JPH0712947B2 - ガラスレンズおよび金型の冷却方法 - Google Patents
ガラスレンズおよび金型の冷却方法Info
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- JPH0712947B2 JPH0712947B2 JP20239587A JP20239587A JPH0712947B2 JP H0712947 B2 JPH0712947 B2 JP H0712947B2 JP 20239587 A JP20239587 A JP 20239587A JP 20239587 A JP20239587 A JP 20239587A JP H0712947 B2 JPH0712947 B2 JP H0712947B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/12—Cooling, heating, or insulating the plunger, the mould, or the glass-pressing machine; cooling or heating of the glass in the mould
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- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ガラスレンズのプレス成形装置に適用される
ガラスレンズ及び金型の冷却方法に係るもので、特に、
成形温度に加熱された高温状態にあるガラスレンズ及び
金型の冷却に使用される不活性ガスの節約に関するもの
である。
ガラスレンズ及び金型の冷却方法に係るもので、特に、
成形温度に加熱された高温状態にあるガラスレンズ及び
金型の冷却に使用される不活性ガスの節約に関するもの
である。
(従来の技術) 近年、ガラスレンズの成形方法としては、煩雑な工程を
必要とする研磨仕上げによる加工手段から、予め計量さ
れたガラス塊を可塑化して精密プレスにより加工する方
法が注目されるようになって来ている。
必要とする研磨仕上げによる加工手段から、予め計量さ
れたガラス塊を可塑化して精密プレスにより加工する方
法が注目されるようになって来ている。
従来、この種のガラスレンズのプレス成形装置において
は、高周波誘導加熱手段等により加熱された原料ガラス
及び金型の酸化を防止するため、N2ガス等の不活性ガス
雰囲気で加熱成形し、成形後のガラスレンズ及び金型の
冷却工程(以下、金型冷却工程という)においても不活
性ガスを使用しているのが現状である。
は、高周波誘導加熱手段等により加熱された原料ガラス
及び金型の酸化を防止するため、N2ガス等の不活性ガス
雰囲気で加熱成形し、成形後のガラスレンズ及び金型の
冷却工程(以下、金型冷却工程という)においても不活
性ガスを使用しているのが現状である。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このような従来装置は、第7図に範囲Aで示
す金型を加熱してガラスレンズをプレス成形する間に
は、成形室内を不活性ガス雰囲気に保つのに必要な比較
的少量の不活性ガスを供給しているが、第7図に範囲B
で示すように、成形後の金型冷却工程では、ガラスレン
ズ及び金型が実質的に問題となる程度に酸化される心配
のない、所謂酸化開始温度T以下を含む全冷却工程に亘
って大量の不活性ガスを供給してガラスレンズ及び金型
を冷却しているため、極めて不経済であるといったがあ
った。
す金型を加熱してガラスレンズをプレス成形する間に
は、成形室内を不活性ガス雰囲気に保つのに必要な比較
的少量の不活性ガスを供給しているが、第7図に範囲B
で示すように、成形後の金型冷却工程では、ガラスレン
ズ及び金型が実質的に問題となる程度に酸化される心配
のない、所謂酸化開始温度T以下を含む全冷却工程に亘
って大量の不活性ガスを供給してガラスレンズ及び金型
を冷却しているため、極めて不経済であるといったがあ
った。
本発明は、上記の事情のもとになされたもので、その目
的とするところは、金型冷却工程に使用される不活性ガ
スを有効にかつ経済的に使用することができるようにし
たガラスレンズ及び金型の冷却方法を提供することにあ
る。
的とするところは、金型冷却工程に使用される不活性ガ
スを有効にかつ経済的に使用することができるようにし
たガラスレンズ及び金型の冷却方法を提供することにあ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記した問題点を解決するために、本発明は、不活性ガ
ス雰囲気中で酸化開始温度以上に加熱されて成形された
ガラスレンズ及び金型を冷却するに際し、前記ガラスレ
