JPH07130003A - 光ディスク成形基板 - Google Patents

光ディスク成形基板

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Publication number
JPH07130003A
JPH07130003A JP5279507A JP27950793A JPH07130003A JP H07130003 A JPH07130003 A JP H07130003A JP 5279507 A JP5279507 A JP 5279507A JP 27950793 A JP27950793 A JP 27950793A JP H07130003 A JPH07130003 A JP H07130003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
molded
injection
optical disk
birefringence
Prior art date
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Pending
Application number
JP5279507A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Masuda
誠司 増田
Hideki Hasegawa
秀樹 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07130003A publication Critical patent/JPH07130003A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 厚さが1.0mm以下であり、複屈折がダブ
ルパスで|20|nm以下で、基板の反りが200μm
以下であることを特徴とする、透明な熱可塑性樹脂で射
出成形又は射出圧縮成形された光ディスク成形基板。 【効果】 本発明の光ディスク成形基板は、従来では得
られなかった、透明な熱可塑性樹脂を用いて射出成形法
又は射出圧縮成形法により成形されたものであることか
ら、量産性及びコスト面で非常に優れており、更に得ら
れたディスク成形基板の複屈折が低く、且つ反りが小さ
いことから、画像の高密度入力が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明な熱可塑性樹脂で
射出成形又は射出圧縮成形された光ディスク成形基板に
関する。
【0002】
【従来の技術】1980年代初頭にコンパクトディスク
(CD)とレーザーディスク(LD)が市販されて以
来、光ディスクは急速に普及してきているが、現在で
は、更に、CDサイズの光ディスクにLD並の動画をデ
ジタルで記録することが望まれており、薄型で高密度化
されたものの開発が種々検討されている。(1992年
秋の「応用物理学会」における講演17p−T−11、
17p−T−13、1993年春の「応用物理学会」に
おける講演29a−B−8、29a−B−5等)従来、
薄型高密度ディスクの製造方法としては、転写法の1つ
である2P法によって、ガラス基板や樹脂板上に硬化性
樹脂を塗布又は注入し、ピット又は溝を形成させた原盤
を重ね合わせた後に硬化性樹脂を硬化させる方法、又
は、エッチング法によって基板上にピット又は溝を形成
していた。しかしながら、これらの方法は量産性とコス
ト面では優れているとは言えない。
【0003】このような状況において、量産性とコスト
面で優れている製造方法として、透明な熱可塑性樹脂を
射出成形法又は射出圧縮成形法によって薄型高密度ディ
スク成形基板を得る方法の開発が強く望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、従来得られなかった、透明な熱可塑性樹脂を用
いて射出成形法又は射出圧縮成形法により成形された、
複屈折が低く、反りの小さな光ディスク成形基板を提供
することにある。
【0005】
【発明を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、厚さが1.0mm以下であり、複屈折がダブルパ
スで|20|nm以下で、基板の反りが200μm以下
であることを特徴とする、透明な熱可塑性樹脂で射出成
形又は射出圧縮成形された光ディスク成形基板にある。
【0006】本発明に用いられる透明な熱可塑性樹脂と
しては、従来より光ディスクに使用されているアクリル
系樹脂やポリカーボネート樹脂等の射出成形又は射出圧
縮成形可能なものが使用される。
【0007】アクリル系樹脂の具体例としては、例え
ば、メタクリル酸エステル単量体及びアクリル酸エステ
ル単量体、必要に応じて更にN−置換マレイミド類、無
水マレイン酸、無水イタコン酸等の酸無水物類等の他の
共重合可能な単量体、からなる共重合体が挙げられる。
【0008】上記メタクリル酸エステル単量体として
は、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸プロピル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタク
リル酸トリメチルシクロヘキシル、メタクリル酸フェニ
