JPH07134716A - データ処理装置およびデータ処理方法 - Google Patents

データ処理装置およびデータ処理方法

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JPH07134716A
JPH07134716A JP5280800A JP28080093A JPH07134716A JP H07134716 A JPH07134716 A JP H07134716A JP 5280800 A JP5280800 A JP 5280800A JP 28080093 A JP28080093 A JP 28080093A JP H07134716 A JPH07134716 A JP H07134716A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過去の所定の時点の、ハイパーメディア文書
の編集状態または読書状態を、正確且つ容易に復元する
ことができるようにする。 【構成】 ハイパーメディア文書の編集、読書中に、制
御部3が入力部6の操作に対応して行った処理内容を表
すコマンドレコードを時系列順に記述した操作履歴が、
データベース7に記憶される。そして、入力部6によっ
て、操作履歴に記述されたコマンドレコードが指定され
ると、制御部3は、操作履歴の先頭から、指定されたコ
マンドレコードに対応する処理を実行(再実行)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばハイパーメディ
アデータの編集や読書などを行う場合に用いて好適なデ
ータ処理装置、並びにデータ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータにおいては、例えば
動画データや静止画データなどのグラフィックデータ、
オーディオデータ、テキストデータなどの各種データ
を、表示(出力)の時空間上にレイアウトし、ディスプ
レイ上において、所定の時間に、所定の位置に、所定の
大きさで表示させる(オーディオデータに関しては、そ
のオーディオデータを象徴するグラフィックを表示させ
たり、スピーカなどから出力させる)ことができるデー
タ構造のマルチメディアデータが採用されている。
【0003】また、最近では、マルチメディアデータを
表示単位(以下、ノードという)として、そのノードど
うしに、それらを関連付けるリンク(以下、遷移リンク
という)をはることにより、一方のノードから他方のノ
ードを呼び出したり、またあるノードの領域の一部と他
のノードとの間に、それらを関連付けるリンク(以下、
参照リンクという)をはることにより、あるノードの領
域の一部から他のノードを参照することができるデータ
構造のハイパーメディアデータが注目されている。
【0004】コンピュータ上において、ハイパーメディ
アデータにより作成された文書(以下、ハイパーメディ
ア文書という)の読書を行う場合には、上述の遷移リン
クや参照リンクをたどることにより、例えばいま表示さ
れているノードから、そのノードに関連するノード(以
下、関連ノードという)に即座に表示することができる
ので、読者は、関連ノードを探さなくても、容易にその
関連ノードにたどりつくことができる。
【0005】また、コンピュータ上におけるハイパーメ
ディア文書の編集(作成)にあたっては、編集者は、関
連する情報(ノード)すべてを画面上のある1つのシー
ンにレイアウトしなくても、それらに遷移リンクや参照
リンクをはることによって、読者が関連ノードすべてに
たどりつくようにすることができるので、比較的簡単な
操作(作業)で行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハイパーメ
ディア文書の読書、編集を行うにあたっては、次のよう
な課題があった。
【0007】即ち、上述したように、読者は、ノード間
にはられたリンクをたどることによって、ハイパーメデ
ィア文書内を探索することができるが、その反面、元々
どのノードにいたのか(元々読書していたのは、どのノ
ードであったか)判らなくなる場合があった(迷子問
題)。
【0008】また、ハイパーメディア文書に限らず、文
書の編集は、試行錯誤的な作業であるため、編集結果が
芳しくなく、過去の所定の時点の編集状態から、編集を
し直したいケースが頻繁に発生することが考えられる。
このような場合、その時点の編集状態から今までに付加
した編集データ(例えば、新たに付加したノードや、そ
のノードのレイアウト情報、そのノードにはられたリン
クなど)は、削除するだけで良いが、その時点の編集状
態から今までに削除してしまった編集データを復元する
ことは、通常容易ではなく、従って所望する編集状態に
戻ることは困難なときがあった。
【0009】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、ハイパーメディア文書の編集、読書にあ
たって、ユーザ(編集者、読者)の作業を軽減すること
ができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
処理装置は、ハイパーメディアデータを処理するデータ
処理装置であって、ハイパーメディアデータに対する処
理を指示するときに操作される操作手段としての入力部
6と、入力部6の操作に対応して、ハイパーメディアデ
ータを処理する処理手段としての制御部3と、制御部3
の処理内容を表すコマンドレコードを時系列に記述した
操作履歴を記憶する記憶手段としてのデータベース7と
を備えることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載のデータ処理装置は、制御
部3に、入力部6の操作に対応して、ハイパーメディア
データを処理させる他、操作履歴に記述されたコマンド
レコードを再実行させることにより、ハイパーメディア
データを処理させることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載のデータ処理装置は、デー
タベース7に記憶された操作履歴を表示する表示手段と
してのモニタ5aをさらに備えることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載のデータ処理装置は、入力
部6が、ハイパーメディアデータに対する処理を指示す
るときの他、モニタ5aに表示された操作履歴のうちの
所定のコマンドレコードを指示するときに操作され、制
御部3に、操作履歴のうち、その先頭から、入力部6が
