JPH07131028A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタの製造方法Info
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- JPH07131028A JPH07131028A JP5295927A JP29592793A JPH07131028A JP H07131028 A JPH07131028 A JP H07131028A JP 5295927 A JP5295927 A JP 5295927A JP 29592793 A JP29592793 A JP 29592793A JP H07131028 A JPH07131028 A JP H07131028A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的大面積のガラス基板上にPMOSとN
MOSの両薄膜トランジスタを形成する際に、不純物注
入マスクとして耐熱性の低いフォトレジストを使用可能
とする。 【構成】 例えばPMOS用半導体薄膜13の中央部の
上には、下層ゲート絶縁膜15を介して、上層ゲート絶
縁膜16およびゲート電極21がパターン形成されてい
る。すなわち、PMOS用半導体薄膜13のソース・ド
レイン領域13bとなる部分の上面には膜厚20nm程
度以下の酸化シリコンからなる下層ゲート絶縁膜15の
みが形成されている。このため、ボロンイオンを30k
V程度の低加速電圧で注入することができる。したがっ
て、ガラス基板11として300×300mm以上の比
較的大面積のものを用いても基板温度の上昇を抑えるこ
とができる。この結果、NMOS半導体薄膜14の部分
を覆う不純物注入マスクとして耐熱性の低いフォトレジ
スト23を使用することができる。
MOSの両薄膜トランジスタを形成する際に、不純物注
入マスクとして耐熱性の低いフォトレジストを使用可能
とする。 【構成】 例えばPMOS用半導体薄膜13の中央部の
上には、下層ゲート絶縁膜15を介して、上層ゲート絶
縁膜16およびゲート電極21がパターン形成されてい
る。すなわち、PMOS用半導体薄膜13のソース・ド
レイン領域13bとなる部分の上面には膜厚20nm程
度以下の酸化シリコンからなる下層ゲート絶縁膜15の
みが形成されている。このため、ボロンイオンを30k
V程度の低加速電圧で注入することができる。したがっ
て、ガラス基板11として300×300mm以上の比
較的大面積のものを用いても基板温度の上昇を抑えるこ
とができる。この結果、NMOS半導体薄膜14の部分
を覆う不純物注入マスクとして耐熱性の低いフォトレジ
スト23を使用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は薄膜トランジスタの製
造方法に関する。
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セルフアライメント型の薄膜トランジス
タを製造する場合、同一のガラス基板上にPMOS薄膜
トランジスタとNMOS薄膜トランジスタとを形成する
ことがある。この場合、まず、例えば図6に示すよう
に、ガラス基板1の上面全体に酸化シリコンからなる下
地層2を形成する。次に、下地層2の上面の別々の箇所
にポリシリコン等からなるPMOS用半導体薄膜3およ
びNMOS用半導体薄膜4を形成する。次に、全上面に
ゲート絶縁膜5を形成する。次に、両半導体薄膜3、4
の中央部(チャネル領域3aを形成すべき領域)に対応
する部分のゲート絶縁膜5の上面にゲート電極6、7を
形成する。次に、PMOS薄膜トランジスタ形成領域以
外の領域における上面全体にフォトレジスト8を形成す
る。次に、フォトレジスト8およびゲート電極6をマス
クとしてイオン注入装置によりPMOS用半導体薄膜3
にボロンイオン(P型不純物)を注入し、これによりゲ
ート電極6に対応する部分におけるPMOS用半導体薄
膜3の中央部をチャネル領域3aとし、その両側をボロ
ンイオン注入領域からなるソース・ドレイン領域3bと
している。この後、フォトレジスト8を剥離する。次
に、図7に示すように、NMOS薄膜トランジスタ形成
領域以外の領域における上面全体に別のフォトレジスト
9を形成する。次に、フォトレジスト9およびゲート電
