JPH07128338A - 簡易血糖計におけるデータ管理方法及び該データ管理方法を使用する簡易血糖計 - Google Patents

簡易血糖計におけるデータ管理方法及び該データ管理方法を使用する簡易血糖計

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JPH07128338A
JPH07128338A JP5274228A JP27422893A JPH07128338A JP H07128338 A JPH07128338 A JP H07128338A JP 5274228 A JP5274228 A JP 5274228A JP 27422893 A JP27422893 A JP 27422893A JP H07128338 A JPH07128338 A JP H07128338A
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blood glucose
electrode
glucose level
measured
glucose meter
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JP5274228A
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Hiroshi Hyodo
寛 兵藤
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Arkray Inc
Original Assignee
Kyoto Daiichi Kagaku KK
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/48785Electrical and electronic details of measuring devices for physical analysis of liquid biological material not specific to a particular test method, e.g. user interface or power supply
    • G01N33/48792Data management, e.g. communication with processing unit
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作ボタンを具備せず、簡易血糖計に装着さ
れた電極の抵抗値に応じて実行する機能を選択する簡易
血糖計において、測定血糖値を順次複数個記憶手段へ記
憶し記憶した複数の測定血糖値を読み出す場合等におけ
る測定血糖値データの管理方法を提供する。 【構成】 上記簡易血糖計に装着された電極の種類によ
り機能を選択した後(S4)、所定時間の計時動作を行
い(S6,S32,42)、上記所定時間の計時動作途
中にて他工程への移行の有無を判断し(S7,S31,
S41)、上記他工程への移行が判断されずに上記所定
時間が満了した場合、上記所定時間の満了時点から記憶
手段に記憶した測定血糖値データを読み出す(S8,S
33,S43)ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者個人にて血糖測定
が行える簡易血糖計におけるデータ管理方法及び該デー
タ管理方法を使用する簡易血糖計に関する。
【0002】
【従来の技術】糖尿病患者が患者自身にて血糖値測定を
行いその測定結果値を順次記憶していく、持ち運び可能
な簡易血糖計が存在する。このような従来の簡易血糖計
においては、記憶された複数の測定血糖値を読み出す場
合、簡易血糖計の外装面に設けられた測定値読出操作ボ
タンを押下することで記憶されている測定血糖値が順次
読み出され表示部分にその値が表示される。一方、本願
出願人は、特開平04−357452号公報に開示され
るように、簡易血糖計の外装面から操作スイッチを排除
した簡易血糖計について既に出願している。上記公報に
開示される簡易血糖計は、該簡易血糖計へ装着される、
血糖測定用、校正用等の種々の電極にそれぞれ固有の抵
抗値を持たせ、簡易血糖計へ上記電極が装着されたと
き、簡易血糖計が上記抵抗値を検出することで、まず該
簡易血糖計を動作状態に設定し、かつ上記抵抗値に基づ
きいずれの電極が装着されたかを検知することで、装着
された電極に応じた機能を実行するものである。このよ
うな構成により操作スイッチを簡易血糖計外装面から排
除したものである。
【0003】本発明は、記憶されている複数の測定血糖
値を読み出すときに患者が操作ボタンを操作する煩わし
さを無くすため、上述したような簡易血糖計外装面に操
作スイッチのない簡易血糖計を使用し、このような簡易
血糖計において、測定された測定血糖値を順次複数個記
憶手段へ記憶し、そして記憶した複数の測定血糖値を読
み出す場合等における測定血糖値データの管理方法及び
該データ管理方法を使用する簡易血糖計を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明のデー
タ管理方法は、操作ボタンを具備せず、簡易血糖計に対
して着脱可能な電極が上記簡易血糖計に装着され装着さ
れた電極の抵抗値に応じて実行する機能を選択する簡易
血糖計におけるデータ管理方法であって、上記簡易血糖
計に上記電極が装着されることで上記簡易血糖計を動作
開始状態とするとともに実行する上記機能を選択する準
備工程と、上記準備工程後、第1所定時間の計時動作を
行う第1計時工程と、上記第1計時工程において上記第
1所定時間の計時動作途中にて他工程への移行の有無を
判断する判断工程と、上記判断工程にて上記計時動作途
中における他工程への移行が判断されずに上記第1所定
時間が満了した場合、上記第1所定時間の満了時点から
記憶手段に記憶した測定血糖値データを読み出し読み出
した測定血糖値データを送出する読出工程と、を備えた
ことを特徴とする。
【0005】さらに、上記読出工程には、上記記憶手段
から上記測定血糖値データを読み出した後、読み出した
すべての上記測定血糖値データが送出される前に、上記
簡易血糖計からの上記電極の離脱の有無及び上記電極を
離脱した場合における上記簡易血糖計への上記電極の再
装着の有無を判断し、上記電極の上記離脱有り及び上記
再装着有りと判断するときには上記記憶手段に記憶して
いる上記測定血糖値データを消去するデータ消去工程を
備えることもできる。
【0006】さらに、上記読出工程には、上記記憶手段
から上記測定血糖値データを読み出した後、読み出した
すべての上記測定血糖値データが送出される前に、上記
電極への被測定液の付着の有無を判断し、被測定液の付
着有りの場合には上記付着した被測定液の血糖値測定動
作へ移行させ、一方、上記被測定液の付着無しの場合に
は上記測定血糖値データの送出を続行する付着判断工程
を備えることもできる。
【0007】さらに、上記準備工程において選択された
機能が血糖値測定機能である場合、上記第1計時工程に
おける上記計時動作中に上記電極に被測定液が付着され
ることで上記判断工程にて上記他工程への移行が判断さ
れたときには、上記読出工程は行わずに上記付着した被
測定液の血糖値測定動作を行う血糖値測定工程と、上記
血糖値測定工程後、上記血糖値測定工程にて測定された
測定血糖値データを上記記憶手段へ書き込む書込工程と
を備えることもできる。
【0008】さらに、上記準備工程において選択された
機能が被測定液による血糖値測定以外の非血糖値測定機
能である場合、装着された電極に基づき所定値の表示を
行う、上記準備工程の次に設けられる所定値表示工程を
備えることもできる。
【0009】さらに、上記血糖値測定工程の終了時点か
ら第2所定時間の計時動作を行う第2計時工程と、上記
第2計時工程において上記第2所定時間の満了以前に上
記簡易血糖計からの上記電極の離脱の有無及び上記電極
を離脱した場合における上記簡易血糖計への上記電極の
再装着の有無を判断し、上記電極の上記離脱有り及び上
記再装着無しと判断するときには上記書込工程へ移行
し、上記電極の上記離脱有り及び上記再装着有りと判断
するときには、今回の血糖値測定に係る上記測定血糖値
データの上記記憶手段への書き込みを中止する書込許否
判断工程と、を上記血糖値測定工程と上記書込工程との
間に備えることもできる。
【0010】又、本発明の簡易血糖計は、簡易血糖計に
対して着脱可能な電極が上記簡易血糖計に装着されたか
否かを検出し装着検出信号を送出する電極検出手段と、
