JPH07119438A - バイパス通路を有する排気ガス処理装置 - Google Patents
バイパス通路を有する排気ガス処理装置Info
- Publication number
- JPH07119438A JPH07119438A JP5282084A JP28208493A JPH07119438A JP H07119438 A JPH07119438 A JP H07119438A JP 5282084 A JP5282084 A JP 5282084A JP 28208493 A JP28208493 A JP 28208493A JP H07119438 A JPH07119438 A JP H07119438A
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- Japan
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- exhaust gas
- metal plate
- carbon
- bypass passage
- porous metal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、コンデンサ部で排気ガス中のカー
ボン粒子を帯電し、多孔質金属板でカーボンを捕集し、
パティキュレートの加熱焼却時には排気ガスをバイパス
させるバイパス通路を有する排気ガス処理装置を提供す
る。 【構成】 本発明は、コンデンサ部4で排気ガス中のカ
ーボン粒子に電荷を与え、帯電したカーボンをコンデン
サ部4と多孔質金属板5で捕集する。コントローラ10
は、カーボンの所定捕集量以上でブレーキ作動時及びア
イドリング時に応答してシャッタ6,7を切り換え制御
し、排気ガスをバイパス通路9にバイパスさせてコンデ
ンサ部4と多孔質金属板5に通電し、コンデンサ部4と
多孔質金属板5に捕集された帯電したカーボンを含むパ
ティキュレートは加熱焼却する。
ボン粒子を帯電し、多孔質金属板でカーボンを捕集し、
パティキュレートの加熱焼却時には排気ガスをバイパス
させるバイパス通路を有する排気ガス処理装置を提供す
る。 【構成】 本発明は、コンデンサ部4で排気ガス中のカ
ーボン粒子に電荷を与え、帯電したカーボンをコンデン
サ部4と多孔質金属板5で捕集する。コントローラ10
は、カーボンの所定捕集量以上でブレーキ作動時及びア
イドリング時に応答してシャッタ6,7を切り換え制御
し、排気ガスをバイパス通路9にバイパスさせてコンデ
ンサ部4と多孔質金属板5に通電し、コンデンサ部4と
多孔質金属板5に捕集された帯電したカーボンを含むパ
ティキュレートは加熱焼却する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に、ディーゼルエ
ンジンから排出される排気ガスを浄化処理するため、排
気系に組み込まれるフィルタを有するバイパス通路を有
する排気ガス処理装置に関する。
ンジンから排出される排気ガスを浄化処理するため、排
気系に組み込まれるフィルタを有するバイパス通路を有
する排気ガス処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの燃焼は、高温、高
圧空気中に燃料を噴射する、所謂、ヘトロジニアス混合
によるものである。ヘトロジニアス混合はホモジニアス
混合気と異なって空気と燃料が均一に混合していないの
で、燃料中の炭素成分は、燃焼による高温熱によって
煤、HC等に変化し、それらが凝集してパテキュレート
となり、空中に放出される。そして、スモークは微粒化
された炭素とその外周に炭化水素が付着したパティキュ
レートとなって大気中に浮遊するので、都市環境の汚染
が進み、空気の透明度が極端に悪化進行する。
圧空気中に燃料を噴射する、所謂、ヘトロジニアス混合
によるものである。ヘトロジニアス混合はホモジニアス
混合気と異なって空気と燃料が均一に混合していないの
で、燃料中の炭素成分は、燃焼による高温熱によって
煤、HC等に変化し、それらが凝集してパテキュレート
となり、空中に放出される。そして、スモークは微粒化
された炭素とその外周に炭化水素が付着したパティキュ
レートとなって大気中に浮遊するので、都市環境の汚染
が進み、空気の透明度が極端に悪化進行する。
【0003】従来、エンジンの排気ガスを処理する排気
ガス処理装置として、フィルタの面積が大きく、そのフ
ィルタの前面部にカーボンが堆積されて捕集される。そ
の堆積したカーボンを焼却するため、パティキュレート
フィルタの一部に加熱コイルを取り付け、堆積したカー
ボンを除去するのに、焼却することによりフィルタを再
生している。
ガス処理装置として、フィルタの面積が大きく、そのフ
ィルタの前面部にカーボンが堆積されて捕集される。そ
の堆積したカーボンを焼却するため、パティキュレート
フィルタの一部に加熱コイルを取り付け、堆積したカー
ボンを除去するのに、焼却することによりフィルタを再
生している。
【0004】例えば、コーディエライト(2MgO・2
Al2 O3 ・5SiO2 )により作製された気孔性のハ
ニカム構造のフィルタを排気通路に並列に2組配置した
ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置が開示されて
いる。該ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置は、
排気ガスを一方のハニカム構造のフィルタに通し、該フ
ィルタで排気ガス中のカーボンを捕集し、そのフィルタ
にカーボンが堆積して目詰まりした場合に、そのフィル
タに排気ガスを流すのを遮断し、別のフィルタに排気ガ
スを流すように切り換え、目詰まりしたフィルタの下流
側から空気を送り込み、そのフィルタを加熱して目詰ま
りしているカーボンを焼却するものである。このような
ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置として、例え
ば、実開平1−144427号公報に開示されたものが
ある。
Al2 O3 ・5SiO2 )により作製された気孔性のハ
ニカム構造のフィルタを排気通路に並列に2組配置した
ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置が開示されて
いる。該ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置は、
排気ガスを一方のハニカム構造のフィルタに通し、該フ
ィルタで排気ガス中のカーボンを捕集し、そのフィルタ
にカーボンが堆積して目詰まりした場合に、そのフィル
タに排気ガスを流すのを遮断し、別のフィルタに排気ガ
スを流すように切り換え、目詰まりしたフィルタの下流
側から空気を送り込み、そのフィルタを加熱して目詰ま
りしているカーボンを焼却するものである。このような
ディーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置として、例え
ば、実開平1−144427号公報に開示されたものが
ある。
【0005】また、実開平1−136617号公報に
は、パティキュレートフィルタが開示されている。該パ
ティキュレートフィルタは、導電性セラミックスから成
るヒータを兼ねる薄肉ポーラスエレメントを複数段に配
設し、該各ポーラスエレメントに電力を個別に供給可能
且つ該各電力を制御可能に構成したものである。
は、パティキュレートフィルタが開示されている。該パ
ティキュレートフィルタは、導電性セラミックスから成
るヒータを兼ねる薄肉ポーラスエレメントを複数段に配
設し、該各ポーラスエレメントに電力を個別に供給可能
且つ該各電力を制御可能に構成したものである。
【0006】また、実開平3−116722号公報に
は、ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置が開示されて
いる。該ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置は、長手
方向に伸びる多数のセルが形成された柱状のセラミック
フィルタと、前記フィルタの外周に設けられた電熱部材
とを有し、前記セルのうち複数のものには、熱伝導性の
良い粉末が充填されているものである。
は、ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置が開示されて
いる。該ディーゼルエンジンの排ガス浄化装置は、長手
方向に伸びる多数のセルが形成された柱状のセラミック
フィルタと、前記フィルタの外周に設けられた電熱部材
とを有し、前記セルのうち複数のものには、熱伝導性の
良い粉末が充填されているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディーゼル
パティキュレートはディーゼルエンジンに含まれるカー
ボンと炭化水素の合成物であり、その大きさは、数μm
