JPH07127475A - 機械式過給機のギヤケーシング構造 - Google Patents
機械式過給機のギヤケーシング構造Info
- Publication number
- JPH07127475A JPH07127475A JP29447693A JP29447693A JPH07127475A JP H07127475 A JPH07127475 A JP H07127475A JP 29447693 A JP29447693 A JP 29447693A JP 29447693 A JP29447693 A JP 29447693A JP H07127475 A JPH07127475 A JP H07127475A
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- JP
- Japan
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- rotor
- gear
- casing
- gear casing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ギヤケーシング側の遮音特性を高く設定するこ
とで、ギヤケーシングの振動レベルの低下を図ると共
に、ギヤケーシングの振動とロータケーシングの振動と
の共振による放射音発生の低下を図る。 【構成】互に接合されたギヤケーシング2とロータケー
シング3との内部に回転要素12,13,14,15,
16を配設し、圧縮空気を吐出する機械式過給機におい
て、上記ギヤケーシング2側の遮音特性を、上記ロータ
ケーシング3側の遮音特性に対して高く設定したことを
特徴とする。
とで、ギヤケーシングの振動レベルの低下を図ると共
に、ギヤケーシングの振動とロータケーシングの振動と
の共振による放射音発生の低下を図る。 【構成】互に接合されたギヤケーシング2とロータケー
シング3との内部に回転要素12,13,14,15,
16を配設し、圧縮空気を吐出する機械式過給機におい
て、上記ギヤケーシング2側の遮音特性を、上記ロータ
ケーシング3側の遮音特性に対して高く設定したことを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、互いの噛み
合い回転により一端側から吸入空気を吸入して圧縮し、
他端側から圧縮空気を吐出するメールロータ(male rot
or、雄ロータ)とヒメールロータ(female rotor、雌ロ
ータ)とを入力軸により回転させるリショルムコンプレ
ッサのような機械式過給機のギヤケーシング構造に関す
る。
合い回転により一端側から吸入空気を吸入して圧縮し、
他端側から圧縮空気を吐出するメールロータ(male rot
or、雄ロータ)とヒメールロータ(female rotor、雌ロ
ータ)とを入力軸により回転させるリショルムコンプレ
ッサのような機械式過給機のギヤケーシング構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の機械式過給機としては、
例えば、実開平4−1634号公報に記載の如きリショ
ルムコンプレッサがある。すなわち、図4に示すよう
に、ロータケーシング41内に軸受42…を介してメー
ルロータ43とヒメールロータ44とを配設する一方、
上述のロータケーシング41に接合したギヤケーシング
45内には、軸受46,46を介して入力軸47を配設
し、この入力軸47の内端部に入力ギヤ48を嵌合する
と共に、上述のヒメールロータ44のロータ軸49に嵌
合した増速ギヤ50を該入力ギヤ48に噛合させ、かつ
各ロータ軸49,51にそれぞれ嵌合させたロータ駆動
ギヤとしてのタイミングギヤ52,53を互いに噛合さ
せた内部圧縮形過給機である。
例えば、実開平4−1634号公報に記載の如きリショ
ルムコンプレッサがある。すなわち、図4に示すよう
に、ロータケーシング41内に軸受42…を介してメー
ルロータ43とヒメールロータ44とを配設する一方、
上述のロータケーシング41に接合したギヤケーシング
45内には、軸受46,46を介して入力軸47を配設
し、この入力軸47の内端部に入力ギヤ48を嵌合する
と共に、上述のヒメールロータ44のロータ軸49に嵌
合した増速ギヤ50を該入力ギヤ48に噛合させ、かつ
各ロータ軸49,51にそれぞれ嵌合させたロータ駆動
ギヤとしてのタイミングギヤ52,53を互いに噛合さ
せた内部圧縮形過給機である。
【0003】このリショルムコンプレッサ56によれ
ば、エンジンのクランクプーリの出力が補機駆動用ベル
トを介してエンジン補機としての該リショルムコンプレ
