer for organic photosensitive material
JPS5799116A (en) * 1980-12-10 1982-06-19 Kubota Ltd Rolling controller of rice transplanter

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