JPH07123162A - エレベータのインターホンシステム及びその点検方法 - Google Patents

エレベータのインターホンシステム及びその点検方法

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Publication number
JPH07123162A
JPH07123162A JP26465693A JP26465693A JPH07123162A JP H07123162 A JPH07123162 A JP H07123162A JP 26465693 A JP26465693 A JP 26465693A JP 26465693 A JP26465693 A JP 26465693A JP H07123162 A JPH07123162 A JP H07123162A
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JP
Japan
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intercom
inspection
elevator
car
remote control
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Application number
JP26465693A
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English (en)
Inventor
Katsu Sugita
克 杉田
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP26465693A priority Critical patent/JPH07123162A/ja
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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 点検者が現場に行くことなく確実に点検を行
うことのできるエレベータのインターホンシステムを提
供する。 【構成】 エレベータのかご内インターホン20にイン
ターホン制御回路26と外部の遠隔操作部40からの点
検音を録音・再生する録音・再生部30を設け、遠隔操
作部40から送信された点検音を録音・再生部が記録
し、インターホン制御回路26が遠隔操作部40を呼び
出した際に、この点検信号を再生して遠隔操作部40へ
発信する。遠隔操作部40は、送信した点検信号と受信
した再生点検音とを比較してインターホンシステムの点
検を行う。これにより、遠隔操作部の1人の点検者によ
って、遠隔操作部からのかご内インターホン呼出し点
検、かご内インターホンからの遠隔操作部呼出し及び通
話状態の点検を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのインター
ホンシステムの点検手段に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータのインターホンシス
テムは、非常時にエレベータかご内と外部との通話を行
うためのシステムであって、エレベータかご内にはかご
内インターホンが、エレベータ近くの外部には外部イン
ターホンが設けられている。
【0003】これを、図8を用いて説明する。図中10
はエレベータかご(以下単にかごという)、20はエレ
ベータのかご内インターホン、12は外部インターホ
ン、22は通話時に外部インターホンから送信された音
をかご10内に出力するためのインターホンスピーカ、
24は通話時にかご10内の音を収音するためのインタ
ーホンマイクである。
【0004】上記インターホンシステムでは、利用者が
かご10内に設けられた外部インターホン呼出しボタン
20aを押すと外部インターホン12が呼び出され、か
ご内インターホン20と外部インターホン12との間の
通話が可能となる。また、かご10内からの呼出しに対
して外部インターホン12が応答しない場合には、かご
内インターホン20は自動的に外部インターホンとは別
の図示しない遠隔管理部を呼び出して遠隔管理部との通
話を可能とする。
【0005】このようなエレベータのインターホンシス
テムにおいては、これが必要な時に動作しないと人命に
関わる事故につながるため、インターホンシステムは定
期的に点検が行われている。
【0006】従来のインターホンシステムの点検は、少
なくとも2人の点検者16a,16bが行っていた。
【0007】即ち、まずかご内点検者16aが外部イン