操作されることにより指示されたコマンドレコードまで
を順番に再実行させることを特徴とする。
【0014】請求項5に記載のデータ処理装置は、操作
履歴には、制御部3により再実行された処理に対応する
コマンドレコードである既処理コマンドレコードがさら
に時系列に記述され、制御部3に、操作履歴のうち、既
処理コマンドレコードの先頭から、入力部6が操作され
ることにより指示されたコマンドレコードまでを順番に
再実行させることを特徴とする。
【0015】請求項6に記載のデータ処理装置は、制御
部3が、操作履歴に、既処理コマンドレコードより過去
に記述されたコマンドレコードを削除することを特徴と
する。
【0016】請求項7に記載のデータ処理装置は、入力
部6が、例えばマウスやペンなどのポインティングデバ
イスでなることを特徴とする。
【0017】請求項8に記載のデータ処理方法は、ハイ
パーメディアデータを処理するデータ処理方法であっ
て、ハイパーメディアデータに対する処理を指示し、そ
の指示に対応して、ハイパーメディアデータを処理し、
その処理内容を表すコマンドレコードを時系列に記述し
た操作履歴を記憶し、操作履歴に記述されたコマンドレ
コードを再実行することにより、ハイパーメディアデー
タを処理することを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1に記載のデータ処理装置においては、
入力部6の操作に対応してハイパーメディアデータを処
理した処理内容を表すコマンドレコードを時系列に記述
した操作履歴が記憶される。従って、その操作履歴を参
照することにより、その操作履歴に対応する処理を、正
確に再現することができる。
【0019】請求項2に記載のデータ処理装置において
は、制御部3に、入力部6の操作に対応してハイパーメ
ディアデータを処理させる他、操作履歴に記述されたコ
マンドレコードを再実行させることにより、ハイパーメ
ディアデータを処理させる。従って、過去に行われた処
理と同一の処理を、ハイパーメディアデータに対して施
すことができる。
【0020】請求項3に記載のデータ処理装置において
は、データベース7に記憶された操作履歴が表示され
る。従って、いままで行ったハイパーメディアデータに
対する処理を、ユーザに知らせることができる。
【0021】請求項4に記載のデータ処理装置において
は、入力部6によって、モニタ5aに表示された操作履
歴のうちの所定のコマンドレコードが指示される。そし
て、制御部3に、操作履歴のうち、その先頭から、入力
部6によって指示されたコマンドレコードまでを順番に
再実行させる。従って、過去の所定の時点の、ハイパー
メディアデータを処理していた状態に、正確に復帰する
ことができる。
【0022】請求項5に記載のデータ処理装置において
は、操作履歴に、制御部3により再実行された処理に対
応するコマンドレコードである既処理コマンドレコード
がさらに時系列に記述される。そして、制御部3に、操
作履歴のうち、既処理コマンドレコードの先頭から、入
力部6が操作されることにより指示されたコマンドレコ
ードまでを順番に再実行させる。従って、既処理コマン
ドレコードより過去に操作履歴に記述されたコマンドレ
コードが、いわばスキップされるので、過去の所定の時
点の、ハイパーメディアデータを処理していた状態に、
正確且つ迅速に復帰することができる。
【0023】請求項6に記載のデータ処理装置において
は、制御部3が、操作履歴に、既処理コマンドレコード
より過去に記述されたコマンドレコードを削除する。従
って、操作履歴を記憶するデータベース7の記憶容量を
小さくすることができる。
【0024】請求項7に記載のデータ処理装置において
は、入力部6が、例えばマウスやペンなどのポインティ
ングデバイスでなるので、ユーザは、簡単に操作を行う
ことができる。
【0025】請求項8に記載のデータ処理方法において
は、ハイパーメディアデータに対する処理を指示し、そ
の指示に対応して、ハイパーメディアデータを処理す
る。そして、その処理内容を表すコマンドレコードを時
系列に記述した操作履歴を記憶し、操作履歴に記述され
たコマンドレコードを再実行することにより、ハイパー
メディアデータを処理する。従って、過去に行われた処
理と同一の処理を、ハイパーメディアデータに対して施
すことができる。
【0026】
【実施例】図1は、本発明のデータ処理装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。情報源1は、n個の情
報源1−1乃至1−nから構成され、それぞれ異なるビ
デオデータ(例えば動画データや静止画データ、テキス
トデータなどの表示可能なデータ)やオーディオデー
タ、その他必要なデータを変換部2に出力するようにな
されている。変換部2は、情報源1より供給されたデー
タを所定のフォーマットのデータに変換し、システムプ
ログラムなどを記憶しているROM、このROMのシス
テムプログラムなどにしたがって処理を行うCPU、お
よびその動作上必要なデータなどを記憶するRAM(い
ずれも図示せず)などからなる制御部3に出力する。
【0027】制御部3は、変換部2からのデータを、出
力部5に出力するとともに、そのデータに対し、入力部
6の操作に対応した処理を施すようになされている。さ
らに、制御部3は、入力部6の操作に対応して行った処
理内容を表すコマンドレコードを、後述する所定のフォ
ーマットにしたがって作成し、それを時系列順に記述し
た操作履歴をデータベース7に記憶させる。また、制御
部3は、入力部6の所定の操作によって、データベース
7に記憶された操作履歴に記述されたコマンドレコード
に対する処理を、後述するようにして実行(再実行)す
るようになされている。
【0028】駆動部4は、制御部3に制御され、情報源
1−1乃至1−nの所定のものを、所定のタイミングで
駆動するようになされている。出力部5は、データのう
ち、動画データや静止画データ、テキストデータなどの
ビデオデータを表示するためのモニタ5aと、そのうち
のオーディオデータを出力するためのスピーカ5bを備
えている。入力部6は、例えばキーボードやマウス、ペ
ン(いずれも図示せず)などにより構成され、制御部3
に対し、処理を指示するときに操作される。データベー
ス7は、上述の操作履歴を記憶する他、制御部3によっ
て処理の施されたデータを記憶する。
【0029】以上のように構成されるデータ処理装置に
おいては、次のようにしてハイパーメディア文書の編集
(作成)、読書が行われるようになされている。即ち、
