JPH07129918A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘッドの製造方法Info
- Publication number
- JPH07129918A JPH07129918A JP27804993A JP27804993A JPH07129918A JP H07129918 A JPH07129918 A JP H07129918A JP 27804993 A JP27804993 A JP 27804993A JP 27804993 A JP27804993 A JP 27804993A JP H07129918 A JPH07129918 A JP H07129918A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- jig
- temperature
- adhesive
- bonding
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気ヘッドの加工工程においてヘッドブロック
を治具に接着,固定した際に接着による接着歪と歪量の
ばらつきを低減することを目的とする。 【構成】ヘッドブロックと治具をホットメルト系接着剤
で接着するために、温度調整機構付加熱装置のできるヒ
ーターと超音波を加える超音波付加装置。 【効果】接着時またはエージング時に超音波付加するこ
とによりヘッドブロックの接着による接着歪を低減する
ことができる。さらにヘッドブロックの裏面形状(±2
μm)による歪量のばらつきを±0.2μm以下にでき
る。
を治具に接着,固定した際に接着による接着歪と歪量の
ばらつきを低減することを目的とする。 【構成】ヘッドブロックと治具をホットメルト系接着剤
で接着するために、温度調整機構付加熱装置のできるヒ
ーターと超音波を加える超音波付加装置。 【効果】接着時またはエージング時に超音波付加するこ
とによりヘッドブロックの接着による接着歪を低減する
ことができる。さらにヘッドブロックの裏面形状(±2
μm)による歪量のばらつきを±0.2μm以下にでき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッドを加工する
際、治具に接着した時の磁気ヘッドの接着歪とそのばら
つきを小さくする方法に関する。
際、治具に接着した時の磁気ヘッドの接着歪とそのばら
つきを小さくする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ヘッドの接着方法は、特開平4−1
86518号公報のように、加熱治具をホットメルト系
接着剤の溶融温度以上に加熱し、その上に接着剤を塗布
する。次にヘッドブロックを加工治具の上に整列し再度
加熱する。さらに、ヘッド規制治具に加工治具をセット
し、ヘッドブロックの位置規制を行い同時にヘッド規制
治具上にて加工治具を冷却する。この加工治具および接
着剤の温度は最終的にはヘッド規制治具の温度と同じに
なるが、この際、温度調節機の使用によりヘッド規制治
具の温度を35℃以上に保ち、加工治具の冷却速度を温
水循環パイプを用いて遅くする。
86518号公報のように、加熱治具をホットメルト系
接着剤の溶融温度以上に加熱し、その上に接着剤を塗布
する。次にヘッドブロックを加工治具の上に整列し再度
加熱する。さらに、ヘッド規制治具に加工治具をセット
し、ヘッドブロックの位置規制を行い同時にヘッド規制
治具上にて加工治具を冷却する。この加工治具および接
着剤の温度は最終的にはヘッド規制治具の温度と同じに
なるが、この際、温度調節機の使用によりヘッド規制治
具の温度を35℃以上に保ち、加工治具の冷却速度を温
水循環パイプを用いて遅くする。
【0003】図8に磁気ヘッドの加工工程を示す。上記
方法で、接着した磁気ヘッドの上面を研削や研磨加工な
どの加工方法により、浮上面の平面度やギャップ深さを
高精度に仕上げるプロセスが一般的に用いられている。
接着時にヘッドブロックが変形すれば、研磨加工でギャ
ップ深さを所定の寸法に加工する際、1ブロック内で所
定寸法に加工できない磁気ヘッドができ、生産性が悪く
なる。上記方法により、接着によるヘッドブロックの変
形量(以下接着歪と呼ぶ)を小さくすることができる
が、磁気ヘッドは今後ますます小さくなる傾向にあり、
磁気ヘッドが小さくなればヘッドブロックの剛性が弱く
なる。それにともない接着歪が増大し、ヘッドブロック
の裏面形状(治具と接着する面の形状)や接着時の接着
剤の接着層による影響を受け易くなりばらつきが大きく
なる。このような、徐冷するだけでは解決できない接着
時のばらつきを低減する必要がある。
方法で、接着した磁気ヘッドの上面を研削や研磨加工な
どの加工方法により、浮上面の平面度やギャップ深さを
高精度に仕上げるプロセスが一般的に用いられている。
接着時にヘッドブロックが変形すれば、研磨加工でギャ
ップ深さを所定の寸法に加工する際、1ブロック内で所
定寸法に加工できない磁気ヘッドができ、生産性が悪く
なる。上記方法により、接着によるヘッドブロックの変
形量(以下接着歪と呼ぶ)を小さくすることができる
が、磁気ヘッドは今後ますます小さくなる傾向にあり、
磁気ヘッドが小さくなればヘッドブロックの剛性が弱く
なる。それにともない接着歪が増大し、ヘッドブロック
の裏面形状(治具と接着する面の形状)や接着時の接着
剤の接着層による影響を受け易くなりばらつきが大きく
なる。このような、徐冷するだけでは解決できない接着