ル、メタクリル酸フルオロフェニル、メタクリル酸クロ
ロフェニル、メタクリル酸ブロモフェニル、メタクリル
酸ベンジル、メタクリル酸シクロペンチル、メタクリル
酸ノルボルニル、メタクリル酸ノルボルニルメチル、メ
タクリル酸イソボルニル、メタクリル酸ボルニル、メタ
クリル酸メンチル、メタクリル酸フェンチル、メタクリ
ル酸アダマンチル、メタクリル酸ヂメチルアダマンチ
ル、メタクリル酸トリシクロ[5,2,1,02,6]デ
カ−8−イル、メタクリル酸トリシクロ[5,2,1,
2,6]デカー4ーメチル、メタクリル酸トリシクロデ
シル、メタクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル等
の単独またはそれらの混合物が挙げられる。
【0009】また、アクリル酸エステル単量体として
は、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸トリ
メチルシクロヘキシル、アクリル酸フェニル、アクリル
酸フルオロフェニル、アクリル酸クロロフェニル、アク
リル酸ブロモフェニル、アクリル酸ベンジル、アクリル
酸シクロペンチル、アクリル酸ノルボルニル、アクリル
酸ノルボルニルメチル、アクリル酸イソボルニル、アク
リル酸ボルニル、アクリル酸メンチル、アクリル酸フェ
ンチル、アクリル酸アダマンチル、アクリル酸ヂメチル
アダマンチル、アクリル酸トリシクロ[5,2,1,0
2,6]デカ−8−イル、アクリル酸トリシクロ[5,
2,1,02,6]デカー4ーメチル、アクリル酸トリシ
クロデシル、アクリル酸2,2,2−トリフルオロエチ
ル等の単独またはそれらの混合物が挙げられる。
【0010】更に、他の共重合可能な単量体としては、
基材の耐熱性向上を目的とする場合には、N−シクロヘ
キシルマレイミド、N−フェニルマレイミド、N−クロ
ロフェニルマレイミド、N−メチルフェニルマレイミ
ド、N−ブロモフェニルマレイミド等のN−置換マレイ
ミド類、無水マレイン酸、無水イタコン酸等の酸無水物
類が挙げられる。
【0011】尚、上記アクリル系樹脂において、光ディ
スク成形基板への金属膜形成方法としてスパッタリング
法を使用する場合には、メタクリル酸エステル単量体と
アクリル酸エステル単量体20モル%以上含む混合物を
重合してなる共重合体で、共重合体中のメタクリル酸エ
ステルの比率が80モル%以下であり、共重合体の25
℃クロロホルム中で測定した固有粘度が0.3〜1.5
dl/gの範囲である共重合体を使用するのが好まし
い。
【0012】本発明に用いられるポリカーボネート樹脂
としては、ビスフェノールAとホスゲン、又はビスフェ
ノールAとジフェニルカーボネートから得られるもの等
が挙げられる。
【0013】本発明においては、光ディスク基板は射出
成形法又は射出圧縮成形法によって成形されるが、成形
条件としては、シリンダー温度、型温、型締圧、射出速
度等を使用する材料に応じて設定することにより目的と
する基板を得ることが出来る。
【0014】本発明においては、得られる光ディスク成
形基板の厚みは1.0mm以下であることが必要であ
る。「光学技術コンタクト」23,No.7,1985
の451頁の(4)式に記載されているように、傾いた
光ディスク成形基板上には板厚と開口数の3乗に比例し
た大きさのコマ収差が発生する。従って、厚みが1.0
mmを越えると、光ディスクを高密度化するために開口
数の高い対物レンズを使った場合、コマ収差が大きくな
り、その結果、ディスク基板が傾いたときにクロストー
クが大きくなると同時に、ディスクからの戻り光量が減
少するため、S/N比が劣化すると共に、ジッターが増
大し過ぎ、好ましくない。
【0015】また、本発明においては、得られる光ディ
スク成形基板の複屈折は|20|nm以下であることが
必要である。複屈折が|20|nmを越えると、読み取
り信号のデータエラー率が高くなったり、トラッキング
が不安定になるため好ましくない。
【0016】更に、本発明においては、得られる光ディ
スク成形基板の反りは200μm以下であることが必要
である。反りが200μmを越えると、トラッキングや
フォーカスが不安定となり、光ディスクに記録されてい
るデータの正確な読み取りが不可能となってしまうため
好ましくない。
【0017】また、本発明においては、光ディスク成形
基板の高密度化の点で、得られる光ディスク成形基板表
面のピット又は溝は1.0μm以下であることが好まし
い。
【0018】
【実施例】以下に、実施例により本発明を更に詳しく説
明する。
【0019】本発明では、射出成形機(名機製作所
(株)製ダイナメルタM−70A−DM)を用い、0.
8〜1.0μmのピッチを有するピット及び溝が形成さ
れたスタンパーを装着した金型を用い、外径120m
m、厚さ0.6mmの光ディスク成形基板を射出圧縮成
形し、その基板について複屈折及び反りの状態について
評価を行った。
【0020】基板の複屈折測定には偏光顕微鏡を用い、
波長546nmの光線でダブルパスにおける値を測定し
た。
【0021】また、光ディスクの反りについては、成形
後1日以上室温放置した基板について、ディスク基板の
中心部分に対する、最外周における垂直方向の変位量を
反り量として測定した。
【0022】[実施例1]透明熱可塑性樹脂として、メ
