JPH07116670B2 - 無機繊維マツト - Google Patents

無機繊維マツト

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JPH07116670B2
JPH07116670B2 JP61268439A JP26843986A JPH07116670B2 JP H07116670 B2 JPH07116670 B2 JP H07116670B2 JP 61268439 A JP61268439 A JP 61268439A JP 26843986 A JP26843986 A JP 26843986A JP H07116670 B2 JPH07116670 B2 JP H07116670B2
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JP
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inorganic fiber
fiber mat
inorganic
slit
pillars
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Inventor
龍之 日向
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旭フアイバ−グラス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、家屋の壁面や床面に施工して断熱や防音を図
るための無機繊維マットに関する。
「従来技術およびその問題点」 従来より、家屋の壁面や床面には、ガラス繊維、鉱物繊
維等の無機繊維からなる断熱材が施工されている。この
場合、無機繊維に予め防湿フィルムを取付けたものを施
工する地域と、無機繊維マットをそのまま施工し、別途
防湿フィルムを施工する地域(例えば北海道など)とが
ある。
第5図には、無機繊維マットを壁に施工した状態が示さ
れている。すなわち、所定間隔をおいて立設された柱1
の外側にすじかい3が固着されている。そして、無機繊
維マット4が柱の間にぴったりと密着するように嵌め込
まれ、その内側に防湿フィルム2が被せられる。さら
に、防湿フィルム2の内側に複数本の横坂5が柱1の間
を連結するように取付けられ、横板5のさらに内側に石
こうボードやベニヤ板からなる内装板6が貼付けられ
る。こうして、無機繊維マット4は、防湿フィルム2で
表面を覆われた状態で柱1の間に配置され、断熱および
防音が図られる。
ところで、上記柱の内のり間隔は、一般的には本柱〜間
柱間430mm、間柱〜間柱間400mmとなっているが、現実に
はかなりのバラツキがある。これは、個々の適用場所に
おける事情によるもので、例えば壁の角部などにおい
て、内側の横板5や内装板6を設けるために、補助柱7
を取付けた場合、その部分での間隔は補助柱7と他方の
柱1との間隔となってしまう。このように、柱1の間隔
にバラツキがあるため、無機繊維マット4を所定の寸法
に形成しておいても、柱1の間にぴったり嵌め込むこと
が困難である。このため、無機繊維マット4を正しく施
工するためには、柱1の間隔をいちいち計測して適当な
長さにカットしなければならず、作業性が極めて悪く、
さらに無機繊維の切りくずによって作業者に不快感を与
えることが多かった。また、無機繊維マット4を少し大
きめにカットしておいて、圧縮して柱の間に押し込むこ
とにより、ある程度の寸法誤差を許容できるが、無機繊
維マット4は、一般に無機繊維が平面方向に配列してい
るため、幅方向における圧縮性は乏しかった。
第6図には、無機繊維マット4を床に施工した状態が示
されている。すなわち、床面を支える大引8の上に、そ
れと直交して根太9が所定間隔で配置されている。そし
て、無機繊維マット4が根太9の間に嵌め込まれてい
る。なお、図示を省略したが、この場合にも無機繊維マ
ット4は、その室内側を防湿フィルムで覆われるように
なっている。根太9の太さがまちまちであるため、その
間隔にはバラツキが多い。このため、床面への施工にお
いても、前述した壁面の場合と同様な問題が生じてい
た。
「発明の目的」 本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、柱と柱
の間隔あるいは根太と根太の間隔にある程度のバラツキ
があっても、それらの間にぴったりと嵌め込むことがで
きるようにした無機繊維マットを提供することにある。