まずハイパーメディア文書の編集(作成)にあたって
は、ユーザ(編集者)は、出力部5に情報源1−1乃至
1−nが出力するデータのうちの所望するものを、制御
部3に対して指示するため、入力部6を操作する。
【0030】入力部6が操作されると、その操作に対応
した制御信号が制御部3に入力する。これにより、制御
部3では、その制御信号に対応した処理が行われる。即
ち、制御部3は、例えば駆動部4を介して情報源1−1
乃至1−nのうちの、入力部6の操作に対応するもの
を、所定のタイミングで駆動し、ユーザが所望するデー
タを変換部2に入力させる。すると、変換部2では、そ
のデータが所定のフォーマットのデータに変換され、制
御部3に出力される。
【0031】制御部3は、変換部2からのデータをノー
ドとしてモニタ5a上に表示させる。また、そのデータ
がオーディオデータである場合には、例えばそのオーデ
ィオデータを象徴するグラフィックをノードとしてモニ
タ5a上に表示させるとともに、音としてスピーカ5b
から出力させる。
【0032】ここで、以下、ノード(データ)をモニタ
5aに表示するという場合には、そのノードがオーディ
オデータであるときは、そのオーディオデータをスピー
カ5bから出力することを含むものとする。
【0033】その後、ユーザは、モニタ5aに表示され
たノード(所望するデータ)を、所望するタイミング
で、所望する位置に表示させるため、入力部6を操作す
る。これにより、制御部3では、入力部6の操作に対応
して、モニタ5aに表示されたノードの、時空間上での
レイアウト、リンク付けといった処理が行われ、ユーザ
が所望する1枚のシーンが作成される(あるシーンが、
ユーザが所望するシーンに編集される)。なお、このデ
ータ処理装置においては、リンク付けは、ノード間の
他、シーン間やシーンとノードとの間にも行うことがで
きるようになされている。
【0034】以下、必要に応じ、上述したようにしてシ
ーンの作成または編集がなされ、ハイパーメディア文書
が完成される。このハイパーメディア文書は、データベ
ース7に供給されて記憶される。
【0035】次に、以上のようにしてデータベース7に
記憶されたハイパーメディア文書の読書を行うにあたっ
ては、ユーザ(読者)は、データベース7に記憶された
ハイパーメディア文書のうちの所望するものを、制御部
3に対して指示するため、入力部6を操作する。
【0036】入力部6が操作されると、その操作に対応
した制御信号が制御部3に入力し、これにより、制御部
3では、データベース7から、入力部6の操作に対応し
たハイパーメディア文書が読み出され、そのうちの所定
のシーンがモニタ5aに表示される。
【0037】その後、ユーザは、モニタ5aに表示され
たシーンを他のシーンに代えたり、またそのシーンを構
成するノードに関連するノード(関連ノード)を見るた
め入力部6を操作する。これにより、制御部3では、入
力部6の操作に対応して、モニタ5aに表示されたノー
ドが、他のシーンに代えられたり、また関連ノードを有
するシーンをモニタ5aに表示させる処理が行われる。
【0038】以上のようにして、ハイパーメディア文書
の読書が行われる。なお、ハイパーメディア文書の編集
と読書は独立に行う必要はなく、その読書を行いなが
ら、編集を行うことができる。
【0039】ところで、図1に示すデータ処理装置で
は、上述のハイパーメディア文書の編集、読書中に、制
御部3が、入力部6の操作に対応して行った処理内容を
表すコマンドレコードを、所定のフォーマットにしたが
って作成し、それを時系列順に記述した操作履歴をデー
タベース7に記憶させるようになされている。そして、
制御部3は、その操作履歴の先頭から、過去の所定の時
点のコマンドレコードに対応する処理を実行(再実行)
し、これにより過去の所定の時点の編集状態または読書
状態(以下、両方含めて表示状態という)を、復元する
ことができるようになされている(以下、復元処理とい
う)。
【0040】以下、この復元処理について説明するが、
その前段階の準備として、操作履歴に記述される、制御
部3の処理内容を表すコマンドレコードについて説明す
る。
【0041】コマンドレコードOpCmdRecは、例えば次の
ようなフォーマットで記述される。 OpCmdRec≡<OpCmdDescr,RecMark>
【0042】ここで、コマンドレコードOpCmdRecを構成
するOpCmdDescrとしては、次のようなフォーマットの
(1)SceneOpCmdDescr,(2)MediaOpCmdDescr,
(3)LinkOpCmdDescr,(4)EraseOpCmdDescrのうち
のいずれかが記述される。
【0043】(1)SceneOpCmdDescr SceneOpCmdDescrは、 SceneOpCmdDescr≡<SceneOpCmdName,ObjSceneName> のように記述される。そして、SceneOpCmdDescrを構成
するSceneOpCmdNameとしては、コマンドであるcreate,
delete,open,close,play,stop,ff,rewのうちのい
ずれかが記述される。
【0044】なお、createは、シーンを生成する処理に
対応するコマンドであり、またdeleteは、シーンを削除
する処理に対応するコマンドで、createと相殺関係にあ
る。openは、シーンを開く(開示する)処理に対応する
コマンドであり、またcloseは、シーンを閉じる(開示
を中止する)処理に対応するコマンドで、openと相殺関
係にある。playは、シーンを再生する処理に対応するコ
マンドであり、またstopは、シーンの再生を停止する処
理に対応するコマンドで、playと相殺関係にある。ff
は、シーンを早送りする処理に対応するコマンドであ
り、またrewは、シーンを巻戻す処理に対応するコマン
ドで、ffと相殺関係にある。
【0045】SceneOpCmdDescrを構成するObjSceneName
は、SceneOpCmdNameとして記述されるコマンド(creat
e,delete,open,close,play,stop,ff,rewのうち
のいずれか)を実行する対象のシーンに付けられた名前
(以下、シーン名という)SceneNameが記述される。
【0046】入力部6が操作されることにより、制御部
3において、例えばシーン名scene1のシーン(以下、シ
ーンscene1という)を生成する処理が行われた場合に
は、SceneOpCmdDescrは、 SceneOpCmdDescr≡create scene1 のように記述される。
