JPH0712113B2 - 電子機器用ケ−ス - Google Patents

電子機器用ケ−ス

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JPH0712113B2
JPH0712113B2 JP60192634A JP19263485A JPH0712113B2 JP H0712113 B2 JPH0712113 B2 JP H0712113B2 JP 60192634 A JP60192634 A JP 60192634A JP 19263485 A JP19263485 A JP 19263485A JP H0712113 B2 JPH0712113 B2 JP H0712113B2
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JP
Japan
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case
transfer sheet
mold
thermal transfer
molding
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JP60192634A
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JPS6252657A (ja
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功 倉嶋
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は電子機器用ケースに関する。
[従来技術とその問題点] 従来、小型電子式計算機、小型電子ゲーム機等の電子機
器においては、機器ケースの表面に文字、記号、模様等
の装飾を施しているが、このような装飾はホットスタン
プ法により機器ケースの成形後に熱転写されている。し
かし、機器ケースは成形後の収縮率や変形にバラ付きが
あるため、凹凸や肉厚の異なる機器ケースに対しては良
好に熱転写することができないという問題があった。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、ケース本体の表面に文
字、記号、模様等の装飾を簡単かつ良好に設けることが
でき、デザイン的にも優れた電子機器用ケースを提供す
ることにある。
[発明の要点] この発明は上記のような目的を達成するために、基材シ
ートの一面に設けられた剥離層に少なくとも表示用窓部
を除いて所定の文字、記号、模様等の装飾を施した熱転
写用シートを、ケース本体を成形する金型内に納めた
上、透明な成形材料を射出して前記ケース本体を成形
し、この後前記熱転写シートの基材シートを剥離して装
飾および表示用窓部を前記ケース本体に形成するととも
に、さらに前記装飾の上面に透明な保護層を射出成形に
より一体に形成したものである。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明を小型電子式計算機に
適用した場合の一実施例につき説明する。
第4図および第5図は小型電子式計算機を示す。図中1
は上部ケース、2は下部ケースであり、この上下のケー
ス1、2内にはキーボード3、回路基板4、液晶表示装
置5および太陽電池6等が配置されるようになってい
る。即ち、上部ケース1は後述する透明な合成樹脂から
なり、右上側の1段高い部分に表示用窓部1aおよび太陽
電池用窓部1bが設けられており、左下側の上面にはキー
釦部3a・・・が挿入する開口1C・・・が形成されてい
る。キーボード3は計算情報等を入力するものであり、
上部ケース1の下に配置され、ゴム等の弾性シートに一
体形成された各キー釦部3aが上部ケース1の各開口1c内
に挿入して、上部ケース1の上方へ突出するようになっ
ている。回路基板4は計算機の主要部であり、可撓性を
有するフィルムシートからなり、その上面にはLSI等の
電子部品4aが設けられていると共に、その下面にはキー
ボード3の各キー釦部3aに対応して分割型の可動接点4b
・・・が形成されており、また上部ケース1の各窓部1
a、1bと対応する箇所に液晶表示装置5および太陽電池
6が接続されている。液晶表示装置5はキーボード3で
入力された情報およびその演算結果を表示するものであ
り、その上面には偏光板5aが配置されるようになってい
る。太陽電池6は機器全体の電源である。そして、これ
ら各液晶表示装置5および太陽電池6は開口7a、7aを有
する両面接着剤付きのスペーサ7を介して上部ケース1
の下面に配置されるようになっている。さらに、下部ケ
ース2は上部ケース1の下に取付けられるものであり、
その内側面には太陽電池6と対応する箇所に電池受部2a
が設けられていると共に、回路基板4の各可動接点4bと
対応して箇所に凹部2b・・・が形成されている。各凹部
2bの底部には各可動接点4bを開閉するための固定接点2c
・・・が設けてあり、各キー釦部3aの押下げに伴なって
回路基板4を撓ませ、凹部2b内の固定接点2cに可動接点