極7をマスクとしてイオン注入装置によりNMOS用半
導体薄膜4にリンイオン(N型不純物)を注入し、これ
によりゲート電極7に対応する部分におけるNMOS用
半導体薄膜4の中央部をチャネル領域4aとし、その両
側をリンイオン注入領域からなるソース・ドレイン領域
4bとしている。
タを製造する場合、同一のガラス基板上にPMOS薄膜
トランジスタとNMOS薄膜トランジスタとを形成する
ことがある。この場合、まず、例えば図6に示すよう
に、ガラス基板1の上面全体に酸化シリコンからなる下
地層2を形成する。次に、下地層2の上面の別々の箇所
にポリシリコン等からなるPMOS用半導体薄膜3およ
びNMOS用半導体薄膜4を形成する。次に、全上面に
ゲート絶縁膜5を形成する。次に、両半導体薄膜3、4
の中央部(チャネル領域3aを形成すべき領域)に対応
する部分のゲート絶縁膜5の上面にゲート電極6、7を
形成する。次に、PMOS薄膜トランジスタ形成領域以
外の領域における上面全体にフォトレジスト8を形成す
る。次に、フォトレジスト8およびゲート電極6をマス
クとしてイオン注入装置によりPMOS用半導体薄膜3
にボロンイオン(P型不純物)を注入し、これによりゲ
ート電極6に対応する部分におけるPMOS用半導体薄
膜3の中央部をチャネル領域3aとし、その両側をボロ
ンイオン注入領域からなるソース・ドレイン領域3bと
している。この後、フォトレジスト8を剥離する。次
に、図7に示すように、NMOS薄膜トランジスタ形成
領域以外の領域における上面全体に別のフォトレジスト
9を形成する。次に、フォトレジスト9およびゲート電
極7をマスクとしてイオン注入装置によりNMOS用半
導体薄膜4にリンイオン(N型不純物)を注入し、これ
によりゲート電極7に対応する部分におけるNMOS用
半導体薄膜4の中央部をチャネル領域4aとし、その両
側をリンイオン注入領域からなるソース・ドレイン領域
4bとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
薄膜トランジスタの製造方法では、半導体薄膜3、4上
に形成されたゲート絶縁膜5を介して不純物を注入する
ことになるので、ゲート絶縁膜5が例えば膜厚100n
m以上の酸化シリコン膜によって形成されている場合、
不純物注入の加速電圧を100kV以上の高加速電圧と
する必要がある。一方、ガラス基板1として300×3
00mm以上の比較的大面積のものを用いる場合には、
不純物注入を100kV以上の高加速電圧で行うと、基
板温度の上昇が激しくて300℃以上にもなり、このた
め不純物注入用のマスクとして耐熱性の低いフォトレジ
スト8、9を使用することができなくなってしまう。そ
こで、このような場合には、高耐熱マスクをフォトリソ
グラフィ技術によって形成しているが、工程数が増加
し、コスト高になるという問題があった。この発明の目
的は、比較的大面積のガラス基板を用いても、不純物注
入マスクとして耐熱性の低いフォトレジストを使用する
ことのできる薄膜トランジスタの製造方法を提供するこ
とにある。
薄膜トランジスタの製造方法では、半導体薄膜3、4上
に形成されたゲート絶縁膜5を介して不純物を注入する
ことになるので、ゲート絶縁膜5が例えば膜厚100n
m以上の酸化シリコン膜によって形成されている場合、
不純物注入の加速電圧を100kV以上の高加速電圧と
する必要がある。一方、ガラス基板1として300×3
00mm以上の比較的大面積のものを用いる場合には、
不純物注入を100kV以上の高加速電圧で行うと、基
板温度の上昇が激しくて300℃以上にもなり、このた
め不純物注入用のマスクとして耐熱性の低いフォトレジ
スト8、9を使用することができなくなってしまう。そ
こで、このような場合には、高耐熱マスクをフォトリソ
グラフィ技術によって形成しているが、工程数が増加
し、コスト高になるという問題があった。この発明の目
的は、比較的大面積のガラス基板を用いても、不純物注
入マスクとして耐熱性の低いフォトレジストを使用する
ことのできる薄膜トランジスタの製造方法を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、ガラス基板
上にPMOS用半導体薄膜とNMOS用半導体薄膜とを
形成し、これら半導体薄膜上に酸化シリコンからなる下
