JPH07127336A - ドアの開閉制御装置 - Google Patents

ドアの開閉制御装置

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Publication number
JPH07127336A
JPH07127336A JP5303444A JP30344493A JPH07127336A JP H07127336 A JPH07127336 A JP H07127336A JP 5303444 A JP5303444 A JP 5303444A JP 30344493 A JP30344493 A JP 30344493A JP H07127336 A JPH07127336 A JP H07127336A
Authority
JP
Japan
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speed
door
opening
shutting
mover
Prior art date
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Pending
Application number
JP5303444A
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English (en)
Inventor
Masaya Takahashi
昌也 高橋
Naoki Rachi
直樹 良知
Takanari Fujii
隆也 藤井
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアの開閉位置に応じて制限速度を可変する
ドアの開閉制御装置を提供する。 【構成】 ステップ215ではドア5の現在位置に対応
する上限設定速度(va)と下限設定速度(vb)を設定
する。ステップ220では制動のための逆推力が発生済
みであるかを判定し、ステップ225で実速度(v)と
上限設定速度(va)とを比較し、上限設定速度(va
<実速度(v)であれば、ステップ230で速度差に応
じた逆推力を発生させる。上限設定速度(va)<実速
度(v)でなければ、ステップ200へリターンする。
或いはステップ235で、実速度(v)と下限設定速度
(vb)とを比較し、下限設定速度(vb)<実速度
(v)であれば、ステップ200へリターンする。下限
設定速度(vb)<実速度(v)でなければ、ステップ
240で逆推力発生を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニアモータを駆動源
とするドアの開閉制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本件特許出願人により、リニアモータを
駆動源とするドアの開閉制御装置が提案されている(特
願平3−167722号)。この装置は、リニアモータ
は摺動抵抗が小さいためドアを手動により容易に開閉す
ることができることから、手動により開閉を行う場合、
磁気検出センサの検出信号に基づいてドアの現在位置及
び速度を常時求め、予め設定された制限速度以上でドア
が開閉されると、ドアの走行方向とは逆方向の推力が作
用するように可動子コイルを励磁して、前記制限速度以
下でドアが開閉されるようにして、開端及び閉端に衝突
しないようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ド
アの開閉制御装置は、逆推力を作用させる前記制限速度
が、ドアの開閉ストロークの全域に亙って一定に設定さ
れている。そのため、手動でドアの開閉を行う場合、開
閉速度を速めても支障のない開閉端の近傍以外の位置に
おいて、開閉速度を速めることができないという問題点
がある。本発明はこの問題点を解決するためになされた
もので、逆推力を作用させる制限速度をドアの位置に応
じて可変するようにしたドアの開閉制御装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のドアの開閉制御装置は図1に示すように、ドア
の開閉駆動源とした多相ブラシレス直流リニアモータに
対する通電極性の切換制御のために可動子に配設した磁
気検出センサの検出信号に基づいて、ドアの開閉方向を
判別する判別手段100と、ドアの開閉速度を算出する
速度算出手段101と、ドアの現在位置を算出する位置
算出手段102と、設定された制限速度と算出された実
速度とを比較する速度比較手段103と、該速度比較手
