JPH07132479A - 吸着用パッドの回り止め並びに案内機構 - Google Patents
吸着用パッドの回り止め並びに案内機構Info
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- JPH07132479A JPH07132479A JP27963593A JP27963593A JPH07132479A JP H07132479 A JPH07132479 A JP H07132479A JP 27963593 A JP27963593 A JP 27963593A JP 27963593 A JP27963593 A JP 27963593A JP H07132479 A JPH07132479 A JP H07132479A
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- suction pad
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- balls
- guide mechanism
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ワークの回動を防止して高精度な位置決めをす
ることができるとともに、摺動部位における摩擦抵抗の
発生を低減させることにより、円滑にワークを搬送でき
る吸着用パッドの回り止め並びに案内機構を提供するこ
と。 【構成】吸着用パッドの回り止め並びに案内機構20
は、吸着用パッド10を介してワークを吸着し搬送する
際、筒状部材22とスプライン軸18との間に設けられ
た一対のボール44がスプライン32a〜32cを保持
して周方向に対する回り止めをなすとともに、該筒状部
材22が変位する際に転動する。従って、吸着用パッド
10の回り止めの機能を営むとともに、筒状部材22と
スプライン軸18との摺動部位における摺動抵抗が低減
する。
ることができるとともに、摺動部位における摩擦抵抗の
発生を低減させることにより、円滑にワークを搬送でき
る吸着用パッドの回り止め並びに案内機構を提供するこ
と。 【構成】吸着用パッドの回り止め並びに案内機構20
は、吸着用パッド10を介してワークを吸着し搬送する
際、筒状部材22とスプライン軸18との間に設けられ
た一対のボール44がスプライン32a〜32cを保持
して周方向に対する回り止めをなすとともに、該筒状部
材22が変位する際に転動する。従って、吸着用パッド
10の回り止めの機能を営むとともに、筒状部材22と
スプライン軸18との摺動部位における摺動抵抗が低減
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを吸着する際、
ワークに対して吸着用パッドを好適に案内するととも
に、ワークを搬送する際、吸着用パッドの回動を防止し
て高精度な位置決めが可能な吸着用パッドの回り止め並
びに案内機構に関する。
ワークに対して吸着用パッドを好適に案内するととも
に、ワークを搬送する際、吸着用パッドの回動を防止し
て高精度な位置決めが可能な吸着用パッドの回り止め並
びに案内機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、薄板状のワークを搬
送するために真空吸引源に連結された吸着用パッドが用
いられている。この種の吸着用パッドは、通常、ロボッ
トのアーム等の搬送手段に装着され、ワークの搬送に利
用される。
送するために真空吸引源に連結された吸着用パッドが用
いられている。この種の吸着用パッドは、通常、ロボッ
トのアーム等の搬送手段に装着され、ワークの搬送に利
用される。
【0003】具体的には、例えば、ICチップ等の組立
ラインにおいて、パレット内に収納されたICチップを
吸着用パッドで吸着し、ライン上に載置された基板の所
定の孔部にICチップの端子を挿入して電気的に接続す
る作業等に利用される。
ラインにおいて、パレット内に収納されたICチップを
吸着用パッドで吸着し、ライン上に載置された基板の所
定の孔部にICチップの端子を挿入して電気的に接続す
る作業等に利用される。
【0004】ところで、このようなICチップの搬送時
において、ロボットのアームの動作によって真空吸引源
と吸着用パッドとを媒介するチューブに捩じれが発生
し、あるいはロボットのアームから伝搬される衝撃、振
動等によって吸着用パッドが回動する不都合がある。特
に、最近の技術開発により、基板上に配設されるICチ
ップの高密度化が要請され、それに伴って該ICチップ
がますます極小化することから端子間の間隔も狭小とな
り、前記ICチップを基板上に配置するために高精度な
位置決めが必要となる。従って、吸着用パッドに捩じ
れ、衝撃、および振動等が発生することよって該吸着用
パッドが回動し、前記吸着用パッドに保持されたICチ