【0047】(2)MediaOpCmdDescr MediaOpCmdDescrは、 MediaOpCmdDescr≡<MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs,L
ocSceneName> のように記述される。そして、このうちのMediaOpCmdNa
meおよびMediaOpCmdArgsは、次のいずれかのように記述
される。
【0048】(2−1)制御部3において、データベー
ス7に記憶された、そこでの識別のコードがDbIdの、ノ
ード名ObjMediaNodeNameのノード(以下、ノードObjMed
iaNodeNameという)を読み出して、モニタ5aに表示す
る処理が行われた場合、<MediaOpCmdName,MediaOpCmdA
rgs>は、 <MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>≡create ObjMedia
NodeName DbId のように記述される。
【0049】(2−2)制御部3において、モニタ5a
に表示されたノードObjMediaNodeNameを削除する処理が
行われた場合、<MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>
は、 <MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>≡delete ObjMedia
NodeName のように記述される。
【0050】(2−3)制御部3において、モニタ5a
に表示されたノードObjMediaNodeNameに対し、その表示
位置や表示の大きさ、表示タイミングなどを変更する編
集処理のうち、いわば上書き的な編集処理が行われた場
合、<MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>は、 <MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>≡ OverwriteEdtCmdName ObjMediaNodeName PropName Prop
Value のように記述される。なお、OverwriteEdtCmdNameに
は、表示位置を移動させたり、表示の大きさを変更した
りするための編集コマンドのうち、上書き的なものが記
述される。また、PropNameには、ノードObjMediaNodeNa
meの表示位置や表示の大きさ、表示タイミングなどを示
す属性が記述される。さらに、PropValueには、属性Pro
pNameの属性値が記述される。
【0051】例えば、制御部3において、モニタ5aの
座標(x1,y1)に表示されたノードObjMediaNodeNameの表
示位置を、そこから(△x,△y)だけ離れた座標(x2,y2)
(=(x1,y1)+(△x,△y))に移動する処理が行われた場
合、<MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>は、 <MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>≡ moveTo ObjMediaNodeName x y x2 y2 のように記述される。但し、moveToは、表示位置を、Pr
opValue、即ち座標(x2,y2)に移動させるコマンドであ
り、またx yは、ノードの属性のうち、表示位置を示す
ものである。なお、編集コマンドOverwriteEdtCmdName
が、上述のコマンドmoveToである場合には、属性PropNa
me(上述の例においては、x y)の記述を省略すること
ができる。
【0052】さらに、例えば制御部3において、ノード
ObjMediaNodeNameのある属性Pの属性値をP1からP2に変
更する処理が行われた場合、<MediaOpCmdName,MediaOp
CmdArgs>は、 <MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>≡ setVal ObjMediaNodeName P P2 のように記述される。但し、setValは、属性Pの属性値
を、PropValue、即ちP2に変更するコマンドである。
【0053】(2−4)制御部3において、モニタ5a
に表示されたノードObjMediaNodeNameに対し、その表示
位置や表示の大きさ、表示タイミングなどを変更する編
集処理のうち、いわば追加書き込み的な編集処理が行わ
れた場合、<MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>は、 <MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>≡ AccumEdtCmdName ObjMediaNodeName PropName PropValu
e のように記述される。なお、AccumEdtCmdNameには、表
示位置を移動させたり、表示の大きさを変更したりする
ための編集コマンドのうち、追加書き込み的なものが記
述される。
【0054】例えば、制御部3において、モニタ5aの
座標(x1,y1)に表示されたノードObjMediaNodeNameの表
示位置を、そこから(△x,△y)だけ離れた座標(x2,y2)
(=(x1,y1)+(△x,△y))に移動する処理が行われた場
合、<MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>は、 <MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>≡ moveBy ObjMediaNodeName x y △x △y のように記述される。但し、moveByは、表示位置を、い
まの表示位置から、PropValue、即ち(△x,△y)だけ移動
させるコマンドである。なお、編集コマンドAccumEdtCm
dNameが、上述のコマンドmoveByである場合には、属性P
ropName(上述の例においては、x y)の記述を省略する
ことができる。
【0055】さらに、例えば制御部3において、ノード
ObjMediaNodeNameのある属性Pの属性値をP1から△Pだけ
変更する処理が行われた場合、<MediaOpCmdName,Media
OpCmdArgs>は、 <MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>≡ addVal ObjMediaNodeName P △P のように記述される。但し、addValは、属性Pの属性値