時のばらつきを低減する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、接着
時の接着歪を低減することができるが、磁気ヘッドは今
後ますます小さくなる傾向にあり、磁気ヘッドが小さく
なればヘッドブロックの剛性が弱くなる。それにともな
い接着歪が増大し、ヘッドブロックの裏面形状や接着時
の接着剤の接着層による影響を受け易くなりばらつきが
大きくなる。本発明の目的は、このような徐冷するだけ
では解決できない接着時のばらつきを低減することにあ
る。
時の接着歪を低減することができるが、磁気ヘッドは今
後ますます小さくなる傾向にあり、磁気ヘッドが小さく
なればヘッドブロックの剛性が弱くなる。それにともな
い接着歪が増大し、ヘッドブロックの裏面形状や接着時
の接着剤の接着層による影響を受け易くなりばらつきが
大きくなる。本発明の目的は、このような徐冷するだけ
では解決できない接着時のばらつきを低減することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、接着時および接着歪の開放(以下エージングと呼
ぶ)時に超音波振動を加えることにより接着歪のばらつ
きを低減する。
に、接着時および接着歪の開放(以下エージングと呼
ぶ)時に超音波振動を加えることにより接着歪のばらつ
きを低減する。
【0006】
【作用】ホットメルト系接着剤を用いてヘッドブロック
と治具を接着した際の接着歪を低減するには徐冷すれば
よいが徐冷のみでは歪量のばらつきが大きい。このばら
つきを小さくするために接着時に超音波振動を加える。
超音波振動を加えることにより、ヘッドブロックと治具
が接着剤を介して固着する際に接着剤がより均一な接着
層になる。
と治具を接着した際の接着歪を低減するには徐冷すれば
よいが徐冷のみでは歪量のばらつきが大きい。このばら
つきを小さくするために接着時に超音波振動を加える。
超音波振動を加えることにより、ヘッドブロックと治具
が接着剤を介して固着する際に接着剤がより均一な接着
層になる。
【0007】また、エージングの場合にも同様の効果に
よる。
よる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1により説明す
る。
る。
【0009】ヘッドブロック1は図2に示すセラミック
ス材料からなる磁気ヘッド7が、図3のように一列に並
ぶ薄い板状の直方体となっている。このヘッドブロック
1は、図6のように2点支持距離Lを変えることにより
自重のみで変形する。これを接着によって変形しないよ
うに、且つ、ばらつかないようにする方法として超音波
付加接着法を考案した。超音波振動子4aを有する浴槽
4に治具3を入れて水6を注水する。浴槽4内に温度調
整機構付加熱装置5によって、ヒーター5aと温度計5
bを入れて、ホットメルト系接着剤2が溶融する温度以
上に設定する。治具3が設定温度に達すると、治具3に
ホットメルト系接着剤2を塗布し、超音波振動を加え
る。超音波振動を加えた状態でヘッドブロック1をホッ
トメルト系接着剤2を介して治具3に接着する。この状
態でしばらく保温し、冷却速度0.4℃/min以下の徐
冷を行いホットメルト系接着剤2が固化して接着は完了
する。
ス材料からなる磁気ヘッド7が、図3のように一列に並
ぶ薄い板状の直方体となっている。このヘッドブロック
1は、図6のように2点支持距離Lを変えることにより
自重のみで変形する。これを接着によって変形しないよ
うに、且つ、ばらつかないようにする方法として超音波
付加接着法を考案した。超音波振動子4aを有する浴槽
4に治具3を入れて水6を注水する。浴槽4内に温度調
整機構付加熱装置5によって、ヒーター5aと温度計5
bを入れて、ホットメルト系接着剤2が溶融する温度以
上に設定する。治具3が設定温度に達すると、治具3に
ホットメルト系接着剤2を塗布し、超音波振動を加え
る。超音波振動を加えた状態でヘッドブロック1をホッ
トメルト系接着剤2を介して治具3に接着する。この状
態でしばらく保温し、冷却速度0.4℃/min以下の徐
冷を行いホットメルト系接着剤2が固化して接着は完了
する。
【0010】また、超音波の付加方法の一例として図4
に示すように、温度調整機構付ホットプレート8で治具
固定台9と治具3を温め、ホットメルト系接着剤2を塗
布して治具固定台9に直接振動を加える。振動を加えな
がらヘッドブロック1を接着し冷却速度0.4℃/min
以下で徐冷,固化させる。結果を図7に示す。超音波を
加えることにより接着による歪量のばらつきは小さくな
ることがわかる。この後磁気ヘッドの浮上面を研磨し、
平面度やギャップ深さを高精度に仕上げる。また、接着
物は磁気ヘッドに限らずセラミックスの薄板や電子計算
機用基板,シリコンウェハでもよい。
に示すように、温度調整機構付ホットプレート8で治具
固定台9と治具3を温め、ホットメルト系接着剤2を塗
布して治具固定台9に直接振動を加える。振動を加えな
がらヘッドブロック1を接着し冷却速度0.4℃/min
以下で徐冷,固化させる。結果を図7に示す。超音波を
加えることにより接着による歪量のばらつきは小さくな
ることがわかる。この後磁気ヘッドの浮上面を研磨し、
平面度やギャップ深さを高精度に仕上げる。また、接着
物は磁気ヘッドに限らずセラミックスの薄板や電子計算
機用基板,シリコンウェハでもよい。
【0011】エージング時に超音波を加えることにより
接着時と同様に接着による歪量のばらつきが低減でき
る。
接着時と同様に接着による歪量のばらつきが低減でき