ッサ56のダンパプーリ(図示せず)に伝達された後
に、このダンパプーリの回転力が入力軸47および各ギ
ヤ48,50,52,53にこの順に伝達され、互いに
噛み合い回転するメールロータ43とヒメールロータ4
4との駆動により、スロットル弁下流側の吸気通路から
吸入口54に流入された吸入空気が内部圧縮されて、過
給圧出口55からインタクーラ上流側へ過給圧が吐出さ
れる。
ば、エンジンのクランクプーリの出力が補機駆動用ベル
トを介してエンジン補機としての該リショルムコンプレ
ッサ56のダンパプーリ(図示せず)に伝達された後
に、このダンパプーリの回転力が入力軸47および各ギ
ヤ48,50,52,53にこの順に伝達され、互いに
噛み合い回転するメールロータ43とヒメールロータ4
4との駆動により、スロットル弁下流側の吸気通路から
吸入口54に流入された吸入空気が内部圧縮されて、過
給圧出口55からインタクーラ上流側へ過給圧が吐出さ
れる。
【0004】しかし、この従来装置においては次のよう
な問題点があった。つまり、上述の入力ギヤ48と増速
ギヤ50と噛合する振動が入力軸47および軸受46,
46を介してギヤケーシング45に伝達されて、このギ
ヤケーシング45が振動することにより放射音が発生
し、加えてギヤケーシング45とロータケーシング41
とが接合されている関係上、このロータケーシング41
側の振動がギヤケーシング45側に伝達され、ある回転
数条件下で共振現象が発生して、肉厚が比較的薄いギヤ
ケーシング45側から放射音が発生する問題点があっ
た。
な問題点があった。つまり、上述の入力ギヤ48と増速
ギヤ50と噛合する振動が入力軸47および軸受46,
46を介してギヤケーシング45に伝達されて、このギ
ヤケーシング45が振動することにより放射音が発生
し、加えてギヤケーシング45とロータケーシング41
とが接合されている関係上、このロータケーシング41
側の振動がギヤケーシング45側に伝達され、ある回転
数条件下で共振現象が発生して、肉厚が比較的薄いギヤ
ケーシング45側から放射音が発生する問題点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、ギヤケーシング側の遮音特性を高く設定す
ることで、ギヤケーシングの振動レベルの低下を図ると
共に、ロータ側の振動との共振による放射音の発生を低
下させることができる機械式過給機のギヤケーシング構
造の提供を目的とする。
載の発明は、ギヤケーシング側の遮音特性を高く設定す
ることで、ギヤケーシングの振動レベルの低下を図ると
共に、ロータ側の振動との共振による放射音の発生を低
下させることができる機械式過給機のギヤケーシング構
造の提供を目的とする。
【0006】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、ギヤケーシング側に
のみ遮音材を配設することで、ギヤの噛合による振動が
入力軸および軸受を介してギヤケーシングに伝達される
ことに起因する振動音および上述の放射音を遮音材によ
り防止することができると共に、増速により発生周波数
が高く、かつ肉厚が厚いことで、剛性が高く放射音が発
生しないロータ側には遮音材を設けることなく、圧縮作
用により高温となるロータケーシング側の放熱性を確保
することができる機械式過給機のギヤケーシング構造の
提供を目的とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、ギヤケーシング側に
のみ遮音材を配設することで、ギヤの噛合による振動が
入力軸および軸受を介してギヤケーシングに伝達される
ことに起因する振動音および上述の放射音を遮音材によ
り防止することができると共に、増速により発生周波数
が高く、かつ肉厚が厚いことで、剛性が高く放射音が発
生しないロータ側には遮音材を設けることなく、圧縮作
用により高温となるロータケーシング側の放熱性を確保
することができる機械式過給機のギヤケーシング構造の
提供を目的とする。
【0007】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項2記載の発明の目的と併せて、入力軸に導入された
駆動力が入力ギヤ、増速ギヤおよびロータ駆動ギヤにこ
の順に伝達され、放射音が発生しやすい過給機におい
て、振動低減および放射音低減を達成することができる
機械式過給機のギヤケーシング構造の提供を目的とす
る。
求項2記載の発明の目的と併せて、入力軸に導入された
駆動力が入力ギヤ、増速ギヤおよびロータ駆動ギヤにこ
の順に伝達され、放射音が発生しやすい過給機におい