段103の出力に基づいて前記可動子に対し前記判別手
段100により判別されたドアの開閉方向と逆方向の推
力を発生させる制動手段104とを備えたドアの開閉制
御装置において、ドアの位置に応じた制限速度を記憶す
る制限速度記憶手段105と、前記位置算出手段102
及び制限速度記憶手段105の出力からドアの位置に応
じた制限速度を設定する制限速度設定手段106とを設
けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成のドアの開閉制御装置は、位置算出手
段102及び制限速度記憶手段105の出力から制動手
段104を作動させる制限速度がドアの位置に応じて設
定される。
【0006】
【実施例】本発明の第1実施例を図面に基づいて説明す
る。図2はリニアモータ式ドア開閉装置1の概略構成図
である。ガイドレール2が水平に架設され、該ガイドレ
ール2内を走行する走行ローラ3を支持する吊持体4に
よりドア5が吊持されている。ガイドレール2にはリニ
アモータ6が一体的に敷設されている。リニアモータ6
とコントローラ7間には、電線8が張設され電源の供給
やコントローラ7からの制御信号が送られる。コントロ
ーラ7は人体検出用センサ9及び後述するモード切換え
スイッチ41からの信号によりドア5の開閉動作を制御
する。
【0007】前記リニアモータ6は三相ブラシレス直流
リニアモータであって、その可動子11は図3に示すよ
うに、コイルユニット12及び該コイルユニット12に
一体的に付設されるセンサユニット13から構成され
る。コイルユニット12は、同一形状の3個の可動子コ
イル12a,12b及び12cを樹脂封止により一体化
したものである。また、センサユニット13は、3個の
ホール素子等を用いた磁気検出センサ13a,13b及
び13cを樹脂封止により一体化したもので、前記コイ
ルユニット12と連結する。可動子コイル12a〜12
cと磁気検出センサ13a〜13cを個々に対応づけ
る。各可動子コイル12a〜12cへ通電するための給
電線と各センサ13a〜13cの信号線は、フレキシブ
ルプリント基板14を用いて接続する。
【0008】前記コイルユニット12及びセンサユニッ
ト13は、図4の断面図に示すようにアウタレール22
とインナレール23,23とから形成されるレール21
の走行部21'に走行自在に装入される。アウタレール
22とインナレール23,23間には、ヨーク24,2
4を介在させて等長の磁石25,25を長手方向に複数
個配設した磁石体26により固定子27を構成する。そ
して、その磁石25の極性を隣り合うもの及び向かい合
うものどうしを逆極性とし、向かい合う磁石25,25
間に一様な磁界を形成する。この場合、磁石25は片側
のみで他方はヨーク24のみを配設して磁気回路を形成
してもよい。
【0009】前記コイルユニット12を構成する可動子
コイル12a〜12cの寸法及びその対応位置関係、セ
ンサユニット13を構成する磁気検出センサ13a〜1
3cの対応位置関係、及び前記可動子コイル12a〜1
2cと磁気検出センサ13a〜13cの対応距離の特定
について、等長の永久磁石25の寸法との関係において
以下に説明する。可動子コイル12a,12b及び12
cの配置ピッチLは、L=2nl/3とする。 但し、 n:3の倍数を除く自然数 2l:磁石体26の磁極ピッチ である。また、磁気検出センサ13a,13b及び13
cの配置ピッチMは、 M=2l/3+2l・2m 但し、 m:0,1,2,3・・・ 2l:磁石体26の磁極ピッチ である。
【0010】個々に対応づけられた可動子コイル12a
〜12cと磁気検出センサ13a〜13cとの対応距離
xは、可動子コイル12a〜12cの通電端子間の結
線によって異なるが次のように表すことができる。 (1)スター結線の場合は、 Nx=(2px+1)l (2)デルタ結線の場合は、 Nx=2(px+1/3)l 又は Nx=2(px+2/3)
l である。 ここで、2l=磁石体16の磁極ピッチ pX=0,1,2,3,4・・・ 沿え字x=a,b,c 但し、Naは可動子コイル12aの中心から磁気検出セ
ンサ13aまでの距離を表す。以下Nb,Ncの場合も同
様に、可動子コイル12b,12cの中心から磁気検出
センサ13b,13cまでの距離を表す。
【0011】以下、前記で規定される寸法関係の実例に
ついて説明する。図5は、前記スター結線の場合の実例
である。可動子コイル12aと12b及び12bと12
cとの距離L=10l/3は、L=2nl/3において
n=5としたものである。また、可動子コイル12aの
