JPH0610004Y2 - 建物の不燃遮音間仕切り壁 - Google Patents

建物の不燃遮音間仕切り壁

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JPH0610004Y2
JPH0610004Y2 JP1985172680U JP17268085U JPH0610004Y2 JP H0610004 Y2 JPH0610004 Y2 JP H0610004Y2 JP 1985172680 U JP1985172680 U JP 1985172680U JP 17268085 U JP17268085 U JP 17268085U JP H0610004 Y2 JPH0610004 Y2 JP H0610004Y2
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JP
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gypsum
gypsum board
wall
building
partition wall
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恒雄 大野
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Iwatani Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は建物の遮音間仕切り壁に関し、施工が簡単で
ありながら高い遮音性と高い防火又は耐火性を有する間
仕切り壁を提供するものである。
《従来技術》 高層住宅・ビル・学校・ホテルあるいは病院等のコンク
リート構造の建物内の部屋と部屋との境界壁である間仕
切り壁は、遮音性及び防火あるいは耐火性能などの面で
優れたものが望まれている。
このような間仕切り壁として、従来、本出願人の一人が
先に提案した実公昭59−35690号公報に示されて
たものがある。
これは、第4図に示すように、天井壁及び床壁に対向し
て固定したランナー材(50)の両側面に石膏ボードからな
る内側仕切板(51)を固定し、この内側仕切板(51)の外側
に一定間隙を空けて石膏ボード製の外側仕切板(52)を配
置し、内外仕切板間の空間を外側防音空間(53)とすると
ともに、内側仕切板を内側防音空間(54)に形成し、外側
仕切板(52)を内側仕切板(51)に石膏系接着剤(55)で固定
している。
《解決しようとする問題点》 従来の遮音間仕切り壁では、周波数によっては内外仕切
板(51)・(52)間に密閉した外側防音空間(53)が存在して
いたことから、この外側防音空間(53)が共鳴空間となっ
て、外側仕切板(52)の振動を内側仕切板(51)に伝達し、
さらに、内側防音空間(54)でその振動を増幅し、反対側
の内側仕切板(51)を振動させ、その振動を外側防音空間
(53)を介して外側仕切板(52)に伝達させることがあるた
め、遮音性が低下するという問題点があることが判明し
た。この問題点は、内側防音空間(54)内にグラスウール
等の吸音材を配置した場合でも生じている。
《問題点を解決するための手段》 本考案は、遮音性に優れ、かつ、火に対しても強い間仕
切り壁を提供することを目的とし、そのために、ランナ
ー材の両側に細幅の石膏ボード製の下地材を両側下地材
が千鳥状に位置する状態にランナー材の長さ方向で適当
間隔置きに上下ランナー材に亘って架着するとともに、
ランナー材の厚みで形成される空間内にグラスウールを
配置し、下地材の外側に内外二枚の石膏ボードを、外側
石膏ボード同士の接合端と内側石膏ボード同士の接合端
とが平面視で千鳥状となるように密着させてなる壁面材
を配置し、下地材に内側石膏ボードを石膏系接着剤で接
着固定し、外側石膏ボードの厚さと材質との少なくとも
一方を内側石膏ボードと異ならせたことを特徴とするも
のである。
《作用》 本考案では、壁面材を構成している内外石膏ボードは密
着していることから、内外石膏ボード間に共鳴空間を生
じることがない。
しかも、内外の石膏ボードは厚さと材質の少なくとも一
方が異なるので両石膏ボードの共振する周波数が相違す
るうえ、外側石膏ボード同士の接合端と内側石膏ボード