ンズ及び金型の酸化温度域においては、不活性ガスによ
り冷却する一方、前記ガラスレンズ及び金型の温度が酸
化開始温度以下に達したところで空気による冷却に切り
換えることを特徴としたものである。
ス雰囲気中で酸化開始温度以上に加熱されて成形された
ガラスレンズ及び金型を冷却するに際し、前記ガラスレ
ンズ及び金型の酸化温度域においては、不活性ガスによ
り冷却する一方、前記ガラスレンズ及び金型の温度が酸
化開始温度以下に達したところで空気による冷却に切り
換えることを特徴としたものである。
(作用) すなわち、本発明は、上記の構成とすることによって、
ガラスレンズ及び金型の酸化温度域においては不活性ガ
スにより冷却し、酸化開始温度以下においては空気によ
り冷却可能に切り換え制御し得るようにしてなることか
ら、ガラスレンズ及び金型を酸化させることなく冷却す
ることができるとともに、不活性ガスの使用量が従来よ
り約半分以下で済み、これによって、ガラスレンズ及び
金型等の冷却を経済的に行なうことが可能になる。
ガラスレンズ及び金型の酸化温度域においては不活性ガ
スにより冷却し、酸化開始温度以下においては空気によ
り冷却可能に切り換え制御し得るようにしてなることか
ら、ガラスレンズ及び金型を酸化させることなく冷却す
ることができるとともに、不活性ガスの使用量が従来よ
り約半分以下で済み、これによって、ガラスレンズ及び
金型等の冷却を経済的に行なうことが可能になる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
明する。
第1図は、本発明に係る金型の冷却方法が適用されたガ
ラスレンズのプレス装置100の全体構成を概略的に示す
ものである。
ラスレンズのプレス装置100の全体構成を概略的に示す
ものである。
すなわち、上記ガラスレンズのプレス装置100は、上下
両固定プレート1、2間に耐熱ガラス管3を略密封設置
することにより、成形室4が形成されているとともに、
前記耐熱ガラス管3の外周には、誘導加熱コイル5が巻
回されている。そして、前記成形室4内には、上側固定
プレート1に固定された不活性ガス導入口6を有する上
部支持体7と、前記下側固定プレート2に上下可動自在
に保持された不活性ガス導入口8を有する下部支持体9
とがそれぞれ上下方向に組対向して臨み、かつ、これら
各々の支持体7、9には、前記不活性ガス導入口6、8
と連通する中空な上下両断熱体10、11が取付けられてい
るとともに、この上下両断熱体10、11には、ダイプレー
ト12、13がそれぞれ取付けられて、これら各々のダイプ
レート12、13の背面の外周付近に中空の断熱体10、11が
接するようになっている。
両固定プレート1、2間に耐熱ガラス管3を略密封設置
することにより、成形室4が形成されているとともに、
前記耐熱ガラス管3の外周には、誘導加熱コイル5が巻
回されている。そして、前記成形室4内には、上側固定
プレート1に固定された不活性ガス導入口6を有する上
部支持体7と、前記下側固定プレート2に上下可動自在
に保持された不活性ガス導入口8を有する下部支持体9
とがそれぞれ上下方向に組対向して臨み、かつ、これら
各々の支持体7、9には、前記不活性ガス導入口6、8
と連通する中空な上下両断熱体10、11が取付けられてい
るとともに、この上下両断熱体10、11には、ダイプレー
ト12、13がそれぞれ取付けられて、これら各々のダイプ
レート12、13の背面の外周付近に中空の断熱体10、11が
接するようになっている。
また、上記上下両ダイプレート12、13には、上下両金型
14、15がそれぞれ支持され、これら上下両ダイプレート
12、13、及び金型14、15は、モリブデン合金あるいはタ
ングステン合金からなる誘導加熱される材料でそれぞれ
構成されている。
14、15がそれぞれ支持され、これら上下両ダイプレート
12、13、及び金型14、15は、モリブデン合金あるいはタ
ングステン合金からなる誘導加熱される材料でそれぞれ
構成されている。
さらに、上記した上下両金型14、15には、ガラスレンズ
の上下レンズ面に対応するキャビティ面16a、17aを備え
た少なくとも一組のキャビティダイ16、17が嵌入保持さ
れていて、これらキャビティダイ16、17は、例えば炭化
珪素(SiC)あるいは窒化珪素(Si3N4)などのセラミッ
クスを焼結成形したもので、その周囲は、前記上下両金
型14、15で包囲してなる一方、その背面側は前記上下両
ダイプレート12、13で包囲されているとともに、前記上
下両金型14、15は、ガラスレンズの一部周面を形成する
型面を兼用している。
の上下レンズ面に対応するキャビティ面16a、17aを備え
た少なくとも一組のキャビティダイ16、17が嵌入保持さ
れていて、これらキャビティダイ16、17は、例えば炭化