タクリル酸メチル90重量部及びアクリル酸メチル10
重量部からなるアクリル系樹脂を用い、シリンダー温度
280℃、型温80℃、型締圧20トンの成形条件にて
光ディスク成形基板を成形し、基板表面にトラックピッ
チ0.8〜1.0μmのピット及び溝を有する基板を得
た。この基板の複屈折は10nmであり、反りは100
μmであった。
【0023】この基板表面に、スパッタリング法によっ
て膜厚約200オングストロームの金薄膜を製膜し、走
査型トンネル顕微鏡(STM)にてピットと溝の形状を
調べてみたところ、0.8μmピッチの溝までスタンパ
ーの形状を再現していた。
【0024】[実施例2]成形条件として、シリンダー
温度290℃、型温70℃、型締圧20トンとする以外
は実施例1と同様にしてディスク成形基板を作成した。
【0025】得られた基板の複屈折は10nmであり、
反りは100μmであった。また、実施例1と同様にし
てピットと溝の形状を調べてみたところ、0.9μmピ
ッチの溝までスタンパーの形状を再現していた。
【0026】[実施例3]透明熱可塑性樹脂として、帝
人化成(株)製ポリカボネート樹脂AD9000TGを
用い、成形条件として、シリンダー温度375℃、型温
140℃、型締圧10トンとする以外は実施例1と同様
にしてディスク成形基板を作成した。
【0027】得られた基板の複屈折は−15nmであ
り、反りは180μmであった。また、実施例1と同様
にしてピットと溝の形状を調べてみたところ、1.0μ
mピッチの溝がスタンパーの形状を再現していた。
【0028】[実施例4]成形条件として、シリンダー
温度390℃、型温135℃、型締圧10トンとする以
外は実施例3と同様にしてディスク成形基板を作成し
た。
【0029】得られた基板の複屈折は−10nmであ
り、反りは120μmであった。また、実施例1と同様
にしてピットと溝の形状を調べてみたところ、1.0μ
mピッチの溝がスタンパーの形状を再現していた。
【0030】[比較例1]成形条件として、シリンダー
温度270℃、型温70℃、型締圧10トンとする以外
は実施例1と同様にして光ディスク成形基板を作成し
た。
【0031】得られた基板の反りは100μmであった
が、基板の複屈折は30nmと大きかった。
【0032】[比較例2]成形条件として、シリンダー
温度290℃、型温90℃、型締圧30トンとする以外
は実施例1と同様にして光ディスク成形基板を作成し
た。
【0033】得られた基板の複屈折は5nmであった
が、反りが350μmと大きかった。
【0034】[比較例3]成形条件として、シリンダー
温度370℃、型温130℃、型締圧10トンとする以
外は実施例3と同様にして光ディスク成形基板を作成し
た。
【0035】得られた基板の反りは50μmであった
が、基板の複屈折は−40nmと大きかった。
【0036】[比較例4]成形条件として、シリンダー
温度390℃、型温140℃、型締圧30トンとする以
外は実施例3と同様にして光ディスク成形基板を作成し
た。
【0037】得られた基板の複屈折は−20nmであっ
たが、反りが300μmと大きかった。
【0038】
【発明の効果】本発明の光ディスク成形基板は、従来で
は得られなかった、透明な熱可塑性樹脂を用いて射出成
形法又は射出圧縮成形法により成形されたものであるこ
とから、量産性及びコスト面で非常に優れており、更に
得られたディスク成形基板の複屈折が低く、且つ反りが
小さいことから、画像の高密度入力が可能となり、次世
代の光ディスク基板として、その効果は極めて大きいも
のである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さが1.0mm以下であり、複屈折が
    ダブルパスで|20|nm以下で、基板の反りが200
    μm以下であることを特徴とする、透明な熱可塑性樹脂
    で射出成形又は射出圧縮成形された光ディスク成形基
    板。
  2. 【請求項2】 請求項1において、1.0μm以下のピ
    ッチを持つピット又は溝を基板表面に有する光ディスク
    成形基板。
JP5279507A 1993-11-09 1993-11-09 光ディスク成形基板 Pending JPH07130003A (ja)

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JP5279507A JPH07130003A (ja) 1993-11-09 1993-11-09 光ディスク成形基板

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996006431A1 (en) * 1994-08-25 1996-02-29 Sony Corporation Substrate for optical disk

Cited By (1)

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WO1996006431A1 (en) * 1994-08-25 1996-02-29 Sony Corporation Substrate for optical disk

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