層ゲート絶縁膜、窒化シリコンからなる上層ゲート絶縁
膜およびゲート電極形成用膜をこの順で形成し、次いで
前記両半導体薄膜のチャネル領域を形成すべき領域以外
の領域における前記ゲート電極形成用膜および前記上層
ゲート絶縁膜をエッチングして除去し、この後前記PM
OS用半導体薄膜のソース・ドレイン領域を形成すべき
領域にP型不純物を注入する工程と、前記NMOS用半
導体薄膜のソース・ドレイン領域を形成すべき領域にN
型不純物を注入する工程とを行うようにしたものであ
る。
上にPMOS用半導体薄膜とNMOS用半導体薄膜とを
形成し、これら半導体薄膜上に酸化シリコンからなる下
層ゲート絶縁膜、窒化シリコンからなる上層ゲート絶縁
膜およびゲート電極形成用膜をこの順で形成し、次いで
前記両半導体薄膜のチャネル領域を形成すべき領域以外
の領域における前記ゲート電極形成用膜および前記上層
ゲート絶縁膜をエッチングして除去し、この後前記PM
OS用半導体薄膜のソース・ドレイン領域を形成すべき
領域にP型不純物を注入する工程と、前記NMOS用半
導体薄膜のソース・ドレイン領域を形成すべき領域にN
型不純物を注入する工程とを行うようにしたものであ
る。
【0005】
【作用】この発明によれば、各半導体薄膜のチャネル領
域を形成すべき領域以外の領域におけるゲート電極形成
用膜および上層ゲート絶縁膜をエッチングして除去した
状態で不純物を注入することになるので、不純物を注入
する際の実質的なゲート絶縁膜の膜厚が下層ゲート絶縁
膜の膜厚となり、不純物注入を低加速電圧で行うことが
でき、したがって比較的大面積のガラス基板を用いても
基板温度の上昇を抑えることができ、ひいては一方の半
導体薄膜に不純物を注入する際に他方の半導体薄膜の部
分を覆う不純物注入マスクとして耐熱性の低いフォトレ
ジストを使用することができる。
域を形成すべき領域以外の領域におけるゲート電極形成
用膜および上層ゲート絶縁膜をエッチングして除去した
状態で不純物を注入することになるので、不純物を注入
する際の実質的なゲート絶縁膜の膜厚が下層ゲート絶縁
膜の膜厚となり、不純物注入を低加速電圧で行うことが
でき、したがって比較的大面積のガラス基板を用いても
基板温度の上昇を抑えることができ、ひいては一方の半
導体薄膜に不純物を注入する際に他方の半導体薄膜の部
分を覆う不純物注入マスクとして耐熱性の低いフォトレ
ジストを使用することができる。
【0006】
【実施例】図1〜図5はそれぞれこの発明の一実施例に
おける薄膜トランジスタの各製造工程を示したものであ
る。そこで、これらの図を順に参照しながら、この実施
例の薄膜トランジスタの製造方法について、すなわち同
一のガラス基板上にセルフアライメント型のPMOS薄
膜トランジスタとNMOS薄膜トランジスタとを形成す
る場合について説明する。
おける薄膜トランジスタの各製造工程を示したものであ
る。そこで、これらの図を順に参照しながら、この実施
例の薄膜トランジスタの製造方法について、すなわち同
一のガラス基板上にセルフアライメント型のPMOS薄
膜トランジスタとNMOS薄膜トランジスタとを形成す
る場合について説明する。
【0007】まず、図1に示すように、ガラス基板11
の上面全体にスパッタ装置により酸化シリコンからなる
下地層12を100nm程度の厚さに成膜する。次に、
下地層12の上面の別々の個所にポリシリコン等からな
るPMOS用半導体薄膜13およびNMOS用半導体薄
膜14を形成する。この場合、一例として、まず下地層
2の上面全体にプラズマCVDにより水素化アモルファ
スシリコン薄膜を50nm程度の厚さに成膜し、次いで
窒素雰囲気中において450℃程度の温度で1時間程度
の脱水素処理を行い、次いでエキシマレーザを照射する
ことにより、アモルファスシリコン薄膜を結晶化してポ
リシリコン薄膜とし、次いでフォトリソグラフィ技術に
より不要な部分のポリシリコン薄膜をエッチングして除
去することにより、薄膜トランジスタ形成領域のみに半
導体薄膜13、14をパターン形成する。次に、全上面
にスパッタ装置により酸化シリコンからなる下層ゲート
絶縁膜15を20nm程度以下の厚さに成膜する。次
に、下層ゲート絶縁膜15の上面全体にプラズマCVD
により窒化シリコンからなる上層ゲート絶縁膜16を1
00〜200nm程度望ましくは160nm程度の厚さ