ップの端子を基板に画成された所定の孔部に挿入するこ
とが困難になる。
において、ロボットのアームの動作によって真空吸引源
と吸着用パッドとを媒介するチューブに捩じれが発生
し、あるいはロボットのアームから伝搬される衝撃、振
動等によって吸着用パッドが回動する不都合がある。特
に、最近の技術開発により、基板上に配設されるICチ
ップの高密度化が要請され、それに伴って該ICチップ
がますます極小化することから端子間の間隔も狭小とな
り、前記ICチップを基板上に配置するために高精度な
位置決めが必要となる。従って、吸着用パッドに捩じ
れ、衝撃、および振動等が発生することよって該吸着用
パッドが回動し、前記吸着用パッドに保持されたICチ
ップの端子を基板に画成された所定の孔部に挿入するこ
とが困難になる。
【0005】また、真空吸引源に連通するチューブ等に
よって、吸着用パッドの軸線に直交する方向に引張する
力が作用し、該吸着用パッドに衝撃、振動等を与えると
いう不都合がある。
よって、吸着用パッドの軸線に直交する方向に引張する
力が作用し、該吸着用パッドに衝撃、振動等を与えると
いう不都合がある。
【0006】そこで、本出願人は、ワークの回動を防止
するとともに、捩じれ、衝撃、振動等を阻止する吸着用
パッドの回り止め並びに案内機構を提案している(実開
平4−28985号参照)。
するとともに、捩じれ、衝撃、振動等を阻止する吸着用
パッドの回り止め並びに案内機構を提案している(実開
平4−28985号参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記提案に
関連してなされたものであり、搬送時におけるワークの
回動を防止して高精度な位置決めをすることができると
ともに、摺動部位における摩擦抵抗の発生を低減させる
ように構成してワークに対する吸着用パッドの動作時、
該吸着用パッドが円滑に変位することを可能とする吸着
用パッドの回り止め並びに案内機構を提供することを目
的とする。
関連してなされたものであり、搬送時におけるワークの
回動を防止して高精度な位置決めをすることができると
ともに、摺動部位における摩擦抵抗の発生を低減させる
ように構成してワークに対する吸着用パッドの動作時、
該吸着用パッドが円滑に変位することを可能とする吸着
用パッドの回り止め並びに案内機構を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、一端部に吸着用パッドを連結するとと
もに、他端部に真空吸引源に連通するチューブを連結
し、前記吸着用パッドとチューブとを連通する貫通孔が
画成される軸部材と、前記軸部材の所定部位に外嵌さ
れ、該軸部材の軸線方向に沿って変位自在に設けられる
筒状部材と、前記軸部材または筒状部材のいずれか一方
に設けられ、所定角度離間して半径方向に膨出するとと
もに軸線方向に沿って形成される凸部と、前記吸着用パ
ッドと筒状部材の間に介装される弾性部材と、前記筒状
部材と軸部材との間に設けられ、前記凸部によって周方
向に対する回り止めをなすとともに、該筒状部材が変位
する際に転動する転動部材と、を備えることを特徴とす
る。
めに、本発明は、一端部に吸着用パッドを連結するとと
もに、他端部に真空吸引源に連通するチューブを連結
し、前記吸着用パッドとチューブとを連通する貫通孔が
画成される軸部材と、前記軸部材の所定部位に外嵌さ
れ、該軸部材の軸線方向に沿って変位自在に設けられる
筒状部材と、前記軸部材または筒状部材のいずれか一方
に設けられ、所定角度離間して半径方向に膨出するとと
もに軸線方向に沿って形成される凸部と、前記吸着用パ
ッドと筒状部材の間に介装される弾性部材と、前記筒状
部材と軸部材との間に設けられ、前記凸部によって周方
向に対する回り止めをなすとともに、該筒状部材が変位
する際に転動する転動部材と、を備えることを特徴とす
る。
【0009】また、本発明は、転動部材が複数個のボー
ルからなり、前記ボールは、断面略半円状の一対の窪み
部と、凸部に隣接して湾曲する一対の凹部との間に保持
されることを特徴とする。
ルからなり、前記ボールは、断面略半円状の一対の窪み
部と、凸部に隣接して湾曲する一対の凹部との間に保持
されることを特徴とする。
【0010】さらに、本発明は、複数個のボールが凹部
と窪み部とによって画成される間隙に連通する長孔を介
して循環して転動することを特徴とする。
と窪み部とによって画成される間隙に連通する長孔を介
して循環して転動することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の本発明に係る吸着用パッドの回り止め並
びに案内機構では、吸着用パッドを介してワークを吸着
し搬送する際、筒状部材と軸部材との間に設けられた転
動部材が、軸部材または筒状部材のいずれか一方に形成
された凸部を保持して周方向に対する回り止めをなすと