珪素(SiC)あるいは窒化珪素(Si3N4)などのセラミッ
クスを焼結成形したもので、その周囲は、前記上下両金
型14、15で包囲してなる一方、その背面側は前記上下両
ダイプレート12、13で包囲されているとともに、前記上
下両金型14、15は、ガラスレンズの一部周面を形成する
型面を兼用している。
さらにまた、図中18は前記成形室4内に連通するように
上側固定プレート1に設けた不活性ガス導入口で、この
導入口18からガラスレンズの成形サイクル中に、第1図
実線矢印で示すように、成形室4内に不活性ガスを供給
することにより、冷却作用を施してなるものであり、こ
のように成形室4内に導入された不活性ガスは、下側固
定プレート2に開口させた排気口19から排気されるよう
になっている。また、図中Wは前記下部キャビティダイ
17のキャビティ面17aに載置された原料ガラスである。
上側固定プレート1に設けた不活性ガス導入口で、この
導入口18からガラスレンズの成形サイクル中に、第1図
実線矢印で示すように、成形室4内に不活性ガスを供給
することにより、冷却作用を施してなるものであり、こ
のように成形室4内に導入された不活性ガスは、下側固
定プレート2に開口させた排気口19から排気されるよう
になっている。また、図中Wは前記下部キャビティダイ
17のキャビティ面17aに載置された原料ガラスである。
ところで、上記上下両支持体7、9に設けた不活性ガス
導入口6、8は、主に昇温前の不活性ガスにより空気パ
ージすることを目的とするもので、加圧成形後に多量の
不活性ガスを前記断熱体10、11の内部空間10a、11aに供
給して、前記上下両ダイプレート12、13に接する部分を
冷却することにより、上下両キャビティダイ16、17を短
時間で冷却し得るようになっているものであり、このよ
うに、断熱体10、11の内部空間10a、11aに導入された不
活性ガスは、第2図に示すように、前記断熱体10、11と
ダイプレート12、13との接触面の少なくともいずれか一
方(図示の実施例では、断熱体10、11側)に放射状に刻
設された成形室4内側に通じる複数の連通溝20、21から
排気されるようになっている。
導入口6、8は、主に昇温前の不活性ガスにより空気パ
ージすることを目的とするもので、加圧成形後に多量の
不活性ガスを前記断熱体10、11の内部空間10a、11aに供
給して、前記上下両ダイプレート12、13に接する部分を
冷却することにより、上下両キャビティダイ16、17を短
時間で冷却し得るようになっているものであり、このよ
うに、断熱体10、11の内部空間10a、11aに導入された不
活性ガスは、第2図に示すように、前記断熱体10、11と
ダイプレート12、13との接触面の少なくともいずれか一
方(図示の実施例では、断熱体10、11側)に放射状に刻
設された成形室4内側に通じる複数の連通溝20、21から
排気されるようになっている。
第3図は上記ガラスレンズのプレス装置100における成
形室4内の金型14、15を冷却するための冷却機構を概略
的に示すもので、前記成形室4内に切換弁200を介して
不活性ガス(N2ガス)を供給する第1の供給源201と空
気を供給する第2の供給源202とをそれぞれ備え、か
つ、前記切換弁200は、成形室4内に設置した金型14、1
5の温度検出器203により自動切り換え制御されるように
なっているとともに、第6図に示すように、範囲A、す
なわち金型14、15及び原料ガラスWを加熱して、前記金
型14、15により原料ガラスWを加圧して成形する工程で
は、比較的少量の不活性ガスを導入口6、8、18から供
給し、成形後の金型冷却工程の初期、すなわち金型の温
度が酸化開始温度T以下になるまでの第1の冷却範囲B1
では、大量の不活性ガスを供給し、該酸化開始温度T以
下まで達したとき、前記温度検出器203による切換弁200
の作動で、第2の供給源202に切り換えて、前記金型1
4、15が酸化される心配のない酸化開始温度T以下から
の第2の冷却範囲B2を空気により冷却するものである。
形室4内の金型14、15を冷却するための冷却機構を概略
的に示すもので、前記成形室4内に切換弁200を介して
不活性ガス(N2ガス)を供給する第1の供給源201と空
気を供給する第2の供給源202とをそれぞれ備え、か
つ、前記切換弁200は、成形室4内に設置した金型14、1
5の温度検出器203により自動切り換え制御されるように
なっているとともに、第6図に示すように、範囲A、す
なわち金型14、15及び原料ガラスWを加熱して、前記金
型14、15により原料ガラスWを加圧して成形する工程で
は、比較的少量の不活性ガスを導入口6、8、18から供
給し、成形後の金型冷却工程の初期、すなわち金型の温
度が酸化開始温度T以下になるまでの第1の冷却範囲B1