に成膜する。次に、上層ゲート絶縁膜16の上面全体に
スパッタ装置によりクロムからなるゲート電極形成用膜
17を100nm程度の厚さに成膜する。次に、両半導
体薄膜13、14の各中央部(チャネル領域を形成すべ
き領域)に対応する部分のゲート電極形成用膜17の上
面にフォトリソグラフィ技術によりフォトレジストパタ
ーン18、19を形成する。
の上面全体にスパッタ装置により酸化シリコンからなる
下地層12を100nm程度の厚さに成膜する。次に、
下地層12の上面の別々の個所にポリシリコン等からな
るPMOS用半導体薄膜13およびNMOS用半導体薄
膜14を形成する。この場合、一例として、まず下地層
2の上面全体にプラズマCVDにより水素化アモルファ
スシリコン薄膜を50nm程度の厚さに成膜し、次いで
窒素雰囲気中において450℃程度の温度で1時間程度
の脱水素処理を行い、次いでエキシマレーザを照射する
ことにより、アモルファスシリコン薄膜を結晶化してポ
リシリコン薄膜とし、次いでフォトリソグラフィ技術に
より不要な部分のポリシリコン薄膜をエッチングして除
去することにより、薄膜トランジスタ形成領域のみに半
導体薄膜13、14をパターン形成する。次に、全上面
にスパッタ装置により酸化シリコンからなる下層ゲート
絶縁膜15を20nm程度以下の厚さに成膜する。次
に、下層ゲート絶縁膜15の上面全体にプラズマCVD
により窒化シリコンからなる上層ゲート絶縁膜16を1
00〜200nm程度望ましくは160nm程度の厚さ
に成膜する。次に、上層ゲート絶縁膜16の上面全体に
スパッタ装置によりクロムからなるゲート電極形成用膜
17を100nm程度の厚さに成膜する。次に、両半導
体薄膜13、14の各中央部(チャネル領域を形成すべ
き領域)に対応する部分のゲート電極形成用膜17の上
面にフォトリソグラフィ技術によりフォトレジストパタ
ーン18、19を形成する。
【0008】次に、図2に示すように、両フォトレジス
トパターン18、19をマスクとしてドライエッチング
によりゲート電極形成用膜17を除去し、次いで同じく
両フォトレジストパターン18、19をマスクとしてド
ライエッチングにより上層ゲート絶縁膜16を除去す
る。上層ゲート絶縁膜16を除去する場合、例えば平行
平板式プラズマエッチング装置を用い、圧力0.8To
rr、RF電力密度0.37W/cm2、電極間隔55
mmの条件下でCF4と5%のO2との混合ガスでエッチ
ングを行う。すると、ポリシリコンからなる両半導体薄
膜13、14に対する選択比は2程度しか得られない
が、酸化シリコンからなる下層ゲート絶縁膜15に対し
ては30以上の高い選択比が得られるので、下層ゲート
絶縁膜15をエッチングストッパとして、両半導体薄膜
13、14にダメージを与えることなく、上層ゲート絶
縁膜16のみを容易にエッチングして除去することがで
きる。そして、この状態では、両半導体薄膜13、14
を含むガラス基板11の全上面に下層ゲート絶縁膜15
がそのまま残存し、両半導体薄膜13、14の中央部に
対応する部分の下層ゲート絶縁膜15の上面にのみ上層
ゲート絶縁膜16が残存し、この残存した上層ゲート絶
縁膜16の上面にのみゲート電極形成用膜17が残存
し、この残存しているゲート電極形成用膜17によって
ゲート電極21、22が形成されている。この後、両フ
ォトレジストパターン18、19を剥離する。
トパターン18、19をマスクとしてドライエッチング
によりゲート電極形成用膜17を除去し、次いで同じく
両フォトレジストパターン18、19をマスクとしてド
ライエッチングにより上層ゲート絶縁膜16を除去す
る。上層ゲート絶縁膜16を除去する場合、例えば平行
平板式プラズマエッチング装置を用い、圧力0.8To
rr、RF電力密度0.37W/cm2、電極間隔55
mmの条件下でCF4と5%のO2との混合ガスでエッチ
ングを行う。すると、ポリシリコンからなる両半導体薄
膜13、14に対する選択比は2程度しか得られない
が、酸化シリコンからなる下層ゲート絶縁膜15に対し
ては30以上の高い選択比が得られるので、下層ゲート
絶縁膜15をエッチングストッパとして、両半導体薄膜
13、14にダメージを与えることなく、上層ゲート絶
縁膜16のみを容易にエッチングして除去することがで
きる。そして、この状態では、両半導体薄膜13、14