ターホン呼出しボタン20aを押して外部インターホン
12を呼び出す。次に、外部点検者16bが呼び出され
た外部インターホン12を作動して、かご内点検者16
aと通話をし、このときの通話状態を確認する。そし
て、通話状態が良ければエレベータのインターホンシス
テムには異常がないと判定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようなインターホンシステムを有するエレベータでは、
点検時に2人の点検者16a,16bが現場(かご10
内及び外部)にいなければ点検ができない。よって、点
検者が同時に2人確保できない場合には機会を改めて点
検を行わなければならず、点検の効率が悪くまた点検漏
れが発生する可能性が高かった。点検漏れが発生して定
期点検の間隔が長くなると、エレベータインターホンが
必要な時に動作しないことがあり、人命に関わる重大な
事故を引き起こす可能性があった。
【0009】本発明は、これらの課題を解消するために
なされたもので、点検者が現場に出向かなくても点検を
確実に行うことができるエレベータのインターホンシス
テムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るエレベータのインターホンシステム
は、エレベータのかご内インターホンと、前記かご内イ
ンターホンを遠隔操作する遠隔操作手段と、を有するエ
レベータのインターホンシステムであって、前記かご内
インターホンは、前記遠隔操作手段から送信された点検
信号を記録し、再生する記録・再生手段と、前記遠隔操
作手段から点検信号が送信された時に前記記録・再生手
段に前記点検信号を記録させ、前記遠隔操作手段を呼び
出した時に前記記録・再生手段に記録した前記点検信号
を再生させ、再生した前記点検信号を前記遠隔操作部へ
送信するインターホン制御手段と、を有することを特徴
とする。
【0011】また、前記エレベータのかご内インターホ
ンは、インターホンスピーカ及びインターホンマイクを
有し、前記記録・再生手段は、前記遠隔操作手段から送
信され前記インターホンスピーカから出力されて前記イ
ンターホンマイクで収集された点検信号を記録すること
を特徴とする。
【0012】更に、本発明に係るエレベータのインター
ホンシステム、即ち、インターホン制御手段とインター
ホンスピーカとインターホンマイクと点検信号を記録・
再生する記録・再生手段とを有するエレベータのかご内
インターホンと、前記かご内インターホンを遠隔操作す
る遠隔操作手段と、を有するエレベータのインターホン
システムの点検方法において、前記遠隔操作手段は、前
記インターホン制御手段に前記インターホンシステムの
点検信号を送信し、前記インターホン制御手段は、前記
インターホンスピーカから出力され前記インターホンマ
イクで収集した前記点検信号を前記記録・再生手段に記
録させ、前記点検信号の記録終了後、前記インターホン
制御手段は、前記遠隔操作手段を呼び出し、前記記録・
再生手段に記録した前記点検信号を再生させて前記遠隔
操作手段へ送信することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明に基づくエレベータのインターホンシス
テムによれば、エレベータのかご内インターホンに、遠
隔操作部からの点検信号を記録し再生する記録・再生部
と、これを制御するインターホン制御回路とを設け、遠
隔操作部から送信された点検信号を記録・再生部に記録
しておき、インターホン制御回路が遠隔操作部を呼び出
した際に、この点検信号を再生して遠隔操作部へ発信す
る。
【0014】従って、遠隔操作部からのかご内インター
ホンの呼出し点検及びかご内インターホンからの遠隔操
作部の呼出し点検を、現場に行くことなく遠隔操作部か
ら1人の点検者が行うことができるため、点検の効率が
向上し又点検漏れを防止することができる。
【0015】更に、遠隔操作部から送信された点検信号
をインターホンスピーカからかご内に出力し、これをイ
ンターホンマイクで収集して記録・再生部に記録させ、
インターホン制御部が遠隔操作部を呼び出した際に、こ
の点検信号を再生して遠隔操作部に発信し、この再生点
検信号と最初の点検信号とを比較すれば上記呼出し点検
と同時にインターホンスピーカ及びインターホンマイク
の点検を行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図を用いて説明す
る。
【0017】(実施例1)図1は本発明の実施例に係る
エレベータを示す概念図である。
【0018】図中10はエレベータかご(かご)、20
はかご内インターホン、20aは外部インターホン呼出
しボタン、22は通話時及び点検時に外部から送信され