ともに、該筒状部材が変位する際に転動する。従って、
吸着用パッドの回動が阻止されるとともに、筒状部材と
軸部材との摺動部位における摺動抵抗が低減する。な
お、前記転動部材は複数のボールからなり、前記複数の
ボールは窪み部と凹部とによって画成される間隙に連通
する長孔を転動して循環する。
びに案内機構では、吸着用パッドを介してワークを吸着
し搬送する際、筒状部材と軸部材との間に設けられた転
動部材が、軸部材または筒状部材のいずれか一方に形成
された凸部を保持して周方向に対する回り止めをなすと
ともに、該筒状部材が変位する際に転動する。従って、
吸着用パッドの回動が阻止されるとともに、筒状部材と
軸部材との摺動部位における摺動抵抗が低減する。な
お、前記転動部材は複数のボールからなり、前記複数の
ボールは窪み部と凹部とによって画成される間隙に連通
する長孔を転動して循環する。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る吸着用パッドの回り止め
並びに案内機構について好適な実施例を挙げ、添付の図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
並びに案内機構について好適な実施例を挙げ、添付の図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の実施例に係る吸着用パッ
ドの回り止め並びに案内機構を吸着用パッドに適用した
状態を示す斜視図、図2は、図1のII−II線に沿っ
た横断面図である。
ドの回り止め並びに案内機構を吸着用パッドに適用した
状態を示す斜視図、図2は、図1のII−II線に沿っ
た横断面図である。
【0014】吸着用パッド10は、図示しない真空吸引
源に接続される孔部12を有し略円柱状を呈する根本部
14と、前記根本部14から一体的に拡径して連設され
るスカート部16とを備える。前記根本部14には、後
述するスプライン軸18を確実に該根本部14に連結す
るためのロックリング19が嵌合される。なお、前記孔
部12には雌ねじ部(図示せず)が設けられ、前記雌ね
じ部にスプライン軸18の先端に形成された雄ねじ部
(図示せず)を螺入することにより両者を連結する。
源に接続される孔部12を有し略円柱状を呈する根本部
14と、前記根本部14から一体的に拡径して連設され
るスカート部16とを備える。前記根本部14には、後
述するスプライン軸18を確実に該根本部14に連結す
るためのロックリング19が嵌合される。なお、前記孔
部12には雌ねじ部(図示せず)が設けられ、前記雌ね
じ部にスプライン軸18の先端に形成された雄ねじ部
(図示せず)を螺入することにより両者を連結する。
【0015】前記吸着用パッド10に連結される吸着用
パッドの回り止め並びに案内機構20は、図示しないシ
ール部材を介装して根本部14の孔部12に螺入するこ
とにより、気密に連結されるスプライン軸18(軸部
材)と、前記スプライン軸18の所定部位に変位自在に
外嵌される筒状部材22と、前記筒状部材22と吸着用
パッド10との間に介装されるばね部材24(弾性部
材)と、前記筒状部材22に螺合し、ワークに対する吸
着用パッド10の鉛直方向における高さを調節するため
の取付プレート26とから基本的に構成される。なお、
前記取付プレート26の四隅角部には、図示しないロボ
ットのアームにボルト等を介して固定するための取付用
孔部28a〜28dが画成される。
パッドの回り止め並びに案内機構20は、図示しないシ
ール部材を介装して根本部14の孔部12に螺入するこ
とにより、気密に連結されるスプライン軸18(軸部
材)と、前記スプライン軸18の所定部位に変位自在に
外嵌される筒状部材22と、前記筒状部材22と吸着用
パッド10との間に介装されるばね部材24(弾性部
材)と、前記筒状部材22に螺合し、ワークに対する吸
着用パッド10の鉛直方向における高さを調節するため
の取付プレート26とから基本的に構成される。なお、
前記取付プレート26の四隅角部には、図示しないロボ
ットのアームにボルト等を介して固定するための取付用
孔部28a〜28dが画成される。
【0016】前記スプライン軸18には、図2に示すよ
うに、流体通路として機能する貫通孔30が軸線に沿っ
て画成され、外周部の所定部分には、所定角度離間して
半径外方向に膨出形成された3条のスプライン32a〜
32c(凸部)が長手方向に沿って形成される。前記ス
プライン32a〜32cに隣接する外周部には、湾曲す
る一対の凹部34a、34bが長手方向に沿って画成さ
れる。筒状部材22から露出するスプライン軸18の一
端部には略六角状のアダプタ36が設けられ、前記アダ
プタ36を介してチューブ38が気密に連結される。
うに、流体通路として機能する貫通孔30が軸線に沿っ
て画成され、外周部の所定部分には、所定角度離間して