を含むガラス基板11の全上面に下層ゲート絶縁膜15
がそのまま残存し、両半導体薄膜13、14の中央部に
対応する部分の下層ゲート絶縁膜15の上面にのみ上層
ゲート絶縁膜16が残存し、この残存した上層ゲート絶
縁膜16の上面にのみゲート電極形成用膜17が残存
し、この残存しているゲート電極形成用膜17によって
ゲート電極21、22が形成されている。この後、両フ
ォトレジストパターン18、19を剥離する。
【0009】次に、図3に示すように、PMOS薄膜ト
ランジスタ形成領域以外の領域における上面全体にフォ
トレジスト23を形成する。次に、フォトレジスト23
およびゲート電極21をマスクとしてイオン注入装置に
よりPMOS用半導体薄膜13にボロンイオン(P型不
純物)を注入し、PMOS用半導体薄膜13のチャネル
領域13aの両側にソース・ドレイン領域13bを形成
する。この場合、PMOS用半導体薄膜13のチャネル
領域13aの両側のソース・ドレイン領域13bとなる
部分の上面には膜厚20nm程度以下の酸化シリコンか
らなる下層ゲート絶縁膜15のみが形成されているの
で、ボロンイオンを30kV程度の低加速電圧で注入す
ることができる。この後、フォトレジスト23を剥離す
る。
ランジスタ形成領域以外の領域における上面全体にフォ
トレジスト23を形成する。次に、フォトレジスト23
およびゲート電極21をマスクとしてイオン注入装置に
よりPMOS用半導体薄膜13にボロンイオン(P型不
純物)を注入し、PMOS用半導体薄膜13のチャネル
領域13aの両側にソース・ドレイン領域13bを形成
する。この場合、PMOS用半導体薄膜13のチャネル
領域13aの両側のソース・ドレイン領域13bとなる
部分の上面には膜厚20nm程度以下の酸化シリコンか
らなる下層ゲート絶縁膜15のみが形成されているの
で、ボロンイオンを30kV程度の低加速電圧で注入す
ることができる。この後、フォトレジスト23を剥離す
る。
【0010】次に、図4に示すように、NMOS薄膜ト
ランジスタ形成領域以外の領域における上面全体に別の
フォトレジスト24を形成する。次に、フォトレジスト
24およびゲート電極22をマスクとしてイオン注入装
置によりNMOS用半導体薄膜14にリンイオン(N型
不純物)を注入し、NMOS用半導体薄膜14のチャネ
ル領域14aの両側にソース・ドレイン領域14bを形
成する。この場合も、NMOS用半導体薄膜14のチャ
ネル領域14aの両側のソース・ドレイン領域14bと
なる部分の上面には膜厚20nm程度以下の酸化シリコ
ンからなる下層ゲート絶縁膜15のみが形成されている
ので、リンイオンを30kV程度の低加速電圧で注入す
ることができる。この後、フォトレジスト24を剥離す
る。次に、エキシマレーザを照射し、注入した不純物を
活性化する。
ランジスタ形成領域以外の領域における上面全体に別の
フォトレジスト24を形成する。次に、フォトレジスト
24およびゲート電極22をマスクとしてイオン注入装
置によりNMOS用半導体薄膜14にリンイオン(N型
不純物)を注入し、NMOS用半導体薄膜14のチャネ
ル領域14aの両側にソース・ドレイン領域14bを形
成する。この場合も、NMOS用半導体薄膜14のチャ
ネル領域14aの両側のソース・ドレイン領域14bと
なる部分の上面には膜厚20nm程度以下の酸化シリコ
ンからなる下層ゲート絶縁膜15のみが形成されている
ので、リンイオンを30kV程度の低加速電圧で注入す
ることができる。この後、フォトレジスト24を剥離す
る。次に、エキシマレーザを照射し、注入した不純物を
活性化する。
【0011】次に、図5に示すように、全上面にプラズ
マCVD法により窒化シリコンからなる層間絶縁膜25
を300nm程度の厚さに成膜する。この場合、両半導
体薄膜13、14の各表面を覆っている下層ゲート絶縁
膜15の上面に層間絶縁膜25を形成することになるの
で、下層ゲート絶縁膜15および上層ゲート絶縁膜16
からなるゲート絶縁膜の絶縁耐圧が低下しないようにす
ることができる。次に、両半導体薄膜13、14のソー
ス・ドレイン領域13b、14bに対応する部分におけ
る層間絶縁膜25および下層ゲート絶縁膜15にコンタ
クトホール26、27を形成する。次に、コンタクトホ
ール26、27および層間絶縁膜25の上面の各所定の
