JPH07118540B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH07118540B2 JPH07118540B2 JP5238278A JP23827893A JPH07118540B2 JP H07118540 B2 JPH07118540 B2 JP H07118540B2 JP 5238278 A JP5238278 A JP 5238278A JP 23827893 A JP23827893 A JP 23827893A JP H07118540 B2 JPH07118540 B2 JP H07118540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- undoped
- semiconductor device
- thickness
- gaas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化合物半導体のヘテロ
接合界面に生じる二次元電子ガスを用いた半導体装置に
係り、特に高電子移動度トランジスタに関する。
接合界面に生じる二次元電子ガスを用いた半導体装置に
係り、特に高電子移動度トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】高速コンピュータや高速信号処理システ
ムへの応用をめざして、電子移動度の高いGaAsやI
nPを用いたIC、LSIの開発が進められている。特
に、GaAsとGaAlAsあるいはInPとInGa
As等のヘテロ接合界面に生じた二次元電子ガスの高速
性を利用した高電子移動度トランジスタ(ハイ エレク
トロン モビリティ トランジスタ(High Electron Mo
bility Transistor):ヘムト(HEMT))は、室温で
1ゲート当たりのスイッチング時間が12psecのも
のが得られるまでになった(特開昭56−94780号
公報参照)。
ムへの応用をめざして、電子移動度の高いGaAsやI
nPを用いたIC、LSIの開発が進められている。特
に、GaAsとGaAlAsあるいはInPとInGa
As等のヘテロ接合界面に生じた二次元電子ガスの高速
性を利用した高電子移動度トランジスタ(ハイ エレク
トロン モビリティ トランジスタ(High Electron Mo
bility Transistor):ヘムト(HEMT))は、室温で
1ゲート当たりのスイッチング時間が12psecのも
のが得られるまでになった(特開昭56−94780号
公報参照)。
【0003】図2(a)に、典型的なHEMTの断面図
を示す。図において、1は半絶縁性GaAs基板、2は
厚さ約1μm、キャリヤ濃度1014cm〜3以下の高純度
のアンドープGaAs層、3は厚さ約100ÅのGa
1-xAlxAs層(x〜0.3)、4は厚さ約500Å、
キャリヤ濃度1017〜1018cm〜3のn−Ga1-xAlx
As層(x〜0.3)、5はアンドープGaAs層2中
の該アンドープGaAs層とアンドープGa1-xAlxA
s層3とのヘテロ接合界面に誘起された二次元電子ガス
層、6は電界効果トランジスタ(以下FETと記す)に
したときのソース電極、7はゲート電極、8はドレイン
電極である。なお、このようなHEMT用半導体結晶
は、分子線エピタキシー法(MBE法)や、有機金属熱
分解法(OM−VPE法)で作製される。
を示す。図において、1は半絶縁性GaAs基板、2は
厚さ約1μm、キャリヤ濃度1014cm〜3以下の高純度
のアンドープGaAs層、3は厚さ約100ÅのGa
1-xAlxAs層(x〜0.3)、4は厚さ約500Å、
キャリヤ濃度1017〜1018cm〜3のn−Ga1-xAlx
As層(x〜0.3)、5はアンドープGaAs層2中
の該アンドープGaAs層とアンドープGa1-xAlxA
s層3とのヘテロ接合界面に誘起された二次元電子ガス
層、6は電界効果トランジスタ(以下FETと記す)に
したときのソース電極、7はゲート電極、8はドレイン
電極である。なお、このようなHEMT用半導体結晶
は、分子線エピタキシー法(MBE法)や、有機金属熱
分解法(OM−VPE法)で作製される。
【0004】図2(b)は、図2(a)で示したHEM
Tのエネルギーバンド図である。図において、ECは伝
導帯、EFはフェルミレベル、EVは価電子帯、ESは電