では、大量の不活性ガスを供給し、該酸化開始温度T以
下まで達したとき、前記温度検出器203による切換弁200
の作動で、第2の供給源202に切り換えて、前記金型1
4、15が酸化される心配のない酸化開始温度T以下から
の第2の冷却範囲B2を空気により冷却するものである。
第4図は、プレス装置100への不活性ガス及び空気の供
給を部分的に選択して行なうために、複数の切換弁20
4、205、206を並列に設け、これらの切換弁204、205、2
06をそれぞれ切換弁200aまたは200bを介して不活性ガス
を供給する第1の供給源201と空気を供給する第2の供
給源202に選択的に接続した例を示すものであるが、こ
のような回路構成において、例えば加熱・成形工程時
(第6図の範囲A)に、成形室4内を不活性ガス雰囲気
に保つのには、前記切換弁200aを開くとともに、前記切
換弁204のみを開いて第1の供給源201から切換弁200a、
204を経てプレス装置100に至るガス供給ラインによって
比較的少量の不活性ガスを供給し、次に第1の冷却範囲
B1では、前記切換弁204を閉じ、切換弁205、206を開い
て第1の供給源201からそれぞれ前記切換弁205、206を
経てプレス装置100に至るガス供給ラインによって大量
の不活性ガスを供給して金型14、15及びガラスレンズを
冷却し、第2の冷却範囲B2では、前記切換弁200aを閉
じ、切換弁200bを開き、第2の供給源202からそれぞれ
前記切換弁205、206を経てプレス装置100に至るガス供
給ラインによって大量の不活性ガスを供給するような場
合、次の成形工程において、切換弁204を開いて加熱・
成形し、次いで、不活性ガスにより冷却すべく、切換弁
205、206を開くと、成形室4内の酸素濃度が、例えば10
〜20ppmから数100ppmに上昇してしまうことがある。こ
れは切換弁205、206を含む冷却空気供給時のガス供給ラ
イン及び切換弁205、206内の残留空気が、切換弁205、2
06の開動作に伴って成形室4内に流出するためである。
すなわち、前記切換弁205、206を含む冷却空気供給ライ
ン内の残留空気は、切換弁204を開いて不活性ガスを供
給する際に、徐々に不活性ガスに置換され、成形室4内
の酸素濃度を大気状態から前記のように10〜20ppm程度
まで低下させるに至るが、特に切換弁205、206内の残留
空気は、容易に不活性ガスに置換されずに、切換弁20
5、206を開いた際に流出するためである。
給を部分的に選択して行なうために、複数の切換弁20
4、205、206を並列に設け、これらの切換弁204、205、2
06をそれぞれ切換弁200aまたは200bを介して不活性ガス
を供給する第1の供給源201と空気を供給する第2の供
給源202に選択的に接続した例を示すものであるが、こ
のような回路構成において、例えば加熱・成形工程時
(第6図の範囲A)に、成形室4内を不活性ガス雰囲気
に保つのには、前記切換弁200aを開くとともに、前記切
換弁204のみを開いて第1の供給源201から切換弁200a、
204を経てプレス装置100に至るガス供給ラインによって
比較的少量の不活性ガスを供給し、次に第1の冷却範囲
B1では、前記切換弁204を閉じ、切換弁205、206を開い
て第1の供給源201からそれぞれ前記切換弁205、206を
経てプレス装置100に至るガス供給ラインによって大量
の不活性ガスを供給して金型14、15及びガラスレンズを
冷却し、第2の冷却範囲B2では、前記切換弁200aを閉
じ、切換弁200bを開き、第2の供給源202からそれぞれ
前記切換弁205、206を経てプレス装置100に至るガス供
給ラインによって大量の不活性ガスを供給するような場
合、次の成形工程において、切換弁204を開いて加熱・
成形し、次いで、不活性ガスにより冷却すべく、切換弁
205、206を開くと、成形室4内の酸素濃度が、例えば10
〜20ppmから数100ppmに上昇してしまうことがある。こ
れは切換弁205、206を含む冷却空気供給時のガス供給ラ
イン及び切換弁205、206内の残留空気が、切換弁205、2
06の開動作に伴って成形室4内に流出するためである。
すなわち、前記切換弁205、206を含む冷却空気供給ライ
ン内の残留空気は、切換弁204を開いて不活性ガスを供
給する際に、徐々に不活性ガスに置換され、成形室4内
の酸素濃度を大気状態から前記のように10〜20ppm程度
まで低下させるに至るが、特に切換弁205、206内の残留
空気は、容易に不活性ガスに置換されずに、切換弁20
5、206を開いた際に流出するためである。
第5図は、切換弁205(206も同じ)の一例を示すもの
で、空気供給時には、弁体205aの第5図における上方に
位置する空所205bには隙間205cを通って弁入口205dから