半径外方向に膨出形成された3条のスプライン32a〜
32c(凸部)が長手方向に沿って形成される。前記ス
プライン32a〜32cに隣接する外周部には、湾曲す
る一対の凹部34a、34bが長手方向に沿って画成さ
れる。筒状部材22から露出するスプライン軸18の一
端部には略六角状のアダプタ36が設けられ、前記アダ
プタ36を介してチューブ38が気密に連結される。
【0017】筒状部材22の内壁面には、図2に示すよ
うに、前記一対の凹部34a、34bに夫々対向し断面
略半円状を呈する一対の窪み部40a、40bが軸線方
向に沿って形成され、さらに、前記窪み部40a、40
bに隣接して一対の長孔42a、42bが軸線方向に沿
って複数個形成される。この場合、互いに隣接する窪み
部40a、40bの終端部と長孔42a、42bの終端
部とが夫々接続されて環状凹部を形成する(図1参
照)。例えば、互いに隣接する一方の窪み部40aと長
孔42a、または他方の窪み部40bと長孔42bとが
夫々接続されて環状凹部を形成する。前記一対の窪み部
40a、40bおよび長孔42a、42bには複数個の
ボール44(転動部材)が配設され、前記ボール44は
環状に形成された窪み部40a、40bおよび長孔42
a、42b内を転動することにより循環する。筒状部材
22の外周部には雄ねじ部46が刻設され、前記雄ねじ
部46は取付プレート26の孔部48に形成された雌ね
じ部(図示せず)に螺合される。
うに、前記一対の凹部34a、34bに夫々対向し断面
略半円状を呈する一対の窪み部40a、40bが軸線方
向に沿って形成され、さらに、前記窪み部40a、40
bに隣接して一対の長孔42a、42bが軸線方向に沿
って複数個形成される。この場合、互いに隣接する窪み
部40a、40bの終端部と長孔42a、42bの終端
部とが夫々接続されて環状凹部を形成する(図1参
照)。例えば、互いに隣接する一方の窪み部40aと長
孔42a、または他方の窪み部40bと長孔42bとが
夫々接続されて環状凹部を形成する。前記一対の窪み部
40a、40bおよび長孔42a、42bには複数個の
ボール44(転動部材)が配設され、前記ボール44は
環状に形成された窪み部40a、40bおよび長孔42
a、42b内を転動することにより循環する。筒状部材
22の外周部には雄ねじ部46が刻設され、前記雄ねじ
部46は取付プレート26の孔部48に形成された雌ね
じ部(図示せず)に螺合される。
【0018】本発明の実施例に係る吸着用パッドの回り
止め並びに案内機構20は、基本的には以上のように構
成されるものであり、次にその動作並びに作用効果につ
いて説明する。
止め並びに案内機構20は、基本的には以上のように構
成されるものであり、次にその動作並びに作用効果につ
いて説明する。
【0019】先ず、吸着用パッドの回り止め並びに案内
機構20に対して吸着用パッド10を連結する。この場
合、スプライン軸18に形成された雄ねじ部を根本部1
4の孔部12に形成された雌ねじ部に螺入し、ロックリ
ング19を緊締することにより簡便に両者を連結する。
機構20に対して吸着用パッド10を連結する。この場
合、スプライン軸18に形成された雄ねじ部を根本部1
4の孔部12に形成された雌ねじ部に螺入し、ロックリ
ング19を緊締することにより簡便に両者を連結する。
【0020】次に、吸着用パッド10が、例えば、IC
チップ等の搬送動作に供される場合、取付用孔部28a
〜28cに図示しないボルトを挿入して、取付プレート
26を図示しないロボットのアームに装着する。その
際、取付プレート26の孔部に螺合する筒状部材22を
回動させることにより、予め吸着用パッド10とICチ
ップとの離間距離、すなわち、軸方向の長さを調節する
ことができる。続いて、吸着用パッド10の孔部12に
連通するアダプタ36に対して真空吸引源に連通するチ
ューブ38を連結する。
チップ等の搬送動作に供される場合、取付用孔部28a
〜28cに図示しないボルトを挿入して、取付プレート
26を図示しないロボットのアームに装着する。その
際、取付プレート26の孔部に螺合する筒状部材22を
回動させることにより、予め吸着用パッド10とICチ
ップとの離間距離、すなわち、軸方向の長さを調節する
ことができる。続いて、吸着用パッド10の孔部12に
連通するアダプタ36に対して真空吸引源に連通するチ
ューブ38を連結する。
【0021】以上のような準備を経て、動作が行われ
る。すなわち、前記真空吸引源を付勢するとともに、図
示しないロボットを駆動してアームを矢印X方向に変位
させ、吸着用パッド10によりICチップを吸着する。
すなわち、スカート部16がICチップの上面部に接し
てスカート部16内の空気を吸引し、前記スカート部1
6内における減圧作用下にICチップを吸着する。
る。すなわち、前記真空吸引源を付勢するとともに、図
