JPH0713035B2 - β−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸アルキルエステルの製法 - Google Patents
β−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸アルキルエステルの製法Info
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- JPH0713035B2 JPH0713035B2 JP62114258A JP11425887A JPH0713035B2 JP H0713035 B2 JPH0713035 B2 JP H0713035B2 JP 62114258 A JP62114258 A JP 62114258A JP 11425887 A JP11425887 A JP 11425887A JP H0713035 B2 JPH0713035 B2 JP H0713035B2
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- methylphenyl
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はβ−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−
メチルフェニル)プロピオン酸アルキルエステルの改良
された製法に関する。
メチルフェニル)プロピオン酸アルキルエステルの改良
された製法に関する。
β−(3,5−ジアルキル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオン酸アルキルエステルは、それ自身酸化防止剤と
して有用であるばかりでなく、多価アルコールまたは多
価アミンと反応させて高分子量の酸化防止剤を製造する
中間体として有用であり、2,6−ジアルキルフェノール
とアクリル酸アルキルエステルとを反応させることによ
って得られることが知られている。
ロピオン酸アルキルエステルは、それ自身酸化防止剤と
して有用であるばかりでなく、多価アルコールまたは多
価アミンと反応させて高分子量の酸化防止剤を製造する
中間体として有用であり、2,6−ジアルキルフェノール
とアクリル酸アルキルエステルとを反応させることによ
って得られることが知られている。
例えば、特公昭39−28324号公報には、塩基性触媒の存
在下で、2,6−ジアルキルフェノールとアクリル酸誘導
体との反応により得られることが記載されている。しか
し、この方法では収率が低く、その上、大量の反応溶媒
を必要とするため量産を目的とした場合には不利であ
り、さらに触媒を製造する際に用いる金属ナトリウム、
金属カリウムなどが取扱い上危険性が大きく好ましい方
法ではなかった。
在下で、2,6−ジアルキルフェノールとアクリル酸誘導
体との反応により得られることが記載されている。しか
し、この方法では収率が低く、その上、大量の反応溶媒
を必要とするため量産を目的とした場合には不利であ
り、さらに触媒を製造する際に用いる金属ナトリウム、
金属カリウムなどが取扱い上危険性が大きく好ましい方
法ではなかった。
また、特公昭46−7933号公報には、ジメチルスルホキシ
ド中、塩基性触媒の存在下で同じ反応により約60〜87%
の収率で目的物が得られることが記載されている。該公
報記載の方法では、触媒として安価な水酸化カリウムな
どが使用できる利点はあるが、反応溶媒であるジメチル
スルホキシドは非常に高価であり、実用的な方法ではな
かった。この方法において、ジメチルスルホキシドに代
えて工業的に安価なトルエン、キシレン、メタノールな
どの一般的な溶媒と用いると、これらの塩基性触媒の存
在下ではほとんど反応は起こらないか、あるいは収率が
著しく低く、工業的な方法とはなり得ないものであっ
た。
ド中、塩基性触媒の存在下で同じ反応により約60〜87%
の収率で目的物が得られることが記載されている。該公
報記載の方法では、触媒として安価な水酸化カリウムな
どが使用できる利点はあるが、反応溶媒であるジメチル
スルホキシドは非常に高価であり、実用的な方法ではな
かった。この方法において、ジメチルスルホキシドに代
えて工業的に安価なトルエン、キシレン、メタノールな
どの一般的な溶媒と用いると、これらの塩基性触媒の存
在下ではほとんど反応は起こらないか、あるいは収率が
著しく低く、工業的な方法とはなり得ないものであっ
た。
また、特開昭56−161350号公報には、原料フェノール化
合物1モルに対して、アルカリ金属水酸化物0.05〜0.5
モルをあらかじめ反応させ、次いでアクリル酸アルキル
エステルと反応させることにより、比較的高収率で目的
物が得られることが記載されている。しかしながら、こ
の方法では多量の塩基性触媒を使用するため、中和に要
する酸性物質の量が多く、多量の廃棄物が生成する欠点
があるばかりでなく、本発明者等の検討によれば、原料
として、2−t−ブチル−6−メチルフェノールを用い
た場合には、下記の式(I)を有する副生物が比較的多
量生成する欠点があることが明らかとなった。
合物1モルに対して、アルカリ金属水酸化物0.05〜0.5
モルをあらかじめ反応させ、次いでアクリル酸アルキル
エステルと反応させることにより、比較的高収率で目的
物が得られることが記載されている。しかしながら、こ
の方法では多量の塩基性触媒を使用するため、中和に要
する酸性物質の量が多く、多量の廃棄物が生成する欠点
があるばかりでなく、本発明者等の検討によれば、原料