空気が流入するが、前記空所205bのような切換弁内部の
残留空気は、前記のような切換弁204による別ラインの
不活性ガス供給によっては容易に置換されない。
で、空気供給時には、弁体205aの第5図における上方に
位置する空所205bには隙間205cを通って弁入口205dから
空気が流入するが、前記空所205bのような切換弁内部の
残留空気は、前記のような切換弁204による別ラインの
不活性ガス供給によっては容易に置換されない。
そこで、加熱・成形工程時に切換弁204を開いて成形室
4を不活性ガス雰囲気にする際、切換弁205、206を開閉
して、該切換弁205、206にも不活性ガスを流して空所20
5bなどの内部残留空気を不活性ガスに置換しておくこと
が望ましい。
4を不活性ガス雰囲気にする際、切換弁205、206を開閉
して、該切換弁205、206にも不活性ガスを流して空所20
5bなどの内部残留空気を不活性ガスに置換しておくこと
が望ましい。
なお、前記空所205bは、弁体204aを完全に開いてしまう
と上端が閉じられて、ガスの置換ができないため、前記
開閉は数回繰返し行なうことが好ましい。
と上端が閉じられて、ガスの置換ができないため、前記
開閉は数回繰返し行なうことが好ましい。
このようにすれば、成形後の冷却時において、前記切換
弁205、206を開いた際の酸素濃度の上昇を防ぐことがで
きる。
弁205、206を開いた際の酸素濃度の上昇を防ぐことがで
きる。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されず、本発明の
要旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論で
ある。
要旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論で
ある。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、誘導
加熱手段によるガラスレンズのプレス成形装置などに用
いられるガラスレンズ及び金型の冷却工程において、金
型及びガラスレンズの酸化温度域においては、不活性ガ
ス(N2ガス)により冷却し、また、酸化開始温度以下に
おいては、空気により冷却するように切り換え制御して
なることから、金型等を酸化させることなく冷却するこ
とができるとともに、不活性ガス(N2ガス)の使用量が
従来より半分以下で済み、これによって、金型等の冷却
を経済的に行なうことができるというすぐれた効果を有
するガラスレンズ及び金型の冷却方法を提供することが
できるものである。
加熱手段によるガラスレンズのプレス成形装置などに用
いられるガラスレンズ及び金型の冷却工程において、金
型及びガラスレンズの酸化温度域においては、不活性ガ
ス(N2ガス)により冷却し、また、酸化開始温度以下に
おいては、空気により冷却するように切り換え制御して
なることから、金型等を酸化させることなく冷却するこ
とができるとともに、不活性ガス(N2ガス)の使用量が
従来より半分以下で済み、これによって、金型等の冷却
を経済的に行なうことができるというすぐれた効果を有
するガラスレンズ及び金型の冷却方法を提供することが
できるものである。
第1図は本発明に係るガラスレンズ及び金型の冷却方法
が適用されるガラスレンズのプレス成形装置の一実施例
を示す概略的断面図、第2図は第1図II−II線における
排気部分の横断面図、第3図は同じくガラスレンズ及び
金型の冷却機構を概略的に示す説明図、第4図は冷却機
構の一具体例を示す回路図、第5図は切換弁の断面図、
第6図は同じくガラスレンズ及び金型の冷却工程を示す
説明図、第7図は従来のガラスレンズ及び金型の冷却工
程を示す説明図である。 4……成形室、14、15……金型、200、200a、200b、20
4、206……切換弁、201……第1の供給源(不活性ガ
ス)、202……第2の供給源(空気)、203……温度検出
器、T……金型の酸化開始温度、B1……第1の冷却範
囲、B2……第2の冷却範囲。
が適用されるガラスレンズのプレス成形装置の一実施例
を示す概略的断面図、第2図は第1図II−II線における
排気部分の横断面図、第3図は同じくガラスレンズ及び
金型の冷却機構を概略的に示す説明図、第4図は冷却機
構の一具体例を示す回路図、第5図は切換弁の断面図、
第6図は同じくガラスレンズ及び金型の冷却工程を示す
説明図、第7図は従来のガラスレンズ及び金型の冷却工
程を示す説明図である。 4……成形室、14、15……金型、200、200a、200b、20
4、206……切換弁、201……第1の供給源(不活性ガ
ス)、202……第2の供給源(空気)、203……温度検出
器、T……金型の酸化開始温度、B1……第1の冷却範