を、いまの属性値から、PropValue、即ち△Pだけ変更す
るコマンドである。
【0056】次に、MediaOpCmdDescrのうち、その最後
に配置されたLocSceneNameは、MediaOpCmdNameとして記
述されるコマンド(create,delete,OverwriteEdtCmdN
ame,AccumEdtCmdNameのうちのいずれか)を実行する対
象のシーンのシーン名SceneNameが記述される。
【0057】よって、例えば制御部3において、データ
ベース7に記憶された、そこでの識別のコードがDbId
の、ノード名ObjMediaNodeNameのノード(以下、ノード
ObjMediaNodeNameという)を読み出して、モニタ5aに
既に表示されているシーン名SceneNameのシーン上に表
示する処理が行われた場合、<MediaOpCmdName,MediaOp
CmdArgs>は、 <MediaOpCmdName,MediaOpCmdArgs>≡ create ObjMediaNodeName DbId SceneName のように記述される。
【0058】(3)LinkOpCmdDescr LinkOpCmdDescrは、 LinkOpCmdDescr≡<LinkOpCmdName,LinkOpArgs> のように記述される。そして、この<LinkOpCmdName,Li
nkOpArgs>は、次のいずれかのように記述される。
【0059】(3−1)入力部6が操作されることによ
り、制御部3において、例えばシーン名SourceSceneNam
eのシーンおよびそのシーンが有するノード名SourceNod
eNameのノードのいずれか一方を参照元とし、シーン名D
estSceneNameのシーンおよびそのシーンが有するノード
名DestNodeNameのノードのいずれか一方を参照先とし
て、リンクをはる処理が行われた場合には、<LinkOpCm
dName,LinkOpArgs>は、 <LinkOpCmdName,LinkOpArgs>≡ createLink ObjLinkName SourceNodeName SourceSceneN
ame DestNodeName DestSceneName のように記述される。但し、参照元または参照先が、シ
ーンである場合には、ノード名SourceNodeNameまたはDe
stNodeNameは、それぞれ省略される。なお、createLink
は、リンクをはる処理に対応するコマンドである。ま
た、ObjLinkNameは、コマンドcreateLinkによりはられ
たリンクを識別するためのリンクの名前(以下、リンク
名という)である。
【0060】(3−2)制御部3において、ノード間、
シーン間、またはシーンとノードとの間にはられた、リ
ンク名ObjLinkNameのリンクを削除する処理が行われた
場合には、<LinkOpCmdName,LinkOpArgs>は、 <LinkOpCmdName,LinkOpArgs>≡deleteLink ObjLinkNa
me のように記述される。なお、deleteLinkは、リンクを削
除する処理に対応するコマンドで、コマンドcreateLink
と相殺関係にある。
【0061】(3−3)制御部3において、ノード間、
シーン間、またはシーンとノードとの間にはられた、リ
ンク名ObjLinkNameのリンクをたどることにより、参照
元のノードまたはシーンの表示を中断し(開示を中止
し)、参照先のノードまたはシーンを表示(開示)する
処理が行われた場合には、<LinkOpCmdName,LinkOpArgs
>は、 <LinkOpCmdName,LinkOpArgs>≡callLink ObjLinkName のように記述される。なお、callLinkは、リンク名ObjL
inkNameのリンクをたどり、参照先のノードまたはシー
ンを探索して、表示する処理に対応するコマンドであ
る。
【0062】(4)EraseOpCmdDescr EraseOpCmdDescrは、 EraseOpCmdDescr≡EraseRslt のように記述される。なお、EraseRsltは、後述する図
3のステップS17の再実行処理を起動して、モニタ5
aの表示の消去などを行う処理(図4のステップS21
処理)に対応するコマンドである。
【0063】次に、コマンドレコードOpCmdRecを構成す
るRecMarkは、コマンドレコードの区切り記号で、通常
は、例えば0とされるが、必要に応じて例えば0および
1のうちのいずれかの値をとるようにすることができ
る。即ち、例えばRecMarkは、コマンドレコードが、後
述する再実行コマンドレコードのうちの最新のものより
過去において操作履歴に記述されたものである場合には
1とし、他の場合は0とするようにすることができる。
【0064】次に、図2乃至図4のフローチャートを参
照して、復元処理の詳細について説明する。まず図2に
示すフローチャートのステップS1において、制御部3
が内蔵するROMに記憶されているシステムプログラム
のうち、制御部3が入力部6の操作に対応して行った処
理内容を表すコマンドレコードを、所定のフォーマット
にしたがって作成し、それを時系列順に操作履歴に記述
して、データベース7に記憶させる履歴化処理プログラ
ムが起動され、ステップS2に進み、ハイパーメディア
文書の編集、読書を終了するように、入力部6が操作さ
れたか否かが判定される。
【0065】ステップS2において、ハイパーメディア
文書の編集、読書を終了するように、入力部6が操作さ
れていないと判定された場合、ステップS3に進み、編
集読書処理が行われる。
【0066】即ち、ステップS3では、まず図3に示す
フローチャートのステップS11において、入力部6が
操作され、上述したようにして、ハイパーメディア文書
の編集、読書が行われるとともに、この編集、読書を行
うために、制御部3が行った処理内容(入力部6の操作
に対応する処理内容)を表すコマンドレコードが、上述
した所定のフォーマットにしたがって作成され、それを
時系列順に記述した操作履歴がデータベース7に記憶さ
れる。なお、このとき、ハイパーメディア文書の編集結
果をデータベース7に書き込む操作は行われない。
【0067】ここで、例えばモニタ5a上の一部の領域
または全体に、シーンscene1を生成して開き、そのシー
ンscene1上に、ノードmediaNode1,mediaNode2,mediaN