同士の接合端とが平面視で千鳥状に配置されていること
から、両石膏ボードが共振することはない。また、上下
ランナー材に亘って架着した下地材を細幅の石膏ボード
で構成し、この下地材をランナー材の長手方向に適当間
隔置きに配置しているので、壁面内が一つの空間になる
うえ、下地材がランナー材の両側に千鳥状に配置されて
いるので、その空間が迂回路状に形成されることにな
る。これにより、一方の部屋の音が他方の部屋に伝達さ
れることがなくなる。
しかも、間仕切り壁は石膏とグラスウールの不燃材だけ
で構成されることから、防火材あるいは耐火材となる。
《実施例》 第1図は一部切除斜視図、第2図は要部縦断面図、第3
図は横断平面図を示す。
図において、(1)は建物の天井壁、(2)は床壁、
(3)は側壁、(4)はチャンネル型ランナー材であ
り、ランナー材(4)は天井壁(1)や床壁(2)等の
建物構造壁に対向する状態でコンクリート釘で固定され
ている。
ランナー材(4)の両側には、幅狭の石膏ボードで形成
した下地材(5)が上下ランナー材(4)(4)間に亘
って架着してあり、各下地材(5)はランナー材(4)
にタッピングネジで固定してある。そしてランナー材
(4)の厚みで形成される下地材(5)間の空間(6)
にはグラスウール(7)が上側のランナー材(4)から
垂下する状態に配置してある。
下地材(5)は第1図及び第3図に示すように、ランナ
ー材(4)の両側でそれぞれ長手方向に所定間隔へだて
て配置してあり、平面視で千鳥状に設けてある。
下地材(5)の外側には壁面材(8)が配置してある。
この壁面材(8)は二枚の石膏ボード(9)(10)を密着
して構成されており、内側石膏ボード(9)と外側石膏
ボード(10)とは一方のボードの側端部が他方のボードの
幅方向中央部に位置する状態に配設される。そして、内
側石膏ボード(9)はその側端部同士の突合せ接合部(1
1)と幅方向中央部において石膏系接着剤(12)で前記下地
材(5)に固定してある。
内側石膏ボード(9)の突合せ接合部が位置する下地材
(5a)では石膏系接着剤(12)が上下方向に連続して盛り上
げてあり、内側石膏ボード(9)の幅方向中央部が位置
する下地材(5b)では石膏系接着剤(12)が上下方向適当間
隔置きに盛り上げてある。また、外側石膏ボード(10)の
側端部同士の突合せ接合部(13)にも石膏系接着剤(12)が
通し充填してある。なお、外側石膏ボード(10)は内側石
膏ボード(9)に石膏系接着剤(12)とステープルとで固
定してある。
外側石膏ボード(10)と建物構造壁との間の隙間(14)には
石膏ボード(9)(10)の接合に用いた石膏系接着剤(12)
を充填して、部屋を気密に形成している。
外側石膏ボード(10)の肉厚を9mm、内側石膏ボード
(9)の肉厚を12mmとし、グラスウール(7)を24kg/m
3の厚さ50mmのものを用い、下地材(5)に肉厚12mmの
石膏ボードを使用して、内側石膏ボード(9)の内端面
同士を108mm離して配置したものを用いて、JIS A
1302号の防火性能試験を行った結果、表面加熱温
度840℃に対して裏面最高温度は56℃であった。ま
た、同じ構造のもので遮音性能試験を行った結果、D−
45以上の遮音性能が得られた。
また、外側石膏ボード(10)の肉厚を15mm、内側石膏ボー
ド(9)を肉厚15mmの無機繊維強化石膏ボードとし、グ
ラスウール(7)を24kg/m3の厚さ25mmのものを用い、
下地材(5)に肉厚12mmの石膏ボードを使用して、内側
石膏ボード(9)の内端面同士を90mm離して配置したも
のを用いて、2時間耐火性能試験を行った結果、表面加
熱温度1000℃に対して裏面最高温度は89℃であっ
た。また、同じ構造のもので遮音性能試験を行った結
果、D−45以上の遮音性能が得られた。
なお、内外石膏ボード(9)(10)の肉厚及びその材質を
ともに異ならせるようにしてもよい。
上述の間仕切り壁では、下地材(5)に石膏系接着剤を
塗布し、壁面材(8)を下地材(5)に固定するが、こ
のとき、石膏ボードの平面度や垂直度あるいは壁面材
(8)同士の目違いは石膏系接着剤が硬化する前に千枚
通しのような調整具で突刺して拘束硬化させて調整す
る。
《効果》 本考案では、厚さと材質との少なくとも一方が相違して
