JPH07115185A - 半導体の電極 - Google Patents
半導体の電極Info
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- JPH07115185A JPH07115185A JP28165393A JP28165393A JPH07115185A JP H07115185 A JPH07115185 A JP H07115185A JP 28165393 A JP28165393 A JP 28165393A JP 28165393 A JP28165393 A JP 28165393A JP H07115185 A JPH07115185 A JP H07115185A
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- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 GaAs等の化合物半導体に対するオーミッ
ク電極の半田付け性及びオーミック性を改善する。 【構成】 GaAs半導体1の上に、AuGeNi層2
とMo層5とMo酸化物層6とMo層7とNi層8とA
u層9とを順次に設ける。Mo酸化物層6はNi及びG
eの拡散を防止する。この結果、オーミック性、及び半
田付け性の劣化が生じない。
ク電極の半田付け性及びオーミック性を改善する。 【構成】 GaAs半導体1の上に、AuGeNi層2
とMo層5とMo酸化物層6とMo層7とNi層8とA
u層9とを順次に設ける。Mo酸化物層6はNi及びG
eの拡散を防止する。この結果、オーミック性、及び半
田付け性の劣化が生じない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はn形3−5族化合物半導
体等の半導体の電極に関するものである。
体等の半導体の電極に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体であるGaAs上に、接触抵抗が
小さいオーミック性のある電極を形成する方法は、これ
までも多数提案されている。これ等の電極形成方法のう
ちでも、n形GaAsに最も広く用いられているのは、
AuGeNi法である。この方法は、GaAs上にGe
を含んだAuを真空蒸着させ、このAuGe膜の上にN
iを蒸着させ、場合に依ってはNiの上に更にAuを真
空蒸着させた後、AuGeの融点(356℃)以上の温
度で10秒から数分間熱処理(合金化熱処理)を施して
図1に示すようにGaAs半導体1の上にオーミックコ
ンタクト用金属層2を形成するものである。ちなみに、
AuGeNi法におけるAuGeとNiの蒸着膜では、
その厚さの合計は100〜250nmで、AuGe膜1
00nmに対してNi膜の暑さが約28nmのものがよ
いといわれている。またこの様にAuGe膜とNi膜を
別々に蒸着せず、GeとNiを含んだAuを一度に蒸着
し、AuGeNi膜を形成し、AuGeの融点(356
℃)以上の温度で10秒から数分間熱処理(合金化熱処
理)を施してオーミックコンタクト用金属層を形成する
方法もある。
小さいオーミック性のある電極を形成する方法は、これ
までも多数提案されている。これ等の電極形成方法のう
ちでも、n形GaAsに最も広く用いられているのは、
AuGeNi法である。この方法は、GaAs上にGe
を含んだAuを真空蒸着させ、このAuGe膜の上にN
iを蒸着させ、場合に依ってはNiの上に更にAuを真
空蒸着させた後、AuGeの融点(356℃)以上の温
度で10秒から数分間熱処理(合金化熱処理)を施して
図1に示すようにGaAs半導体1の上にオーミックコ
ンタクト用金属層2を形成するものである。ちなみに、
AuGeNi法におけるAuGeとNiの蒸着膜では、
その厚さの合計は100〜250nmで、AuGe膜1
00nmに対してNi膜の暑さが約28nmのものがよ
いといわれている。またこの様にAuGe膜とNi膜を
別々に蒸着せず、GeとNiを含んだAuを一度に蒸着
し、AuGeNi膜を形成し、AuGeの融点(356
℃)以上の温度で10秒から数分間熱処理(合金化熱処
理)を施してオーミックコンタクト用金属層を形成する
方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チップを実装する場
合、このようにして形成したオーミック電極をリードフ
レームにPbSnを主成分とする半田で半田付けする
が、上記AuGeNi電極は主成分がAuであるため半
田に食われ易く、つまりAuGeNi蒸着膜が半田中の