た音をかご10内に出力するインターホンスピーカ、2
4は通話時及び点検時にかご10内の音を収音するイン
ターホンマイク、12はかご内インターホン20との通
話を行うための外部インターホンである。
【0019】40は遠隔操作部であって、外部通信手段
である公衆回線18を介してかご内インターホン20及
び外部インターホン12を遠隔操作する。42は遠隔操
作部スピーカ、44は遠隔操作部マイク、16はエレベ
ータのインターホンシステムの点検者である。
【0020】次に、図1に示したエレベータのインター
ホンシステムの構成について図2を用いて説明する。な
お、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。かご内インターホン20は、インターホンスピーカ
22と、インターホンマイク24と、外部インターホン
呼出しボタン20aと、インターホン点検処理部20b
とから構成されている。そして、インターホン点検処理
部20bは、インターホン制御回路26と、点検信号
(点検音)を録音・再生する録音(記録)・再生部30
と、インターホン用モデム28とから構成されている。
【0021】また、遠隔操作部40は、遠隔操作制御回
路48と、遠隔操作用モデム50と、遠隔操作部スピー
カ42と、遠隔操作部マイク44と、かご内インターホ
ン20の呼出し番号を入力するためのテンキー46とか
ら構成されている。そして、かご内インターホン20と
遠隔操作部40とはインターホン用モデム28、遠隔操
作用モデム50間が公衆回線18によって接続され、両
者間での通信が可能となっている。
【0022】上記インターホンシステムにおいては、エ
レベータの利用者が非常時などかご10内から外部と連
絡を望む場合には、この利用者がかご10内に設けられ
た外部インターホン呼出しボタン20aを押す。この
時、外部インターホン12が正常状態であれば、かご内
インターホン20と外部インターホン12とが通話状態
となり、利用者はインターホンマイク24及びインター
ホンスピーカ22を通じて外部インターホン12の操作
者と連絡をとることができる。
【0023】また、外部インターホン呼出しボタン20
aが押された際に、外部インターホン12がフックから
外れていたり故障していたりして呼び出せない場合に
は、インターホン制御回路26は自動的に従来の遠隔管
理部を兼ねる遠隔操作部40を公衆回線18を介して呼
び出して、かご内インターホン20と遠隔操作部40と
を通話状態とする。よって利用者は遠隔操作部40の操
作者と連絡をとることができる。
【0024】次に、本実施例に係るエレベータのインタ
ーホンシステムの点検手順について図1、図2及び図3
を用いて説明する。
【0025】まず、点検者16が遠隔操作部40のテン
キー46を用いて、点検を行うエレベータのかご内イン
ターホン20の電話番号を入力する。すると、遠隔操作
制御回路48は遠隔操作用モデム50を介してかご内イ
ンターホン20の呼出し信号を発信する(S1)。
【0026】この呼出し信号は公衆回線18を介してか
ご内インターホン20に送信され、インターホン制御回
路26がインターホン用モデム28を通じてこの呼出し
信号を受信する(S2)。
【0027】次に、インターホン制御回路26は、外部
インターホン12がフックから外れていたり故障してい
ないか(正常か)どうかを確認する(S3)。外部イン
ターホン12に異常が発生していてかご内インターホン
20と通話不能状態であれば、インターホン制御回路2
6がこれを遠隔操作部40に連絡し(S4)、いったん
点検を終了し、外部インターホン12を正常状態に復帰
させてから再び点検を開始する。
【0028】外部インターホン12が正常状態であれ
ば、インターホン制御回路26は点検準備が完了したこ
とを、音声またはその他の信号によってインターホン用
モデム28、公衆回線18を介して遠隔操作部40に連
絡する。この信号は遠隔操作用モデム50を介して遠隔
操作部スピーカ42から出力されたり、図示しないディ
スプレイ等に表示されてインターホンシステムの点検者
16に連絡される。
【0029】同時に、かご内インターホン20ではイン
ターホン制御回路26が、外部インターホン呼出しボタ
ン20aを押した状態、即ちかご内インターホン20か
ら外部インターホン12を呼び出した状態とする。ま
た、公衆回線18を介して遠隔操作部マイク44とイン
ターホンスピーカ22とが通話状態となる(S5)。
【0030】更に、これと同時にインターホン制御回路
26は録音・再生部30を起動して録音準備をする(S
6)。
【0031】点検のための準備が完了した後、エレベー
タインターホンの点検者16は遠隔操作部マイク44を