子蓄積層、wはポテンシャル井戸を示す。その他の数字
は図2(a)と同様のものを示す。
Tのエネルギーバンド図である。図において、ECは伝
導帯、EFはフェルミレベル、EVは価電子帯、ESは電
子蓄積層、wはポテンシャル井戸を示す。その他の数字
は図2(a)と同様のものを示す。
【0005】このようなHEMTは、二次元電子ガスが
高純度のアンドープGaAs層2中を走るために、室温
で8000cm2/V・sec以上の大きな移動度を有
し、素子の高速性等多くの優れた特性を示す。
高純度のアンドープGaAs層2中を走るために、室温
で8000cm2/V・sec以上の大きな移動度を有
し、素子の高速性等多くの優れた特性を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、FETにした
場合には、二次元電子ガスのシート濃度が1011cm ̄
2台で、該二次元電子ガスが界面から厚さ僅か100Å
以内に閉じ込められているために、流れる電流を大きく
することができず、ファンアウトの数が大きい場合に、
素子の高速性が低下するというFET共通の問題を有す
る。また、ゲート電極幅Lがサブミクロンと小さくなる
と、短チャンネル効果によりしきい電圧Vthが低下し
てしまう傾向がある。すなわち、HEMTは通常のGa
AsFET(MESFET)に比べれば、界面のポテン
シャルの三角井戸wに電子が閉じ込められている(電子
蓄積層ES)ために素子の高速性の面でやや有利ではあ
るが、Lが0.5μm程度になると、これによってVth
のばらつきが大きくなり、重要な問題となる。
場合には、二次元電子ガスのシート濃度が1011cm ̄
2台で、該二次元電子ガスが界面から厚さ僅か100Å
以内に閉じ込められているために、流れる電流を大きく
することができず、ファンアウトの数が大きい場合に、
素子の高速性が低下するというFET共通の問題を有す
る。また、ゲート電極幅Lがサブミクロンと小さくなる
と、短チャンネル効果によりしきい電圧Vthが低下し
てしまう傾向がある。すなわち、HEMTは通常のGa
AsFET(MESFET)に比べれば、界面のポテン
シャルの三角井戸wに電子が閉じ込められている(電子
蓄積層ES)ために素子の高速性の面でやや有利ではあ
るが、Lが0.5μm程度になると、これによってVth
のばらつきが大きくなり、重要な問題となる。
【0007】これらの点を改良するために、図3
(a)、(b)に示すようなダブルヘテロ構造のHEM
Tが提案されている(特開昭57−76879号公報参
照)。図3(a)はこのHEMTの断面図、図3(b)
はそのエネルギーバンド図である。図において、21、
23はアンドープGaAs層、22はアンドープGa
1-xAlxAs層を示す。このHEMTでは、二次元電子
ガス層5をアンドープGa1-xAlxAs層3と基板側に
設けたアンドープGa1-xAlxAs層22とにより挾み
込み、これらによって作られたポテンシャル井戸w内に
閉じ込めるようにしたものである。この場合、アンドー
プGa1-xAlxAs層22のAlAsのモル比Xを、電
子の閉じ込めに必要な0.1〜0.3とすれば、この間に
挾まれたアンドープGaAs層23のポテンシャル井戸
wの幅を例えば200Å程度に広げることにより、キャ
リヤのシート濃度を従来の2倍近くまで増加させること
ができ、また、短チャンネル効果も小さくなることが予
想される。
(a)、(b)に示すようなダブルヘテロ構造のHEM
Tが提案されている(特開昭57−76879号公報参
照)。図3(a)はこのHEMTの断面図、図3(b)
はそのエネルギーバンド図である。図において、21、
23はアンドープGaAs層、22はアンドープGa
1-xAlxAs層を示す。このHEMTでは、二次元電子
ガス層5をアンドープGa1-xAlxAs層3と基板側に
設けたアンドープGa1-xAlxAs層22とにより挾み
込み、これらによって作られたポテンシャル井戸w内に
閉じ込めるようにしたものである。この場合、アンドー
プGa1-xAlxAs層22のAlAsのモル比Xを、電
子の閉じ込めに必要な0.1〜0.3とすれば、この間に
挾まれたアンドープGaAs層23のポテンシャル井戸
wの幅を例えば200Å程度に広げることにより、キャ
リヤのシート濃度を従来の2倍近くまで増加させること
ができ、また、短チャンネル効果も小さくなることが予