上記電極検出手段の出力側に接続され、装着された上記
電極の抵抗値に基づき機能選択用信号を送出する信号送
出手段とを備え、上記機能選択用信号に基づき実行する
機能を選択する、操作ボタンを具備しない簡易血糖計で
あって、血糖値測定機能の実行により得られた測定血糖
値データを記憶する記憶手段と、上記電極検出手段の出
力側及び上記信号送出手段の出力側に接続され、上記電
極の装着が検出されたときには上記簡易血糖計を動作開
始状態とするとともに上記機能選択用信号に基づき実行
する上記機能を選択する準備手段と、上記準備手段の出
力側に接続され、上記機能選択終了時点から第1所定時
間の計時動作を行う第1計時手段と、上記第1計時手段
の出力側、上記電極検出手段の出力側及び上記信号送出
手段の出力側に接続され、上記第1所定時間の計時動作
途中にて上記装着検出信号及び上記機能選択用信号の供
給の有無を判断する判断手段と、上記判断手段の出力側
及び上記記憶手段の出力側に接続され、上記判断手段に
て上記機能選択用信号の供給が判断されずに上記第1所
定時間が満了した場合、上記第1所定時間の満了時点か
ら上記記憶手段に記憶されている上記測定血糖値データ
を読み出し読み出した測定血糖値データを送出する読出
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】このように構成することで、判断手段は、
第1所定時間の計時動作中に機能選択用信号の供給の有
無を判断する。上記判断手段が上記機能選択用信号の供
給無しと判断したときには、読出手段は上記第1所定時
間が満了したときから記憶手段に記憶されている測定血
糖値データの読み出しを開始する。よって準備手段、第
1計時手段、判断手段、読出手段、電極検出手段及び記
憶手段は、操作ボタンを具備しない簡易血糖計において
記憶手段からの血糖値データの読み出しを円滑に行うよ
うに作用する。
【0012】さらに、入力側には上記電極検出手段及び
上記読出手段が接続され出力側には上記記憶手段が接続
され、上記記憶手段から読み出したすべての上記測定血
糖値データが上記読出手段から送出される前に、上記電
極検出手段が送出する上記装着検出信号に基づき上記簡
易血糖計からの上記電極の離脱の有無及び上記電極を離
脱した場合における上記簡易血糖計への上記電極の再装
着の有無を判断し、上記電極の上記離脱有り及び上記再
装着有りと判断するときには上記記憶手段に記憶してい
る上記測定血糖値データを消去するデータ消去手段を備
えることもできる。
【0013】さらに、上記判断手段の出力側に接続さ
れ、上記簡易血糖計に装着された血糖値測定用電極に付
着した被測定液の血糖値測定動作を行う血糖値測定手段
と、入力側には上記血糖値測定手段及び上記判断手段が
接続され出力側には上記記憶手段が接続され、上記血糖
値測定手段が送出する測定血糖値データ及び上記判断手
段が送出する被測定液種別用データを上記記憶手段へ書
き込む書込手段とを備えることもできる。
【0014】さらに、入力側には上記読出手段及び上記
信号送出手段が接続され出力側には上記血糖値測定手段
及び上記読出手段が接続され、上記記憶手段から読み出
したすべての上記測定血糖値データが上記読出手段から
送出される前に、上記機能選択用信号の供給の有無を判
断し、上記機能選択用信号の供給有りと判断する場合に
は上記電極に付着した被測定液の血糖値測定動作へ移行
させ、一方、上記機能選択用信号の供給無しと判断する
場合には上記読出手段へ上記測定血糖値データの送出を
続行させる付着判断手段を備えることもできる。
【0015】さらに、上記血糖値測定手段の出力側に接
続され、上記血糖値測定動作終了時点から第2所定時間
の計時動作を行う第2計時手段と、入力側には上記第2
計時手段及び上記電極検出手段が接続され出力側には上
記書込手段が接続され、上記第2所定時間の満了以前に
上記電極検出手段から供給される上記装着検出信号に基
づき上記血糖値測定用電極の上記簡易血糖計からの離脱
の有無及び上記血糖値測定用電極を離脱した場合におけ
る上記簡易血糖計への上記血糖値測定用電極の再装着の
有無を判断し、上記血糖値測定用電極の上記離脱有り及
び上記再装着無しと判断するときには上記血糖値測定動
作にて測定された血糖値のデータを上記書込手段へ送出
し、上記電極の上記離脱有り及び上記再装着有りと判断
するときには、今回の血糖値測定に係る上記測定血糖値
データの書き込みを中止する書込許否判断手段とを備え
ることもできる。
【0016】さらに、情報を可視的に表示する表示手段
と、入力側には上記準備手段が接続され出力側には上記
表示手段が接続され、簡易血糖計に血糖値測定用電極以
外の非血糖値測定用電極が装着され上記準備手段にて非
血糖値測定機能が選択された場合、装着された上記非血
糖値測定用電極に基づき所定値の表示を上記表示手段に
行わせる、所定値表示手段とを備えることもできる。
【0017】さらに、上記簡易血糖計に上記血糖値測定
用電極が装着された場合、上記判断手段は、上記装着検
出信号に基づき上記簡易血糖計に装着された上記血糖値
測定用電極の離脱の有無及び上記電極を離脱した場合に
おける上記簡易血糖計への上記電極の再装着の有無を判
断し、上記血糖値測定用電極の上記離脱有り及び上記再
装着有りと判断するときには上記血糖値測定手段の作動
前に上記書込手段へ上記被測定液種別用データを送出す
るように構成することもできる。
【0018】このように構成することで、データ消去手
段は、記憶手段から読み出したすべての測定血糖値デー
タが読出手段から送出される前に電極の所定の着脱があ
ったときには記憶手段に記憶している測定血糖値データ
を消去する。又、血糖値測定機能を実行する場合、判断
手段にて機能選択用信号の供給有りが判断されたときに
は血糖値測定手段は被測定液の血糖値測定を行い、書込
手段は測定された血糖値データを記憶手段へ書き込む。
又、付着判断手段は、記憶手段から読み出した測定血糖
値データを読出手段が送出している間に機能選択用信号
の供給の有無を判断し、機能選択用信号の供給があった
ときには血糖値測定を実行させ、供給選択用信号の供給
が無いときには測定血糖値データの送出を続行させる。
一方、書込許否判断手段は、第2所定時間の満了以前に
おいて血糖値測定用電極の離脱、再装着の有無に基づき
記憶手段への血糖値データの書き込みの許否を判断す
る。よって書込許否判断手段は、測定血糖値データの記
憶手段への書き込みを中止するように作用する。又、所
定値表示手段は、非血糖値測定用電極が装着されたとき
には該非血糖値測定用電極が有する抵抗値に基づき所定
値の表示を行わせる。又、判断手段は、簡易血糖計に血
糖値測定用電極が装着された場合であって、該電極の脱
着を判断したときには被測定液種別用データを書込手段
へ送出する。よって記憶手段には上記被測定液種別用デ
ータの付された血糖値データが記憶されることになる。
このように判断手段は、記憶手段に記憶される血糖値デ
ータを種類分けを行う作用も行う
【0019】このように、データ消去手段、血糖値測定
手段、書込手段、付着判断手段、第2計時手段、書込許
否判断手段及び所定値表示手段は、操作ボタンを具備し
ない簡易血糖計において記憶手段からの血糖値データの
読み出し及び血糖値データの書込中止等の動作を円滑に
行うように作用する。
【0020】尚、記憶手段は実施例におけるRAMに相
当し、電極検出手段は実施例におけるコネクタ、検出回
路に相当し、信号送出手段は実施例における電流/電圧
変換器、A/Dコンバータに相当し、準備手段、第1計
時手段、判断手段、読出手段、血糖値測定手段、書込手
段、第2計時手段、書込許否判断手段、所定値表示手
段、付着判断手段及びデータ消去手段は実施例における
中央演算処理装置(以下、CPUと記す)に相当する。
又、判断手段が書込手段へ送出する被測定液種別用デー
タとは、実施例においては例えばコントロール液を測定
する場合、記憶手段へ書き込まれる“C”に相当するデ
ータをいう。
【0021】
【実施例】本発明のデータ管理方法における一実施例が
適用される簡易血糖計は、上述した公報に開示されるよ
うに操作スイッチを有しないものである。尚、操作スイ
ッチとは、簡易血糖計の外装面に設けられ操作者が手で
操作可能なスイッチをいう。以下に上記簡易血糖計の一
構成例を概説する。本簡易血糖計1は、その外観が図7
に示すように板状の長方形状であり、厚さ方向の側面1
aには、血糖値を測定するための図10に示すような測
定用電極4等の種々の電極45が挿入されるコネクタ3
が設けられている。又、簡易血糖計1の表面1bには該
表面1bの大部分の面積を占め液晶表示器2が設けられ
ている。