「発明の構成」 本発明は、無機繊維を堆積し、板状に成形してなり、無
機繊維が平面方向に配列された無機繊維マットにおい
て、幅方向に所定間隔をおいて両面から交互に、両面に
対して垂直なスリットを、反対面に対して切り残し部分
を残すように形成し、このスリット部分でスリットを開
く方向に180°折曲可能としたことを特徴とする。
本発明の無機繊維マットは、上記スリットの部分でスリ
ットを開く方向に180°折曲させることにより、平面方
向に向いていた無機繊維の配列方向を厚さ方向に変える
ことができる。その結果、幅方向における圧縮性が著し
く向上し、柱と柱の間隔あるいは根太と根太との間隔に
かなりのバラツキがあっても、圧縮してぴったりと嵌め
込むことができる。したがって、規定の間隔よりやや大
きめのサイズにカットしておけば、現場においてカット
しなおすことなく、そのまま施工することができ、作業
性が大幅に向上すると共に、切りくずによる不快感を解
消することができる。さらに、柱と無機繊維マットとの
間の隙間がなくなるため、所定通りの断熱、防音性能を
得ることができる。
本発明の無機繊維マットの原料としては、ガラス繊維、
鉱物繊維などの各種の無機繊維が使用できる。これらの
無機繊維は、公知の各種の方法で形成される。そして、
無機繊維を集綿ネット等の上に堆積させ、熱硬化性樹脂
等からなるバインダーを添加して厚さ方向に圧縮し、加
熱してバインダーを硬化させることにより、無機繊維マ
ットを得ることができる。この無機繊維マットは、厚さ
方向に圧縮されたことにより、無機繊維が平面に対して
平行に積層されて平面方向に配列している。この無機繊
維マットは、所定の幅および長さにカットされる。
本発明では、この無機繊維マットに、幅方向に所定間隔
をおいて、両面から交互に、両面に対して垂直なスリッ
トを形成する。この場合、スリットは反対側の面に対し
てある程度の切り残しを生ずるようにし、その肉薄部分
でスリットを開く方向に180°折曲可能とする。この切
り残し部分の長さは1〜20mm程度が可能であり、5〜15
mm程度が好適である。また、切り残し部分の長さは、一
方の面からスリットを入れた場合と、他方の面からスリ
ットを入れた場合とで変えることも可能である。これに
よって、後述するように、無機繊維マットを嵌め込んだ
とき、防湿フィルムで覆うまでの間、例えば柱と柱の間
から脱落しにくくすることができ、作業性をより向上さ
せることができる。
本発明による無機繊維マットのかさ密度は、10〜120kg/
m3が可能であるが、弾力性を有する50kg未満程度が好適
である。ただし、実際には、無機繊維マットを圧縮して
柱と柱の間あるいは根太と根太との間に嵌め込んだ状態
でかさ密度がより重要である。この施工した状態でのか
さ密度は15〜50kg/m3が好ましく、15kg/m3未満では充分
な断熱性や、柱と柱の間に嵌め込んだときの保持性が得
られず、50kg/m3を超えると圧縮性が乏しくなり、ある
いは極めて強い圧縮力が必要となるため、手作業で嵌め
込むことが困難となる。
「発明の実施例」 第1図および第2図には、本発明による無機繊維マット
の一実施例が示されている。
この無機繊維マット11は、ガラス短繊維を堆積し、フェ
ノール樹脂を2〜10重量%添加して圧縮し、加熱して樹
脂を硬化することにより成形されている。第1図に示す
状態で、無機繊維マット11は、幅60cm、長さ45cm、厚さ
9.5cmの寸法にカットされている。また、この状態で、
かさ密度は24kg/m3とされている。この状態で、ガラス
繊維は、平面方向、すなわち、図中、矢印Aで示す方向
に配列している。
そして、この無機繊維マット11には、幅方向に10cmの間
隔aをおいて両面から交互に、両面に対して垂直なスリ
ット12を形成されている。このスリット12は、他方の面
との間に5mmの切り残し長さbが設けられており、スリ
ット12の部分で第1図中矢印で示す如くスリットを開く
方向に180°折曲可能とされている。
この無機繊維マット11の使用に際しては、スリット12の
部分で第1図中矢印で示す如く折曲させる。その結果、
第2図に示す状態となる。第2図の状態で、幅57cm、長
さ45cm、厚さ10cmの寸法となる。そして、ガラス繊維
は、図中矢印Bに示す方向に配列している。したがっ
て、無機繊維マット11は、幅方向における圧縮性が著し
く向上する。
したがって、柱と柱の間隔にかなりのバラツキがあって
も、この無機繊維マット11を幅方向に圧縮して挿入する
ことにより。ぴったりと嵌め込むことができる。このよ