想される。
【0008】しかし実際には、アンドープGa1-xAlx
As層22の上に成長させたアンドープGaAs層23
の結晶性が悪くなってしまうというプロセス上の理由に
より、この図3(a)、(b)で示したHEMTの電子
移動度は、図2(a)、(b)に示したものよりも低く
なってしまっていた。
As層22の上に成長させたアンドープGaAs層23
の結晶性が悪くなってしまうというプロセス上の理由に
より、この図3(a)、(b)で示したHEMTの電子
移動度は、図2(a)、(b)に示したものよりも低く
なってしまっていた。
【0009】本発明の目的は、上記の問題点を解消し
た、新しい構造の高電子移動度半導体装置を提供するこ
とにある。
た、新しい構造の高電子移動度半導体装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体装置は、第1の半導体層と、上記第
1の半導体層上に形成された上記第1の半導体層の材料
とは格子不整合の材料で形成され膜厚がミスフィット転
位の発生に対する臨界膜厚以下の複数の井戸層および上
記井戸層と交互に配置された膜厚がミスフィット転位の
発生に対する臨界膜厚以下の層からなる超格子構造を有
する第2の半導体層と、上記第2の半導体層上に形成さ
れた第3の半導体層と、上記井戸層に二次元電子ガスを
供給制御するための手段とを備えたことを特徴とする。
に、本発明の半導体装置は、第1の半導体層と、上記第
1の半導体層上に形成された上記第1の半導体層の材料
とは格子不整合の材料で形成され膜厚がミスフィット転
位の発生に対する臨界膜厚以下の複数の井戸層および上
記井戸層と交互に配置された膜厚がミスフィット転位の
発生に対する臨界膜厚以下の層からなる超格子構造を有
する第2の半導体層と、上記第2の半導体層上に形成さ
れた第3の半導体層と、上記井戸層に二次元電子ガスを
供給制御するための手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、上記超格子構造はInGaAs層と
GaAs層や、GaAsSb層とGaAs層からなるこ
とを特徴とする。
GaAs層や、GaAsSb層とGaAs層からなるこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明では、上記のような構成により、二次元
電子ガスを用いた高電子移動度の半導体装置を提供する
ことができる。
電子ガスを用いた高電子移動度の半導体装置を提供する
ことができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例であるHEMT構造を図1
(a)、(b)に示す。図1(a)は本発明の一実施例
のHEMTの断面図、図1(b)はそのエネルギーバン
ド図である。
(a)、(b)に示す。図1(a)は本発明の一実施例
のHEMTの断面図、図1(b)はそのエネルギーバン
ド図である。
【0014】これらの図に示すように、本実施例では、
二次元電子ガス層5は、基板側のアンドープGaAs層
21と表面側のアンドープGa1-xAlxAs層(x>
0)3とに挾まれたアンドープInyGa1-yAs層(y
>0)24の幅であるほぼ200Åのポテンシャル井戸
wの中に閉じ込められている。なお、このアンドープI
nyGa1-yAs層24の代わりにアンドープGaAs
1-zSbz層(z>0)を用いてもよく、またアンドープ
InyGa1-yAs層とアンドープGaAs1-zSbz層
とをそれぞれ少なくとも1層重ねて設けてもよい。また
アンドープGaAs層とアンドープInyGa1-yAs
層との2層またはアンドープGaAs層とアンドープG
aAs1-zSbz層との2層からなる超格子構造を用いて
もよい。さらに上記のそれぞれの2層を多段に設けても
よい。y,z〜0.1のとき、アンドープGaAs層2
1とこれらの三元混晶(図1(a)ではアンドープIn
yGa1-yAs層24)とのバンドギャップ差は約0.1
eVで、y,z〜0.2では約0.2eVとなり、井戸を
形成するに十分である。
二次元電子ガス層5は、基板側のアンドープGaAs層
21と表面側のアンドープGa1-xAlxAs層(x>
0)3とに挾まれたアンドープInyGa1-yAs層(y
>0)24の幅であるほぼ200Åのポテンシャル井戸
wの中に閉じ込められている。なお、このアンドープI