中心から磁気検出センサ13aまでの距離Na=11l
は、Na=(2pa+1)l においてpa=5としたもので
あり、同様にNb=7lはpb=3、Nc=3l はpc
1としたものである。可動子コイル12a〜12cの巻
線の各巻き始め端をA1,B1,C1とし、巻き終わり端
をA2,B2,C2とし、可動子コイル12aの巻き終わ
り端A2と可動子コイル12bの巻き始め端B1及び可動
子コイル12cの巻き終わり端C2とを接続してスター
結線を施す。
【0012】図6は、前記したデルタ結線の場合の実例
を示したものである。可動子コイル12aと12b及び
12bと12cとの距離L=10l/3は、L=2nl
/3においてn=5としたものである。また、可動子コ
イル12aの中心から磁気検出センサ13aまでの距離
a=32l/3は、Na=(2pa+1/3)lにおいて
a=5としたものであり、同様にNb=20l/3はp
b=3、Nc=8l/3はpc=1としたものである。可
動子コイル12a〜12cの巻線の各巻き始め端を
1,B1,C1とし、巻き終わり端をA2,B2,C2
し、A1とB1,A2とC1及びB2とC2とを接続して、そ
れぞれ端子A',C'及びB'とするデルタ結線を施す。
【0013】次に本実施例のシステム構成を図7により
説明する。ドア5は可動子11にけん引されて移動する
ため、可動子11の速度及び位置によりドア5の速度及
び位置が検出できる。可動子11には、可動子コイル1
2a,12b,12cが組込まれており、また磁気検出
センサ13a,13b,13cが組込まれている。磁気
検出センサ13a〜13cは、可動子11と磁石25と
の相対位置を検出する。コントローラ7は、人体検出セ
ンサ9の信号に応じて可動子11を動作させる。人体検
出センサ9は、人体等を無接触で検出するセンサ、ある
いはタッチスイッチ、マットスイッチ等よりなる。
【0014】主制御部31は図示しないCPU、メモリ
及び各種インターフェイス等からなり、人体検出センサ
9の信号、後述する位置算出回路33及びモード制御回
路42からの信号を入力し、ドア5を動作させる目標位
置を出力する。目標速度演算回路32は、前記主制御部
31から出力された目標位置と、位置算出回路33から
の現在位置との差及び速度設定回路34からの設定速度
とにより、動作すべき目標速度を算出する。速度設定回
路34はドアの開閉速度を設定するものであり、あらか
じめ定められた値又は人が必要な速度に設定する。出力
演算回路35は、目標速度演算回路32からの目標速度
と、速度算出回路36からの実速度との差により、可動
子11の出力(推力)及びその出力の方向を演算する。
PWM変換回路37は、出力演算回路35により演算さ
れた出力値をPWM値(パルス幅変調値)に変換する。
【0015】駆動トランジスタ設定回路38は、出力演
算回路35により示された出力(推力)の方向と、波形
整形回路39からの相状態信号(可動子11と固定子2
7に配設された磁石25との相対位置)とにより、通電
すべき可動子コイル12a,12b,12cと通電方向
を設定し、各駆動トランジスタTr1a〜Tr3bのオ
ン・オフを制御する。可動子コイル通電回路40は、駆
動トランジスタTr1a,Tr1b・・・Tr3bとトラ
ンジスタ駆動回路とからなる。そして、可動子コイル通
電回路40は、駆動トランジスタ設定回路38で設定さ
れたオンすべきトランジスタを、PWM変換回路37で
示されたPWM値に従って駆動することで、駆動トラン
ジスタ設定回路38で定められた出力(推力)となるよ
うな電流を通電する。速度算出回路36は、波形整形回
路39からの相状態信号の変化する間隔から可動子11
の実速度を算出する。
【0016】位置算出回路33は、波形整形回路39か
らの相状態の変化する方向により可動子11の動作方向
を検出し、相状態の変化毎に動作方向に従いアップ又は
ダウンカウントすることで、可動子11の位置を算出す
る。波形整形回路39は、可動子11に組込まれた磁気
検出センサ(ホール素子)13a〜13cからの信号の
波形を方形波に整形する。モード切換スイッチ41は、
コントローラ7の外部に設置され、ドア5の開閉作動を
自動モード若しくは手動モードに切り換える。モード制
御回路42は、モード切換スイッチ41により切り換え
られたスイッチの組合せで、リニアモータ6の駆動条件
を選択する。手動モードに切り換えられると、ヒステリ
シス速度比較回路43を働かせる。
【0017】ヒステリシス速度比較回路43は、速度算
出回路36から出力された実速度(v)と駆動条件値設