うに、適用箇所における寸法許容度が大きくなるので、
現場においてカットしなおす必要はほとんどなくなり、
切りくずによる不快感が解消されると共に、作業性を大
幅に向上させることができる。因に、この無機繊維マッ
ト11を幅方向に圧縮し、43cmの間隔を有する柱と柱の間
に嵌め込んだところ、その状態で充分な保持性が得ら
れ、かさ密度は32kg/m3となり、良好な断熱、防音性能
が得られた。
第3図および第4図には、本発明による無機繊維マット
の他の実施例が示されている。
この無機繊維マット11は、基本的には第1図および第2
図に示した実施例と同様な構成とされている。ただし、
この実施例では、一方の面からのスリット12の切り残し
部分の長さb1と、他方の面からのスリット12の切り残し
部分の長さb2とがそれぞれ異なるようにされている。す
なわち、b1は5mm、b2は15mmとされている。
この無機繊維マット11を第3図中矢印で示す如く折曲さ
せ、第4図に示すように柱1の間に嵌め込んで装着す
る。背面側には防湿フィルム2およびすじかい3が取付
けられている。柱1の間に嵌め込まれるとき、無機繊維
マット11は充分に圧縮されるため、その弾性復元力によ
っても柱1の間に保持されるが、この実施例では、切り
残し部分の長さb1、b2が異なるため、柱1の間における
保持性が以下のように向上する。すなわち、切り残し部
分の長さb1で折曲させた部分は、その長さが長いので、
第4図中矢印で示す如く元に戻ろうとする力が作用す
る。これに対して切り残し部分の長さb2で折曲させた部
分は、その長さが短いので、容易に折曲し、元に戻ろう
とする力はほとんど作用しない。その結果、無機繊維マ
ット11は、背面側のすじかい3の方向に自ら押し付ける
ことになり、柱1の間における保持性がより向上するの
である。したがって、内側からもう一枚の防湿フィルム
2を被せるまでの間、無機繊維マット11が脱落するのを
防止することができる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、幅方向に所定間
隔をおいて両面から交互に、両面に対して垂直なスリッ
トを、反対面に対して切り残し部分を残すように形成
し、このスリット部分でスリットを開く方向に180°折
曲可能としたので、スリットの部分で折曲させることに
より、平面方向に向いていた無機繊維の配列方向を厚さ
方向に変えることができる。その結果、幅方向における
圧縮性が著しく向上し、柱と柱の間隔あるいは根太と根
太との間隔にかなりのバラツキがあっても、圧縮してぴ
ったりと嵌め込むことができる。したがって、現場にお
いてカットしなおすことなく、そのまま施工することが
でき、作業性が大幅に向上すると共に、切りくずによる
不快感を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による無機繊維マットの一実施例を示す
斜視図、第2図は同無機繊維マットを折曲させた状態を
示す斜視図、第3図は本発明による無機繊維マットの他
の実施例を示す断面図、第4図は同無機繊維マットを折
曲させて柱の間に嵌め込んだ状態を示す断面図、第5図
は従来の無機繊維マットを柱の間に嵌め込んだ状態を示
す断面図、第6図は従来の無機繊維マットを根太の間に
嵌め込んだ状態を示す斜視図である。 図中、1は柱、2は防湿フィルム、11は無機繊維マッ
ト、12はスリット、b、b1、b2はスリットの切り残し部
分の長さ、aはスリットの間隔、A、Bは無機繊維の配
列方向である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無機繊維を堆積し、板状に成形してなり、
    無機繊維が平面方向に配列された無機繊維マットにおい
    て、幅方向に所定間隔をおいて両面から交互に、両面に
    対して垂直なスリットを、反対面に対して切り残し部分
    を残すように形成し、このスリット部分でスリットを開
    く方向に180°折曲可能としたことを特徴とする無機繊
    維マット。
JP61268439A 1986-11-11 1986-11-11 無機繊維マツト Expired - Lifetime JPH07116670B2 (ja)

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JPS63126954A JPS63126954A (ja) 1988-05-30
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