nyGa1-yAs層24の代わりにアンドープGaAs
1-zSbz層(z>0)を用いてもよく、またアンドープ
InyGa1-yAs層とアンドープGaAs1-zSbz層
とをそれぞれ少なくとも1層重ねて設けてもよい。また
アンドープGaAs層とアンドープInyGa1-yAs
層との2層またはアンドープGaAs層とアンドープG
aAs1-zSbz層との2層からなる超格子構造を用いて
もよい。さらに上記のそれぞれの2層を多段に設けても
よい。y,z〜0.1のとき、アンドープGaAs層2
1とこれらの三元混晶(図1(a)ではアンドープIn
yGa1-yAs層24)とのバンドギャップ差は約0.1
eVで、y,z〜0.2では約0.2eVとなり、井戸を
形成するに十分である。
【0015】なお、図1(a)で示した構造は、例えば
分子線エピタキシー法によって、従来のHEMTとほと
んど同じ成長条件で、新しくInまたはSbの蒸発るつ
ぼを装置に追加することにより容易に作製することがで
きる。以下、本実施例のHEMTの製造方法について述
べる。
分子線エピタキシー法によって、従来のHEMTとほと
んど同じ成長条件で、新しくInまたはSbの蒸発るつ
ぼを装置に追加することにより容易に作製することがで
きる。以下、本実施例のHEMTの製造方法について述
べる。
【0016】1.まずGa、As、In、Al、Siの
分子線源である蒸発るつぼを備えたMBE装置内に半絶
縁性GaAs基板〈100〉1を挿入する。
分子線源である蒸発るつぼを備えたMBE装置内に半絶
縁性GaAs基板〈100〉1を挿入する。
【0017】2.次に、該基板を約630℃に加熱して
基板表面のクリーニングを行なう。
基板表面のクリーニングを行なう。
【0018】3.次に、基板温度を約600℃に保って
Ga、Asの分子線源のシャッタを開けて厚さ約1μm
のアンドープGaAs層21を成長させる。なお、その
ときのGaとAsの分子線の強度比は1:2であった。
Ga、Asの分子線源のシャッタを開けて厚さ約1μm
のアンドープGaAs層21を成長させる。なお、その
ときのGaとAsの分子線の強度比は1:2であった。
【0019】4.次に、Inの分子線源のシャッタを開
けて厚さ約200ÅのアンドープInyGa1-yAs層2
4を成長させる。
けて厚さ約200ÅのアンドープInyGa1-yAs層2
4を成長させる。
【0020】5.次に、Inの分子線源のシャッタを閉
め、Alのシャッタを開けて厚さ約100Åのアンドー
プGa1-xAlxAs層3を成長させる。
め、Alのシャッタを開けて厚さ約100Åのアンドー
プGa1-xAlxAs層3を成長させる。
【0021】6.次に、Siの分子線源のシャッタを開
けて厚さ約1000Åのn−Ga1- xAlxAs層4を成
長させる。
けて厚さ約1000Åのn−Ga1- xAlxAs層4を成
長させる。
【0022】7.最後に、全部の分子線源のシャッタを
閉じて基板温度を下げ、完成品とする。
閉じて基板温度を下げ、完成品とする。
【0023】このアンドープInyGa1-yAs層24
は、アンドープGaAs層21の上に成長させた場合に
品質が劣化することもなかった、また、アンドープGa
As層と比べて合金散乱により僅かに移動度が低下する
分は、シート電子濃度を増加させることにより実効的に
打ち消されて、ICとしてはより高速化を達成すること
ができる。このアンドープInyGa1-yAs層24は、
下地のアンドープGaAs層21や上のアンドープGa
1-xAlxAs層3に比べると格子定数が小さいために、
あまり厚くするとミスフィット転位を界面に生じてしま
うが、いわゆる臨界膜厚である厚さ200Åまでは転位
の発生は見られなかった。以上のことは、アンドープI
nyGa1-yAs層24の代わりに、アンドープGaAs
1-zSbz層を用いた場合も同様であった。
は、アンドープGaAs層21の上に成長させた場合に
品質が劣化することもなかった、また、アンドープGa
As層と比べて合金散乱により僅かに移動度が低下する
分は、シート電子濃度を増加させることにより実効的に
打ち消されて、ICとしてはより高速化を達成すること
ができる。このアンドープInyGa1-yAs層24は、
下地のアンドープGaAs層21や上のアンドープGa
1-xAlxAs層3に比べると格子定数が小さいために、