PbやSnに拡散してしまう。半導体チップに対して半
田は直接に強く固着しないので、AuGeNiが半田に
食われると、半導体チップの電気的接続の不良及び/又
は放熱不良が生じる。上述の問題を解決するために図2
に示すようにAuGeNi層2の上にNi層3とAu層
4とを順次に設けることがある。このように構成した場
合には最上層のAu層4が半田に溶け込んでもNi層3
は溶け込まないので、オーミック電極の剥離現象は生じ
ない。しかし、Ni層3のNiがAuGeNi金属層2
を通ってGaAs半導体1に拡散してオーミック性の低
下が生じる。
合、このようにして形成したオーミック電極をリードフ
レームにPbSnを主成分とする半田で半田付けする
が、上記AuGeNi電極は主成分がAuであるため半
田に食われ易く、つまりAuGeNi蒸着膜が半田中の
PbやSnに拡散してしまう。半導体チップに対して半
田は直接に強く固着しないので、AuGeNiが半田に
食われると、半導体チップの電気的接続の不良及び/又
は放熱不良が生じる。上述の問題を解決するために図2
に示すようにAuGeNi層2の上にNi層3とAu層
4とを順次に設けることがある。このように構成した場
合には最上層のAu層4が半田に溶け込んでもNi層3
は溶け込まないので、オーミック電極の剥離現象は生じ
ない。しかし、Ni層3のNiがAuGeNi金属層2
を通ってGaAs半導体1に拡散してオーミック性の低
下が生じる。
【0004】そこで、本発明の目的は、オーミック性及
び半田付け性の両方を良好に維持することができる半導
体の電極を提供することにある。
び半田付け性の両方を良好に維持することができる半導
体の電極を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、半導体の表面に形成されたオーミックコン
タクト金属層と、前記オーミックコンタクト金属層の上
に形成されたモリブデン酸化物層と、前記モリブデン酸
化物層の上に形成された半田付け性の良い金属層とから
成る半導体の電極に係わるものである。なお、請求項2
に示すように、モリブデン酸化物層とオーミックコンタ
クト金属層との間にモリブデン層を設けることが望まし
い。また、請求項3に示すように、モリブデン酸化物層
と半田付け性の良い金属層との間にモリブデン層を設け
ることが望ましい。また、請求項4に示すように、半導
体をGaAsのような3−5族化合物半導体とし、オー
ミックコンタクト金属層をAuGeNi層とすることが
望ましい。また、請求項5に示すように、半田付け性の
良い金属層をNi層とAu層とで構成することが望まし
い。また、請求項6に示すように、モリブデン酸化物の
酸素量を5〜60アトミック%とすることが望ましい。
の本発明は、半導体の表面に形成されたオーミックコン
タクト金属層と、前記オーミックコンタクト金属層の上
に形成されたモリブデン酸化物層と、前記モリブデン酸
化物層の上に形成された半田付け性の良い金属層とから
成る半導体の電極に係わるものである。なお、請求項2
に示すように、モリブデン酸化物層とオーミックコンタ
クト金属層との間にモリブデン層を設けることが望まし
い。また、請求項3に示すように、モリブデン酸化物層
と半田付け性の良い金属層との間にモリブデン層を設け
ることが望ましい。また、請求項4に示すように、半導
体をGaAsのような3−5族化合物半導体とし、オー
ミックコンタクト金属層をAuGeNi層とすることが
望ましい。また、請求項5に示すように、半田付け性の
良い金属層をNi層とAu層とで構成することが望まし
い。また、請求項6に示すように、モリブデン酸化物の
酸素量を5〜60アトミック%とすることが望ましい。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明に従うモリブデン酸化物
層はオーミックコンタクト金属層の金属成分が半田付け
性の良い金属層側に移行することを阻止し、また半田付
け性の良い金属層の金属成分がオーミックコンタクト金
属層側に移行することを阻止する。従って、オーミック
性及び半田付け性の両方が良好な電極を提供することが
できる。また、請求項2に従ってモリブデン層を設ける
と、モリブデン酸化物とオーミックコンタクト金属層と
の間の結合が強固になる。また、請求項3に従って、モ
リブデン層を設けると、モリブデン酸化物層と半田付け
性の良い金属層との間の結合が強固になる。請求項4に
示すように、3−5族化合物半導体にAuGeNi層か
ら成るオーミックコンタクト金属層を設けると、良好な
オーミック電極が得られる。請求項5に示すように、N