囲、B2……第2の冷却範囲。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 孝夫 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 岩田 公弟 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 杉山 久嵩 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 小宮山 吉三 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 栢木 寿雄 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内 (72)発明者 波田 伸司 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内 (72)発明者 小宮 英樹 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】不活性ガス雰囲気中で酸化開始温度以上に
加熱されて成形されたガラスレンズ及び金型を冷却する
に際し、前記ガラスレンズ及び金型の酸化温度域におい
ては、不活性ガスにより冷却する一方、前記ガラスレン
ズ及び金型の温度が酸化開始温度以下に達したところで
空気による冷却に切り換えることを特徴とするガラスレ
ンズ及び金型の冷却方法。 - 【請求項2】不活性ガス雰囲気中で酸化開始温度以上に
加熱されて成形されたガラスレンズ及び金型を冷却する
に際し、前記ガラスレンズ及び金型の酸化温度域におい
ては、不活性ガスにより冷却する一方、前記ガラスレン
ズ及び金型の温度が酸化開始温度以下に達したところで
空気による冷却に切り換えるとともに、成形時に不活性
ガス雰囲気を保つためのガス供給ラインとして用いられ
ずに、冷却時に不活性ガス及び空気を流すガス供給ライ
ンに対して次の成形工程の初期に不活性ガスを流しつ
つ、該ガス供給ライン中のバルブの開閉を少なくとも1
回以上行ない、該ガス供給ライン内及びバルブ内の残留
空気を不活性ガスに置換し、酸化開始温度以上の不活性
ガスによる冷却時に生じる空気の混入を減じるようにし
たことを特徴とするガラスレンズ及び金型の冷却方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20239587A JPH0712947B2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | ガラスレンズおよび金型の冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20239587A JPH0712947B2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | ガラスレンズおよび金型の冷却方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6445737A JPS6445737A (en) | 1989-02-20 |
| JPH0712947B2 true JPH0712947B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=16456784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20239587A Expired - Lifetime JPH0712947B2 (ja) | 1987-08-13 | 1987-08-13 | ガラスレンズおよび金型の冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712947B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014139112A (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-31 | Chao-Wei Metal Industrial Co Ltd | 表面に微小構造を備えるプレート状ワークピースの製造方法 |
-
1987
- 1987-08-13 JP JP20239587A patent/JPH0712947B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6445737A (en) | 1989-02-20 |
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