から数十μmまで分散している。該パティキュレート
は、酸素と反応して容易に燃焼するが、燃焼には高温度
が必要であり、排気ガス温度のみでは完全に燃焼するこ
とができない。そこで、パティキュレート、スモークを
除去する装置は、従来から多く開発されているが、いず
れも欠点が存在し、実用に供し得ないのが現状である。
ディーゼルエンジンから排気される排気ガスに含まれる
カーボンをフィルタで捕集して焼却するDPFでは、カ
ーボンをフィルタで捕集し、カーボンがフィルタに堆積
した時、着火用グロープラグ又はヒータによって加熱
し、煤等のパティキュレートを焼却させている。一般
に、DPFは、通常30〜40μm程の孔径を持ったセ
ラミックスフィルタで捕集しているが、このような孔径
を持つフィルタではその面積を大きくしなければならな
い。
パティキュレートはディーゼルエンジンに含まれるカー
ボンと炭化水素の合成物であり、その大きさは、数μm
から数十μmまで分散している。該パティキュレート
は、酸素と反応して容易に燃焼するが、燃焼には高温度
が必要であり、排気ガス温度のみでは完全に燃焼するこ
とができない。そこで、パティキュレート、スモークを
除去する装置は、従来から多く開発されているが、いず
れも欠点が存在し、実用に供し得ないのが現状である。
ディーゼルエンジンから排気される排気ガスに含まれる
カーボンをフィルタで捕集して焼却するDPFでは、カ
ーボンをフィルタで捕集し、カーボンがフィルタに堆積
した時、着火用グロープラグ又はヒータによって加熱
し、煤等のパティキュレートを焼却させている。一般
に、DPFは、通常30〜40μm程の孔径を持ったセ
ラミックスフィルタで捕集しているが、このような孔径
を持つフィルタではその面積を大きくしなければならな
い。
【0008】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、ディーゼルエンジンの燃焼ガス中
には、数μm程の微細径を持つカーボンとHCが集合し
たパティキュレートが浮遊しているが、これらの微細粒
のカーボン粒子に電荷を与えると、集合して大粒子にな
るという現象に着眼すると共に、エンジンのアイドリン
グ時にはエンジンから排出されるパティキュレートが微
量であることに着眼し、ディーゼルエンジンから排出さ
れる排気ガス中の大粒子となったパティキュレートを孔
径の大きいフィルタによって捕集することによってフィ
ルタの抵抗を大きくすることなくパティキュレートを捕
集でき、また多孔金属板を薄く構成して熱容量を小さく
し、小電力を投入するだけで、多孔金属板を直ちに昇温
することができ、捕集されたカーボンを加熱焼却するも
のであり、排気系の上流側にカーボン粒子を帯電させる
コンデンサ部を配置し、排気系の下流側にアースされた
多孔金属板を配置し、コンデンサ部でカーボン粒子に電
荷を与え、帯電したカーボンを含むパティキュレートを
多孔金属板で捕集し、エンジンがアイドリング状態にな
った時に該パティキュレートを加熱焼却してフィルタを
再生し、その間は排気ガスをバイパス通路を通じて放出
するバイパス通路を有する排気ガス処理装置を提供する
ことである。
解決することであり、ディーゼルエンジンの燃焼ガス中
には、数μm程の微細径を持つカーボンとHCが集合し
たパティキュレートが浮遊しているが、これらの微細粒
のカーボン粒子に電荷を与えると、集合して大粒子にな
るという現象に着眼すると共に、エンジンのアイドリン
グ時にはエンジンから排出されるパティキュレートが微
量であることに着眼し、ディーゼルエンジンから排出さ
れる排気ガス中の大粒子となったパティキュレートを孔
径の大きいフィルタによって捕集することによってフィ
ルタの抵抗を大きくすることなくパティキュレートを捕
集でき、また多孔金属板を薄く構成して熱容量を小さく
し、小電力を投入するだけで、多孔金属板を直ちに昇温
することができ、捕集されたカーボンを加熱焼却するも
のであり、排気系の上流側にカーボン粒子を帯電させる
コンデンサ部を配置し、排気系の下流側にアースされた
多孔金属板を配置し、コンデンサ部でカーボン粒子に電
荷を与え、帯電したカーボンを含むパティキュレートを
多孔金属板で捕集し、エンジンがアイドリング状態にな
った時に該パティキュレートを加熱焼却してフィルタを
再生し、その間は排気ガスをバイパス通路を通じて放出
するバイパス通路を有する排気ガス処理装置を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、ケーシング内のガス通路の上流側に配置さ
れ且つ排気ガス中に含まれるカーボンに電荷を与えるた
め排気ガスを通過させる隙間を備えたコンデンサ部、該
コンデンサの後流のガス通路に隔置状態に配置され且つ
前記帯電されたカーボンを捕集するためアースされた多
孔金属板、前記ガス通路をバイパスするバイパス通路、
前記ガス通路と前記バイパス通路を開閉するためそれぞ
れに設けられた各シャッタ、並びに前記カーボンに電荷
を与えるため前記コンデンサ部へ電圧をかける制御、捕
集されたカーボンを焼却するため前記多孔金属板へ通電
する制御及びエンジンの作動状態に応答して前記各シャ
ッタの開閉切換作動の制御を行うコントローラを有する
ことを特徴とするバイパス通路を有する排気ガス処理装
置に関する。
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、ケーシング内のガス通路の上流側に配置さ
れ且つ排気ガス中に含まれるカーボンに電荷を与えるた
め排気ガスを通過させる隙間を備えたコンデンサ部、該
コンデンサの後流のガス通路に隔置状態に配置され且つ
前記帯電されたカーボンを捕集するためアースされた多
孔金属板、前記ガス通路をバイパスするバイパス通路、
前記ガス通路と前記バイパス通路を開閉するためそれぞ
れに設けられた各シャッタ、並びに前記カーボンに電荷
を与えるため前記コンデンサ部へ電圧をかける制御、捕
集されたカーボンを焼却するため前記多孔金属板へ通電
する制御及びエンジンの作動状態に応答して前記各シャ
ッタの開閉切換作動の制御を行うコントローラを有する
ことを特徴とするバイパス通路を有する排気ガス処理装
置に関する。
【0010】また、このバイパス通路を有する排気ガス
処理装置において、前記コンデンサ部は、カーボン粒子
にプラス電荷を与えるためプラス側に接続された金属プ
レートと該金属プレートに隣接したアース側に接続され
た金属プレートとを排気ガス流れ方向にそれぞれ隔置状
態に積層して配置されているものである。
処理装置において、前記コンデンサ部は、カーボン粒子
にプラス電荷を与えるためプラス側に接続された金属プ
レートと該金属プレートに隣接したアース側に接続され
た金属プレートとを排気ガス流れ方向にそれぞれ隔置状
態に積層して配置されているものである。
【0011】また、このバイパス通路を有する排気ガス
処理装置において、前記多孔金属板は、段付き形状に形
成され、排気ガスの流れ方向に交差してそれぞれ順次積
層されている。
処理装置において、前記多孔金属板は、段付き形状に形
成され、排気ガスの流れ方向に交差してそれぞれ順次積
層されている。
【0012】また、このバイパス通路を有する排気ガス
処理装置において、前記多孔金属板の外面は耐熱性で耐
腐食性に富んだセラミックスでコーティングされてい
る。
処理装置において、前記多孔金属板の外面は耐熱性で耐
腐食性に富んだセラミックスでコーティングされてい
る。
【0013】また、このバイパス通路を有する排気ガス
処理装置において、前記コントローラは、ブレーキが作
動してエンジンのアイドリング時に前記ガス通路に設け
た前記シャッタを閉鎖し且つ前記バイパス通路に設けた
前記シャッタを開放する制御を行うものである。
処理装置において、前記コントローラは、ブレーキが作
動してエンジンのアイドリング時に前記ガス通路に設け
た前記シャッタを閉鎖し且つ前記バイパス通路に設けた
前記シャッタを開放する制御を行うものである。
【0014】また、このバイパス通路を有する排気ガス
処理装置において、前記コントローラは、前記多孔金属
板に捕集されたカーボンを含むパティキュレートが予め
定めた捕集量以上であることに応答して前記多孔金属板
を通電する制御を行うものである。
処理装置において、前記コントローラは、前記多孔金属
板に捕集されたカーボンを含むパティキュレートが予め
定めた捕集量以上であることに応答して前記多孔金属板
を通電する制御を行うものである。
【0015】また、このバイパス通路を有する排気ガス
処理装置において、前記ガス通路に配置した前記シャッ
タには排気ガスの一部を通過させる通孔が形成され、該
通孔を通って排気ガスの一部を前記多孔金属板へ流すも
のである。
処理装置において、前記ガス通路に配置した前記シャッ
タには排気ガスの一部を通過させる通孔が形成され、該
通孔を通って排気ガスの一部を前記多孔金属板へ流すも
のである。
【0016】
【作用】この発明によるバイパス通路を有する排気ガス