あまり厚くするとミスフィット転位を界面に生じてしま
うが、いわゆる臨界膜厚である厚さ200Åまでは転位
の発生は見られなかった。以上のことは、アンドープI
nyGa1-yAs層24の代わりに、アンドープGaAs
1-zSbz層を用いた場合も同様であった。
【0024】また、上記アンドープInyGa1-yAs層
24の代わりに、アンドープInyGa1-yAs層やアン
ドープGaAs1-zSbz層を、アンドープGaAs層と
交互に50Å程度ずつ付けた場合には、総計1000Å
の厚さぐらいまでミスフィット転位は発生せず、実効シ
ート濃度をさらに増大することができた。
24の代わりに、アンドープInyGa1-yAs層やアン
ドープGaAs1-zSbz層を、アンドープGaAs層と
交互に50Å程度ずつ付けた場合には、総計1000Å
の厚さぐらいまでミスフィット転位は発生せず、実効シ
ート濃度をさらに増大することができた。
【0025】なお、室温での高純度GaAs、InA
s、GaSbの電子移動度はそれぞれ約8500、33
000、5000cm2/V・secであるから、二次
元電子ガス層5を閉じ込める層(図1(a)の24)の
材料としては、(GaIn)As混晶の方がGa(As
Sb)よりも有利であることは言うまでもない。Iny
Ga1-yAsを用いた場合には、GaAsの場合よりも
より高速のHEMTを実現することができるが、0≦x
≦0.25では、InGaAsとGaAsとの移動度は
大差はない。x<0.3では、InAsの移動度に向か
ってほぼ直線的に移動度が上昇するが、格子ミスマッチ
ングも増大するため、InGaAsやGaAsSbをア
ンドープGaAsと交互に設ける方が望ましい。
s、GaSbの電子移動度はそれぞれ約8500、33
000、5000cm2/V・secであるから、二次
元電子ガス層5を閉じ込める層(図1(a)の24)の
材料としては、(GaIn)As混晶の方がGa(As
Sb)よりも有利であることは言うまでもない。Iny
Ga1-yAsを用いた場合には、GaAsの場合よりも
より高速のHEMTを実現することができるが、0≦x
≦0.25では、InGaAsとGaAsとの移動度は
大差はない。x<0.3では、InAsの移動度に向か
ってほぼ直線的に移動度が上昇するが、格子ミスマッチ
ングも増大するため、InGaAsやGaAsSbをア
ンドープGaAsと交互に設ける方が望ましい。
【0026】上記のGa1-xAlxAs、InyGa1-yA
s、GaAs1-zSbzの各混晶材料の組成範囲である
が、x〜0.1〜0.5、y,z〜0.05〜0.5が望ま
しい。
s、GaAs1-zSbzの各混晶材料の組成範囲である
が、x〜0.1〜0.5、y,z〜0.05〜0.5が望ま
しい。
【0027】なお、以上述べたのはFETへの応用であ
ったが、その他に二次元電子ガスの特性を利用したCC
D(チャージ カプルド デバイス(Charge Coupled D
evice))等の素子に対しても本発明は有効である。
ったが、その他に二次元電子ガスの特性を利用したCC
D(チャージ カプルド デバイス(Charge Coupled D
evice))等の素子に対しても本発明は有効である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
二次元電子ガスを用いた高電子移動度の半導体装置を提
供することができる効果がある。
二次元電子ガスを用いた高電子移動度の半導体装置を提
供することができる効果がある。
【図1】(a)は本発明の一実施例のHEMTの断面
図、(b)は(a)で示したHEMTのエネルギーバン
ド図である。
図、(b)は(a)で示したHEMTのエネルギーバン
ド図である。
【図2】(a)は従来の典型的なHEMTの断面図、
(b)は(a)で示したHEMTのエネルギーバンド図
である。
(b)は(a)で示したHEMTのエネルギーバンド図
である。
【図3】(a)は従来の改良型HEMTの断面図、
(b)は(a)で示したHEMTのエネルギーバンド図
である。
(b)は(a)で示したHEMTのエネルギーバンド図
である。
1…半絶縁性GaAs基板、2、21、23…アンドー
プGaAs層、3、22…アンドープGa1-xAlxAs
層、4…n−Ga1-xAlxAs層、5…二次元電子ガス
層、6…ソース電極、7…ゲート電極、8…ドレイン電