【0022】次に、簡易血糖計1の回路構成について図
8を参照し以下に説明する。簡易血糖計1に内蔵された
電源電池57は電池57の電圧が所定範囲にあるか否か
を判断するバッテリーチェック器58に接続され、バッ
テリーチェック器58の出力側はCPU50に接続され
る。又、電源電池57は電圧安定化回路62を介してC
PU50に接続され、CPU50へ所定の電力を供給す
る。
【0023】コネクタ3には、該コネクタ3に電極45
が装着されたか否かを検出し装着検出信号を送出する検
出回路52の入力側と、コネクタ3に接続された電極4
5を流れる電流を電圧に変換する電流/電圧変換器53
の入力側とが接続される。検出回路52の出力側はCP
U50に接続され、検出回路52はコネクタ3に電極4
5が装着された旨の信号をCPU50へ送出する。又、
電流/電圧変換器53には、電圧安定化回路62の出力
側に接続される反応電圧設定回路63の出力側が接続さ
れる。反応電圧設定回路63は、検出回路52からの信
号供給を受けたCPU50が送出する制御信号が供給さ
れたときに、コネクタ3に装着された電極45へ電流/
電圧変換器53を介して所定の反応電圧を供給する回路
である。さらに又、電流/電圧変換器53には、入力側
がCPU50に接続されるゲインコントロール回路65
の出力側が接続される。このような電流/電圧変換器5
3の出力側はA/D変換器54を介してCPU50に接
続される。よって電極45を流れる電流の値がデジタル
変換されデータとしてCPU50へ供給される。
【0024】又、CPU50には、測定用電極4にて測
定された血糖値データを記憶するRAM(ランダムアク
セスメモリ)70が接続される。RAM70は、最新の
測定血糖値データから過去10回分の測定血糖値データ
を記憶することができる。尚、上記測定血糖値データに
は後述するようにコントロール液における測定値も含ま
れる。
【0025】さらに、CPU50には、電圧安定化回路
62の出力側に入力側が接続されるリセット回路64の
出力側、温度センサ55の出力側、クロック信号を送出
する発振器60の出力側、LCD表示器2の入力側、警
音を発するブザー59の入力側、各簡易血糖計毎の補正
値等を記憶させる半導体メモリ61の入出力側がそれぞ
れ接続される。
【0026】このように構成される簡易血糖計1の基本
的動作は、上述した公報に開示される動作に同様であ
り、その動作内容を以下に略説する。測定用電極4の試
薬層に含有されている主成分は生物学的体液中の目的物
質を基質とする酸化還元酵素と、この酵素の電子伝達体
となるレドックス化合物である。例えばグルコースオキ
シダーゼ(以降GOD)、メディエータとしてフェリシ
アン化カリウムを用いる。本電極についてグルコースを
含む被測定液が供給されるとメディエータとグルコース
がGODのもとで数1に示す酵素反応が行われ、グルコ
ース濃度に応じたフェロシアン化カリウムが生成され
る。次に一定時間経過後、本実施例で用いる回路によっ
て電極のリードの両端に一定電圧を印加することにより
得られる酸化電流は酵素反応で生成したフェロシアン化
カリウム濃度すなわちグルコース濃度に比例するので、
この応答電流を計測することにより被測定液中のグルコ
ース濃度が測定できる。
【0027】
【数1】
【0028】まずコネクタ3に測定用電極4を挿入す
る。測定用電極4の挿入を検出回路52で検知すると、
コネクタ3の端子に、応答電流を得るために必要な一定
電圧が印加電圧源としての反応電圧設定回路63によっ
て印加される。よってコネクタ3に挿入された測定用電
極4の応答電流は電流/電圧変換器53によって電圧に
変換され、さらにA/Dコンバータ54にて2値化デー
タに変換される。
【0029】CPU50はA/Dコンバータ54の出力
信号を読み取り、処理を行う。測定用電極4は酵素電極
であるが、一種の抵抗器として考えられる。例えば測定
用電極4の抵抗値をRs,電流/電圧変換器53の増幅
抵抗をRf,印加電圧をEとすると電流/電圧変換器5
3の出力電圧E0は下式の方法で求められる。
【0030】 E0=E+i×Rf=E+(E/Rs)×Rf
【0031】被測定液が供給されていない時点の測定用
電極4の抵抗値Rsは非常に大きく無限大に近いので当
然電流値iは非常に小さく、電流/電圧変換器53の出
力電圧E0≒Eとなる。
【0032】それに対し測定用電極4に被測定液が供給
されると測定用電極4の抵抗値Rsは急激に低下するた
めE0値は逆に急激に増加するのでこの電流/電圧変換
器53の出力電圧E0を常時モニターすることで被測定
液の付着検知ができる。
【0033】よって電流/電圧変換器53の出力電圧E
0の変化をA/Dコンバータ54を介してCPU50で
判断することで自動的に測定タイマーをスタートさせ
る。
【0034】又、簡易血糖計1の調整を行う場合は新し
い電極の抵抗値(無限大)に対して十分小さくかつ一定
の抵抗値を持った測定用電極4と似た形状の調整用電極
を用いる。すなわち調整用電極の電圧を測定すると最初
から安定かつ一定の電圧値を示すので、CPU50は種
々の電圧値から多種類の調整用電極を識別することがで
きる。
【0035】調整用電極には調整モード切替用、機差補
正用、校正用、検定用、単位切り換え用等がある。例え
ば校正電極と判断した場合は、CPU50はあらかじめ
測定器に記憶されている複数の検量線の中から、抵抗値
(電圧値)の大きさに応じ、検量線を自動的に識別・選
択する。
【0036】又、検定電極と判断した場合はその電圧値
を濃度換算して表示器2に表示しその濃度値の大きさか
ら機器の異常の有無を判断する。又、単位切り換え用電
極と判断した場合はそれぞれの濃度単位(例えば、mg
/dl,mmol/L)に自動的に変更・換算して表示
する。表1に校正電極の判定例を示す。
【0037】
【表1】
【0038】又、コネクタの端子を増やして、電極を挿
入する端子とは別の端子に校正チップあるいは検定用チ
ップを挿入するように構成してもよい。
【0039】又、単に抵抗値の大きさだけで校正電極及
び検定電極の識別を行うと誤って使用済の電極がコネク
タ3に挿入された場合でも校正電極及び検定電極として
判断してしまう可能性がある。この誤認識を防ぐために
以下の方法を本簡易血糖計1においても採用している。
何らかの電極が装置のコネクタに挿入され、電源がON
になった時点の電圧値E01を測定し次の数秒後に再度そ
の時点の電圧値E02を測定する。この電圧の変化率ΔE
を計算し、一定の判定レベル以上変化していた場合は使
用済電極として認識して、その旨を表示器に表示する。
それ以外の場合は校正電極あるいは検定電極として認識
する。
【0040】
【数2】
【0041】電極が未使用であっても高湿度下で吸湿し
て使用済み電極と似たような挙動を示す特性を持つ場
合、図11に示すように液絡検知用の端子9a,9bを
電極と併設する。この液絡検知用電極併設電極端子を用
いた場合、液絡検知用端子9a,9b間の抵抗値が無限
大であれば液絡が無いと判断してコネクタ部に挿入され
た電極が未使用のものであると判断し、液絡検知用端子
間の抵抗値が低ければ使用済み電極であると判別する。
尚、図12は電極の他の実施例における詳細分解斜視図
であり、図13はその外観斜視図である。
【0042】基板31の上には対極34および測定極3
5、それらに連なるリード33、32、それに絶縁層3
6が設けられている。また図示していないが、対極およ
び測定極を覆うように酵素およびメディエータを含有す
る反応層が形成されている。基板31の上にはスペーサ
37を介してカバー39が固定されている。38は被測
定液供給孔であり、ここから被測定液が毛管現象により
対極34および測定極35上に導入される。40は空気
孔である。なお電極の表裏を間違えないように逆挿入防
止突起41を電極の一方の側端部から突出させてあり、
表裏が正しいときはコネクタの所定のギャップを逆挿入
防止突起が通って正しくセットされるが逆であると、こ
の逆挿入防止突起41が障害となってコネクタに挿入で
きないようにしている。
【0043】その他、上記公報記載の動作は本簡易血糖
計1においても同様に行うことができる。さらに本実施
例における簡易血糖計1にあっては測定血糖値の記憶機
能、コントロール液測定機能、記憶されている測定血糖
値の読出機能、測定血糖値の消去機能をも備えており、
CPU50は以下に説明するように種々の動作制御を行
う。
【0044】上述の構成、動作を行う簡易血糖計1にお
けるデータ管理方法の一実施例について以下に説明す
る。まず、簡易血糖計1が通常の血糖値測定機能を実行
する場合におけるデータ管理方法の一実施例について図