て、振動低減および放射音低減を達成することができる
機械式過給機のギヤケーシング構造の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、互に接合されたギヤケーシングとロータケー
シングとの内部に回転要素を配設し、圧縮空気を吐出す
る機械式過給機において、上記ギヤケーシング側の遮音
特性を、上記ロータケーシング側の遮音特性に対して高
く設定した機械式過給機のギヤケーシング構造であるこ
とを特徴とする。
の発明は、互に接合されたギヤケーシングとロータケー
シングとの内部に回転要素を配設し、圧縮空気を吐出す
る機械式過給機において、上記ギヤケーシング側の遮音
特性を、上記ロータケーシング側の遮音特性に対して高
く設定した機械式過給機のギヤケーシング構造であるこ
とを特徴とする。
【0009】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記回転要素は、入
力軸に導入された駆動力がギヤを介してメールロータお
よびヒメールロータに伝達すべく構成され、上記入力軸
が上記ギヤケーシングに軸受支持されると共に、上記ギ
ヤケーシング側にのみ遮音材を配設した機械式過給機の
ギヤケーシング構造であることを特徴とする。
求項1記載の発明の構成と併せて、上記回転要素は、入
力軸に導入された駆動力がギヤを介してメールロータお
よびヒメールロータに伝達すべく構成され、上記入力軸
が上記ギヤケーシングに軸受支持されると共に、上記ギ
ヤケーシング側にのみ遮音材を配設した機械式過給機の
ギヤケーシング構造であることを特徴とする。
【0010】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項2記載の発明の構成と併せて、上記回転要素は入力
軸に導入された駆動力が入力ギヤおよび増速ギヤを介し
てロータ駆動ギヤに伝達されるように構成した機械式過
給機のギヤケーシング構造であることを特徴とする。
求項2記載の発明の構成と併せて、上記回転要素は入力
軸に導入された駆動力が入力ギヤおよび増速ギヤを介し
てロータ駆動ギヤに伝達されるように構成した機械式過
給機のギヤケーシング構造であることを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明によれ
ば、上述のギヤケーシング側の遮音特性を、ロータケー
シング側の遮音特性に対して高く設定したので、回転要
素に起因するギヤケーシングの振動レベルの低下を図る
と共に、ロータ側の振動との共振による放射音の発生を
低下させることができる効果がある。
ば、上述のギヤケーシング側の遮音特性を、ロータケー
シング側の遮音特性に対して高く設定したので、回転要
素に起因するギヤケーシングの振動レベルの低下を図る
と共に、ロータ側の振動との共振による放射音の発生を
低下させることができる効果がある。
【0012】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、ギヤケーシン
グ側にのみ遮音材を配設したので、ギヤの噛合による振
動が上述の入力軸および軸受を介してギヤケーシングに
伝達されることに起因する振動音と、上述の共振による
放射音とを遮音材により防止することができる効果があ
る。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、ギヤケーシン
グ側にのみ遮音材を配設したので、ギヤの噛合による振
動が上述の入力軸および軸受を介してギヤケーシングに
伝達されることに起因する振動音と、上述の共振による
放射音とを遮音材により防止することができる効果があ
る。
【0013】加えて、ロータ側は増速により発生周波数
が高く、かつギヤケーシング側と比較して肉厚が厚く、
剛性が高いので、放射音が発生しにくい。またロータ側
はメールロータとヒメールロータとによる圧縮作用で高
温となる。このため上述のギヤケーシング側にのみ遮音
材を配設することにより、ロータ側は遮音材非配設構造
と成して、該ロータ側の放熱性を確保することができる
効果がある。
が高く、かつギヤケーシング側と比較して肉厚が厚く、
剛性が高いので、放射音が発生しにくい。またロータ側
はメールロータとヒメールロータとによる圧縮作用で高
温となる。このため上述のギヤケーシング側にのみ遮音
材を配設することにより、ロータ側は遮音材非配設構造
と成して、該ロータ側の放熱性を確保することができる
効果がある。
【0014】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項2記載の発明の効果と併せて、入力軸に導入