極、24…アンドープInyGa1-yAs層(またはGa
As1-zSbz層)。
プGaAs層、3、22…アンドープGa1-xAlxAs
層、4…n−Ga1-xAlxAs層、5…二次元電子ガス
層、6…ソース電極、7…ゲート電極、8…ドレイン電
極、24…アンドープInyGa1-yAs層(またはGa
As1-zSbz層)。
Claims (3)
- 【請求項1】第1の半導体層と、上記第1の半導体層上
に形成された上記第1の半導体層の材料とは格子不整合
の材料で形成され膜厚がミスフィット転位の発生に対す
る臨界膜厚以下の複数の井戸層および上記井戸層と交互
に配置された膜厚がミスフィット転位の発生に対する臨
界膜厚以下の層からなる超格子構造を有する第2の半導
体層と、上記第2の半導体層上に形成された第3の半導
体層と、上記井戸層に二次元電子ガスを供給制御するた
めの手段とを備えたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】上記超格子構造はInGaAs層とGaA
s層からなることを特徴とする請求項1記載の半導体装
置。 - 【請求項3】上記超格子構造はGaAsSb層とGaA
s層からなることを特徴とする請求項1記載の半導体装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5238278A JPH07118540B2 (ja) | 1984-06-18 | 1993-09-24 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59123606A JPH07120790B2 (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 半導体装置 |
| JP5238278A JPH07118540B2 (ja) | 1984-06-18 | 1993-09-24 | 半導体装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59123606A Division JPH07120790B2 (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06196507A JPH06196507A (ja) | 1994-07-15 |
| JPH07118540B2 true JPH07118540B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=26460486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5238278A Expired - Lifetime JPH07118540B2 (ja) | 1984-06-18 | 1993-09-24 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07118540B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07120790B2 (ja) * | 1984-06-18 | 1995-12-20 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置 |
| JP2000138403A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-05-16 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 薄膜磁気センサ― |
| JP2016039314A (ja) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | 旭化成株式会社 | 化合物半導体基板 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP5238278A patent/JPH07118540B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06196507A (ja) | 1994-07-15 |
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