4bを接触させてキー入力信号を得る様に構成されてい
る。
ところで、上記のような小型電子式計算機の上部ケース
1は第1図に示すよな構成となっている。即ち、上部ケ
ース1はアクリル、ABS樹脂、硬質塩化ビニル、ポリプ
ロピレン等の透明な合成樹脂からなり、上述した表示用
窓部1a、太陽電池用窓部1b、開口1c・・・が形成されて
いるほか、上面には印刷層8が形成されており、この印
刷層8の表面に上部ケース1と同じ透明な合成樹脂から
なる保護層9が形成されている。この場合、印刷層8は
文字、記号、模様等の装飾を施すものであり、上部ケー
ス1の各窓部1a、1bと対応する箇所のみ無印刷になって
いる。保護層9は印刷層8の表面全体に設けられ、印刷
層8を保護するものである。
次に、上記のような印刷層8を上部ケース1に設ける場
合について、第2図および第3図を参照して説明する。
印刷層8は第2図に示すように、予め、熱転写シート10
に設けられる。即ち、熱転写シート10は基材シート11の
下面に剥離層12を介して印刷層8を形成し、この印刷層
8の下面に接着層13を設けたものである。この場合、基
材シート11はポリエステル等合成樹脂製のフイルムであ
り、厚さは約25μ程度である。剥離層12は基材シート11
から印刷層8を剥離させるものであり、厚さは数μ程度
になっている。印刷層8は上述した装飾を印刷したもの
であり、その厚さは20〜30μ程度である。さらに、接着
層13は上部ケース1の表面に印刷層8を接着するもので
あり、その厚さは数μ程度になっている。したがって、
熱転写シート10は全体の厚さが50〜60μ程度の極めて薄
いものである。
このように構成された熱転写シート10は第3図に示すよ
うに、上部ケース1を成形する回転型射出成形金型14内
に配置され、成形時に上部ケース1に一体的に設けられ
る。この場合、熱転写シート10は第3図の図面の垂直方
向に延びる帯状とされ、この帯状の熱転写シートの長手
方向に、各1個の上部ケース1に転写される印刷層8が
一定の間隔を置いて設けられている。また、回転型射出
成形金型14は上金型14aと下金型14bとからなり、上金型
14aには1次成形用と2次成形用の各キャビティ15a、15
bと、樹脂注入用の各ゲート16a、16bが設けられてい
る。下金型14bは上下動して上金型14aの下面に接離する
と共に、1次成形位置から2次成形位置へ回転移動する
ものであり、上金型14aの1次成形用ゲート16aに対応し
たときに、ゲート16aからの樹脂を1次成形用のキャビ
ティ15a内に注入する注入路17が形成されている。な
お、2次成形用のゲート16bは直接、2次成形用のキャ
ビティ15bに連通している。したがって、熱転写シート1
0を金型14内に配置する場合には、まず、上金型14aから
下金型14bを離間させ、この状態で上金型14aの1次成形
用のキャビティ15a内に熱転写シート10を印刷層8をキ
ャビティ15a側に向けて配置する。
熱転写シート10は上部ケース1の上面より大きくなって
おり、これに伴ってキャビティ15aも上部ケース1より
大きく形成されている。
このように熱転写シート10を配置した後は、上金型14a
の下に下金型14bを密着させると共に、上金型14aの1次
成形用のゲート16aに下金型14bの注入路17を対応させ、
上下の金型14a、14bを型締めする。この状態で、1次成
形用のゲート16aに透明な樹脂を注入すると、樹脂は下
金型14bの注入路17を通して1次成形用のキャビティ15a
内に注入される。このときの成形圧力と樹脂の熱によ
り、熱転写シート10が変形してキャビティ15aの内側上
面の形状に沿って圧着される。そして、注入された樹脂
が固化すると、上部ケース1が成形される。このとき、
熱転写シート10は接着層13により上部ケース1に一体に
設けられ、1次成形が終了する。なお、この場合、図示
はしないが下金型14bには上部ケース1の各開口1cを形
成するピンがキャビティ15a内に突出形成されている。
このようにして1次成形が終了した後は、金型14を離型
して上金型14aから下金型14bを離間させ、1次成形品
(上部ケース1および熱転写シート10)を下金型14bと
共に移動する。そして、1次成形品から熱転写シート10
の基材シート11を剥離する。すると、上部ケース1の表
面に印刷層8が残る。
この1次成形品は、熱転写シート10の表示用窓部1aおよ
び太陽電池用窓部1bの部分が印刷層8を有していないた
め、この部分が透視可能である。また、印刷層8は、1
次成形品の側部となる部分にも設けてあり、この側部に
も転写される。この場合、熱転写シート10の印刷層8
は、側部のさらに周縁部および開口1c・・・に対応する
部分にまで延長して設けられていて、熱転写シート10を
剥離するときに、1次成形品の形状に沿って切断される
もので、このようにすることによって熱転写シートの変
形差に伴なう位置ズレを吸収することができる。但し、
熱転写シート10の変形を所定の誤差内に収めることがで
きる場合は、熱転写シート10に印刷する印刷層8を1次
成形品に転写される形状と同一(変形分を考慮して)と
しておくことも可能である。