ode3を、所望する位置にレイアウトした編集結果(編集
状態)を、図5(a)に示す。さらに、図5(a)に示
す編集状態から、ノードmediaNode2およびmediaNode3を
削除した編集結果(編集状態)を図5(b)に示す。な
お、図5(b)に示すマウス形状のアイコン11は、入
力部6を構成するマウスを操作することにより、モニタ
5a上を移動するようになされている。
【0068】そして、その後、編集を中断し、読書を行
おうとして、図5(b)に示す表示状態において、アイ
コン11をノードmediaNode1上に移動し、このノードme
diaNode1と既にリンクlink1をはられているシーンscene
2が表示されるように、入力部6のマウスを操作した場
合の表示状態を図5(c)に示す。この場合、モニタ5
aにおいては、図5(b)に示す編集状態のシーンscen
e1の表示が中止され、図5(c)に示すシーンscene2が
表示される。
【0069】また、このような編集、読書が行われた場
合、操作履歴には、図6に示すように、上述したシーン
scene1を生成して(create scene1 0(図6の最上
行))開いたり(open scene1 0(図6の上から2行
目))、またリンクLink1をたどってシーンscene2を表
示する(callLink link1 0(図6の最下行))処理を表
すコマンドレコードが、その処理順に記述される。
【0070】なお、図6においては、最新の再実行コマ
ンドレコードより過去に記述されたコマンドレコードは
ないので(再実行コマンドレコード自体がまだ記述され
ていない)、各コマンドレコードの最後に記述されてい
るRecMarkは、0になされている。
【0071】図3に戻り、ステップS11の処理後、ス
テップS12に進み、図6に示した、データベース7に
記憶されている操作履歴をモニタ5a上に表示するよう
に、入力部6が操作されたか否かが判定される。ステッ
プS12において、操作履歴を表示するように、入力部
6が操作されていないと判定された場合、編集読書処理
を終了し、図2に示すステップS2に戻る。
【0072】一方、ステップS12において、操作履歴
を表示するように、入力部6が操作されたと判定された
場合、ステップS13に進み、データベース7から操作
履歴が読み出され、モニタ5aの所定の位置に、例えば
図6に示すように表示される。
【0073】そして、ステップS14に進み、今の表示
状態から、過去の所定の時点の表示状態に復帰するか否
か、即ち例えば図5(c)に示す今の表示状態(編集状
態)から、図5(a)に示す、過去の所定の時点の表示
状態(編集状態)に復帰するか否かが、ユーザによって
判定される。ステップS14において、今の表示状態の
ままで良いと判定された場合、編集読書処理を終了し、
図2に示すステップS2に戻る。
【0074】また、ステップS14において、今の表示
状態から、過去の所定の時点の表示状態に復帰するとユ
ーザによって判定された場合、ステップS15に進み、
モニタ5aに表示された操作履歴の中から、復帰する過
去の時点の表示状態を実現した最後の処理に対応するコ
マンドレコードが、入力部6を操作することによって指
示される。
【0075】即ち、例えば図5(c)に示す今の表示状
態(編集状態)から、図5(a)に示す、過去の表示状
態(編集状態)に復帰する場合には、図6に示す操作履
歴のうちの、コマンドレコードcreate mediaNode3 DbId
3 scene1 0(図7において、影を付して示す部分)の部
分に、図7に示すように、アイコン11を移動し、その
部分を指示するように、入力部6を構成するマウスが操
作される。
【0076】そして、ステップS16において、操作履
歴(図6または図7)の先頭から、ステップS15で入
力部6のマウスが操作されることにより指示されたコマ
ンドレコード(以下、指示コマンドレコードという)ま
でのコマンドレコードに対し、圧縮処理が施される。
【0077】即ち、ステップS16では、操作履歴の先
頭から、指示コマンドレコードまでのコマンドレコード
の中から、シーンごと、さらにはシーン内のノードごと
に対するコマンドレコードが拾い出され、そこに記述さ
れたコマンドのタイプ(上書き的コマンドか、または追
加書き込み的コマンドか)や、関連するコマンドレコー
ドどうしの関係(例えば、相殺関係など)に着目して、
操作履歴の先頭から、指示コマンドレコードまでのコマ
ンドレコードにおける操作上の冗長性が削除される。具
体的には、例えば同一メディアデータ(ノード)に対し
て、連続して複数回、moveToコマンドに対応する操作が
行われた場合には、最後のmoveToコマンドを除いて、そ
れ以前のmoveToコマンドを無効にする(これは、後述す
ることから、無効にするmoveToコマンドが記述されたコ
マンドレコードのRecMarkを1にすることにより行うこ
とができる(以下、RecMarkが0または1のコマンドレ
コードそれぞれを、適宜、有効なまたは無効なコマンド
レコードという))。
【0078】以上の圧縮処理後、ステップS17に進
み、再実行処理が行われる。
【0079】即ち、ステップS17では、まず図4に示
すフローチャートのステップS21において、モニタ5
a上の表示の消去や、その他の再実行処理のための初期
化処理(例えば、履歴化開始直後に、データベース7に
記憶されたハイパーメディア文書の読み出しや、制御部
3の内蔵するRAMに記憶された操作結果データの消去
など)が行われる。
【0080】なお、このステップS21の処理に対応す
るコマンドレコードは、上述したように、EraseRslt 0
であり、後述する再実行コマンドレコードとされる。
【0081】その後、ステップS22に進み、図3のス
テップS16で圧縮処理された操作履歴の先頭から、指
示コマンドレコードまでのコマンドレコードのうち、先
頭(最上行)のものが、データベース7から制御部3に
読み出され、再実行コマンドレコード(既処理コマンド
レコード)とされ、ステップS23に進む。
【0082】ステップS23では、再実行コマンドレコ
ードの解釈がなされ、それに対応する処理が行われる。
これにより、以前に行った処理と同様の処理が行われ、
そのときの表示状態が復元される。即ち、例えば表示状
態および情報源1などに対して、再実行コマンドレコー
ド(リスト構造)内の先頭データをコマンド名、残りの
部分を引き数として、コマンド名に対応する処理が行わ
れ(再実行され)、これによりモニタ5aの表示状態が
更新される。
【0083】そして、ステップS24に進み、圧縮処理