処理装置は、上記のように構成されており、次のように
作用する。即ち、この排気ガス処理装置では、ケーシン
グ内のガス通路の上流側に配置されたコンデンサ部を排
気ガスが流れ、その時、排気ガス中に含まれるカーボン
は帯電される。前記コンデンサの後流のガス通路に隔置
状態に配置されたアースされた多孔金属板によって帯電
されたカーボンは捕集される。前記多孔金属板に捕集さ
れたカーボンを含むパティキュレートが加熱焼却される
時には、排気ガスをバイパス通路でバイパスし、コント
ローラによって前記コンデンサ部と前記多孔金属板に通
電を行って、パティキュレートを加熱焼却する。コント
ローラの指令によって、エンジンの作動状態に応答して
前記各シャッタの切換作動を行い、前記コンデンサ部に
よってカーボン粒子を帯電させて帯電したカーボンを前
記多孔金属板に容易に捕集させたり、パティキュレート
の加熱焼却を行うことができる。
処理装置は、上記のように構成されており、次のように
作用する。即ち、この排気ガス処理装置では、ケーシン
グ内のガス通路の上流側に配置されたコンデンサ部を排
気ガスが流れ、その時、排気ガス中に含まれるカーボン
は帯電される。前記コンデンサの後流のガス通路に隔置
状態に配置されたアースされた多孔金属板によって帯電
されたカーボンは捕集される。前記多孔金属板に捕集さ
れたカーボンを含むパティキュレートが加熱焼却される
時には、排気ガスをバイパス通路でバイパスし、コント
ローラによって前記コンデンサ部と前記多孔金属板に通
電を行って、パティキュレートを加熱焼却する。コント
ローラの指令によって、エンジンの作動状態に応答して
前記各シャッタの切換作動を行い、前記コンデンサ部に
よってカーボン粒子を帯電させて帯電したカーボンを前
記多孔金属板に容易に捕集させたり、パティキュレート
の加熱焼却を行うことができる。
【0017】また、この排気ガス処理装置では、前記コ
ンデンサ部の電圧を高くして、前記コンデンサ部の隙間
を排気ガスが通過すると、排気ガス中に含まれるカーボ
ンはプラスに帯電され、帯電した粒子が集合して径の大
きな粒子に成長するので、大きな通孔、例えば、100
〜150μm程の通孔を有する段付き状の前記多孔金属
板を配設しておき、前記多孔金属板をアースしておけ
ば、帯電されて大きな粒径に成長したパティキュレート
は前記多孔金属板に容易に捕集される。また、前記コン
デンサ部と前記多孔金属板は電気抵抗値を持っており、
パティキュレートの捕集量が多くなると、そのパティキ
ュレートを焼却してガスにして放出するので、前記多孔
金属板内にカーボンが過剰に堆積させることなく、前記
多孔金属板の目詰まりも発生しない。
ンデンサ部の電圧を高くして、前記コンデンサ部の隙間
を排気ガスが通過すると、排気ガス中に含まれるカーボ
ンはプラスに帯電され、帯電した粒子が集合して径の大
きな粒子に成長するので、大きな通孔、例えば、100
〜150μm程の通孔を有する段付き状の前記多孔金属
板を配設しておき、前記多孔金属板をアースしておけ
ば、帯電されて大きな粒径に成長したパティキュレート
は前記多孔金属板に容易に捕集される。また、前記コン
デンサ部と前記多孔金属板は電気抵抗値を持っており、
パティキュレートの捕集量が多くなると、そのパティキ
ュレートを焼却してガスにして放出するので、前記多孔
金属板内にカーボンが過剰に堆積させることなく、前記
多孔金属板の目詰まりも発生しない。
【0018】この排気ガス処理装置は、特に、DPFの
ガス通路をバイパスするバイパス通路を有しているの
で、次のような作用を行うことができる。即ち、車両に
ブレーキをかけて停止している間、即ち、エンジンのア
イドリング時は、エンジンから排出される排気ガスは少
量であり、排気ガス中に含まれるカーボンを含むパティ
キュレートは微量であるから、コントローラによってD
PFのシャッタを閉鎖してバイパス通路のシャッタを開
放し、エンジンからの排気ガスをバイパス通路へ流すと
共に、その時に、DPFで捕集されたカーボンを含むパ
ティキュレートを焼却する処理を行ってDPFを再生す
る。そのため、コントローラの指令で、多孔金属板に通
電して加熱し、カーボンを含むパティキュレートを短時
間で焼却される。例えば、車両が停止しているアイドリ
ングの間中、パティキュレートを焼却する作動を連続し
て行えば、DPFを完全に再生することができる。
ガス通路をバイパスするバイパス通路を有しているの
で、次のような作用を行うことができる。即ち、車両に
ブレーキをかけて停止している間、即ち、エンジンのア
イドリング時は、エンジンから排出される排気ガスは少
量であり、排気ガス中に含まれるカーボンを含むパティ
キュレートは微量であるから、コントローラによってD
PFのシャッタを閉鎖してバイパス通路のシャッタを開
放し、エンジンからの排気ガスをバイパス通路へ流すと
共に、その時に、DPFで捕集されたカーボンを含むパ
ティキュレートを焼却する処理を行ってDPFを再生す
る。そのため、コントローラの指令で、多孔金属板に通
電して加熱し、カーボンを含むパティキュレートを短時
間で焼却される。例えば、車両が停止しているアイドリ
ングの間中、パティキュレートを焼却する作動を連続し
て行えば、DPFを完全に再生することができる。
【0019】また、ブレーキ時及びアイドリング時は、
排気ガス中にはCO2 濃度が小さいので、ガス通路に設
けたシャッタに小さな通孔を形成しておけば、排気ガス
の一部をDPFへ流すことができ、その排気ガスの一部
を利用して多孔金属板に捕集されているカーボンを含む
パティキュレートを焼却することもできる。勿論、前記
コントローラは、前記多孔金属板に捕集されたカーボン
を含むパティキュレートが予め定めた捕集量以上である
ことに応答して前記多孔金属板を通電してパティキュレ
ートを焼却する制御を行うことができるものである。
排気ガス中にはCO2 濃度が小さいので、ガス通路に設
けたシャッタに小さな通孔を形成しておけば、排気ガス
の一部をDPFへ流すことができ、その排気ガスの一部
を利用して多孔金属板に捕集されているカーボンを含む
パティキュレートを焼却することもできる。勿論、前記
コントローラは、前記多孔金属板に捕集されたカーボン
を含むパティキュレートが予め定めた捕集量以上である
ことに応答して前記多孔金属板を通電してパティキュレ
ートを焼却する制御を行うことができるものである。
【0020】このバイパス通路を有する排気ガス処理装
置では、バッテリーからの直流電流をコントローラでパ
ルス化し、交流を巻き数を大きく変えたトランスに送っ
て該トランスで高電圧にし、高電圧交流をダイオードブ
リッジ等の整流器で整流し、高圧化した電位を帯電装置
における多孔金属板に負荷される。一方、コンデンサ部
では互いに間隔を置いて配置された金属プレートはプラ
ス側に接続した金属プレートとアース側に接続した金属
プレートとの間には、高電圧が生じる。この電位場を流
れる排気ガスは、その中に含まれるカーボン粒子がこの
電極間を通過する時に、カーボン粒子がプラス側に接続
した金属プレートに接触してプラスに帯電される。更
に、コンデンサ部の後流には、マイナスの電極とアース
させた多孔金属板を積層した状態に配置されている。コ
ンデンサ部で帯電されたカーボン粒子は、後流の多孔金
属板を通過する過程でマイナス側に接続した多孔金属板
に付着し、濾過される。多孔金属板に所定量以上のカー
ボンが捕集されることで、コンデンサ部と多孔金属板に
通電してカーボンを加熱焼却する。
置では、バッテリーからの直流電流をコントローラでパ
ルス化し、交流を巻き数を大きく変えたトランスに送っ
て該トランスで高電圧にし、高電圧交流をダイオードブ
リッジ等の整流器で整流し、高圧化した電位を帯電装置
における多孔金属板に負荷される。一方、コンデンサ部
では互いに間隔を置いて配置された金属プレートはプラ
ス側に接続した金属プレートとアース側に接続した金属
プレートとの間には、高電圧が生じる。この電位場を流
れる排気ガスは、その中に含まれるカーボン粒子がこの
電極間を通過する時に、カーボン粒子がプラス側に接続
した金属プレートに接触してプラスに帯電される。更
に、コンデンサ部の後流には、マイナスの電極とアース
させた多孔金属板を積層した状態に配置されている。コ
ンデンサ部で帯電されたカーボン粒子は、後流の多孔金
属板を通過する過程でマイナス側に接続した多孔金属板
に付着し、濾過される。多孔金属板に所定量以上のカー
ボンが捕集されることで、コンデンサ部と多孔金属板に
通電してカーボンを加熱焼却する。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明によるバイ
パス通路を有する排気ガス処理装置の実施例を説明す
る。図1はこの発明によるバイパス通路を有する排気ガ
ス処理装置の一実施例を示す概略説明図である。このバ
イパス通路を有する排気ガス処理装置は、排気管等の排
気系12に配置されたケーシング3内に排気ガスを浄化
することができるディーゼルパティキュレートフィルタ