i層とAu層から成る半田付け性の良い金属層を設ける
と、半田による接続を良好に達成することが可能にな
る。また、モリブデン酸化物層の酸素量を5〜60アト
ミック%とすれば、各層間の結合強度の大幅な低下を抑
えて金属の移行(拡散)を防止することができる。
層はオーミックコンタクト金属層の金属成分が半田付け
性の良い金属層側に移行することを阻止し、また半田付
け性の良い金属層の金属成分がオーミックコンタクト金
属層側に移行することを阻止する。従って、オーミック
性及び半田付け性の両方が良好な電極を提供することが
できる。また、請求項2に従ってモリブデン層を設ける
と、モリブデン酸化物とオーミックコンタクト金属層と
の間の結合が強固になる。また、請求項3に従って、モ
リブデン層を設けると、モリブデン酸化物層と半田付け
性の良い金属層との間の結合が強固になる。請求項4に
示すように、3−5族化合物半導体にAuGeNi層か
ら成るオーミックコンタクト金属層を設けると、良好な
オーミック電極が得られる。請求項5に示すように、N
i層とAu層から成る半田付け性の良い金属層を設ける
と、半田による接続を良好に達成することが可能にな
る。また、モリブデン酸化物層の酸素量を5〜60アト
ミック%とすれば、各層間の結合強度の大幅な低下を抑
えて金属の移行(拡散)を防止することができる。
【0007】
【実施例】次に、図3を参照して本発明の実施例に係わ
るGaAs半導体装置の電極構造を説明する。まず化合
物半導体であるn形GaAs基板1の上にGeとNiを
含んだAuを200nmの厚さに真空蒸着させてAuG
eNi層2を形成する。次に、このAuGeNi層2の
上に、Mo(モリブデン)を蒸着して厚さ200nmの
Mo層を形成する。その後真空蒸着装置内にO2 ガスを
5×10-5Torr〜1×10-2Torrの範囲で導入し、約3
分間保持し、Moの表面を酸化させる。これにより、図
3の第1のMo層5とMo酸化物層6とが得られる。な
お、Mo酸化物層6の酸素量を5〜60アトミック%の
範囲に収めることが望ましい。次に、再びMoを蒸着し
て厚さ100nmのMo酸化物層6の上に第2のMo層
7を形成する。
るGaAs半導体装置の電極構造を説明する。まず化合
物半導体であるn形GaAs基板1の上にGeとNiを
含んだAuを200nmの厚さに真空蒸着させてAuG
eNi層2を形成する。次に、このAuGeNi層2の
上に、Mo(モリブデン)を蒸着して厚さ200nmの
Mo層を形成する。その後真空蒸着装置内にO2 ガスを
5×10-5Torr〜1×10-2Torrの範囲で導入し、約3
分間保持し、Moの表面を酸化させる。これにより、図
3の第1のMo層5とMo酸化物層6とが得られる。な
お、Mo酸化物層6の酸素量を5〜60アトミック%の
範囲に収めることが望ましい。次に、再びMoを蒸着し
て厚さ100nmのMo酸化物層6の上に第2のMo層
7を形成する。
【0008】次に、Ni(ニッケル)の真空蒸着によっ
て厚さ500nmのNi層8を第2のMo層7の上に形
成し、更に、Au(金)の蒸着によって厚さ200nm
のAu層9をNi層8の上に形成する。Ni層8及びA
u層9は半田付け性の良い金属層として機能する。
て厚さ500nmのNi層8を第2のMo層7の上に形
成し、更に、Au(金)の蒸着によって厚さ200nm
のAu層9をNi層8の上に形成する。Ni層8及びA
u層9は半田付け性の良い金属層として機能する。
【0009】次に、各金属層が形成されたものをN
2 (非酸化性雰囲気)中においてAuGeの融点以上の
温度(例えば380℃)で5分間熱処理(合金化熱処
理)を施す。この合金化熱処理によってAuGeNi層
はGaAsと合金化して小さな接触抵抗のオーミックコ
ンタクト用金属層が得られる。この接触抵抗は、例え
ば、n形GaAsの不純物濃度が1×1018cm-3の
時、約1×10-5Ωcm2 である。
2 (非酸化性雰囲気)中においてAuGeの融点以上の
温度(例えば380℃)で5分間熱処理(合金化熱処
理)を施す。この合金化熱処理によってAuGeNi層
はGaAsと合金化して小さな接触抵抗のオーミックコ
ンタクト用金属層が得られる。この接触抵抗は、例え
ば、n形GaAsの不純物濃度が1×1018cm-3の
時、約1×10-5Ωcm2 である。
【0010】Mo酸化物層6は半田付け性の良い金属層
としてのNi層8のNiがAuGeNi層2側に拡散す
ることを阻止すると共に、オーミックコンタクト金属層
としてのAuGeNi層2の中のGeがNi層8及びA
u層9側に拡散することを阻止する。このため、半田
(PbSn)によってリード部材を電極に接続する時