された駆動力が入力ギヤ、増速ギヤおよびロータ駆動ギ
ヤにこの順に伝達されて、放射音が発生しやすい機械的
過給機において、振動低減および放射音低減を達成する
ことができる効果がある。
上記請求項2記載の発明の効果と併せて、入力軸に導入
された駆動力が入力ギヤ、増速ギヤおよびロータ駆動ギ
ヤにこの順に伝達されて、放射音が発生しやすい機械的
過給機において、振動低減および放射音低減を達成する
ことができる効果がある。
【0015】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は機械式過給機のギヤケーシング構造を示
し、図1、図2、図3において、内部圧縮形過給機とし
てのリショルムコンプレッサ1はギヤケーシング2の接
合フランジ部2aと、ロータケーシング3の接合フラン
ジ部3aとを互に接合して、これら各ケーシング2,3
の内部に回転要素を配設している。
述する。図面は機械式過給機のギヤケーシング構造を示
し、図1、図2、図3において、内部圧縮形過給機とし
てのリショルムコンプレッサ1はギヤケーシング2の接
合フランジ部2aと、ロータケーシング3の接合フラン
ジ部3aとを互に接合して、これら各ケーシング2,3
の内部に回転要素を配設している。
【0016】すなわち、ロータケーシング3側において
は軸受4,4を介してメールロータ軸5を配設し、この
メールロータ軸5と一体的にメールロータ6を設けると
共に、軸受7,7を介してヒメールロータ軸8を配設
し、このヒメールロータ軸8と一体的にヒメールロータ
9を設け、これら各ロータ6,9を噛み合い回転すべく
構成している。
は軸受4,4を介してメールロータ軸5を配設し、この
メールロータ軸5と一体的にメールロータ6を設けると
共に、軸受7,7を介してヒメールロータ軸8を配設
し、このヒメールロータ軸8と一体的にヒメールロータ
9を設け、これら各ロータ6,9を噛み合い回転すべく
構成している。
【0017】一方、ギヤケーシング2側においては軸受
10,11を介して入力軸12を配設し、この入力軸1
2の内端部に入力ギヤ13を嵌合している。 また上
述のメールロータ軸5にロータ駆動ギヤとしてのメール
ロータタイミングギヤ14を嵌合すると共に、ヒメール
ロータ軸8には増速ギヤ15を嵌合し、この増速ギヤ1
5の筒軸部外周にロータ駆動ギヤとしてのヒメールロー
タタイミングギヤ16を嵌合し、上述の各ケーシング
2,3の接合部位に相当する内部空間において、入力ギ
ヤ13と増速ギヤ15とを噛合させると共に、上述のメ
ールロータタイミングギヤ14とヒメールロータタイミ
ングギヤ16とを噛合させている。
10,11を介して入力軸12を配設し、この入力軸1
2の内端部に入力ギヤ13を嵌合している。 また上
述のメールロータ軸5にロータ駆動ギヤとしてのメール
ロータタイミングギヤ14を嵌合すると共に、ヒメール
ロータ軸8には増速ギヤ15を嵌合し、この増速ギヤ1
5の筒軸部外周にロータ駆動ギヤとしてのヒメールロー
タタイミングギヤ16を嵌合し、上述の各ケーシング
2,3の接合部位に相当する内部空間において、入力ギ
ヤ13と増速ギヤ15とを噛合させると共に、上述のメ
ールロータタイミングギヤ14とヒメールロータタイミ
ングギヤ16とを噛合させている。
【0018】ところで、上述の入力軸12の外端側には
ダンパプーリ17を嵌合し、このダンパプーリ17を補
機駆動用ベルトを介してクランクシャフト一端に設けら
れるクランクプーリと連動させている。そして、エンジ
ンのクランクプーリの駆動力が補機駆動用ベルトを介し
てエンジン補機としてのリショルムコンプレッサ1のダ
ンパプーリ17に伝達された後に、このダンパプーリ1
7の回転力が入力軸12および各ギヤ13,15,1
6,14にこの順に伝達され、互に噛み合い回転するメ
ールロータ6とヒメールロータ9との駆動により、エン
ジン吸気系のスロットル弁下流側の吸気通路から同リシ
ョルムコンプレッサ1の吸入口に流入された吸入空気が
内部圧縮されて、同リショルムコンプレッサ1の過給圧
出口からインタクーラ上流側へ過給圧が吐出されるよう
に構成している。
ダンパプーリ17を嵌合し、このダンパプーリ17を補
機駆動用ベルトを介してクランクシャフト一端に設けら
れるクランクプーリと連動させている。そして、エンジ
ンのクランクプーリの駆動力が補機駆動用ベルトを介し
てエンジン補機としてのリショルムコンプレッサ1のダ
ンパプーリ17に伝達された後に、このダンパプーリ1
7の回転力が入力軸12および各ギヤ13,15,1
6,14にこの順に伝達され、互に噛み合い回転するメ