定回路44から出力される上限設定速度(va)及び下
限設定速度(vb)とを比較する。実速度(v)>上限
設定速度(va)であれば、駆動条件値設定回路44に
対して制動動作を指示する。そして、実速度(v)≦下
限設定速度(vb)になれば、駆動条件値設定回路44
に対して制動動作を解除するように指示する。上限設定
速度(va)と下限設定速度(vb)と間には(vb)=
(va)−(vh)の関係があり、(vh)は速度ヒステ
リシスである(図8)。制動動作を開始する即ち逆推力
発生のための上限設定速度(va)は、ドア5の位置に
応じた関数として図9(a)〜(d)に示すように任意
のパターンを設定することができる。
【0018】上記駆動条件値設定回路44は、ヒステリ
シス速度比較回路43から制動動作を指示されると、位
置算出回路33から出力されたリニアモータ6の移動方
向と可動子11の位置に基づいて、前記目標速度演算回
路32に対して、前記移動方向と逆方向の目標位置と目
標速度を出力する。また、ヒステリシス速度比較回路4
3から制動動作解除を指示されると、可動子コイル通電
回路40に対してコイル通電停止を出力する。
【0019】(本実施例装置の作動)前記図7におい
て、波形整形回路39→位置算出回路33→目標速度演
算回路32→出力演算回路35→可動子11のループは
位置フィードバックループである。波形整形回路39→
速度算出回路36→出力演算回路35→可動子11のル
ープは速度フィードバックループである。
【0020】(位置フィードバックループの動作)目標
速度算出回路32は、主制御部31からの目標位置と位
置算出回路33からの現在位置との差の極性により、動
作方向(目標速度の符号)を判定する。また、差が大き
い場合は、目標速度の大きさを速度設定回路34による
設定速度とし、差が所定値以内では目標位置に近づくに
従い目標速度の大きさを小さくし、一致した時点で零
(=0)とする。この様に、可動子11が目標位置へス
ムーズに動作する様に目標速度を設定する。
【0021】(速度フィードバックループの動作)出力
演算回路35は、目標速度算出回路32からの目標速度
と、速度算出回路36からの実速度との差の極性により
推力方向(出力値符号)を決定し、差の大きさによって
出力値を決定する。実速度が目標速度より小さい場合は
動作方向に対し正の推力とし、大きい場合は逆方向の推
力とする。また、実速度と目標速度との差が大きいほど
推力を大きくする。これにより、可動子11の実速度が
目標速度となる様に制御する。
【0022】(駆動部の動作)モータ推力を発生させる
ためには、可動子11の磁気検出センサ13a〜13c
で検出した状態(固定子27の磁石25と可動子コイル
12a〜12cの位置関係)に応じて、可動子コイル1
2a〜12cに通電して励磁すればよい。ここで、相状
態とコイル励磁の関係は、推力の方向各々について1対
1に定まる。これにより、可動子コイル通電回路40内
に配置された駆動用トランジスタTr1a〜Tr3bの
オン・オフと相状態の関係は、推力の方向各々について
1対1に定まる。これを予めテーブルとして可動子コイ
ル通電回路40内に記憶しておく。
【0023】駆動トランジスタ設定回路38は、出力演
算回路35からの推力方向と波形整形回路39からの方
形波により検出される相状態とによって、上記テーブル
を参照してオンすべき駆動トランジスタTr1a〜Tr
3bを決定する。また、可動子11の動作による相状態
の変化、及び出力演算回路35からの推力方向の変化ご
とに、上記テーブルを参照してオンすべき駆動トランジ
スタTr1a〜Tr3bを変更する。
【0024】PWM変換回路37は、出力演算回路35
からの推力の大きさに対応するPWM値を設定する。可
動子コイル通電回路40は、駆動トランジスタ設定回路
38で設定されたトランジスタをPWM変換回路37で
示されたPWM値で動作させることにより、可動子コイ
ル12a〜12cを通電する。この際、Tr1a〜Tr
3a又はTr1b〜Tr3bのどちらかのトランジスタ
をPWM動作させればよい(図7、40部詳細)。
【0025】前記図5に示すスター結線の場合の可動子
11(ドア5)の作動について具体的に説明する。図1
0に示すように、磁気検出センサ13aが磁石体26の
N極に対応する場合には、前記端子A1には+V(v)
を、S極に対応する場合は0(v)を印加し、磁気検出セ
ンサ13bの場合はN極で0(v),S極で+V(v)を、
また磁気検出センサ13cの場合はN極で+V(v),S
極で0(v)をそれぞれ端子B2及びC1に印加する。この