として、2−t−ブチル−6−メチルフェノールを用い
た場合には、下記の式(I)を有する副生物が比較的多
量生成する欠点があることが明らかとなった。
上記式(I)で表される副生物は、多価アルコールまた
は多価アミンと反応させ、高分子量の酸化防止剤を製造
する際にポリマーを生成させるため、その含有量をβ−
(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオン酸アルキルエステルに対し、0.2重量%
以下、好ましくは0.1重量%以下とすることが必要であ
る。ところが、特開昭56−161350号公報記載の方法では
真空蒸留の後においてすら上記式(I)で表される副生
物を約0.3重量%以上を含有しており、目的の純度の製
品を得るためには、煩雑でかつ収率を低下させる精密蒸
留、再結晶等の操作が必要であった。
は多価アミンと反応させ、高分子量の酸化防止剤を製造
する際にポリマーを生成させるため、その含有量をβ−
(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオン酸アルキルエステルに対し、0.2重量%
以下、好ましくは0.1重量%以下とすることが必要であ
る。ところが、特開昭56−161350号公報記載の方法では
真空蒸留の後においてすら上記式(I)で表される副生
物を約0.3重量%以上を含有しており、目的の純度の製
品を得るためには、煩雑でかつ収率を低下させる精密蒸
留、再結晶等の操作が必要であった。
また、前期の各公報記載の方法においては、いずれも2,
6−ジ−t−ブチルフェノールを用いた実施例しか記載
されておらず、2−t−ブチル−6−メチルフェノール
を用いた実施例は記載されておらず、上記問題点につい
ては全く認識されていない。
6−ジ−t−ブチルフェノールを用いた実施例しか記載
されておらず、2−t−ブチル−6−メチルフェノール
を用いた実施例は記載されておらず、上記問題点につい
ては全く認識されていない。
本発明者等は、前述の欠点のないβ−(3−t−ブチル
−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸
アルキルエステルの製法を検討した結果、触媒として、
2−t−ブチル−6−メチルフェノール1モルに対し0.
05モル未満の少量のアルカリ金属−2−t−ブチル−6
−メチルフェノキサイドを用いることにより、高純度の
目的物を高収率で製造し得ることを見出した。
−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸
アルキルエステルの製法を検討した結果、触媒として、
2−t−ブチル−6−メチルフェノール1モルに対し0.
05モル未満の少量のアルカリ金属−2−t−ブチル−6
−メチルフェノキサイドを用いることにより、高純度の
目的物を高収率で製造し得ることを見出した。
即ち、本発明は2−t−ブチル−6−メチルフェノール
とアクリル酸アルキルエステルとを反応させて、β−
(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)プロピオン酸アルキルエステルを製造する際に、触
媒として、2−t−ブチル−6−メチルフェノール1モ
ルに対して0.001モルないし0.05モル未満のアルカリ金
属−2−t−ブチル−6−メチルフェノキサイドの存在
下に該反応を行わせることを特徴とするβ−(3−t−
ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピ
オン酸アルキルエステルの製法を提供するものである。
とアクリル酸アルキルエステルとを反応させて、β−
(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)プロピオン酸アルキルエステルを製造する際に、触
媒として、2−t−ブチル−6−メチルフェノール1モ
ルに対して0.001モルないし0.05モル未満のアルカリ金
属−2−t−ブチル−6−メチルフェノキサイドの存在
下に該反応を行わせることを特徴とするβ−(3−t−
ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピ
オン酸アルキルエステルの製法を提供するものである。
本発明の方法により製造されるβ−(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸ア
ルキルエステルは、前述の如く、劣化を受け易い物質、
例えば炭化水素油、潤滑油、その他ポリプロピレン、ポ
リエチレン、天然ゴム、合成ゴムなどの可塑性物質に対
する酸化防止剤として有用であるばかりでなく、種々の
誘導体の中間体として有用である。
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸ア
ルキルエステルは、前述の如く、劣化を受け易い物質、
例えば炭化水素油、潤滑油、その他ポリプロピレン、ポ
リエチレン、天然ゴム、合成ゴムなどの可塑性物質に対
する酸化防止剤として有用であるばかりでなく、種々の
誘導体の中間体として有用である。
本発明で使用される触媒のアルカリ金属−2−t−ブチ
ル−6−メチルフェノノキサイドとしては、カリウム、
ナトリウムまたはリチウム−2−t−ブチル−6−メチ
ルフェノノキサイドがあげられる。
ル−6−メチルフェノノキサイドとしては、カリウム、
ナトリウムまたはリチウム−2−t−ブチル−6−メチ
ルフェノノキサイドがあげられる。
触媒の使用量は、用いられる原料フェノールに対し、0.