用いて点検音を発し(S7)、この点検音は、遠隔操作
用モデム50、公衆回線18、インターホン用モデム2
8を介してインターホンスピーカ22からエレベータか
ご10内に出力される。インターホンマイク24はイン
ターホンスピーカ22から出力された点検音を収音し、
録音・再生部30はインターホン制御回路26に制御さ
れてこの点検音を録音する(S8)。
【0032】録音終了後、かご内インターホン20と遠
隔操作部40とを接続する回線は切断され、一定時間が
経過すると(S9)、インターホン制御回路26が、イ
ンターホン用モデム28及び公衆回線18を通じて遠隔
操作部40を呼び出す(S10)。
【0033】遠隔操作部40が呼び出されてかご内イン
ターホン20と遠隔操作部40との間の通話が可能とな
ると、インターホン制御回路26は録音・再生部30を
起動し、録音された点検音が再生される(S11)。
【0034】再生された点検音は、インターホン制御回
路26によって、インターホン用モデム28公衆回線1
8及び遠隔操作用モデム50を介して遠隔操作部40に
送信され、遠隔操作部スピーカ42から出力される。エ
レベータインターホンの点検者16はこの再生点検音と
遠隔操作部40から送信した点検音とを比較し、再生点
検音と送信時の点検音との差異が許容範囲内であるか、
即ち正常かどうか判定する。(S12)。そして、再生
点検音が正常であればエレベータのインターホンシステ
ムが正常であると判定して(S13)点検作業を終了
し、その差異が許容範囲を越えている場合はエレベータ
のインターホンシステムが異常であると判定し(S1
4)、適当な修理等を行い点検作業を終了する。
【0035】このような構成を有する本実施例のエレベ
ータのインターホンシステムであれば、点検の際に遠隔
操作部からエレベータかご内が呼び出せるかどうかの点
検と、エレベータかご内から遠隔操作部が呼び出せるか
どうかの点検を、1人の点検者によって遠隔操作部から
点検することができ、点検作業の効率が良く、また点検
漏れを防止することがきる。
【0036】更に、遠隔操作部から送信された点検音を
インターホンスピーカ及びインターホンマイクを介して
録音・再生部に録音し、これを再生して遠隔操作部に送
信するので、インターホンスピーカ及びインターホンマ
イクの動作状態の点検、即ちかご内インターホンと遠隔
操作部との通話が正常に行えるかどうかについても上記
点検と同時に行うことができる。また、外部ンターホン
とかご内インターホンとの接続状態の異常についても検
出することができる。
【0037】なお、遠隔操作部40と外部インターホン
12は兼用でもよい。
【0038】(実施例2)次に、実施例1とは別の実施
例に係るエレベータのインターホンシステムについて説
明する。
【0039】図4は、本実施例のエレベータのインター
ホンシステムの構成図であり、既に説明した図面と同一
の部分には同一の符号を付し説明を省略する。
【0040】ここで、本実施例の特徴は、実施例1にお
ける遠隔操作部40を公衆電話機14で代用したことで
ある。
【0041】その点検方法は、まず、図に示さないイン
ターホンの点検者が公衆電話機14を用いて、点検を行
うエレベータのかご内インターホン20の電話番号(呼
出し信号)を入力し、かご内インターホン20に公衆回
線18を通じて電話をかける。
【0042】インターホン制御回路26は、インターホ
ン用モデム28を介してこの信号を受信し、公衆電話機
14に対して機能信号の送信を要求をする音声等の信号
を送信する。この要求信号を受けてインターホンの点検
者は、公衆電話機14の機能ボタン(*、#等)を用い
てかご内インターホン20を制御するための所定の機能
信号を公衆回線18を介してかご内インターホン20へ
送信する。
【0043】この機能信号をインターホン用モデム28
を通じてかご内インターホン26が受信し、これ以後は
図3のS3から後と同様な方法で点検を行う。
【0044】即ち、外部インターホン12の通話状態の
確認終了後、点検者が点検音をかご内インターホン20
に対して発信し、かご内インターホン20がこれを受信
し録音・再生部30が記録する。一定時間経過後には、
インターホン制御回路26が公衆電話機14を呼び出
し、録音・再生部30に記録した点検音を再生させてこ
れを公衆電話機14に送信し、点検者が再生内容を確認
して点検を行う。
【0045】従って、本実施例によれば、遠隔操作部が
不要であって、何時、どこからでも実施例1と同様なエ
レベータのインターホンシステムの点検作業を行うこと
ができる。
【0046】(実施例3)次に、実施例1及び実施例2
を更に改良した例について説明する。
【0047】本実施例の特徴は、エレベータかご内に利