に、GeがAu層9及びNi層8に拡散して半田濡性が
低下することがない。また、Ni層8のNiがAuGe
Ni層2側に拡散してオーミック性を悪化させることが
ない。
としてのNi層8のNiがAuGeNi層2側に拡散す
ることを阻止すると共に、オーミックコンタクト金属層
としてのAuGeNi層2の中のGeがNi層8及びA
u層9側に拡散することを阻止する。このため、半田
(PbSn)によってリード部材を電極に接続する時
に、GeがAu層9及びNi層8に拡散して半田濡性が
低下することがない。また、Ni層8のNiがAuGe
Ni層2側に拡散してオーミック性を悪化させることが
ない。
【0011】なお、MoはNi及びGeの拡散を阻止す
る機能をほとんど有さないが、Mo酸化物は上記機能を
有する。Mo酸化物層6の酸素量はNi、Geの拡散防
止の点では多いほど良いが、隣接する層との結合強度を
大きく保つため及び電気抵抗の増大を抑えるために5〜
60アトミック%の範囲とすることが望ましい。また、
Mo酸化物層6の厚みは、Ni、Geの拡散防止の点で
は厚いほど良いが、電気抵抗の増大を防ぐために、この
酸素量が60アトミック%の場合には20〜80オング
ストロームの範囲とし、酸素量が5アトミック%の時に
は0.1〜0.5μmの範囲にすることが望ましい。結
局、Mo酸化物層6の厚みは20オングストロームから
0.5μmの範囲に収めることが望ましい。
る機能をほとんど有さないが、Mo酸化物は上記機能を
有する。Mo酸化物層6の酸素量はNi、Geの拡散防
止の点では多いほど良いが、隣接する層との結合強度を
大きく保つため及び電気抵抗の増大を抑えるために5〜
60アトミック%の範囲とすることが望ましい。また、
Mo酸化物層6の厚みは、Ni、Geの拡散防止の点で
は厚いほど良いが、電気抵抗の増大を防ぐために、この
酸素量が60アトミック%の場合には20〜80オング
ストロームの範囲とし、酸素量が5アトミック%の時に
は0.1〜0.5μmの範囲にすることが望ましい。結
局、Mo酸化物層6の厚みは20オングストロームから
0.5μmの範囲に収めることが望ましい。
【0012】図3の電極構造ではMo酸化物層6の両側
に第1及び第2のMo層5、7が設けられている。Mo
層5、7はMo酸化物層6に対して比較的強固に結合
し、且つAuGeNi層2及びNi層8に対しても強固
に結合する。従って、Mo酸化物層6が介在しているに
も拘らず剥離現象の発生しにくい電極を提供することが
できる。
に第1及び第2のMo層5、7が設けられている。Mo
層5、7はMo酸化物層6に対して比較的強固に結合
し、且つAuGeNi層2及びNi層8に対しても強固
に結合する。従って、Mo酸化物層6が介在しているに
も拘らず剥離現象の発生しにくい電極を提供することが
できる。
【0013】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図4に示すように、図3の電極から第2のMo
層7を省いた構造にすることができる。 (2) 図5に示すように、図3の電極から第1のMo
層5を省いた構造にすることができる。 (3) 半田付け性の良い金属層としてNi層8の代り
にCu(銅)層を設けることができる。また、Au層9
の代りにAg(銀)層を設けること、また場合によって
はAu層9を省いた構造にすることができる。 (4) Mo酸化物層6を形成する時にO2 ガスを導入
する代りに酸素を含む別の酸化性雰囲気(例えば空気)
とすることができる。 (5) 半導体はGaAsに限ることなく、GaAs
P、GaAlAs、GaP等の3−5族化合物半導体と
することができる。 (6) オーミックコンタクト金属層2をAuGeNi
以外の金属層とすることができる。また、AuGeNi
層には、Geを含んだAuを蒸着した後に、Niを蒸着
する方法で形成してもよい。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図4に示すように、図3の電極から第2のMo
層7を省いた構造にすることができる。 (2) 図5に示すように、図3の電極から第1のMo
層5を省いた構造にすることができる。 (3) 半田付け性の良い金属層としてNi層8の代り
にCu(銅)層を設けることができる。また、Au層9
の代りにAg(銀)層を設けること、また場合によって
はAu層9を省いた構造にすることができる。 (4) Mo酸化物層6を形成する時にO2 ガスを導入
する代りに酸素を含む別の酸化性雰囲気(例えば空気)
とすることができる。 (5) 半導体はGaAsに限ることなく、GaAs