示しないロボットを駆動してアームを矢印X方向に変位
させ、吸着用パッド10によりICチップを吸着する。
すなわち、スカート部16がICチップの上面部に接し
てスカート部16内の空気を吸引し、前記スカート部1
6内における減圧作用下にICチップを吸着する。
【0022】吸着用パッド10がICチップの上面部に
接して吸着する際、アームに装着された筒状部材22は
ばね部材24の弾発力に抗して矢印X方向に変位する。
この場合、スプライン軸18の外周部に軸線方向に沿っ
て設けられた夫々のスプライン32a〜32cは、一対
の窪み部40a、40bと一対の凹部34a、34bと
の間に配設されたボール44によって周方向に対する変
位、換言すれば、回動動作が規制され、この結果、吸着
用パッド10の回り止めの作用を営む。
接して吸着する際、アームに装着された筒状部材22は
ばね部材24の弾発力に抗して矢印X方向に変位する。
この場合、スプライン軸18の外周部に軸線方向に沿っ
て設けられた夫々のスプライン32a〜32cは、一対
の窪み部40a、40bと一対の凹部34a、34bと
の間に配設されたボール44によって周方向に対する変
位、換言すれば、回動動作が規制され、この結果、吸着
用パッド10の回り止めの作用を営む。
【0023】また、筒状部材22がスプライン軸18に
沿って変位する際、複数のボール44は、互いに連通す
る窪み部40a、40bおよび長孔42a、42bに沿
って循環して転動することにより、前記筒状部材22と
スプライン軸18との摺動部位における摩擦抵抗を低減
することができる。従って、スプライン軸18に対する
摩耗を防止するとともに、前記摩耗に起因するガタの発
生を防止することができる。
沿って変位する際、複数のボール44は、互いに連通す
る窪み部40a、40bおよび長孔42a、42bに沿
って循環して転動することにより、前記筒状部材22と
スプライン軸18との摺動部位における摩擦抵抗を低減
することができる。従って、スプライン軸18に対する
摩耗を防止するとともに、前記摩耗に起因するガタの発
生を防止することができる。
【0024】さらに、例えば、真空吸引源に連通するチ
ューブ38等によって、スプライン軸18に対して直交
する方向に引張する力が負荷された場合であっても、ア
ームに装着された筒状部材22とスプライン軸18との
間に複数のボール44を介在させて該スプライン軸18
を保持しているため、筒状部材22は何ら影響されるこ
となく矢印XまたはY方向に変位することが可能であ
る。なお、吸着用パッド10と筒状部材22との間に設
けられたばね部材24は、ICチップを吸着する際、そ
の弾発作用下に吸着用パッド10が受ける衝撃を吸収し
て、所謂、緩衝作用を発揮する。
ューブ38等によって、スプライン軸18に対して直交
する方向に引張する力が負荷された場合であっても、ア
ームに装着された筒状部材22とスプライン軸18との
間に複数のボール44を介在させて該スプライン軸18
を保持しているため、筒状部材22は何ら影響されるこ
となく矢印XまたはY方向に変位することが可能であ
る。なお、吸着用パッド10と筒状部材22との間に設
けられたばね部材24は、ICチップを吸着する際、そ
の弾発作用下に吸着用パッド10が受ける衝撃を吸収し
て、所謂、緩衝作用を発揮する。
【0025】以上のようにしてICチップを吸着した
後、アームを変位させて吸着用パッド10を搬送ライン
上に載置された基板の上方に位置させる。そして、再び
アームを矢印X方向に変位させて基板に画成された所定
の孔部にICチップの端子を挿入した後、スカート部1
6内における吸引作用を解除してICチップを吸着用パ
ッド10から離脱させる。この場合、スプライン軸18
は周方向に対する回動が阻止され、また、前記スプライ
ン軸18には、チューブ38、アーム等による捩じれ、
衝撃並びに振動等が伝達されないため、基板の孔部にI
Cチップの端子を高精度に位置決めすることができる。
後、アームを変位させて吸着用パッド10を搬送ライン
上に載置された基板の上方に位置させる。そして、再び
アームを矢印X方向に変位させて基板に画成された所定
の孔部にICチップの端子を挿入した後、スカート部1
6内における吸引作用を解除してICチップを吸着用パ
ッド10から離脱させる。この場合、スプライン軸18
は周方向に対する回動が阻止され、また、前記スプライ
ン軸18には、チューブ38、アーム等による捩じれ、
衝撃並びに振動等が伝達されないため、基板の孔部にI
Cチップの端子を高精度に位置決めすることができる。
【0026】このように、ICチップの吸着時から搬送
過程を経て該ICチップを離脱する時までの間、吸着用
パッド10に連結されたスプライン軸18の周方向に対
する回動が阻止される。また、筒状部材22とスプライ
ン軸18との間に複数のボール44を介在させて該スプ
ライン軸18を保持することにより、摺動抵抗を低減さ
