JPH0712609B2 - 即時脱型コンクリート製品における製品表面の美化方法 - Google Patents

即時脱型コンクリート製品における製品表面の美化方法

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JPH0712609B2
JPH0712609B2 JP5732292A JP5732292A JPH0712609B2 JP H0712609 B2 JPH0712609 B2 JP H0712609B2 JP 5732292 A JP5732292 A JP 5732292A JP 5732292 A JP5732292 A JP 5732292A JP H0712609 B2 JPH0712609 B2 JP H0712609B2
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昌紀 塩見
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Nippon Zenith Pipe Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は即時脱型コンクリート
製品(パイプ,カルバート,マンホール側塊等)におけ
る製品表面の美化方法、詳しくは製品表面を型枠に付着
させることなく脱型するようにして、コンクリート製品
の表面を美化する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の美化方法としては特開平3−2
77507号公報がある。該公報は即時脱型コンクリー
ト製品製造時の型枠内面に表面張力が40dyne/cm以下の
界面活性剤水溶液を塗布することを特徴とするコンクリ
ート製品の表面美観改善法を記載している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら即時脱型
コンクリート製品は、前記公報のような方法によって硬
練りコンクリートでありながら型枠表面にセメントペー
ストの拡張、即ち浸透を向上し得ても、セメントペース
トと型枠表面との付着力によって脱型時の型枠移動方向
にセメントペーストは引張られることとなる。この引張
りによる作用のため製品表面にはひきづった痕やセメン
トペーストの起き上がった痕が残るので製品表面を美化
し得ないという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は型枠内に即時脱
型用の生コンクリートを投入する前に急結性セメントス
ラリーや熱硬化性樹脂などの急結性自硬液を注入し、該
急結性自硬液の前記型枠の内面に沿った上昇によりコン
クリート製品の表面を急速に硬化して脱型するようにし
て、かかる課題を解決しようとするものである。
【0005】
【作用】型枠内に急結性自硬液として例えば急結性セメ
ントスラリーや熱硬化性樹脂を適量注入して引続く生コ
ンクリートの投入により前記スラリーや樹脂液は型枠内
面に沿って上昇し、成形するコンクリート製品の表面は
該急結性セメントスラリーや熱硬化性樹脂の急速な硬化
により形成されて脱型に際して製品表面が型枠に付着す
ることが生じないものとなる。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて即時脱型コンクリート管
についての実施例を説明する。
【0007】図1乃至図2は即時脱型コンクリート製品
として下端に凸部、上端に凹部を有すソケット付きコン
クリートパイプPの成形装置を示すもので、地下部1の
下半に設ける支柱枠2上に上端を地表面GLとする内枠
3を固定据付けし、該内枠3の下部外周に段環部4を設
けて、第1移動手段5aによりリング状をしたベースプレ
ート6を水平且つ上下動して該段環部4上に乗せ、第2
移動手段5bにて上方配置の外枠7を下降して下端をベー
スプレート6上に乗せ、即時脱型用の生コンクリート
P'を内外枠3,7間に投入して、内外枠3,7を振動
させ、第3移動手段5cにて加圧体8を下降させて加圧し
てソケット付きコンクリートパイプPを成形し、数分後
に加圧体8および外枠7の上昇により外枠7を脱型し、
次いでベースプレート6の地表面GL上への上動にて内
枠3より脱型させ、ベースプレート6の図2に示す矢印
方向への移動にて成形したソケット付きコンクリートパ
イプPを装置外に運び出すようにしている。
【0008】図3乃至図4(b)は上記装置を用いた本発
明方法の実施例を示すもので、外枠7を下降させてベー
スプレート6上に乗せた点で急結性自硬液として急結性
セメントスラリーや熱硬化性樹脂9を適量注入し、次い
で生コンクリートP'を投入するのである。急結性セメ
ントスラリーや熱硬化性樹脂9は生コンクリートP'の
注入圧により内外枠3,7の内面に沿って上昇してコン
クリートパイプPの表面を形成し、内外枠3,7に付着
しない程度に急速に硬化して脱型することとなる。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、内外型枠間
に急結性セメントスラリーや熱硬化性樹脂などの急結性
自硬液を注入して該急結性自硬液の型枠に沿った上昇に
よりコンクリート製品の表面を急速に硬化させて型枠に
付着しないようにしたので、即時脱型コンクリート製品
の成形において脱型に際して型枠に付着することによっ
て生じていた製品表面のあばた状等の凹みが解消して、
製品表面を等しく美化することができるという効果を生
ずる。
【0010】また、その結果コンクリートパイプ内面を
平滑に成形するときは、液体の流通を良好にして詰まり
個所を作らず、また液体の滞留による腐蝕疲労等が生じ
ないという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 即時脱型コンクリート製品の製造装置の一実
施例で、成形時の状態を示す側面図である。
【図2】 同、脱型後の状態を示す側面図である。
【図3】 本発明の実施例の方法を示すもので、急結性
セメントスラリーや熱硬化性樹脂を適量注入した状態を
示す部分拡大断面図ある。
【図4】 (a)は同、生コンクリートの投入により急結
性セメントスラリーや熱硬化性樹脂が型枠の内面に沿っ
て上昇し、生コンクリートの表面を被覆した状態を示す
断面図、(b)は同、成形コンクリート製品の拡大部分断
面図である。
【符号の説明】
1は地下部 2は支柱枠 3は内枠 4は段環部 5aは第1移動手段 5bは第2移動手段 5cは第3移動手段 6はベースプレート 7は外枠 8は加圧体 9は急結性セメントスラリーや熱硬化性樹脂の急結性自
硬液 GLは地表面 P'は生コンクリート Pはコンクリートパイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠内に即時脱型用の生コンクリートを
    投入する前に急結性セメントスラリーや熱硬化性樹脂な
    どの急結性自硬液を注入し、該急結性自硬液の前記型枠
    の内面に沿った上昇によりコンクリート製品の表面を急
    速に硬化して脱型することを特徴とする即時脱型コンク
    リート製品における製品表面の美化方法。
JP5732292A 1992-02-12 1992-02-12 即時脱型コンクリート製品における製品表面の美化方法 Expired - Fee Related JPH0712609B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08260570A (ja) * 1995-03-23 1996-10-08 Seiichi Kosaka 木構造における部材の接合方法

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JPH05220725A (ja) 1993-08-31

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