1(以下、DPFという)を収容したものである。この
排気ガス処理装置において、DPF1は、主として、ケ
ーシング3内のガス通路2の排気ガス流れの上流側に配
置されたコンデンサ部4と、ケーシング3内のガス通路
2の排気ガス流れの下流側でコンデンサ部4の後流に配
置された金属製多孔板即ち多孔金属板5とから構成され
ている。また、この排気ガス処理装置は、電源となるバ
ッテリー13、コンデンサ部4を制御すると共にバッテ
リー13の電力を交流に変換するチョッパ機能を有する
コントローラ10、及びケーシング3内の排気ガス圧を
検出する圧力センサー11を有している。コントローラ
10は、図示していないが、例えば、高電圧にするトラ
ンス、トランスの一方の端子に接続され且つトランスの
他方の端子に接続されている高電圧交流を整流するダイ
オードブリッジ等の整流器を有している。
パス通路を有する排気ガス処理装置の実施例を説明す
る。図1はこの発明によるバイパス通路を有する排気ガ
ス処理装置の一実施例を示す概略説明図である。このバ
イパス通路を有する排気ガス処理装置は、排気管等の排
気系12に配置されたケーシング3内に排気ガスを浄化
することができるディーゼルパティキュレートフィルタ
1(以下、DPFという)を収容したものである。この
排気ガス処理装置において、DPF1は、主として、ケ
ーシング3内のガス通路2の排気ガス流れの上流側に配
置されたコンデンサ部4と、ケーシング3内のガス通路
2の排気ガス流れの下流側でコンデンサ部4の後流に配
置された金属製多孔板即ち多孔金属板5とから構成され
ている。また、この排気ガス処理装置は、電源となるバ
ッテリー13、コンデンサ部4を制御すると共にバッテ
リー13の電力を交流に変換するチョッパ機能を有する
コントローラ10、及びケーシング3内の排気ガス圧を
検出する圧力センサー11を有している。コントローラ
10は、図示していないが、例えば、高電圧にするトラ
ンス、トランスの一方の端子に接続され且つトランスの
他方の端子に接続されている高電圧交流を整流するダイ
オードブリッジ等の整流器を有している。
【0022】コンデンサ部4は、ケーシング3を通過す
る排気ガス中に含まれるカーボンに電荷を与える機能を
有するものであり、ケーシング3内に設置された金属プ
レートを有している。コンデンサ部4は、金属プレート
間の隙間を通過する排気ガスに対して排気ガス中に含ま
れるカーボン、HCのパティキュレートの一部を捕集す
るフィルタ機能も有している。コンデンサ部4におい
て、ケーシング3内に隔置状態に配置された金属プレー
トは、カーボン粒子にプラス電荷を与えるためコントロ
ーラ10のプラス側にライン21を通じて一端が接続さ
れている金属プレートと、該金属プレートに隣接したコ
ントローラ10のアース側即ちマイナス側にライン31
を通じて一端が接続された金属プレートとがそれぞれ順
次積層して排気ガス流れ方向或いは排気ガス流れに交差
する方向に配置されている。また、プラス側に接続され
る金属プレートの他端はスイッチ14を介してライン2
3によってコントローラ10に接続されている。アース
側に接続される金属プレートの他端はスイッチ33を介
してライン32によってコントローラ10に接続されて
いる。また、コンデンサ部4に形成された金属プレート
と金属プレートとの間の隙間は、排気ガスに対するフィ
ルタの機能を有するように少なくとも出口側の隙間が絞
り開口で絞り込まれている。従って、カーボンを含むパ
ティキュレートの一部は、絞り開口の近傍に捕集される
ことになる。
る排気ガス中に含まれるカーボンに電荷を与える機能を
有するものであり、ケーシング3内に設置された金属プ
レートを有している。コンデンサ部4は、金属プレート
間の隙間を通過する排気ガスに対して排気ガス中に含ま
れるカーボン、HCのパティキュレートの一部を捕集す
るフィルタ機能も有している。コンデンサ部4におい
て、ケーシング3内に隔置状態に配置された金属プレー
トは、カーボン粒子にプラス電荷を与えるためコントロ
ーラ10のプラス側にライン21を通じて一端が接続さ
れている金属プレートと、該金属プレートに隣接したコ
ントローラ10のアース側即ちマイナス側にライン31
を通じて一端が接続された金属プレートとがそれぞれ順
次積層して排気ガス流れ方向或いは排気ガス流れに交差
する方向に配置されている。また、プラス側に接続され
る金属プレートの他端はスイッチ14を介してライン2
3によってコントローラ10に接続されている。アース
側に接続される金属プレートの他端はスイッチ33を介
してライン32によってコントローラ10に接続されて
いる。また、コンデンサ部4に形成された金属プレート
と金属プレートとの間の隙間は、排気ガスに対するフィ
ルタの機能を有するように少なくとも出口側の隙間が絞
り開口で絞り込まれている。従って、カーボンを含むパ
ティキュレートの一部は、絞り開口の近傍に捕集される
ことになる。
【0023】また、コンデンサ部4の後流には、多孔金
属板5が隔置状態に配置されている。多孔金属板5は、
帯電したカーボンを含むパティキュレートを捕集すると
共に、通電されてパティキュレートを加熱焼却をする機
能を有している。多孔金属板5はその一端がライン22
を通じてコントローラ10のアース側に接続され、その
他端がスイッチ15を介してライン24によってコント
ローラ10のプラス側に接続されている。多孔金属板5
は、傾斜面を持つ段付き形状の多孔金属板8を排気ガス
の流れ方向に交差してそれぞれ順次積層して構成されて
いる。カーボンを含むパティキュレートは、特に、傾斜
面を持つ段付き形状の多孔金属板8を通過した際に、互
いに対向するように方向付けられ、互いに衝突して小さ
いなカーボンを含むパティキュレートは大きく成長し、
次に配置された多孔金属板8によって確実に捕集され
る。また、多孔金属板8の外面は耐熱性で耐腐食性に富
んだセラミックスでコーティングされているものであ
る。
属板5が隔置状態に配置されている。多孔金属板5は、
帯電したカーボンを含むパティキュレートを捕集すると
共に、通電されてパティキュレートを加熱焼却をする機
能を有している。多孔金属板5はその一端がライン22
を通じてコントローラ10のアース側に接続され、その
他端がスイッチ15を介してライン24によってコント
ローラ10のプラス側に接続されている。多孔金属板5
は、傾斜面を持つ段付き形状の多孔金属板8を排気ガス
の流れ方向に交差してそれぞれ順次積層して構成されて
いる。カーボンを含むパティキュレートは、特に、傾斜
面を持つ段付き形状の多孔金属板8を通過した際に、互
いに対向するように方向付けられ、互いに衝突して小さ
いなカーボンを含むパティキュレートは大きく成長し、
次に配置された多孔金属板8によって確実に捕集され
る。また、多孔金属板8の外面は耐熱性で耐腐食性に富
んだセラミックスでコーティングされているものであ
る。
【0024】このDPF1では、スイッチ14,15,
33は通電リレーからそれぞれ構成され、スイッチ14
の信号ライン28、スイッチ15の信号ライン29及び
スイッチ33の信号ライン34がコントローラ10にそ
れぞれ接続されている。スイッチ14,15,33はコ
ントローラ10の指令でON・OFFされる。スイッチ
14,15,33がOFFの時に、コンデンサ部4は排
気ガス中のカーボン粒子に電荷を与える処理工程であ
り、多孔金属板5はカーボンを含むパティキュレートを
捕集する処理工程である。また、スイッチ14,15,
33がONの時に、コンデンサ部4及び多孔金属板5
は、それぞれ通電される状態になり、捕集されたカーボ
ンを含むパティキュレートを加熱焼却する処理工程であ
る。
33は通電リレーからそれぞれ構成され、スイッチ14
の信号ライン28、スイッチ15の信号ライン29及び
スイッチ33の信号ライン34がコントローラ10にそ
れぞれ接続されている。スイッチ14,15,33はコ
ントローラ10の指令でON・OFFされる。スイッチ
14,15,33がOFFの時に、コンデンサ部4は排
気ガス中のカーボン粒子に電荷を与える処理工程であ
り、多孔金属板5はカーボンを含むパティキュレートを
捕集する処理工程である。また、スイッチ14,15,
33がONの時に、コンデンサ部4及び多孔金属板5
は、それぞれ通電される状態になり、捕集されたカーボ
ンを含むパティキュレートを加熱焼却する処理工程であ
る。
【0025】コントローラ10は、コンデンサ部4の金
属プレートにプラス側に接続して金属プレート間に電位
を発生させて電圧をかける制御と、コンデンサ部4の金
属プレート及び多孔金属板5とに通電して加熱する制御
とを行うものである。コントローラ10によって金属プ
レートがプラス側に接続されると、排気ガス中に含まれ
ているカーボン粒子が金属プレートに接触し、カーボン
粒子にプラスの電荷が与えられる。電源としてのバッテ
リー13から与えられる電力で金属プレートが通電され
ると、金属プレートと金属プレートとの間の隙間に一部
捕集されているカーボンを含むパティキュレートを加熱
