JPH07116524B2 - 連続焼鈍炉の炉内ロール - Google Patents
連続焼鈍炉の炉内ロールInfo
- Publication number
- JPH07116524B2 JPH07116524B2 JP3040542A JP4054291A JPH07116524B2 JP H07116524 B2 JPH07116524 B2 JP H07116524B2 JP 3040542 A JP3040542 A JP 3040542A JP 4054291 A JP4054291 A JP 4054291A JP H07116524 B2 JPH07116524 B2 JP H07116524B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- zone
- roll
- crown
- surface roughness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
に設置され、その通板に使用される炉内ロールに関す
る。
ルは、炉内蛇行・絞りの発生を避け炉内安定通板を図る
目的からクラウンが付与される。
c)の付与された炉内ロールの蛇行修正能力、即ち、1回
転当りの修正量Δx及びセンタリング力Fは、以下の式
で表わされる。 Δx=αθmπD……………(1) α:蛇行修正係数 〔α∝f(μ)、μ:ロール表面摩擦係数〕 θm:平均傾斜角 D:ロール直径 F=2δμγT/W………(2) δ:蛇行量 μ:ロール表面摩擦係数 γ:巻付角 T:金属帯張力 W:金属帯幅
は、ロール表面に傾斜角度θを付けることであり、金属
帯が蛇行した際、その平均傾斜角によって蛇行修正能力
を高めることを意味する。従って適正なクラウン量を決
定した上で連続焼鈍炉中の各炉内ロールに付与し、炉内
蛇行の発生を防いでいる。
観点からは、上記クラウン量が大きければ大きい程良好
になると考えられるが、反面蛇行修正量が多くセンタリ
ング力も大きくなるに伴なって、金属帯面内で幅方向に
座屈し、所謂絞り発生の危険がある。
創案されたもので、ロールクラウン量とこれ以外の因子
の調整を合せて行なうことで連続焼鈍炉で蛇行も絞りも
発生しないようにせんとするものである。
ロールは、各ロール表面の粗さRzを15≦Rz≦25と
し、且つ該炉の加熱帯前半部、加熱帯後半部、均熱帯、
徐冷帯又は過時効処理帯、急冷帯における各処理帯温度
と金属帯温度の差の絶対値|ΔT|を下表1に示す範囲
とし、これらの処理帯における各ロールの表面粗さRz
とメカニカルクラウンmcの積Rz・mcを下表2に示す範囲
としたことを特徴としている。
の粗さRzを15≦Rz≦25とし、且つ前記金属帯の幅
Wとロールクラウンの変曲点間の距離Lとの比W/Lを
1.3≦W/L≦2.4とすると共に、該炉の加熱帯前半部、
加熱帯後半部、均熱帯、徐冷帯又は過時効処理帯、急冷
帯における各処理帯温度と金属帯温度の差の絶対値|Δ
T|を下表1に示す範囲とし、これらの処理帯における
各ロールの表面粗さRzとメカニカルクラウンmcの積Rz
・mcを下表2に示す範囲としたことを特徴としている。
果、創案されたものであり、以下その経緯につき説明す
る。
ロールクラウン量の調整がまず考えられるが、絞り発生
という面から自とロールクラウン量のみによる調整には
限界があり、そのため他の因子による調整を併せて行な
う実験を繰り返した。
ち、ロール表面の摩擦係数μに関係するロール表面の粗
さの異なるものの組み替えをクラウン量の変更と共に行
なった場合に、該粗さとロールクラウン量がある範囲内
に設定されている時に、絞りの発生がなく、且つ適正な
蛇行修正能力が得られることがわかった。
れたロールの表面粗さRzとこれらのロールのメカニカ
ルクラウンmcの積が各炉別に所定の範囲内(前記表2参
照)にある時に、絞りも蛇行も発生しなかった。この結
果から、各処理帯における金属帯の炉内蛇行・絞りの発
生には、ロール表面粗さとメカニカルクラウンがそれぞ
れ単独で作用するだけではなく、両者が相乗的に作用し
ているものと考えられる。
ルのメカニカルクラウンの調整で蛇行修正能力を制御で
きるのは、連続焼鈍炉の各炉の炉温と金属帯の温度との
差の絶対値が炉別にある範囲内(前記表1参照)にある
場合に有効であることも明らかとなった。
粗さRzも、15≦Rz≦25の範囲内でのみその効果が
ある。即ち、Rz・mcが前述の範囲内に設定されていると
しても、Rzが15未満であると、ロール寿命が短く、
目詰りの発生で蛇行修正能力の低下が著しくなる。一方
この粗さRzが25を超える場合、金属帯特にストリッ
プに押疵の発生が目立つようになり、粗さの凸部欠損に
よる噛み込み疵発生の懸念さえある。従ってロール表面
粗さRzが上述の範囲内であることを条件として、前記