1モル%ないし5モル%未満、好ましくは、0.5モル%な
いし4モル%が使用される。触媒の使用量が0.1モル%
より少ないと反応の進行が著しく遅くなり、また、5モ
ル%以上使用すると前述の副生物の量が多くなるばかり
でなく、触媒の処理に多量の酸性物質を用いる必要があ
り、廃棄物が多くなる等の欠点が生じる。また、5モル
%以上の触媒を使用しても反応速度、収率等はこれ以上
改善されない。
1モル%ないし5モル%未満、好ましくは、0.5モル%な
いし4モル%が使用される。触媒の使用量が0.1モル%
より少ないと反応の進行が著しく遅くなり、また、5モ
ル%以上使用すると前述の副生物の量が多くなるばかり
でなく、触媒の処理に多量の酸性物質を用いる必要があ
り、廃棄物が多くなる等の欠点が生じる。また、5モル
%以上の触媒を使用しても反応速度、収率等はこれ以上
改善されない。
これらの触媒は、2−t−ブチル−6−メチルフェノー
ルとアルカリ金属水酸化物とを直接に、又は脂肪属炭化
水素、脂環式炭化水素、芳香属炭化水素などの有機溶剤
中で加熱することにより容易に製造することができる。
また、2−t−ブチル−6−メチルフェノールとアルカ
リ金属水酸化物とを、生成するアルカリ金属フェノキサ
イドの量が、2−t−ブチル−6−メチルフェノール1
モルに対し0.001モルないし0.05モル未満となるような
割合で予め反応させ、これをそのまま次のアクリル酸ア
ルキルエステルとの反応に使用することもできる。
ルとアルカリ金属水酸化物とを直接に、又は脂肪属炭化
水素、脂環式炭化水素、芳香属炭化水素などの有機溶剤
中で加熱することにより容易に製造することができる。
また、2−t−ブチル−6−メチルフェノールとアルカ
リ金属水酸化物とを、生成するアルカリ金属フェノキサ
イドの量が、2−t−ブチル−6−メチルフェノール1
モルに対し0.001モルないし0.05モル未満となるような
割合で予め反応させ、これをそのまま次のアクリル酸ア
ルキルエステルとの反応に使用することもできる。
また、触媒は実質的に無水であることが好ましく、触媒
の調製の際に生成した水は減圧及び/又は有機溶剤との
共沸蒸留により系内が実質的に無水状態になるまで除去
することが好ましい。
の調製の際に生成した水は減圧及び/又は有機溶剤との
共沸蒸留により系内が実質的に無水状態になるまで除去
することが好ましい。
本発明に使用されるアクリル酸アルキルエステルとして
は、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、
ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペ
ンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシ
ル、ノナデシル、エイコシルエステル等が挙げられる。
は、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、
ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペ
ンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシ
ル、ノナデシル、エイコシルエステル等が挙げられる。
2−t−ブチル−6−メチルフェノールとアクリル酸ア
ルキルエステルの使用割合は、通常フェノール1モルに
対しアクリル酸エステル0.8〜2モルである。アクリル
酸アルキルエステルを2モル以上の大過剰に使用しても
効果は変わらず、反応終了時に除去すべきアクリル酸エ
ステルの量が増加するので好ましくない。また、アクリ
ル酸エステルの使用量を0.8モル以下とすると、フェノ
ールに対する反応率が低下し、反応終了時に除去すべき
フェノールの量が増加することとなる。
ルキルエステルの使用割合は、通常フェノール1モルに
対しアクリル酸エステル0.8〜2モルである。アクリル
酸アルキルエステルを2モル以上の大過剰に使用しても
効果は変わらず、反応終了時に除去すべきアクリル酸エ
ステルの量が増加するので好ましくない。また、アクリ
ル酸エステルの使用量を0.8モル以下とすると、フェノ
ールに対する反応率が低下し、反応終了時に除去すべき
フェノールの量が増加することとなる。
反応温度は室温から約200℃までの範囲から適宜選択さ
れるが、通常は70〜150℃の範囲で行うことが好まし
い。また、本反応は、常圧ないし自然発生圧力下で行わ
れるが、所望により、減圧下または加圧下で行うことも
できる。
れるが、通常は70〜150℃の範囲で行うことが好まし
い。また、本反応は、常圧ないし自然発生圧力下で行わ
れるが、所望により、減圧下または加圧下で行うことも
できる。
反応は無溶媒でも充分に進行するので、特に溶媒を使用
する必要はないが、所望により溶媒の存在下で行うこと
もできる。溶媒としてはエーテル系、脂肪族ジアルキル
アミド系、芳香族並びに脂肪族ニトリル系、炭化水素
系、ジアルキルスルホキシド系、エステル系、ケトン
系、塩素化合物系等広範囲のものを使用し得る。溶媒の
使用量は単に溶質を溶かすに足る少量から、急激な反応
を抑制するに充分な量まで広範囲に変更することができ
る。
する必要はないが、所望により溶媒の存在下で行うこと