ときの各磁気検出センサ13a〜13cの磁気検出タイ
ミングによる各端子A1,B2及びC1に対する通電状態
は、磁気検出センサ13aの位置で示せば同図に示され
るタイミングとなる。
【0026】例えば磁気検出センサ13aの位置(1)で
は、2l/3づつずれた磁気検出センサ13a,13b
及び13cがいずれもS極に対応し、端子A1,C1に0
(v),端子B2に+V(v)が印加され、可動子コイル1
2a〜12cには、スター結線によりB2→B1,A2
1及びC2→C1の向きに電流が流れる。磁気検出セン
サ13a〜13cが磁石体26の極性に基づいて出力す
る磁気検出信号により、スター結線の3個の端子A1,B
2,C1への通電状態が変化し、可動子コイル12a〜1
2cに流れる電流方向が順次前記したタイミングで切り
換わる。またその時各可動子コイル12a〜12cは、
前記の寸法関係に規定される位置にあって、各巻線部に
流れる電流の向き及び対応する磁石体26の極性によ
り、フレミングの左手法則に従う推力の作用を受け、同
図(a)〜(h)に模式的に示すように、順次左から右方向
へ移動する。
【0027】また、前記図6に示すデルタ結線の場合
は、図11に示すように磁気検出センサ13aが磁石体
26のN極に対応する場合には、前記端子A'には+V
(v)を、S極に対応する場合は0(v)を印加し、磁気検
出センサ13bの場合はN極で0(v),S極で+V(v)
を、また磁気検出センサ13cの場合はN極で+V
(v),S極で0(v)をそれぞれ端子B'及びC'に印加す
る。このときの各磁気検出センサ13a〜13cの磁気
検出タイミングによる各端子A',B'及びC'に対する
通電状態は、磁気検出センサ13aの位置で示せば同図
に示されるタイミングとなる。
【0028】例えば磁気検出センサ13aの位置(3)で
は、2l/3づつずれた磁気検出センサ13a,13b
及び13cがいずれもS極に対応し、端子A'に0
(v),端子B',C'に+V(v)が印加される。デルタ結
線により、同電位となるB',C'端子間には電流が流れ
ず、A2→A1,B2→B1の向きに電流が流れる。この場
合も、前記と同様に各可動子コイル12a〜12cの巻
線部に流れる電流の向きと対応する磁石体26の磁性に
よりフレミングの左手法則に従う推力を受けて、同図
(a)〜(h)に模式的に示すように左から右方向に移動す
る。
【0029】(位置の検出)本実施例のリニアモータは
三相ブラシレス直流リニアモータであり、相状態は図1
0及び図11に示すように、可動子11の動作に応じて
変化し、各磁気検出センサ13a〜13cの信号を整形
した方形波のパルス長さは磁石25の寸法2l(磁石体
26の磁極ピッチ)と等しくなる。これにより、相状態
の変化順序を見ることで可動子11の動作方向を検出す
る。また、あらかじめ原点をドア5の開放位置(又は他
の特定位置)に定め、上記より磁気検出センサ13a〜
13cで検出した動作方向に従い、カウントアップ又は
ダウンすることで、磁石25の長さの1/3の分解能で
ドア5の位置を検出する。
【0030】(速度の検出)上記した相状態の変化する
時間t(図10、図11参照)を計測することで可動子
11の動作速度を検出する。このとき、動作速度vは次
式となる。 v=(2l/3)/t また、方向(極性)は上記位置検出時の動作方向と等し
くなる。
【0031】(全体の動作)人体検出センサ9がオンす
ると、主制御部31は目標位置をドア開位置にセットす
る。すると、前述の位置フィードバックループ及び速度
フィードバックループの働きにより、可動子11及びド
ア5は開位置へ移動する。位置算出回路33を確認する
ことで、ドア5が開位置へ達したことを確認後、人体検
出センサ9により人がいないことを確認して、主制御部
31は目標位置を閉位置に変える。これによりドア5は
閉じる。閉動作中に人体検出センサ9が人を検知した場
合には、再度目標位置を開位置とし、以上の動作を繰り
返す。
【0032】図12は、ドア5の開閉モードを手動モー
ドに切換えた場合の開閉制御処理の概略を示すフローチ
ャートである。処理が開始されると、ステップ200で
ドア5即ち可動子11の移動方向を判定する。移動方向
が閉方向であれば、ステップ205で可動子11に開方
向の逆推力が作用するような方向に、可動子コイル12
a〜12cの励磁方向を定める。また、移動方向が開方
向であれば、同様にステップ210で可動子11に閉方
向の逆推力が作用するような方向に、可動子コイル12
a〜12cの励磁方向を定める。
【0033】ステップ215では現在位置に対応する上