Rz・mcの設定を行なうものとする。
蛇行修正能力は、上述の様に主に傾斜角度θにより決定
されるが、その他に金属帯の幅Wと図6に示されるクラ
ウン変曲点CP1、CP2間(ストレート部に相当する)
の距離Lとの比W/Lによっても影響を受ける。本発明
者等の実験によれば、このW/Lの値が1.3未満の場
合、金属帯はロールに略平面的に接する(即ち、メカニ
カルクラウン量が小さくなる)ことになり、クラウンロ
ールによる糸巻き効果が得られなくなって蛇行が発生し
易くなってしまう。一方W/Lの値が2.4を超える場合
は、逆にこのメカニカルクラウンが大きくなり、絞りの
発生率が高くなる。従って第2発明では、このW/Lの
範囲(1.3≦W/L≦2.4)を3つ目の条件として、前記
Rz・mcの設定を行なうこととした。
き説明する。
切替えることも可能)及び急冷帯の炉構成から成る実験
炉に、下表3に示される仕様の各炉内ロール(これらの
ロールはクラウン傾斜面部分の平均傾斜角θmの異なる
数種のメカニカルクラウンのものが用意され、しかもこ
れらの表面粗度Rzも表3に示された様に異なったもの
が使用された)を設置して、板幅900mmの通板を行なっ
た。
リップ板温の差の絶対値|ΔT|は、下記表4に示され
た通りであった。
いて、メカニカルクラウンmc及び表面粗度Rzの異なる
ロールの交換が複数回行われて各交換の後にこれらの各
炉に生じた前記ストリップの絞り及び蛇行の発生状況を
調べた時の結果を示すグラフである。
z・mcが10.0〜33.0の間では、蛇行・絞りの発生がなく、
安定した通板が行われた。
z・mcが4.5〜11.0の間では、同じく蛇行・絞りの発生が
なかった。
が4.0〜6.6の範囲内では同じく蛇行・絞りの発生がなか
った。
mcが1.4未満では蛇行が、又5.5を超えるとストリップに
絞りが発生している。
mcが2.2〜4.8の範囲内であれば、蛇行や絞りの発生がな
かった。
ール表面粗さとメカニカルクラウンが金属帯の炉内蛇行
・絞りの発生に相乗的に作用していることから来る結論
と考えられる。この実験の後、該実験炉の温度条件を変
え、これらの各炉の炉温とストリップ板温との差の絶対
値|ΔT|が前記表4の範囲外になった状態で上記と同
様の実験を行なったが、図1から図5に示される様なR
z・mcによって規定される絞りも蛇行も発生しない安定通
板の領域の特定が困難であった。
によれば、表面粗さRzを特定の範囲内に調整したロー
ルに対して、炉内ロールのロールメカニカルクラウン
(mc)及び表面粗度(Rz)の積Rz ・ mcを各炉別に所定の
範囲内に設定することで、炉内蛇行や絞りの発生を防
ぎ、炉内の安定通板を確保することが可能となる。
カニカルクラウンmcの積によって規定される安定通板領
域を示すグラフである。
カニカルクラウンmcの積によって規定される安定通板領
域を示すグラフである。
ルクラウンmcの積によって規定される安定通板領域を示
すグラフである。
ルクラウンmcの積によって規定される安定通板領域を示
すグラフである。
ルクラウンmcの積によって規定される安定通板領域を示
すグラフである。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 金属帯の連続焼鈍炉に設置され、クラウ
ンの付与された炉内ロールにおいて、各ロール表面の粗
さRzを15≦Rz≦25とし、且つ該炉の加熱帯前半
部、加熱帯後半部、均熱帯、徐冷帯又は過時効処理帯、
急冷帯における各処理帯温度と金属帯温度の差の絶対値
|ΔT|を下表1に示す範囲とし、これらの処理帯にお
ける各ロールの表面粗さRzとメカニカルクラウンmcの
積Rz・mcを下表2に示す範囲としたことを特徴とする連
続焼鈍炉の炉内ロール。 【表1】 【表2】 - 【請求項2】 金属帯の連続焼鈍炉に設置され、クラウ
ンの付与された炉内ロールにおいて、各ロール表面の粗
さRzを15≦Rz≦25とし、且つ前記金属帯の幅Wと
ロールクラウンの変曲点間の距離Lとの比W/Lを1.3
≦W/L≦2.4とすると共に、該炉の加熱帯前半部、加
熱帯後半部、均熱帯、徐冷帯又は過時効処理帯、急冷帯
における各処理帯温度と金属帯温度の差の絶対値|ΔT
|を下表1に示す範囲とし、これらの処理帯における各
ロールの表面粗さRzとメカニカルクラウンmcの積Rz・m
cを下表2に示す範囲としたことを特徴とする連続焼鈍