この後、下金型14bを回転させて上金型14aの2次成形位
置に対応させ、上下の金型14a、14bを型締めする。この
状態で、2次成形用のゲート16bから透明な樹脂をキャ
ビティ15b内に注入すると、透明な樹脂は印刷層8の表
面に一体に成形される。この後、上下の金型14a、14bを
離型し、キャビティ15b内から取り出せば、2次成形が
完了し、第1図に示すような上部ケース1が得られる。
この印刷層8上の透明樹脂よりなる保護層9は0.1mm以
上の厚さに極めて容易に形成することができ、この保護
層9をやや厚く(例えば0.3mm以上に)設けることによ
り、凹凸を有する上部ケース1の印刷層8に、クリスタ
ル調とでも言うような、光沢を有する高級感を与えるこ
とができる。
尚、本実施例では、二次成形を行なう際に、一次成形側
において、熱転写シート10を第3図の図面に垂直方向に
送って、次の成形加工品に転写する印刷層8をキャビテ
ィ15a内に収めておき、二次成形と一次成形を同時に行
えるようにしたものであり、極めて能率的な加工を可能
とするものである。
しかるに、このような上部ケース1においては、表面に
印刷層8を簡単かつ確実に設けることができ、この印刷
層8により文字、記号、模様等の装飾を極めて良好に施
すことができる。特に、印刷層8は予め基材シート11に
剥離層12を介して印刷されるので、鮮明でかつ良好な印
刷が可能となり、しかも熱転写シート10として上部ケー
ス1の成形前に金型14内に配置され、上部ケース1の成
形時に一体に設けられるので、成形後の上部ケース1の
収縮率や変形、あるいは上部ケース1の凹凸および肉厚
の変化等に左右されることがなく、確実かつ強固に設け
ることができる。さらに、上部ケース1は透明な樹脂か
らなり、かつ印刷層8で覆われているので、デザイン的
に良好なものとなる。
なお、上述した実施例は熱転写シート10に印刷層8を設
ける場合で説明したが、これは、蒸着やラミネートによ
る金属層とすることもできる。また、実施例は小型電子
計算機に適用した場合について説明したが、この発明は
これに限られることなく、電子ゲーム機等の他の電子機
器にも広く適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の電子機器用ケースによ
れば、基材シートの一面に設けられた剥離層に少なくと
も表示用窓部を除いて所定の文字、記号、模様等の装飾
を施した熱転写用シートを、ケース本体を成形する金型
内に納めた上、透明な成形材料を射出して前記ケース本
体を成形し、この後前記熱転写シートの基材シートを剥
離して装飾および表示用窓部を前記ケース本体に成形す
るとともに、さらに前記装飾の上面に透明な保護層を射
出成形により一体に形成するようにしたので、ケース本
体の表面に文字、記号、模様等の装飾を簡単かつ良好に
設けることができ、保護層によって前記装飾を全面にわ
たって保護することができるとともに、当該保護層の厚
さを適宜選択することにより、前記装飾に高級感等を与
えることができて、デザイン的にも優れたものを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の小型電子式計算機に適用した一実施例を
示し、第1図は上部ケースの断面図、第2図は熱転写シ
ートの拡大断面図、第3図は成形装置の断面図、第4図
は小型電子式計算機の外観斜視図、第5図はその分解斜
視図である。 1……上部ケース、1a……表示用窓部、1b……太陽電池
用窓部、1c……開口、8……印刷層、9……保護層、10
……熱転写シート、11……基材シート、12……剥離層、
13……接着層、14……回転型射出成形金型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材シートの一面に設けられた剥離層に少
    なくとも表示用窓部を除いて所定の文字、記号、模様等
    の装飾を施した熱転写用シートを、ケース本体を成形す
    る金型内に納めた上、透明な成形材料を射出して前記ケ
    ース本体を成形すると共に、このケース本体の上面に前
    記熱転写シートの前記装飾を転写し、この後前記基材シ
    ートを剥離して前記装飾および表示用窓部を形成すると
    ともに、さらに前記装飾の上面に透明な保護層を射出成
    形により一体に形成したことを特徴とする電子機器用ケ
    ース。
JP60192634A 1985-08-31 1985-08-31 電子機器用ケ−ス Expired - Lifetime JPH0712113B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6073286U (ja) * 1983-10-25 1985-05-23 カシオ計算機株式会社 小型電子機器のキ−支持パネル

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JPS6252657A (ja) 1987-03-07

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