限設定速度(va)と下限設定速度(vb)を設定する。
続いて、ステップ220では制動のための逆推力が発生
済みであるかを判定する。発生済みでなければステップ
225で実速度(v)と上限設定速度(va)とを比較
し、上限設定速度(va)<実速度(v)であれば、ス
テップ230で速度差に応じた逆推力を発生させる。上
限設定速度(va)<実速度(v)でなければ、ステッ
プ200へリターンする。また、前記ステップ220で
逆推力が既に発生済みであれば、ステップ235で、実
速度(v)と下限設定速度(vb)=(va)−(vh
とを比較し、下限設定速度(vb)<実速度(v)であ
れば、ステップ200へリターンする。下限設定速度
(vb)<実速度(v)でなければ、ステップ240で
逆推力発生を停止する。
【0034】逆推力発生のための制限速度とドア5の位
置との関係は、前記図9に示すように任意に設定でき、
逆推力発生を停止する下限設定速度(vb)と逆推力発
生速度である上限設定速度(va)とは、速度ヒステリ
シス(vh)を持たせてあるから、効果的に減速を行う
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明のドアの開閉制
御装置は、位置算出手段及び制限速度記憶手段の出力か
ら制動手段を作動させる制限速度が、ドアの位置に応じ
て設定されるようにしたから、手動モードで開閉する場
合、開閉速度を速めても支障のない開閉端の近傍以外の
位置においては開閉速度を速めて軽快に操作できるとと
もに、開閉端近傍ではドアが衝突しないように減速制御
することができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】リニアモータ式自動ドア開閉装置の概略構成図
である。
【図3】可動子の斜視図である。
【図4】リニアモータ部分の断面図である。
【図5】スター結線における寸法関係の実例を示した説
明図である。
【図6】デルタ結線における寸法関係の実例を示した説
明図である。
【図7】本実施例のシステム構成図である。
【図8】速度制御の態様を示すグラフである。
【図9】逆推力発生のための制限速度のパターンを例示
した図である。
【図10】スター結線において通電極性の切換えによる
各可動子コイルの電流方向と永久磁石との関係を表す説
明図である。
【図11】デルタ結線において通電極性の切換えによる
各可動子コイルの電流方向と永久磁石との関係を表す説
明図である。
【図12】手動モードでのドア開閉制御の概略を示した
フローチャートである。
【符号の説明】
1...リニアモータ式ドア開閉装置 5...ドア 6...リニアモータ(三相ブラシレス直流リニアモータ) 7...コントローラ 9...人体検出センサ 11...可動子 13a〜13c...磁気検出センサ(位置検出センサ) 31...主制御部 33...位置算出回路 35...出力演算回路 36...速度算出回路 38...駆動トランジスタ設定回路 40...可動子コイル通電回路 42...モード制御回路 44...駆動条件値設定回路 100...判別手段 101...速度算出手段 102...位置算出手段 103...速度比較手段 104...制動手段 105...制限速度記憶手段 106...制限速度設定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの開閉駆動源とした多相ブラシレス
    直流リニアモータに対する通電極性の切換制御のために
    可動子に配設した磁気検出センサの検出信号に基づい
    て、ドアの開閉方向を判別する判別手段と、ドアの開閉
    速度を算出する速度算出手段と、ドアの現在位置を算出
    する位置算出手段と、設定された制限速度と算出された
    実速度とを比較する速度比較手段と、該速度比較手段の
    出力に基づいて前記可動子に対し前記判別手段により判
    別されたドアの開閉方向と逆方向の推力を発生させる制
    動手段とを備えたドアの開閉制御装置において、 ドアの位置に応じた制限速度を記憶する制限速度記憶手
    段と、前記位置算出手段及び制限速度記憶手段の出力か
    らドアの位置に応じた制限速度を設定する制限速度設定
    手段とを設けたことを特徴とするドアの開閉制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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