を参照し説明する。尚、図1、図2、及び図3は、紙面
の都合上3つに分割したものであり、互いに図1と図2
とは「P」を介して接続され、図2と図3とは「T」を
介して接続される。図1に示すステップ(図内では、S
にて示す)1にて簡易血糖計1本体のコネクタ3に測定
用電極4が挿入されることで、検出回路52がCPU5
0へ送出する装着検出信号によりCPU50はブザー5
9へ信号を送出し、ブザー59はコネクタ3への測定用
電極4の挿入完了を示す警音を発する。ステップ2に
て、簡易血糖計1はCPU50の制御により液晶表示器
2におけるすべてのセグメントを表示させる全表示点灯
を2秒間行う。尚、コネクタ3、検出回路52が特許請
求範囲に記載の電極検出手段に相当する。
【0045】次にステップ3にて簡易血糖計1に備わる
電池57の電圧をバッテリチェック器58にて検知した
後、ステップ4にて、CPU50は、反応電圧設定回路
63、電流/電圧変換器53を介して上記コネクタ3に
装着された電極45に電流を流し該電極45が有する抵
抗値を検出する。CPU50は、電流/電圧変換器5
3、A/Dコンバータ54を介して該抵抗値を認識する
ことで装着されている電極45が検定電極であるのか、
校正電極であるのか、若しくは測定用電極4であるのか
を認識する。尚、電流/電圧変換器53、A/Dコンバ
ータ54が特許請求の範囲に記載の信号送出手段に相当
する。又、検定電極とは、所定の血糖値が表示されるよ
うに予め設定された抵抗値を有する電極である。
【0046】又、ステップ4にて、コネクタ3に装着さ
れた電極45が検定電極である場合には「Q」を介して
後述する図4に示す工程に進み、コネクタ3に装着され
た電極45が校正電極である場合には「R」を介して後
述する図5に示す工程に進む。尚、今、コネクタ3には
測定用電極4を装着しているので、CPU50は電極4
5が血糖値測定用のものであることを認識し、血糖値測
定機能の実行を開始する。以上の各工程にてこれから実
行しようとする機能の準備段階が終了する。尚、ステッ
プ1ないしステップ4までが特許請求範囲に記載の準備
工程に相当し、又、CPU50にて上記準備工程を実行
する部分が図9に示す準備部50aである。
【0047】本簡易血糖計1は10回分の血糖値測定に
おける10個の測定血糖値を記憶できるものであり、上
記準備段階の終了後、ステップ5にて、今回の測定が1
から10の測定回数の内の何回目であるのかを示す測定
番号と検量線の種類を示す検量線番号(F番号と記す場
合もある)とが上記表示器に約1秒毎に交互に表示され
る。ステップ6では、上記準備工程が終了した時点、即
ち、上記測定番号及び検量線番号の交互表示が開始され
た時点からCPU50は1分の計時を開始しする。尚、
計時時間は上記1分に限るものではない。尚、ステップ
5及びステップ6が特許請求範囲に記載の第1計時工程
に相当し、又、CPU50にて上記第1計時工程を実行
する部分が図9に示す第1計時部50bである。
【0048】ステップ7において、CPU50は、上記
計時開始時点から上記1分経過時点までの間に、測定用
電極4に血液が点着されることによる測定用電極4の抵
抗値の急激な変化の有無を判断する。上記血液の点着が
検出されたときには、血糖値の測定を実行するため後述
するステップ11へ移行し、上記血液の点着が検出され
ないときにはステップ5へ戻る。尚、このステップ7が
特許請求範囲に記載の判断工程に相当し、又、CPU5
0にて上記判断工程を実行する部分が図9に示す判断部
50cである。
【0049】尚、ステップ6,7において、測定用電極
4へ血液を点着する代わりにコントロール液を点着する
こともできる。ここで、コントロール液測定機能につい
て説明する。コントロール液とは既知である所定のグル
コース濃度に調整された液体であり、コントロール液測
定機能とは、このコントロール液を測定用電極4へ点着
することで上記グルコース濃度に対応した血糖値を簡易
血糖計1に表示させ、表示された値が予め指定された血
糖値範囲内に含まれることを操作者が判断することで、
簡易血糖計1内の血糖値の測定演算回路等の異常の有無
及び該コントロール液測定機能に使用された測定用電極
4と同じロット番号を有する測定用電極4の異常の有無
を確認することができる機能である。又、コントロール
液により測定された測定血糖値もRAM70に記憶され
る。尚、RAM70に記憶される血液による血糖値とコ
ントロール液による血糖値とを区別するため、コントロ
ール液を測定用電極4に点着する場合には以下の操作を
行う。
【0050】ステップ6,7において、簡易血糖計1に
装着されている測定用電極4をコネクタ3から抜き取
る。このように測定用電極4をコネクタ3から抜き取る
ことで、交互に表示されていた上記測定番号又は上記検
量線番号のどちらかが3秒間表示器に表示されたままに
なる。この3秒間の間に、再度、測定用電極4をコネク
タに装着することで、表示器には次測定がコントロール
液であることを示す表示として例えば“C”の表示と検
量線番号を示す表示である“F−0”の表示とが交互に
表示されるようになり、コントロール液測定機能に移行
する。又、上記3秒間に測定用電極4が再装着されない
場合には、電源をオフ状態とする。又、コントロール液
が点着されたときには、後述する血液が点着された場合
と同様の測定動作を行い、RAM70にはコントロール
液の測定値であることを示す文字、例えば“C”の文字
とコントロール液測定血糖値とが記憶される。
【0051】上記1分内に測定用電極4に上記血液の点
着がない場合、ステップ6における1分が経過した時点
で、ステップ8に移行し、CPU50はRAM70に記
憶されている過去の測定血糖値データを読み出しメモリ
番号と該メモリ番号に対応した測定血糖値データとをこ
の順にLCD表示器2へ送出する。LCD表示器2は供
給される上記メモリ番号と該メモリ番号に対応した測定
血糖値データとをこの順に表示する。尚、このステップ
8が特許請求範囲に記載の読出工程に相当し、又、CP
U50にて上記読出工程を実行する部分が図9に示す読
出部50dである。
【0052】この表示方法を図6及び表2から表4を参
照し説明する。まず最初に表示器には、記憶されている
全測定血糖値の平均値であることを示す文字表示、例え
ば「A」なる表示を1秒間行った後、該「A」なる文字
の表示を消去し、上記平均値を2秒間表示する。以後、
表2に示すように最新の測定による測定血糖値から最古
の測定血糖値まで順次表示する。即ち、上記2秒が経過
した時点で上記平均値の表示を消去し、次に最新測定血
糖値が記憶されているメモリ番号である「3」をを1秒
間表示する。1秒経過した時点で上記「3」なる文字の
表示を消去しメモリ番号「3」に対応する測定血糖値を
2秒間表示する。メモリ番号「3」の測定血糖値表示に
おける2秒が経過した時点でメモリ番号「3」の測定血
糖値表示を消去し、次に上記メモリ番号の「2」を1秒
間表示する。1秒経過した時点で上記「2」なる文字の
表示を消去しメモリ番号「2」に対応する測定血糖値を
2秒間表示する。以下同様に最古のメモリ番号「4」の
測定血糖値の表示まで順次行う。尚、記憶されている測
定血糖値データの読み出し方法は上述のものに限るもの
ではなく、表3に示すように最古の測定血糖値から最新
の測定血糖値方向へ表示を行うようにしてもよいし、
又、各データの表示時間も上述のものに限られない。
【0053】又、表4には、上述したコントロール液測
定機能を実行しコントロール液測定血糖値が記憶されて
いる場合における、RAM70からの測定血糖値の読み
出し例を示す。表4において、“C”にて示されるとこ
ろがコントロール液測定機能を実行した箇所である。
尚、コントロール液測定機能を実行しコントロール液測
定血糖値が記憶されている場合、上述した平均値は、コ
ントロール液測定血糖値を除いた、血液による測定血糖
値のデータのみから算出した値となる。
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】
【表4】
【0057】ステップ9では、RAM70に記憶されて
いるすべての測定血糖値の表示が終了したか否かが判断
され、すべての測定血糖値の表示が終了したときには簡
易血糖計1の電源をオフ状態とする。一方ステップ9に
てすべての測定血糖値の表示が終了する以前にステップ
10にて測定用電極4に血液若しくはコントロール液の
点着がなされたことが検知されたときには、ステップ1
1へ移行する。このように本実施例によれば操作ボタン
を操作せずに記憶されている測定血糖値を表示すること