燃焼させると共に、多孔金属板5が通電されると、多孔
金属板8に捕集されているカーボンを含むパティキュレ
ートを加熱燃焼させることができる。
属プレートにプラス側に接続して金属プレート間に電位
を発生させて電圧をかける制御と、コンデンサ部4の金
属プレート及び多孔金属板5とに通電して加熱する制御
とを行うものである。コントローラ10によって金属プ
レートがプラス側に接続されると、排気ガス中に含まれ
ているカーボン粒子が金属プレートに接触し、カーボン
粒子にプラスの電荷が与えられる。電源としてのバッテ
リー13から与えられる電力で金属プレートが通電され
ると、金属プレートと金属プレートとの間の隙間に一部
捕集されているカーボンを含むパティキュレートを加熱
燃焼させると共に、多孔金属板5が通電されると、多孔
金属板8に捕集されているカーボンを含むパティキュレ
ートを加熱燃焼させることができる。
【0026】即ち、コントローラ10は、バッテリー1
3からの直流電流をパルス化してトランスに送り、トラ
ンスで高電圧を発生させ、次いで整流器で整流するが、
トランスのプラス側に接続されたコンデンサ部4の金属
プレートとアース側に接続された金属プレートとの間に
高電圧を発生させる制御を行う。また、コントローラ1
0は、ケーシング3内に設置された圧力センサー11に
よって検出された排気ガス圧が予め設定した値より高く
なった場合には、多孔金属板5に捕集されたカーボンを
含むパティキュレートが予め定められた捕集量以上にな
った状態であるとして、該検出信号に応答してコンデン
サ部4の帯電機能をヒータ機能に切り換えるため、コン
デンサ部4の金属プレート及び多孔金属板8に通電する
制御を行う。
3からの直流電流をパルス化してトランスに送り、トラ
ンスで高電圧を発生させ、次いで整流器で整流するが、
トランスのプラス側に接続されたコンデンサ部4の金属
プレートとアース側に接続された金属プレートとの間に
高電圧を発生させる制御を行う。また、コントローラ1
0は、ケーシング3内に設置された圧力センサー11に
よって検出された排気ガス圧が予め設定した値より高く
なった場合には、多孔金属板5に捕集されたカーボンを
含むパティキュレートが予め定められた捕集量以上にな
った状態であるとして、該検出信号に応答してコンデン
サ部4の帯電機能をヒータ機能に切り換えるため、コン
デンサ部4の金属プレート及び多孔金属板8に通電する
制御を行う。
【0027】このバイパス通路を有する排気ガス処理装
置は、特に、ケーシング3のガス通路2に配置したコン
デンサ部4及び多孔金属板5をバイパスするバイパス通
路9を設けたことを特徴としている。ケーシング3内の
コンデンサ部4の上流側におけるガス通路2には、ガス
通路2を開閉するシャッタ6が設けられている。シャッ
タ6には、小さな通孔30が形成されており、シャッタ
6がガス通路2を閉鎖した時でも、通孔30を通って排
気ガスの一部がコンデンサ部4及び多孔金属板5へ流れ
るように構成されている。また、バイパス通路9には、
バイパス通路9を開閉するシャッタ7が設けられてい
る。シャッタ6は、ライン26を通じてコントローラ1
0の指令でアクチュエータ16を作動することによって
開閉作動される。シャッタ7は、ライン27を通じてコ
ントローラ10の指令でアクチュエータ17を作動する
ことによって開閉作動される。
置は、特に、ケーシング3のガス通路2に配置したコン
デンサ部4及び多孔金属板5をバイパスするバイパス通
路9を設けたことを特徴としている。ケーシング3内の
コンデンサ部4の上流側におけるガス通路2には、ガス
通路2を開閉するシャッタ6が設けられている。シャッ
タ6には、小さな通孔30が形成されており、シャッタ
6がガス通路2を閉鎖した時でも、通孔30を通って排
気ガスの一部がコンデンサ部4及び多孔金属板5へ流れ
るように構成されている。また、バイパス通路9には、
バイパス通路9を開閉するシャッタ7が設けられてい
る。シャッタ6は、ライン26を通じてコントローラ1
0の指令でアクチュエータ16を作動することによって
開閉作動される。シャッタ7は、ライン27を通じてコ
ントローラ10の指令でアクチュエータ17を作動する
ことによって開閉作動される。
【0028】このバイパスを有する排気ガス処理装置に
おいて、コントローラ10には、ガス通路2の排気ガス
圧力を検出する圧力センサー11の他に、アクセル位置
を検出するアクセル位置センサー18、ブレーキが踏み
込まれているか否かを検出するブレーキセンサー19及
びギヤ位置がニュートラルになっているアイドリング時
であるか否かを検出するためのギヤ位置センサー35か
らの情報が入力されるように構成されている。また、エ
ンジンには充電発電機20が設けられており、コントロ
ーラ10は、充電発電機20のON・OFFを制御する
と共に、充電発電機20の充電量は、コントローラ10
に情報として入力されるように構成されている。更に、
コントローラ10には、圧力センサー11、アクセル位
置センサー18、ブレーキセンサー19及びギヤ位置セ
ンサー35からの情報が正常に入力されているか否かを
判断することができ、これらが異常の場合には警報ラン
プをONする機能を有している。
おいて、コントローラ10には、ガス通路2の排気ガス
圧力を検出する圧力センサー11の他に、アクセル位置
を検出するアクセル位置センサー18、ブレーキが踏み
込まれているか否かを検出するブレーキセンサー19及
びギヤ位置がニュートラルになっているアイドリング時
であるか否かを検出するためのギヤ位置センサー35か
らの情報が入力されるように構成されている。また、エ
ンジンには充電発電機20が設けられており、コントロ
ーラ10は、充電発電機20のON・OFFを制御する
と共に、充電発電機20の充電量は、コントローラ10
に情報として入力されるように構成されている。更に、
コントローラ10には、圧力センサー11、アクセル位
置センサー18、ブレーキセンサー19及びギヤ位置セ
ンサー35からの情報が正常に入力されているか否かを
判断することができ、これらが異常の場合には警報ラン
プをONする機能を有している。
【0029】更に、このバイパス通路を有する排気ガス
処理装置は、図示していないが、電力供給手段は、排気
ガス処理装置が使用される排気系によって異なるが、排
気ガス処理装置が定置の設備に適用される場合には、通
常の電源を利用するか、又は、エンジンに搭載された発
電機を持つターボチャージャ或いは発電タービンを利用
することができる。ターボチャージャ或いは発電タービ
ンは、一端に排気ガスエネルギーで駆動されるタービン
及び該タービンに一端を固定したシャフトの他端にコン
プレッサを有していると共に、シャフトに固定した高い
磁力を持った永久磁石を用いてロータを形成し、該ロー
タの外周にステータとしての電磁コイルを配置して発電
機を構成したものである。発電タービンは、一端に排気
ガスエネルギーで駆動されるタービン及び該タービンに
一端を固定したシャフトの他端に高い磁力を持った永久
磁石を用いてロータを形成し、該ロータの外周にステー
タとしての電磁コイルを配置して発電機を構成したもの
である。このような発電機は、ブラシ等を有しておら
ず、ロータとステータとが非接触状態であるので、摩擦
損失が少なく高回転できるので、大きい発電量を得るこ
とができる。この排気ガス処理装置は、上記のようなタ
ーボチャージャ或いは発電タービンで発生した電力を利
用することによって、十分な電力を供給できるものであ
る。
処理装置は、図示していないが、電力供給手段は、排気
ガス処理装置が使用される排気系によって異なるが、排
気ガス処理装置が定置の設備に適用される場合には、通
常の電源を利用するか、又は、エンジンに搭載された発
電機を持つターボチャージャ或いは発電タービンを利用
することができる。ターボチャージャ或いは発電タービ
ンは、一端に排気ガスエネルギーで駆動されるタービン
及び該タービンに一端を固定したシャフトの他端にコン
プレッサを有していると共に、シャフトに固定した高い
磁力を持った永久磁石を用いてロータを形成し、該ロー
タの外周にステータとしての電磁コイルを配置して発電
機を構成したものである。発電タービンは、一端に排気
ガスエネルギーで駆動されるタービン及び該タービンに
一端を固定したシャフトの他端に高い磁力を持った永久
磁石を用いてロータを形成し、該ロータの外周にステー
タとしての電磁コイルを配置して発電機を構成したもの
である。このような発電機は、ブラシ等を有しておら
ず、ロータとステータとが非接触状態であるので、摩擦
損失が少なく高回転できるので、大きい発電量を得るこ
とができる。この排気ガス処理装置は、上記のようなタ
ーボチャージャ或いは発電タービンで発生した電力を利
用することによって、十分な電力を供給できるものであ
る。
【0030】次に、この排気ガス処理装置の作動につい
て、図1及び図2を参照して説明する。図2はこのバイ
パスを有する排気ガス処理装置の作動の一実施例を示す