いる内外の石膏ボードを、外側石膏ボード同士の接合端
と内側石膏ボード同士の接合端とが平面視で千鳥状とな
るように配置して接着固定してあるので、両石膏ボード
が共振することはなく、優れた遮音性能を発揮すること
ができる。
しかも、この内外二枚の石膏ボードを密着させて壁面材
を構成し、この壁面材をランナー材の両側で千鳥状に固
定されている石膏ボード製下地材に石膏系接着剤で固定
しているので、壁面材間が一つの空間となるうえ、その
空間が迂回路状に形成されることになり、音波が干渉す
るとともに長い経路中を通るうちに減衰し、遮音性を高
めることができる。
また、本考案では壁体構成部材が全て不燃材であること
から、遮音性のある耐火壁あるいは防火壁としてするこ
とができる。しかもこの場合、下地材と壁面材との固定
及び壁面材の構造壁との取合い部分のコーキングを石膏
系接着剤で行うようにしているので、作業性が良いう
え、間仕切り壁の施工を一職種の人間で行うことができ
工事費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1図は一部
切除斜視図、第2図は要部縦断面図、第3図は要部平面
図である。第4図は従来例を示す第4図相当図である。 1……天井壁、2……床壁、 4……ランナー材、5……下地材、 6……(5)で形成される空間、7……グラスウール、 8……壁面材、9……内側石膏ボード、 10……外側石膏ボード、12……石膏系接着剤。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の天井壁(1)と床壁(2)とにラン
    ナー材(4)を対向させて配置し、 このランナー材(4)の両側に幅狭石膏ボード製の下地
    材(5)を千鳥状となるように前後方向で適当間隔置き
    に上下ランナー材(4)に亘って架着するとともに、ラ
    ンナー材(4)の厚みで形成される空間(6)内にグラ
    スウール(7)を配置し、 下地材(5)の外側に内外二枚の石膏ボード(9)・(1
    0)を、外側石膏ボード(10)同士の接合端と内側石膏ボー
    ド(9)同士の接合端とが平面視で千鳥状となるように
    密着させてなる壁面材(8)を配置し、 下地材(5)に内側石膏ボード(9)を石膏系接着剤(1
    2)で接着固定し、外側石膏ボード(10)と建物の構造壁部
    分との隙間を石膏系接着剤(12)でコーキングし、 外側石膏ボード(10)の厚さと材質との少なくとも一方を
    内側石膏ボード(9)と異ならせたことを特徴とする建
    物の不燃遮音間仕切り壁。
  2. 【請求項2】内側石膏ボード(9)を外側石膏ボード(1
    0)よりも厚い材料で形成した実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載した建物の不燃遮音間仕切り壁。
  3. 【請求項3】内側石膏ボード(9)のみを無機繊維強化
    石膏ボードで構成した実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載した建物の不燃遮音間仕切り壁。
  4. 【請求項4】外側石膏ボード(10)が石膏系接着剤(12)で
    内側石膏ボード(9)に密着固定してある実用新案登録
    請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一項に記載した建
    物の不燃遮音間仕切り壁。
  5. 【請求項5】内側石膏ボード(9)同士の接合端が下地
    材(5)の外側に位置する実用新案登録請求の範囲第1
    項〜第4項のいずれか一項に記載した建物の不燃遮音間
    仕切り壁。
JP1985172680U 1985-11-08 1985-11-08 建物の不燃遮音間仕切り壁 Expired - Lifetime JPH0610004Y2 (ja)

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JPS6280908U JPS6280908U (ja) 1987-05-23
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