せるとともに、スプライン軸18の軸線に対して直交す
る方向に引張する力が作用する場合であっても前記引張
力に影響されることなく、スプライン軸18の軸線に沿
って筒状部材22を変位させることが可能となる。
過程を経て該ICチップを離脱する時までの間、吸着用
パッド10に連結されたスプライン軸18の周方向に対
する回動が阻止される。また、筒状部材22とスプライ
ン軸18との間に複数のボール44を介在させて該スプ
ライン軸18を保持することにより、摺動抵抗を低減さ
せるとともに、スプライン軸18の軸線に対して直交す
る方向に引張する力が作用する場合であっても前記引張
力に影響されることなく、スプライン軸18の軸線に沿
って筒状部材22を変位させることが可能となる。
【0027】次に、本発明の第2実施例に係る吸着用パ
ッドの回り止め並びに案内機構50を図3に示す。な
お、以下に示す説明において、図1に示す第1実施例と
略同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細
な説明を省略する。
ッドの回り止め並びに案内機構50を図3に示す。な
お、以下に示す説明において、図1に示す第1実施例と
略同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細
な説明を省略する。
【0028】本実施例に係る吸着用パッドの回り止め並
びに案内機構50は、筒状部材52の外周面に雄ねじ部
を形成することなく、アダプタ36側の筒状部材52の
一端部に半径外方向に膨出する一対のフランジ部54
a、54bを設けている点で第1実施例と異なる。
びに案内機構50は、筒状部材52の外周面に雄ねじ部
を形成することなく、アダプタ36側の筒状部材52の
一端部に半径外方向に膨出する一対のフランジ部54
a、54bを設けている点で第1実施例と異なる。
【0029】前記フランジ部54a、54bには取付用
孔部56a、56bが画成され、前記取付用孔部56
a、56bを介してロボットのアームにフランジ部54
a、54bを固定する。なお、第1実施例に係る吸着用
パッドの回り止め並びに案内機構20は、取付プレート
26に螺合する筒状部材22を螺回することによってワ
ークに対する吸着用パッド10の離間距離を調節する場
合に好適に用いられ、一方、第2実施例に係る吸着用パ
ッドの回り止め並びに案内機構50は、予めフランジ部
54a、54bを介してアームに固定することにより前
記離間距離が一定に設定される場合に好適に用いられ
る。
孔部56a、56bが画成され、前記取付用孔部56
a、56bを介してロボットのアームにフランジ部54
a、54bを固定する。なお、第1実施例に係る吸着用
パッドの回り止め並びに案内機構20は、取付プレート
26に螺合する筒状部材22を螺回することによってワ
ークに対する吸着用パッド10の離間距離を調節する場
合に好適に用いられ、一方、第2実施例に係る吸着用パ
ッドの回り止め並びに案内機構50は、予めフランジ部
54a、54bを介してアームに固定することにより前
記離間距離が一定に設定される場合に好適に用いられ
る。
【0030】次に、本発明の第3実施例に係る吸着用パ
ッドの回り止め並びに案内機構60を図4並びに図5に
示す。
ッドの回り止め並びに案内機構60を図4並びに図5に
示す。
【0031】本実施例に係る吸着用パッドの回り止め並
びに案内機構60は、以下の点において、第1実施例に
係る吸着用パッドの回り止め並びに案内機構20と異な
る。
びに案内機構60は、以下の点において、第1実施例に
係る吸着用パッドの回り止め並びに案内機構20と異な
る。
【0032】すなわち、筒状部材62の内壁面には、半
径内方向に膨出形成された3条の凸部64a〜64cを
長手方向に沿って形成するとともに、前記凸部64a〜
64cに近接して断面略半円状を呈する一対の窪み部6
6a、66bを軸線方向に沿って形成する。一方、軸部
材68には、一対の長孔70a、70bを軸線方向に沿
って画成するとともに、前記窪み部66a、66bに対
向して一対の凹部72a、72bを画成している。な
お、筒状部材62と軸部材68との間に配設される複数
のボール44は、長孔70a、70bに夫々連通する孔
部74a、74bを介して、環状に形成された窪み部6
6a、66bおよび長孔70a、70b内を転動するこ
とにより循環する点は第1実施例と同様である。
径内方向に膨出形成された3条の凸部64a〜64cを
長手方向に沿って形成するとともに、前記凸部64a〜
64cに近接して断面略半円状を呈する一対の窪み部6
6a、66bを軸線方向に沿って形成する。一方、軸部
材68には、一対の長孔70a、70bを軸線方向に沿
って画成するとともに、前記窪み部66a、66bに対
向して一対の凹部72a、72bを画成している。な
お、筒状部材62と軸部材68との間に配設される複数
