JPH0712918Y2 - 漏液センサ - Google Patents

漏液センサ

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JPH0712918Y2
JPH0712918Y2 JP1776191U JP1776191U JPH0712918Y2 JP H0712918 Y2 JPH0712918 Y2 JP H0712918Y2 JP 1776191 U JP1776191 U JP 1776191U JP 1776191 U JP1776191 U JP 1776191U JP H0712918 Y2 JPH0712918 Y2 JP H0712918Y2
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hygroscopic
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leakage
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真一 脇田
健一朗 杉本
満洲雄 石坂
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、水、または水と油の
混合液、酸、アルカリ等の非絶縁性液体の漏洩を検知す
る漏液センサに関するものである。
【0002】コンピュータ室の場合、クーラ等からの漏
液によって、コンピュータ用の各種配線が水びたしとな
りコンピュータの誤動作の原因となる恐れがある。ま
た、各種非絶縁性液体の貯蔵タンク等の場合、漏液が発
生すると環境汚染の恐れがある。そのため漏液箇所を早
期に検出して漏れ止め等の対策を施す必要がある。
【0003】このような、非絶縁性液体の漏れを検出す
る漏液センサとしては、例えば、複数の導体間に漏洩し
たこれらの非絶縁性液体が侵入した場合、前記導体間の
電気抵抗値の低下により漏れを検出する所謂抵抗法によ
るものが多く用いられている。ところが、抵抗法による
漏液センサにおいては、高湿時における導体間の電気抵
抗値の低下と漏液による電気抵抗値の低下とを明瞭に識
別し得るものでなければならない。
【0004】従来、高湿時と漏液時を識別し得る漏液セ
ンサとして、図2に示すものが知られている。ほぼ平行
に配設されたステンレス線などの二本の導体21a,2
1bをポリエチレンテレフタレートテープなどの二枚の
非吸湿性プラスチックシート22a,22b間に熱融着
した漏液センサ20である。下側の非吸湿性プラスチッ
クシート22bはフラットであるが、上側の非吸湿性プ
ラスチックシート22aは、導体21a,21bが互い
に向き合って露出するように、長さ方向に沿って間欠的
に開口23,23が設けられている。この漏液センサ2
0は漏液が発生しそうな場所に布設される。そして、漏
液が開口23内の導体21a,21bに跨がって触れる
と、電流漏洩路が構成され、導体21a,21b間の電
気抵抗値が変化し、漏液が検知される。開口23,23
以外の導体21a,21bの殆どが非吸湿性プラスチッ
クシートで覆われており、湿度の影響を受ける導体部分
が短く、高湿時と漏液時とを明瞭に識別し得る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来の漏液セ
ンサは、高湿時の誤動作の恐れはないが、床面等に布設
する場合、漏液の量が少ないと、漏液が二枚の非吸湿性
プラスチックシート22a,22bを乗り越えて開口2
3,23に達しないため、漏液を検知できないという問
題点がある。また、開口23,23まで漏液が達した場
合でも、一定以上の液圧がないと、開口23,23内に
侵入しないため少量の漏液を検知できないという問題点
もある。
【0006】本考案は、上記のような問題点を解消し、
高湿時における誤動作の恐れがなく、しかも少量の漏液
を検知することができる漏液センサを提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の漏液センサは、非吸湿性のプラスチックシ
ート上に導電性塗料を塗布して、複数条の電極を形成
し、その上にモノフィラメント状の非吸湿性合成繊維糸
から成る網体を被せ、さらに吸液性の糸を少なくとも一
方向に含む布体を、その吸液性の糸が前記電極と交差
し、且つその端部は前記非吸湿性プラスチックシートお
よび非吸湿性の網体よりも外側に出るように被せて、一
体化したものである。