された操作履歴(無効なコマンドレコードを含む)の先
頭から、指示コマンドレコードまでのコマンドレコード
のうち、再実行コマンドレコードとして再実行されてい
ない有効なコマンドレコードがあるか否か判定される。
ステップS24において、操作履歴の先頭から、指示コ
マンドレコードまでのコマンドレコードのうち、再実行
コマンドレコードとして再実行されていない有効なコマ
ンドレコードがあると判定された場合、ステップS25
に進み、操作履歴の先頭から、指示コマンドレコードま
でのコマンドレコードのうち、直前に再実行されたコマ
ンドレコードの次に(下に)記述されたものが、再実行
コマンドレコードとされる。
【0084】そして、ステップS23に戻り、ステップ
S24において、操作履歴の先頭から、指示コマンドレ
コードまでのコマンドレコードのうち、再実行コマンド
レコードとして再実行されていない有効なコマンドレコ
ードがないと判定されるまで、ステップS23乃至S2
5の処理を繰り返す。
【0085】また、ステップS24において、操作履歴
の先頭から、指示コマンドレコードまでのコマンドレコ
ードのうち、再実行コマンドレコードとして再実行され
ていないものがないと判定された場合、再実行処理およ
び編集読書処理(図2)を終了して、図2のステップS
2に戻る。
【0086】以上の再実行処理により、例えば操作履歴
が、例えば図7(図6)に示すものであった場合には、
その先頭のコマンドレコードとしてのcreate scene1 0
から、指示コマンドレコード(図中、影を付してある部
分)としてのcreate mediaNode3 DbId3 scene1 0までの
コマンドレコードが、上から順番に再実行される。
【0087】従って、図5(a)の表示状態を実現した
ときの操作に対応する処理と同一の処理が行われるの
で、図5(a)に示す過去の表示状態を正確に復元する
ことができる。さらに、この場合、指示コマンドレコー
ドを指示するための操作のみを行えば良いので、ユーザ
の作業を大きく軽減することができる。
【0088】なお、このステップS17の再実行処理に
対応するコマンドレコード、即ち図4のステップS21
の処理に対応するコマンドレコードEraseRslt 0に加
え、操作履歴の先頭から、指示コマンドレコードまでの
コマンドレコードは、再実行コマンドレコードとして、
図8に示すように、図6(図7)の操作履歴の最下行に
記述されたコマンドレコードcallLink link1 0(但し、
このコマンドレコードは、図8においては、RecMarkが1
にされ、callLink link1 1になされている)に続いて、
操作履歴に追加記述される。
【0089】その後、ステップS2(図2)において、
ハイパーメディア文書の編集、読書を終了するように、
入力部6が操作されたと判定された場合、ステップS3
をスキップしてステップS4に進む。ステップS4で
は、ステップS1で起動された履歴化処理プログラムが
終了され、ステップS5に進み、ステップS3で編集読
書処理がなされたハイパーメディア文書が、データベー
ス7に書き込まれ、処理を終了する。
【0090】以上のように、図1のデータ処理装置によ
れば、ユーザが自身で行うには、復元が困難な編集作業
により得られた編集状態に、容易に戻ることができる。
【0091】以上、ハイパーメディア文書の編集に関し
て説明したが、その読書においても、いわゆる迷子にな
った場合には、操作履歴を見て、コマンドレコードを指
示するだけで、元の表示状態(元々見ていたノード)に
戻ることができる。
【0092】なお、最新の再実行コマンドレコード以前
に記述されたコマンドレコード、即ち図8においてRで
示す範囲のコマンドレコードのいずれかに対応する処理
の時点での表示状態に戻る必要がないと、ユーザが判断
するときには、図8に示すように、再実行コマンドレコ
ードのRecMarkは0にするとともに、それより以前に記述
されたコマンドレコード(図中、Rで示す部分)のRecM
arkを1にし、RecMarkが1のコマンドレコードは、図4で
説明した再実行処理において、再実行コマンドレコード
の対象から除外するようにすることができる。
【0093】この場合、次の再実行は、操作履歴の先頭
からではなく、最新の再実行コマンドレコードの先頭、
即ち図8においては、EraseRslt 0から行われるので、
操作履歴の先頭から再実行が行われるときと比較して、
より迅速に、過去の表示状態を復元することができる。
【0094】さらに、この場合、制御部3に、RecMark
が1のコマンドレコードを、操作履歴から削除させるよ
うにすることができる。この場合、操作履歴を記憶する
データベース7の記憶容量を小さくすることができる。
【0095】また、本実施例においては、入力部6を構
成するマウスにより、操作履歴中のコマンドレコードを
指示するようにしたが、この他、例えばキーボードやペ
ンなどによって指示するようにすることができる。
【0096】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ処理装置によれ
ば、操作手段の操作に対応して、ハイパーメディアデー
タを処理した処理内容を表すコマンドレコードを時系列
に記述した操作履歴が記憶される。従って、その操作履
歴を参照することにより、その操作履歴に対応する処理
を、正確に再現することができる。
【0097】請求項2に記載のデータ処理装置によれ
ば、処理手段に、操作履歴に記述されたコマンドレコー
ドを再実行させることにより、ハイパーメディアデータ
を処理させる。従って、過去に行われた処理と同一の処
理を、ハイパーメディアデータに対して施すことができ
る。
【0098】請求項3に記載のデータ処理装置によれ
ば、記憶手段に記憶された操作履歴が表示される。従っ
て、いままで行ったハイパーメディアデータに対する処
理を、ユーザに知らせることができる。
【0099】請求項4に記載のデータ処理装置によれ
ば、操作手段によって、表示手段に表示された操作履歴
のうちの所定のコマンドレコードが指示される。そし
て、処理手段に、操作履歴のうち、その先頭から、操作
手段によって指示されたコマンドレコードまでを順番に
再実行させる。従って、過去の所定の時点の、ハイパー
メディアデータを処理していた状態に、正確に復帰する
ことができる。
【0100】請求項5に記載のデータ処理装置によれ
ば、操作履歴に、処理手段により再実行された処理に対
応するコマンドレコードである既処理コマンドレコード
がさらに時系列に記述される。そして、処理手段に、操