ができる。尚。ステップ10が特許請求の範囲に記載の
付着判断工程に相当し、又、CPU50にて上記付着判
断工程を実行する部分が図9に示す付着判断部50kで
ある。
【0058】さらに、ステップ8とステップ9との間、
即ち、RAM70から読み出した測定血糖値データがL
CD表示器2へ送出されている途中にて、簡易血糖計1
に装着されている電極の脱着がなされた場合にはRAM
70に記憶しているすべてのデータを消去するデータ消
去動作が実行される。即ち、ステップ8の次工程におけ
るステップ50にて、装着されている電極が簡易血糖計
1から離脱されたか否かが判断され、上記離脱がなけれ
ばステップ9へ移行し上記離脱が有ればステップ51へ
移行する。
【0059】ステップ51では、上記離脱が有った後、
3秒以内に電極の再装着があるか否かが判断される。上
記再装着がない場合には電源をオフ状態とする。このと
きRAM70に記憶されている測定血糖値データの消去
はなされない。一方、上記再装着があった場合には、ス
テップ52へ移行しRAM70に記憶しているすべての
測定血糖値データが消去され、その後電源がオフ状態と
なる。
【0060】尚、上記ステップ50ないしステップ52
が、特許請求の範囲に記載されるデータ消去工程に相当
し、又、CPU50にて上記データ消去工程を実行する
部分が図9に示すデータ消去部50jである。又、電極
の上記再装着までの時間は上記3秒に限るものではな
い。又、RAM70に記憶している測定血糖値データの
一部を消去するようにしても良い。又、着脱される電極
は、その種類を問わない。このように本実施例によれば
操作ボタンを操作せずに記憶されている測定血糖値を消
去することができる。
【0061】一方、上記ステップ6,7において、上記
1分の間に測定用電極4に血液若しくはコントロール液
(以下、血液等と記す)の点着があった場合、又はステ
ップ10にて血液等の点着が検知された場合における血
糖値の測定を開始する場合を説明する。この場合、CP
U50は、ステップ11にて測定開始直前の温度(温度
T1とする)を簡易血糖計1に備わる例えばサーミスタ
を使用し測定する。ステップ11における検体付着を検
知した時点からCPU50は、ステップ12,13にて
測定用電極4に点着された血液と測定用電極4に設けた
試薬層との所定の反応時間の経過を待つ。そして上記反
応時間の経過後、CPU50はステップ14にて測定終
了直後の温度(温度T2とする)を上記サーミスタを使
用し測定する。
【0062】ステップ15では、CPU50はステップ
14における温度T2からステップ11における温度T
1を減算し、その減算値の絶対値が所定値Kを越えるか
否かを判断し、上記減算値の絶対値が所定値Kを越える
場合にはCPU50は表示器にエラー表示を行わせる。
これは、測定用電極4における試薬層と血液等との反応
時における温度が測定結果値に大きく影響を与えること
から、測定開始前後における温度差が所定値を越えると
きには測定結果値の信頼性が低いのでエラー表示を行う
ものである。一方、上記減算値の絶対値が所定値K以下
である場合には、ステップ17に移行し、CPU50は
反応電圧設定回路63を介して測定用電極4に一定電圧
を印加し酸化電流を測定する。CPU50はこの測定値
に基づき血糖値を算出し、ステップ18にてその血糖値
をLCD表示器に表示させる。又、この血糖値表示の際
には、CPU50はブザー59を駆動させブザー音にて
測定終了を使用者に知らせる。尚、以上説明したステッ
プ12,13,17,18の各工程における動作は、上
記公報に記載した動作に同じである。又、ステップ11
ないしステップ17が特許請求範囲に記載の血糖値測定
工程に相当し、又、CPU50にて上記血糖値測定工程
を実行する部分が図9に示す血糖値測定部50eであ
る。
【0063】ステップ19では、CPU50はステップ
18における測定結果表示開始、即ち上記血糖値測定工
程終了時点から3分経過したか否かを判断する。尚、こ
のステップ18,19が特許請求範囲に記載の第2計時
工程に相当し、又、CPU50にて上記第2計時工程を
実行する部分が図9に示す第2計時部50fである。
【0064】ステップ20では、上記3分経過前に測定
者が測定用電極4をコネクタ3から引き抜いたか否かが
判断される。これは測定用電極4を引き抜くことによる
検出回路52からCPU50への装着検出信号の供給の
有無にて判断され、測定用電極4の引き抜きがないと判
断されるときにはステップ18へ戻りステップ18から
20をループし、測定用電極4の引き抜きがあったと判
断されたときにはステップ21へ移行する。尚、本明細
書において、信号例えば上記装着検出信号の供給の有無
の判断とは、文字通りCPU50への信号供給の有無に
基づき判断を行うことはもちろん、信号レベル、具体的
にはハイ(H)レベル、ロー(L)レベルにて判断する
ことも含む。ステップ21では、ステップ20にて測定
用電極4がコネクタ3から引き抜かれたとCPU50が
判断した時点からCPU50は3秒の計時を開始し、こ
の3秒以内に測定用電極4がコネクタ3に再挿入された
か否かを検出回路52の装着検出信号にて判断する。3
秒以内に測定用電極4がコネクタ3に再挿入されたこと
をCPU50が検知したときには、測定結果消去機能の
実行としてCPU50は今測定した血糖値データをRA
M70に記憶せず、本簡易血糖計1の電源をオフ状態と
する。一方、ステップ21にて上記3秒以内に測定用電
極4がコネクタ3に再挿入されなかった場合にはステッ
プ22へ移行しCPU50は今測定した血糖値データを
RAM70に記憶させ、記憶後、簡易血糖計1の電源を
オフ状態とする。尚、ステップ20にて測定用電極4の
コネクタ3からの引き抜きがない場合には、ステップ1
8から20の動作を続け、ステップ19にて3分が経過
した時点でステップ22へ移行し、CPU50は上述し
たステップ22における動作を行う。又、ステップ20
及びステップ21が特許請求範囲に記載の書込許否判断
工程に相当し、又、CPU50にて上記書込許否判断工
程を実行する部分が図9に示す書込許否判断部50gで
あり、ステップ22が特許請求範囲に記載の書込工程に
相当し、又、CPU50にて上記書込工程を実行する部
分が図9に示す書込部50hである。
【0065】次に、ステップ4において、検定電極若し
くは校正電極がコネクタ3に挿入された場合における、
検定電極測定機能及び校正(検量線切替と記す場合もあ
る)機能におけるデータ管理方法の一実施例について図
4及び図5を参照し以下に説明する。検定電極測定機能
は、簡易血糖計1が正常に動作しているか否かをチェッ
クするための機能であり、所定の抵抗値を有する検定電
極を簡易血糖計1のコネクタ3に装着することで、検定
電極が有する抵抗値によりCPU50は装着された電極
が検定電極であることを判断し、その抵抗値を血糖値に
換算してLCD表示器2に表示する。
【0066】図4を参照し検定電極測定機能の動作を説
明する。ステップ4にてコネクタ3に装着された電極が
検定電極と判断されたときには、ステップ30へ移行
し、CPU50は検定電極が有する抵抗値を血糖値に換
算してLCD表示器2に検定電極測定値を表示する。次
にステップ31では、検定電極がコネクタ3から引き抜
かれたか否かが判断される。これは検定電極を引き抜く
ことによる検出回路52からCPU50への装着検出信
号の供給の有無にてCPU50は判断する。ステップ3
1にて検定電極がコネクタ3から引き抜かれたと判断さ
れたときには、CPU50は簡易血糖計1の電源をオフ
状態とする。一方、ステップ31にて検定電極の引き抜
きがないと判断されたときには、CPU50は、ステッ
プ32において、ステップ1におけるコネクタ3への電
極の装着時点から10秒経過したか否かを判断する。1
0秒経過前であり検定電極の引き抜きがなければ、ステ
ップ30からステップ32の動作を繰り返す。そして検
定電極の引き抜きがない場合にはステップ32にて10
秒経過した時点でステップ33へ移行しCPU50はR
AM70に記憶されている過去10回分の測定血糖値デ
ータを読み出し、読み出した測定血糖値を順次LCD表
示器2へ送出していく。この場合の表示手順はステップ
8にて説明した手順と同じである。
【0067】さらに、RAM70から読み出したすべて
の測定血糖値データの送出が終了する前に、上述したデ
ータ消去動作(ステップ50ないしステップ52)を行
うこともできる。即ち、ステップ33の次工程における
ステップ50にて、装着されている電極が簡易血糖計1
から離脱されたか否かが判断され、上記離脱がなければ
ステップ53へ移行し上記離脱が有ればステップ51へ
移行する。
【0068】ステップ51では、上記離脱が有った後、
3秒以内に電極の再装着があるか否かが判断される。上
記再装着がない場合にはCPU50は電源をオフ状態と
する。このときRAM70に記憶されている測定血糖値
データの消去はなされない。一方、上記再装着があった
場合には、ステップ52へ移行しCPU50はRAM7
0に記憶しているすべての測定血糖値データを消去し、
その後電源をオフ状態とする。ステップ53では、RA
M70から読み出したすべての測定血糖値データの送出
が終了したか否かが判断され、終了していない場合には
ステップ33へ戻り、終了した場合には電源がオフ状態
となる。
【0069】次に、校正(検量線切替)機能は、簡易血
糖計1に予め記憶されている複数の検量線に関するデー
タの内から一つの検量線を特定するための機能であり、
所定の校正電極を簡易血糖計1のコネクタ3に装着する
ことで、校正電極が有する抵抗値によりCPU50は装
着された電極が校正電極であることを判断し、該校正電
極により指定される検量線を特定する。
【0070】図5を参照し校正機能の動作を説明する。
ステップ4にてコネクタ3に装着された電極が校正電極
と判断されたときには、ステップ40へ移行し、CPU
50は校正電極が有する抵抗値に基づき検量線番号をL
CD表示器2に表示する。次にステップ41では、校正
電極がコネクタ3から引き抜かれたか否かが判断され
る。これは校正電極を引き抜くことによる検出回路52
からCPU50への装着検出信号の供給の有無にてCP
U50は判断する。ステップ41にて校正電極がコネク
タ3から引き抜かれたと判断されたときには、CPU5
0は簡易血糖計1の電源をオフ状態とする。一方、ステ
ップ41にて校正電極の引き抜きがないと判断されたと
きには、CPU50は、ステップ42において、ステッ
プ1におけるコネクタ3への電極の装着時点から10秒
経過したか否かを判断する。10秒経過前であり校正電
極の引き抜きがなければ、ステップ40からステップ4
2の動作を繰り返す。そして校正電極の引き抜きがない
場合にはステップ42にて10秒経過した時点でCPU
50はRAM70に記憶されている過去10回分の測定
血糖値データを読み出し、読み出した測定血糖値を順次
LCD表示器2へ送出していく。この場合の表示手順は
ステップ8にて説明した手順と同じである。
【0071】さらに、RAM70から読み出したすべて
の測定血糖値データの送出が終了する前に、上述したデ
ータ消去動作(ステップ50ないしステップ53)を行
うこともできる。即ち、ステップ43の次工程における
ステップ50にて、装着されている電極が簡易血糖計1
から離脱されたか否かが判断され、上記離脱がなければ
ステップ53へ移行し上記離脱が有ればステップ51へ
移行する。
【0072】ステップ51では、上記離脱が有った後、
3秒以内に電極の再装着があるか否かが判断される。上
記再装着がない場合にはCPU50は電源をオフ状態と
する。このときRAM70に記憶されている測定血糖値
データの消去はなされない。一方、上記再装着があった
場合には、ステップ52へ移行しCPU50はRAM7
0に記憶しているすべての測定血糖値データを消去し、
その後電源をオフ状態とする。ステップ53では、RA
M70から読み出したすべての測定血糖値データの送出
が終了したか否かが判断され、終了していない場合には
ステップ43へ戻り、終了した場合には電源がオフ状態
となる。
【0073】このように検定電極若しくは校正電極をコ
ネクタ3に装着することでもRAM70の記憶データを
表示することができるので、測定用電極4をコネクタ3
に装着した場合には上述したように装着から1分後にR
AM70の記憶データの表示が始まるのに対し、10秒
という短い時間にてRAM70の記憶データの表示を始
めることができる。
【0074】尚、ステップ30及びステップ40が特許
請求範囲に記載の所定値表示工程に相当し、又、CPU
50にて上記所定値表示工程を実行する部分が図9に示
す所定値表示部50iである。又、ステップ31ないし
33及びステップ41ないし43が上述した第1計時工
程、判断工程、読出工程の各工程に相当する。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の本発
明のデータ管理方法によれば、第1所定時間の計時動作
中に他工程への移行の有無を判断し、上記他工程への移
行無しと判断したときには、上記第1所定時間が満了し
たときから記憶手段に記憶されている測定血糖値データ
の読み出しを開始するようにしたことから、操作ボタン
を具備しない簡易血糖計において記憶手段からの血糖値
データの読み出しを円滑に行うことができる。
【0076】又、請求項2記載のデータ管理方法によれ
ば、読出工程中において電極の着脱を判断し所定条件の
下で記憶手段に記憶している測定血糖値データを消去す
るようにしたことから、操作ボタンを具備しない簡易血
糖計において記憶手段からの血糖値データの消去を円滑
に行うことができる。
【0077】又、請求項3記載のデータ管理方法によれ
ば、読出工程中において電極への被測定液の付着の有無
を判断するようにしたことから、操作ボタンを具備しな
い簡易血糖計において表示工程中における血糖値測定動
作への移行又は表示工程の続行を円滑に行うことができ
る。
【0078】又、請求項4記載のデータ管理方法によれ
ば、測定した血糖値データを記憶手段へ書き込むように
したことより、操作ボタンを具備しない簡易血糖計にお
いて測定血糖値データの書き込みを円滑に行うことがで
きる。
【0079】又、請求項5記載のデータ管理方法によれ
ば、非血糖値測定機能が選択されたときには所定値の表
示を行うようにしたことから、操作ボタンを具備しない
簡易血糖計において非血糖値測定機能時における所定値
表示を円滑に行うことができる。
【0080】又、請求項7記載のデータ管理方法によれ
ば、今回測定した血糖値データの記憶手段への書き込み
を中止するようにしたことより、操作ボタンを具備しな
い簡易血糖計において測定血糖値データの管理を円滑に
行うことができる。
【0081】又、請求項8記載のデータ管理方法によれ
ば、血糖値測定工程が選択された場合に電極の離脱及び
再装着が判断されたときには被測定液種別用データを記
憶手段へ送出し被測定液の血糖値測定動作を行うように
したことより、記憶手段に記憶される血糖値データにつ
いて種類分けすることができ、操作ボタンを具備しない
簡易血糖計において測定血糖値データの管理を円滑に行
うことができる。
【0082】さらに、請求項9記載の簡易血糖計によれ
ば、第1所定時間の計時動作中における機能選択用信号
の供給の有無にて判断を行い、上記機能選択用信号の供
給無しと判断したときには、上記第1所定時間が満了し
たときから記憶手段に記憶されている測定血糖値データ
の読み出しを開始するようにしたことから、操作ボタン
を具備しない簡易血糖計において記憶手段からの血糖値
データの読み出しを円滑に行うことができる。
【0083】又、請求項10記載の簡易血糖計によれ
ば、記憶手段から読み出した測定血糖値データの送出中
において電極の着脱を判断し所定条件の下で記憶手段に
記憶している測定血糖値データを消去するようにしたこ
とから、操作ボタンを具備しない簡易血糖計において記
憶手段からの血糖値データの消去を円滑に行うことがで
きる。
【0084】又、請求項11記載の簡易血糖計によれ
ば、測定した血糖値データを記憶手段へ書き込むように
したことより、操作ボタンを具備しない簡易血糖計にお
いて測定血糖値データの書き込みを円滑に行うことがで
きる。
【0085】又、請求項12記載の簡易血糖計によれ
ば、記憶手段から読み出した測定血糖値データの送出中
において電極への被測定液の付着の有無を判断するよう
にしたことから、操作ボタンを具備しない簡易血糖計に
おいて記憶手段から読み出した測定血糖値データの送出
中における血糖値測定動作への移行又は読み出した測定
血糖値データの送出の続行を円滑に行うことができる。
【0086】又、請求項13記載の簡易血糖計によれ
ば、今回測定した血糖値データの記憶手段への書き込み
を中止するようにしたことより、操作ボタンを具備しな
い簡易血糖計において測定血糖値データの管理を円滑に
行うことができる。
【0087】又、請求項14記載の簡易血糖計によれ
ば、非血糖値測定機能が選択されたときには所定値の表
示を行うようにしたことから、操作ボタンを具備しない
簡易血糖計において非血糖値測定機能時における所定値
表示を円滑に行うことができる。
【0088】又、請求項15記載の簡易血糖計によれ
ば、血糖値測定用電極が装着された場合に血糖計測定用
電極の離脱及び再装着が判断されたときには被測定液種
別用データを記憶手段へ送出するようにしたことより、
その後の被測定液の血糖値測定動作にて記憶手段に記憶
される血糖値データについて種類分けを行うことがで
き、操作ボタンを具備しない簡易血糖計において測定血
糖値データの管理を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ管理方法の一実施例における
動作を示すフローチャートである。
【図2】 図1に示すフローチャートの続きを示すフロ
ーチャートである。
【図3】 図2に示すフローチャートの続きを示すフロ
ーチャートである。
【図4】 検定電極測定機能における動作の一実施例を
示すフローチャートである。
【図5】 校正機能における動作の一実施例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 RAMに記憶された血糖値データの表示方法
を説明するための図である。
【図7】 本発明のデータ管理方法が適用される簡易血
糖計の一例における外観形状を示す斜視図である。
【図8】 図7に示す簡易血糖計における構成の一実施
例を示すブロック図である。
【図9】 図8に示す、CPU内の構成を説明するため
のブロック図である。
【図10】 図7に示す電極の斜視図である。
【図11】 電極の他の実施例における分解斜視図であ
る。
【図12】 電極の実施例における分解斜視図である。
【図13】 図12の電極の組立状態における斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…簡易血糖計、2…LCD表示器、3…コネクタ、4
…測定用電極、45…電極、50…CPU、50a…準
備部、50b…第1計時部、50c…判断部、50d…
読出部、50e…血糖値測定部、50f…第2計時部、
50g…書込許否判断部、50h…書込部、50i…所
定値表示部、50j…データ消去部、50k…付着判断
部、70…RAM。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明のデー
タ管理方法は、操作ボタンを具備せず、簡易血糖計に対
して着脱可能な電極が上記簡易血糖計に装着され装着さ
れた電極の抵抗値に応じて実行する機能を選択する簡易
血糖計におけるデータ管理方法であって、上記簡易血糖
計に上記電極が装着されることで上記簡易血糖計を動作
開始状態とするとともに実行する上記機能を選択する準
備工程と、上記準備工程後、第1所定時間の計時動作を
行う第1計時工程と、上記第1計時工程において上記第
1所定時間の計時動作途中にて他工程への移行の有無を
判断する判断工程と、上記判断工程にて上記計時動作途
中における他工程への移行が判断されずに上記第1所定
時間が満了した場合、上記第1所定時間の満了時点から
記憶手段に記憶した測定血糖値データを読み出し読み出
した測定血糖値データを送出する読出工程と、を備えた
ことを特徴とする。尚、上記他工程とは、血糖値を測定
すべき被測定液が装着された電極に付着されたときには
血糖値が測定され、測定された血糖値が上記記憶手段に
記憶するべきものであると判断したときには上記測定し
た血糖値が上記記憶手段へ記憶される工程をいう。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】さらに、上記準備工程において選択された
機能が血糖値測定機能である場合、上記第1計時工程に
おける上記計時動作中に上記電極に被測定液が付着され
ることで上記判断工程にて血糖値測定動作への移行が判
断されたときには、上記読出工程は行わずに上記付着し
た被測定液の血糖値測定動作を行う血糖値測定工程と、
上記血糖値測定工程後、上記血糖値測定工程にて測定さ
れた測定血糖値データを上記記憶手段へ書き込む書込工
程とを備えることもできる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】図5を参照し校正機能の動作を説明する。
ステップ4にてコネクタ3に装着された電極が校正電極
と判断されたときには、ステップ40へ移行し、CPU
50は校正電極が有する抵抗値に基づき検量線番号をL
CD表示器2に表示する。次にステップ41では、校正
電極がコネクタ3から引き抜かれたか否かが判断され
る。これは校正電極を引き抜くことによる検出回路52
からCPU50への装着検出信号の供給の有無にてCP
U50は判断する。ステップ41にて校正電極がコネク
タ3から引き抜かれたと判断されたときには、CPU5
0は簡易血糖計1の電源をオフ状態とする。一方、ステ
ップ41にて校正電極の引き抜きがないと判断されたと
きには、CPU50は、ステップ42において、ステッ
プ1におけるコネクタ3への電極の装着時点から10秒
経過したか否かを判断する。10秒経過前であり校正電
極の引き抜きがなければ、ステップ40からステップ4
2の動作を繰り返す。そして校正電極の引き抜きがない
場合にはステップ43にて10秒経過した時点でCPU
50はRAM70に記憶されている過去10回分の測定
血糖値データを読み出し、読み出した測定血糖値を順次
LCD表示器2へ送出していく。この場合の表示手順は
ステップ8にて説明した手順と同じである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】さらに、RAM70から読み出したすべて
の測定血糖値データの送出が終了する前に、上述したデ
ータ消去動作(ステップ50ないしステップ52)を行
うこともできる。即ち、ステップ43の次工程における
ステップ50にて、装着されている電極が簡易血糖計1
から離脱されたか否かが判断され、上記離脱がなければ
ステップ53へ移行し上記離脱が有ればステップ51へ
移行する。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作ボタンを具備せず、簡易血糖計に対
    して着脱可能な電極が上記簡易血糖計に装着され装着さ
    れた電極の抵抗値に応じて実行する機能を選択する簡易
    血糖計におけるデータ管理方法であって、 上記簡易血糖計に上記電極が装着されることで上記簡易
    血糖計を動作開始状態とするとともに実行する上記機能
    を選択する準備工程と、 上記準備工程後、第1所定時間の計時動作を行う第1計
    時工程と、 上記第1計時工程において上記第1所定時間の計時動作
    途中にて他工程への移行の有無を判断する判断工程と、 上記判断工程にて上記計時動作途中における他工程への
    移行が判断されずに上記第1所定時間が満了した場合、
    上記第1所定時間の満了時点から記憶手段に記憶した測
    定血糖値データを読み出し読み出した測定血糖値データ
    を送出する読出工程と、を備えたことを特徴とする簡易
    血糖計におけるデータ管理方法。
  2. 【請求項2】 上記読出工程には、上記記憶手段から上
    記測定血糖値データを読み出した後、読み出したすべて
    の上記測定血糖値データが送出される前に、上記簡易血
    糖計からの上記電極の離脱の有無及び上記電極を離脱し
    た場合における上記簡易血糖計への上記電極の再装着の
    有無を判断し、上記電極の上記離脱有り及び上記再装着
    有りと判断するときには上記記憶手段に記憶している上
    記測定血糖値データを消去するデータ消去工程を備え
    た、請求項1記載の簡易血糖計におけるデータ管理方
    法。
  3. 【請求項3】 上記読出工程には、上記記憶手段から上
    記測定血糖値データを読み出した後、読み出したすべて
    の上記測定血糖値データが送出される前に、上記電極へ
    の被測定液の付着の有無を判断し、被測定液の付着有り
    の場合には上記付着した被測定液の血糖値測定動作へ移
    行させ、一方、上記被測定液の付着無しの場合には上記
    測定血糖値データの送出を続行する付着判断工程を備え
    た、請求項1又は2記載の簡易血糖計におけるデータ管
    理方法。
  4. 【請求項4】 上記準備工程において選択された機能が
    血糖値測定機能である場合、 上記第1計時工程における上記計時動作中に上記電極に
    被測定液が付着されることで上記判断工程にて上記他工
    程への移行が判断されたときには、上記読出工程は行わ
    ずに上記付着した被測定液の血糖値測定動作を行う血糖
    値測定工程と、 上記血糖値測定工程後、上記血糖値測定工程にて測定さ
    れた測定血糖値データを上記記憶手段へ書き込む書込工
    程と、を備えた、請求項1記載の簡易血糖計におけるデ
    ータ管理方法。
  5. 【請求項5】 上記準備工程において選択された機能が
    被測定液による血糖値測定以外の非血糖値測定機能であ
    る場合、装着された電極に基づき所定値の表示を行う、
    上記準備工程の次に設けられる所定値表示工程を備え
    た、請求項1又は2記載の簡易血糖計におけるデータ管
    理方法。
  6. 【請求項6】 上記記憶手段に複数の血糖値測定データ
    が記憶されている場合、上記読出工程では、まず平均値
    を読み出し、次に各血糖値測定データを所定時間毎に順
    次読み出す、請求項1ないし3又は5のいずれかに記載
    の簡易血糖計におけるデータ管理方法。
  7. 【請求項7】 上記血糖値測定工程の終了時点から第2
    所定時間の計時動作を行う第2計時工程と、 上記第2計時工程において上記第2所定時間の満了以前
    に上記簡易血糖計からの上記電極の離脱の有無及び上記
    電極を離脱した場合における上記簡易血糖計への上記電
    極の再装着の有無を判断し、上記電極の上記離脱有り及
    び上記再装着無しと判断するときには上記書込工程へ移
    行し、上記電極の上記離脱有り及び上記再装着有りと判
    断するときには、今回の血糖値測定に係る上記測定血糖
    値データの上記記憶手段への書き込みを中止する書込許
    否判断工程と、を上記血糖値測定工程と上記書込工程と
    の間に備えた、請求項4又は6記載の簡易血糖計におけ
    るデータ管理方法。
  8. 【請求項8】 上記準備工程において選択された機能が
    血糖値測定機能である場合、 上記判断工程には、上記簡易血糖計に装着された上記電
    極の離脱の有無及び上記電極を離脱した場合における上
    記簡易血糖計への上記電極の再装着の有無を判断し、上
    記電極の上記離脱有り及び上記再装着有りと判断すると
    きには被測定液種別用データを上記記憶手段へ送出し、
    上記被測定液種別用データ送出後上記電極に付着した被
    測定液についての上記血糖値測定工程へ移行させる被測
    定液種別用データ送出工程を備えた、請求項4又は7記
    載の簡易血糖計におけるデータ管理方法。
  9. 【請求項9】 簡易血糖計に対して着脱可能な電極が上
    記簡易血糖計に装着されたか否かを検出し装着検出信号
    を送出する電極検出手段と、上記電極検出手段の出力側
    に接続され、装着された上記電極の抵抗値に基づき機能
    選択用信号を送出する信号送出手段とを備え、上記機能
    選択用信号に基づき実行する機能を選択する、操作ボタ
    ンを具備しない簡易血糖計であって、 血糖値測定機能の実行により得られた測定血糖値データ
    を記憶する記憶手段と、 上記電極検出手段の出力側及び上記信号送出手段の出力
    側に接続され、上記電極の装着が検出されたときには上
    記簡易血糖計を動作開始状態とするとともに上記機能選
    択用信号に基づき実行する上記機能を選択する準備手段
    と、 上記準備手段の出力側に接続され、上記機能選択終了時
    点から第1所定時間の計時動作を行う第1計時手段と、 上記第1計時手段の出力側、上記電極検出手段の出力側
    及び上記信号送出手段の出力側に接続され、上記第1所
    定時間の計時動作途中にて上記装着検出信号及び上記機
    能選択用信号の供給の有無を判断する判断手段と、 上記判断手段の出力側及び上記記憶手段の出力側に接続
    され、上記判断手段にて上記機能選択用信号の供給が判
    断されずに上記第1所定時間が満了した場合、上記第1
    所定時間の満了時点から上記記憶手段に記憶されている
    上記測定血糖値データを読み出し読み出した測定血糖値
    データを送出する読出手段と、を備えたことを特徴とす
    る簡易血糖計。
  10. 【請求項10】 入力側には上記電極検出手段及び上記
    読出手段が接続され出力側には上記記憶手段が接続さ
    れ、上記記憶手段から読み出したすべての上記測定血糖
    値データが上記読出手段から送出される前に、上記電極
    検出手段が送出する上記装着検出信号に基づき上記簡易
    血糖計からの上記電極の離脱の有無及び上記電極を離脱
    した場合における上記簡易血糖計への上記電極の再装着
    の有無を判断し、上記電極の上記離脱有り及び上記再装
    着有りと判断するときには上記記憶手段に記憶している
    上記測定血糖値データを消去するデータ消去手段を備え
    た、請求項9記載の簡易血糖計。
  11. 【請求項11】 上記判断手段の出力側に接続され、上
    記簡易血糖計に装着された血糖値測定用電極に付着した
    被測定液の血糖値測定動作を行う血糖値測定手段と、 入力側には上記血糖値測定手段及び上記判断手段が接続
    され出力側には上記記憶手段が接続され、上記血糖値測
    定手段が送出する測定血糖値データ及び上記判断手段が
    送出する被測定液種別用データを上記記憶手段へ書き込
    む書込手段と、を備えた請求項9記載の簡易血糖計。
  12. 【請求項12】 入力側には上記読出手段及び上記信号
    送出手段が接続され出力側には上記血糖値測定手段及び
    上記読出手段が接続され、上記記憶手段から読み出した
    すべての上記測定血糖値データが上記読出手段から送出
    される前に、上記機能選択用信号の供給の有無を判断
    し、上記機能選択用信号の供給有りと判断する場合には
    上記電極に付着した被測定液の血糖値測定動作へ移行さ
    せ、一方、上記機能選択用信号の供給無しと判断する場
    合には上記読出手段へ上記測定血糖値データの送出を続
    行させる付着判断手段を備えた、請求項9又は10記載
    の簡易血糖計。
  13. 【請求項13】 上記血糖値測定手段の出力側に接続さ
    れ、上記血糖値測定動作終了時点から第2所定時間の計
    時動作を行う第2計時手段と、 入力側には上記第2計時手段及び上記電極検出手段が接
    続され出力側には上記書込手段が接続され、上記第2所
    定時間の満了以前に上記電極検出手段から供給される上
    記装着検出信号に基づき上記血糖値測定用電極の上記簡
    易血糖計からの離脱の有無及び上記血糖値測定用電極を
    離脱した場合における上記簡易血糖計への上記血糖値測
    定用電極の再装着の有無を判断し、上記血糖値測定用電
    極の上記離脱有り及び上記再装着無しと判断するときに
    は上記血糖値測定動作にて測定された血糖値のデータを
    上記書込手段へ送出し、上記電極の上記離脱有り及び上
    記再装着有りと判断するときには、今回の血糖値測定に
    係る上記測定血糖値データの書き込みを中止する書込許
    否判断手段と、を備えた請求項11記載の簡易血糖計。
  14. 【請求項14】 情報を可視的に表示する表示手段と、 入力側には上記準備手段が接続され出力側には上記表示
    手段が接続され、簡易血糖計に血糖値測定用電極以外の
    非血糖値測定用電極が装着され上記準備手段にて非血糖
    値測定機能が選択された場合、装着された上記非血糖値
    測定用電極に基づき所定値の表示を上記表示手段に行わ
    せる、所定値表示手段とを備えた請求項9,10,12
    のいずれかに記載の簡易血糖計。
  15. 【請求項15】 上記簡易血糖計に上記血糖値測定用電
    極が装着された場合、 上記判断手段は、上記装着検出信号に基づき上記簡易血
    糖計に装着された上記血糖値測定用電極の離脱の有無及
    び上記電極を離脱した場合における上記簡易血糖計への
    上記電極の再装着の有無を判断し、上記血糖値測定用電
    極の上記離脱有り及び上記再装着有りと判断するときに
    は上記血糖値測定手段の作動前に上記書込手段へ上記被
    測定液種別用データを送出する、請求項11又は13記
    載の簡易血糖計。
JP5274228A 1993-11-02 1993-11-02 簡易血糖計におけるデータ管理方法及び該データ管理方法を使用する簡易血糖計 Pending JPH07128338A (ja)

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