個所にスパッタ装置によりアルミニウムからなるソース
・ドレイン電極28、29を500nm程度の厚さに形
成する。かくして、セルフアライメント型のPMOS薄
膜トランジスタおよびNMOS薄膜トランジスタが形成
される。
マCVD法により窒化シリコンからなる層間絶縁膜25
を300nm程度の厚さに成膜する。この場合、両半導
体薄膜13、14の各表面を覆っている下層ゲート絶縁
膜15の上面に層間絶縁膜25を形成することになるの
で、下層ゲート絶縁膜15および上層ゲート絶縁膜16
からなるゲート絶縁膜の絶縁耐圧が低下しないようにす
ることができる。次に、両半導体薄膜13、14のソー
ス・ドレイン領域13b、14bに対応する部分におけ
る層間絶縁膜25および下層ゲート絶縁膜15にコンタ
クトホール26、27を形成する。次に、コンタクトホ
ール26、27および層間絶縁膜25の上面の各所定の
個所にスパッタ装置によりアルミニウムからなるソース
・ドレイン電極28、29を500nm程度の厚さに形
成する。かくして、セルフアライメント型のPMOS薄
膜トランジスタおよびNMOS薄膜トランジスタが形成
される。
【0012】このように、この薄膜トランジスタの製造
方法では、不純物を30kV程度の低加速電圧で注入す
ることができるので、ガラス基板11として300×3
00mm以上の比較的大面積のものを用いても基板温度
の上昇を抑えることができ、したがって一方の半導体薄
膜に不純物を注入する際に他方の半導体薄膜の部分を覆
う不純物注入マスクとして耐熱性の低いフォトレジスト
を使用することができ、ひいては工程数が減少し、コス
トダウンを図ることができる。
方法では、不純物を30kV程度の低加速電圧で注入す
ることができるので、ガラス基板11として300×3
00mm以上の比較的大面積のものを用いても基板温度
の上昇を抑えることができ、したがって一方の半導体薄
膜に不純物を注入する際に他方の半導体薄膜の部分を覆
う不純物注入マスクとして耐熱性の低いフォトレジスト
を使用することができ、ひいては工程数が減少し、コス
トダウンを図ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、不純物を注入する際の実質的なゲート絶縁膜の膜厚
が下層ゲート絶縁膜の膜厚となり、不純物注入を低加速
電圧で行うことができるので、比較的大面積のガラス基
板を用いても基板温度の上昇を抑えることができ、した
がって一方の半導体薄膜に不純物を注入する際に他方の
半導体薄膜の部分を覆う不純物注入マスクとして耐熱性
の低いフォトレジストを使用することができ、ひいては
工程数が減少し、コストダウンを図ることができる。
ば、不純物を注入する際の実質的なゲート絶縁膜の膜厚
が下層ゲート絶縁膜の膜厚となり、不純物注入を低加速
電圧で行うことができるので、比較的大面積のガラス基
板を用いても基板温度の上昇を抑えることができ、した
がって一方の半導体薄膜に不純物を注入する際に他方の
半導体薄膜の部分を覆う不純物注入マスクとして耐熱性
の低いフォトレジストを使用することができ、ひいては
工程数が減少し、コストダウンを図ることができる。
【図1】この発明の一実施例における薄膜トランジスタ
の製造に際し、ガラス基板上に両半導体薄膜、下層ゲー
ト絶縁膜、上層ゲート絶縁膜、ゲート電極形成用膜およ
びフォトレジストパターンを形成した状態の断面図。
の製造に際し、ガラス基板上に両半導体薄膜、下層ゲー
ト絶縁膜、上層ゲート絶縁膜、ゲート電極形成用膜およ
びフォトレジストパターンを形成した状態の断面図。
【図2】同薄膜トランジスタの製造に際し、フォトレジ
ストパターンをマスクとしてゲート電極形成用膜および
上層ゲート絶縁膜をエッチングして除去した状態の断面
図。
ストパターンをマスクとしてゲート電極形成用膜および
上層ゲート絶縁膜をエッチングして除去した状態の断面
図。
【図3】同薄膜トランジスタの製造に際し、PMOS用
半導体薄膜にボロンイオンを注入した状態の断面図。
半導体薄膜にボロンイオンを注入した状態の断面図。
【図4】同薄膜トランジスタの製造に際し、NMOS用
半導体薄膜にリンイオンを注入した状態の断面図。
半導体薄膜にリンイオンを注入した状態の断面図。
【図5】同薄膜トランジスタの製造に際し、完成した状
態の断面図。
態の断面図。