用者がいるかどうかを考慮してインターホンシステムの
点検を行うことである。
【0048】実施例1及び実施例2では、インターホン
システムの点検の際に、エレベータかご内に利用者がい
るかどうかは考慮していない。しかし、点検中には図2
や図4のインターホンスピーカ22から点検音が出力さ
れるため、利用者を驚かせたり不安を抱かせたりする可
能性がある。
【0049】そこで、図2及び図4のエレベータのイン
ターホンシステムの構成において、インターホン制御回
路26内にエレベータ運行信号を取り込み、遠隔操作部
40又は公衆電話機14によってかご内インターホン2
0が呼び出された際に、インターホン制御回路26がこ
のエレベータ運行信号に基づいて、図1のかご10内に
利用者がいるかどうか又は短時間後にエレベータが停止
するか否かを判断する。そして、インターホンシステム
の点検を行ってもエレベータの利用者に迷惑をかけない
時間を選択して点検を許可する。
【0050】これによって、インターホンの点検者16
は点検が可能となるまで待機するか、または、時間をお
いて再度点検を試みることにより、利用者を不当に驚か
せることなく点検作業を実行することができる。
【0051】(実施例4)次に、本発明に係るエレベー
タのインターホンシステムの更に別の実施例について図
5を用いて説明する。なお、既に説明した図面と同一部
分には同一符号を付して説明を省略する。
【0052】かご内インターホン20は、インターホン
スピーカ22と、インターホンマイク24と、外部イン
ターホン呼出しボタン20aと、インターホン点検処理
部20bとから構成される。インターホン点検処理部2
0bは、CPUを有するインターホン制御回路32と、
点検音を記録するメモリ(1)34とインターホン用モ
デム28とから構成されている。
【0053】遠隔操作部40は、CPUを有する遠隔操
作制御回路52と、遠隔操作用モデム50と、インター
ホンシステムの自動点検に必要なかご内インターホン2
0の電話番号・点検スケジュール情報等を記録するEE
PROM等のメモリ(2)54及び遠隔操作部動作時に
作業領域となるRAM等のメモリ(1)56と、かご内
インターホン20の呼出し番号を入力するためのテンキ
ー46と、各種データを確認するためのディスプレイ6
0と、データを出力するプリンタ58とから構成されて
いる。
【0054】ここで、本実施例の特徴は、エレベータの
インターホンシステムの点検を遠隔操作部40によって
自動的に実行することである。
【0055】即ち、メモリ(2)54には、あらかじめ
テンキー46及びディスプレイ60等を用いて、かご内
インターホン20の電話番号、点検スケジュール情報等
を入力しこれを記録しておく。なお、点検スケジュール
情報はエレベータの使用頻度の少ない時間帯が考慮され
ている。そして、遠隔操作制御回路52はメモリ(2)
54に記録された点検スケジュール情報に基づき、また
メモリ(1)56を用いて自動点検を実行する。
【0056】具体的には、まず遠隔操作制御回路52が
メモリ(2)54に記録された点検スケージュールに基
づいて実施例1または実施例3のように、かご内インタ
ーホン20に呼出し信号を送信して呼び出す。次に、イ
ンターホン制御回路32が、かご内インターホン20と
外部インターホン12との通話状態を確認する。
【0057】なお、本実施例では、実施例3のようにイ
ンターホン制御回路32内にエレベータ運行信号を取り
込んで、インターホンシステムの点検の際に、エレベー
タの利用者に迷惑をかけないような時間を選択してい
る。
【0058】外部インターホン12との通話状態が正常
であれば所定の点検準備を行い、準備完了後、所定周波
数の点検信号が遠隔操作部40からかご内インターホン
20に送信される。点検信号は遠隔操作用モデム50、
公衆回線18、インターホン用モデム28を介してイン
ターホンスピーカ22からかご10内に出力される。イ
ンターホンマイク24はこの点検信号を収集し、メモリ
(1)34はこの点検信号を記録する。
【0059】点検信号の記録が終了すると、かご内イン
ターホン20と遠隔操作部40とを接続する回線は一端
切断される。そして、一定時間経過後にインターホン制
御回路32が、インターホン用モデム28及び公衆回線
18を介して遠隔操作部40を呼び出す。
【0060】遠隔操作部40が呼び出されると、インタ
ーホン制御回路32はメモリ(1)34に記録された点
検信号を読み出して、これをインターホン用モデム28
及び公衆回線18を介して遠隔操作部40に送信する。
遠隔操作制御回路52はこの点検信号に基づいてエレベ
ータのインターホンシステムが正常か異常かを判定し、
この結果をプリンタ58によって出力する。