処理フロー図である。
て、図1及び図2を参照して説明する。図2はこのバイ
パスを有する排気ガス処理装置の作動の一実施例を示す
処理フロー図である。
【0031】まず、エンジンが駆動され、エンジンから
放出される排気ガスが排気系12に排気される。コント
ローラ10の指令によって排気系12に組み込まれたケ
ーシング3内に配置されているコンデンサ部4と多孔金
属板5から構成されているDPF1を作動する。コンデ
ンサ部4を流れる排気ガス中に含まれるカーボンに電荷
を与えるため、コントローラ10の指令でスイッチ1
4、スイッチ15及びスイッチ33をOFFにする。バ
ッテリー13からの電力はコントローラ10でチョッパ
処理され、交流がトランスに送り込まれて高電圧が発生
させられ、該高電圧はダイオードブリッジ等の整流器で
整流され、その高電圧がコントローラ10からライン2
1を通じてプラス側に接続した金属プレートが導通し、
該金属プレートがプラス側に接続される。また、隣接す
る金属プレートはライン31を通じてコントローラ10
内のアース側に接続しているので、金属プレート間の隙
間に高電位が発生する。従って、金属プレート間の隙間
を通過する排気ガス中のカーボンはプラス側の金属プレ
ートに接触してプラスに帯電される。また、多孔金属板
5については、ライン22を通じてコントローラ10内
のアース側に接続される。
放出される排気ガスが排気系12に排気される。コント
ローラ10の指令によって排気系12に組み込まれたケ
ーシング3内に配置されているコンデンサ部4と多孔金
属板5から構成されているDPF1を作動する。コンデ
ンサ部4を流れる排気ガス中に含まれるカーボンに電荷
を与えるため、コントローラ10の指令でスイッチ1
4、スイッチ15及びスイッチ33をOFFにする。バ
ッテリー13からの電力はコントローラ10でチョッパ
処理され、交流がトランスに送り込まれて高電圧が発生
させられ、該高電圧はダイオードブリッジ等の整流器で
整流され、その高電圧がコントローラ10からライン2
1を通じてプラス側に接続した金属プレートが導通し、
該金属プレートがプラス側に接続される。また、隣接す
る金属プレートはライン31を通じてコントローラ10
内のアース側に接続しているので、金属プレート間の隙
間に高電位が発生する。従って、金属プレート間の隙間
を通過する排気ガス中のカーボンはプラス側の金属プレ
ートに接触してプラスに帯電される。また、多孔金属板
5については、ライン22を通じてコントローラ10内
のアース側に接続される。
【0032】従って、この排気ガス処理装置では、コン
デンサ部4によってプラスに帯電されたカーボンは、コ
ンデンサ部4にも一部捕集されるが、コンデンサ部4の
後流に配置されたアース即ちマイナスに接続している多
孔金属板5によって確実に捕集されることになる。
デンサ部4によってプラスに帯電されたカーボンは、コ
ンデンサ部4にも一部捕集されるが、コンデンサ部4の
後流に配置されたアース即ちマイナスに接続している多
孔金属板5によって確実に捕集されることになる。
【0033】この排気ガス処理装置において、コンデン
サ部4の上流側のケーシング3内のガス通路2に設置さ
れている圧力センサー11によって排気ガス圧が検出さ
れており、該検出値はコントローラ10に入力されてい
る。そこで、コントローラ10は、排気ガス圧の検出値
Pが予め定められた値P0 より高いか否かを判断する
(ステップ40)。コントローラ10は、排気ガス圧の
検出値Pが予め定められた値P0 より高い場合には、多
孔金属板5にはカーボンを含むパティキュレートが予め
定められた捕集量以上になっているので、パティキュレ
ートを加熱焼却するため、エンジン状態が好ましい状態
にあるか否かを検出するのに次の処理を行う。即ち、ア
クセル位置センサー18からの情報によってアクセルが
踏み込まれている状態か否かを判断する(ステップ4
1)。アクセルが踏み込まれておらず、アクセル零の状
態である場合には、コントローラ10は、ブレーキセン
サー19からの情報によってブレーキが踏み込まれてい
る状態か否かを判断する(ステップ42)。ブレーキが
踏み込まれてブレーキONの状態である場合には、コン
トローラ10はギヤ位置センサー35からの情報によっ
てニュートラル位置か否かを判断する(ステップ4
3)。
サ部4の上流側のケーシング3内のガス通路2に設置さ
れている圧力センサー11によって排気ガス圧が検出さ
れており、該検出値はコントローラ10に入力されてい
る。そこで、コントローラ10は、排気ガス圧の検出値
Pが予め定められた値P0 より高いか否かを判断する
(ステップ40)。コントローラ10は、排気ガス圧の
検出値Pが予め定められた値P0 より高い場合には、多
孔金属板5にはカーボンを含むパティキュレートが予め
定められた捕集量以上になっているので、パティキュレ
ートを加熱焼却するため、エンジン状態が好ましい状態
にあるか否かを検出するのに次の処理を行う。即ち、ア
クセル位置センサー18からの情報によってアクセルが
踏み込まれている状態か否かを判断する(ステップ4
1)。アクセルが踏み込まれておらず、アクセル零の状
態である場合には、コントローラ10は、ブレーキセン
サー19からの情報によってブレーキが踏み込まれてい
る状態か否かを判断する(ステップ42)。ブレーキが
踏み込まれてブレーキONの状態である場合には、コン
トローラ10はギヤ位置センサー35からの情報によっ
てニュートラル位置か否かを判断する(ステップ4
3)。
【0034】ギヤ位置センサー35による情報がギヤ位
置がニュートラルであり、アイドリング時である場合に
は、DPF1で捕集されているパティキュレートを加熱
焼却するのに絶好のチャンスであるので、DPFにおけ
るコンデンサ部4によるカーボンへの帯電処理、及び多
孔金属板5による帯電されたカーボンを含むパティキュ
レートを捕集処理を打ち切り、パティキュレート加熱焼
却処理に切り換える。まず、パティキュレートを加熱焼
却する状態にDPF1を設定するため、コントローラ1
0は次の処理を行う。排気ガスをガス通路2からバイパ
ス通路9へ流すように切り換えるため、コントローラ1
0は、アクチュエータ17を作動してシャッタ7を開放
し(ステップ44)、アクチュエータ16を作動してシ
ャッタ6を閉鎖する(ステップ45)。次いで、予め決
められた時間経過を待つためタイマをセットし、所定時
間経過後(ステップ46)に、DPF1がパティキュレ
ートの加熱焼却する状態になったとして、コントローラ
10は、スイッチ14,15,33をONにする指令を
発して切り換える(ステップ47,48)。
置がニュートラルであり、アイドリング時である場合に
は、DPF1で捕集されているパティキュレートを加熱
焼却するのに絶好のチャンスであるので、DPFにおけ
るコンデンサ部4によるカーボンへの帯電処理、及び多
孔金属板5による帯電されたカーボンを含むパティキュ
レートを捕集処理を打ち切り、パティキュレート加熱焼
却処理に切り換える。まず、パティキュレートを加熱焼
却する状態にDPF1を設定するため、コントローラ1
0は次の処理を行う。排気ガスをガス通路2からバイパ
ス通路9へ流すように切り換えるため、コントローラ1
0は、アクチュエータ17を作動してシャッタ7を開放
し(ステップ44)、アクチュエータ16を作動してシ
ャッタ6を閉鎖する(ステップ45)。次いで、予め決
められた時間経過を待つためタイマをセットし、所定時
間経過後(ステップ46)に、DPF1がパティキュレ
ートの加熱焼却する状態になったとして、コントローラ
10は、スイッチ14,15,33をONにする指令を
発して切り換える(ステップ47,48)。
【0035】スイッチ14,15,33がONになる
と、コントローラ10内に設けられているトランスを通
じてダイオードブリッジへの接続状態は遮断され、バッ
テリー13からの電力は、プラス側とマイナス側に接続
していたコンデンサ部4の各金属プレート及び多孔金属
板5へ供給されることになる。即ち、プラス側に接続し
ていた金属プレートについては、電流はバッテリー13
→コントローラ10→ライン21→金属プレート→ライ
ン23→スイッチ14→ライン23→コントローラ10
のマイナス側の経路で流れる。マイナス側に接続してい
た金属プレートについては、電流はバッテリー13→コ
ントローラ10→ライン32→スイッチ33→ライン3
2→金属プレート→ライン31→コントローラ10のマ
イナス側の経路で流れる。更に、多孔金属板5について
は、電流はバッテリー13→コントローラ10→ライン
24→スイッチ15→ライン24→多孔金属板8→ライ
ン22→コントローラ10のマイナス側の経路で流れ
る。コンデンサ部4の各金属プレート及び多孔金属板5
に電流が流れる1、コントローラ10ではバッテリー1
3の電圧が昇圧されているので、金属プレート及び多孔
金属板5は直ちに短時間で加熱され、コンデンサ部4に
一部捕集されているカーボンを含むパティキュレートは