炉の炉内ロール。 【表1】 【表2】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3040542A JPH07116524B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 連続焼鈍炉の炉内ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3040542A JPH07116524B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 連続焼鈍炉の炉内ロール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04259332A JPH04259332A (ja) | 1992-09-14 |
| JPH07116524B2 true JPH07116524B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=12583337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3040542A Expired - Fee Related JPH07116524B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 連続焼鈍炉の炉内ロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07116524B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS609574A (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-18 | M C L:Kk | 鋳込み装置 |
| JPS6330369A (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-09 | 日立造船株式会社 | 耐熱衝撃、耐食性セラミツクス |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP3040542A patent/JPH07116524B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04259332A (ja) | 1992-09-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07116524B2 (ja) | 連続焼鈍炉の炉内ロール | |
| EP0108328B1 (en) | Continuous annealing apparatus | |
| JPH07116523B2 (ja) | 連続焼鈍炉の炉内ロール | |
| JPH07116525B2 (ja) | 連続焼鈍炉の炉内ロール | |
| JPH07116522B2 (ja) | 連続焼鈍炉の炉内ロール | |
| KR910002865B1 (ko) | 금속 스트립의 횡방향 변위 방지법 | |
| JPS6254373B2 (ja) | ||
| JPH0234496Y2 (ja) | ||
| JP3168753B2 (ja) | 金属帯連続処理ラインの直火還元加熱設備における通板方法 | |
| JPS60262915A (ja) | 連続鋳造鋳片の表面割れ防止法 | |
| JP4150222B2 (ja) | 薄鋼板の製造方法 | |
| JPS6237696B2 (ja) | ||
| JP3380354B2 (ja) | 竪型光輝焼鈍炉におけるステンレス帯板の炉内すり疵抑制方法 | |
| JP3588840B2 (ja) | 金属帯の熱処理炉 | |
| JPS5818412B2 (ja) | 連続焼鈍炉 | |
| JPS6366884B2 (ja) | ||
| JPS58176010A (ja) | 形状制御冷間圧延法 | |
| JPH0456090B2 (ja) | ||
| JPS6343450B2 (ja) | ||
| JPH0118132B2 (ja) | ||
| JPS59197302A (ja) | 圧延方法 | |
| TW201113107A (en) | Cooling apparatus and cooling method for hot rolling | |
| JP3311539B2 (ja) | 竪型炉における炉内ロール粗度設定方法 | |
| JPH072975B2 (ja) | 通板性に優れた連続焼鈍装置 | |
| JPS594924A (ja) | エツジドロツプ矯正方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960611 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101213 Year of fee payment: 15 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |