JPH07128608A - 光束走査装置 - Google Patents
光束走査装置Info
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- JPH07128608A JPH07128608A JP27338993A JP27338993A JPH07128608A JP H07128608 A JPH07128608 A JP H07128608A JP 27338993 A JP27338993 A JP 27338993A JP 27338993 A JP27338993 A JP 27338993A JP H07128608 A JPH07128608 A JP H07128608A
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- permanent magnet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 解像力、応答度が高く、電力消費の少ない光
束走査装置の提供。 【構成】 矢印11の方向に磁化された稀土類ボンド磁
石10の平面部13に反射面を形成し、復元板ばね2
5、25aにより磁石10を中性位置に復元する復元偶
力を与える。コイル溝23、23a内のコイルに駆動電
流源30より通電すると、その電流に応じた角度に磁石
10を回転でき、平面部13に反射する光束の方向を走
査できる。磁力が強力で、磁石10に一体に反射面が形
成されるため、解像力、応答度が高く、電力消費の少な
い。
束走査装置の提供。 【構成】 矢印11の方向に磁化された稀土類ボンド磁
石10の平面部13に反射面を形成し、復元板ばね2
5、25aにより磁石10を中性位置に復元する復元偶
力を与える。コイル溝23、23a内のコイルに駆動電
流源30より通電すると、その電流に応じた角度に磁石
10を回転でき、平面部13に反射する光束の方向を走
査できる。磁力が強力で、磁石10に一体に反射面が形
成されるため、解像力、応答度が高く、電力消費の少な
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光線の反射または屈折
(回折)方向を入力信号に応じて制御する光束走査装置
(スキャナー)に関し、特に電磁気力を利用して反射鏡
の方向を入力信号に応じて制御する電磁式の光束走査装
置に関する。
(回折)方向を入力信号に応じて制御する光束走査装置
(スキャナー)に関し、特に電磁気力を利用して反射鏡
の方向を入力信号に応じて制御する電磁式の光束走査装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁式の光束走査装置としては、
可動コイル形電流計のように、固定永久磁石の各磁極ギ
ャップ間に形成される磁路中に、磁束に対して垂直な軸
の周り回転可能に支持された可動コイルを配し、この可
動コイルにばね等により復元偶力を与えるとともに反射
鏡を固定して、可動コイルを通電することにより反射鏡
を駆動してその角度を変更するものがある。あるいは、
可動磁石形電流計のように、可動コイルの代わりに回転
可能な可動永久磁石を配し、可動永久磁石を挟む磁路中
に、回転軸に平行な固定した電流路を設けて、電流路に
通電することにより、可動永久磁石に固定された反射鏡
を駆動するものがある。
可動コイル形電流計のように、固定永久磁石の各磁極ギ
ャップ間に形成される磁路中に、磁束に対して垂直な軸
の周り回転可能に支持された可動コイルを配し、この可
動コイルにばね等により復元偶力を与えるとともに反射
鏡を固定して、可動コイルを通電することにより反射鏡
を駆動してその角度を変更するものがある。あるいは、
可動磁石形電流計のように、可動コイルの代わりに回転
可能な可動永久磁石を配し、可動永久磁石を挟む磁路中
に、回転軸に平行な固定した電流路を設けて、電流路に
通電することにより、可動永久磁石に固定された反射鏡
を駆動するものがある。
【0003】一方、反射鏡の回転角を目的の角度に制御
するためには、回転角センサに検出された値と角度指令
値との差信号を電流路の駆動電流にフィードバックする
ことによって、精密な光束走査が行われる。ここで、回
転角センサとしては、重量が比較的軽い電器容量型セン
サが用いられる。
するためには、回転角センサに検出された値と角度指令
値との差信号を電流路の駆動電流にフィードバックする
ことによって、精密な光束走査が行われる。ここで、回
転角センサとしては、重量が比較的軽い電器容量型セン
サが用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような光束走査装
置に対して要求される能力は、高い解像力および高い応
答度であって、目標の角度に対する反射鏡の揺れなどが
極力小さなことが必要であるが、これらの能力を向上さ
せるためには、強力な磁気回路を形成し、また、これに
相応する電磁気力を発生させるためには、電流値の増大
を図る必要がある。しかし、磁路中に配されるコイルの
電流を大きくするためにはコイル断面積を大きくして抵
抗を小さくする必要があるが、例えば、上記の可動コイ
ル形の光束走査装置においては、コイル断面積を大きく
することはコイル質量の増大を招くため、可動コイルの
慣性能率が増加してしまう。その結果、限られた消費電
力の下では、コイルの慣性能率の低減とオーム損失の低
減とが相反することになり、高い解像力および高い応答
度を図ることができない。
置に対して要求される能力は、高い解像力および高い応
答度であって、目標の角度に対する反射鏡の揺れなどが
極力小さなことが必要であるが、これらの能力を向上さ
せるためには、強力な磁気回路を形成し、また、これに
相応する電磁気力を発生させるためには、電流値の増大
を図る必要がある。しかし、磁路中に配されるコイルの
電流を大きくするためにはコイル断面積を大きくして抵
抗を小さくする必要があるが、例えば、上記の可動コイ
ル形の光束走査装置においては、コイル断面積を大きく
することはコイル質量の増大を招くため、可動コイルの
慣性能率が増加してしまう。その結果、限られた消費電
力の下では、コイルの慣性能率の低減とオーム損失の低
減とが相反することになり、高い解像力および高い応答
度を図ることができない。
【0005】一方、反射鏡の回転角を回転角センサによ
り制御するものでは、電器容量型の回転角センサは、慣
性能率の小さな軽量のものでは十分な精度が得られず、
ある程度の精度を得るためには、慣性能率が大きくなる
ものを使用する必要があり、上記の高い解像力および高
い応答度と相反することになるという問題がある。
り制御するものでは、電器容量型の回転角センサは、慣
性能率の小さな軽量のものでは十分な精度が得られず、
ある程度の精度を得るためには、慣性能率が大きくなる
ものを使用する必要があり、上記の高い解像力および高
い応答度と相反することになるという問題がある。
【0006】この発明の第1の目的は、消費電力の大き
な増加を招くこと無く高い解像力および高い応答度が得
られる光束走査装置を提供することであり、第2の目的
は、光束走査装置において、慣性能率が高くなることな
く回転角を精度よく検出することができる回転角センサ
を提供することである。
な増加を招くこと無く高い解像力および高い応答度が得
られる光束走査装置を提供することであり、第2の目的
は、光束走査装置において、慣性能率が高くなることな
く回転角を精度よく検出することができる回転角センサ
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1で
は、磁路形成部材の内側に第1軸の回りに回転するよう
に支持され前記第1軸に直交する第2軸方向に着磁され
た永久磁石を有し、前記第1軸および前記第2軸を含む
平面に平行な平行面を前記永久磁石の表面に設けて、前
記平行面に光束の反射面を形成するとともに、前記永久
磁石を前記第1軸の回りの一方向に復帰させる復元偶力
を与える復元偶力手段と、前記永久磁石に対して前記復
元偶力に抗する電磁力を発生させるための電流通電手段
とを具備することを技術的手段とする。請求項2では、
前記永久磁石の表面に前記平行面と平行な第2の平行面
を設け、この第2の平行面に第2の反射面を形成し、こ
の第2の反射面の反射光により前記永久磁石の回転角を
検出する回転角検出手段を具備することを技術的手段と
する。請求項1および2における光束の各反射面は、平
行面を含む永久磁石の表面の全体に、精密モールドある
いは樹脂被膜を形成した後に鏡面研磨した薄膜に、さら
に、アルミニウム被膜を施すことによって形成すること
ができる。
は、磁路形成部材の内側に第1軸の回りに回転するよう
に支持され前記第1軸に直交する第2軸方向に着磁され
た永久磁石を有し、前記第1軸および前記第2軸を含む
平面に平行な平行面を前記永久磁石の表面に設けて、前
記平行面に光束の反射面を形成するとともに、前記永久
磁石を前記第1軸の回りの一方向に復帰させる復元偶力
を与える復元偶力手段と、前記永久磁石に対して前記復
元偶力に抗する電磁力を発生させるための電流通電手段
とを具備することを技術的手段とする。請求項2では、
前記永久磁石の表面に前記平行面と平行な第2の平行面
を設け、この第2の平行面に第2の反射面を形成し、こ
の第2の反射面の反射光により前記永久磁石の回転角を
検出する回転角検出手段を具備することを技術的手段と
する。請求項1および2における光束の各反射面は、平
行面を含む永久磁石の表面の全体に、精密モールドある
いは樹脂被膜を形成した後に鏡面研磨した薄膜に、さら
に、アルミニウム被膜を施すことによって形成すること
ができる。
【0008】請求項3では、前記回転角検出手段が、前
記第2軸方向に分散した受光回折格子と、原回折格子の
像を前記第2の反射面で反射させて前記受光回折格子上
に結像させてモアレ縞を生じる光学系と、前記モアレ縞
を検出する光検出器とを具備することを技術的手段とす
る。原回折格子としては、第1の原回折格子と、この第
1の原回折格子と同一ピッチで位相が90度ずれた第2
の原回折格子を回転方向に垂直に並べて設けておき、各
原回折格子の結像位置にそれぞれ2つの光検出器を設け
て、各光検出器のモアレ縞数を求めて回転角とする。請
求項4では、前記永久磁石が、例えば、NdFeBボン
ド磁石等の稀土類ボンド磁石であることを技術的手段と
する。
記第2軸方向に分散した受光回折格子と、原回折格子の
像を前記第2の反射面で反射させて前記受光回折格子上
に結像させてモアレ縞を生じる光学系と、前記モアレ縞
を検出する光検出器とを具備することを技術的手段とす
る。原回折格子としては、第1の原回折格子と、この第
1の原回折格子と同一ピッチで位相が90度ずれた第2
の原回折格子を回転方向に垂直に並べて設けておき、各
原回折格子の結像位置にそれぞれ2つの光検出器を設け
て、各光検出器のモアレ縞数を求めて回転角とする。請
求項4では、前記永久磁石が、例えば、NdFeBボン
ド磁石等の稀土類ボンド磁石であることを技術的手段と
する。
【0009】
【作用】本発明では、請求項1では、永久磁石の表面自
体に光束の反射面が形成されており、電流通電手段によ
り通電が行われていない場合には、永久磁石は、復元偶
力手段によって、第1軸回りの一方向に復帰した位置に
あり、電流が通電されると、その電流に応じた回転角だ
け一方向からずれた角度に回転する。請求項2では、反
射面と第2の反射面とが平行であるため、永久磁石が回
転したときの回転角は、回転角検出手段によって第2の
反射面に反射する光の反射方向から検出するできる。
体に光束の反射面が形成されており、電流通電手段によ
り通電が行われていない場合には、永久磁石は、復元偶
力手段によって、第1軸回りの一方向に復帰した位置に
あり、電流が通電されると、その電流に応じた回転角だ
け一方向からずれた角度に回転する。請求項2では、反
射面と第2の反射面とが平行であるため、永久磁石が回
転したときの回転角は、回転角検出手段によって第2の
反射面に反射する光の反射方向から検出するできる。
【0010】請求項3では、永久磁石が回転したときに
第2の反射面での反射光は第2軸方向にずれ、回折格子
はそのずれの方向に分散しているため、第2の反射面で
の反射光が回折格子上に結像されたときに生じるモアレ
縞を光検出器によって検出することによって、永久磁石
の回転角を検出できる。請求項4では、稀土類ボンド磁
石であるNdFeBボンド磁石を用いることにより、間
隙磁束密度を大きくすることができ、また、精密成形が
容易となる。
第2の反射面での反射光は第2軸方向にずれ、回折格子
はそのずれの方向に分散しているため、第2の反射面で
の反射光が回折格子上に結像されたときに生じるモアレ
縞を光検出器によって検出することによって、永久磁石
の回転角を検出できる。請求項4では、稀土類ボンド磁
石であるNdFeBボンド磁石を用いることにより、間
隙磁束密度を大きくすることができ、また、精密成形が
容易となる。
【0011】
【発明の効果】本発明では、請求項1では、永久磁石に
は第1軸に直交する第2軸方向に磁化されているため、
その磁束は磁路形成部材の磁路を通り、磁路形成部材内
に閉じ込められる。また、永久磁石は、復元偶力手段に
よって復元偶力が与えられる。従って、永久磁石は、通
電された場合において、その電流値に応じた回転角に回
転して安定し、振動しない。従って、消費電力の大きな
増加を招くこと無く高い解像力および高い応答度が得ら
れる。請求項2では、永久磁石自体の表面に形成された
第2の反射面による反射光によって永久磁石の回転角を
検出するため、回転角の検出のための部材によって慣性
能率が高くなることがない。
は第1軸に直交する第2軸方向に磁化されているため、
その磁束は磁路形成部材の磁路を通り、磁路形成部材内
に閉じ込められる。また、永久磁石は、復元偶力手段に
よって復元偶力が与えられる。従って、永久磁石は、通
電された場合において、その電流値に応じた回転角に回
転して安定し、振動しない。従って、消費電力の大きな
増加を招くこと無く高い解像力および高い応答度が得ら
れる。請求項2では、永久磁石自体の表面に形成された
第2の反射面による反射光によって永久磁石の回転角を
検出するため、回転角の検出のための部材によって慣性
能率が高くなることがない。
【0012】請求項3では、回折格子によるモアレ縞を
光検出器によって検出することによって回転角を検出で
きるため、回転角を精度よく検出することができる。請
求項4では、慣性能率を高くすることなく、間隙磁束密
度を大きくすることができるため、強力な磁気回路を形
成できる。従って、解像力および応答度を高くすること
が容易である。
光検出器によって検出することによって回転角を検出で
きるため、回転角を精度よく検出することができる。請
求項4では、慣性能率を高くすることなく、間隙磁束密
度を大きくすることができるため、強力な磁気回路を形
成できる。従って、解像力および応答度を高くすること
が容易である。
【0013】
【実施例】次に本発明を図に示す実施例に基づいて説明
する。図1に示す光束走査装置1において、10は円柱
の軸に平行な2つの平面で切断された形状を呈する慣性
楕円体としての稀土類ボンド磁石であって、第1軸とな
る円柱の軸上の上下には回転軸20が備えられている。
稀土類ボンド磁石10は、その磁化方向が矢印11に示
すとおり、円柱における一方の外周である側面12から
反対側の外周である側面12aに向かうように第1軸に
直交する第2軸を含む方向に磁化されており、稀土類ボ
ンド磁石10の表裏に形成された平面部13、13a
は、上記の第1軸および第2軸を含む平面に平行な平面
として形成されている。
する。図1に示す光束走査装置1において、10は円柱
の軸に平行な2つの平面で切断された形状を呈する慣性
楕円体としての稀土類ボンド磁石であって、第1軸とな
る円柱の軸上の上下には回転軸20が備えられている。
稀土類ボンド磁石10は、その磁化方向が矢印11に示
すとおり、円柱における一方の外周である側面12から
反対側の外周である側面12aに向かうように第1軸に
直交する第2軸を含む方向に磁化されており、稀土類ボ
ンド磁石10の表裏に形成された平面部13、13a
は、上記の第1軸および第2軸を含む平面に平行な平面
として形成されている。
【0014】稀土類ボンド磁石10の表面には、その防
湿を兼ねた肉薄の樹脂被覆が施されている。この樹脂被
覆は、稀土類ボンド磁石10の平面部13、13aを光
学鏡面とするためのものであり、例えば、精密モールド
型を用いたり、あるいは、樹脂被覆後に平面部13、1
3aのみを鏡面研磨することによって、光学鏡面を得
る。光学鏡面が設けられた平面部13、13aには、さ
らに、アルミニウム皮膜および保護皮膜を設けて、光束
を反射させるための反射面を稀土類ボンド磁石10と一
体に形成する。なお、この実施例では、平面部13aに
ついては、必ずしも反射面として仕上げる必要はない。
湿を兼ねた肉薄の樹脂被覆が施されている。この樹脂被
覆は、稀土類ボンド磁石10の平面部13、13aを光
学鏡面とするためのものであり、例えば、精密モールド
型を用いたり、あるいは、樹脂被覆後に平面部13、1
3aのみを鏡面研磨することによって、光学鏡面を得
る。光学鏡面が設けられた平面部13、13aには、さ
らに、アルミニウム皮膜および保護皮膜を設けて、光束
を反射させるための反射面を稀土類ボンド磁石10と一
体に形成する。なお、この実施例では、平面部13aに
ついては、必ずしも反射面として仕上げる必要はない。
【0015】稀土類ボンド磁石10の外側には、稀土類
ボンド磁石10による磁束に対する磁路を形成する枠体
21が設けられている。稀土類ボンド磁石10の側面1
2、12aのすぐ外側には、枠体21の近接部22、2
2aが設けられ、側面12、12aと近接部22、22
aとの間には、磁気間隙14、14aが形成されてい
る。また、各近接部22、22aの中央には、各近接部
22、22aをそれぞれ二分するようにコイル溝23、
23aが形成されており、各コイル溝23、23a内に
は、稀土類ボンド磁石10に対して作用する電磁気力を
発生するためのコイル31が配される(図2参照)。な
お枠体21は、上部枠体21aと下部枠体21bとから
なる。
ボンド磁石10による磁束に対する磁路を形成する枠体
21が設けられている。稀土類ボンド磁石10の側面1
2、12aのすぐ外側には、枠体21の近接部22、2
2aが設けられ、側面12、12aと近接部22、22
aとの間には、磁気間隙14、14aが形成されてい
る。また、各近接部22、22aの中央には、各近接部
22、22aをそれぞれ二分するようにコイル溝23、
23aが形成されており、各コイル溝23、23a内に
は、稀土類ボンド磁石10に対して作用する電磁気力を
発生するためのコイル31が配される(図2参照)。な
お枠体21は、上部枠体21aと下部枠体21bとから
なる。
【0016】稀土類ボンド磁石10に備えられた回転軸
20の上下先端は、円錐面に研磨され、また、上部枠体
21a、下部枠体21bの回転軸20の各先端に対応す
る部分には、それぞれ上部ピボット受け24、下部ピボ
ット受け24aが固定され、回転軸20は、各ピボット
受け24、24a間で小さな摩擦で安定に支えられてい
る。上部枠体21aとの回転軸20との間には、稀土類
ボンド磁石10を中性位置に安定させるための復元板ば
ね25、25aが設けられている。以上の支持機構によ
って、稀土類ボンド磁石10は、枠体21内において、
中性位置の周りに回転振動可能に支持されることにな
る。
20の上下先端は、円錐面に研磨され、また、上部枠体
21a、下部枠体21bの回転軸20の各先端に対応す
る部分には、それぞれ上部ピボット受け24、下部ピボ
ット受け24aが固定され、回転軸20は、各ピボット
受け24、24a間で小さな摩擦で安定に支えられてい
る。上部枠体21aとの回転軸20との間には、稀土類
ボンド磁石10を中性位置に安定させるための復元板ば
ね25、25aが設けられている。以上の支持機構によ
って、稀土類ボンド磁石10は、枠体21内において、
中性位置の周りに回転振動可能に支持されることにな
る。
【0017】30は、各コイル溝23、23a内に配さ
れるコイル31に対して、互いに逆方向の電流を通電す
るための駆動電流源である。これら各コイル溝23、2
3a内のコイル31が通電されると、その電磁力によっ
て、稀土類ボンド磁石10にはトルクが与えられ、この
トルクが復元板ばね25、25aの与える復元力と釣り
合う角度に稀土類ボンド磁石10を回転させる。
れるコイル31に対して、互いに逆方向の電流を通電す
るための駆動電流源である。これら各コイル溝23、2
3a内のコイル31が通電されると、その電磁力によっ
て、稀土類ボンド磁石10にはトルクが与えられ、この
トルクが復元板ばね25、25aの与える復元力と釣り
合う角度に稀土類ボンド磁石10を回転させる。
【0018】以上の構成において、第1軸および第2軸
と直交する方向を第3軸としたとき、第1軸および第3
軸を含む平面を稀土類ボンド磁石10の平面部13に対
する入射光路90を設けた入射平面とすると、平面部1
3に照射された光束は、稀土類ボンド磁石10が中性位
置にある場合には、入射平面と同一の平面内に反射する
反射光91となるが、駆動電流源30によりコイル31
が通電される場合には、稀土類ボンド磁石10がその電
流値に応じて回転するため、その回転角度に応じた角度
θを入射平面に対してなす偏向反射光92となり、各コ
イル31の電流方向が反転した場合には、偏向方向が逆
になる偏向反射光93となる。以上のとおり、駆動電流
源30に応じた反射光が得られるため、駆動電流源30
の電流値を変化させることによって、光束の反射方向を
任意走査することができる。
と直交する方向を第3軸としたとき、第1軸および第3
軸を含む平面を稀土類ボンド磁石10の平面部13に対
する入射光路90を設けた入射平面とすると、平面部1
3に照射された光束は、稀土類ボンド磁石10が中性位
置にある場合には、入射平面と同一の平面内に反射する
反射光91となるが、駆動電流源30によりコイル31
が通電される場合には、稀土類ボンド磁石10がその電
流値に応じて回転するため、その回転角度に応じた角度
θを入射平面に対してなす偏向反射光92となり、各コ
イル31の電流方向が反転した場合には、偏向方向が逆
になる偏向反射光93となる。以上のとおり、駆動電流
源30に応じた反射光が得られるため、駆動電流源30
の電流値を変化させることによって、光束の反射方向を
任意走査することができる。
【0019】図2に、本発明の第2実施例の要部を示
す。図2において、光束走査装置1は、中性位置で入射
光路90を入射する光線を中性反射光路91に反射し、
また、回転角検出部50を備え、稀土類ボンド磁石10
の平面部13aは、反射面として形成されており、稀土
類ボンド磁石10の回転角のセンシングに用いられる。
51は、稀土類ボンド磁石10に近接して第3軸方向に
平行に置かれたレンズであり。レンズ51の第3軸方向
の焦点面には、cos成分原回折格子61およびsin
成分原回折格子62が置かれていて、その背後には、光
源52が配置されている。また、レンズ51の第3軸方
向の焦点面には、受光回折格子60が設けられており、
その背後には、受光回折格子60を通過する光を検出す
るために、cos成分光検出器71とsin成分光検出
器72とが2段に配置して設けられている。cos成分
原回折格子61、sin成分原回折格子62は、図3に
示すとおり、互いに位相が90度ずれたピッチが等しい
格子であり、受光回折格子60は、これらと等しいピッ
チの格子であり、これらcos成分原回折格子61およ
びsin成分原回折格子62の2段分の高さを有し、そ
の幅が、稀土類ボンド磁石10の回転角の方向に大きく
広がっている。なお、80は回転角制御装置であり、各
成分光検出器71、72の受光信号と回転角指令信号と
から駆動電流源30に対して回転角誤差信号を発する。
す。図2において、光束走査装置1は、中性位置で入射
光路90を入射する光線を中性反射光路91に反射し、
また、回転角検出部50を備え、稀土類ボンド磁石10
の平面部13aは、反射面として形成されており、稀土
類ボンド磁石10の回転角のセンシングに用いられる。
51は、稀土類ボンド磁石10に近接して第3軸方向に
平行に置かれたレンズであり。レンズ51の第3軸方向
の焦点面には、cos成分原回折格子61およびsin
成分原回折格子62が置かれていて、その背後には、光
源52が配置されている。また、レンズ51の第3軸方
向の焦点面には、受光回折格子60が設けられており、
その背後には、受光回折格子60を通過する光を検出す
るために、cos成分光検出器71とsin成分光検出
器72とが2段に配置して設けられている。cos成分
原回折格子61、sin成分原回折格子62は、図3に
示すとおり、互いに位相が90度ずれたピッチが等しい
格子であり、受光回折格子60は、これらと等しいピッ
チの格子であり、これらcos成分原回折格子61およ
びsin成分原回折格子62の2段分の高さを有し、そ
の幅が、稀土類ボンド磁石10の回転角の方向に大きく
広がっている。なお、80は回転角制御装置であり、各
成分光検出器71、72の受光信号と回転角指令信号と
から駆動電流源30に対して回転角誤差信号を発する。
【0020】光源52から照射され各成分原回折格子6
1、62を通過した光線は、レンズ51を通り、稀土類
ボンド磁石10に平面部13の裏側に平行に形成された
第2の反射面としての平面部13aで反射して、再びレ
ンズ51を通って、レンズ51の焦点面に置かれた受光
回折格子60の上に結像される。すなわち、稀土類ボン
ド磁石の中性位置では、各成分原回折格子61、62に
おいて矢印の先端で示される像点Oから出た光線は、行
き光路94を経て平面部13aで反射されて、中性帰り
光路95を経て、受光回折格子60上の中性像点Iに結
像する。稀土類ボンド磁石10が回転角θの場合では、
像点Oを出た光線は、行き光路94を経て平面部13a
で反射されて、偏向帰り光路を経て受光回折格子60上
の偏向像点Jに結像する。
1、62を通過した光線は、レンズ51を通り、稀土類
ボンド磁石10に平面部13の裏側に平行に形成された
第2の反射面としての平面部13aで反射して、再びレ
ンズ51を通って、レンズ51の焦点面に置かれた受光
回折格子60の上に結像される。すなわち、稀土類ボン
ド磁石の中性位置では、各成分原回折格子61、62に
おいて矢印の先端で示される像点Oから出た光線は、行
き光路94を経て平面部13aで反射されて、中性帰り
光路95を経て、受光回折格子60上の中性像点Iに結
像する。稀土類ボンド磁石10が回転角θの場合では、
像点Oを出た光線は、行き光路94を経て平面部13a
で反射されて、偏向帰り光路を経て受光回折格子60上
の偏向像点Jに結像する。
【0021】従って、駆動電流源30に応じて稀土類ボ
ンド磁石10が駆動されて、光線が平面部13を反射し
て走査される間に、cos成分原回折格子61の像は受
光回折格子60の下半分を走査し、sin成分原回折格
子62の像は受光回折格子60の上半分を走査する。図
3において、受光回折格子60の一点鎖線で囲まれた部
分は、特定の回転角に対するcos成分原回折格子6
1、sin成分原回折格子62の像である。図3におい
て、点線で囲んだcos成分原回折格子61とsin成
分原回折格子62との境界部分と、その部分が投影され
た受光回折格子60の点線で囲まれた部分を拡大図示し
て示す。
ンド磁石10が駆動されて、光線が平面部13を反射し
て走査される間に、cos成分原回折格子61の像は受
光回折格子60の下半分を走査し、sin成分原回折格
子62の像は受光回折格子60の上半分を走査する。図
3において、受光回折格子60の一点鎖線で囲まれた部
分は、特定の回転角に対するcos成分原回折格子6
1、sin成分原回折格子62の像である。図3におい
て、点線で囲んだcos成分原回折格子61とsin成
分原回折格子62との境界部分と、その部分が投影され
た受光回折格子60の点線で囲まれた部分を拡大図示し
て示す。
【0022】以上の構成において、各回折格子60、6
1、62の回折格子ピッチはいずれも等しく、それをp
とし、レンズ51の焦点距離をfとすれば、受光回折格
子60の下半分を通過する全光量の変化分は、p/2f
を周期とする回転角θの関数で、ほぼcos(4πθf
/p)に比例する。この光量変化分は、cos成分光検
出器71で検出され、回転角制御装置80のcos入力
端子に加えられる。また、受光回折格子60の上半分を
通過する全光量の変化分は、p/2fを周期とする回転
角θの関数で、ほぼsin(4πθp/f)に比例す
る。この光量変化分は、sin成分光検出器72で検出
され、回転角制御装置80のsin入力端子に加えられ
る。回転角制御装置80は、これらの入力から稀土類ボ
ンド磁石10の回転角を計算し、別途装置により与えら
れる回転角指令入力と比較して回転角誤差信号を求め、
駆動電流源30に指令入力として与える。このようにし
てフィードバック制御ループが閉じるとき、回転角は正
確に回転角指令入力に従って制御される。
1、62の回折格子ピッチはいずれも等しく、それをp
とし、レンズ51の焦点距離をfとすれば、受光回折格
子60の下半分を通過する全光量の変化分は、p/2f
を周期とする回転角θの関数で、ほぼcos(4πθf
/p)に比例する。この光量変化分は、cos成分光検
出器71で検出され、回転角制御装置80のcos入力
端子に加えられる。また、受光回折格子60の上半分を
通過する全光量の変化分は、p/2fを周期とする回転
角θの関数で、ほぼsin(4πθp/f)に比例す
る。この光量変化分は、sin成分光検出器72で検出
され、回転角制御装置80のsin入力端子に加えられ
る。回転角制御装置80は、これらの入力から稀土類ボ
ンド磁石10の回転角を計算し、別途装置により与えら
れる回転角指令入力と比較して回転角誤差信号を求め、
駆動電流源30に指令入力として与える。このようにし
てフィードバック制御ループが閉じるとき、回転角は正
確に回転角指令入力に従って制御される。
【図1】本発明の一実施例の概略を示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例の概略を示す構成図であ
る。
る。
【図3】図2の実施例の回折格子を示す部分拡大図であ
る。
る。
1 光束走査装置 10 稀土類ボンド磁石(永久磁石) 11 磁化方向(第2軸) 13 平面部(平行面) 13a 平面部(第2の平行面) 20 回転軸(第1軸) 21 枠体(磁路形成部材) 25 復元板ばね(復元偶力手段) 30 駆動電流源(電流通電手段) 50 回転角検出部(回転角検出手段) 52 レンズ(光学系) 60 受光回折格子 61 cos成分原回折格子(原回折格子) 62 sin成分原回折格子(原回折格子)
Claims (4)
- 【請求項1】 磁路形成部材の内側に第1軸の回りに回
転するように支持され前記第1軸に直交する第2軸方向
に着磁された永久磁石を有し、前記第1軸および前記第
2軸を含む平面に平行な平行面を前記永久磁石の表面に
設けて、前記平行面に光束の反射面を形成するととも
に、前記永久磁石を前記第1軸の回りの一方向に復帰さ
せる復元偶力を与える復元偶力手段と、前記永久磁石に
対して前記復元偶力に抗する電磁力を発生させるための
電流通電手段とを具備する光束走査装置。 - 【請求項2】 前記永久磁石の表面に前記平行面と平行
な第2の平行面を設け、この第2の平行面に第2の反射
面を形成し、この第2の反射面の反射光により前記永久
磁石の回転角を検出する回転角検出手段を具備すること
を特徴とする請求項1記載の光束走査装置。 - 【請求項3】 前記回転角検出手段が、前記第2軸方向
に分散した受光回折格子と、原回折格子の像を前記第2
の反射面で反射させて前記受光回折格子上に結像させて
モアレ縞を生じる光学系と、前記モアレ縞を検出する光
検出器とを具備することを特徴とする請求項2記載の光
束走査装置。 - 【請求項4】 前記永久磁石が稀土類ボンド磁石であ
ることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載
の光束走査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27338993A JPH07128608A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 光束走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27338993A JPH07128608A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 光束走査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07128608A true JPH07128608A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17527220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27338993A Pending JPH07128608A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 光束走査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07128608A (ja) |
-
1993
- 1993-11-01 JP JP27338993A patent/JPH07128608A/ja active Pending
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