のボール44は、長孔70a、70bに夫々連通する孔
部74a、74bを介して、環状に形成された窪み部6
6a、66bおよび長孔70a、70b内を転動するこ
とにより循環する点は第1実施例と同様である。
【0033】さらに、本実施例に係る吸着用パッドの回
り止め並びに案内機構20、50、60は、実開平4−
63377号公報、実開平4−63378号公報、実開
平4−63379号公報、実公昭33−2867号公
報、実開昭57−184388号公報、並びに特開昭5
8−81293号公報に開示された技術的思想と組み合
わせることにより、より一層、吸着用パッド10の抜け
止め、チューブ38の引張に対する摺動抵抗の減少を図
ることが可能となる。
り止め並びに案内機構20、50、60は、実開平4−
63377号公報、実開平4−63378号公報、実開
平4−63379号公報、実公昭33−2867号公
報、実開昭57−184388号公報、並びに特開昭5
8−81293号公報に開示された技術的思想と組み合
わせることにより、より一層、吸着用パッド10の抜け
止め、チューブ38の引張に対する摺動抵抗の減少を図
ることが可能となる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る吸着用パッドの回り止め並
びに案内機構によれば、以下の効果が得られる。
びに案内機構によれば、以下の効果が得られる。
【0035】すなわち、吸着用パッドを介してワークを
吸着し搬送する際、チューブ等による捩じれ並びにロボ
ットのアームによる衝撃、振動等によって発生する吸着
用パッドの回動を防止することができる。従って、ワー
クを所定位置に高精度に位置決めして搬送することが可
能となる。
吸着し搬送する際、チューブ等による捩じれ並びにロボ
ットのアームによる衝撃、振動等によって発生する吸着
用パッドの回動を防止することができる。従って、ワー
クを所定位置に高精度に位置決めして搬送することが可
能となる。
【0036】また、筒状部材と軸部材とは転動部材を介
して摺動するため、前記筒状部材と軸部材との摺動部位
における摺動抵抗の低減化を図るとともに、前記軸部材
に対して軸線に直交する方向から引張する力が作用する
場合であっても何ら影響されることなく筒状部材を軸部
材の軸線方向に沿って変位させることができる。
して摺動するため、前記筒状部材と軸部材との摺動部位
における摺動抵抗の低減化を図るとともに、前記軸部材
に対して軸線に直交する方向から引張する力が作用する
場合であっても何ら影響されることなく筒状部材を軸部
材の軸線方向に沿って変位させることができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る吸着用パッドの回り
止め並びに案内機構を吸着用パッドに適用した状態を示
す斜視図である。
止め並びに案内機構を吸着用パッドに適用した状態を示
す斜視図である。
【図2】図1に示すII−II線に沿った横断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2実施例に係る吸着用パッドの回り
止め並びに案内機構を吸着用パッドに適用した状態を示
す斜視図である。
止め並びに案内機構を吸着用パッドに適用した状態を示
す斜視図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る吸着用パッドの回り
止め並びに案内機構を吸着用パッドに適用した状態を示
す斜視図である。
止め並びに案内機構を吸着用パッドに適用した状態を示
す斜視図である。
【図5】図4に示すV−V線に沿った横断面図である。
10…吸着用パッド 14…根本部 16…スカート部 18…スプライン軸 20、50、60…吸着用パッドの回り止め並びに案内
機構 22、52、62…筒状部材 24…ばね部材 26…取付プレート 30…貫通孔 32a〜32c…スプライン 34a、34b、72a、72b…凹部 36…アダプタ 38…チューブ 40a、40b、66a、66b…窪み部 42a、42b、70a、70b…長孔 44…ボール 54a、54b…フ
ランジ部 64a〜64c…凸部
機構 22、52、62…筒状部材 24…ばね部材 26…取付プレート 30…貫通孔 32a〜32c…スプライン 34a、34b、72a、72b…凹部 36…アダプタ 38…チューブ 40a、40b、66a、66b…窪み部 42a、42b、70a、70b…長孔 44…ボール 54a、54b…フ
ランジ部 64a〜64c…凸部
Claims (3)
- 【請求項1】一端部に吸着用パッドを連結するととも
に、他端部に真空吸引源に連通するチューブを連結し、
前記吸着用パッドとチューブとを連通する貫通孔が画成
される軸部材と、 前記軸部材の所定部位に外嵌され、該軸部材の軸線方向