【0008】
【作用】電極上に被せられたモノフィラメント状の非吸
湿性合成繊維糸から成る網体は、プラスチックシートや
電極と上面の布体の間に微少空間を形成し、漏液の侵入
を許容するが、上面の吸液性糸を含む布体の高湿時の絶
縁抵抗の変化が電極に及ばないようにする。また、非吸
湿性プラスチックシートおよび非吸湿性の網体よりも外
側に出るように被せられた布体が僅かの漏液を電極間に
導く。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案の漏液センサの斜視図である。
【0010】図1において、漏液センサ1は、非吸湿性
のプラスチックシート2上に導電性塗料を塗布して、複
数条の電極3a,3b,3c,3dを形成し、その上に
モノフィラメント状の非吸湿性合成繊維糸から成る網体
4を被せ、さらに吸液性の糸5aを少なくとも一方向に
含む布体5を、その吸液性の糸5aが前記電極3a,3
b,3c,3dと交差し、且つその端部6は前記非吸湿
性プラスチックシート2および非吸湿性の網体4よりも
外側に出るように被せて、熱融着または非吸湿性の糸に
よる縫着などで一体化したものである。そして、電極3
a,3cの端に半田付けされた第1端子7及び電極3
b,3dの端に半田付けされた第2端子8により検出端
を形成したものである。なお、図示例の漏液センサ1は
短い面状体であるが、通常は矢印方向に延長された条体
となっており、使用箇所に応じた長さのものに成形され
る。また、電極は4条に限ることなく、複数条であれば
よい。
【0011】非吸湿性のプラスチックシート2は、例え
ばポリイミド樹脂やエポキシ樹脂の如く非吸湿性、絶縁
性のみならず、導電性塗料との密着性や、加熱硬化時の
熱やリード線を半田付けする際の熱に耐える耐熱性に優
れたフィルムが用いられ、電極3a,3b,3c,3d
を漏液センサ1の布設面から区画し支持する基体となっ
ている。
【0012】複数条の電極3a,3b,3c,3dを形
成する導電性塗料は、金属銅粉(A)85〜95重量%
と、レゾール型フェノール樹脂(B)15〜5重量%
と、(A)と(B)との合計100重量部に対して、飽
和脂肪酸若しくは不飽和脂肪酸又はそれらの金属塩0.
5〜8重量部と、金属キレート形成剤1〜50重量部と
から成り、前記レゾール型フェノール樹脂(B)は、そ
れが有する2─1置換体、2、4─2置換体、2、4、
6─3置換体、メチロール基、ジメチレンエーテル、フ
ェニル基の赤外分光法による赤外線透過率をl、m、
n、a、b、cとするとき、各透過率の間に、(イ)l
/n=0.8〜1.2、(ロ)m/n=0.8〜1.
2、(ハ)b/a=0.8〜1.2、(ニ)c/a=
1.2〜1.5、なる関係が成り立つレゾール型フェノ
ール樹脂である半田付可能な導電性塗料などが用いられ
る。この導電性塗料を非吸湿性のプラスチックシート2
の上に帯状に塗布した後、その塗膜を加熱硬化させて電
極3a,3b,3c,3dとするものであり、電極3
a,3b,3c,3dの端に端子引き出し用のリード線
を直接半田付をすることができる。図示のように、電極
3a,3cには第1端子7が半田付けされ、電極3b,
3dには第2端子8が半田付けされているため、電極3
a,3b間、電極3b,3c間、電極3c,3d間のい
ずれかで漏液を検知できる。
【0013】モノフィラメント状の非吸湿性合成繊維糸
から成る網体4は、例えばポリエチレンなどの非吸湿性
の材料から成るモノフィラメント糸の如く非吸湿性のみ
ならず絶縁性に優れたものが用いられる。そして、プラ
スチックシート2や電極3a,3b,3c,3dと上面
の布体5の間に微少空間を形成する。
【0014】布体5を構成する吸液性の糸5aは、レー
ヨンなどの吸湿性の材料からなる糸、またはテトロン、
ポリエチレン、ナイロンのように非吸湿性であってもこ
れをマルチフィラメント糸またはスパン糸として形成し
たものである。この吸液性の糸5aが少なくとも電極3
a,3b,3c,3dと直角に交差する横糸に使用さ
れ、端部6からの漏液を毛細管現象によって電極3a,
3b,3c,3d間に導くようになっている。また、縦
糸にもこの吸液性の糸5aを用いることもできるが、少
なくとも一方向であって電極3a,3b,3c,3dと
交差する方向に吸液性の糸5aを用いる必要がある。さ
らに、吸液性の糸5aは電極3a,3b,3c,3dと
斜めに交差するものであってもよい。
【0015】そして、布体5の端部6は、非吸湿性のプ