もできる。溶媒としてはエーテル系、脂肪族ジアルキル
アミド系、芳香族並びに脂肪族ニトリル系、炭化水素
系、ジアルキルスルホキシド系、エステル系、ケトン
系、塩素化合物系等広範囲のものを使用し得る。溶媒の
使用量は単に溶質を溶かすに足る少量から、急激な反応
を抑制するに充分な量まで広範囲に変更することができ
る。
反応終了後触媒を除去して蒸溜すれば、再結晶等のそれ
以上の精製処理を行わずとも、目的化合物は略々純粋な
形で得られる。
以上の精製処理を行わずとも、目的化合物は略々純粋な
形で得られる。
以下に本発明を実施例によって説明するが、本発明はこ
れら実施例によって制限されるものではない。
れら実施例によって制限されるものではない。
実施例−1 2−t−ブチル−6−メチルフェノール164g(1モ
ル)、カリウム−2−t−ブチル−6−メチルフェノキ
サイド7.7g(0.035モル)を500mlフラスコに仕込み、撹
拌しながら120〜140℃で103.2g(1.2モル)のアクリル
酸メチルを滴下し、滴下終了後120〜140℃で更に5時間
撹拌した。冷却後、トルエン164gで希釈し、酢酸で中和
後水洗した。トルエン及び過剰のアクリル酸メチルを留
去し、粗生成物を得た。
ル)、カリウム−2−t−ブチル−6−メチルフェノキ
サイド7.7g(0.035モル)を500mlフラスコに仕込み、撹
拌しながら120〜140℃で103.2g(1.2モル)のアクリル
酸メチルを滴下し、滴下終了後120〜140℃で更に5時間
撹拌した。冷却後、トルエン164gで希釈し、酢酸で中和
後水洗した。トルエン及び過剰のアクリル酸メチルを留
去し、粗生成物を得た。
粗生成物をガスクロマトグラフィーにより分析した結
果、前記式(I)で表される副生物の含有率は0.3%で
あった。
果、前記式(I)で表される副生物の含有率は0.3%で
あった。
この粗生成物を真空蒸留し、沸点164〜170℃/4mmHgの留
分として、230g(収率92%)のβ−(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸メ
チルを得た。
分として、230g(収率92%)のβ−(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸メ
チルを得た。
この精製物をガスクロマトグラフィーにより分析した結
果、前記式(I)で表される副生物の含有量は0.09%で
あった。
果、前記式(I)で表される副生物の含有量は0.09%で
あった。
実施例−2 2−t−ブチル−6−メチルフェノール164g(1モ
ル)、水酸化カリウム2.0g(0.035モル)及びトルエン5
0gを500mlフラスコに仕込み、還流下脱水し、略理論量
の生成水を除去した後トルエンを留去した。次いで、12
0〜140℃で103.2g(1.2モル)のアクリル酸メチルを滴
下し、滴下終了後同温度で更に5時間撹拌した。冷却
後、トルエン164gで希釈し、酢酸で中和後水洗した。ト
ルエン及び過剰のアクリル酸メチルを留去し、粗生成物
を得た。
ル)、水酸化カリウム2.0g(0.035モル)及びトルエン5
0gを500mlフラスコに仕込み、還流下脱水し、略理論量
の生成水を除去した後トルエンを留去した。次いで、12
0〜140℃で103.2g(1.2モル)のアクリル酸メチルを滴
下し、滴下終了後同温度で更に5時間撹拌した。冷却
後、トルエン164gで希釈し、酢酸で中和後水洗した。ト
ルエン及び過剰のアクリル酸メチルを留去し、粗生成物
を得た。
粗生成物をガスクロマトグラフィーにより分析した結
果、前記式(I)で表される副生物の含有率は0.3%で
あった。
果、前記式(I)で表される副生物の含有率は0.3%で
あった。
この粗生成物を真空蒸留し、沸点164〜170℃/4mmHgの留
分として、227g(収率91%)のβ−(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸メ
チルを得た。
分として、227g(収率91%)のβ−(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸メ
チルを得た。
この精製物をガスクロマトグラフィーにより分析した結
果、前記式(I)で表される副生物の含有量は0.08%で
あった。
果、前記式(I)で表される副生物の含有量は0.08%で
あった。
比較例 水酸化カリウムを5.6g(0.1モル)と増量した他は実施
例−2と同様の操作を行い、粗生成物を得た。
例−2と同様の操作を行い、粗生成物を得た。
粗生成物をガスクロマトグラフィーにより分析した結
果、前記式(I)で表される副生物の含有率は1.2%で
あった。
果、前記式(I)で表される副生物の含有率は1.2%で
あった。
この粗生成物を真空蒸留し、沸点164〜170℃/4mmHgの留
分として、224g(収率90%)のβ−(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸メ
チルを得た。
分として、224g(収率90%)のβ−(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸メ
チルを得た。
この精製物をガスクロマトグラフィーにより分析した結