に沿って変位自在に設けられる筒状部材と、 前記軸部材または筒状部材のいずれか一方に設けられ、
所定角度離間して半径方向に膨出するとともに軸線方向
に沿って形成される凸部と、 前記吸着用パッドと筒状部材の間に介装される弾性部材
と、 前記筒状部材と軸部材との間に設けられ、前記凸部によ
って周方向に対する回り止めをなすとともに、該筒状部
材が変位する際に転動する転動部材と、 を備えることを特徴とする吸着用パッドの回り止め並び
に案内機構。 - 【請求項2】請求項1記載の機構において、転動部材は
複数個のボールからなり、前記ボールは、断面略半円状
の一対の窪み部と、凸部に隣接して湾曲する一対の凹部
との間に保持されることを特徴とする吸着用パッドの回
り止め並びに案内機構。 - 【請求項3】請求項2記載の機構において、複数個のボ
ールは凹部と窪み部とによって画成される間隙に連通す
る長孔を介して循環して転動することを特徴とする吸着
用パッドの回り止め並びに案内機構。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27963593A JPH07132479A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 吸着用パッドの回り止め並びに案内機構 |
| DE4430381A DE4430381C2 (de) | 1993-08-31 | 1994-08-26 | Saugpipette |
| GB9705341A GB2308583B (en) | 1993-08-31 | 1994-08-30 | Suction pad including a rotation prevention and guide mechanism |
| GB9417438A GB2281281B (en) | 1993-08-31 | 1994-08-30 | Suction pad, rotation-stop and guide mechanism for the same |
| US08/296,918 US5582450A (en) | 1993-08-31 | 1994-08-31 | Suction pad, rotation-stop and guide mechanism for the same |
| US08/701,740 US5707093A (en) | 1993-08-31 | 1996-08-22 | Suction pad, rotation--stop and guide mechanism for the same |
| US08/937,157 US5904387A (en) | 1993-08-31 | 1997-09-25 | Suction pad, rotation-stop and guide mechanism for the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27963593A JPH07132479A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 吸着用パッドの回り止め並びに案内機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07132479A true JPH07132479A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17613733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27963593A Pending JPH07132479A (ja) | 1993-08-31 | 1993-11-09 | 吸着用パッドの回り止め並びに案内機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07132479A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010208012A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Gimatic Spa | 把持部材用支持装置 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP27963593A patent/JPH07132479A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010208012A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Gimatic Spa | 把持部材用支持装置 |
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