加熱燃焼すると共に、多孔金属板5で捕集されているカ
ーボンを含むパティキュレートが加熱燃焼され、炭酸ガ
ス、水蒸気として焼却されることになり、DPF1は再
生される。コンデンサ部4及び多孔金属板5への通電時
間Tがタイマでセットした所定時間T0 を経過すると、
コンデンサ部4及び多孔金属板5に捕集されているカー
ボンを含むパティキュレートは焼却されたとして、コン
デンサ部4及び多孔金属板5への通電を停止して、DP
Fの再生処理は終了する(ステップ49)。
と、コントローラ10内に設けられているトランスを通
じてダイオードブリッジへの接続状態は遮断され、バッ
テリー13からの電力は、プラス側とマイナス側に接続
していたコンデンサ部4の各金属プレート及び多孔金属
板5へ供給されることになる。即ち、プラス側に接続し
ていた金属プレートについては、電流はバッテリー13
→コントローラ10→ライン21→金属プレート→ライ
ン23→スイッチ14→ライン23→コントローラ10
のマイナス側の経路で流れる。マイナス側に接続してい
た金属プレートについては、電流はバッテリー13→コ
ントローラ10→ライン32→スイッチ33→ライン3
2→金属プレート→ライン31→コントローラ10のマ
イナス側の経路で流れる。更に、多孔金属板5について
は、電流はバッテリー13→コントローラ10→ライン
24→スイッチ15→ライン24→多孔金属板8→ライ
ン22→コントローラ10のマイナス側の経路で流れ
る。コンデンサ部4の各金属プレート及び多孔金属板5
に電流が流れる1、コントローラ10ではバッテリー1
3の電圧が昇圧されているので、金属プレート及び多孔
金属板5は直ちに短時間で加熱され、コンデンサ部4に
一部捕集されているカーボンを含むパティキュレートは
加熱燃焼すると共に、多孔金属板5で捕集されているカ
ーボンを含むパティキュレートが加熱燃焼され、炭酸ガ
ス、水蒸気として焼却されることになり、DPF1は再
生される。コンデンサ部4及び多孔金属板5への通電時
間Tがタイマでセットした所定時間T0 を経過すると、
コンデンサ部4及び多孔金属板5に捕集されているカー
ボンを含むパティキュレートは焼却されたとして、コン
デンサ部4及び多孔金属板5への通電を停止して、DP
Fの再生処理は終了する(ステップ49)。
【0036】また、ステップ40において、圧力センサ
ー11による排気ガス圧の検出値Pが予め定められた値
P0 より低い場合には、コントローラ10は、多孔金属
板5にはカーボンを含むパティキュレートが予め定めら
れた捕集量以上になっていない状態であり、DPFの再
生を行う必要がない状態であるので、DPFによるパテ
ィキュレートの捕集処理を行う。即ち、コントローラ1
0の指令で、スイッチ14,15,33をOFFの状態
を維持し、コンデンサ部4を通過する排気ガスに含まれ
るカーボン粒子にコンデンサ部4によって電荷を与える
処理を行うため、コンデンサ部4のプラス側に接続した
金属プレートとマイナス側に接続した金属プレートとの
間に高電圧をかける(ステップ50)。また、排気ガス
をガス通路2に流すため、コントローラ10の指令で、
アクチュエータ17を作動してシャッタ7を閉鎖してバ
イパス通路9を閉鎖し(ステップ51)、アクチュエー
タ16を作動してシャッタ6を開放し、ガス通路2を開
放する(ステップ52)。この時には、スイッチ14,
15,33をOFFの状態に維持しておく(ステップ5
3)。そこで、ガス通路2を流れる排気ガスはその中に
ふくまれるカーボン粒子がコンデンサ部4で電荷を与え
られ、次いで、帯電したカーボンを含むパティキュレー
トが多孔金属板5で捕集される。
ー11による排気ガス圧の検出値Pが予め定められた値
P0 より低い場合には、コントローラ10は、多孔金属
板5にはカーボンを含むパティキュレートが予め定めら
れた捕集量以上になっていない状態であり、DPFの再
生を行う必要がない状態であるので、DPFによるパテ
ィキュレートの捕集処理を行う。即ち、コントローラ1
0の指令で、スイッチ14,15,33をOFFの状態
を維持し、コンデンサ部4を通過する排気ガスに含まれ
るカーボン粒子にコンデンサ部4によって電荷を与える
処理を行うため、コンデンサ部4のプラス側に接続した
金属プレートとマイナス側に接続した金属プレートとの
間に高電圧をかける(ステップ50)。また、排気ガス
をガス通路2に流すため、コントローラ10の指令で、
アクチュエータ17を作動してシャッタ7を閉鎖してバ
イパス通路9を閉鎖し(ステップ51)、アクチュエー
タ16を作動してシャッタ6を開放し、ガス通路2を開
放する(ステップ52)。この時には、スイッチ14,
15,33をOFFの状態に維持しておく(ステップ5
3)。そこで、ガス通路2を流れる排気ガスはその中に
ふくまれるカーボン粒子がコンデンサ部4で電荷を与え
られ、次いで、帯電したカーボンを含むパティキュレー
トが多孔金属板5で捕集される。
【0037】また、ステップ41において、アクセル位
置センサー18からの情報によってアクセルが踏み込ま
れている状態である時、及びステップ42において、ブ
レーキセンサー19からの情報によってブレーキが踏み
込まれていない状態である時には、エンジンは、アイド
リング状態でなく、車両は走行中か又は負荷がかかって
いる状態であるので、エンジンに設けた発電・電動機を
備えたターボチャージャ或いは発電タービンによって発
電できる状態である。そこで、ターボチャージャ或いは
発電タービンの充電発電機20を駆動して電力をバッテ
リー13に蓄電する作動を行う(ステップ54)。充電
発電機20の充電量を検出しておき、充電量が一杯にな
るまで、充電サイクルを繰り返す(ステップ55)。充
電発電機20への充電量が飽和すると、そこで、充電発
電機20の作動を停止する(ステップ56)。また、こ
のバイパス通路を有する排気ガス処理装置の処理作動に
おいて、警報ランプが点灯した場合には、いずれかで故
障が発生しているので、この処理作動は停止する(ステ
ップ57)。
置センサー18からの情報によってアクセルが踏み込ま
れている状態である時、及びステップ42において、ブ
レーキセンサー19からの情報によってブレーキが踏み
込まれていない状態である時には、エンジンは、アイド
リング状態でなく、車両は走行中か又は負荷がかかって
いる状態であるので、エンジンに設けた発電・電動機を
備えたターボチャージャ或いは発電タービンによって発
電できる状態である。そこで、ターボチャージャ或いは
発電タービンの充電発電機20を駆動して電力をバッテ
リー13に蓄電する作動を行う(ステップ54)。充電
発電機20の充電量を検出しておき、充電量が一杯にな
るまで、充電サイクルを繰り返す(ステップ55)。充
電発電機20への充電量が飽和すると、そこで、充電発
電機20の作動を停止する(ステップ56)。また、こ
のバイパス通路を有する排気ガス処理装置の処理作動に
おいて、警報ランプが点灯した場合には、いずれかで故
障が発生しているので、この処理作動は停止する(ステ
ップ57)。
【0038】
【発明の効果】この発明によるバイパス通路を有する排
気ガス処理装置は、上記のように構成されており、次の
ような効果を有する。即ち、このバイパス通路を有する
排気ガス処理装置は、ケーシング内のガス通路の上流側
に配置されたコンデンサ部を通過する排気ガス中に含ま
れるカーボンが前記コンデンサ部で電荷を与えられ、該
コンデンサ部の後流のガス通路に隔置状態に配置され且
つアースされた多孔金属板によって帯電されたカーボン
が捕集される。この排気ガス処理装置は、特に、前記コ
ンデンサ部と前記多孔金属板を排気ガスがバイパスする
バイパス通路及び前記ガス通路と前記バイパス通路にそ
れぞれ設けた各シャッタを有するので、DPFを再生す
る時には、前記各シャッタを切り換えて排気ガスを前記
バイパス通路に流し、DPFの再生を確実に且つ短時間
に達成する。また、コントローラによって前記カーボン
に電荷を与えるため前記コンデンサ部へ電圧をかける制
御、捕集されたカーボンを焼却するため前記多孔金属板
へ通電する制御及びエンジンの作動状態に応答して前記
各バルブの切換作動の制御を行うので、前記コンデンサ
部によってカーボンに電荷を容易に帯電させることがで
き、帯電したカーボンをマイナス側に接続する前記多孔
金属板に容易に吸着させて捕集させることができ、次い
で、前記コンデンサ部に捕集されたカーボンの一部と前
記多孔金属板に捕集されたカーボンとを直ちに加熱焼却
して放出することができる。しかも、前記多孔金属板を
流れ抵抗が小さくなるように、前記多孔金属板に大きな
通孔に形成したとしても、帯電したカーボンは前記多孔
金属板に確実に捕集される。
気ガス処理装置は、上記のように構成されており、次の
ような効果を有する。即ち、このバイパス通路を有する
排気ガス処理装置は、ケーシング内のガス通路の上流側
に配置されたコンデンサ部を通過する排気ガス中に含ま
れるカーボンが前記コンデンサ部で電荷を与えられ、該