【0061】従って、予めメモリ(2)に点検スケジュ
ール等を記録させておけば、エレベータインターホンの
点検者はプリンタからの出力結果を確認するだけで点検
が行えるので、極めて効率良くエレベータのインターホ
ンシステムの点検を行うことができる。
【0062】(実施例5)次に、実施例4の構成の一部
を変更した実施例について図6を用いて説明する。 本
実施例の特徴は、実施例4におけるインターホン点検処
理部20bをエレベータ運行管理部38に兼用させるこ
とである。
【0063】即ち、図中32eはインターホン制御を兼
用するCPUを有するエレベータ制御回路、34eはエ
レベータ運行制御メモリ(1)であって、実施例4と同
様に、遠隔操作部40から送信される点検信号をインタ
ーホンスピーカ22及びインターホンマイク24を介し
て記録する。また、エレベータ運行管理部38内にモデ
ム28eがあればこれをインターホン点検処理のための
モデムと兼用する。
【0064】なお、エレベータのインターホンシステム
を点検するための遠隔操作部40の構成及び動作は実施
例4及び図5と同様である。
【0065】本実施例の構成によれば、エレベータ制御
回路がインターホン制御回路を兼用しており、またエレ
ベータ制御回路にはエレベータ運行信号が供給されてい
るので、実施例4のように改めてエレベータ運行信号を
インターホン制御回路に供給する必要がなく、インター
ホンシステム点検の制御が簡単になる。また、エレベー
タ運行管理部がインターホン点検処理部を兼用するの
で、部品数を増やす必要がなくコストが削減できる。
【0066】(実施例6)次に、実施例5の構成を変更
した例について図7を用いて説明する。既に説明した図
面中の同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0067】本実施例の特徴は、エレベータのインター
ホンシステムの点検スケジュール情報をエレベータ運行
管理部38内のEEPROM等のメモリ(2)36eに
予め記録させて、エレベータ運行管理部38がエレベー
タの運行状況に合わせて好適な時間に点検を開始させる
ことである。
【0068】即ち、エレベータ制御回路32eがメモリ
(2)36eに記録された点検スケジュール情報に基づ
いて点検開始信号を遠隔操作部40に送信する。これに
よって遠隔操作制御回路52が動作し、実施例4のよう
に遠隔操作制御回路52が、インターホン点検処理部を
兼用するエレベータ運行管理部38に呼出し信号を送信
し、エレベータ運行管理部38を呼び出し通話状態とす
る。
【0069】遠隔操作部40とエレベータ運行管理部3
8とが通話状態となって点検準備が完了すると、遠隔操
作部40は所定の周波数の点検信号を遠隔操作用モデム
50、公衆回線18を介してエレベータ運行管理部38
に送信する。そして、この点検信号はエレベータ用モデ
ム28eを介してインターホンスピーカ22からエレベ
ータかご内に出力され、インターホンマイク24がこれ
をを収集し、メモリ(1)34eがこの点検信号を記録
する。
【0070】点検信号の記録が終了すると、エレベータ
運行管理部38と遠隔操作部40とを接続する回線は一
端切断される。そして、一定時間経過後にエレベータ制
御回路32eが、エレベータ用モデム28e及び公衆回
線18を通じて遠隔操作部40を呼び出す。
【0071】遠隔操作部40が呼び出されると、エレベ
ータ制御回路32eはメモリ(1)34eに記録された
点検信号を呼び出して、これをエレベータ用モデム28
e及び公衆回線18を介して遠隔操作部40に送信す
る。遠隔操作制御回路52はこの点検信号に基づいて、
エレベータのインターホンシステムが正常か異常かを判
定し、この結果をプリンタ58によって出力する。
【0072】なお、遠隔操作部40のテンキー46、デ
ィスプレイ60は、エレベータ運行管理部38から点検
開始信号が発信されなかった場合に、遠隔操作部40か
ら点検を開始させるためのものであるが、必ずしも必要
ではない。
【0073】遠隔操作部40が点検スケジュールを管理
する場合には、エレベータ運行管理部38を呼び出して
点検を開始する際に、エレベータが利用中であればリト
ライしなければならないが、本実施例の構成によればエ
レベータ運行管理部38が点検スケジュールを管理する
ためにこの手順を省略でき、点検がより効率的に行え
る。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、エレベータのかご内イ
ンターホンに、遠隔操作部からの点検信号を記録し再生
する記録・再生部と、これを制御するかご内インターホ
ン制御回路とを設け、遠隔操作部から送信された点検信