P、GaAlAs、GaP等の3−5族化合物半導体と
することができる。 (6) オーミックコンタクト金属層2をAuGeNi
以外の金属層とすることができる。また、AuGeNi
層には、Geを含んだAuを蒸着した後に、Niを蒸着
する方法で形成してもよい。
【図1】従来の電極構造を示す正面図である。
【図2】別の従来の電極構造を示す正面図である。
【図3】本発明の実施例の電極構造を示す正面図であ
る。
る。
【図4】本発明の変形例の電極構造を示す正面図であ
る。
る。
【図5】本発明の別の変形例の電極構造を示す正面図で
ある。
ある。
1 GaAs半導体 2 AuGeNi層 5、7 Mo層 6 Mo酸化物層
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体の表面に形成されたオーミックコ
ンタクト金属層と、 前記オーミックコンタクト金属層の上に形成されたモリ
ブデン酸化物層と、 前記モリブデン酸化物層の上に形成された半田付け性の
良い金属層とから成る半導体の電極。 - 【請求項2】 更に、前記モリブデン酸化物層と前記オ
ーミックコンタクト金属層との間にモリブデン層を有す
ることを特徴とする請求項1記載の半導体の電極。 - 【請求項3】 更に、前記モリブデン酸化物層と前記半
田付け性の良い金属層との間にモリブデン層を有するこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の半導体の電極。 - 【請求項4】 前記半導体は3−5族化合物半導体であ
り、前記オーミックコンタクト金属層はAuGeNi層
である請求項1又は2又は3記載の半導体の電極。 - 【請求項5】 前記半田付け性の良い金属層は、Ni層
とこのNi層の上に形成されたAu層である請求項1又
は2又は3又は4記載の半導体の電極。 - 【請求項6】 前記モリブデン酸化物層は酸素の量が5
〜60アトミック%のモリブデン酸化物層である請求項
1又は2又は3又は4又は5記載の半導体の電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28165393A JPH07115185A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 半導体の電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28165393A JPH07115185A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 半導体の電極 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07115185A true JPH07115185A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17642106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28165393A Pending JPH07115185A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 半導体の電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07115185A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006100369A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Sharp Corp | 半導体レーザ素子およびその製造方法 |
| JP2011501404A (ja) * | 2007-10-12 | 2011-01-06 | サン−ゴバン グラス フランス | 酸化モリブデンで作られた電極を製造する方法 |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP28165393A patent/JPH07115185A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006100369A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Sharp Corp | 半導体レーザ素子およびその製造方法 |
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