る。
【0012】その一例として、図5に示すように温度調
整機構付ホットプレート8により、ホットメルト系接着
剤2が溶ける温度以上に治具3の温度を設定し、一定温
度に保ちホットメルト系接着剤2を治具3上に塗布する
(図5(a))。そしてヘッドブロック1を治具3に接
着(図5(b))、急冷する。急冷の場合、接着歪によ
りヘッドブロック1が大きく変形する(図5(c))。
この接着歪を除去するために、磁気ヘッドの浮上面を研
磨する前に、図1,図4の状態で治具3とヘッドブロッ
ク1を再度加熱,保温(エージング)し徐冷する。保温
状態のとき超音波振動を加えることにより接着歪とその
ばらつきを小さくする。この後磁気ヘッドの浮上面を研
磨する。
整機構付ホットプレート8により、ホットメルト系接着
剤2が溶ける温度以上に治具3の温度を設定し、一定温
度に保ちホットメルト系接着剤2を治具3上に塗布する
(図5(a))。そしてヘッドブロック1を治具3に接
着(図5(b))、急冷する。急冷の場合、接着歪によ
りヘッドブロック1が大きく変形する(図5(c))。
この接着歪を除去するために、磁気ヘッドの浮上面を研
磨する前に、図1,図4の状態で治具3とヘッドブロッ
ク1を再度加熱,保温(エージング)し徐冷する。保温
状態のとき超音波振動を加えることにより接着歪とその
ばらつきを小さくする。この後磁気ヘッドの浮上面を研
磨する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように構
成されているので以下に記載されるような効果を奏す
る。
成されているので以下に記載されるような効果を奏す
る。
【0014】接着時またはエージング時に超音波を加
え、徐冷(冷却速度0.4℃/min以下)することにより
ヘッドブロック1の接着歪を低減し、治具3に固定する
ことができる。さらにヘッドブロック1の裏面形状(±
2μm)による歪量のばらつきを±0.2μm以下にでき
る。
え、徐冷(冷却速度0.4℃/min以下)することにより
ヘッドブロック1の接着歪を低減し、治具3に固定する
ことができる。さらにヘッドブロック1の裏面形状(±
2μm)による歪量のばらつきを±0.2μm以下にでき
る。
【図1】本発明実施例の超音波付加接着方法を示す図で
ある。
ある。
【図2】磁気ヘッドの外観図である。
【図3】ヘッドブロックと治具の外観図である。
【図4】本発明実施例の超音波付加接着方法を示す図で
ある。
ある。
【図5】急冷による接着方法を示す図である。
【図6】自重によるヘッドブロックの変形を示す図であ
る。
る。
【図7】超音波付加接着の効果を示す図である。
【図8】磁気ヘッドの加工工程を示す図である。
1…ヘッドブロック、 2…ホットメルト系接着剤、 3…治具、 4…浴槽、 4a…超音波振動子、 5…温度調整機構付加熱装置、 5a…ヒーター、 5b…温度計、 6…水、 7…磁気ヘッド、 8…温度調整機構付ホットプレート、 9…治具固定台。
Claims (3)
- 【請求項1】治具上に磁気ヘッドを接着して加工,製造
する方法において、温度調整機構を持つ加熱装置により
ホットメルト系接着剤が溶ける温度以上に治具の温度を
設定し、一定温度に保ち、接着剤を治具上に塗布し、こ
の状態で、超音波振動を加えながら磁気ヘッドを接着
し、その後徐冷することにより接着歪とそのばらつきを
小さくすることを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項2】治具上に磁気ヘッドを接着して加工製造す
る方法において、磁気ヘッドの浮上面(磁気ディスクと
対向する面)を研磨する前に、既に接着している治具と
磁気ヘッドを温度調整機構を持つ加熱装置により、ホッ
トメルト系接着剤が溶ける温度以上に治具の温度を設定
し、超音波振動を加えながら一定温度に保ち、徐冷し接
着歪とそのばらつきを小さくし、この後磁気ヘッドの浮
上面を研磨することを特徴とする磁気ヘッドの製造方
法。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2の磁気ヘッドの製造
方法で製造された磁気ヘッドを使用したことを特徴とす
る磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27804993A JPH07129918A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27804993A JPH07129918A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07129918A true JPH07129918A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17591946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27804993A Pending JPH07129918A (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07129918A (ja) |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP27804993A patent/JPH07129918A/ja active Pending
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