号を記録・再生手段に記録し、かご内インターホン制御
回路が遠隔操作部を呼び出した際に、この点検信号を再
生して遠隔操作部へ発信する。
【0075】従って、遠隔操作部からのかご内インター
ホン呼出し点検及びかご内インターホンからの遠隔操作
部呼出し点検を、現場に行くことなく遠隔操作部から1
人の点検者が行うことができるため、点検の効率が向上
し又点検漏れを防止することができる。
【0076】更に、記録・再生部は、遠隔操作部から送
信されインターホンスピーカから出力された点検信号を
インターホンマイクを介して記録するため、かご内イン
ターホン制御部が遠隔操作部を呼び出した際にこの点検
信号を再生して遠隔操作部に発信し、この再生点検信号
と送信時の点検信号とを比較すれば、上記呼出し点検と
同時にインターホンスピーカ及びインターホンマイクの
点検を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るエレベータを示す概念
図である。
【図2】図1のエレベータに係るインターホンシステム
の構成図である。
【図3】図1及び図2のエレベータのインターホンシス
テムの点検手順を示すフロチャートである。
【図4】本発明の実施例2のエレベータのインターホン
システムの構成図である。
【図5】本発明の実施例4のエレベータのインターホン
システムの構成図である。
【図6】本発明の実施例5のエレベータのインターホン
システムの構成図である。
【図7】本発明の実施例6のエレベータのインターホン
システムの構成図である。
【図8】従来のエレベータを示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 エレベータかご 12 外部インターホン 14 公衆電話機 16 点検者 18 公衆回線 20 かご内インターホン 20a 外部インターホン呼出しボタン 20b インターホン点検処理部 22 インターホンスピーカ 24 インターホンマイク 26 インターホン制御回路 28 インターホン用モデム 30 録音・再生部 40 遠隔操作部 42 遠隔操作部スピーカ 44 遠隔操作部マイク 46 テンキー 48 遠隔操作制御回路 50 遠隔操作用モデム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータのかご内インターホンと、前
    記かご内インターホンを遠隔操作する遠隔操作手段と、
    を有するエレベータのインターホンシステムであって、 前記かご内インターホンは、 前記遠隔操作手段から送信された点検信号を記録し、再
    生する記録・再生手段と、 前記遠隔操作手段から点検信号が送信された時に前記記
    録・再生手段に前記点検信号を記録させ、前記遠隔操作
    手段を呼び出した時に前記記録・再生手段に記録した前
    記点検信号を再生させ、再生した前記点検信号を前記遠
    隔操作部へ送信するインターホン制御手段と、 を有することを特徴とするエレベータのインターホンシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記エレベータのかご内インターホン
    は、インターホンスピーカ及びインターホンマイクを有
    し、 前記記録・再生手段は、前記遠隔操作手段から送信され
    前記インターホンスピーカから出力されて前記インター
    ホンマイクで収集された点検信号を記録することを特徴
    とする請求項1記載のエレベータのインターホンシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 インターホン制御手段と、インターホン
    スピーカと、インターホンマイクと、点検信号を記録・
    再生する記録・再生手段と、を有するエレベータのかご
    内インターホンと、 前記かご内インターホンを遠隔操作する遠隔操作手段
    と、 を有するエレベータのインターホンシステムの点検方法
    であって、 前記遠隔操作手段は、前記インターホン制御手段に前記
    インターホンシステムの点検信号を送信し、 前記インターホン制御手段は、前記インターホンスピー
    カから出力され前記インターホンマイクで収集した前記
    点検信号を前記記録・再生手段に記録させ、 前記点検信号の記録終了後、前記インターホン制御手段
    は、前記遠隔操作手段を呼び出し、前記記録・再生手段
    に記録した前記点検信号を再生させて前記遠隔操作手段
    へ送信することを特徴とするエレベータのインターホン
    システムの点検方法。
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