ールロータ6とヒメールロータ9との駆動により、エン
ジン吸気系のスロットル弁下流側の吸気通路から同リシ
ョルムコンプレッサ1の吸入口に流入された吸入空気が
内部圧縮されて、同リショルムコンプレッサ1の過給圧
出口からインタクーラ上流側へ過給圧が吐出されるよう
に構成している。
【0019】なお、このリショルムコンプレッサ1は、
一般的なエンジンの吸気遅閉じがA,B,D,C50〜
55度であるのに対して吸気弁の閉弁タイミングをA,
B,D,C70度に設定することで、有効圧縮比を有効
膨張比より小さく設定したミラーサイクルエンジンの吸
気系に介設される。
一般的なエンジンの吸気遅閉じがA,B,D,C50〜
55度であるのに対して吸気弁の閉弁タイミングをA,
B,D,C70度に設定することで、有効圧縮比を有効
膨張比より小さく設定したミラーサイクルエンジンの吸
気系に介設される。
【0020】上述のギヤケーシング2の外周面には、内
側の吸音材18と外側の遮音カバー19とからなる遮音
材20を配設し、この遮音材20によりギヤケーシング
2側の遮音特性を、ロータケーシング3側の遮音特性に
対して高く設定している。ここで、上述の吸音材18と
しては例えば、グラスウール、フェルト等の多孔質材料
その他を用いることができる。
側の吸音材18と外側の遮音カバー19とからなる遮音
材20を配設し、この遮音材20によりギヤケーシング
2側の遮音特性を、ロータケーシング3側の遮音特性に
対して高く設定している。ここで、上述の吸音材18と
しては例えば、グラスウール、フェルト等の多孔質材料
その他を用いることができる。
【0021】このように上述のギヤケーシング2側の遮
音特性を、ロータケーシング3側の遮音特性に対して高
く設定したので、回転要素(特に入力ギヤ13と増速ギ
ヤ15)に起因するギヤケーシング2の振動レベルの低
下を図ることができると共に、ロータ側との共振による
放射音の発生を上述の遮音材20により低下させること
ができる効果がある。
音特性を、ロータケーシング3側の遮音特性に対して高
く設定したので、回転要素(特に入力ギヤ13と増速ギ
ヤ15)に起因するギヤケーシング2の振動レベルの低
下を図ることができると共に、ロータ側との共振による
放射音の発生を上述の遮音材20により低下させること
ができる効果がある。
【0022】しかも、上述の遮音材20はギヤケーシン
グ2側にのみ配設したので、各ギヤ13,15の噛合に
よる振動が上述の入力軸12および軸受10,11を介
してギヤケーシング2に伝達されることに起因する振動
音と、上述の共振による放射音とを遮音材20により防
止することができる効果がある。
グ2側にのみ配設したので、各ギヤ13,15の噛合に
よる振動が上述の入力軸12および軸受10,11を介
してギヤケーシング2に伝達されることに起因する振動
音と、上述の共振による放射音とを遮音材20により防
止することができる効果がある。
【0023】一方、ロータ側は増速ギヤ15で増速さ
れ、回転数が高くなっている関係上、発生周波数が高
く、かつギヤケーシング2側の肉厚に対してロータケー
シング3の肉厚が比較的厚く、剛性が高いので、放射音
が発生しにくい。またロータ側はメールロータ6とヒメ
ールロータ9とによる圧縮作用で高温となる。このた
め、上述のギヤケーシング2側にのみ遮音材20を配設
して、ロータ側は遮音材非配設構造と成すことにより、
該ロータ側の放熱性を確保することができる効果があ
る。
れ、回転数が高くなっている関係上、発生周波数が高
く、かつギヤケーシング2側の肉厚に対してロータケー
シング3の肉厚が比較的厚く、剛性が高いので、放射音
が発生しにくい。またロータ側はメールロータ6とヒメ
ールロータ9とによる圧縮作用で高温となる。このた
め、上述のギヤケーシング2側にのみ遮音材20を配設
して、ロータ側は遮音材非配設構造と成すことにより、
該ロータ側の放熱性を確保することができる効果があ
る。
【0024】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の機械式過給機は、実施例のミラー
サイクルエンジンの吸気系に介設されるリショルムコン
プレッサ1に対応し、以下同様に、回転要素は、入力軸
12、入力ギヤ13、増速ギヤ15、ヒメールロータタ
イミングギヤ16、メールロータタイミングギヤ14、
ヒメールロータ軸8、メールロータ軸5、ヒメールロー
タ9、メールロータ6に対応し、入力軸を軸受支持する
軸受は、軸受10,11に対応し、ロータ駆動ギヤは、
メールロータタイミング16、ヒメールロータタイミン
グギヤ14に対応するも、この発明は、上述の実施例の