果、前記式(I)で表される副生物の含有量は0.32%で
あった。
果、前記式(I)で表される副生物の含有量は0.32%で
あった。
本発明の方法によれば前記式(I)で表される副生物の
生成量は著しく少なく、減圧蒸留によるだけで充分満足
し得る約0.1%まで低減できるのに対し、従来の方法に
よる場合は前記式(I)で表される副生物の生成量が多
く、必要な0.2%以下まで副生物を減らすことができな
かった。
生成量は著しく少なく、減圧蒸留によるだけで充分満足
し得る約0.1%まで低減できるのに対し、従来の方法に
よる場合は前記式(I)で表される副生物の生成量が多
く、必要な0.2%以下まで副生物を減らすことができな
かった。
また、本発明の方法による目的物の収率は、従来の方法
による収率と同等以上であり、副生物の生成量が少ない
こと、触媒の中和に必要な酸性物質の量が少ないことを
併せ考えると、本発明の方法が従来の方法と比較して極
めて優れたものであることが明らかである。
による収率と同等以上であり、副生物の生成量が少ない
こと、触媒の中和に必要な酸性物質の量が少ないことを
併せ考えると、本発明の方法が従来の方法と比較して極
めて優れたものであることが明らかである。
Claims (1)
- 【請求項1】2−t−ブチル−6−メチルフェノールと
アクリル酸アルキルエステルとを反応させてβ−(3−
t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プ
ロピオン酸アルキルエステルを製造する際に、触媒とし
て、2−t−ブチル−6−メチルフェノール1モルに対
して0.001モルないし0.05モル未満のアルカリ金属−2
−t−ブチル−6−メチルフェノキサイドの存在下に該
反応を行わせることを特徴とする、β−(3−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン
酸アルキルエステルの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62114258A JPH0713035B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | β−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸アルキルエステルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62114258A JPH0713035B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | β−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸アルキルエステルの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63277647A JPS63277647A (ja) | 1988-11-15 |
| JPH0713035B2 true JPH0713035B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=14633282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62114258A Expired - Fee Related JPH0713035B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | β−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオン酸アルキルエステルの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713035B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02180851A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-13 | Yoshitomi Pharmaceut Ind Ltd | アルキルβ―(3,5―ジアルキル―4―ヒドロキシフェニル)プロピオネートの製造法 |
| JPH02180852A (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-13 | Yoshitomi Pharmaceut Ind Ltd | アルキルβ―(3,5―ジアルキル―4―ヒドロキシフェニル)プロピオネートの製造法 |
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1987
- 1987-05-11 JP JP62114258A patent/JPH0713035B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JPS63277647A (ja) | 1988-11-15 |
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