【図6】従来の薄膜トランジスタの製造に際し、PMO
S用半導体薄膜にボロンイオンを注入した状態の断面
図。
S用半導体薄膜にボロンイオンを注入した状態の断面
図。
【図7】従来の薄膜トランジスタの製造に際し、NMO
S用半導体薄膜にリンイオンを注入した状態の断面図。
S用半導体薄膜にリンイオンを注入した状態の断面図。
11 ガラス基板 13 PMOS用半導体薄膜 14 NMOS用半導体薄膜 15 下層ゲート絶縁膜 16 上層ゲート絶縁膜 17 ゲート電極形成用膜 21、22 ゲート電極 23、24 フォトレジスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/092 21/336 9170−4M H01L 27/08 321 B 9056−4M 29/78 311 P
Claims (1)
- 【請求項1】 ガラス基板上にPMOS用半導体薄膜と
NMOS用半導体薄膜とを形成し、これら半導体薄膜上
に酸化シリコンからなる下層ゲート絶縁膜、窒化シリコ
ンからなる上層ゲート絶縁膜およびゲート電極形成用膜
をこの順で形成し、次いで前記両半導体薄膜のチャネル
領域を形成すべき領域以外の領域における前記ゲート電
極形成用膜および前記上層ゲート絶縁膜をエッチングし
て除去し、この後前記PMOS用半導体薄膜のソース・
ドレイン領域を形成すべき領域にP型不純物を注入する
工程と、前記NMOS用半導体薄膜のソース・ドレイン
領域を形成すべき領域にN型不純物を注入する工程とを
行うことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5295927A JPH07131028A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5295927A JPH07131028A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07131028A true JPH07131028A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17826929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5295927A Pending JPH07131028A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07131028A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006202874A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Sharp Corp | 薄膜トランジスタの製造方法及び薄膜トランジスタ |
| KR100667066B1 (ko) * | 2004-08-11 | 2007-01-10 | 삼성에스디아이 주식회사 | 박막트랜지스터 제조 방법 |
| JP2020161845A (ja) * | 2015-03-19 | 2020-10-01 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 電子機器 |
-
1993
- 1993-11-02 JP JP5295927A patent/JPH07131028A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100667066B1 (ko) * | 2004-08-11 | 2007-01-10 | 삼성에스디아이 주식회사 | 박막트랜지스터 제조 방법 |
| JP2006202874A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Sharp Corp | 薄膜トランジスタの製造方法及び薄膜トランジスタ |
| JP2020161845A (ja) * | 2015-03-19 | 2020-10-01 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 電子機器 |
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