構成のみに限定されるものではない。
において、この発明の機械式過給機は、実施例のミラー
サイクルエンジンの吸気系に介設されるリショルムコン
プレッサ1に対応し、以下同様に、回転要素は、入力軸
12、入力ギヤ13、増速ギヤ15、ヒメールロータタ
イミングギヤ16、メールロータタイミングギヤ14、
ヒメールロータ軸8、メールロータ軸5、ヒメールロー
タ9、メールロータ6に対応し、入力軸を軸受支持する
軸受は、軸受10,11に対応し、ロータ駆動ギヤは、
メールロータタイミング16、ヒメールロータタイミン
グギヤ14に対応するも、この発明は、上述の実施例の
構成のみに限定されるものではない。
【図1】本発明の機械式過給機のギヤケーシング構造を
示す外観側面図。
示す外観側面図。
【図2】遮音材のみを断面して示すギヤケーシング側の
説明図。
説明図。
【図3】機械式過給機の要部拡大断面図。
【図4】従来の機械式過給機を示す断面図。
1…リショルムコンプレッサ 2…ギヤケーシング 3…ロータケーシング 6…メールロータ 9…ヒメールロータ 10,11…軸受 12…入力軸 13…入力ギヤ 14…メールロータタイミングギヤ 15…増速ギヤ 16…ヒメールロータタイミングギヤ 20…遮音材
Claims (3)
- 【請求項1】互に接合されたギヤケーシングとロータケ
ーシングとの内部に回転要素を配設し、圧縮空気を吐出
する機械式過給機において、上記ギヤケーシング側の遮
音特性を、上記ロータケーシング側の遮音特性に対して
高く設定した機械式過給機のギヤケーシング構造。 - 【請求項2】上記回転要素は、入力軸に導入された駆動
力がギヤを介してメールロータおよびヒメールロータに
伝達すべく構成され、上記入力軸が上記ギヤケーシング
に軸受支持されると共に、上記ギヤケーシング側にのみ
遮音材を配設した請求項1記載の機械式過給機のギヤケ
ーシング構造。 - 【請求項3】上記回転要素は入力軸に導入された駆動力
が入力ギヤおよび増速ギヤを介してロータ駆動ギヤに伝
達されるように構成した請求項2記載の機械式過給機の
ギヤケーシング構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29447693A JPH07127475A (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 機械式過給機のギヤケーシング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29447693A JPH07127475A (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 機械式過給機のギヤケーシング構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07127475A true JPH07127475A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17808273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29447693A Pending JPH07127475A (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 機械式過給機のギヤケーシング構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07127475A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1783345A3 (de) * | 2005-11-08 | 2009-02-25 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit mechanischer Aufladung |
-
1993
- 1993-10-30 JP JP29447693A patent/JPH07127475A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1783345A3 (de) * | 2005-11-08 | 2009-02-25 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit mechanischer Aufladung |
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