ラスチックシート2及びモノフィラメント状の非吸湿性
合成繊維糸から成る網体4より外側にはみ出して、漏液
センサ1の布設される床面に直に接するようになってい
る。図示例では縦横に吸液性の糸5aが用いられた布体
5であるため、電極3a,3b,3c,3dとほぼ直角
な部分のみならず、ほぼ平行な部分の端部の外側にもは
み出している。なお、布体5の端部6を折り返し、非吸
湿性のプラスチックシート2及びモノフィラメント状の
側面に接着する形状のはみ出し方でもよい。
【0016】つぎに、上述した漏液センサ1の作動を図
1により説明する。図1において、点aに徐々に液漏れ
があったとすると、漏液は布体5の端部6に達する。布
体5の吸液性の糸5aの毛細管現象により、漏液は布体
5にも広がる。やがて、布体5に広がった漏液は、モノ
フィラメント状の非吸湿性合成繊維糸から成る網体4が
形成する下面のプラスチックシート2や電極3a,3
b,3c,3dと上面の布体5の間に微少空間にも侵入
し、電極3a,3b間の電気抵抗値を変化させ、端子
7,8間に接続された図示されない測定器により漏液が
検知される。
【0017】また、漏液センサ1の構成部分である電極
3a,3b,3c,3dは薄く塗布されて形成されてい
るので、床面などに布設したとき、漏液センサ1の床面
からの高さがきわめて低くなり、漏液量が極めて少量の
場合でも、布体5の端部から電極3a,3b,3c,3
d間への漏液の侵入が容易となっている。また、電極3
a,3b,3c,3d上に被せられたモノフィラメント
状の非吸湿性合成繊維糸から成る網体4が、下面のプラ
スチックシート2や電極3a,3b,3c,3dと布体
5の間に微少空間を形成するので、漏液の侵入を許容す
るが、上面の吸液性糸5aを含む布体5の高湿時の絶縁
抵抗の変化が電極3a,3b,3c,3dに及ばないよ
うになっている。さらに、吸液性の糸5aを少なくとも
一方向に含む布体5が電極3a,3b,3c,3dと交
差し且つその端部6がプラスチックシート2および非吸
湿性の網体4よりも外側に出るように被せて一体化した
ので、僅かの漏液でもこの吸液性糸5aを含む布体5の
端部6に触れると吸液され電極3a,3b,3c,3d
間の電気抵抗値を変化させる。
【0018】
【考案の効果】本考案の漏液センサは、非吸湿性のプラ
スチックシート上に導電性塗料を塗布して、複数条の電
極を形成し、その上にモノフィラメント状の非吸湿性合
成繊維糸から成る網体を被せ、さらに吸湿性の糸を少な
くとも一方向に含む布体を、その吸湿性の糸が前記電極
と交差し、且つその端部は前記非吸湿性プラスチックシ
ートおよび非吸湿性の網体よりも外側に出るように被せ
て、一体化したものであり、電極上に被せられたモノフ
ィラメント状の非吸湿性合成繊維糸から成る網体が、下
面のプラスチックシートや電極と上面の布体の間に微少
空間を形成し、漏液の侵入を許容するが、上面の吸液性
糸を含む布体の高湿時の絶縁抵抗の変化が電極に及ばな
いようにし、また非吸湿性プラスチックシートおよび非
吸湿性の網体よりも外側に出るように被せられた布体が
僅かの漏液を電極間に導くので、高湿時における誤動作
の恐れがなく、しかも少量の漏液を検知することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の漏液センサの斜視図である。
【図2】図2は従来の漏液センサの斜視図である。
【符号の説明】
1 漏液センサ 2 プラスチックシート 3a,3b,3c,3d 電極 4 モノフィラメント状の非吸湿性合成繊維糸から成る
網体 5 布体 5a 吸液性の糸 6 端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非吸湿性のプラスチックシート上に導電
    性塗料を塗布して、複数条の電極を形成し、その上にモ
    ノフィラメント状の非吸湿性合成繊維糸から成る網体を
    被せ、さらに吸液性の糸を少なくとも一方向に含む布体
    を、その吸液性の糸が前記電極と交差し、且つその端部
    は前記非吸湿性プラスチックシートおよび非吸湿性の網
    体よりも外側に出るように被せて、一体化したことを特
    徴とする漏液センサ。
JP1776191U 1991-02-28 1991-02-28 漏液センサ Expired - Fee Related JPH0712918Y2 (ja)

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