作履歴のうち、既処理コマンドレコードの先頭から、操
作手段が操作されることにより指示されたコマンドレコ
ードまでを順番に再実行させる。従って、過去の所定の
時点の、ハイパーメディアデータを処理していた状態
に、正確且つ迅速に復帰することができる。
【0101】請求項6に記載のデータ処理装置によれ
ば、処理手段が、操作履歴に、既処理コマンドレコード
より過去に記述されたコマンドレコードを削除する。従
って、操作履歴を記憶する記憶手段の記憶容量を小さく
することができる。
【0102】請求項7に記載のデータ処理装置によれ
ば、操作手段が、例えばマウスやペンなどのポインティ
ングデバイスでなるので、ユーザは、簡単に操作を行う
ことができる。
【0103】請求項8に記載のデータ処理方法によれ
ば、ハイパーメディアデータに対する処理を指示し、そ
の指示に対応して、ハイパーメディアデータを処理す
る。そして、その処理内容を表すコマンドレコードを時
系列に記述した操作履歴を記憶し、操作履歴に記述され
たコマンドレコードを再実行することにより、ハイパー
メディアデータを処理する。従って、過去に行われた処
理と同一の処理を、ハイパーメディアデータに対して施
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理装置の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図3】図2のフローチャートのステップS3の処理の
より詳細なフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートのステップS17の処理
のより詳細なフローチャートである。
【図5】図1の実施例において、ハイパーメディア文書
の編集、読書が行われているときの表示状態を示す図で
ある。
【図6】操作履歴を示す図である。
【図7】操作履歴中のコマンドレコードが指定された状
態を示す図である。
【図8】再実行が行われた後の操作履歴を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,1−1乃至1−n 情報源 2 変換部 3 制御部 4 駆動部 5 出力部 5a モニタ 5b スピーカ 6 入力部 7 データベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイパーメディアデータを処理するデー
    タ処理装置であって、 前記ハイパーメディアデータに対する処理を指示すると
    きに操作される操作手段と、 前記操作手段の操作に対応して、前記ハイパーメディア
    データを処理する処理手段と、 前記処理手段の処理内容を表すコマンドレコードを時系
    列に記述した操作履歴を記憶する記憶手段とを備えるこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、前記操作手段の操作に
    対応して、前記ハイパーメディアデータを処理する他、
    前記操作履歴に記述された前記コマンドレコードを再実
    行することにより、前記ハイパーメディアデータを処理
    することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶された操作履歴を表
    示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    2に記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記操作手段は、前記ハイパーメディア
    データに対する処理を指示するときの他、前記表示手段
    に表示された前記操作履歴のうちの所定の前記コマンド
    レコードを指示するときに操作され、 前記処理手段は、前記操作履歴のうち、その先頭から、
    前記操作手段が操作されることにより指示された前記コ
    マンドレコードまでを順番に再実行することを特徴とす
    る請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記操作履歴には、前記処理手段により
    再実行された処理に対応する前記コマンドレコードであ
    る既処理コマンドレコードがさらに時系列に記述され、 前記処理手段は、前記操作履歴のうち、前記既処理コマ
    ンドレコードの先頭から、前記操作手段が操作されるこ
    とにより指示された前記コマンドレコードまでを順番に
    再実行することを特徴とする請求項4に記載のデータ処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記処理手段は、前記操作履歴に、前記
    既処理コマンドレコードより過去に記述された前記コマ
    ンドレコードを削除することを特徴とする請求項5に記
    載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記操作手段は、ポインティングデバイ
    スでなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
    記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 ハイパーメディアデータを処理するデー
    タ処理方法であって、 前記ハイパーメディアデータに対する処理を指示し、 その指示に対応して、前記ハイパーメディアデータを処
    理し、 その処理内容を表すコマンドレコードを時系列に記述し
    た操作履歴を記憶し、 前記操作履歴に記述された前記コマンドレコードを再実
    行することにより、前記ハイパーメディアデータを処理
    することを特徴とするデータ処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093664A (ja) * 2000-08-29 2009-04-30 Fujitsu Ltd 情報管理装置、情報管理システム及びプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0567150A (ja) * 1991-09-06 1993-03-19 Fujitsu Ltd ハイパーメデイアシステムにおけるユーザの操作履歴を蓄積、再利用するプレゼンテーシヨン装置

Patent Citations (1)

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