コンデンサ部の後流のガス通路に隔置状態に配置され且
つアースされた多孔金属板によって帯電されたカーボン
が捕集される。この排気ガス処理装置は、特に、前記コ
ンデンサ部と前記多孔金属板を排気ガスがバイパスする
バイパス通路及び前記ガス通路と前記バイパス通路にそ
れぞれ設けた各シャッタを有するので、DPFを再生す
る時には、前記各シャッタを切り換えて排気ガスを前記
バイパス通路に流し、DPFの再生を確実に且つ短時間
に達成する。また、コントローラによって前記カーボン
に電荷を与えるため前記コンデンサ部へ電圧をかける制
御、捕集されたカーボンを焼却するため前記多孔金属板
へ通電する制御及びエンジンの作動状態に応答して前記
各バルブの切換作動の制御を行うので、前記コンデンサ
部によってカーボンに電荷を容易に帯電させることがで
き、帯電したカーボンをマイナス側に接続する前記多孔
金属板に容易に吸着させて捕集させることができ、次い
で、前記コンデンサ部に捕集されたカーボンの一部と前
記多孔金属板に捕集されたカーボンとを直ちに加熱焼却
して放出することができる。しかも、前記多孔金属板を
流れ抵抗が小さくなるように、前記多孔金属板に大きな
通孔に形成したとしても、帯電したカーボンは前記多孔
金属板に確実に捕集される。
【0039】また、前記コンデンサ部の電圧を高くし
て、前記コンデンサ部の隙間を排気ガスが通過すると、
排気ガス中に含まれるカーボンはプラスに帯電され、帯
電した粒子が集合して径の大きな粒子に成長するので、
大きな通孔、例えば、100〜150μm程の通孔を有
する段付き状の前記多孔金属板を配設しておき、前記多
孔金属板をアースしておけば、帯電されて大きな粒径に
成長したパティキュレートは前記多孔金属板に容易に捕
集される。また、前記コンデンサ部と前記多孔金属板は
電気抵抗値を持っており、パティキュレートの捕集量が
多くなると、そのパティキュレートを焼却してガスに
し、前記多孔金属板内にカーボンが過剰に堆積すること
がなく、前記多孔金属板の目詰まりも発生しない。
て、前記コンデンサ部の隙間を排気ガスが通過すると、
排気ガス中に含まれるカーボンはプラスに帯電され、帯
電した粒子が集合して径の大きな粒子に成長するので、
大きな通孔、例えば、100〜150μm程の通孔を有
する段付き状の前記多孔金属板を配設しておき、前記多
孔金属板をアースしておけば、帯電されて大きな粒径に
成長したパティキュレートは前記多孔金属板に容易に捕
集される。また、前記コンデンサ部と前記多孔金属板は
電気抵抗値を持っており、パティキュレートの捕集量が
多くなると、そのパティキュレートを焼却してガスに
し、前記多孔金属板内にカーボンが過剰に堆積すること
がなく、前記多孔金属板の目詰まりも発生しない。
【0040】この排気ガス処理装置は、特に、DPFの
ガス通路をバイパスするバイパス通路を有しているの
で、次のような作用を行うことができる。即ち、車両に
ブレーキをかけて停止している間、即ち、エンジンのア
イドリング時は、エンジンから排出される排気ガスは少
量であり、排気ガス中に含まれるカーボンを含むパティ
キュレートは微量であるから、コントローラによってD
PFのシャッタを閉鎖してバイパス通路のシャッタを開
放し、エンジンからの排気ガスをバイパス通路へ流すと
共に、その時に、DPFで捕集されたカーボンを含むパ
ティキュレートを焼却する処理を行ってDPFを再生す
る。
ガス通路をバイパスするバイパス通路を有しているの
で、次のような作用を行うことができる。即ち、車両に
ブレーキをかけて停止している間、即ち、エンジンのア
イドリング時は、エンジンから排出される排気ガスは少
量であり、排気ガス中に含まれるカーボンを含むパティ
キュレートは微量であるから、コントローラによってD
PFのシャッタを閉鎖してバイパス通路のシャッタを開
放し、エンジンからの排気ガスをバイパス通路へ流すと
共に、その時に、DPFで捕集されたカーボンを含むパ
ティキュレートを焼却する処理を行ってDPFを再生す
る。
【図1】この発明によるバイパスを有する排気ガス処理
装置の一実施例を示す概略説明図である。
装置の一実施例を示す概略説明図である。
【図2】このバイパスを有する排気ガス処理装置の作動
の一実施例を示す処理フロー図である。
の一実施例を示す処理フロー図である。
1 DPF 2 ガス通路 3 ケーシング 4 コンデンサ部 5,8 多孔金属板 6,7 シャッタ 9 バイパス通路 10 コントローラ 11 圧力センサー 12 排気系 13 バッテリー 14,15,33 スイッチ 16,17 アクチュエータ 18 アクセル位置センサー 19 ブレーキセンサー 20 充電発電機 30 通孔 35 ギヤ位置センサー
Claims (7)
- 【請求項1】 ケーシング内のガス通路の上流側に配置
され且つ排気ガス中に含まれるカーボンに電荷を与える
ため排気ガスを通過させる隙間を備えたコンデンサ部、
該コンデンサの後流のガス通路に隔置状態に配置され且
つ前記帯電されたカーボンを捕集するためアースされた
多孔金属板、前記ガス通路をバイパスするバイパス通
路、前記ガス通路と前記バイパス通路を開閉するためそ
れぞれに設けられた各シャッタ、並びに前記カーボンに
電荷を与えるため前記コンデンサ部へ電圧をかける制
御、捕集されたカーボンを焼却するため前記多孔金属板
へ通電する制御及びエンジンの作動状態に応答して前記
各シャッタの開閉切換作動の制御を行うコントローラを
有することを特徴とするバイパス通路を有する排気ガス
処理装置。 - 【請求項2】 前記コンデンサ部は、カーボン粒子にプ
ラス電荷を与えるためプラス側に接続された金属プレー
トと該金属プレートに隣接したアース側に接続された金
属プレートとを排気ガス流れ方向にそれぞれ隔置状態に
積層して配置されていることを特徴とする請求項1に記
載のバイパス通路を有する排気ガス処理装置。 - 【請求項3】 前記多孔金属板は、段付き形状に形成さ
れ、排気ガスの流れ方向に交差してそれぞれ順次積層さ
れていることを特徴とする請求項1に記載のバイパス通
路を有する排気ガス処理装置。 - 【請求項4】 前記多孔金属板の外面は耐熱性で耐腐食
性に富んだセラミックスでコーティングされていること
を特徴とする請求項1に記載のバイパス通路を有する排
気ガス処理装置。 - 【請求項5】 前記コントローラは、ブレーキが作動し
てエンジンのアイドリング時に前記ガス通路に設けた前
記シャッタを閉鎖し且つ前記バイパス通路に設けた前記
シャッタを開放する制御を行うことを特徴とする請求項
1に記載のバイパス通路を有する排気ガス処理装置。 - 【請求項6】 前記コントローラは、前記多孔金属板に
捕集されたカーボンを含むパティキュレートが予め定め
た捕集量以上であることに応答して前記多孔金属板を通
電する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のバ
イパス通路を有する排気ガス処理装置。 - 【請求項7】 前記ガス通路に配置した前記シャッタに
は排気ガスの一部を通過させる通孔が形成され、該通孔
を通って排気ガスの一部を前記多孔金属板へ流すことを
特徴とする請求項1に記載のバイパス通路を有する排気
ガス処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5282084A JPH07119438A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | バイパス通路を有する排気ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5282084A JPH07119438A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | バイパス通路を有する排気ガス処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07119438A true JPH07119438A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17647922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5282084A Pending JPH07119438A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | バイパス通路を有する排気ガス処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07119438A (ja) |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP5282084A patent/JPH07119438A/ja active Pending
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